【スノーシューのおすすめ11選】歩きやすさと耐久性で選ぶ

雪上を独特の浮遊感で歩行できるスノーシューは、人気上昇に伴って色々なモデルが発売されていますが、楽しみ方やキャリア、使い方によっておすすめのモデルが違ったりしま...

雪上を独特の浮遊感で歩行できるスノーシューは、人気上昇に伴って色々なモデルが発売されていますが、楽しみ方やキャリア、使い方によっておすすめのモデルが違ったりします。そんなスノーシューのおすすめモデル選びを、雪山登山のベテランが伝授します。楽しみ方のスタイルや自分の能力にピッタリ合ったスノーシューをしっかり選んで、もっと雪山とスノーシューを楽しみましょう!ママアイテム編集部が総力を挙げてまとめた記事になっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ママアイテム編集部

スノーシューのおすすめな選び方4つ

大人気のスノーシューですが、種類が多くメーカーやモデルによってそれぞれ特徴があり、なかなか自分にぴったりのものを見つけるのが難しいもの。

そこで、スノーシューを選ぶ際に役立つおすすめのポイントをいくつか紹介します。

1.ワカンとの違いって?メリットとデメリットをチェック

スノーシューと同じく、雪上を歩く道具として日本には古くからワカンと呼ばれるものがあります。猟師さんなどが雪道を歩く時に使用していました。

まず、このワカンと比べてスノーシューを選ぶメリットとしては、やはりその浮力です。足より一回り大きいぐらいのサイズのワカンに比べて、スノーシューははるかに大きく接地面が広いので、ふわふわの雪の上を歩いても大きく沈み込んでしまうことがありません。

もうひとつは装着の手軽さ。紐やベルトで、やや複雑に足に縛り付けて装着するワカンに対して、スノーシューはバインディングのような機構で手軽に装着できるモデルがほとんどです。

ワカンと比較してのスノーシューのデメリットとしては、大きさと重さ。ワカンは小さく軽いのが特徴です。一方、スノーシューは大きく重量もそれなりにあるので、登山時の持ち運びなどには多少の負担があります。

また、スノーシューは雪原や斜面の緩やかな雪道を歩くことを想定しているため、急な斜面や傾斜面を平行移動する「トラバーズ」という動きを考えた場合、グリップ力が弱くそれらの状況には不向きです。

これらの動きについては比較的グリップ力があり、アイゼン(氷雪用スパイク)との併用もできるワカンに分があると言えます。

2.登山用?平地用?歩くコースに適した種類を選ぶ

同じスノーシューの中にも、平坦な雪原歩行を楽しむことにフォーカスしたものと登山用として作られたものとがあり、これもスノーシューを選ぶ基準になります。

大きな違いは浮力の大きさです。平坦用は、雪のふわふわ雪の上でも深く沈まないように接地面積が大きなものとなり、登山用は斜面にも対応できるように小さめで取り回しが便利なものとなります。

平坦用は接地面積を大きくするため、スノーシュー自体も当然大きめサイズとなります。これを考えると、平坦用のスノーシューはできるだけ重量を軽量化したものが良いですね。スノーシューは付けっぱなしではなく外す局面もあるので、サイズも重量も大きいものは不便です。

登山用のスノーシューには歩きやすいようにサイズが小さく、底にスパイクとなる刃ができるだけ多くついているものを選びましょう。斜面に立っても、踵を引き上げて足を水平に保つヒールリフターが付いていればなお良しです。

3.歩きやすさを大幅に左右する!フレームをチェック

スノーシューを選ぶのに大きな要素となるのがフレームの形状なのですが、まずそのフレームで着目する点は大きさです。

フレームが大きければ大きいほど雪に沈みにくく浮力が大きいわけですが、ただその分重くなりがちで、一概にフレームサイズではスノーシューの善し悪しを判断する事はできません。ユーザーの体重、それに登山に使うなら荷物の重量も考え合わせて選ぶ必要があります。

スノーシューのフレームの違いでもうひとつ大切なのが材質です。日本のワカンと同様、スノーシューも昔は竹や木製のものを見かけたのですが、今はチューブ状のアルミで組んだフレームかプラスチックのフレームが主流です。

アルミフレームは雪深い平坦なところを歩くのに適している反面、斜面は苦手なフレームが多いです。一方、フレーム自体にグリップ性があり、斜面に向くモデルが多いのがプラスチック製フレームのもの。

