おすすめのタッパーは、まずご自身の生活に合わせた素材や機能のタッパーを見つけること。ですが、タッパーは生活に当たり前の存在になりすぎていてこだわって選ぶことや、...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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おすすめのタッパーは、まずご自身の生活に合わせた素材や機能のタッパーを見つけること。
ですが、タッパーは生活に当たり前の存在になりすぎていてこだわって選ぶことや、機能性を重視せずに購入していませんか?
この記事では専門家が厳選したおすすめのタッパーを10個ピックアップします。
今では100円均一でも購入できるようになりましたが、やはり良いものを使うと耐久性や機能面がまったく違います。
タッパーを消耗品としてではなく、こだわりの品として使用してみませんか?
ママアイテム編集部
タッパーを使用するのはどんな場面なのか、どういう用途で使用するのかを考えて選んでいきましょう。素材やサイズ機能等が自分の使用用途に合うものを選ぶと、日常使いしやすくなりますよ。
食材や料理の冷凍保存だけなら電子レンジ対応でなくても大丈夫ですが、タッパーのまま温める場合は電子レンジ対応のものを選びましょう。電子レンジ可のプラスチック製・耐熱ガラス製等があるので、購入の際はチェックしておくと安心です。ホーロー製のタッパーは電子レンジでの使用がNGなので注意しましょう。
タッパーも素材で使い方を変えるのがおすすめです。ガラス製のタッパーは、匂い移りせず丈夫。汚れが落ちやすいところもポイントですね。プラスチック製のタッパーは冷凍保存での使用が向いており、軽量なので使いやすいです。ホーローやアルミ製のタッパーは熱伝導性が高いので電子レンジはNGですが、オーブンや直火での使用ができます。
シリーズでサイズ展開が豊富なタッパーがあると見た目にも美しいですよね。また、食品や場所に合わせてタッパーのサイズを選べるのも使いやすいです。また、タッパーは買い足しをすることも多い商品なので揃える前にサイズ展開をチェックしておくと安心です。シリーズでスタッキングできるようになっているタッパーもあるので、綺麗に重ねて収納することができると省スペースになるのでおすすめですよ。
タッパーはセット売りが多いですが、サイズや形がバラバラなので1個売りだと1,000円を超える辺りからは高機能だったり、耐久性に優れたものが多くなってきます。
今回はタッパー1個での価格相場で紹介いたします。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | ~100円 | 500円 | 1,000円~ |
特徴 | 大量買い向け 耐久性に欠ける | 素材を選べる デザイン性がある | 耐久性に優れている 追加購入でもデザインを揃えられる |
タッパーを販売しているブランドやメーカーはたくさんあります。その中でも人気が高く機能面にも優れたものを紹介します。
野田琺瑯は琺瑯の老舗ブランドで、職人の手仕事で作られる琺瑯製品はこだわりを感じながら安心して使用できる琺瑯タッパーを販売しています。
シンプルなデザインも生活に馴染みやすく、シリーズも豊富なのでたくさんの種類を揃えている方も多くいるようです。
琺瑯は衛生的に使用することができるので、電子レンジでの使用は不可ですがその面を除いてタッパーとして使用するのに十分な機能が備わっています。
電子レンジ対応のプラスチック製タッパーを販売しているクレハ。さまざまなシリーズがあり、1人前のご飯をそのまま冷凍・解凍できるタッパーは大変人気があります。クレハのタッパーの蓋には蒸気弁がついているので、蓋をしたままレンジで使用することができ、料理やお米が乾燥せずに解凍できるところが魅力です。サイズやカラーが豊富、使用しない時は重ねて収納しておくことができるので省スペースになって使い勝手がいいですよ。
「iwaki」では耐熱ガラスのタッパーが大変人気で、作り置きレシピ等でもよく見かけるタッパーです。ガラス製なので他の素材と比べて重量があり、取扱に注意は必要ですが使い勝手はとても良く、タッパーとして使用する場所ではほとんど使用することが可能です。また、ガラス製のタッパーの中では比較的軽量なので初めてガラス製のタッパーを使用する方でも使いやすいものです。
