加湿空気清浄機の使用は1年を通しておすすめです。汚染された空気にはさまざまな菌が飛び交っていて、私たちはそんな空気を吸いながら生活をしています。そこで、今回は空...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>加湿空気清浄機の使用は1年を通しておすすめです。汚染された空気にはさまざまな菌が飛び交っていて、私たちはそんな空気を吸いながら生活をしています。そこで、今回は空気清浄機の専門家におすすめ加湿空気清浄機をピックアップしてもらいました。
ママアイテム編集部
専門家によると、加湿空気清浄機を選ぶ際に押さえておくべきポイントは7つ。素人では2〜3つくらいしか思い当たらないものですが、長く快適に使用するためにはこの7つが欠かせないんだそうです。
購入したあとで使い勝手が悪いことに気づくのは勿体無いので、まずは7つのポイントを一つずつ見ていきましょう。
空気清浄機だけでも風邪やインフルエンザの予防ができると思っている人が多いのですが、これらは細菌の感染によって起こるもの。そして、この細菌に感染する大きな原因となるのが乾燥です。
ウィルスや菌は乾燥した状態が大好きなので、部屋の空気が乾燥しているほど活発に動き回ります。そう、ウィルスの活動を弱めるためには湿度が必要なのです。
ですので、風邪やインフルエンザの予防を考えている人は加湿機能のあるものを選ぶようにしましょう。
「それなら加湿機を別で購入した方がお得では?」と思いましたが、専門家によると、一体化しているものの方が実は電気代がかからず、加湿効果やコスパも良いという場合が多いんだそう。
それなら加湿機能のある空気清浄機を購入した方が一石二鳥というわけです。
加湿空気清浄機を加湿する際には加熱していない水を使用するので、掃除を怠ると給水タンクやフォルター部分などにカビが生えてしまいます。
これを放っておけば空気中にカビが放散されることになるので、お手入れはこまめにする必要があります。しかも、フィルターにも寿命があるので、定期的に交換が必要。
こういった手間を極力軽減するためにも、手入れのしやすさとフィルターの寿命をしっかりと確認するべきでしょう。
タンクやフィルターの掃除が簡単にできるかどうか、そして、フィルターの寿命も長ければ長いほど交換の手間やコストが抑えられるようになります。
最近の保湿空気清浄機には消臭機能も付いているものも多いです。
活性炭などの脱臭フィルターが内蔵されていたり、マイナスイオンを発生させる機能がついていて、空気清浄と一緒にニオイを分解してくれます。
特に消臭効果が大きいとして注目されているのは、ダイキンの光ストリーマ機能やcadoの光触媒技術といったものがあって、脱臭フィルターを再生させる技術を搭載しているメーカーがおすすめ!
この2つの消臭機能は他のものと比べて臭いを分解するスピードも早く、消臭効果も長持ちするのが特徴です。
自宅でペットを飼っている人やタバコを吸う人は、こういった消臭機能もチェックしてみると良いでしょう。
空気清浄器のメイン機能となるのが空気中のチリや埃をかき集めることです。一般的にはこの集塵機能として「イオン式」「フィルター式」「電気式」が使用されています。
ほとんどのメーカーではファン式が主流になっているのですが、それぞれ特徴が違うものなので集塵方式もしっかりとチェックしておきたいポイントです。
タバコの煙などの粒子が細かいものを吸着する力はあるものの、粒子が大きい花粉やほこりはうまく集塵することができないのが特徴です。ただ、フィルター交換の手間がなくコスト面では優れています。
「HEPAフィルター」と呼ばれる高性能フィルターを搭載しているモデルが多く、集塵力は3つの方式の中でもダントツ。しかし、捕集力が高いだけに目詰まりが起こりやすく、定期的なフィルター交換が必要です。、費用とコストがかかる方法です。
静電気によってプレートにチリやほこりを付着させるという方法なので、プレートの手入れに手間がかかるというのが大きな特徴です。しかし、フィルター交換が不要だったり耐用年数が長いものが多いのでコスト面ではメリットとなります。
イオン式 | フィルター式 | 電気式 | |
集塵力 | × 粒子の小さい物しか吸着できない | ◎ 粒子の大きさに関係なく捕集でき、PM2.5などにも対応 | ◯ 粒子の大きさに関係なく捕集できる |
手間 | ◎ 捕集にフィルターを使用しないので交換の必要がない | △ フィルターが目詰まりしやすく交換の頻度も多い | × プレートの掃除の頻度が非常に多い |
