肌に優しいクレンジングってどういうものを選べばいいの?肌への刺激を感じやすい、乾燥肌や敏感肌にも安心な、肌に優しいクレンジング選びをお手伝いします。しっかりメイ...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>肌に優しいクレンジングってどういうものを選べばいいの?肌への刺激を感じやすい、乾燥肌や敏感肌にも安心な、肌に優しいクレンジング選びをお手伝いします。しっかりメイクも落とせるクレンジングオイルや優しい使用感のクレンジングクリーム、穏やかな洗浄力のクレンジングミルク、摩擦を抑えて洗えるクレンジングジェルまで、タイプ別に肌に優しいアイテムを厳選しました。毎日のように使うものだからこそ、自分のお肌に合うものを選びたい!そんなあなたにぴったりなクレンジングがみつかるはずです。
エキサイトおすすめアイテム編集部
乾燥肌や敏感肌は、クレンジング選びにも気を使いますよね。
毎日のメイクをキレイに洗うことができて、しかも肌に優しい。そんなクレンジングを選ぶ時に注目したいポイントを4つご紹介します。
肌に優しいクレンジングを選ぶ際には、メイクに合わせてテクスチャーを選ぶことが重要です。
オイル | クリーム | ジェル | ミルク | |
---|---|---|---|---|
しっかりメイク | 洗浄力高めで、キレイに洗い流せる | 洗浄力のあるタイプならOK | 油性タイプのジェルに限る | しっかり落とせない場合が多い |
ナチュラルめなメイク | 肌に優しい処方のものを選ぶ | 肌に負担をかけすぎすに洗える | 肌への負担が少ないタイプがいい | 洗い残しがないように気をつける |
ごく軽めのメイク | 洗浄力が強いので負担が大きい | 肌に優しいものを選ぶといい | 肌に優しいものを選ぶといい | 優しい使用感 |
しっかり濃いめのメイクをした時には、洗い残しの心配がないクレンジングオイルを、軽くパウダーファンデーションでメイクをしたという日ならクレンジングクリームを使うなど、メイクに合わせて選ぶといいですね。
どのタイプも、それぞれ成分によって肌への負担が少ないもの、大きくなる可能性のあるものがあります。
特に、クレンジングジェルは水性のタイプだと、合成界面活性剤が使用されている場合が多いので敏感肌や乾燥肌は避けた方が安心です。
クレンジングをすると、どうしても肌に必要な皮脂や角質も洗い流してしまって洗い上がりが乾燥しがち。
それを防ぐために、保湿成分などを配合して洗い上がりがしっとりとするクレンジングが乾燥肌や敏感肌の方に人気があります。
とはいえ、洗い上がりはすっきりさっぱりしていないと気持ち悪い……という意見も。
W洗顔不要でもさっぱりしないから、と結局洗顔料も使ってしまって、余計に肌が乾燥することになったら元も子もありません。
洗い上がりの好みや季節などによって快適に使えるものを選びましょう。
お肌に刺激を感じる可能性のある成分はなるべく排除したいですよね。
などの成分が多く含まれているものは注意が必要です。
使ってみてお肌に合わない、刺激があると感じたらすぐに使用を中止してください。
クレンジングにはみんなどれくらいの金額をかけているのでしょうか?
クレンジングの相場をリサーチしてみました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 500円前後 | 1,000〜2,000円台 | 4,000円〜 |
特徴 | ドラッグストアなどで買えるプチプラクレンジング | お肌に優しいクレンジングが見つかる価格帯 | 特にこだわったクレンジングの価格帯 |
価格が安くても高くても、お肌への刺激があったら使えませんよね。
相場価格を参考にしつつ、まずは成分を確認してお肌に優しいクレンジングを選ぶことが重要です!
たくさんのコスメブランドの中でも、肌への優しさにこだわった3つをご紹介。
肌への刺激を抑えながらも、しっかりメイクや古い角質などを洗い流してくれる人気のクレンジングを展開している注目ブランドです。
肌や体に優しい成分を使い、皮膚科学を元にした高い技術で作られるコスメが多くのファンに支持されるブランドです。
スキンケアの基本である「落とすこと」に注目しているブランドなので、特にクレンジングには定評があります。
敏感肌の研究を長く続けている資生堂が1997年に発表したのがこのd プログラムです。
外部刺激や生活環境などでお肌が敏感に傾くという「ときどき敏感肌」のために開発された、お肌に優しいアイテムは幅広い世代の女性に人気があります。
通信販売の化粧品ブランドとして1987年にスタートしたオルビスは、現在では店頭での販売もあり、より多くの方に愛されるようになりました。
使い心地がよく、お肌に必要なものを作ることを創業当時から続けているので、お肌が敏感な方からも信頼が厚いブランドです。
お肌に優しいクレンジングを集めた今回は、オイルやクリーム、ミルク、ジェルといったタイプごとにおすすめをご紹介していきます。
それぞれのタイプのクレンジングの中から使いやすいものを選ぶ時に参考になる「容量」を比較しながら見ていきましょう。
肌への優しさを条件にたくさんのクレンジングをチェックした編集部で、今回一番におすすめしたいという結果になったのがD.U.Oのクレンジングです。
オイルでもクリームでもない、「バーム」という別ジャンルのこちらのクレンジングは、肌への優しさと高いクレンジング力の両方を持った理想的な逸品!
