話題のダイソンのコードレス掃除機、気になるおすすめ機種を一挙紹介。最もパワフルなV8、新たに登場したV7、そしてまだまだ人気のV6などを、それぞれの特徴を比較を...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>話題のダイソンのコードレス掃除機、気になるおすすめ機種を一挙紹介。最もパワフルなV8、新たに登場したV7、そしてまだまだ人気のV6などを、それぞれの特徴を比較をしながら紹介していきます。スティックタイプの掃除機だけでなく、ハンディタイプ、布団クリーナーがあるのもダイソンの魅力です。バッテリーの持ち、スタンドなど選び方のコツから書いてありますので、誰でも目的の製品を見つけることができるでしょう。また、お手入れの仕方や、故障が多いって本当?などの疑問にもお答えします。
ママアイテム編集部
おどろくほどパワフルな吸引力を持ち、家電量販店などでひときわ高級感を放っているダイソンコードレス掃除機。いろいろあって迷ってしまう…、何を目安に選んだら良いのでしょうか。そのようなときは、おすすめの選び方4つを参考に選んでみましょう。
ダイソンのコードレス掃除機は自立しません。今後改良されるかもしれませんが、現時点でかっこよく省スペースに収納するにはスタンドが必要です。
ダイソンの専用スタンドはいくつかのメーカーから販売されているので、購入する機種のスタンドがあるか、事前にチェックしておくと購入後の収納に困りません。
ダイソンの製品は総じて性能がずば抜けているので、少し前の機種でも十分な性能を持っています。このため、少し前の機種を狙い目として購入を検討している人も多いです。
また、値段が高い場合、付属品が多くついていることがありますから、必要な付属品だけに絞ることで値段を抑えて購入することができます。そのような点もふまえて選ぶとよいでしょう。
現在ダイソンの性能が最も高いシリーズはV8です。V6シリーズと比べて吸引力は15%アップし、その一方、稼働音を50%カットしています。また運転時間は40分と最長に加え、ゴミがワンタッチで捨てられるなどの便利な機能も備えているのが特徴です。
実はこのゴミ捨てワンタッチ機能は、日本のユーザーの声をダイソンが取り入れたといわれています。世界中で愛用されるダイソン掃除機を日本人の視点が改良させたといえます。
性能重視ならV8の製品をチェックしましょう。
ダイソンのコードレス掃除機は、ヘッド部分を交換するだけで布団ツールに早変わり。ただし、付属品としてついているモデルとついていないモデルがあります。後から購入することも可能ですが、「フトンツール」の有無をチェックしておきましょう。
「吸引力が落ちないただ一つの掃除機」というフレーズを聞いたことがないでしょうか。他の掃除機とダイソンは何が違うのでしょうか。どうして、これほど評判が良いのでしょうか。
ダイソンはイギリスに本社のある電気機器メーカー。創業者のジェームス・ダイソンが既存の掃除機の性能に不満を持ったことから創業したことで有名です。
サイクロン方式を採用したことにより、紙パックなどの掃除機がゴミが溜まっていくにつれ徐々に吸引力が落ちるのに比べ、吸引力が落ちないのが特徴です。
また、モーターの開発も積極的に行っていて、他の追随を許さないパワフルな吸引力が魅力です。一時は日本メーカーも近づきかけたものの、新開発のV8シリーズでまた引き離されたといわれています。
また、羽のない扇風機・ファンヒーターなどでも話題となっているメーカーです。
ここでは選別に必要なスペックとして、以下の3つを選びました。どれも基本的なスペックなので用途に合わせてチェックしておきましょう。
今、編集部がおすすめするのはやはり「V8」。最新機種に相応しい圧倒的なパワーと、V6に比べて稼働音50%カットという驚きの進化を果たしているのがおすすめポイント。もはやコードレスという区別を無意味にするかと思えるほどなのです。
電源コード付きの掃除機は、部屋の移動ごとにコンセントを変えるのが面倒。床をついてまわる本体はそれ自体が掃除に邪魔。そんなストレスを感じている人は多いはずです。