スノーシューのフレームはそれぞれの機能の違いにも影響しますので、使いたいシチュエーションを思い浮かべて選ぶといいでしょう。

4.価格相場と買うべき値段をチェック

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格3,000円〜10,000円11,000円〜20,000円21,000円〜50,000円
特徴最低限の機能。雪上歩行体験用。初心者用。兼用もあるが平坦用が多い印象。登山、平坦、バックカントリーなど用途多彩。

スノーシューの価格をネット等で調べると、かなり開きのある状態でたくさんのモデルが出てきます。その中からおすすめを絞るとなると大変なのですが、価格層によって商品の特性が出てくるのがわかります。

まず、通販などで売っているものは、構造的にも機能的にも「とりあえず雪上歩行をしてみたい」ぐらいの場合に買う物と考える方が良いでしょう。

初心者が使うにしても、本格的に登山などのシーンで活用したいのであれば、もう少し高額なモデルを選ぶことをおすすめします。

最安値価格帯のラインを超えると、初心者ならある程度使えるものが出てきます。もう少し予算を出せば意外と登りも平坦もこなすモデルが見つかるので、売れ筋の価格帯になっているようです。

ただ、やはり本当に歩きやすさや登りやすさ、ハイエンドの機能を求めるには少し物足りない価格帯です。

予算に余裕があるようなら、各用途別に特化した高級モデルが手に入ります。ひとことでスノーシューと謳われていても、やはり用途によって買うモデルを吟味できるのが理想です。

本格的に始めるのであれば、最初のスノーシューからこの辺りのモデルを検討するのがおすすめです。

スノーシューのおすすめメーカー・ブランド

いろいろなモデルが出ているスノーシューですが、なかなか初心者にはどれがいいか一見ではわかりづらいと思います。そこでまずは有名メーカー各社の製品の特徴を見ていきながら、スノーシュー選びに必要なポイントを探っていきましょう。

1.DOD(ディーオーディー)

一定の機能は盛り込みつつ、安い価格で多彩なモデルやデザインが揃うのが魅力のDOD。とにかくすぐにスノーシューを始めたいけど安すぎるモデルは不安、という方には最適なメーカーです。

2.MSR(エムエスアール)

初心者にも易しく扱えるEVOに高機能モデルのライトニング、そしてその2シリーズの良さを掛け合わせたREVOをはじめ、どの用途でもどんなキャリアにもマッチするスノーシューが見つかるバリエーション豊かな老舗メーカー。

3.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

手頃な価格でしっかり使えるモデルが手に入る印象のキャプテンスタッグ。初心者用からキッズにも使いやすいもの、女性の体力でも取り回しが容易なものなど、さすがアウトドアの総合メーカーらしいラインナップです。

今回の商品の比較ポイント

スノーシューの用途や使い勝手は、フレームをはじめ各パーツの材質や重さに影響されます。そこで、ここではおすすめスノーシューを見極めるポイントとして、材質・重さ・付属品の充実度を比較してみましょう。

  • 材質
  • 重量
  • 付属品

今、編集部がおすすめするスノーシューはコレ!

まずはスノーシューで雪上歩行を始めてみたい!という初心者にもおすすめできるイチオシのスノーシューをご紹介。使用感に直接影響するフレームの材質や総重量を他のモデルと比較。歩きやすさ、扱いやすさで選びました。

DOD(ディーオーディー)「SW-15B」

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  • 材質: アルミ合金と高密度ポリエチレン
  • 重量: 1.89kg
  • 付属品: 2WAYキャリーバッグ

DOD(ディーオーディー)「SW-15B」が一番おすすめの理由

数々のモデルが出ている大人気のスノーシューですが、一番のおすすめポイントはやっぱり扱いやすさでしょう。

登山やバックカントリーの上級者が使うモデルともなれば色々な機能が必要になりますが、とにかく雪上歩行を楽しみたいという人に広くおすすめできるモデルの条件は、軽く、雪面をしっかり捉えるグリップ力、そして使わない時の携帯性に便利な工夫があること。

その点で、この「SW-15B」は特筆すべき特徴がいくつかあります。まず、重量を軽くするためにフレームに自動車や建材にも使われるアルミ合金6061、デッキに高密度ポリエチレンを使用して強度と耐腐食性と軽量化を両立しています。