強いクレンジング力のものは肌に負担が大きそう、でも洗浄力が弱いとメイクが残ってやはり肌に負担が……。そこでおすすめしたいのがこちらのクレンジングバーム!
<おすすめPOINT>
美肌を目指す成分がたっぷり含まれたクレンジングバームはジャーから取り出すと少し固さのあるテクスチャー。
それが、手のひらの温度でとろりと柔らかく溶けて、クリームやオイルのような質感に変身します。
その中には、保湿成分や洗浄成分を合わせた毛穴よりも小さいサイズの「毛穴クリアカプセル」が含まれていて、毛穴の奥まで洗浄成分が届き、さらに保湿成分が角質層の隅々に浸透してくれます。
<添加物不使用>
これら7種類の成分が無添加!毎日安心して使うことができるクレンジングを目指しています。
また、気持ちよくリラックスしてクレンジングができるように、ローズエッセンシャルオイルを配合。肌にも心にも優しいクレンジングバームです。
洗浄力が高いクレンジングオイルの中にも、肌に優しい成分のものがあります。力を入れることなく、優しく洗ってメイクがすっきり落ちるので、肌への負担も軽減。
クレンジングのあとは、早めに保湿などのスキンケアをして乾燥を防ぎ、しっとり美肌を目指しましょう。
毛穴や肌のキメにファンデーションが残ると、肌トラブルにつながってしまうことがあります。特に、刺激を感じやすい敏感肌ならなおさらメイクはキレイに洗い流してしまいたいですよね!
そんなお肌におすすめなのがこちらのクレンジングオイルです。
<おすすめPOINT>
クレンジングオイルだと洗った後お肌が乾燥する……という方からもこちらはしっとりとした洗い上がりでつっぱりにくいと好評。
メイクに優しくなじませて、丁寧に洗い流せばすっきり!リピーターが多い人気商品です。
*全ての方のお肌に刺激が起きないということではありません。
クレンジングでメイクを落とすのは当たり前!
プラスアルファの働きを持つクレンジングがたくさん登場している中、こちらのオイルは「肌のくすみ」も一緒に洗い流してしまおうというスゴイ商品です。
<おすすめPOINT>
時間をかけなくてもメイクがオイルになじんで、キレイに落ちてくれるのでお肌への負担が少なくすみます。
さらに、美容液などにも配合されるアルガンオイルやバオバブオイルといった植物オイルを配合しているので、クレンジングをしながら*エイジングケアができるという優れものです。
*年齢に応じたスキンケアのこと
さらっとしたテクスチャーでダブル洗顔不要、リキッドのような扱いやすさのクレンジングオイルなら、毎日のクレンジングがグッと楽になりそうですよね。
<おすすめPOINT>
植物性のオイルがメイクや毛穴の角栓、黒ずみを浮かしてキレイに洗い流します。こする必要がなく、するするとメイクが落ちるので肌への優しさにも大満足!
疲れて帰った夜や、ゆっくりバスタイムを過ごせない慌ただしい日にも、時短でキレイにクレンジングすることができます。
優しくなでるだけでメイクはもちろん毛穴に詰まった角栓や肌のザラつきもすっきりキレイに洗い流してくれるクレンジングです。
<おすすめPOINT>
お肌のうるおいを残すので、乾燥からくる肌トラブルの予防におすすめしたいこちらのクレンジングオイル。肌細胞にとってストレスとなるという添加物を使っていません。
肌に優しく安心して使うことができて、毎日のクレンジングで美肌を目指すことができるという一石二鳥なアイテムです。
乾燥肌や敏感肌に優しいクレンジングの一つであるクレンジングクリームは、メイクとなじませる際に摩擦が起こりにくいだけでなく、油分と界面活性剤のバランスが良くて、お肌への負担も少ないのが魅力。
さらに、油分や美容成分によってお肌の乾燥を予防してくれます。そんなクレンジングクリームの中からおすすめをご紹介!
