平凡社 世界大百科事典

ミコワイチク(Stanisław Mikołajczyk)

ポーランドの政治家。1931-39年農民党左派の指導者として国会議員を務める。39年ドイツの侵入とともにロンドンに亡命し,亡命政府内相となる。43年シコルスキの後を継いで44年まで首相を務め,西側諸国の支持を得て亡命政府のポーランド復帰に努力するが失敗。45年6月帰国し,挙国一致臨時政府に副首相として入閣,農民党を再建して共産党勢力と闘う。47年政争による迫害の強化とともに再度亡命を余儀なくされ,ワシントンで客死。

伊東 孝之