コーヒー豆のおすすめな選び方4つ

こちらではコーヒー豆を選ぶ上で重要なポイント4つを解説します。内容としては豆の種類、焙煎方法、複数のコーヒー豆のブレンドか否か、そして価格です。
1.味にこだわるなら産地・豆の種類をチェック
豆の種類は重要です。これだけでおおよその味がわかります。例えば「モカ」なら酸味が強く、「コロンビア」は苦みが強く、「キリマンジャロ」は酸味と苦みのバランスが良いという特徴があります。もちろん、好みがあるのでどれが良いかなどは一概には言えません。豆の産地や種類によって味に違いが出ます。好みの豆を見つけましょう。
2.苦みと酸味にこだわるなら焙煎方法をチェック
焙煎方法によって酸味と苦みに違いが出ます。豆によって差はありますが、浅煎りの状態では酸味が強く、深煎りになるにつれ酸味は少なくなり、苦味が増していきます。浅煎りか深煎りかというのは、コーヒー豆の色の濃さで容易に判断できます。
しかし、最初はこだわらなくとも良いかと思われます。何故かというと、コーヒー豆自体に酸味と苦みの差が大きいからです。苦みに特徴のある「コロンビア」で浅煎りすることは、あまりないでしょう。まずは「どの豆を選ぶか」のほうが重要になります。
3.何を選んでいいか悩むならブレンドかどうかをチェック
とくにこだわりが無い場合は、「スペシャルブレンド」などのブレンドを選ぶのが無難です。ブレンドコーヒーは飲みやすいようにメーカーが考えてブレンドしていますので、初心者にはおすすめです。誰にでも飲みやすいような調合をしているので、「来客用でしかコーヒーは出さない」という場合にも、おすすめです。
4.コスパも考えたい!価格相場と買うべき値段をチェック
価格帯と特徴については以下の通りです。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|
~200円 | 200~1,000円前後 | 1,000~10,000円以上 |
複数国のブレンドが多い 味にこだわらない人に人気 | 500gや1㎏のパックが多い 習慣的に飲む人に人気 | 価格も品質も評価も高い こだわる人に人気 |
※200gあたりの価格を掲載しています。※価格は参考です。
最安値価格帯のコーヒー豆は1g1円という計算になりますね。「安いからマズい」ということはなく、複数国のコーヒー豆をブレンドしているため万人受けしやすい香りや味になっています。
売れ筋価格帯のコーヒー豆は、とくに500円以下の価格の物を購入する人が多いです。売れ筋価格帯を購入されるのは習慣的に飲む人が多いため、少しでも安くしようとしているのでしょう。
高級価格帯のコーヒー豆は、購入した人の評価がいずれも高いです。今回紹介はしていませんが、200gで2,160円(Amazonにて2018年1月現在の価格)の「カビなしコーヒー」という商品が人気となっています。こちらはカビ毒を徹底的に排除した「完全無欠のコーヒー」豆となっています。焙煎して24時間以内に発送する、というこだわりもあり購入者からのレビューも良いものです。
コーヒー豆 のおすすめメーカー・ブランド
おすすめのブランド3社をお届けします。どれも有名なので、スーパーなどでも見かけたことがあるかも知れません。
1.KALDI COFFEE FARM(カルディ)
コーヒー豆のブランドとしては有名ですね。今回お届けしている商品も、こちらのブランドが多いです。高級品質の豆を使用しているため、風味や味わいも一級品です。かといって価格が高い訳でもなく、コスパもバツグンです。
2.UCC上島珈琲
ボトルコーヒーなども出しています。UCC独自のスーパーアロマ製法で、挽きたてに近い風味を楽しめます。コーヒーに対して香りを一番重視している方は、とりあえずこちらのブランドを購入すれば間違いないでしょう。
3.Starbucks Coffee Japan(スターバックス)
カフェで有名ですね。スターバックスの店頭でもコーヒー豆の販売をしています。ふだんからコーヒーを購入されている人は知っているかと思いますが、スーパーなどでもコーヒー豆を販売しています。
今回の商品の比較ポイント
重要な部分は味や風味に直結する焙煎方法と豆の種類、それから豆の産地です。加えて酸味と苦み、そして意外と重要なのが内容量です。通販などで購入する場合は、しっかりと見ておいた方が良いでしょう。
*焙煎方法
*豆の種類
*豆の産地
*酸味
*苦み
*内容量
今、編集部がおすすめするコーヒー豆はコレ!
メキシコのホンジュラスに位置する「グアテマラ」。降雨量が多く、さらに水はけが良い場所で火山灰の土壌にて栽培されています。国名を冠したそのコーヒー豆は、最高級グレードSHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)の品質です。今回お届けするコーヒー豆の中で、イチオシです!現在人気沸騰中で、Amazonでも売り切れが続出している商品となっています。
1.カルディ「焙煎珈琲グアテマラ アティトラン」

