ブランドエプロンはちょっとハードルが高いかも…。いいえ、そんなことはありません。「ブランド」とは言えど、リーズナブルなアイテムは結構あるんです。毎日使う必需品だ...
ブランドエプロンはちょっとハードルが高いかも…。いいえ、そんなことはありません。「ブランド」とは言えど、リーズナブルなアイテムは結構あるんです。毎日使う必需品だからこそ、とっておきの気に入ったエプロンを使いたいですよね。主婦だけに限らず、一人暮らしの女性やお母さんのお手伝いをしたい女の子、親子コーデを楽しみたい方、もちろん男性にも様々な種類があって迷ってしまう時、この記事を読めば何を選べばいいのかどんな種類があるのかどれくらいの値段になるのかが一目瞭然です。
ママアイテム編集部
今や100円ショップなどでも気軽に購入できるエプロンですが、毎日使うものだからこそデザインや素材にこだわりたいですよね。
そこで、エプロン選びに抑えておきたいポイントをご紹介。安いからと言って、安易に買ってしまっていいんですか?
エプロンのデザインはかなり重要ですよね。身に付けるものの見た目や印象はその日のテンションやモチベーションをも左右してしまいます。
ワンカラー・ツートーンなどシンプルなデザインのものは大人しいイメージに。花柄の細かい柄は清楚、花柄の大きいものはティーンキュートに。
ホップな雰囲気なら水玉やハート、ホワイトやブラックのモノトーンなら落ち着いた雰囲気にしてくれます。
また、色合いだけでなくフリルやリボンなどもデザインには欠かせない重要なポイントです。
肩フリルならエレガントに、裾のフリル・フロントリボンならキュートに、など柄とリボン&フリルだけで印象が変わります。
普段着ている服のテイストに合わせると宅配便や郵便などの急な対応にも自然なコーディネートで対応できます。
自身の好みやキッチンのインテリアに合わせると家事や料理への意気込みも変わってくる気がしませんか。
一般的に普及しているスタンダードなタイプはH型エプロンと言われ、ショート・ミドル・ロング丈があります。
バックスタイルはボタンになっていて全体的にゆとりのある着心地なので体にフィットしているタイプが苦手な方向けです。ブランドエプロンもこのタイプが主流です。
Hまた、型以外にも俗に胸当てエプロンと呼ばれる前面を胸まで覆っているエプロンは、バックスタイルを紐で結べるものや、フロント部分で結べるもの、ホルターネックになっているものなどもあります。
また、ポケットがたくさんついているものなどはガーデニングエプロンなどと呼ばれることもあります。
前掛けタイプのエプロンは40cm程度の短いものだとカフェエプロン(ギャルソンエプロン)、60cm程だとサロンエプロン。
80cmのロングサイズになるとソムリエエプロンなどとも呼ばれ、飲食店でよく目にすることも多いのではないでしょうか。
これらの前掛けエプロンはスタイリッシュでおしゃれなので、最近人気のタイプです。
昔から馴染みが深く、根強い人気なのが長袖で腕まで覆える割烹着タイプのエプロンです。
袖口がゴムになっているのでめくりやすく、尚且つ全体を覆えるので服の袖が汚れにくいというメリットがあります。汚れを気にする方に向いています。
保育士さんや幼稚園教諭の先生がよく使っているのがU首のAラインエプロンです。
ゆとりがあって動きやすいので部屋の掃除や子供達と遊ぶ時など動きの多いときにおすすめです。
吸水性や洗濯のしやすさ着心地など、素材によって使い心地が変わってくるので素材選びも欠かせないチェックポイントですね。
主流の綿・麻・デニムは洗濯には問題ありませんが飛び跳ねた水や油を吸ってしまう吸水性の高さが仇となり、汚れやすいというデメリットがあります。
絹は手入れに手間がかかったり汚れが取れにくいので実用性に欠けそうですね。
ポリエステルは撥水性が高く水を弾いてしまうのでエプロンは汚れにくいですが弾いた滴がキッチンを汚してしまう可能性があります。
綿とポリエステルの混合生地が程よい撥水性があり、洗濯もしやすく便利です。こちらもエプロンの生地としては主流のようです。
Hタイプのエプロンとホルターネックの紐が縫い付けられているタイプは頭からかぶる仕様になっています。
胸当ての肩紐と腰紐が繋がっているタイプとホルターネックがボタンやリボンになっているものは被らず首の後ろから回して止めるので、ヘアスタイルが気になる方に向いています。
腰紐は紐タイプとボタンタイプに分かれ、バックで結ぶかフロント部分で結ぶか、紐が細いか太いかによっても使い勝手が変わってきます。
安いものでは100円ショップなどでも販売されて気軽に購入できるエプロンですが、ブランドエプロンとなるとちょっと変わってきますよね。
ネットショップや実店舗で販売されているブランドエプロンを比較して3つの価格帯にまとめました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