コスト | ◎ 集塵機能による余計な出費がない | × 高性能フィルター自体の価格も高め | ◎ フィルター交換不要、もしくは耐用年数が長く経済的 |
保湿空気清浄機の機種によってはセンサー機能が付いているものもあります。
センサー機能というのは、何かをセンサーで察知して私たちの目に見えるように教えてくれたり、自動で運転モード切り替えてくれるという、とっても便利な機能です。
しかし、センサー機能とは言っても何を感知するかというのは機種によってさまざま。
臭いやホコリ、湿度、人感、照度などいろいろな種類があるので、何のセンサーがあると便利なのか、ライフスタイルと照らし合わせて考えてみると良いでしょう。
また、センサーがこれらを検知した際に自動で快適な状態を保ってくれるという機能もあって、自分で操作する必要がありません。
例えば、室内の照明を検知するセンサーの場合では就寝時に自動で静音モードに切り替わったりするものがあります。
センサー機能も、せっかくなら自動調整してくれるタイプの方が便利でしょう。
加湿空気清浄器を使用するにあたって、性能はもちろんですが音が気になるという人も少なくありません。加湿空気清浄機の動作音というのは思っている以上に存在感があるものなのです。
いざ使用してみると思いのほかその音が気になって眠れなかったり、赤ちゃんがいる家庭などでは特に音には敏感になります。
ですので、購入の際にはできるだけ動作音が静かなものを選ぶようにすることをお勧めします。もしくは、赤ちゃんや小さなお子さんが快適に眠れるように静かに運転できるモードなどがあると良いですね。
音が大きい方がしっかり汚れを分解していて効果があると思っている人もいるようですが、音の大きさと集塵力は全く関係ありません。静音設計かどうかの違いになるので、安心して音の静かなものを選んでください。
ちなみに音の大きさの目安としては、20DBほどの音だと寝室の時計の音、50DBだと静かなオフィスでヒソヒソ話をしているくらいの大きさなんだそう。
機種によって数値が変わってくるので、低い数値を選ぶようにしましょう。
価格というのも選ぶ際の大きなポイントになります。保湿空気清浄機は性能が良いほど価格も高くなります。しかし、いろいろな機能が付き過ぎていても使わないのであれば無駄になってしまいます。
そこで、販売されている加湿空気清浄機を「最安値価格帯」「売れ筋価格帯」「高級価格帯」の3つに分けて、それぞれどんな特徴があるのかをまとめてみました
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格 | 5,000〜9,000円 | 10,000〜30,000円 | 40,000円以上 |
機能性 | 静音設計がなかったりセンサー機能がないものがある | 基本機能にいくつかのセンサーやモードが付いている | 消臭機能や多種多様のセンサーやモードが付いている |
デザイン | 古いモデルや大き目のものが多い | シンプルでどんな部屋にも馴染みやすい | スタイリッシュ且つ高級感のあるデザインが多い |
メーカー | あまり知られていないメーカーのものが多い | 有名メーカーが多い | 国内シェアトップクラスのメーカー |
日本国内でもあまり知られていないメーカーは価格が低めで、基本的な加湿、空気清浄効果も問題なさそうでした。ただ、付加機能が少なく、本当にシンプルな作りになっています。
また、国内シェアトップレベルのメーカーでは高価格な商品が販売されていて、ありとあらゆる付加機能に加えて手入れのしやすさが非常に考慮されています。デザインもスタイリッシュなので思わず誰かに自慢したくなりそうな感じです。
その中間となる10,000〜30,000円くらいの価格帯が世間で言われる「売れ筋」ということです。単純に言えば「有名メーカーの商品でそれなりの付加機能が付いているもの」が人気があるところです。
自分の用途や予算を元にこの3種類の価格帯を見比べてみると、自分に合った加湿空気清浄機がどのくらいの価格で購入できるのかが見えてくるでしょう。
加湿空気清浄機は実にいろいろなメーカーから販売されていますが、メジャーなところで言えば主に4つ。4メーカーとも世界を誇る日本ブランドで、それぞれのメーカーで技術開発がされています。
ここでは、おすすめメーカーとそれぞれが持つ技術の特徴をまとめてみました。
空調や換気製品で国内シェアトップを誇るメーカーです。国内だけでなく世界中のさまざまな気候に対応できる技術があるため、ダイキンの製品は世界中にシェアを広げています。