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誰にでも勧められるコーヒー
グアテマラ産のコーヒーは、高品質となっています。通常のコーヒーよりも苦みが少なく、コーヒーを飲み慣れていない人にもおすすめです。
そして最大の特徴は、何といってもフローラルな香りとさわやかな酸味!ミルクと砂糖を加えると香りがより一層引き立ち、まるでキャラメルやアップルパイを思わせるような甘みとコクが感じられます。その口当たりの軽さから、ふだん紅茶を飲んでいる人やコーヒーを飲まない人にもおすすめできます。どなたでも飲みやすい仕上がりになっています。
通販で買えるおすすめの美味しいコーヒー豆4選
通販で購入できるコーヒー豆です。濃いコーヒーが好みならカルディ「焙煎珈琲マンデリン」、来客用ならキーコーヒー 「スペシャルブレンド ライブパック」が良いでしょう。いずれも酸味が強くないコーヒーとなっています。アイスかホットにして、ストレートで飲むのが一番美味しい飲み方です♪
1.カルディ「焙煎珈琲 ツッカーノブルボン」
調和した味わいと、最上級の風味
酸味と苦みのバランスが良いコーヒーです。コーヒー豆はブルボン種を使用しています。この豆の特徴は「コーヒーらしい」香りです。風味や香りに関しては最高の品質となっています。その風味やコクを最大限に堪能するには砂糖やミルクを加えず、そのままストレートとして飲むのがおすすめです。
また、フルボディで比較的口当たりが濃厚なため、ある程度飲みなれた人にとくにおすすめしたい逸品です。最高品質の風味と香りですが、一方で劣化もしやすいです。保存には十分注意してください。後述のQ&Aに保管方法について説明していますので、そちらも参考にしてくださいね。
2.UCC 「珈琲探究 有機栽培珈琲」

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UCC独自のスーパーアロマ製法で、ご家庭でも挽きたてコーヒーが味わえる
コロンビア産のコーヒー豆100%です。チョコレートを思わせるような甘い香りが特徴です。酸味がほとんど無く、苦みもさほど強くはありません。スーパーアロマ製法で、いつでも挽きたてのコーヒーが楽しめます♪上手く入れると豆の旨味も感じることができるため、是非ストレートで飲むことをおすすめします。酸味やクセが少ないので、アイスコーヒーにしても良いでしょう。
また、コロンビアコーヒーはナッツ系の食べ物ととくに相性が良いです。マイルドな風味のコーヒーとナッツの香ばしい味わいはマッチします。コーヒーのお供にナッツチョコレートなどはいかがでしょうか?
3.カルディ「焙煎珈琲マンデリン」
フルボディの野生的な風味
マンデリンの特徴は、見た目にもあります。黒いです。ブルーマウンテンやモカをふだんから飲んでいる人には「コーヒー豆は茶色い」という先入観があるかもしれませんが、マンデリンは真っ黒。その見た目通り、マンデリンはしっかりした苦みがあります。スパイシーで野性的な香りも特徴的です。苦みの強いコーヒーが好きなら是非ストレートで飲んで頂きたいですね。「苦みの強いコーヒーは飲めない」という人でもカフェオレにしてみたり、アイスコーヒーに砂糖とミルクを入れたりすると苦みがアクセントとなって、立体感のある深い味わいが楽しめます。
4.キーコーヒー 「スペシャルブレンド ライブパック」

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万人向けの、調和のとれたコーヒー
カギのマークのキーコーヒー。喫茶店などで目にしたことが多いのではないでしょうか?こちらの「スペシャルブレンド ライブパック」はブラジルやコロンビアの豆をブレンドしたコーヒー豆です。酸味と苦みのバランスが良く、来客用に出すにも最適となります。初めて本格的なコーヒーを試してみたい人には、一つの基準としてこちらを飲んでみても良いかも知れません。ブラックでもカフェオレでも、アイスコーヒーにしてみても安定した味わいが楽しめます。自宅で喫茶店のようなコーヒーを飲みたい人にもおすすめです。
スーパーで買える美味しいおすすめの市販コーヒー豆3選
スーパーやコンビニなどで購入できるコーヒーです。気軽に購入できる分、クセの少ない品物が多いですね。
1.スターバックス 「コーヒー豆 ハウスブレンド」

