産後の体型戻しや骨盤のゆがみにおすすめな骨盤矯正ガードル。実際のところ本当にゆがみの矯正やダイエットは期待できるのか、気になっている人も多いのでは?
そこで今回は骨盤矯正ガードルについて徹底調査しました!骨盤矯正ガードルの選び方とおすすめ10選をご紹介します。
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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産後の体型戻しや骨盤のゆがみによる体型変化におすすめな、骨盤矯正ガードルについて徹底調査しました。
「実際のところ本当にゆがみは矯正されるの?」「ダイエットは期待できるの?」など、疑問に思っている人も少なくありませんよね。
さまざまな口コミや専門家の意見もまじえながら正しい骨盤矯正ガードルの選び方を伝授。
こだわりの視点で選び抜いたおすすめの10アイテムもピックアップしました。
正しく選んですっきりとしたボディラインを取り戻しましょう。
ママアイテム編集部
女性の骨盤は男性に比べ、出産や姿勢の悪さなどが要因となってゆがみやすい傾向にあります。ゆがんだ骨盤をそのままにしておくと、腰や肩など体にさまざまな影響が及んでしまうことがあります。
下腹部のポッコリも実は骨盤のゆがみが影響しているのかもしれません。産後や腰に違和感があるなら少しでも早く骨盤を正常な位置に戻したいですよね。
骨盤矯正ガードルは普通のガードルとは異なり、骨盤を正常な位置に戻すことを目的としているため、間違った使い方をしていると効果が半減するどころか逆にゆがみを大きくしてしまうことも。
そうならないためにも、正しい選び方や使い方をしっかりとマスターしていきましょう。
骨盤矯正ガードルにもそれぞれの目的に合わせたタイプが存在します。
「骨盤の歪みを矯正する」という最終目標はは同じでも産後なのか、そうでないのかによっても選ぶべきガードルのタイプは異なります。
以下で、3タイプの骨盤矯正ガードルの特徴をまとめました。目的や好みに合わせて上手に選びましょう。
◆ソフトタイプ
骨盤矯正ガードルのなかでは、身生地が柔らかく伸縮性にすぐれたタイプ。ガードルを普段着用しない人やガードルの締め付け感が苦手な人におすすめです。ガードル初心者でも着用しやすく、産後比較的早い段階からでも着用出来ます。
◆ハードタイプ
身生地が厚く伸縮性があまりないのが特徴です。パワーがあるので、普段からガードルを履き慣れている人や、多少の締め付け感は大丈夫な人、しっかりと骨盤を押さえたい人におすすめです。腹部の圧迫感もあるので産後の人は1ヶ月以上経って体調が安定してきた頃に着用するようにしましょう。
◆ガードルショーツタイプ;
日常的に着用できる補整機能がついたショーツ。柔らかく産後すぐからでも毎日履けるので、気合を入れて履かなくてもよいのが嬉しいポイントです。
骨盤矯正ガードルのサイズ選びはとても重要なポイントです。
早く骨盤を矯正したいからといって小さめのサイズを着用していると、骨盤の締め付け位置が合わずに逆に歪みが大きくなってしまったりというトラブルを招いてしまいます。
また、締め付けが強すぎると血行不良を起こしてしまったり、腹部の強い圧迫で内臓が下がってしまう内臓下垂になってしまうことも。
自分の体型にきちんと合ったサイズのものを着用するようにしましょう。自分でわからなければ、店舗なら店員さんにサイズを正しく測ってもらったり相談しながら選ぶとよいでしょう。
ネット通販などで購入するときは、ヒップの一番大きい部分に合わせて計測し、実際に使用した人の口コミなどの情報も参考に選んでみましょう。
産後の場合は産前のサイズに合わせるのではなく、いま現在のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。産前にどうしても準備しておきたい場合は、妊娠8ヶ月目くらいのサイズを目安にするのがおすすめです。
骨盤矯正ガードルの素材もさまざまなものがあります。ソフトガードルならある程度伸縮性の高い柔らかい素材が使用されていることが多いと思います。
ロングガードルなら太もも部分は圧迫感のない伸縮性のある素材で、骨盤部分はある程度締め付け感のある厚手の素材と使い分けしているガードルもあります。