保湿空気清浄機の分野では光速ストリーマ技術と電気集塵方式で優れた集塵力と脱臭力を実現しています。
アレル物質やウィルスの表面にあるタンパク質を分解するプラズマクラスター技術を開発したメーカーです。この実力は感染にシビアな結核病院で大きな効果を実証していて、まさに注目の的となっています。
また、消臭や静電気除去の効果も期待ができ、この技術が加湿空気清浄機に搭載されています。
パナソニックでは独自の次亜塩素酸生成技術が開発され、除菌力、ウィルス制御力に優れた製品を生み出しています。
加湿空気清浄機のフィルターには99.97%の除菌効果と10年の寿命を持つ「高性能HEPAフィルター」を採用。ナノイーでマイナスイオン効果も期待ができます。
プレフィルターの自動おそうじ機能を搭載した加湿空気清浄機を販売していて、お手入れの目安はなんと1年に1回!
運転48時間ごとに内臓ブラシが上下に動いて、プレフィルターに付着したチリやホコリを除去してくれます。さらにブラシとダストボックスは抗菌仕様なのでいつも清潔に仕様ができるという、掃除の手間を最大限に省くことができる機能が売りです。
本体サイズ
適用床面積
集塵方式
フィルター寿命
加湿量
最大風量
対応センサー
PM2.5対応
その他機能
デザイン性
せっかく購入するなら高機能なものが欲しいですよね。高機能な加湿空気清浄機となると高性能なHEPAフィルターを使用していたり、細かい粒子の花粉や細菌もしっかり制御してくれます。
また、いろいろなセンサーや自動コントロール機能がついていてとにかく便利なものがほとんど。そしてやっぱり一流メーカーの製品が多くなります。
そんな高性能加湿空気清浄機の中から専門家おすすめの機種を5つピックアップしてみました。
本体サイズ:421×690×355mm
適用床面積:31畳
集塵方式:電気方式
フィルター寿命:10年
加湿量:630mL/h
最大風量:7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◯
静電HEPAフィルター、電気集塵方式、ストリーマのトリプル機能を搭載している加湿空気清浄機。おまかせ運動では部屋の温度に合わせた湿度を自動でコントロールしてくれるので、湿度の多い梅雨の時期や乾燥する冬場など通年通して快適なお部屋で過ごすことができます。
また、脱臭効果に優れていて、アンモニアや生ゴミ、料理、タバコ、ペット、カビのニオイなど、普段の生活で発生するニオイのほとんどが脱臭可能となっています。有害物質を酸化分解しながら脱臭してくれるから芳香剤やスプレーを使う必要がなくなるでしょう。
フィルター寿命10年と電気集塵方式で手間もかからず、とっても経済的でコスパが最高な加湿空気清浄機です。
本体サイズ:405×687×337mm
適用床面積:32畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:630mL/h
最大風量:7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー/照度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:高濃度プラズマクラスター7000
デザイン性:◎
こちらの機種にはおまかせワンボタンが付いていて、ボタンを押すことによって除湿、加湿、空気清浄を自動でコントロールして快適空間を作り出します。除湿機能では洗濯物の部屋干しによる生乾き臭を防ぐこともできます。
また、この機種は洗濯物の部屋干しに最適で、プラズマクラスターで生乾き臭を、静電HEPAフィルターを通した大風量で洗濯物の乾燥をサポート。さらに衣類乾燥モードや衣類消臭モードもあるから、雨の日でもいつも通りに洗濯ができます。
肝心の集塵力の方も背面ワイド吸引で一気に吸い込み、約10分間の最大運転でプラズマクラスターを集中放出する「パワフル吸じんモード」などもあっていろいろなシーンで活躍してくれます。
本体サイズ:398×640×309mm
適用床面積:40畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:870mL/h
最大風量:8.7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/湿度センサー/照度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ナノイー/エコナビ/ネガキャッチャー
