梅干しのおすすめの商品が知りたい!とはいっても、塩と梅だけのいわゆる昔ながらのものから、さまざまな味付けのされたものまであり、好みも人それぞれ。それなら、詳しい...
梅干しのおすすめの商品が知りたい!とはいっても、塩と梅だけのいわゆる昔ながらのものから、さまざまな味付けのされたものまであり、好みも人それぞれ。
それなら、詳しい人に聞くのが一番、ということで、全国の梅干しを食べ比べた梅干し専門店の店員に、おすすめの選び方を教えてもらいました。
それだけではなく、タイプ別に、ぜひ食べてほしいという商品も厳選してもらっています。
スーパーなどではなかなか手に入らない逸品や、これが梅干し?という驚きの商品まで、すべて試したくなるものばかりです。
読み進めるうちにどんどん唾液が口にたまり、すっぱ顔になること必須です。
ママアイテム編集部
梅干しを選ぶときには、何をチェックすればよいのでしょうか。これだけは確認しておきたいというポイントから、まずは見ていきましょう。
梅干しの原材料表記があるラベルの「名称」という欄を見てみると、多くは「梅干し」ではなく、「調味梅干し」と書かれています。梅を塩漬けして天日に干したものを「梅干し」といいますが、それをさらに水かお湯で塩抜きし、調味液に漬けたものが「調味梅干し」です。
本来は保存食である梅干しですが、「調味梅干し」は塩抜きして塩分を下げているので、保存性を高めるために保存料が添加されているものもあります。また、味を調えるために旨味調味料や甘味料が加えてあったり、合成着色料で色づけされていたりするものなどさまざま。
一方、「梅干し」は、原材料が梅と塩のみであり、添加物は一切入っていません。塩分が高いので保存料も必要とせず、昔から保存食として重宝されてきました。また、塩抜きをしないので、梅の栄養成分が損なわれることなく、まるごと摂取することもできます。
昔ながらの本来の梅干しを味わいたい人、添加物を気にする人は、「梅干し」を選ぶとよいでしょう。原材料をよく確認し、添加物が入っていないもの、できれば自然塩を使用していて国産の無農薬のものであれば、なおよいでしょう。
梅干しのあの独特のしょっぱさが苦手な人でも食べやすいのが、「調味梅干し」です。塩漬けして天日に干した梅を一度塩抜きしてから調味液に漬けて作られますが、さまざまな味付けがあるのが特徴です。
例えば、しそと一緒に漬けた「しそ漬け梅干し」、鰹節を加えた「かつお梅干し」、昆布と漬け込んだ「昆布梅干し」などたくさんあり、好みの味を選ぶことができます。はちみつを加えた「はちみつ梅干し」などは甘みもあり、子どもでも食べやすいでしょう。
ただし、塩抜きしてあるために保存料が加えられ、添加物が使用されているものが多いので注意が必要です。しかし、なかには科学的に合成されたものは一切使用せず、調味液には有機栽培された原料のみを使っている調味梅干しもあるので、原材料をよく確認するとよいでしょう。
「梅干し」は塩抜きを行っていないため、塩分は約20%ほどあります。そのため食べ過ぎると塩分量が気になるので、一日1~2個が適量です。
「調味梅干し」は塩抜きしてあるものが多く、ほとんどが3〜10%程度の塩分に抑えられています。塩分過多が気になる人は、このような調味梅干しか、「減塩」と表記されているものを選ぶようにすると良いでしょう。
そうはいっても、調味梅干しの添加物も避けたい…という場合は、「梅干し」をしばらく水につけて自分で塩抜きするという方法もあります。塩加減も自分好みに調整できるのが魅力です。
梅の収穫量は和歌山県が第1位で、全国の約6割を占めています。和歌山県では主に南高と古城という2種類の梅が生産されていますが、その中でも紀州南高梅はとくに有名です。粒が大きいうえに種が小さく、肉厚で柔らかいのが特徴で、梅干しのトップブランドとして知られています。
次に収穫量が多いのは群馬県で白加賀梅、山梨の甲州最小などがあり、大分の豊後梅なども良く見かけます。
最高級品として知られる紀州南高梅は、一粒数千円というものもあり、贈り物に最適。しかし、同じ南高梅でも、「つぶれ梅」は家庭用としても人気です。
「つぶれ梅」は、収穫時に傷がついたものや、漬け込み時に潰れてしまったもの。サイズが不揃いなので贈り物には向いていませんが、味や品質は全く変わらずに手頃な価格で手に入るのでお得です。
1kg1,000以内と格安のものもありますが、中国産の梅を国内で加工され、パック詰めまで中国で行っているものもあるようです。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