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*内容量 907g
甘い香りとガツンとくる苦み、そして深みを感じるコク
スターバックスの、あのコーヒー。キリッとした苦みと芳醇な香りが特徴です。酸味はありません。ガッツリと苦いコーヒーが飲みたい人には、とくにおすすめしたいです。アイスコーヒーにすると、苦みがかなり引き立ちます。眠い時に飲むと一発で目がさえますよ!逆に苦みが苦手な人は、ミルクを入れると風味を残しつつマイルドな口当たりになります。雑味が少ないため、水分量で味や濃さの調整がしやすいです。コストパフォーマンスも悪くはありません。
また、定期的に原産国が変更されるため、パッケージを良く確認してから購入されることをおすすめします。
2.UCC 「香り炒り豆 ロイヤルブレンド」

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コクのある苦味と、やわらかな香り
複数の銘柄を調合したコーヒー豆です。名前に「香り」とある通り、封を開けた瞬間からコーヒーの落ち着いた香りが楽しめます。パッケージに表示されているよりも酸味が少ない印象です。一方で苦みについては強めとなっています。かといって尖ったような苦みでは無く、深みのある味わいを感じることができるでしょう。全体的に万人向けで、飽きの来ない味わいです。来客用に出したり、常習的に飲むには良いかもしれません。変わった特徴として、他の商品よりも比較的豆が柔らかく、コーヒーミルで挽きやすいです。
3.AGF マキシム レギュラーコーヒーちょっと贅沢な珈琲店 豊かなコクのスペシャル・ブレンド

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深く濃い香りが引き立つ上質なコク、澄んだ後味
コーヒーギフトはAGF♪で、お馴染みのブランドですね。ブラジル産の最上級グレードの豆を使用した、香り高いコーヒー豆です。コクは感じられますが、後味は軽めです。焙煎方法にもこだわりがあり、「T2ACMI(たくみ)焙煎」というAGF独自の焙煎技術でつくられています。香りを重視しつつ苦みと酸味のバランスも計算し、最適な焙煎時間をコントロールしているそうです。
初心者におすすめの飲みやすいブレンドコーヒー豆3選
コーヒーメーカーを買ったけど、どのコーヒーが良いのでしょうか?コーヒーの好みは多種多様です。100人居れば100人の好みがあります。
しかし、初めはどういったコーヒーを飲めば良いのでしょうか?こちらでは、そんな初心者へ「苦みと酸味のバランスの取れたコーヒー」「酸味が強いコーヒー」「苦みが強いコーヒー」の3種類をお届けします。とりあえず最初は、こちらのコーヒーを試してみましょう。あなたの好みが見つかると良いですね♪
1.UCC 「炒り豆 ゴールドスペシャル スペシャルブレンド」

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クセが少ない本格派コーヒー
インスタントコーヒーには飽きた……という人におすすめのコーヒー豆です。酸味や苦さの調合ををバランスよくブレンドしているため、クセがありません。香り、酸味、苦み。どれも突出せずバランスが良いです。どれが秀でている訳でも無く、かといって欠点がある訳でもないです。ある意味最も「コーヒーらしいコーヒー」かもしれません。スーパーなどにも普通に置いていて、気軽に購入できます。初めて買うには良いコーヒーです。このコーヒーを基準にして、次に買うコーヒーを決めてみても良いでしょう。
2.UCC 「香り炒り豆 モカブレンド 」