580円~ | 780~4,300円 | ~16,000円 |
エプロンのブランドは、決してハイブランドではないので、むしろリーズナブルにお求めいただけるようですね。
最安値価格帯では580円からでも購入できるのでとても手に入れやすいのではないでしょうか。
売れ筋価格帯では人気アイテム上位20位まででまとめてみましたが、その中でも一番多いのは2,000円前後の商品のようです。
高級価格帯にはメルセデスベンツのバーベキューエプロンなどがありますが、レア度が高いことが高額になっている要因のようです。
売れ筋商品ランキング上位で必ずその名を目にするほど人気のある3ブランドを紹介。人気なだけあって種類もデザインも豊富で機能性も抜群です。
1949年、ヘルシンキの地から始まった『マリメッコ』は、斬新かつキュートなデザインでプリント業界を制し、1951年から本格的に『マリメッコ』として始動しました。
誰もが一度は目にした事のあるウニッコ(花柄)は、エプロン界でも人気で、常に売れ筋商品の上位にランクインしています。
『BellePlume』はシックでフェミニンな女性らしいデザインから、キュートで女の子らしいデザインまで多彩なタイプ・スタイルが選べるエプロンブランドです。
機能性とデザイン性を追求した製品へのこだわりが人気の秘密。
キュートでポップ&ファンシーなデザインが人気の『ジェシースティール』は、親子セットで使えるファミリー仕様。
お母さんと娘でお揃いの柄や、タイプが一緒で違う柄など、ちょとしたアレンジでコーデの幅が広がり親子で楽しみながらクッキングができる親子コーデブランドです。
今回は【おすすめの選び方】でも紹介したエプロンのタイプや素材を中心に、親子で楽しめる親子コーデができるのかやカラーバリエーションの豊富さについて比較してみました。
毎日身に付けるものだから、【汚れないようにするためだけ】に使うなんてもったいない!エプロンだってファッションの一部。
上品に毎日の家事が楽しくなる、そんな素敵なお召し物です。
エレガントで繊細なつくりによって、着るだけで上品さが引き立ちます。バリエーションはありませんが、同デザインの鍋敷きやミトンなどのアイテムが豊富。
スカート部分はチューリップ型をしており、裾のフリルが女性らしさを際立たせながら、胸元のリボンでさらに可愛らしさもアピール。
肩紐はリボンタイプのホルターネックとたすき掛けタイプとに切り替えられる2way仕様なので気分によって選べます。
腰紐のリボンは装飾で実際にはホックで止める仕様なので締め付けすぎずゆったりしすぎず調度いいサイズになっています。ポケットも付いているから受け取りの印鑑なども入れておけますよ。
シンプルなロングエプロンならどちらがお好みですか?おすすめを2アイテムピックアップ!
あまり派手な柄やタイプが好きじゃない方や普段着られる服に柄物が多くて落ち着いたデザインをお好みの方に。
洗濯してもシワになりにくい綿ポリエステル混紡素材を利用したお手入れのしやすいエプロン。
人気作家のマタノアツコさんの刺繍が施されている商品は、百貨店でも人気のアイテムなんです。母の日やお母さんへの誕生日のプレゼントなどによく利用されています。
3つのカラーから選べ、前面に2つの幅広ポケットが付いているので使い勝手も良く、腰紐はバックとフロントのどちらでも結ぶことが可能です。
バックスタイルはたすき掛けタイプになっています。
ベージュ・ネイビー・グリーン(ライトカーキ)の3カラーから選べる『ムーシャン』は独特のデザインが特徴的なエプロンです。
ストラップや紐がなく、そのまま上から被るように着るワンピースタイプです。
バックシルエットはクロスされていてAラインのシルエットはゆったりと着られます。フロント部分にギャザーが寄っているので寸胴なフォルムに見えないのもポイント。
スカートの裾や胸元にさりげなくレースがあしらわれているので優しい女性らしさも忘れません。
さらりとしなやかな素材のリネン生地(麻)を使用しているので季節を問わず着られます。また、肩紐は太いので疲れにくく肩こりや首の疲れが出にくくなっています。
サイドには大きめのポケットも付いているのでスマホもラクラク入ります。
スタイリッシュな雰囲気に憧れを抱いてしまうカフェエプロン。飲食店へお食事に出かけた時などに見かけますよね。
自宅でもカフェ感を演出できますし、胸当てタイプのものよりサッとつけられるので便利です。
麻の風合いが感じられるカフェエプロンは、オフホワイトでナチュラルテイストなスタイル。
腰に巻くタイプなので着脱しやすく、バックにポケットが付いているので物を入れても邪魔にならない機能的なデザインです。
クリンクル加工がされているのでシワ感が味わいを出してくれます。
天然素材なので洗濯の際に色落ち・色移り・縮みなどの可能性があり、乾燥機などの使用は素材を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。耐久性に関しては丈夫で長く愛用できるエプロンです。