冷え性などの人には腹部や仙骨部分の冷えをふせぐ、厚手のクッション素材が使用されているものなどがおすすめです。
また、産後の肌はデリケートにかたむきがちです。ちょっとの刺激にも敏感になることが多いので、刺激の少ない素材なのか、通気性にすぐれているかなどを細かくチェックしながら選ぶとよいでしょう。
1枚だけ購入するのか、複数枚を継続して着用するのか、自分の目的にあった骨盤矯正ガードルがどのくらいの価格帯なのかを知っておくことも大切なポイントです。
以下の表で手頃な価格帯のものから機能性にすぐれた高級な価格帯、それぞれの特徴をまとめました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格帯 | 〜1,000円 | 1,000円〜6,000円 | 6,000円〜 |
ガードルタイプ | ・ガードルショーツタイプ | ・ソフトタイプ ・ハードタイプ ・産後用ソフトタイプ | ・産後用ハードタイプ |
骨盤矯正ガードルのメーカーやブランド選びに迷ったら、以下の3メーカーから選ぶのもおすすめです。
女性用下着専門のメーカーだからこその知識と実績で、確かなはき心地を実感できますよ。
1886年にドイツのコルセット製造職人に手によって設立されたトリンプ。
当時のドイツはコルセット業界最盛期にあって事業は急速に成長。イギリスを筆頭にその販路を拡大し、現在では、世界各国でアンダーウェア・メーカーとしての地位を確立しています。
日本での設立は1964年。1984年には「トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社」に社名変更し、「天使のブラ」をはじめ斬新な発想力で、女性が美しく前向きに毎日を過ごすための下着の開発に取り組んでいます。
ワコールは1964年の設立以来、45年以上にわたって女性の「美しくありたい」という願いにこたえるべく、科学の目で女性下着を研究開発し続けています。
ワコール人間研究所では、最新の技術を活用しながらも女性研究員の五感を使った人体計測によって女性のからだを深く研究。実際に女性の肌にふれ体温を感じることが製品開発にもっとも重要であることと考えています。
サンテラボは人・社会・地球にやさしい「気持ちのいいもの」を集めたセレクトショップ。
福井を拠点に、オーガニックや無添加のエコな取り組みが行われているのもを厳選しあつかっています。
上質でナチュラルな暮らしを目指し、世界中から厳選されたこだわりのモノ・コトを幅広く提供・発信しています。
これからおすすめする骨盤矯正ガードルは、以下の2つのポイントに重点を置いて選定しました。
おすすめの特徴とあわせて参考にしてみてくださいね。
田中みな実が「世の中の女性が美しいヒップになれますように」という願いを込めて初めてプロデュースしたガードル。適度な伸縮性で、押さえるところはしっかり押さえて無駄な締め付け感がないソフトタイプです。
かろやかで吸湿性のある生地を使用しているため、ガードルを普段はきなれていない人や、強い締め付け感が苦手な人でも、毎日無理なくはけるのがうれしいポイントです。
サイズ展開もSサイズ(W58~64cm)、Mサイズ(W64~70cm)、Lサイズ(W69~77cm)と豊富。
名前のとおり、はじめてガードルを履く人のおすすめです。
そんな骨盤のゆがみからくる体型のくずれにおすすめしたい、引き締め効果のある骨盤矯正ガードル6選をピックアップしました。
上から下まで総メッシュ編みでムレを解消。ガードルをはくと気になるのが、ショーツがガードルに響いてモタついてしまうこと。一枚はきでも使用できるようにマチ部分はコットンクロッチを採用しています。
骨盤周りとヒップ周りには極太のパワーネットを使用し、骨盤を固定しヒップの引き上げをサポートします。ダブルのパワーネットが下腹部をほどよく押さえ、腹周りのぽっこりもしっかりとカバーします。
脚口にはミドル幅の薄手のレースを採用し、太もも部分に流れたお肉も逃さずしっかりとフィット。普段の下着にも合わせやすいブラックとベージュで、周りからも気づかれずに骨盤矯正ができます。
