平凡社 世界大百科事典

選挙権

一般的に選挙に参加し公職者を選定しうる資格をいう。また,選挙で公職者に選定されうる資格を被選挙権という。選挙権の法的性格については議論があり,(1)議員などを選挙することを内容とする個人の生得的かつ不可譲の権利だとする説,(2)権利ではなく,公の職務だとする説,(3)選挙に参加する権能を法によって承認された権利だとする説,などがある。選挙権には種々の要件があり,それを満たした者についてのみ与えられている。こうした制限はしだいに撤廃され,現在では選挙

川人 貞史