ポーラ・オルビスグループの中で、敏感肌のために開発されたブランドがDECENCIA(ディセンシア)です。
様々なラインがあるディセンシアの最もベーシックなラインがこの「つつむ」で、敏感な肌がもともと持っていた美しさを取り戻すためのアイテムが揃っています。
<おすすめPOINT>
メイクとクリームを優しくなじませ、フッと軽くなったらクレンジング完了のサイン。肌に必要なうるおいを残しつつ、キレイにメイクを洗い流すことができます。
粉を吹くほどに乾燥した肌にも優しく、クレンジングでお肌に刺激を感じたり荒れたりしやすい方におすすめです。
ポーラの保湿に注目したラインとして人気の「モイスティシモ」のクレンジングは肌に優しく、柔らかなお肌を目指すアイテム。
<おすすめPOINT>
角層にうるおいをキープして、しっとりと健やかなお肌に整えるためのこちらのシリーズ。
乾燥した肌にうるおいで守り、クレンジングの後の化粧水や乳液などのスキンケアがより肌に浸透するように導きます。
メイクはもちろん、古い角質や角栓のケアにもおすすめ!
ジェントルフローラルの心地よい香りで、快適にクレンジングの時間を楽しむことができそうです。
*全ての方にアレルギーや肌刺激が起らないということではありません。
長年の養蜂の経験と技術から作り出したのが山田養蜂場のクレンジングです。
中でもRJスキンケアシリーズは、肌の乾燥やシミが気になる方のためのシリーズなので、肌への優しさにも期待できます。
<おすすめPOINT>
肌に優しく保湿をする成分がたっぷり配合されているので、洗い上がりのつっぱり感を感じにくいのが魅力。
メイクや毛穴の汚れの落ち方も申し分なく、夜のスキンケアのファーストステップとして肌をリセットしてくれます。
メイクを落とすためにはオイルや界面活性剤が欠かせません。
そこでHANAorganicは、成分にこだわって肌への優しさとクレンジング力の高さを両立したクレンジングを開発。肌に優しく、しかもキレイに洗うことができる肌に嬉しい逸品です。
<おすすめPOINT>
使用する原料は100%天然のもので、さらにその99.9%がオーガニックというクレンジングクリームは、肌への負担が少なく優しい使用感が人気です。
オイルや界面活性剤の量が少なく、肌への負担が少ないのがクレンジングミルクです。
その分、クレンジング力の穏やかさがネックに……と言われますが、意外とちゃんと落とせる上に肌に優しいクレンジングミルクも色々登場しています。
そんな、一度使ってみたいミルクタイプのクレンジングをご紹介します。
肌を柔らかくするエモリエント成分を中心とした肌に優しいクレンジングミルクです。
<おすすめPOINT>
保湿とエモリエントのための成分が99%を占めるこちらのクレンジングミルクは、メイクを落とす働きはもちろん、肌を保湿して守る働きに優れています。
そのため、クレンジングとしてだけでなくボディクリームとしてカサカサが気になるかかとやひじ、スネなどに塗ると、しっとりボディに近づくことができます。
また、クレンジングミルクってあまりメイクが落ちないのでは?というイメージを覆すメイク落ちの良さも魅力です。
日本の様々な自然の素材を使ったシンプルなスキンケアアイテムを展開する「shiro」のクレンジングミルクには、北海道の函館で採れるがごめ昆布を使用しています。
<おすすめPOINT>
一般的なだし昆布よりもとろみが強いがごめ昆布の質感をそのまま感じるようなクレンジングミルクで、肌への摩擦を感じることなくメイクとなじんでくれます。
しっとりと柔らかい肌に洗い上がるので、乾燥肌を優しく洗うことができるおすすめのクレンジングミルクです。
水道水が硬水で、水を使わないスキンケアが定番のフランス式のクレンジング。
メイクになじませてマッサージをして、汚れが浮いてきたら優しくティッシュオフして終了です。もちろん、洗い流してもOK。
<おすすめPOINT>
肌が乾燥していたり皮膚が薄くなっているなど、刺激に敏感になっている時に肌への負担をかけずにクレンジングができる便利なアイテムです。
コットンでふき取ると肌が擦れて痛くなることがあるので、ティッシュを押し当てるようにするのがおすすめ。もしコットンを使う場合は濡らした状態のものを使います。
シンプルで使いやすいスキンケアアイテムが人気の無印良品のミルククレンジングです。
肌をうるおす成分配合で、しっとりとした使用感が魅力。