1kg1,000円以内、中国産のものが多い | 1kg2,000円前後、国内産使用、紀州南高梅つぶれ梅も人気 | 1kg4,000円以上、紀州南高梅使用、贈答品として人気 |
具体的な商品を見ていく前に、梅干しに愛情を持って製品を作り続けているおすすめのメーカーやブランドをまずみてみましょう。
大分県日田市大山町にある矢野農園は、広さ1haの畑で約200本もの梅を家族で丹精込めて育て、梅干し作りに打ち込んでいます。
使用するのは、低農薬で育てた完熟の南高梅と、自家栽培した紫蘇。古来より受け継がれる伝統的な製法を基に、改良を重ねて作られた「豊の香梅」は、平成7年の「全国梅干しコンクール」にて最優秀賞に輝いています。
うめ海鮮では、和歌山の紀州南高梅の梅干しを通販専門で販売しています。味とやわらかさにこだわっているため、青梅を手もぎするのではなく、完熟したものしか使用していません。
完熟して自然に落下した梅の実を使用した梅干しは、とても柔らか。潰れやすく繊細なため、機械化できず、ほとんど人の手によって作られています。種類も豊富で、塩だけで漬けた白干し梅、はちみつ漬け、かつお梅、つぶれ梅などがあり、どれも全国にファンがいる人気商品です。
和歌山にある紀州梅本舗は、明治時代から3代に渡って梅作りにこだわり、古くから伝わる手法で作られた梅干しを作り続けています。梅は、和歌山県産紀州南高梅の自然落下した熟度90%以上の実だけを使用。さらにそこからA級品を選別して梅干しを作っています。
さらに梅干しが幅広い年代に親しまれるようにと、商品開発にも力を入れています。梅スイーツ、干し梅、梅塩など数多くのオリジナル商品がありますが、とくに紀州本舗だけにしかないという紀州南高梅を使用したカリカリ梅は人気となっています。
それではいよいよおすすめ商品をみていきますが、一番気になる以下の3つのポイントを最初に記載しました。
原材料は梅と塩だけなのか、はちみつや昆布などの味付けがされているのか、また気になる塩分量はどれくらいなのか。これらをまずチェックしてから、商品を比べてみて下さい。
今では調味梅干しが多く、本来の「梅干し」はなかなかみつけることが難しくなってきました。しかし探せば、一粒でご飯が何杯でもいけそうな酸っぱい梅干しがまだまだあります。その中でもイチオシの梅干しからみてみましょう。
忘れていた本当の味、まさに探し求めていた梅干し。食べた人がこう絶賛する「豊の香梅」は、梅を紫蘇と塩のみで漬けた昔ながらの梅干しです。添加物は一切使用していません。
大分県日田市の矢野農園では約200本の梅の木を家族で丹精こめて育てています。梅干しには、種が小さくたっぷりとした果実が特徴の南高梅を使用。完熟するまで待ってから収穫します。
皮まで柔らかくなり、栄養もギュッと詰まった完熟の梅をまずは天然海水塩の塩だけで漬け込みます。塩分は16%ですが、これは保存性と栄養価を最大限に生かすためにたどり着いたものとのこと。その後、三日三晩天日に干してさらに旨味を凝縮させます。
そしていよいよ本漬けになりますが、使用するのは、干した梅、塩漬けのときに出てきた栄養たっぷりの梅酢、紫蘇のみ。紫蘇も矢野農園で自家栽培していて、紫蘇独特の芳香をもち、葉肉の厚い「芳香赤紫蘇」を使っています。
それぞれの旬が合わさり、最高の状態で熟成されるように愛情込めて作られた梅干しです。口に入れれば酸味が口一杯に広がり、思わず「ん~、これこれっ!」といってしまうほど。酸っぱいだけではなく、しょっぱさとのバランスも絶妙です。
また、梅の風味もしっかりと感じられ、果肉も柔らかくとてもジューシー。紫蘇も添え物ではなくたっぷりと入っていて、刻んでゆかりご飯にしたり、乾燥させてふりかけにしたりといろいろ楽しんでいる人も多いようです。
祖母が作った酸っぱくてしょっぱい梅干しを探している人、添加物のない純粋な梅干しを求めている人にはおすすめです。ひとくち食べれば、もう他の梅干しは食べられなくなるかもしれません。
梅干しは、酸っぱさとしょっぱさを合わせもつ、昔ながらの味のものが好みという人におすすめの商品を紹介します。塩辛いだけではなく、梅本来の風味もしっかりと感じられ、品質の良さと職人の技が感じられるものばかりです。
余計なものは一切入っていないので、添加物が気になる人も安心。味付けがされていないので、料理にもいろいろ活用できるのも魅力です。店頭には並んでいませんが、通販で購入できるので、気になるものが見つかったらぜひ取り寄せてみてはいかがですか?