そして、フロントにクランポン(雪を掴む刃)を配置して多様な雪質に対応。どんな雪面でもグリップし、幅広いシチュエーションで活用できるとともに初心者の歩行をしっかりサポートします。

そして、意外とスノーシューの機能で大切なこと。使わない時の携帯性です。その点でも、この「SW-15B」は秀逸で手提げにもリュックにもなる2WAYキャリーバックが付属。

登山でも雪面ハイキングでもバックカントリーでも、スノーシューをずっと付けたままという状況はあまりないので、専用バッグで持ち運びが楽なのは助かりますね。

初心者から上級者まで幅広く楽しめるスノーシューおすすめの4選

細かな用途や機能の違いで形状も重さも、そして価格帯も違うスノーシュー。特定の目的のために買うという状況でなければ、初心者から上級者まで幅広く使えるスノーシューを選べば長く色々なシチュエーションで愛用できます。

ここでは、そんな初心者から上級者まで幅広い層におすすめできるモデルを紹介します。

1.エムエスアール(MSR)「デナリ クラシック アッセント」

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  • 材質: プラスチック
  • 重量:1.79kg
  • 付属品: なし

20年前の名モデルを日本限定で復刻したクラシカルなスノーシュー

1996年に発売された伝説的スノーシューを日本限定で復刻したモデルだけあって、長く愛用され評価し続けられるだけの工夫と機能がたくさん盛り込まれています。まさに「名モデル」と呼ぶに相応しいスノーシュー。

このスノーシューの魅力は、何と言っても地形を選ばない応用性と踏破性能の高さです。フレームとデッキを一体成型したユニボディーデッキは、耐久性が高いうえに歩く地形によって適度にしなる柔軟性も併せ持っています。

また、クランポンとは別にフレーム裏面の両サイドに配置したトラクションレールの刃がグリップ力を高めトラバース時にも横ズレがしにくい構造になっています。そして、登りの際に力を発揮する機能としてつま先への荷重を助け、ふくらはぎへの負担を軽減するテレベーターを搭載。

あらゆるレベルのユーザーの使用を想定し、あらゆるシチュエーションでの使用に対応した強力なサポート機能があります。

このMSRの「デナリ クラシック アッセント」は、装着のし易さにも工夫があります。3本のラバー製ベルトで足の甲を固定するシンプルな構造ですが、そのため幅広い種類のブーツに対応。

ベルトの先端をタブ状にして、グローブを装着したままでも着脱がしやすい仕様になっています。本格的な機能が多数搭載され、上級者の使用にも耐えるモデルながらコスト面からも幅広い層におすすめできるスノーシューです。

2.INOOK「スノーシュー E-FLEX」

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  • 素材: 高品質ポリマー
  • 重量: 2.0kg
  • 付属品: 専用バッグ

歩行モードと登高モードを瞬時に切り替え可能

フレンチアルプスの環境で開発・テスト・生産が行われ、まさに山で育てられたフランスのスノーシュー専門メーカーの最上級モデル。INOOK「E-FLEX」の最大の特徴は、平地歩行モードと登高モードにヒールステップを瞬時にモードチェンジできること。

斜面を登る際は、かかとを上げフロントのクランポンを雪に食い込ませてグリップを得る必要がありますし、平地ではかかとはフラットな状態の方が歩きやすいので、一般的なスノーシューはヒールリフターを搭載しています。

このモデルでは、かかとのポジションのモードがASSという独自システムで瞬時に変えることができます。さらに、このシステムはストックで操作できるようになっているため、ストックを持って歩行・登山する際にはかがんでスノーシューを操作する必要もありません。

加えて、フレーム&プレートは高品質ポリマー製で柔らかく耐久性があり、柔らかい靴底のブーツとの相性も抜群です。

フロントのクランポンは、どのモードでも適度なグリップが得られるよう絶妙なポジションに5爪のスパイクがついています。

サイドがのこぎり歯のようになっているフレームは、特にトラバースをする際に大きな威力を発揮し、その形状も雪面との摩擦ができるだけ減るような形にデザインされています。

高機能ながら扱いも簡単、歩行も登りもこなせるまさに広い層におすすめできるスノーシューです。

3.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「スノーシュー TYPE2」

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  • 材質: プラスチック
  • 重量: 1.8kg
  • 付属品: 専用キャリーバック