デザイン性:◎
パナソニック独自で開発した花粉撃退テクノロジー、ナノイーXでハウスダストと花粉を徹底除去することができます。さらに、この機種にはダブルフロー花粉撃退気流が搭載されているから、花粉の除去性能については従来品の約2倍となっています。
ですので花粉症の人には非常に心強いマシンでしょう。
また、加湿効果にも自信を持っていて、1時間の最大保湿が870mLと業界トップクラスとなっています。自動運転の際には3段階から加湿レベルも選べて好きな湿度を選ぶことができます。
加湿性能に優れているほど気になるのがカビなのですが、お手入れのしやすさもしっかりと考慮されていて、パネルやフィルターは簡単に取り外しができます。加湿フィルターは月に1回程度水洗いをするだけと、家事や仕事で忙しい人でも簡単です。
本体サイズ:398×648×293mm
適用床面積:31畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:540mL/h
最大風量:7.2㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ステンレス・クリーンシステム
デザイン性:◎
空気清浄しながら除湿と加湿ができるタイプの機種です。洗濯物の部屋干しや梅雨時期には最大6.5Lという除湿能力を発揮してサラサラ快適に、乾燥時にもたっぷり保湿ができるのでお肌の調子も整いやすくなります。
また、この機種はステンレス・クリーンシステム仕様となっていて、お手入れがしやすい設計。脱臭フィルターも手洗いができるので、汚れた際には細かいことを気にせず水でじゃぶじゃぶ洗ってしまえば良し!
ターボ風量で強めに運転した時には52DBの運転音となりますが、静風量だとわずか14DBほどとなるので静まり返った部屋でも全く気にならないレベルです。
プレフィルターにはアレルオフ微細じんHEPAフィルターを使っていて、集塵力も抜群。
本体サイズ:300×446×276mm
適用床面積:20畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:-
加湿量:500mL/h
最大風量:3.3㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:プラズマイオン
デザイン性:◯
脱臭、加湿、花粉、カビ菌除去性能を取り揃えた加湿脱臭機。基本的には空気清浄機能が付いていませんが、花粉やハウスダスト、カビ菌を除去する能力があるので、そんなにたくさんの機能が必要ないという人にピッタリです。
もし集塵力をアップさせたいのであれば、別売りとはなりますが高機能集塵フィルターへの交換も可能なので買い替えの必要がありません。
従来よりもさらに進化したプラズマイオンを搭載しているのでペットのニオイは約5分、タバコで約2.5分という脱臭力!特にニオイの強いアンモニア臭の除去スピードは従来の約2倍と、急な来客で慌てることもないでしょう。
また、浮遊ウィルスやカビ菌、部屋に付着している菌などもしっかり制御してくれます。
一人暮らしのお部屋はスペースが狭くなる分、チリやホコリがこもりやすく空気が悪くなりがち。大きなものを置けば部屋が狭くなってしまうし、日中閉めっきりにしている場合は生活臭もこもります。
そこで、他製品に比べてコンパクトで場所を取らない加湿空気清浄機を探してみました。その中でも性能が良かったものを4つ紹介します。
本体サイズ:590×330×250mm
適用床面積:18畳
集塵方式:機械式
フィルター寿命:5年
加湿量:350mL/h
最大風量:4㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/湿度センサー/照度センサー/ひとセンサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ナノイー/エコナビ
デザイン性:◎
この機種にはひとセンサーを搭載してあって、人を検知したタイミングで汚れが拡散する前に集塵してくれるという優れもの!さらに一人暮らしの狭いお部屋にこもりやすいニオイもセンサーが検知して自動で脱臭します。
ですので、日中換気ができない人でも常にお部屋の空気を清潔に保つことができます。
適用床面積が18畳とはなるものの、一般的な一人暮らしのお部屋サイズなら十分な効果が得られるでしょう。
