ワインのおつまみを選ぶ時、何にしたらいいのか迷うことが多いですよね。ワインの種類も赤、白、ロゼ、スパークリングとあり、それぞれに合うおつまみ選びには頭を悩ませる...
ワインのおつまみを選ぶ時、何にしたらいいのか迷うことが多いですよね。
ワインの種類も赤、白、ロゼ、スパークリングとあり、それぞれに合うおつまみ選びには頭を悩ませることも多いのではないでしょうか?どこで買ったらいいのかも悩みどころです。
そんな疑問をばっちり解決できるような、編集部おすすめのワインにぴったりのおつまみを購入場所まで調べて厳選しました!今後のワイン選びも楽しくなりますよ。
ママアイテム編集部
一口にワインといっても、赤や白などの種類やボディと呼ばれるコクの違い、ブドウの品種、産地など様々な個性をもつたくさんの種類があります。
それぞれにあったおつまみを選ぶためにおすすめの選び方を5つにわけて紹介します。
ちなみに「ボディ」とは、ワインのコクのことで、渋みの多いもの、コクのあるものが「フルボディ」と言われています。
ワインには、赤、白、ロゼ、スパークリングの種類があり、また使われるブドウの品種、さらに赤、白にはコクによって「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」があり、「甘口」「辛口」の違いもあります。
それによって選ぶおつまみも変わるので、飲みたいワインはどの種類か?ボディは?甘口か辛口か?を明確にする必要があります。
基本的に赤ワインには、肉料理、チーズ、チョコレート。白ワインには、魚料理、チーズ、生ハムがおすすめです。ロゼは、和食、中華と幅広い料理と相性が良いとされます。
一般的に「赤ワインは常温、白ワインは冷やす」と言われますが、この常温はフランスの中世時代の常温のことを指しているそうで、おおよそ14~17度です。
そのため、赤ワインも少し冷やして飲むのが正解と言えます。通常のワインは上記でおすすめしたおつまみがよく合うとされますが、ホットの場合はどうでしょう?
やはりチーズは鉄板ですが、スパイスが加えてあるホットワインには、同じようにスパイスの効いたおつまみが合うようです。
ワインに合う代表的なつまみはチーズですが、チーズにも多くの種類があり、ワインとの相性には悩んでしまいますよね。
そんなときの簡単な選び方として、ワインの産地とチーズの産地を合わせるという方法があります。同じ産地のもの、または近い産地のものとは相性抜群です。
たとえば、おおまかですがフランス産のワインに合わせるのであれば、カマンベール(白カビ)、ブリー(白カビ)、ロックフォール(ブルーチーズ)など。
イタリア産ワインなら、モッツァレッラ(フレッシュ)、パルミジャーノ・レッジャーノ(ハード)、ゴルゴンゾーラ(ブルー)等が相性が良いです。
ワインを飲むシチュエーションも重要なポイントです。宅飲みなのか、パーティーなのか、レストランか?