でも、「コードレスはパワーが心配」「いくらCMで大丈夫といったって本当なのか信じられない」という人もいるでしょう。果たしてダイソンの評判は本物なのでしょうか。
まずはじめに気になるのは吸引力。これは「コードレス」というジャンルで比べれば、最高といっていいでしょう。あらゆるサイトを見ても、断トツのトップはダイソンのV8です。ちなみにV8という名称がついている機種は5つありますが、本体部分の性能に差はありません。
コード式の掃除機と比べると、高級価格帯のものではまだ負けるといわれています。しかし、一般的な掃除機レベルではV8に軍配が上がっています。事実、口コミを見てもコード式掃除機の代替としてV8を購入し、評価が高いからです。
むしろ、ダイソンのV8に変えてからしばらくの間、「家のなかから謎の白い粉がクリアビンに溜まっていく」というちょっとゾッっとするような話もありました。それだけ、ダイソンの吸引力が優れている証といえるでしょう。
従来からいわれていた稼働音の問題もV6と比較して50%カットでクリア。また「大きなゴミが取れない」といわれていたダイソンですが、これもヘッドの構造を改良したことにより取れるようになりました。
ワンタッチでゴミを捨てられる工夫も人気のひとつ。限りなく掃除のストレスを軽減してくれるダイソンV8は一押しです。
「コードレスに変えてから掃除が楽で、いつも家がきれい」とはダイソンのコードレスクリーナーを購入した人のあるある話です。ダイソンにはいろいろなシリーズがあるので、ここではその特徴とおすすめポイントを紹介します。
少し分かりにくいですが、V7はV8より販売時期が後です。それではV7はどのような特徴があるのでしょうか。
現時点では、V8がハイエンド、V6がローエンドとなり、V7はその中間を狙ったシリーズといえるでしょう。
吸引性能ではV6と同等でV8より劣ります。しかし、稼働音はV6に比べて50%カットしていいてV8と同等。駆動時間はV6が20分であるのに対し、30分と長いです。ちなみにV8は40分です。
後で解説しますが、V6も吸引性能は他のメーカーと比較すれば申し分がありません。このため、V6より静かで駆動時間が長いものが欲しいという場合にはV7を選ぶといいでしょう。
また、ユーザー操作の点ではV8の良いところを継承しています。例えば通常運転と強運転の切り替え、ワンタッチでゴミを捨てられるゴミ捨て操作ボタンなどです。
各シリーズの位置付けについては「V7」のところで触れました。それではローエンドといわれているV6は、どんな評価を受けているのでしょうか。確かにダイソンシリーズでは一世代前の製品であることは事実です。
しかし、アマゾンなどで口コミを読んでいても、性能に満足できないという人は非常に少ないです。それほどダイソンのコードレス掃除機が他のメーカーに対して抜きんでているからでしょう。
ダイソンの代名詞であるサイクロン構造はもちろんV6でも搭載されています。モーターで風を発生させ、吸引するとともに遠心分離して、きれいな空気を排出するこの構造は、「吸引力が落ちないただ一つの掃除機」のキャッチ・コピーを実現しています。
稼働音がうるさいという難点はありますが、使用時間帯などを考えて問題ないならば、ほとんどの人が満足できるコードレス掃除機といえるでしょう。
ダイソンの「dc74」はV6よりもさらに一つ前のモデルになります。ではV6との違いは何でしょうか。外観はV6とほとんど変わりないですが、どこが違うのでしょうか。
まず、単純にパワーという点ではV6と同等です。しかし、稼働音という点では、V6に比べて30%ほどうるさいというデメリットがあります。
また、V6が発表されたとき話題となったのは「0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上捕らえる」ということでしたが、dc74の場合、公表されていないのでデータがないものの、これより劣るということは確かです。
口コミを確認すると2015年頃の時点では高評価がほとんどですが、2017年となると「音がうるさい」「稼働時間が短い」などの口コミも見られます。他のダイソンのシリーズと比較してという理由もありますが、これらの意見を考慮して、他の製品と比較したほうがいいでしょう。