「白干し梅」とは、塩だけで梅を漬け込んだ梅干しのこと。収穫後、約1ヶ月間塩に漬け込み、せいろで4~5日かけて天日に干して仕上げます。もちろん無着色・無添加です。
使用しているのは、高級ブランドとして知られる紀州南高梅。粒の大きさはもちろん、味、食感ともに抜群ですが、完熟したものを天日干しすることによって、さらにフルーツのようなまろやかで芳醇な香りに仕上がっています。
大粒の実はふっくらとやわらかく、とにかく酸っぱくて塩辛い昔懐かしい味。通も喜ぶ本格的な梅干しです。ただし、この商品はつぶれ梅を使用。漬け込みのときに潰れたものや、大きさを選別していない不揃いなものを詰めています。
見た目は悪いかもしれませんが、味は全く一級品と変わりません。しかし購入した人の声をみると、潰れたものも少なく、いわれなければ気づかないほどのようです。
昔懐かしい塩辛さはご飯にもちろんピッタリですが、余計な味付けは一切していないので、いろいろな料理に使うこともできます。
おにぎり、お茶漬けは定番ですが、パスタやうどんに入れれば味が引きしまり、刺身につければ素材の旨みが際立ちます。とくに煮魚に入れると煮崩れしにくくなり、魚のクセを取り除いてくれるのでおすすめ。
つぶれ梅なので家庭用はもちろん、ギフトとしても十分使える品なので、梅干しにこだわる人に贈ってみてはいかがですか?
和歌山のみかんや紀州特産品を扱う紀伊国屋文左衛門本舗の商品です。梅干しは紀州南部の梅のみを使用。完熟して黄色く色づいた梅が自然と落ちたものを収穫し、余計なものは一切使わずに昔から変わらない製法で作られました。
「昔ながらのしそ漬け梅干し」がコンセプトで、塩と紫蘇のみで漬けた田舎風とのこと。そのため、かなり酸っぱく塩辛いのが特徴です。しかしとてもやわらかくて実はジューシーで、果汁まで味わえるほどのおいしさ。
酸っぱさの後に広がる紫蘇の香りも爽やかで、梅本来の風味とよく合います。これはご飯が止まらなくなることは必須。一粒で丼一杯はいけるでしょう。
大きさは2Lと5Lから選ぶことができます。2Lだと約50~60粒程度。5Lだと約20~30粒程度入っています。5Lはかなりの大きさですが、肉厚で食べごたえ十分!ぜひ目の覚めるようなしょっぱさと、やわらかくジューシーな食感、爽やかな紫蘇の香りを満喫してみてください。
世界遺産、熊野参詣道の玄関口である「口熊野」。ここに古くから伝わる手法で、一粒一粒手間をかけて作られたのが「口熊野」シリーズの梅干しです。
贈答用には、まろやかな甘さの「はちみつ梅」、さっぱりとした「しそ梅」、素朴な「白梅」の3種類あり、それぞれ1kg、500gから選ぶことができます。
家ごはんには、パッケージを簡易化し、作業工程を合理化することによってリーズナブルになったこの「口熊野 家庭用」がおすすめ。「はちみつ」、「しそ」、「白梅」、「かつお」とありますが、無添加で昔ながらの味を味わえる「白梅」がイチオシです。
和歌山県産紀州南高梅の熟度90%以上のものだけを使用し、自然塩で漬け込んだ後、丁寧に干して仕上げています。太陽の恵みをたっぷりと受けた素朴な風味で、甘さはなく、強烈な酸っぱさが後を引くおいしさ。
鰹節と醤油をたらして、そのまま食べるのがおすすめとのこと。肉厚の実に鰹節と醤油がからみ、しょっぱさと梅の旨みをより引き立ててくれます。お酒にもご飯にも合うのでぜひ試してみてください。
蓋を開けると、ふわっと梅の香りが鼻をくすぐります。梅本来の芳醇な懐かしい香り。たっぷりの果肉はとてもみずみずしく、口に含めばあまりの酸っぱさと塩辛さに悶絶しそうなほどですが、後味は爽やかでしつこくありません。
この梅干しは、すべて和歌山産にこだわっています。梅は和歌山県田辺市の紀州南高梅で、丹精込めて育てられたもの。害虫対策は備長炭木酢液、肥料は米糠や魚粉を自然培養して使い、農薬、化学肥料は一切使用していません。
塩は、串本の海で大潮の日にくみあげた海水から、昔ながらの製法で作られた天然海塩「満月の塩」。紫蘇も農薬・化学肥料は全く使わず、自家栽培した赤紫蘇を使用しています。合成着色料や甘味料は一切入っていません。
