平凡社 世界大百科事典

譜表

西洋音楽の記譜法体系において,ふつう音高を表示するために水平に引かれた数本の平行線を指す。歴史的には線の意味や数に応じてさまざまな種類があるが,17世紀以降今日に至るまで,5線譜表が最も一般的に使用されている。

 5線譜表(5線譜)は基本的には五つの線と四つの間(かん)からなり,隣接する二つの線(間)は3度音程を表す。音符や休符はこれらの線上または線間に記されるが,5線の音域を上下に3度以上越える場合は,臨時に短い加線(かせん)が加えられる。譜表に付随する記号には,このほか楽譜

土田 英三郎
図1~図3
図1~図3