運転音が34DBというのが少々気になりますが、寝室モードにすると自動で静音運転に切り替わるのでそこまで差し支えはなさそう。
コンパクトでシンプルなデザインでどんなお部屋にも馴染みやすいでしょう。
本体サイズ:280×622×260mm
適用床面積:18畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:2年
加湿量:420mL/h
最大風量:4㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:高濃度プラズマ25000
デザイン性:◎
この機種の特徴は、シンプルで狭い部屋でも邪魔にならないスリムボディというところ。そして、コンパクトでありながら高性能であるということです。
プラズマクラスター25000を搭載しているので、空気中や物に潜んでいる細菌をしっかり制御してくれます。
高性能なだけにフィルターの交換寿命は2年と短めですが、ペットを飼っている人やタバコを吸う一人暮らしの人には申し分ない性能でしょう。
また、匂いの種類によって専用フィルターが別売りされているから、ペット用、キッチン用など自分の気になるニオイをピンポイントで脱臭できます。
人が来た時なども簡単に移動させることができて、他製品と比べても邪魔に感じることがない機種でしょう。
本体サイズ:270×700×270mm
適用床面積:19畳
集塵方式:-
フィルター寿命:10年
加湿量:400mL/h
最大風量:4㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◎
従来の製品よりも設置面積を約30%減らした、まさに一人暮らし用の加湿空気清浄機と言えるでしょう。高さも一般的なデスクの高さとほぼ同じなのですっきりと収まります。
そして性能も優秀で、静電HEPAフィルターを搭載。気になるこもった臭いを強力吸収してストリーマでしっかり分解してくれます。
フィルター寿命も従来品と同じ10年と、お財布も節約ができます。
また、空気清浄機にはめずらしいリモコン付きなのも便利なポイント。部屋のどこからでも操作ができるので、料理中やベッドの中からも操作が可能です。
本体サイズ:297×510×247mm
適用床面積:10畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:-
加湿量:300mL/h
最大風量:2.3㎥/分
対応センサー:湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:-
デザイン性:◯
一般的な加湿空気清浄機では空気清浄機能の強弱によって加湿力が制限されることがあるのですが、この機種は加湿機能と清浄機能が独立していて、清浄運転の強さに関係なくたっぷりと加湿することができます。
また、スチーム方式で加湿をするので加湿フィルターがなく、お手入れの手間も省けます。ですので、風邪をひきやすい人やお肌の感想を機にする女性に大人気なんだとか。
空気清浄用のフィルターには0.3ミクロンの粒子でも99.9%除去可能なHEPAフィルターを使用しているから、深呼吸したくなるように透き通ったお部屋になるでしょう。
静音モード搭載で音を気にせず快適に過ごせます。
寝室に最適な加湿空気清浄機とすれば、なんと言っても静かなものがおすすめ!疲れている時などは特に音に敏感になってしまうもの。赤ちゃんなんかもちょっとした音で目を覚ましてしまいます。
ですので、数ある空気清浄機の中でも特に運動音を抑えた設計のものを専門家に教えていただきました。これらの機種を使用している人は、あまりの静かさに出かける際にも電源を切り忘れてしまう人がいるそうです。
本体サイズ:270×700×270mm
適用床面積:25畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:500mL/h
最大風量:5.5㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◎
スリムで高さのあるタワー型加湿空気清浄機です。カタログなどに記載されている運転音は他製品と変わらないのですが、この機種は数字ではなく「人が感じる運転音」にこだわった設計になっています。
ワイドな吹き出し口と、内蔵のファンをフィルターの下に配置することで、音の感覚量であるSONE単位で音を低減しています。ですので、静まり返った部屋の中でも音が気になりません!