締め付け感の強いガードルは目的によって必要なときもありますが、仕事中などに長時間はいているのはとても辛いものです。とくに伸縮性に欠けるものなら脚の曲げ伸ばしもしんどくなることも。
「骨盤ガードル ビューティーシルエット」は最薄部0.3mmとストッキング並みの薄さにもかかわらず、独自の6つのベルトによって気になる部分をしっかりとカバーします。
とても薄いですが破れにくく脱ぎ着がしやすいので、トイレに行くたびに何分もガードルを直す手間もはぶけます。
ジーンズなどをはけばわかりますが、はいていない時とはいている時の差が一目瞭然。ぽっこりお腹はスッキリと、ヒップは引き上がり、太ももに隙間もできる実力です。
毎日無理なくはき続けられるよう、素材にも配慮。薄手のメッシュ生地が通気性よくラクに脱ぎ着ができます。
セミハイウエストの2層のパワーネットが、ウエスト部分から下腹部までをしっかりと包み込み、ぽっこりお腹もととのえます。
ゆがみがちな骨盤まわりはしっかりとした強めの圧で、正常な位置にみちびくようにサポート。ぐるりと前脇からヒップ下に巻き込む中圧のパワーネットで垂れがちなヒップラインも上向きに補整するように支えます。
脚口は段差のつきにくいヘム仕様。ブロッサム・モカベージュ・スキンベージュ・レッド・インディゴ・ブラックの6色の豊富なカラー展開がうれしいポイントです。
楽しみながら、骨盤のゆがみを矯正しスタイルアップを目指したい人におすすめのガードルです。
レースをあしらったハイウエスト部分は、しっかりとウエストを引き締めウエスト部分の生地が丸まらず快適と好評です。ウエスト部分にはボーンが内蔵されているので、ついつい猫背になりがちな姿勢のサポートにも◎です。
骨盤部分はパワーネットで心地よく左右から押さえ、ゆがみがちな骨盤をととのえます。下腹部もクロスのネットでしっかり押さえ、ヒップ下のネットがお尻を丸ごと引き上げるように支えます。
一枚はきもできるので、ショーツのモタつきも感じず快適なはき心地を実感できます。
独自の骨盤補整メソッドである「骨盤デルタ方式」で、長時間心地よくはいていられるガードルを開発。はいた瞬間から違いが実感できます。
さまざまな骨盤のゆがみのタイプに対応。どんなゆがみにもしっかりと骨盤をホールドし正しい位置へとみちびきます。
下腹部には横伸びしない生地を使用。たしかなホールド感で下腹部のぽっこり感をサポートします。ウエスト部分は伸縮性にすぐれた生地を採用。どんな動きにもしっかりと密着し長時間はいていても疲れにくいのが特徴です。
前脇からヒップ下部分にわたるバンドと、内腿からヒップ上にわたる骨盤バンドのクロス部分に大転子が当たるように設計。大転子とは、大腿骨の外側の飛び出た骨の部分のこと。大転子をサポートすることにより、脚の上げ下げをラクにサポートします。
脚口には幅広のレースをあしらいアウターに響きにくい仕様です。肌に当たる部分の凹凸も極力フラットに仕上げ、敏感肌にもやさしいはき心地がうれしいポイントですね。
フロント部分が開いてお尻に集めたお肉をグイッと引き上げ、そのままホックを閉めれば丸みのある美しいヒップラインとキュッと引き締まった骨盤が同時にかないます。
必要な部分に必要なだけの圧がかかるよう、パワーネットの重なりの変化で強弱のある着圧を実現。着圧のいらない部分はやわらかなはき心地で、一日じゅうはいていても疲れ知らずです。
ウエスト部分には幅広レースを採用し、くるくると厄介な巻き上がりを防いでくれます。脚口にもひかえめなレースをあしらい、しっかりと太ももをホールドしほっそりしたパンツスタイルでも、段差が出ずすっきりとはきこなせます。
30年間下着のパタンナーをつとめたプロ考案の特殊構造だからこそかなう補整力で、まるみのある上向きヒップを実感してみませんか。
この時期にしっかりと補整しながらサポートをしてあげると、正しい位置に戻りやすくなります。
体調が落ち着いたら早めに始めたい、産後向けの骨盤矯正ガードル4選をまとめました。
人気の秘密は、産後の骨盤の開きを徹底的に引き締めるその補整力の高さにありました。産後の骨盤のひらきにはハードな補整力が必要です。強力なパワー素材としっかりとした機能性で、確実に骨盤を矯正しゆるんだウエストを引きしめます。
お腹部分と骨盤部分には、伸びづらい裏打ち素材を使用。下腹部と骨盤をしっかりとサポートし正しい位置にととのえます。着脱のしにくさは前面のファスナーとホックで解決。しっかりとはきあげることが可能です。
