塗装営業のトラブル回避について|優良な業者を選んで外壁塗装しよう

外壁塗装の訪問営業などを受けたことがある方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は、多額の費用を必要とする工事なので、業者選びは慎重に行わなければなりません。

悪徳業者につかまらないためにも、外壁塗装に関する知識を深めて、さらによくあるトラブルの事例を知っておくことが大切です。ここでは、外壁塗装の基本からさまざまな営業のスタイルまで解説していきます。

優良業者を見つけて、安心して外壁塗装をお任せしましょう。

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塗装営業は2種類の方法で顧客を探す

塗装をプロの業者に依頼したいと思ったときは、どのような方法で探せば良いのでしょうか。業者を見つける方法は、主に2種類あります。

セールストークで契約につなげる訪問営業

自宅に突然赴き、興味がありそうな人や話を聞いてくれそうな人に外壁塗装やリフォームの営業をするスタイルです。外壁塗装やリフォームを行う業者では最も多い営業手法とも言えるでしょう。

業者が飛び込みで数をこなすのが特徴で、担当の話術が契約の有無を左右するところもあります。

セールストークにはマニュアルがありますが、話術が優れている営業担当者なら月に2~4棟の受注を受けることが可能とされています。

顧客からの相談に答える反響営業

反響営業とは、外壁塗装やリフォームに関して興味を持っている人から問い合わせを受けて、業者の良さをアピールする方法です。

問い合わせ方法としては、ホームページや既存の顧客からの問い合わせ、既存客の紹介などによる問い合わせなどが挙げられます。

また、チラシや看板などで会社の広告を出し、新規顧客を獲得しようとしているのが一般的なスタイルです。1度問い合わせをすると、まれにしつこく電話をかけてくる業者もあります。

訪問してくる塗装営業には6つの危険性

自宅に出向いて塗装の相談に乗ってくれる訪問営業は、とても便利に見えますが、気を付けなければならない点もあります。悪徳業者につかまらないよう、しっかりと理解しておくことが大切です。

十分な塗装の説明なしに契約を迫られる

訪問販売では、契約数が担当者の成績と直結することが多いです。そのため、怒鳴ったり泣きついたりまでして契約してもらおうとする業者も存在します。

手口としては、「無料点検の依頼」「たまたま見かけて外壁が気になった」というものがよくあります。また、台風などの被害に遭った地域では、その被害に便乗するといったものも多いです。

訪問営業の場合、担当者は顧客の満足よりも自分の利益を優先して考えてしまいがちなので、塗装に関する十分な説明もなしに契約を迫ってくるケースもあります。

担当者の話術にだまされず、しっかりと自分で下調べなどの準備をしてから契約しないと、余計な出費をするリスクが高まるため注意しましょう。

実はお得でない割引の提案をされる  

キャンペーンなどを利用して、お得感があるように見せるのも訪問営業の手口のひとつです。最初に相場よりも高額な費用を提案し、大幅な割引提案をするように見せかけて、相場か相場より少し高めの価格で契約を迫ってきます。

塗装の相場について何も準備をしていない状態だと、提示された金額が相場より高いかどうか気づくことができません。

また、期間限定やキャンペーンが適用できる棟数を限定しているなど、今すぐ契約しないと損をするという思いにさせてくることもあります。

キャンペーンなどの提案をされても、その場で契約の返事をせずに、じっくりと検討することが大切です。

負担ゼロのうたい文句で追加の出費  

外壁などの塗装費用はとても高額になりがちです。少しでも自己負担を減らしたいと誰もが思うことでしょう。

訪問営業の担当者の中には、火災保険を使えば塗装費用はゼロにできると説明してくる人もいます。しかし、火災保険はどのようなケースでも適用されるわけではありません。

もちろん、自然災害などの被害を受けて塗装を行う場合は保険が適用される場合がありますが、保険適用外の部分の工事までして、上乗せ請求される恐れもあるため注意が必要です。

誇張されたオリジナル塗料の押し売り

多くの優良業者が塗装で使用する塗料は、大手メーカーの塗料です。しかし、塗料開発や製造ができない業者でも、オリジナル塗料を作ることは可能なため、自社ブランドやオリジナル塗料とうたって、付加価値性をアピールし、相場よりも高額な塗料代金を請求してくることがあります。

耐久性などで大手よりも優れているなどとアピールをしてきますが、無駄に高額なだけで、大手の塗料よりも耐久性が劣る場合も多いので注意が必要です。

塗料の品質は、塗装の仕上がりにも影響を及ぼします。そのため、少しでも不信感を抱いたらすぐにお断りをするようにしましょう。

手抜き工事が起きやすい内訳なしの見積もり書  

塗装工事の見積もりは、総額だけを提示すれば良いというものではありません。細かな内訳や、各工程にかかる日数などをしっかりと計算した上で算出される総額の数字です。

訪問営業では、契約を結ぶことが最優先され、工事プランまで考えていない担当者がいることも事実です。

予算内で工事を完了させようとして、無理矢理塗装をしようとすると、工期が足りないという理由で追加請求をされたり、手抜き工事をされたりしてしまう危険があります。

塗装工事の見積もり書は、顧客のことを考えれば時間がかかるものだということを理解しておきましょう。すぐに見積もり書を提示してきたり、詳細が分からない見積もり書を提示したりした場合は、悪徳業者かもしれないと疑うことも大切です。