プリフィルターには静電HEPAフィルターを使用しているから、静かなのにしっかりと空気中の汚れを制御してくれる実力も持ち合わせています。
また、豊富なカラーバリエーションで自分の部屋に合わせた色を選べるのも嬉しいです。
本体サイズ:345×631×262mm
適用床面積:23畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:550mL/h
最大風量:5.1㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー/照度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:高濃度プラズマクラスター25000
デザイン性:◎
この機種の大きなポイントは、プラズマクラスターパワフルショットによって部分的に消臭・除菌ができるところ。無駄に風が吹き出さないからその分運転音も軽減できるというわけです。
また、クラウドサービス対応機種となっていて、部屋での運転状況や外の空気情報を分析することができます。この情報をもとに運転を最適化でき、スマートフォンで空気の状態をチェックすることもできてとっても便利。
赤ちゃんや小さな子供がいるお部屋の空気状況を24時間管理することができます。
雑誌の見開き以下の設置面積なので、動き回るお子さんの邪魔にもなりません。
本体サイズ:360×560×230mm
適用床面積:25畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:500mL/h
最大風量:5.4㎥/分
対応センサー:ホコリセンサー/湿度センサー/照度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ナノイー/エコナビ/メガキャッチャー
デザイン性:◯
数ある加湿空気清浄機中でもめずらしい「寝室モード」を搭載している機種です。おやすみ前に寝室モードにすることで約15分間の強制清浄と保湿が行われ、その後おやすみ中に汚れを検知した場合にも29DB以下の静かな運転音で自動運転します。
寝ている間もお部屋の空気が清潔に保つことができて、しかも運転音は寝息以下と、大切な睡眠が妨げられることがありません。
また、1日のうちで最もホコリが舞いやすいと言われる寝起き時にもメガキャッチャーで約5分間の強制清浄を行ってくれるから、寝起きのスッキリさも違うようです。
本体サイズ:360×669×254mm
適用床面積:32畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:700mL/h
最大風量:7.2㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ステンレス・クリーンシステム
デザイン性:◎
こちらも運転音にこだわっている機種で、静運転時の運転音を20DBまで抑えています。これは木の葉が触れ合うくらいの感覚音なんだそう。逆に通常の運転では7.2㎥/分の大風量タイプとなっているから思いっきり清浄することができます。
動と静をしっかりと使い分けることができる加湿空気清浄機です。
また、高級感があるガラスパネルには、デザイン性だけでなくお手入れのしやすさが考慮されています。汚れが気になった時にはサッと水拭きができるし、傷つきにくい強化ガラスを使用しているので、お子さんが触っても安心です。
本体サイズ:421×690×355mm
適用床面積:31畳
集塵方式:電気式
フィルター寿命:10年
加湿量:630mL/h
最大風量:7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◯
こちらはダイキンのプレミアムモデルとして発売された機種で、1台で4役をこなすという優れもの。運転音にはそこまでこだわっていないものの、除湿ができるという部分がポイントで、夏場や梅雨時期でもお部屋の湿度を快適に保つことができます。
1年を通して活躍してくれるでしょうし、夏場の寝苦しさもかなり軽減できたという声もありました。また、冬場に結露が発生する家庭でも除湿機能が重宝するんだそう。
集塵力の方も、アクティブプラズマイオンとストリーマのダブル方式なので自信を持っておすすめができます。
加湿空気清浄機はお手入れが面倒ということで購入を渋っている人も多いそう。そこで、そんな人のためにお手入れが簡単な設計になっている機種を集めてみました。
今回お話を伺った専門家も以前使用したことがあるそうなのですが、従来の機種と比べるとだいぶお手入れが楽で、もう他の機種には戻れない!とのことでした。
本体サイズ:405×666×316mm
適用床面積:34畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:750mL/h
最大風量:7.5㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー/照度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:高濃度プラズマクラスター25000
デザイン性:◯
この機種は人工機能とクラウド対応機能が搭載された頭の良い加湿空気清浄機です。普段の使い方や好みの運転パターンを学習してくれて、いちいち自分で設定を変更する必要がありません。
また、地域の花粉状況だったり風量を分析して、それに合わせた運転モードを自動で判断します。わかりやすく音声で知らせてくれるので、家にロボットがいるような、なんとなく親近感がわくでしょう。
お手入れについては、48時間ごとに起動する自動掃除パワーユニットによってプレフィルターを効率よく掃除してくれるから自分でやる必要がありません。人がやることと言えば、半年くらいのペースでそのゴミを捨てるだけ。
これならお仕事で忙しい人でもホコリまみれになることなく空気清浄機を使用できます。
本体サイズ:360×673×291mm
適用床面積:48畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:800mL/h
最大風量:11㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ステンレス・クリーンシステム/自動おそうじ
デザイン性:◎
自動フィルター掃除機能が搭載されていて48時間ごとにプレフィルターを掃除してくれます。人がやるお手入れは1年に1回程度でOK!