まずは雪面歩行から!お手軽モデルから始めるスノーシュー

廉価で扱いやすいアウトドアグッズを多数リリースしているキャプテンスタッグの、誰にも気軽にスノーシュが始められるお手軽モデル。

ヒールリフターやフレームサイドのスパイクがついていないので、登りやトラバースには不向きですが、サイズのバリエーションも多いので平地で雪面歩行を気軽に楽しむには最適のスノーシューです。

シンプルな作りなので耐久性には少し不安はありますが、その分、取り回しがしやすく専門的な知識がなくても使いやすいとも言えます。

コストパフォーマンスが高く、扱いとメンテが簡単という要素は幅広い層におすすめできるスノーシューの条件としては重要です。

4.TUBBS(タブス)「MEN'S FLEX ESC SNOWSHOE」

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  • 材質: プラスチック
  • 重量: 1.6kg
  • 付属品: なし

FLEXシリーズは多彩なモデルがあるダブスのスノーシューの中でもプラスチック製デッキのシリーズ。

意外にも、金属と比較しても引けを取らない耐久性と適度にしなる柔軟性を兼ね備えたプラスチックのデッキを採用しているスノーシューは、誰にでも扱いやすく比較的に初心者から上級者まで「使える」モデルが多い印象があります。

その中でもFLEX ESCは登山や雪面歩行、スノーシューに詳しくない人が使うにはもってこいの入門モデルに仕上がっています。

本格的な登山やバックカントリーで威力を発揮する、鋭く大きく刃の多いクランポンや深く鋭いブレード、重量感のあるバインディングはどれも重量を大きくしてしまう要因のある装備です。

そのため、「とりあえずスノーシューでスノーハイクしてみたい」という人が使うスノーシューは、そういった部品や機能を簡素化し軽量化したモデルのほうが適しています。

機能を絞るとはいえ、タブスの最新鋭技術が盛り込まれたFLEXシリーズのモデルですので、平地での使用感は上位モデルと比べても遜色ない出来。

機能を厳選して絞り込んだ恩恵は、重量だけでなくコストまフォーマンスにも活かされていて、とりあえず登りを考えないのでればまさに幅広い人におすすめできるスノーシューです。

あらゆる地形に対応するレディーススノーシューおすすめ4選

体重・体力の面で男性と大きく異なる女性には、やはりその身体に合ったスノーシューが必要です。特に、スノーハイクや登山時には色々と普段とは違う形で体力を消耗することが多いので、スノーシューに限らず道具選びは慎重に行いたいものです。

ここでは、女性にも扱いやすいレディーズスノーシューのおすすめモデルを挙げてみましょう。

1.エムエスアール(MSR)「ライトニング アッセント」

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  • 材質: ウレタン・金属・プラスチック
  • 重量: 1.6kg〜1.7kg
  • 付属品: なし

女性の歩幅や足サイズ、歩行の特性まで考えたレディーススノーシュー

ライトニングアッセントは、あらゆる地形での使用に対応するMSRのスノーシューのフラグシップモデルで、当然ながら女性用も設定されています。

まず、モデル自体の特性としてはデッキを囲むフレーム自体にのこぎり歯があり、フレーム自体が雪面にしっかりグリップします。その結果、歩く際、全方向にしっかりトラクションがかかります。

軽さと剛性の両立を目指して設計されているので、急斜面の登りやトラバースをする際にもしっかり雪面を捉えます。

登りの際にはかかとを持ち上げ、つま先に荷重がかかりやすくするとともにふくらはぎにかかる負担を軽減するテレベーターを搭載。

バインディングも扱いやすく、グローブをしたままの手でも操作が簡単。とにかく手間や負担を最小限に抑える技術がいくつも盛り込まれています。

また、女性用モデルはサイズだけではなく女性の体系や足のサイズ、歩幅、歩行を考えて作られていて、バインディングやクランポンの位置も男性より小さな足を想定したポジション設計されているのが特徴です。

細身のフレームは、女性の狭い歩幅でも左右が干渉しにくく、非常に小さな歩幅でも歩きやすくなっています。

しっかり女性のことを考えて設計されていて、かつ高い機能性もあるライトニングアッセントはまさに女性におすすめのスノーシューです。

2.ATLAS(アトラス)「アクセス エレクトラ」

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  • 材質: アルミ
  • 重量: 1.6kg
  • 付属品: なし

