平凡社 世界大百科事典

定盤

機械部品の加工,組立ておよび検査における基準平面として用いられる。長方形または正方形の表面をもち,その平面はきさげまたはラップによって正しい平面に仕上げられている。材料は鋳鉄製,石製などがある。鋳鉄製のものは,変形をなるべく小さくするために裏側はリブで補強されている。石製は花コウ岩,斑レイ岩,輝緑岩が使われ,さびないこと,傷をつけたとき盛上りがないことなどの特徴がある。最近は硬度,耐摩耗性に優れているセラミックス製のものがある。平面度は1000mm×1000mmの大きさのもので8μmである。JISに性能,測定方法が規定されている。

横山 豊