また、時間帯は、昼間なのか、夜なのかによっても選ぶおつまみは変わります。昼間なら軽めのおつまみ、夜ならばお腹にたまるようなおつまみが好まれるようです。
宅飲みや自宅でのパーティーであれば、簡単につまめるおつまみとしてワインに合うお菓子や通販でお取り寄せした少し贅沢なチーズのアソートセットがおすすめです。
すこしずつ色々な種類のチーズが詰め合わされてあるため、ワインとの相性をみんなで探すのも楽しいですね。
お取り寄せで人気のおつまみは、やはりチーズのアソートセットですが、冷蔵の生ハムやローストビーフ、スモークサーモン、リエット・パテ類、牡蠣やサーディンのオイル漬けなども人気です。
コンビニで人気なのは、サラミやチーズ、ドライナッツ、ドライフルーツ、チョコレート、スナック菓子など手軽に買えて、安価なのが魅力です。
そんな中でも、通販でも購入でき、コンビニ・スーパーの手に入るちょっと贅沢な素材にこだわった缶詰のおつまみは一押しです。
おつまみを販売しているメーカーやブランドは数多くあります。そのなかでもワインにマッチするようなおつまみを世に出しているメーカー・ブランドを意外性のあるメーカーもまじえて紹介します。
つまみ界の老舗食品メーカー。乾燥珍味を主力としており「一度は食べていただきたい」や「酒肴逸品」シリーズは手軽に入手できるおつまみとして人気が高く、種類も多く販売しています。
余談ですが、コンビニやスーパーで一度は目にしたことがある「チーズ鱈」は、なとりの登録商標です。
グリコのキャラメルでよく知られている老舗のお菓子メーカー。おとなのおつまみおやつとして人気の「チーザ」が有名です。
意外に感じるかもしれませんが、他のお菓子メーカーと比べるとクラッツなどおつまみ系おやつを多く販売しています。
「おいしい缶詰」シリーズが人気の日本の小売業者。缶詰や瓶詰めといった日持ちする商品を数多く手がけています。
手間暇かけた味わいを手軽な缶詰で再現した「おいしい缶詰」シリーズのウェブサイトでは、豊富なラインナップの中から相性の良いお酒で商品検索もできます。
おいしそうな缶詰の数々に目移りしてしまいます。
数あるおつまみの中から、ワインに合うおつまみ選びの重要なキーポイントとして下記に挙げる3つの観点から商品を選びました。
赤ワインにはポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が含まれていて、その中でもタンニンが赤ワインならではの渋みを出すため、その渋みに合う肉料理とチーズが定番と言われています。
また、タンニンは口の中に残る脂っぽさも洗い流してくれる効果もありますので、肉料理と相性が良いわけです。
製法から素材までにこだわり、美味しさを追及した「おいしい缶詰」シリーズは、ソースまで余すことなく味わえるプチ贅沢な一品。
この製品の一番の特徴は赤ワインでじっくり煮こまれた牛ほほ肉の驚くほどの柔らかさです。また赤ワインのコクと酸味がソースとマッチして牛ほほ肉の旨みを引き出しているので、缶詰とは思えない味わいです。
色味、重みのバランスから、フルボディの赤ワインにベストマッチです。
リンゴ樹のチップで燻製したまろやかなスモーク風味のチーズ。常温でも長時間やわらかくなめらかな食感が持続するような製法で作られているため、チーズ表面も燻製チーズ特有の固さを感じない食感です。
スモーク風味はそんなに強くないので、燻製があまり好きではない人にもおすすめです。スモークは木の香りなので、ワインも木樽熟成の赤ワインとの相性が良いです。
成城石井の熟成ブリーは日本人の味覚に合うミルキーでマイルドな風味のため、白カビチーズ初心者にもおすすめです。
カマンベールと比べると癖も塩分も少ないので、フランスパンやクラッカーなどの味の薄いものにのせて食べるのもおすすめ。ブリーチーズの気品ある香りや味わいをそのまま楽しめます。
ワインは赤ワインなら軽めのフルーティなものと相性が良く、コクのある白ワインにも合います。
白身の魚、貝類、鶏肉、豚肉等の淡白な味わいのものが白ワインには相性が良いので、こういった食材のおつまみがおすすめです。
また、白ワインには魚介や鶏の臭みを消し去る効果もあります。
ヒモ付きの国産帆立を醤油風味の効いたバターソースにからめた貝好きにはたまらないおいしい缶詰です。
