銅製卵焼き器のおすすめ9選!作りたい種類に合った型とサイズで選ぶ

銅製の卵焼き器はプロが使うもの、扱いづらいものと思っていませんか?そんなことはなく、ちょっとしたコツを掴むだけで簡単に使用することができ、製品を選べばお手入れも...

銅製の卵焼き器はプロが使うもの、扱いづらいものと思っていませんか?そんなことはなく、ちょっとしたコツを掴むだけで簡単に使用することができ、製品を選べばお手入れも簡単。銅卵焼き器を使用することで、プロが作ったようなふわふわなめらかで、まろやかな味わいの卵焼きを作ることができます!この記事では純粋に銅の特性を最大限楽しめる商品から、銅の特性を楽しみつつ家庭でも扱いやすく改良した商品までさまざまな商品を大公開します。

ママアイテム編集部

銅製卵焼き器のおすすめな選び方3つ


銅の卵焼き器を選ぶ際には以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

1.東と西で味も焼き方も違う!作りたい種類に合った型をチェック

関東と関西で卵焼きの味も作り方も違うことを知っていましたか?

*関東型……甘い厚焼き玉子を作るために、焦げ目がつきやすく中に具材を入れても巻きやすい正方形型。
*関西型……柔らかいだし巻き卵を作るために巻く回数が多いので、巻きやすいように幅が狭い長方形。

作りたい味に合わせて卵焼き器を選ぶことで、より美味しい卵焼きを作ることができます。

2.お弁当用から立派な一品おかずまで!レシピにあわせてサイズをチェック

お店で売っているような大きく太い卵焼きを作りたい場合は、大きなサイズの卵焼き器が必要。一方、お弁当用や少人数分を焼きたい場合は、少ない卵の数でも厚みがでるように小さいサイズがおすすめです。

3.片手で簡単に扱いたい!重さをチェック

卵焼きを作る時は、片手で鍋を持って、片手で玉子を巻いていきます。そのため、あまりに重いものだと手に負担がかかることも。頻繁に卵焼きを作る人は、軽量タイプの卵焼き器を購入することをおすすめします。

今回の商品の選定ポイント

下記の3つのポイントに沿って、銅卵焼き器を厳選しました!

*材質(本体・取っ手)
*サイズ
*重量

今、編集部がおすすめする銅製卵焼き器はコレ!


一番おすすめの銅製卵焼き器は、プロも愛用するこの商品。使いやすさはお墨付きです!

中村銅器製作所「玉子焼鍋 板厚1.5mm」

中村銅器製作所 玉子焼鍋 板厚1.5mm

*材質(本体・取っ手):銅製/木製
*サイズ:板厚1.5mm、12cm×12cmなど7種類 
*重量:12cm×12cmサイズで500g程度

全国の一流料理人御用達!

日本中の一流料亭や和食の職人などのプロ達がこぞって愛用している中村銅製作所の卵焼き器。熱の伝わりがとても良い銅を使用しているため、卵焼き器全体にムラなく熱が通ります。鍋の厚さは約1.5mmと厚いので、熱を逃がさず、余熱でじっくり調理することが可能。そのため卵が硬くなることなく、ふんわりとした食感に仕上がります。中村銅製作所は親子4代にわたって銅製品を作り続けている老舗。今でもすべての商品は手作りで作られています。安価で売られている商品とは違って、使えば使うほど味わいが増し、長く愛用できる卵焼き器。卵焼き器の大きさは、ミニサイズの12cm×12cmから、ビックサイズの24cm×24cmまで7種類のサイズが用意されています。12cm×12cmの卵焼き器は、卵1~2個を使用した卵焼きが作れるので、一般家庭にちょうど良いサイズ。15cm×15cmサイズは、深さが約3cmあり3~5個分の卵を使用した卵焼きが作れます。

綺麗な焼き色の厚焼き玉子を作りたい!関東型銅製卵焼き器のおすすめ2選

関東の卵焼きといえば「正方形」。正方形型でおすすめの商品を2つ紹介します!

1.和平フレイズ株式会社「dancyu(ダンチュウ) 純銅玉子焼」

和平フレイズ株式会社 dancyu(ダンチュウ) 純銅玉子焼

*材質(本体・取っ手):純銅1.2mm/天然木
*サイズ:約180mm×380mm×120mm
*重量:約910g

プロの道具を家庭でも使えるように工夫された卵焼き器

関東型の卵焼きを作れる正方形の卵焼き器。熱伝導率がよく、熱の伝わり方が柔らかいため焼きムラがなく、卵がこげつきにくいのが特徴です。卵焼き器の厚さは1.2mmというプロ仕様。使えば使うほど油が馴染んで使いやすくなります。また、正方形の卵焼き器にぴったりの木蓋がついているので、卵焼きの形を整えるのに使用したり、卵焼き器に蓋を当てそのままひっくり返し、玉子焼きを乗せることもできます。プロの料理人が使う調理道具の良さを活かしながらも、家庭で使いやすいように工夫された「dancyu調理道具シリーズ」の卵焼きは、道具にこだわる人におすすめの商品です。

2.株式会社アサヒ「【匠のこだわり】食楽工房 本職用玉子焼き 18cm 木蓋付」

情報が取得できなかったよ・・・

*材質(本体・取っ手):純銅/天然木
*サイズ:40×180×180mm
*重量:940g

余熱でふんわり、味もまろやかな卵焼きに!