また、プレフィルターやフラップ、吹き出し口にステンレスを採用しているので、汚れがたまらず効率的に除菌効果を発揮してくます。お掃除もラクですが衛生的にも安心なので、小さな子供がいる家庭にもおすすめができます。
表面にも余計な凹凸がなく、ガラスパネルをそのまま水拭きできてチリやホコリがたまりません。
本体サイズ:395×600×287mm
適用床面積:31畳
集塵方式:電気式
フィルター寿命:10年
加湿量:630mL/h
最大風量:7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◯
撥水・撥油効果の高いTAFUフィルターを搭載しているので、汚れが広がりにくく強力な静電力を持続できて効率的な加湿空気清浄機です。
フィルター式集塵の機種に比べて格段にフィルターの目詰まりが少なく、その分お手入れがいりません。
保湿機能がある空気清浄機では給水タンクのカビが気になりますが、この機種は口径が8cmほどの手がすっぽりと入る大きさ。そのため水を給水するたびにサッと洗うことができます。
また、給水タンクで繁殖する細菌もストリーマで制御してくれるから衛生的にも優れています。
本体サイズ:360×669×278mm
適用床面積:42畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:800mL/h
最大風量:9.2㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ステンレス・クリーンシステム/自動おそうじ
デザイン性:◎
EP-NVG110の一回り小さいタイプの機種。同じように自動おそうじ機能が搭載されているのでプレフィルターは常にキレイな状態で使用することができます。
また、運転音や電気代も配慮していて静運転時の運転音は20DB、1日あたりの電気代は約5円ほど。非常に家庭に優しい加湿空気清浄機です。
さらに、3種類のフィルターでしっかりと脱臭、強力に集塵ができる設計になっています。HEPAフィルターには捕集したアレル物質を制御する働きがあるので、あらゆる種類の花粉もまとめて集塵することができます。
手間、コスト、性能の3つがバランスよく整っていておすすめです。
お部屋に置くものだからどうせなら見た目にもこだわりたい!という人もいるでしょう。特に人が来た時にはチリやホコリが外から舞い込んでくるものなので、しっかりと加湿や空気清浄を行いたいもの。
オシャレなインテリアのようなものがあれば見えても気兼ねなく使えます。ということで、オシャレで思わず見せたくなってしまうおすすめ機種を3つ紹介します。
本体サイズ:398×640×279mm
適用床面積:31畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:700mL/h
最大風量:6.7㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ナノイーX/エコナビ/メガキャッチャー
デザイン性:◎
カラー展開が木目調、ホワイト、ブラックの3種類となる機種なのですが、特におすすめなのが木目調。数ある加湿空気清浄機の中でも木目調のデザインはめずらしく、ダークブラウンの落ち着いた色合いがシックなお部屋にマッチします。
デザインだけでなく性能もハイクラスで、ナノイーXと2方向に吹き出すダブルフロー花粉撃退機種を搭載。これによって吸引がスムーズになり花粉の除去効果が約2倍にアップします。
自分では完全に除去できない花粉だからこそ、こういった花粉除去性能がある機種は嬉しいですよね。見た目に負けない性能も人気のポイントとなっているようです。
本体サイズ:220×305×130mm
適用床面積:12畳
集塵方式:超音波式
フィルター寿命:-
加湿量:-
最大風量:-
対応センサー:-
PM2.5対応:-
その他機能:-
デザイン性:◎
こちらは自然界と同じ原理を利用したレナード方式を搭載しているマイナスイオン発生器。人体に影響のない超音波によって花粉やホコリを制御するというめずらしいタイプです。
デザインもシンプル且つ高級感があって、お部屋に置いて置くだけでもインパクトがあります。
ミストの量も好みに合わせて調節ができて、空気を清潔に保ってくれます。
ただ、あまりメジャーなメーカーではないので家電量販店などでも取り扱っていない場合があるよう。インターネットでの購入の方が確実でしょう。
本体サイズ:270×700×270mm
適用床面積:25畳
集塵方式:ファン式
フィルター寿命:10年
加湿量:500mL/h
最大風量:5.5㎥/分