先払いしたお金の持ち逃げ

塗装工事では、塗装完了後に一括払いをしたり、完了時に分割払いをする支払い方法が基本です。全額前払いを要求してきた場合は、悪徳業者だと判断しても良いでしょう。

工事費用を先払いしてしまうと、手直し代や追加費用を請求され、いっこうに工事を始めてもらえずお金だけ持ち逃げされる危険があります。

塗装工事は数百万円にもなることがある工事です。そんな大金を前払いで要求する業者は信用できません。工事をきちんと行ってくれた業者への対価として支払うものだという認識でいると安心です。

塗装営業にだまされない外壁塗装の基本

外壁塗装を検討する際には、担当者の話術にだまされないよう、自分でしっかりと塗装の知識を持つことが大切です。その上で、分からない点は質問をするなど、対等に話ができるよう準備しておきましょう。

外壁塗装に使われる塗料の種類  

外壁塗装では、どのような塗料を使用するのかによって費用が大きく変わってきます。もちろん、塗料ごとに特徴が異なるため、単価が変わります。外壁塗装を検討しているのなら、塗料の特徴や単価を把握しておくことが大切でしょう。

塗料の種類特徴単価
アクリル塗料軽量なので重ね塗りしやすい
光沢があり発色しやすい
耐用年数が短い
1,000~1,800円/平方メートル
ウレタン塗料密着性に優れている
曲面や複雑な形状にも対応
適用する塗装材が幅広い
独特な光沢感がある
1,700~2,500円/平方メートル
シリコン塗料耐久性・耐水性・費用のバランスが良い
透湿性に優れている
2,300~3,500円/平方メートル
フッ素塗料耐熱性・耐寒性が高い
酸性雨や紫外線に強い
汚れが水で流れ落ちやすい
費用が高額になりがち
3,500~4,800円/平方メートル
ラジカル塗料塗膜の劣化や変色を防ぐ成分を配合
2012年発売の新しい塗料
チョーキング現象の発生を抑える
2,200~4,000円/平方メートル
セラミック塗料(遮熱・断熱)断熱・遮熱効果が高い
親水性が高く低汚染性
石材調のデザインも可能
費用が高額になることもある
2,300~4,500円/平方メートル
5,000~12,000円/平方メートル(天然石調)
光触媒塗料雨水を利用して汚れを洗い流してくれる
淡いカラーの外壁になる
主流な塗料の中では最高額になる
3,800~5,500円/平方メートル
無機塗料外壁が汚れにくい成分でできている
不燃性が高い
耐久性が高い
3,500~5,500円/平方メートル
ナノテク塗料防火性が高い
防カビ性があり雨水で汚れを落とす
取り扱い業者が少ない
2,400~5,500円/平方メートル

上記の表からも分かるように、最も安価で施工できるのはアクリル塗料ですが、その特徴からメンテナンス周期が早くなるということが分かります。

ただ色を塗る外壁塗装ではなく、石材調にすることができるセラミック塗料を選べば、その単価の違いは一目瞭然です。

どの程度の外壁面積があるのか、どの塗料を選ぶのかによって、外壁塗装の工事費用は大きく変わってくるので、どのような家にしたいのかを明確にした上で検討すると良いでしょう。

外壁塗装にかかる費用の内訳

外壁塗装の工事では、塗料の費用だけではなく、その他にも色々な費用が発生します。それらは数十万円になることもあるため、予算を組み立てる上でしっかりと把握しておかなければなりません。

材料費として塗料代などがかかるのは上記の通りです。塗装面積によって費用は変わるので、理想としている家を明確にした上で予算内で収まるよう調整が必要です。

他にも高圧洗浄300円/平方メートル、養生300円/平方メートル、飛散防止ネット200円/平方メートル、コーキング材800円/平方メートルなども含まれます。

また、塗装を行う職人の費用などが人件費として含まれます。人数×工事日数によって算出されるため、雨などが続き工期が長引けば費用がかさんでくる部分でもあります。

外壁塗装の工事では高所での作業もあるため、足場代が必要です。足場の種類にはいくつかありますが、費用の相場としては700~1,000円/平方メートル程度です。

さらに諸経費として交通費や事務手数料、廃棄物処理費用などを含んだ費用が必要となります。これらは見積もり書にもざっくりとしか記載されていないことも多いので、細かく確認しておくと安心です。