平地から斜面までこなすオールラウンダーな女性モデル

ヒールリフター搭載で、平地での気軽なスノーハイクから斜面の登攀まで幅広いシーンに対応したモデルです。

斜面を登る際、ヒールリフターでかかとを持ち上げることによりフロントのクランポンで雪面を捉えやすくし、同時にふくらはぎやアキレス腱にかかる身体的な負担も軽減します。

また、軽量化も考えられていて、柔軟性のあるナイテックスのデッキは丈夫で軽く特に低温下でのスノーハイクにも最適。フレームのテール(後方)をV字型の形状にすることにより、深い雪でも足運びを自然に保ち、デッキへの雪の付着も抑えて無駄な体力の消耗を抑えます。

そのほかに、後方のテールを滑らせて歩行することができるライトライド・サスペンション(LRS)を搭載することで自然な歩幅で歩き続けることができるなど、単に軽さやグリップ力だけを追求するのではなく「全面的に雪面での歩きをサポート」する機能が満載のモデルです。

コストパフォーマンスも高く、女性でスノーシューを始めたい方の最初の1本としておすすめできるモデルです。

3.enkeeo 「LM-01」

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  • 材質: アルミ・PE
  • 重量: 1.3kg〜2.5kg(サイズによる)
  • 付属品: キャリーバッグ

コスパが高い!意外と使える激安スノーシュー

まず、特筆すべきはコストパフォーマンス。通販サイトでは最安値価格帯で入手できるモデルながら、使い勝手もなかなかのスノーシュー。

フレームもパイプ型のアルミで軽量。登りを考えなければ歩きやすさと浮遊感がバランスよく両立できるモデルです。

まずは、スノーシューでのスノーハイクをやってみたいという人には、高い機能より扱いやすさを重視した方が楽しめると思います。その点、このLM-01は着脱も簡単で幅広い靴に装着可能。グローブをしたままの操作もできます。

スノーシューは、一定以上の機能を求めると購入にはそれなりの予算が必要なギアですので、なかなか本格モデルを試しに買ってみる、ということは出来にくいでしょう。

その点、このような低価格で使えるスノーシューがあると、ワンシーズンだけ使ってみるということもやりやすいのではないでしょうか。特に女性には軽く、持ち運びしやすく、そして扱いやすいスノーシューが向いているでしょう。

決して他メーカーの上位モデルのような機能はないですが、まずはこのような廉価なモデルで、雪面での気持ちのいい浮遊感を伴った歩行を気軽に楽しんでみるというのもいいのではないでしょうか。

4.EX’PERT OF JAPAN(エキスパートオブジャパン)「スノーシューズ」

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  • 材質: アルミ・ステンレス
  • 重量:0.7kg
  • 付属品: なし

日本に昔からあるワカンジキ(ワカン)を独自技術で進化させたのが、この「スノーシューズ」。無駄を省き、より軽く長持ちするように考え抜かれた形もコンセプトも唯一無二のモデル。

小判形のアルムフレームにステンレスの刃を装備し、バンドでブーツを固定するいたってシンプルな構造は誰でも直感的に使えます。また、ブーツを選ばず、登山時の急登などもっとグリップが欲しい時にはアイゼンとの併用も可能で使い方自由自在。

シンプルだからこその重量は、なんと1kg未満。女性でも持ち運びラクラクです。スノーシューは登山時などは全行程で履きっぱなしということはあまりないので、未装着時の持ち運びに負担が少ないのは女性用としてピッタリです。

また、他メーカーの多機能なスノーシューは、構造上多くのサイズを展開することは難しいですが、このエキスパートオブジャパンのスノーシューズは4サイズ設定の中から自分の体型や足の大きさで最適なものを選ぶことが出来ます。

ただ、他のメーカーのスノーシューによくあるスノーボードのもののようなバインディングではなくバンドでブーツに装着するので、使い始めは装着に手間取るかも知れません。

構造がシンプルでデザイン性も重視されていないので、スノーシューに格好よさを求める人より、軽く、丈夫で、より雪道をしっかり歩けるという機能面を重視する人におすすめのスノーシューです。

子供でも安心のクオリティ!キッズ向けスノーシューおすすめ2選

綺麗な雪景色を見ながら雪原を歩くスノーハイクには、ぜひファミリーで行きたい!と思う人も多いはず。でも体力、脚力がない子供達が心配ですよね。

そこで、子供達が使っても安心のキッズ向けモデルをご紹介。しっかり装備を整えて家族でスノーシューを楽しみましょう!