無農薬、無添加で、梅と塩と紫蘇だけの昔ながらの味わい。塩辛いだけではなく、まろやかさとコクも感じられ、本物の梅干しはこういうものか、と納得させられます。
少しでも添加物が入っていると口から出してしまうという梅干し好きな子どもも、これはおいしいと食べてくれるという声もありました。添加物の入っていない素朴な梅干しを探している人にはぜひおすすめです。
紀州最高峰の護摩壇山や清流日高川など、豊かな自然に恵まれた和歌山県田辺市龍神村に、「自然食品センター」があります。ここでは約1600本の梅の木があり、そこから梅干し、ジュース、梅エキスなどのさまざまな梅製品が加工されています。
梅の木には苗のときから消毒をせず、モミガワなどの堆肥を使用し、農薬や化学肥料などは与えていません。もちろん、紫蘇も無農薬栽培です。
さらに、完熟梅ではなく、あえて青梅を使用しているのが特徴。完熟梅はクエン酸が少なく塩辛くなりますが、青梅はクエン酸がたっぷり入っているので酸っぱい梅干しに仕上がります。1個1個丁寧に手でもぎ取り、漂白洗浄や脱塩加工をせずに本来の梅干し作りをしています。
塩は沖縄の塩シママース100%で、すべてにおいて、添加物・化学調味料無添加です。安心、安全なうえに、この酸っぱさは全国にファンが多数!龍神梅でなくてはと、リピートする人が多く、毎年50トン以上生産されている人気商品です。
無農薬・無添加で、食べた瞬間に思わず唸ってしまうほどのとにかく酸っぱい梅干しが好みの人はぜひ試してみて下さい。
やっぱり酸っぱい梅干しは苦手なので、食べやすいものを選びたいという人は、調味梅干しがおすすめ。そのなかでも、味付けや風味にこだわりがあり、思わず口にしたくなるものばかりを集めました。
有名人もお気に入りのもの、まさにスイーツという目からウロコの商品など、どれも個性的で、梅干しの楽しみ方を広げてくれます。ぜひお気に入りの梅干しで、自分だけの楽しみ方を見つけてみてください。
低塩仕立てのまろやかな甘みのあるはちみつ漬けです。といっても、甘すぎず、ほど良い酸っぱさと梅の風味も感じられます。果肉もたっぷりで口に入れればとろりと溶け、ご飯と一緒に食べるよりもデザートとして食後に1〜2個食べたくなるという声もありました。
梅は和歌山県産の紀州南高梅使用。ただし、つぶれ梅なので、多少表面に傷があったりつぶれていたり、大きさがバラバラだったりしていますが、肉厚の柔らかい果肉は食べごたえ十分。
「減塩」とあるように、塩分も控えめの5%なので、健康を気にしている人も安心して食べられます。
減塩タイプのものは普通水かお湯で塩抜きすることが多く、その際に梅の風味まで抜けてしまうことがほとんど。しかし、この梅干しは「2段調味製法」という調味段階の熟成中に塩分を抜く方法で塩抜きされています。そのため梅本来の味や香りを保った減塩梅干しとなっています。
しかも3%だと甘すぎてしまい、8%だと酸っぱすぎてしまいますが、これを5%に調節することで、甘すぎず、絶妙な酸っぱさのある梅干しとなりました。
塩辛さが抑えられていて、子どもでもおいしく食べられるので、家族みんなで食べられます。おにぎり、お弁当、お粥はもちろん、料理にもいろいろ使えます。さらに晩酌で焼酎割りなどのほか、スイーツ感覚で食後の習慣にすれば、1kgはすぐになくなってしまうでしょう。
ただし、低塩タイプのため、賞味期限が5ヶ月と白干しタイプよりも短くなっているのでご注意を。500gと1kgサイズがあるので、食べきれるサイズを選んでみて下さい。
和歌山県日高郡みなべ町にて、100年以上も親子4代にわたって梅を作り続けてきたぷらむ工房の商品です。創業当時から受け継がれてきた技術と製法を守りつつ、新しい感性を取り入れた多くのユニークなオリジナル商品を販売しています。
この「よろこんぶ」は、健康志向を意識して、塩分を4.8%まで抑えた超低塩梅干しです。北海道の上質な昆布を使用していて、酸っぱさは控えめですが、はちみつよりも甘くなく、とても食べやすく仕上がっています。