外壁塗装の流れと工期  

外壁塗装の工事期間は2週間程度と認識しておきましょう。雨などが続く時期であれば中断してしまう可能性もあるので、天気にも注意が必要です。

  • 挨拶・塗装準備(1日):近隣住民へ工事前に挨拶をします。塗料が飛散したり悪臭が発生したりするのでトラブルを防ぐためにも必要な工程の一つです。
  • 足場設置(1日~):足場を組み、養生シートなどを貼ります。高所での作業をスムーズに行うため、また塗料が付着したくない部分を保護するために必要です。
  • 高圧洗浄(1~3日):既存の外壁に付着している汚れや剥がれ掛けている塗膜などを洗い流します。汚れや塗膜が落ちる時に新しい塗料まで落とさないように準備します。
  • 下地補修(1日~):ひび割れや欠損の補修を行います。劣化具合によって作業内容も変わるため、劣化がひどいと日数をかけて補修作業を行います。
  • 下塗り(1日):上塗り塗料の密着性を高めるために必要な工程です。しっかりと乾燥させることも大切なので1日程度の日数を予定しておきましょう。
  • 中塗り(1日):塗料の調合や塗布量、乾燥時間などをメーカーの指示に従って行います。下塗り同様にしっかりと乾燥させることが重要です。
  • 上塗り(1日):中塗りが乾燥していることを確認した上で行います。換気扇フードや雨戸など雑部の塗装も行います。
  • 点検(1日):職人や業者、施主によって塗り残しや塗りムラがないかチェックします。この段階で修正作業を行うことができます。
  • 足場解体・整地(1日):職人、業者、施主の点検が完了すると足場を解体し、ゴミなどもキレイにして工事完了です。この後の修正は難しくなるので、点検の際にしっかりと要望を伝えておきましょう。

外壁塗装では、下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗装作業を行います。各段階では、必ずしっかりと乾燥させることが大切です。

キレイな仕上がりにするためにも、中塗りと上塗りを1日で行うような工程にはきちんと確認することが重要です。

塗装営業で後悔しない業者の選び方

外壁の塗装は、塗料の耐用年数を待たずに劣化が進んでしまうこともあります。それは塗料の耐用年数がどのエリアでも同じではないためです。

そうなると、自分では外壁の塗装が劣化していることに気づかず、訪問営業などによって気づかされることもあるかもしれません。

しかし、外壁塗装では業者選びが最も重要と考えられるほど、どの業者に依頼するのかが大切です。外壁塗装を行う際は、しっかりと業者選びをすることが重要と言えるでしょう。

業者探しを一括見積もりサービスではじめる  

外壁塗装を依頼できる業者はとてもたくさんあります。その中から1社を選ぶのが難しいという方には、一括見積もりを依頼できるサービスを活用しましょう。

サービスの独自基準で、厳選された複数の優良な業者に見積もり依頼をすることができるので、悪徳業者に引っかかってしまう可能性を低くすることができます。

また、相見積もりをすることで、塗装工事費用の最新の相場を把握することも可能です。見積もりの結果を比較することで、より信頼できる業者を選ぶことができるでしょう。

相場に近い見積もり結果の業者に絞り込む

業者選びのポイントは、相場費用に近い見積もり書を提示してくれるかどうかです。相場よりも高すぎる場合は、必要以上に費用を請求されている可能性があります。

また、相場より安すぎる場合は、必要な工程が飛ばされていたり手抜き工事をされたりする危険があるため、選ぶべきではありません。

提示された見積もり書は、トータルの費用だけをチェックするのではなく、細かい内訳にも注目しましょう。ひとまとめという意味を表す「一式」などの言葉で細かな内訳が記載されていない場合は、きちんと担当者に確認を取ることが大切です。

分からないことは徹底的に質問をする

塗装業者の中には、難しい専門用語を並べた見積もり書を提示してくる業者もあります。そのような場合、分からない部分の説明を求めるようにしましょう。

担当者の回答から、信頼できる業者かどうかを判断する必要があります。回答が雑だったり、知識がない印象を受けたりする場合は、他の業者に依頼する方法も検討するべきです。

素人でも分かりやすい見積もり書を提示してくる、分からないところを質問したら親切丁寧に回答してくれる業者を選ぶようにしましょう。

業者の担当と自身との相性を見る

外壁塗装では数百万円の費用が必要になる大がかりな工事です。そのため、自分の要望をしっかりとくみ取ってもらうことが納得のいく工事にするポイントです。

業者の都合を考えた提案しかしてこないような担当者の場合は、避けたほうが良いでしょう。自分の要望を取り入れた提案内容だけでなく、より良い内容の提案をしてきてくれる担当者であれば信頼することができます。

高額な外壁塗装工事を失敗させないためにも、担当者との相性をしっかりと見極めることが大切です。

不安のある業者はきっぱりと断る

担当者から説明を受けている時点で、何かしらの不安を拭いきれないようなら、はっきりと断ることが大切です。

曖昧な返事をしていると、契約を押し切られてしまう可能性もあります。そのような業者はしつこく営業してくる可能性も高いため、ストレスにもなってしまいます。

相手に希望を持たせないよう、きっぱりと断ることもとても重要だということは頭に入れておきましょう。 

塗装営業に流されないで契約を決断しよう

外壁塗装では、高額な費用が必要となります。そのため、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。どこか不安を感じたり、相性が合わなかったりする場合は、きちんと断るようにしましょう。

また優良な業者を選ぶためにも、自分の中で外壁塗装の知識を高め、見積もり一括サービスなどを活用するのもおすすめです。

信頼関係を築けるような業者に、大切な家の外壁塗装を任せましょう。