対応センサー:ニオイセンサー/ホコリセンサー/温度センサー/湿度センサー
PM2.5対応:◯
その他機能:ストリーマ/アクティブプラズマイオン
デザイン性:◎
ホワイト、ブラウン、ワインレッドの3カラーでお部屋の雰囲気に合わせて色が選べます。シックな色合いだからどんなお部屋にも合わせやすいでしょう。
また、正方形のタワー型でコンパクトな作りなので、置く場所を選ばずいろいろな場所で使用ができます。
アクティブプラズマイオンと吸い込んで分解するストリーマ機能のダブルで、床に積もっているみえない汚れまでしっかりと制御します。
人が感じる運転音の低減がされていて寝ているときにも音が気になりません。
加湿空気清浄機を購入しようとした人が思った疑問や質問をまとめてみました。専門家も実際にこういった質問をされることが多いそうなので、これから購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
空気清浄機能だけでも十分だと考えている人も多いのですが、空気中には細菌やウィルスが飛び回っているもの。もちろん目には見えませんが、私たちは常に菌を吸い込んだり吐き出したりしています。
この細菌やウィルスの動きを制御するには湿度が必要なのです。細菌やウィルスは乾燥した空気のなかでは活発に動き回るのですが、湿度が40%以上ある場所ではおとなしくなります。
空気清浄機だけではこういった細菌やウィルスを制御することはできないため、加湿機能はあった方が良いと言えます。
集塵効果や脱臭力をアップさせるためにオゾンを使用している加湿空気清浄機もありますが、赤ちゃんの体質によってはオゾンが原因となって喉や鼻の不調をきたすことがあります。
ですので、赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合にはできるだけオゾンを使用していないタイプを購入するようにしましょう。
また、機種によっては設定でオゾンをカットできるものもあるので、こういったタイプでも安心です。
プラズマクラスターとは、プラズマ放電によって活性酸素を発生させてできたイオンのこと。プラズマクラスターイオンと呼ばれることもあって、家電メーカーのシャープが開発した技術です。
このプラズマクラスターイオンを空気中に放出することによって、空気中に浮遊するウィルスや細菌を効率的に分解・除去することができます。
また、静電気の除去効果やニオイの脱臭効果も期待ができる技術です。
空気清浄機能として使用される高性能フィルターで、直径110マイクロメートル以下のガラス繊維のガラス繊維のろ紙でできているものです。空気中のチリやホコリを効率的にろ過して空気を清浄化することができます。
0.3マイクロメートルの粒子の除去率99.97%以上という規格をクリアしたもだけがHEPAフィルターと呼ばれます。
加湿空気清浄機はエアコンと併用して使うのが効果的だとされているので、お部屋に置く場合はできるだけエアコンの下に置くようにしましょう。
また、玄関に置くと外から入り込んでくる花粉やウィルス、PM2.5などをシャットアウトしてお部屋へ侵入するのを防ぐことができます。
時と場合によって場所を移動させると効率的に使用できます。
お部屋の湿度の目安は40%〜60%がおすすめです。
空気中の細菌やウィルスが活発になるのが湿度40%以下なので、それ以上に設定しておくことで風邪やインフルエンザの予防ができるようになります。
また、湿度が60%以上になると今度はカビやダニが発生しやすくなるので、その中間として40%〜60%をキープすると良いでしょう。
フローリングに比べて畳はカビやダニが発生しやすいので注意が必要です。
ただ、加湿空気清浄機に保湿センサーがついているものであれば、湿度を一定に保つことができるので安心でしょう。湿度を40%〜60%に設定して使用すれば細菌やウィルスを制御しながらダニやカビを防ぐことができます。
ミネラルウォーターや浄水した水はカルキ成分がないので、長時間放置することによってカビや細菌が発生しやすくなります。給水タンクには水道水を入れて使うようにしましょう。
今回は「高性能」「静か」「コンパクト」「手間」「デザイン」の5つの分野に分けておすすめの加湿空気清浄機を紹介しました。どれもあると嬉しい機能ではありますが、これら全部が搭載されている機種となると値段も高額になってきます。
また、どれか一つを優先したからといってそのほかの機能が極端に悪くなるというものでもないので、自分が使う際に欲しい機能1つか2つを搭載している加湿空気清浄機を選ぶと良いでしょう。
自分にあった機種を上手に取り入れて、ぜひ快適な空間で過ごしてください。