卵焼きがきれいに出来ない理由は、卵焼き器の温度の低さ。温度が低いと卵がくっつきやすくなります。そのため弱火でなく最初は強火で調理するのがおすすめ。しかし、強火でずっと調理し続けると焦げてしまいます。銅製のフライパンなら熱が卵焼き器全体にムラなく伝わり、火を切ったあとも熱を長く保てるので、余熱でふっくらとした卵焼きを作ることができるのです。また、ふんわり感だけでなく味もまろやかになるとプロの料理人の間でも評判の商品。木蓋がついているので簡単に卵焼きの形が整えられるのも◎。18cmサイズの他にも12cmx12cmサイズ、10cmx15cmサイズもあります。

お弁当用のだし巻き卵も作りやすい!関西型銅製卵焼き器のおすすめ4選

関西型の卵焼きといえば「長方形」。お弁当のだし巻き卵を作るには、長方形タイプがおすすめです。

1.オークス株式会社「【ameiro】玉子焼き 12」

情報が取得できなかったよ・・・

*材質(本体・取っ手):純銅(内面:錫メッキ)/真鍮
*サイズ:全長33.8x幅13.4x高さ9cm
*重量:386g

リペアサービスで長く使える!

まるでプロが作ったようなふんわりとした卵焼きを自宅でも作ることができる卵焼き器。熱伝導がよく、弱火でも均等に熱が伝わるため、卵の栄養を損なうことがありません。また、関西型なので、卵を巻くのもラクラク。朝の忙しい時間の中でもささっと卵焼きを作ることができます。取っ手は真鍮で作られているため、調理中に熱くないようにレザーカバーが付属。また、大切に保管するのに便利な収納袋も付いています。銅には錫メッキが施されていますが、もしメッキが剥げてしまった場合でも修理に出すことができるので、良い製品を長く使用したい人におすすめです!※修理は有料です。

2.工房アイザワ「純銅玉子焼き 関西型 12cm」

情報が取得できなかったよ・・・

*材質(本体・取っ手):銅(内側 錫引き加工)/木柄 ブナ材
*サイズ:12cm×16.5cm×3cm
*重量:610g

錫引き加工でお手入れらくらく!

初めて卵焼きを作る人でもふんわりとした絶品が作れる「純銅玉子焼き器」。銅製品はプロの料理人が好んで使う調理器具。しかし、銅は毎日使用しなければサビが出てしまう可能性も。一般家庭では必ず毎日使用するわけではないので、このカビを防止するために、「錫引き加工」が施してあります。このメッキのおかげでプロの調理器具の良さを残しつつ、家庭でも使いやすいという仕様になっています。

3.株式会社田辺金具「ふわっと銅のたまごやき」

情報が取得できなかったよ・・・

*材質(本体・取っ手):銅/天然木
*サイズ:100x158mm、135x190mm
*重量:295g、445g

家庭で作る卵焼きにちょうど良いサイズ!

熱がよく伝わる銅製でふわふわの卵焼きを作ることができます。小さめなので軽く、家庭で調理しやすいサイズ。ひとつひとつ手作業で作られているので、しっかりした作りで永く使用することができます。田辺金具は、「ふわっと銅のたまごやき」以外にも、「銅玉子焼き関西型」、「銅玉子焼き関東型」、「銅玉子焼き名古屋型」、「銅玉子焼き関東型(うす焼き用)」など多くの種類の卵焼き器を発売。どの玉子焼き器も使うほどに油が馴染んで使いやすくなります。

4.パール金属株式会社「お弁当用 玉子焼き器 銅職人」

情報が取得できなかったよ・・・

*材質(本体・取っ手):銅(内面 ニッケルめっき、外面 クリアラッカー塗装)、天然木
*サイズ:全長345×幅105×高さ70mm
*重量:350g

ビーズブラスト加工でこげつきにくい!