<おすすめPOINT>
柔らかい乳液タイプで、メイクとなじみやすいので摩擦の刺激を抑えることができます。しっとりと洗い上げたい肌にぴったりなアイテム。
オレンジオイル配合で、ナチュラルな柑橘系の爽やかな香りを楽しみながら、優しくクレンジングができます。
クレンジングジェルには「水性」「オイルイン水性」「油性」と3種類があります。肌への優しさやクレンジング力の強さなど、自分の肌やメイクに合わせて選ぶことができます。
どのタイプもメイクとなじませる際に肌に摩擦を起こしにくい点は共通していて、肌に刺激を与えにくいのが嬉しいですね。
「ときどき敏感肌」のためのd プログラムのクレンジングジェルは、肌への刺激を極力少なくするように作られています。
いつでも安心して使うことができるとリピートする方が多い人気の定番アイテムです。
<おすすめPOINT>
優しく、さっぱりとした洗い上がりで一年中大活躍!毎日使うからこそ、肌に優しいものを選びたいという方におすすめです。
肌への優しさとメイク落ちを両立させたオイルイン水性のクレンジングジェルなので、毛穴の奥に入り込んだファンデーションもキレイに落とします。
クレンジングで肌に負担がかかるのは、成分が刺激となっている場合や洗い残しがある時、さらに洗いすぎで肌が乾燥してしまっている時も様々な肌トラブルが発生しやすくなります。
そんなクレンジングの悩みを無くしてくれるのがkikimate(キキメイト)です。
<おすすめPOINT>
など、天然由来の成分を95%配合しています。
また、鉱物油や合成界面活性剤、合成着色料など肌に負担がかかる成分は不使用。
いつも美肌をキープしているモデルさんに愛用者が多いとSNSでも話題のクレンジングジェルです。
オイルカットのオルビスのクレンジングジェルはさっぱりとした洗い上がりで、メイク落ちもバッチリな人気商品です。
<おすすめPOINT>
洗浄成分も植物性のものを使用し、優しくしっかりメイクを落としてくれます。
オルビスには色々なクレンジングがありますが、中でもこちらは「しっとり、もっちり感のある洗い上がり」が好みの方におすすめ!
また、水性で水へのなじみが良いので、すすぎがスムーズなのもいいですね。
肌が乾燥すると、肌荒れや毛穴が目立つなど色々なトラブルに繋がります。
マナラのホットクレンジングゲルは、メイクや毛穴に詰まった汚れをきちんと落とすのに肌を乾燥させることがない、理想的なクレンジング!
<おすすめPOINT>
94.4%が美容液成分というこちらのクレンジング、つっぱり感なくしっとりと洗い上げることができます。
また「ホット」というだけあって、肌の上でメイクになじませるとほんのり温かさを感じます。毎日のクレンジングをゆったりリラックスしながら行うことができそうですね。
クレンジングをできるだけ肌に優しく行いたい時に知っておくと役に立つテクをQ&A式で解説していきます。
<おすすめしたいクレンジング法>
クレンジング剤は推奨されている量を使うことが大事です。
少なすぎると肌と手のひらの摩擦で肌に負担がかかったりメイクが落ち切らなかったりします。
反対にクレンジング剤が多すぎても、なかなかメイクとなじまなかったり肌に必要な皮脂や角質まで洗い流してしまったり。
また、すすぎの際にこめかみや髪の生え際、フェイスラインなどにクレンジング剤が残っていないか確認することも大切!
すすぎ残しは肌トラブルの原因になる可能性があるので要注意です。
メイクを落とす際に使われるのは「油」や「界面活性剤」です。クレンジングシートは中でも肌への負担が大きいと言われる「合成界面活性剤」が多く含まれています。
<クレンジングシートがおすすめできない理由は?>
もちろん、メイクを落とす元気もないほどに疲れて帰ってきた時など、メイクをしたまま眠ってしまうよりはクレンジングシートでメイクを落とした方が肌に優しい場合もあります。
とはいえ、肌が乾燥しがちだったり敏感になったりしている時にはなるべく使わないようにするのがベターです。
1日の終わり、すっきりとメイクを落とす為に欠かせないクレンジングはなるべく肌に優しいものを選びたいですね。
特に肌が乾燥していたり敏感になっていたりするならなおさらです。
肌に優しく、しっかりメイクを落としてくれる優秀クレンジングで、肌をリセット!
スキンケアの効果を高めて美肌を目指しましょう。