コーヒー関連の商品が有名なKINTOですが、保存容器もブランドのイメージ通りシンプルでスマートなものが揃っています。中でも「CAST」というシリーズは蓋にシリコーンパッキンが付いて汁漏れがしにくい設計になっています。汁物の保存・密閉したい食材を入れるのにおすすめですよ。デザインもシンプルなのでキッチン周りをおしゃれにみせたい方にぴったりです。
家庭によって使い勝手の良いタッパーは違いますよね。自分のタッパーの使い方と照らし合わせて選定ポイントをチェックしてみてくださいね。
ホーローのタッパーはデザイン性が高くそのまま置いてもおしゃれな雰囲気になりますよね。
電子レンジでの使用はできませんが、直火やオーブン使用が可能で汚れをしっかりと落とすことができるので衛生面が気になる方にもおすすめですよ。
琺瑯製品だけを取り扱う「野田琺瑯」から販売されているタッパーは、職人の手で作り出されたこだわりの逸品。シンプルなデザインでそのまま食卓に並べることもできるので、洗い物を減らすことができて家事効率もUPしますシール蓋は透明なので中身を確認することができます。使用しているうちに傷んできたら別売りの蓋を購入することも可能、長く使用していくにはうれしい心遣いですね。油物を入れてもすっきりと洗い流すことができ、匂い移りもしないのでどんな料理でも気を遣わずに使用することができます。大きなデザイン変更もなく長年多くの方から愛用されているタッパーなので、追加購入の時もデザインを揃えられるのはキッチンに統一感が生まれるのでいいですよね。
ランチャンの琺瑯容器は、蓋の密閉度が高いので匂い漏れ等が気になる食材の保存にぴったりのタッパーです。デザインも真っ白でシンプルなところがおしゃれで、お弁当箱の代わりとして使用している方もいるそうですよ。真っ白なデザインは側面から中身が確認できませんが、目隠しとして空間をスッキリとみせるのにとてもおすすめ。散らかりやすい冷蔵庫の中をシンプルにまとめることができます。
スタッキングにより場所を取らずに収納ができるので、スペースが足りなくても気軽に購入することができますね。
シンプルなデザインのタッパーが多い中、富士ホーローのcukkaシリーズは北欧風のレトロな花柄のデザインでとても可愛らしい雰囲気のタッパーです。エラストマー製の蓋は、丈夫で耐久性に優れているので長く使用することができます。また、密閉性も高いので汁漏れ等の心配もありません。蓋のカラーはタッパー本体のデザインと合わせたカラーになっているので、見つけやすく蓋だけなくしてしまうのを防いでくれますね。cukkaシリーズはサイズも豊富なので、シリーズで揃えても可愛いですよ。
プラスチック製のタッパーは軽くて扱いやすいので、使用している方も多いと思います。100円均一でも購入することができるので、意外とこだわらずに使用している方も多いもの。プラスチックのタッパーこそ機能が優れているものを使用すると料理のちょっとしたストレスが減るかもしれませんよ。
保存容器といえば世界的にも有名な「Tupperware」が最初に思い浮かびますよね。こちらのシリーズは、女性らしいカラー展開でキッチンを明るくみせてくれるので調理の際のモチベーションが上がりそうです。名前の通り「シリアル」を1食分分けておくのにぴったりなサイズで、家族分の朝食を分けておくのにちょうどいいですね。Tupperwareといえば密閉性の高さが評判です。こちらの商品も密閉性が高いので、シリアルだけではなく汁物等を入れても安心して使用することができます。電子レンジにも対応しているので、普段使いしやすいところがうれしいポイントですね。
タッパー本体をスタッキングできるものは多いですが、Joseph Josephのネストストレージは蓋もまとめておくことができるので、収納の際に蓋がバラバラになってしまうのを防いでくれます。蓋がバラバラになってしまうのは、家事をする上でストレスになりますよね。タッパー本体は透明で蓋もカラーリングがさまざまなので、中身が確認しやすいのはとても便利ですよね。蓋を外している状態であれば、電子レンジでの使用も可能なので普段使いしやすいですよね。省スペースで収納できるタッパーならこちらのタッパーがおすすめです。
岩崎の保存容器は食材の保存はもちろん、小物等の収納ケースとしても人気のあるタッパーです。サイズ展開が豊富なので、米びつとして使用することができるサイズ等の用意もありますよ。タッパーの本体には銀イオン効果があり、衛生的に使用していただくことができます。しっかりと閉まる密閉性の高い蓋が、中に入れた食材をこぼさず鮮度も保ってくれるのでシンプルで普段使いしやすいタッパーをお探しの方におすすめです。こちらのタッパーも蓋を外せば電子レンジ使用が可能なので、普段使いしやすいですよね。毎日使用するのに気を遣わずに使いたい方、タッパーを色々な使い方で使用したい人にぴったりなタッパーです。