1.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「UX-951」

  • 材質: アルミ・ポリエチレン
  • 重量: 1.08kg
  • 付属品:キャリーバッグ

小さくてもしっかりグリップ。キッズでも安心の本格派

アルミフレーム、デッキ裏にしっかりリベットのスパイクを配置してしっかり雪面を捉えるので、子供の脚力でも安心して歩くことができるスノーシュー。

バインディングもシンプルながら構造がしっかりしているので、脱げてしまったりずれたりする心配も少なく、全体的に大人用に引けを取らない丁寧な作りです。

サイズ感も子供の歩幅と足サイズを考慮したデザインになっていて、キッズたちの最初のスノーシュートしてピッタリ。これなら子供達も喜んで歩いてくれそうです。

キャリーバック付属で未装着時の持ち運びも便利。軽量なボディーと合わせて、荷物が多くなりがちなファミリーでの登山やスノーハイク時にも助かります。

コストパフォーマンスも高く、アウトドア用品を多数手がけるキャプテンスタッグ製なので耐久性にも信頼度高しです。

2.GV(ジーブイ)ナイフレックス キッズ

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  • 材質: プラスチック
  • 重量: 1.9kg
  • 付属品: なし

一人で履ける簡単バックルが嬉しいキッズスノーシュー

小学校高学年ぐらいまでのキッズ向けスノーシュー。クランポンも付いていてしっかり雪面を捉えるので、子供でも歩きやすく安心して使えます。

このモデルのポイントは、バックルでシューズを留める仕様になっていること。子供でも簡単に自分で着脱が可能です。寒い中で着脱が難しいモデルは大人にも子供にも負担がかかりますので、これは嬉しい特徴です。

構造は簡単で扱いやすく、初めてのスノーシューとしても最適。自分で着脱することを覚えて、かつ歩きやすければ子供でもしっかり使いこなすことが出来ます。子供も自分でしっかり準備して歩くことができれば自信にも繋がりますね。

サイズも重量も子供目線で考えられていていますから、安心して家族でスノーハイクを楽しめるでしょう。

スノーシューを購入時の気になる疑問・質問

雪面を浮遊するような歩行が楽しめる大人気のスノーシュー。ここまで、色々な視点からおすすめのスノーシューを紹介してきました。

最後に、実際買うときに注意する点やよくある疑問、質問についてお答えしておきましょう。

Q1:スノーシューを履くときの服装について!ウェアや靴はどんなものを選べばいい?

雪の只中に行くわけですから、防寒に関しては完全防備に近い服装が理想です。雪も溶ければ水になりますので、防水効果が高いものが選べればベストです。

靴も、スノーシューによっては登山靴やトレッキングブーツ以外のスニーカーのような靴でも装着できるモデルはありますが、やはり雪に接するのですから、スノーブーツ、防水効果の高いトレッキングシューズ、登山靴があればベストです。

足首からの雪・水の侵入を考えるとハイカットが理想です。オーバーシューズや登山の装備で、スパッツと呼ばれる靴の上に被せるように履く防水カバーの役目をする装備をつければ、ローカットやスニーカータイプでも大丈夫でしょう。

スノーシューでスノーハイクする時の必需品はストック。意外と力がかかりますので、耐久性の高いものが望ましいです。スノーシューの機構の操作をストックでできるものもありますので、ストックはしっかりと選びましょう。

追加であったほうがいいのは、ゴーグルやサングラスといったアイウェアです。晴れた日にスノーハイクする場合の雪からの太陽光の反射はかなり強く、雪焼けという言葉もある通りです。

目にもかなり眩しいので、用意ができるのであればゴーグル、サングラスはぜひ持って行きましょう。アイウェアは、晴れた日だけでなく吹雪いてきた場合などにも役立ちます。

まとめ

雪山登山やスキー、スノボの経験がなくても手軽に雪原での冒険を楽しめるスノーシュー。ここまで、色々な視点でおすすめのモデルをご紹介してきました。

スノーシューは年々人気が高まり、今や色々なメーカーが色々なコンセプトでたくさんのモデルを出しています。それだけ選択肢が充実しているということですが、初心者には迷いやすいとも言えます。

雪の中を歩くというのは楽しい反面、非常に体力を使います。自分の体格や目的、体力にあったベストなスノーシューを選んで雪遊びを存分に楽しみましょう。

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