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スウィートな香りとマイルドな味わいが特長
豆タイプのコーヒーですね。こちらはUCC独自の-2度の急速冷却で、焙煎したての香りを逃さない「アロマフリージング製法」でつくられています。香りはややフルーティですが、控えめです。モカは酸味の強さが特徴なのですが、こちらも苦みを抑えつつ、爽やかな酸味で後味がさっぱりとしています。「本格的なコーヒーを飲んでみたいけど、苦いのは苦手!」なら、こちらを試してみると良いかもしれません。「コーヒーは苦い」という先入観が、少し溶けるかもしれません。
3.カルディ「焙煎珈琲モーニングブレンド」
朝の一杯はキレッキレのコレで決まり!
商品名に「モーニング」とある通り、朝の目覚めの一杯に最適なコーヒーです。コーヒー豆の色からして分かるように深煎りです。苦みが強く酸味が無いコーヒーとなっています。雑味などの混じりっけなしの美味さが感じられます。「コーヒーの酸味が苦手」という人には、おすすめです。キレの良い苦みなので、アイスコーヒーやカフェオレにも合います。辛い朝の立ち上がりが、こちらのコーヒー一杯で変わるかもしれません。「苦いコーヒーが飲みたい」という人も、こちらを買っておくと良いでしょう。
コーヒー豆を購入時の気になる疑問・質問
コーヒー豆を購入するときにふと気になる疑問をピックアップしてみました。購入する時の参考にしてくださいね。
Q1:焙煎方法の違いは?
今回の商品の比較ポイントで焙煎方法は「中煎り」、「深煎り」、「中深煎り」などの表現をしましたが、更に細かく分類することもできます。焙煎の段階を以下の表にまとめました。
<焙煎段階と、色、特徴>
焙煎段階 | 色 | 特徴 |
---|
ライトロースト | 黄色を帯びた小麦色 | 官能試験用にのみ作られ、一般には流通しない 生臭く飲用には不適 |
シナモンロースト | シナモンのような色 | 浅煎り 酸味が強い ブラックコーヒー向き |
ミディアムロースト | 茶褐色 | 中煎り 酸味がまろやかになる アメリカンコーヒーに向き |
ハイロースト | 濃いめの茶褐色 | 中深煎り 酸味と苦みが調和する レギュラーコーヒー向き |
シティロースト | こげ茶色 | やや深煎り 喫茶店などで多く飲まれる レギュラーコーヒー向き |
フルシティロースト | やや黒色 | 深煎り 酸味がなくなり、焦げ臭い アイスコーヒー向き |
フレンチロースト | ほぼ黒色 | 苦みがかなり強い カフェオレやミルクを加えた飲み方が合う |
イタリアンロースト | ほぼ黒色 | 苦みが強い エスプレッソ向き |
上のほうが浅煎りで、下へ進むにつれて深煎りになります。
そして上の方が酸味が強く、下の方が苦みが強くなります。カフェインは下の方が強いと思うかもしれませんが、逆です。苦みが強いほうがカフェインが低くなります。
Q2:ライトボディ、フルボディとは?
コーヒー豆を購入するにあたって、「ライトボディ」や「フルボディ」という言葉を目にすることがあるかと思います。ワインを飲む人なら、同じ表現なのでピンとくるかもしれません。端的に言ってしまうと「ライトボディ」が口当たり軽めで、「フルボディ」がしっかりとした味わい…といった感じです。ちなみにそれらの間をとって「ミディアムボディ」と呼ばれるものもあります。詳細は以下の表の通りです。
今回お届けした商品では、カルディの「焙煎珈琲グアテマラ アティトラン」がライトボディ、同じくカルディの「焙煎珈琲 ツッカーノブルボン」がフルボディです。ミディアムボディについては、喫茶店で出しているレギュラーコーヒーなんかが多いですね。どれが良いかは個人の好みによるため一概に言えませんが、ふだんコーヒーを飲まない方ならフルボディを最初に試すのはキツイかも知れません。まずはライトボディと呼ばれるものから始めてみると良いでしょう。
Q3:コーヒー豆が劣化してしまう要因は?
コーヒー豆は劣化しやすいです。極端な話、袋を開けた時点で劣化は始まっています。空気に触れるため、酸化が始まってしまうのです。とくに豆を挽いてある場合は単純に空気に触れる表面積が多くなるため、その分劣化が加速してしまいます。保管に気を付けることをいかにまとめました。
<コーヒー豆を劣化させてしまう要因>
空気 | 光 | 高温 | 湿気 |
---|