耐熱といえばガラス製のタッパーを思い浮かべますよね。ガラスは他の素材に比べて、重たいところが特徴。重くて取り回しはやや不便ではありますが、汎用性は1番高いのがガラス製のタッパーです。長く使用していくのにも向いていますよ。
匂い移りや油汚れをしっかりと落とすことができるので、作り置きの保存用タッパーとしてとても人気の高いiwakiのタッパー。ガラス製のものはスタッキングする際気を遣うものもありますが、iwakiのタッパーは底部分に安定感があり、収納の際だけでなく食材を保存して冷蔵庫に入れておく時も倒れる心配がなく、安心して使用できます。蓋のカラーは選べますが、タッパー本体はシンプルな透明の耐熱ガラスなのでそのまま食卓に出しても生活感がなくおしゃれ、洗い物も少なくなるので時短にもなりますね。サイズ展開も豊富なので、使いやすいサイズを選ぶことができるのもうれしいポイントです。プレゼント用としても喜ばれる品で、セット購入がおすすめです。
日本製のものへのこだわりや安心感がある方におすすめしたいHARIOの耐熱ガラス製保存容器。
唯一日本に工場がある耐熱ガラスメーカーとしてとても有名です。HARIOと聞くとコーヒー用品を思い出しますが、保存容器もとても優れた逸品です。蓋は密閉度が低いので、臭いのあるものを保存しておくのはあまり向いていません。オーブン調理での使用ができるので、そのまま器として食卓へ並べることができます。ラップ代わりに蓋を使用するような料理の保存に向いているようですね。丸みのあるフォルムが可愛らしく、デザイン性も高いタッパーなので女性からの人気が高いようですよ。
イチゴがトレンドマークのガラス製保存容器。可愛いだけではなく、実用性も高いタッパーとして有名です。WECKは耐熱ガラスではないですが、50~70%リサイクルガラスを使用していてエコなところが魅力。少し色味がかったガラスはリサイクルガラスだからこそ出る雰囲気がアンティークな雰囲気を出してくれてますね。蓋部分はゴムパッキンとステンレスクリップを使用しているので、密閉度も高く匂いも気になりません。パッキン部分は劣化しやすいので、別で購入できるのもうれしいポイントです。
プラスチック製の蓋もあり、中に入れるものに合わせて蓋の種類を変えられるのもWECKならではのアイディアですね。食品はもちろん、インテリアとして小物等を収納するのにもおしゃれで人気がありますよ。
KINTOのガラスリッドキャニスターは蓋もガラス製になっていて、タッパー全体を衛生的に保つことができます。蓋はシリコンが付いているので密閉度も高く、乾燥しやすい物・湿気を吸いやすい物や匂い移りが気になる食材の保存にぴったりですよ。スタッキングはできないので省スペースでの収納は難しいですが、シンプルでスタイリッシュなデザインなので、見せる収納としておしゃれに演出することができますよ。シンプルなデザインなので汚れにも気づきやすく、掃除の目安にもなりそうです。
タッパーは使用頻度が高いので日常的に使用していて困ることや、処分の仕方も知っておくと便利ですよね。よくある疑問をまとめてみました。
基本的には塩素系の漂白剤に浸け置きすると匂いは取れます。その他にも、重曹を粉のまま詰めて密閉状態で一晩放置するのも効果があります。また、らっきょうはプラスチック製のタッパーに匂いがつくと取れなくなってしまうので、らっきょうを保存する際はプラスチック製以外のタッパーの使用がおすすめですよ。
一般的には「プラ」表記がしてあり、なおかつ汚れていないタッパーは「プラごみ」として処分できますが、使用済みの汚れたタッパーの場合は「燃えるごみ」として処分しましょう。プラゴミの分別については、地方自治体によって変わってくる可能性があります。自分の住んでいる自治体に問い合わせるなど確認したうえで、地域に合わせた分別で処分しましょう。
家庭に1つは必ずあるタッパー。毎日のように使用するけれど、意外とこだわらずに使用していることが多いですよね。
タッパーと言っても機能・素材・耐久性・価格等さまざまな比較ポイントがありました。比較ポイントからライフスタイルに合った良いものを探すことはできたでしょうか。毎日使用するからこそ機能をこだわってみたり、長く使用できるものを探してみるのも「良い暮らし」の1つかと思います。
たくさんの種類が販売されている中からお気に入りのタッパーを探すのはとてもじゃないけれど探しきれないと思うので今回は専門家の方からのおすすめ商品をまとめてみました。この機会に改めてタッパーの機能や材質にこだわってみませんか?