DC35MOはダイソンがはじめてコードレスクリーナーを発売した記念碑的製品です。家電量販店などの店頭に並ぶことはほとんどないものの、現在もネットショッピングでは購入できます。
サイクロン構造はもちろん搭載されていますが、現在の改良された機構にくらべると性能が劣ることは否めません。稼働時間は13分なので、一人暮らしなどの家に向いているといえるでしょう。
2~3部屋のフロア掃除であれば13分でも十分なので、まだまだDC35MOも掃除機として人気があります。なおDC35MOの後にDC45が発売されていますが、吸引力はこのDC35MOと同じです。
「SV10 ABL」は一言でいって、フラッグシップモデルといえるでしょう。モーターはV8なので吸引力は最高レベル、そして付属品も全て揃っているのが特徴です。この商品を買っておけば、性能・付属品で追加することはありません。
付属品を見てみても、カーペット、フローリングの両方のヘッドがありますし、布団クリーナーとして使える「フトンツール」も付いています。
また、玄関マットなどハードな場所に最適な「ハードブラシ」、車内や入り組んだところの掃除などで便利な延長ホース、棚や机の掃除に便利なコンビネーションノズルなどがあります。
口コミを見ても、ダイソンの実力を考えると当然ですが、ほとんどが満点の評価です。コード付きの掃除機の代替として十分すぎるほどですし、部屋中のみならず、車の掃除もできる、なんでも来いの機種といえるでしょう。
ダイソンでは、布団クリーナーやハンディクリーナータイプも販売されています。本体部分は定評ある掃除機と同じなので、パワフルな吸引力は同じです。
DC34はダイソンの製品の中でハンディクリーナーに位置付けられています。机や棚の掃除や、車のシートの掃除などに使うと便利。人間工学に基づいた使いやすい持ち手で、重さのバランスも考えられているので女性でもとても扱いやすいと好評です。
ただし、発売時期が古いということがあり、モーターは現在のV8に比べてバージョンがかなり前になります。
それでも2017年の口コミなどを確認しても「室内犬の大量の毛をガンガン吸い取ってくれる」「ハンディクリーナーとして十分。他のメーカーの商品からやっとダイソンにたどり着いた」など満足度は高いです。
V6と名前についていることから分かるように、本体部分はV6と同じです。基本的にダイソンは本体の部分が同じで、付属品・形状などで特徴を変えて販売していると考えていいでしょう。
つまり、本商品はV6と同じ性能をもつハンディクリーナーという位置付けになります。そのため、ほとんどの人から吸引力のパワフルさが絶賛されています。
また、別売りの付属品を購入すれば、いつでもスティックタイプのV6コードレスクリーナーとして使うことができます。現在は、メインの掃除機があるが、コードレスクリーナーもちょっと気になるという人は本商品がおすすめです。
「V7 Mattress HH11 COM」は、V6と同じ吸引力を持ちながら稼働音を50%カットしたV7モーターを採用。「Mattress」は「布団クリーナー」という意味に置き換えることができます。
布団やベッドのマットレスはダニやハウスダストの温床となってしまいがち。日本ではレイコップが布団クリーナーとして有名です。このレイコップにより、昔は気にもしていなかった布団やベッドが急に不衛生な場所という概念に代わってしまいました。
ダイソンもこの流れをうけて、布団クリーナータイプを発売したのがこの商品というわけです。しかし、吸引力だけでいえば、レイコップと比較しても数段上という結果が出ています。
ある検証ではレイコップで掃除した後にダイソンで掃除するとゴミを取ることができるが、逆はないという結果が出ています。
DC61はV6の一つ前のモデルと考えてよいです。違いは稼働音が若干うるさいということと、排気される空気がV6に比べてクリーンではないというくらいでしょうか。性能的にほとんど同じということから、V6と同列で比較しているサイトも多いです。