空気に触れるだけで酸化 | 紫外線に弱いため、太陽光だけでなく蛍光灯の光もNG | 冬場は気にするほどではないが、夏場では劣化が進みやすい | 水分を吸収しやすいため、湿度の高くなる夏場や雨の日は注意! |
Q4:コーヒー豆はどのように保存したらよろしいですか?
前述したように、コーヒー豆は空気にも光にも高温にも湿気にも弱いです。そのため、冷暗所で保存します。冷暗所で密閉して保存すると、1週間程度なら劣化は抑えられます。冬場なら常温保存で大丈夫ですが、夏場は冷蔵庫が無難です。台所周りの棚や下の収納などは湿気が多いので、入れない方が良いでしょう。
しかし、一般的に販売されているコーヒーの内容量は200g前後。好みによりますが、10g使ってコーヒーカップ2杯分ほど抽出すると考えると40杯分です。1週間で40杯というと、毎日5杯以上コーヒーを飲む計算になります。これは大家族でもない限り厳しいでしょう……。
しかし、1か月以上間保存する方法もあります。
それはズバリ、冷凍庫。豆の状態ならば3か月ほど保存が可能となります。「え?冷凍庫に入れたら凍るんじゃない?」と思っている人もいるかもしれませんが、焙煎されたコーヒー豆の水分はカラッカラで、ほとんどありません。凍るための水分がない訳ですから、凍りません。飲みたい時には冷凍庫から取り出して、そのままコーヒーメーカーなどにセットすれば無事抽出できます。密閉する容器はジップロックがおすすめです。ガラス容器よりも場所を取りません。
Q5:コーヒー豆はコーヒー粉にして保存してもいいですか?
粉にしてしまうと豆の場合に比べて、空気などに触れる表面積が増えてしまうため劣化が早くなります。できれば使う時に飲む分だけコーヒーミルで挽いてください。ちなみに冷凍庫で密封して入れた場合は、1か月程度の保存が可能となります。
Q6:好みでは無いコーヒーを美味しく飲むには?
コーヒーの好みは千差万別で、個人差がかなり大きいです。香りを重視していたり、口当たりの良さを重視していたり、爽やかな味わいを重視していたり、ガツンと来る苦みを重視していたり……。新しいコーヒーを購入した時、あなたの口に合わないということもあるかもしれません。
また、長期保存の結果、味が落ちてしまったということも……。そんな時に試して頂きたいのが「塩」。コーヒーに砂糖でなく塩を入れます。これは冗談ではなく、コーヒーの原産国エチオピアでは塩を入れる飲み方は普通だそうです。塩を入れることにより、コーヒーの苦みや酸味がマイルドになりコクが増します。まるで全く違う豆で入れたような味わいに変化します。
ただし、入れる量には注意してください。砂糖の感覚では絶対に入れないでくださいね。塩はほんの少しだけ。塩の容器からなら一振りか二振りほどです。指でつまんで入れるなら、一つまみより少ない位の量を入れます。指に乗せる位の量で良いでしょう。これだけなのですが、印象が大きく変わります。ぜひ試して頂きたいです。新たな味わいに、きっと驚くかと思います。
Q7:ペーパードリップでおいしくコーヒーを入れる方法はありますか?
ペーパードリップの場合、おいしいコーヒーを淹れるために必ずやっておきたいのが、「蒸らし」です。初めにコーヒーに少量のお湯を優しく乗せるように注ぎ、粉全体に均一にお湯を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らします。注ぐお湯の量は20cc程度、95℃前後が良いでしょう。サーバーにポタポタとお湯が数滴落ちてくるのを目安にしてください。
コーヒー粉の中心に、小さな「の」の字を描くように、コーヒーの粉を平らにならした面と、ポットから注ぐお湯の角度が「90度」になるように静かに注ぎましょう。お湯を80cc→40cc→20ccと3回に分けて優しく注ぎます。
水面が上から1/3程度減ったら次のお湯を注いでください。コーヒーの粉の表面を見ると細かい泡が残っています。細かい泡は、コーヒーの雑味のもとになる成分です。フィルターの内側でコーヒーの粉が均一な厚みの層になっていて、表面に細かい泡が残っていれば抽出されたコーヒーは、雑味のないクリアな味になっているはずです。後は、温めたカップに注ぐだけです。
まとめ
おすすめのコーヒー豆を厳選してお届けしました。コーヒー豆は酸味が強かったり、苦みが強かったり、香りが特徴的だったりと様々です。
また、コーヒー豆によってストレートで飲むのが良かったり、砂糖とミルクを入れるのが良かったり、カフェオレやアイスコーヒーにするのが良かったりと、様々な特徴があります。好みは人それぞれです。あなたに合った、あなた好みのコーヒーを見つけましょう。