肉厚の実には昆布の旨みがしっかりと効いていて、「梅干し特有のしょっぱさが苦手だけれど、はちみつ漬けのような甘みのあるものはどうも…」という人にもおすすめ。さらに、この「よろこんぶ」には、種なしの商品もあり、子どもでも食べやすく、おにぎりなどにも使いやすいととても好評のようです。
また、自宅用だけではなく、贈答品も充実しているのがうれしいところ。梅をあしらった落ち着いた包装紙の他、パンダのかわいいイラストの包み紙もあり、サイズもとても豊富です。ちょっとしたお礼や贈り物にも重宝するので、公式サイトをぜひチェックしてみて下さい。
上質な紀州南高梅に、蓮華のはちみつを加えてじっくり漬け込み、子どもでも食べやすい薄味に仕上げた梅干しです。モデルやメジャーで活躍する選手もお気に入りという人気商品です。
はちみつの香りと風味がほのかにし、かといって甘すぎずまろやかな口当たり。梅の旨みもきちんと感じられ、おにぎりにとても合うという声が多いようですが、そのまま食べてもおやつ代わりやお茶請けになると好評です。
子どもがこの梅干ししか食べないという人も多く、冷蔵庫にないと不安になるという人もいました。
自分が食べたおいしいものは、自信をもって人にすすめられるとして、贈り物としても重宝されているようです。とくに木箱に入った「贈答用南宝梅(雪)」は、日本観光協会 会長賞を受賞した逸品。お世話になった人に贈ればきっと喜ばれるでしょう。
この「南宝梅」には訳ありのくずれ梅も楽天市場店限定で販売しているようです。見た目は悪くても味は全く変わらないので、家庭用ならば十分。ただし、期間限定、数量限定となり、めったに販売していないそうなので、見つけたときは即買い必須です。
りんごとはちみつで仕上げ、デザートのように楽しめるという斬新な梅干しです。和食の職人である雑賀秀夫氏がこだわって作ったというその名も「アップル梅」は、梅干しが苦手な人が、はちみつ梅よりも食べやすいと絶賛する商品。
厳選した紀州南高梅をアップル果汁に漬け込んでいて、梅本来の風味はそのままで、りんごの爽やかな香りも楽しめます。りんごと梅ということで、始めは抵抗があった人も、一口食べればそのまろやかな自然の甘みにハマり、ヤミツキになってしまうとか。
また、塩分が3%なのにとても旨味があるので選んだという人も多いようです。ご飯には合わないようですが、おやつ感覚で食べることができ、子どももパクパク食べてくれます。
もちろんそのままでもおいしいけれど、焼酎のお湯割りに入れれば、カクテルのようになるそうです。また、凍らせて食べるという上級者もいて、新食感のスイーツみたいでハマルとのこと。
梅干しの新しい食べ方がいろいろできるアップル梅で、自分だけの楽しみ方をぜひみつけてみて下さい。
勝喜梅は、南高梅の中でも、生産量日本一を誇るみなべ町で育てられた、品質の高いA級のものだけを仕入れています。さらにそこから特A級を選りすぐり、こだわりの独自製法によって梅干しを製造しています。
味の種類も豊富で、はちみつ仕立て、甘仕立て、塩仕立て、かつお仕立て、紫蘇仕立てなどがラインナップ。お茶請けにできるように甘く仕上げた「茶菓仕立て」、季節限定の「さくら仕立て」などのオリジナル商品も好評です。
その中でも、定番として幅広い年代から長年支持されているのが、この「甘仕立て」です。塩分は10%程度に抑えつつ、梅の酸味をほどよく残しながら甘みもあり、とても食べやすく仕上げられています。おにぎりの具などご飯のお供としても、お茶請けとしても良く合います。
容量も、この甘仕立て【喜】は570g、少量サイズの甘仕立て【梅】は380g、甘仕立て【勝】は1000gの大容量サイズとあり、用途によって選ぶことができます。どれもプラスチック容器に入っているので可燃ごみとして処分できるのもうれしいところ。
保存料は使っていませんが、一袋ずつ手作業で窒素ガスを充填しているので、2年間という長期保存も可能です。家庭用だけではなく、贈答用としても喜ばれています。