人気のジーンズブランド『Lee』のカジュアルなデニムエプロンは、7つの豊富なカラーバリエーションとシンプルなデザインで男女ともに人気の高いアイテム。夫婦やカップルのペアルックとしても使用できます。
フロントにはセンタースリットが入っていて、ストレッチの効いた生地は動きやすくて家事全般やガーデニングにも適しています。
腰紐の幅は3cmあるのでエプロンをしっかりと固定してくれ、フロントのポケットは2つともスマホがスッポリと入るサイズです。
サイドに2つ、フロントに2つ、バックにも2つの計6つのポケットはどれも大きく機能的なので動きながら作業するのにピッタリです。
ロングエプロンと呼ばれる胸当てエプロンは、柄が可愛くてもスタンダードタイプなのか、フリルがあるのかなどのデザイン次第でシンプルにもキュートにも変わります。
今回はシンプルタイプとキュートなワンピースタイプの2点をセレクト。
キュートでポップな柄が特徴的な『Cath Kidston』からおすすめするエプロンは、大小のフラワーモチーフがエレガントで女性らしさを引き出してくれるデザインです。
コットン100%のなので肌触りも良くゴワつかず、着心地よくできています。
Dカンタイプのホルターネックになっているのでヘアスタイルが乱れることなく着られ、腰紐が長いのでバック・フロントのどちらでも結ぶことができます。
フロントのポケットは大口で取り出しやすく、スマホや電話の子機、ワイヤレスインターホンなどもスッポリ入るサイズで機能性も抜群です。
世界30カ国以上、6,000店を越える百貨店などで販売され、映画やテレビドラマでも大人気のエプロンブランド『Jessie Steele』。
なかでもこのワンピーススタイルは人気のデザインで、15種類以上のカラーバリエーションを展開しています。
リボンタイプのホルターネックに、ワンピース状になったスカート、裾には幅広のフリルが付いていてとってもキュート!
"THE女の子"という雰囲気から、好みは二分されるかもしれませんが、かわいいが好きな人は必ずといっていいほど気に入ってしまうのでは?!
同柄の子供用エプロンも多数展開されているので親子でのクッキングタイムが楽しくなりますね。バリエーションが豊富なので親子でカラー違いも楽しめそうです。
スタイリッシュな印象が強いカフェエプロンですが、シンプルなものだけじゃなく可愛いデザインのものたくさんあるんです。
特に今回はエプロン界で人気の2ブランドからアイテムをピックアップしてみました。
布製品全般根強い人気を誇るのマリメッコの大人気プリント『ウニッコ』モチーフのカフェエプロンはスタンダードなレッドをはじめ、ネイビー・イエロー・ブラック・ハッピー(ビタミンカラー)の5つのカラーバリエーションを展開しています。
フロント部分のポケット口が広く出し入れしやすいタイプになっているのでスマホやワイヤレス電話が楽に持ち運べます。
ブラック・ベージュ・ホワイトの3つのカラーバリエーションがある『Vitahome』のカフェエプロンは、モノトーンでありながらもエレガントな柄が華やかで女性らしいデザイン。
腰の部分には4箇所にダーツが入っているので体にピッタリフィットします。大きめのポケットはセンターに縫い目があり、2つに分かれているので大容量。
紐の通し穴があるので楽に着られ、長さもフロントで結べる長さなのでずれ落ちる心配もありません。
通販サイトなどで簡単に買えてしまうエプロン。せっかくお金を出して買うなら失敗はしたくないもの。そうならないために購入時、気をつけることとは……?
実際に安いエプロンを使ったわけではないのですが、調査をしてみたところによるとあまり安すぎるものは布が薄手のものもみられるようです。
「使用する分には問題ないが、商品の耐久性は期待できない」といった意見が多くみられました。
また、人気ブランドの商品が他店よりも大幅に安い場合は模造品の可能性もあるので注意が必要です。安いエプロンを購入する場合はリスクを想定した上で購入することをおすすめします。
ブランドエプロンも意外とハードルはそんなに高くないとお分かりいただけたでしょうか?
種類もデザインもお値段も、非常に多くの選択肢があるエプロンですが、やはり種類が多いと目移りしてしまいますよね。
まずは購入金額の範囲を決め、そこから自分の求めるデザインやタイプを明確にしていくと選びやすいです。
ですが、最後の2~3着に絞って悩みに悩んでしまうなんてことも……。
気になるアイテムが何種類かある場合は、用途や気分、その日の服に応じて変えれるように数点バリエーションを揃えてみては?
普段着のようにエプロンもコーディネートのひとつとして考えると、毎日の家事へのモチベーションも上がって効率の良いお仕事(家事)ができるかもしれませんね。