ものづくりの産地である新潟県三条産の銅卵焼き器。均等に熱が伝わる抜群の熱伝導性でプロも愛用する商品です。卵焼き器の内側は油なじみがよく、こげつきにくいビーズブラスト加工が施してあるので、初めて銅製品を使う人でも手こずることがありません。また、ロングサイズなので一気に玉子を巻くことができ、忙しい時でも気軽に卵焼きを作ることができます。

手入れも簡単で焦げ付きの心配なし!フッ素樹脂加工の銅製卵焼き器のおすすめ2選

銅の卵焼き器は油をしっかり馴染ませないと焦げ付く特性があり、使っていくうちにどんどん使いやすくなるもの。最初から焦げ付きにくい製品が良いという人は、フッ素樹脂加工が施されている製品がおすすめです。

1.株式会社アサヒ「【匠のこだわり】食楽工房 純銅フッ素玉子焼き」

株式会社アサヒ 【匠のこだわり】食楽工房 純銅フッ素玉子焼き

*材質(本体・取っ手):銅(内面フッ素樹脂加工)、天然木、真鍮
*サイズ:約13.4×19cm・深さ約3cm
*重量:520g

フッ素加工でこげつきにくい!

銅製品なのに油慣らしが必要ない卵焼き器。卵焼き器の内側にフッ素樹脂加工が施してあるためこげつきにくく、料理初心者や銅製品を使い慣れていない人でも簡単においしい卵焼きを作ることができます。株式会社アサヒの銅卵焼き器は、焼きムラがなくふわふわになるだけでなく、味もまろやかになるという理由で多くの料理人から選ばれている製品。鉄やシルバーストーン製の卵焼きと比べるとそのフワフワ感の違いは一目瞭然です!

2.江部松商事株式会社「銅 玉子焼 関東型(フッ素樹脂加工)」

江部松商事株式会社 銅 玉子焼 関東型(フッ素樹脂加工)

*材質(本体・取っ手):銅・木・フッ素樹脂加工
*サイズ:240×240mm 深さ:39mm
*重量:1.5kg

業務用商品でしっかりした作り!

レストランなどでプロが使う業務用商品なだけあって、しっかりした作りの銅卵焼き器。重さは1.5kgと一般的な家庭の卵焼き器よりも重くなりますが、その分安定感があって熱伝導が抜群です!また、フッ素加工がしてあるので卵がこげつくこともなく、さくさく玉子を巻いていくことができます。長持ちする卵焼き器が欲しい人にもおすすめです。

銅製卵焼き器を購入時の気になる疑問・質問


銅卵焼き器は長く使用するもの。しっかり疑問を解消してから購入しましょう!

Q1:IH対応している銅製の卵焼き器ってないの?

はい、あります。オールメタル対応のIHコンロであれば使用できる商品もあります。しかし、IHコンロで銅製品を使用すると、銅の一番のメリットである「熱伝導率の良さ」があまり生かされません。銅卵焼き器のメリットを最大限に活かすには、ガスコンロを使用することをおすすめします。

Q2:錫引きなしの純銅と錫メッキは何が違うの?

錫引きなしの純銅と錫メッキが施してある卵焼き器の違いは以下のようになります。

錫引きなしの純銅

  • たまにしか使用しないと緑色のサビ(緑青)が出る場合があるが、毎日使用するのであれば問題なし。
  • 熱伝導率の良さが最大限に生かされる。
  • 使い始めは油慣らしが必要。

錫メッキ

  • 油なじみが良いので、油慣らしが必要ない。
  • 緑色のサビ(緑青)が発生しにくいので手入れが楽。
  • 錫には金属臭がないので、金属臭が食品に移らない。
それぞれメリットやデメリットがありますので、自分の生活スタイルやこだわりに合わせて、どちらにするのか決めましょう。

Q3:油ならしをすれば卵がくっつくのを防いでくれる?

はい、防いでくれます。銅製品は使い始めに油ならしをすることで、鍋の表面に油の膜を作り焦げ付きを防ぎます。卵がくっつきにくくなるので、卵焼きもスムーズに作ることができます。フッ素加工が施されているものは元からくっつきにくいので、油ならしをする必要はありません。

Q4:鉄やアルミの卵焼き器とは何が違うの?

鉄やアルミの卵焼き器と銅卵焼き器の違いは下記のようになります。

鉄やアルミの卵焼き器

熱伝導率が銅より低い。熱伝導率は銅>アルミニウム>鉄

銅卵焼き器

銅は熱伝導率がいいので、均一に熱が伝わり、中までふわふわの卵焼きが焼ける。

まとめ

銅製品は使い勝手が悪いとか、プロが使用するものと思っていた人も多いと思いますが、そんなことはありません。使い方のちょっとしたコツさえつかめば、家庭でプロのようなふわふわの卵焼きを作ることもできますので、ぜひ銅卵焼き器を購入して試してみてくださいね!

この記事のキーワード

キーワードから記事を探す