一度食べるとまたすぐに口にしたくなるという声も多く、リピーターが多いのも特徴。大きな実を一粒丸々口に頬張っても、クーッとくる塩辛さがなく、甘味・酸味、しょっぱさのバランスに思わず「うまい!」と唸ってしまうでしょう。
最後に、梅干しを購入するときに、よくある質問をまとめてみました。そういえばこれってどうなの?という些細な疑問もすべてクリアにして、ゆっくり梅干しを味わいましょう。
スーパーで販売されているものの多くは調味梅干しがほとんどで、本来の「梅干し」はなかなか見つけることが難しくなっています。
近年の健康志向により、減塩の食べ物が好まれるようになったために、梅干しも塩分10%未満の商品が多く店頭に並ぶようになりました。しかし塩分が低いと長期保存ができないために、合成保存料を加える必要がでてきます。さらに味を整えるために甘味料やうま味成分、見た目を良くするために発色剤や着色料なども加えられています。
本来梅干しは梅と塩だけて作られたシンプルなものです。塩分は約20%ほどあり、長期保存できるのが特徴です。しかし、高価な天然物ではなく、安価な添加物を加えることによって大量生産され、スーパーなどに並べられているのです。
このような添加物だらけの梅干しには、昔から伝えられてきたさまざまな薬効は期待できず、健康志向どころか体に良いことはありません。店頭にはこのような商品がほとんどですが、通販サイトなどでは、原料や製法にこだわった昔ながらの梅干しが販売されています。
本来の梅干しを探しているならば、通販サイトがおすすめですが、店頭で購入するときはパッケージなどで原材料を確認し、納得したうえで購入するようにしましょう。
南高梅は、明治時代に高田貞楠氏が、育てていた梅の木の中でもひときわ大きな実を発見し、「高田梅」として栽培したのが始まりです。その後、母樹選定調査が行われ、成育具合や結実性、収穫量などすべてにおいて優れていたのが高田梅とされ、最優良品種として認定されました。
この調査にあたったのが、南部高校の教員と生徒であったので、その学校の名前と高田氏を称えて「南高梅」と名づけられたのです。
和歌山県は全国の梅の収穫量の6割を占めていますが、なかでもみなべ町、田辺市は南高梅の産地として知られています。紀州産南高梅は、種が小さくて皮が薄く、果肉はやわらかくジューシー。梅の最高級ブランドとして広く知られています。
さらに完熟して自然に落下してから収穫するため、よりフルーティーでやわらかいのが特徴。品質を維持するために厳しい選別基準を設けていて、サイズは5LからSまで7段階、品質もA、B、C、他級と4段階に分け、最高品質のものには「特選マーク」が付与されます。
海外で日本食がブームになっていますが、梅干しもその健康効果とおいしさから注目を集めています。なかでも南高梅は、日本だけではなく、世界でも最高品質の梅として人気となっています。
ひとくち食べれば、クーッと思わずすっぱ顔になるほど塩辛い梅干し、はちみつやかつお風味などほど良い旨味が感じられる梅干し、どちらが好みですか?
梅本来の酸っぱさが苦手な人も、さまざまな味が楽しめる調味梅干しならば、塩分もさほど気にせずに梅の風味も楽しむことができます。店頭で、たくさんある風味のなかから選ぶのも楽しいかもしれません。
添加物が気になる場合は、製法にこだわりなるべく人工的なものは付加しないようにして作られている商品もあるので、チェックしてみるとよいでしょう。
塩辛くすっぱくないと梅干しではない!という人は、スーパーなどではなかなか昔ながらの梅干しを見つけることができないかもしれません。
しかし、通販では梅と塩だけで作られた商品を取り扱っているところがたくさんあるので、ぜひ紹介した選び方やおすすめの商品を参考にしてお気に入りをみつけてみてください。
また、調味梅干しのなかでも気になる味付けがあればぜひ一度食べてみてはいかがですか?昔ながらの梅干ししか食べなかった人も、スイーツのような梅にチャレンジしてみると、意外にハマるかもしれませんよ。