しなやかなボーンを内蔵したハイウエストな設計で、産後のゆるんだウエストもすっきりとシェイプするように支えてくれます。
両ウエスト部分に取り付けられた面ファスナーで、段階的に締め具合を調節できるので、産後の変化の起きやすいウエストサイズにしっかりと対応。
脚口は縫い目のないヘム仕様、アウターに響かず敏感になりがちな肌にもやさしいはき心地です。サイズ展開も豊富で妊娠前よりも体重が増えてしまっても、安心してサイズ選びができますよ。これ1枚あれば産後のスタイルアップが簡単にできそうですね。
ワコールマタニティの「SUHADA 肌リフト 産後」は、ワコール「肌リフト」に骨盤矯正機能が加わった機能性ガードルです。
ウエスト部分にぐるりと配置した幅広の「NANOテープ」が、肌に吸い付くように密着。太ももからヒップ、下腹部のたるみを引き上げて固定します。NANO素材の密着性を高めるために1枚ばきがおすすめです。
セミハイウエストでウエストからヒップ部分までをなめらかにシェイプ。骨盤部分には裏打ち生地を使用。出産で開きがちな骨盤をやさしく正常な位置にととのえます。
太もも部分はうすくなめらかで脚口をヘム仕様にすることにより、どんな動きににもピタッと吸い付いてズレずに快適です。
産後1ヶ月後くらいを目安に着用を開始できます。産後の職場復帰が早いママでも、出勤時も普段のガードルのように快適にはける1枚です。
ヒップのうしろ部分から、骨盤にかけて一直線に伸びたベルトが骨盤をキュッとひきしめ正常な位置に戻るようにサポートします。3段階調節のホックでいちじるしい体型変化にも対応。
お腹部分とヒップ下に裏打ちされたパワーネットで、すっきりとさせたい部分や引き上げたい部分をしっかりとサポートします。厚手のハードタイプですが、一枚はきもできるので、ガードルのなかでショーツがモタつかずに便利です。
腰部分には、やわらかな2本のボーンが内蔵され、赤ちゃんの抱っこなどで猫背になりがちな姿勢を正し、骨盤のかたむきをサポートします。ウエスト部分と脚口にあしらわれたレースがちょっとしたおしゃれポイント。産後1ヶ月後くらいを目安にスタートできます。
骨盤矯正ガードルを購入する前に解決しておきたい、疑問や質問をQ&A形式でまとめました。ちょっとした不安は購入前にすっきりと解決しておきましょう。
通常のガードルよりも締め付け感が強く、はじめははきにくさを感じる人も多いですが、骨盤矯正に加え下腹部のサポートや腰へのアプローチもできるので、骨盤の歪みによって抱えていたさまざまな不調も軽減できるとされています。
整体やカイロで骨盤矯正をしてもらうという手段もありますが、産後のママは忙しくて外出もままなりませんよね。そういった点では、毎日骨盤矯正ガードルを着用することは有効な手段といえそうです。
骨盤のゆがみを最小限におさえるためにも、産後悪露が落ち着いて体調が整ってきたら、早めに着用するのがおすすめです。個人差もありますが産後の1ヶ月検診で問題がなければ着用して大丈夫でしょう。
また骨盤矯正ガードルは着用してしめつけた状態で、じっとしていてもあまり効果は期待できません。
しめつけた状態で動き回ることによって、筋肉が動き少しづつ矯正されていくため、ガードルをはいたらなるべくならば動き回ることが、骨盤矯正を成功させるポイントです。
しかし骨盤矯正ガードルはあくまで骨盤を矯正するための補助アイテムなので、はくだけでダイエット効果が期待できるといったことはありません。
着用しただけで、いっさい運動をしなければ筋肉もおとろえ、適切な食事管理も必要です。ダイエットが目的ならば骨盤を矯正したうえで、ほかの対策も一緒に行っていくとよいでしょう。
産後のママはもちろん、頑張る女性は不調があってもなかなか自分のために時間を取ることがむずかしい時があります。新たな不調をまねく前にしっかりと自分メンテナンスをしてあげたいですよね。
とくに産後のママの骨盤矯正は、産後1ヶ月から半年が勝負です。その後を元気に過ごすためにもしっかりと骨盤のゆがみを矯正し、自分ケアしていきたいですね。
これを機会に自分にぴったりな骨盤矯正ガードルを見つけて、スタイルアップ美人を目指しましょう。