性能が良い物を欲しいという場合は、V6を選んでおいたほうが無難ですが、発売時期でいえば2年以上の開きがあるため、ショップで購入する場合には相応のメリットもあります。
しかし、性能に不安があるかというとそうではなく、リビングの毛が長いカーペット掃除を行った主婦によると、ゴミや髪が大量に出てきて驚いたとの声があるほどです。
一方、パワフルすぎてマット掃除をしたら動かないから、主婦が長時間使うにはつらいなどといった声もありました。
こちらの商品はモーターは古いものの、ざっくりいえばV6と大差はないといえるでしょう。注目すべきは運転時間です。充電に時間はかかりますが、20分連続稼働させることができます。このため、アマゾンの口コミでは、「車2台でも楽々」という声があります。
また、ダニ・ハウスダストがいっぱいというCMなどのイメージがあるため布団掃除は入念に行いたいもの。そういうときにも、このDC48MHなら十分な運転時間があるので安心です。
なお、本商品は国内正規品ですが、ネットショップなどでは海外製品の場合があり、マニュアルが日本語に対応していないなどの可能性があるので、気になる人は注意しましょう。
ロボット掃除機といえば、アイロボット社の「ルンバ」があまりにも有名です。しかし、ダイソンにもロボット掃除機があります。果たして、その性能はどれほどなのでしょうか。
やはり気になるのが、性能に定評があるルンバとの違い。そこで、ここではルンバと比較しながらその性能を紹介していきましょう。
まずは大きさ。これは「Dyson 360 Eye」のほうが一回り小さいです。そのため、狭い隙間にも入って行けると好評でした。その分、高さがあるので、例えばソファの下を掃除させたいといった場合には、高さのチェックを行っておきましょう。
ルンバに比べて劣るところは、段差を乗り越える力。もともと軍事兵器として開発されたルンバに軍配があがるのは仕方ないでしょう。また、自動掃除の「知能」という面でもルンバのほうが上とされています。
ゴミのタンクは同等ですが、フィルターはダイソンのほうが2層なので、きれいな空気を排出しています。肝心の吸引力ですが、ダイソン側の発表では他のロボット掃除機の4倍とのこと。ルンバと比べたかどうかは不明ですが、吸引力でダイソンに敵う者はないでしょう。
ダイソンのコードレス掃除機を購入するには、どんなことに気を付けたらよいのでしょうか。憧れの家電なだけに、疑問はたくさん浮かんできます。ここでは良くある疑問・質問を紹介します。
ダイソンの掃除機が故障しやすいと一部のネットの情報で書かれているのは、主にヘッド部分のことです。髪の毛がからまるなどしてブラシが回らなくなくなることが多いといわれていますが、対策はこまめにヘッドを掃除することがポイント。
また、吸引力についてですが、サイクロン方式なので吸引力が落ちないのがダイソンの強みです。このため、全く問題ありませんし、他のメーカーと比べて最も優れているといえるでしょう。
クリアビンというところにゴミが溜まっていくので、「MAX」というところに達したら、ほこりが舞わないように注意しながら、クリアビンのなかのゴミを捨てるという方式です。
紙パックがないダイソンの掃除機は、ゴミが捨てにくいというデメリットがあります。V8、V7ではこの機構が改良され、ワンタッチでゴミを捨てられるようになりました。
ゴミ箱などの上で、ゴミだしのボタンを押すだけで衛生的に捨てることが可能です。
他のお手入れですが、フィルター部分を月に1回程度清掃する必要があります。また、回転ブラシは使用状況にもよりますが、何か月かの単位で洗うことをおすすめします。
今回は、ダイソンのコードレス掃除機を紹介してきましたが、いかがでしたか。ダイソンといえば、憧れの家電とされていて、また性能の評価が高いということを聞いたことがある人が多かったのではないでしょうか。
本記事では、最新機種から、少し前の機種まで紹介し、掃除機、ハンディタイプ、布団クリーナーなどいろいろなタイプを網羅して紹介しましたので、きっと目的のダイソン掃除機を見つけられたことと思います。
掃除のストレスを劇的に軽減し、ホコリ・ダニ・ハウスダストなどをパワフルな吸引力で除去してくれるダイソンの製品を検討してみてください。