ソースまでおいしく頂けるので、すっきり系の白ワインのおつまみで食べたあと、残りをごはんにかけてお湯を注いで手軽なリゾット風でも楽しめます。
北海道産大粒ツブ貝を白ワインでふっくらと蒸し、レモンとガーリック風味をほんのり効かせたさっぱりとした一品。
磯の風味とレモンの風味に同調する、シャブリのような辛口の酸味のあるワインと相性がいいので、ぜひおつまみにどうぞ。
手軽に手に入る江崎グリコのチーザは、塩味が効いていておつまみに最適。
三種類のラインナップが出ていますが、この4種のチーズはチェダーチーズ、パルメザン、ゴルゴンゾーラ、カマンベールの4種をバランスよくブレンドした濃厚なおつまみスナックです。
カリカリの食感と濃厚な風味で白ワインの消費量が上がってしまいそうですね。
通販でもコンビニ、スーパーの店頭でも購入できる缶詰のおつまみですが、最近は本格的な味付けでワインに合うものが多く販売されています。
代表的なものは「明治屋 おいしい缶詰」シリーズや、「K&K 缶つまプレミアム」シリーズになります。
缶詰は賞味期限も長く常温で保存もできて手軽なおすすめおつまみです。
国産の肉厚の豚バラ肉を一晩塩麹に漬け込み柔らかくジューシーに旨みを引き出し、イタリア産赤ワインとバルサミコ酢で煮込み酸味とコクを効かせた赤ワインにぴったりの缶詰です。
赤ワインでもなめらかで凝縮感のあるフルボディのものと相性が合います。
素材本来の味や食感を生かし、惣菜をそのままパックしたようなレトルトおつまみシリーズ。陸奥湾産の帆立の旨みが凝縮されていて、その柔らかさに驚きます。
中辛~辛口の葡萄の品種はシャルドネ種の白ワインに合う手軽なおつまみです。
話題になった「缶つまプレミアム」シリーズの人気商品詰め合わせ。
国産原料にこだわった、【広島県産 かき燻製油漬け】(白ワイン)【鹿児島県産 赤鶏さつま炭火焼】(赤ワイン)【国内産 あなご蒲焼】(さっぱりめ赤ワイン)の3缶パックなので、友人を招いたちょっとした家飲みパーティにもおすすめです。
定番の組み合わせ以外のワインと合わせてみると、意外な発見があるかもしれません。
ワインに合わせるおつまみを購入するとき、ふと頭に浮かぶ疑問はありませんか?
よくあげられる代表的な疑問について調べてみました。
白ワインには、ブリオッシュやナッツ、レーズンの入ったパンと相性がよく、赤ワインにはイチジクやオレンジピールなどのドライフルーツの練りこんであるタイプのパンがよく合います。
ただ、よくワインについてくるバケットなどのプレーンなパンは、何もつけない場合は口の中をリセットする効果があるので、何かトッピングすることでそれぞれのワインに合うおつまみになります。
トッピングする時のコツは、合わせる食材の色合いをワインの色に合わせると相性が良いそうです。
例えば、生ハムやサーモンなどにはピンクのロゼワイン、ツナやチキンのような白っぽい食材には白ワインが合います。
では、野菜の場合はどうでしょうか?
野菜の場合ははっきりした味がないのでワインとの相性がわかりにくいのですが、緑野菜には爽やかなワインや香り豊かな白ワイン、でんぷん質の野菜にはコクのある白、ロゼワイン、まろやかな赤ワインが合います。
野菜の料理では、バーニャカウダや温野菜もワインと相性が良いです。
豆科の野菜には、香りのゆたかな白ワイン、軽やかな赤ワインと骨太の赤ワイン。
きのこ類には、コクのある白ワイン、まろやかな赤、骨太の赤ワイン。
根菜・かぼちゃ類には、香り豊かな白ワイン、甘口や極甘口の白ワインがよく合います。
日本産ワインは強く主張せず料理の良さを引き出せるという特徴があり、そのためいろいろな和食とも相性がよいのです。
例をあげると、日本固有種の白ぶどう「甲州」を原料に使用したワインにはゆずなどの和柑橘系の風味がするため、特に天ぷらや焼き魚、刺身と良い相性です。
また意外に感じるでしょうが、おでんにはスパークリングワインがよく合います。
醤油を使った煮物系に合うのは軽めの赤ワイン、うなぎのかば焼きやすき焼きにはさっぱりめの赤ワインが相性が良いです。
焼き鳥系の場合は、たれなら赤ワイン、塩なら白ワインが合います。ここでも食材の色とワインの色を合わせる法則が役立ちますね。
ワインには多様な個性があり、合うおつまみも多種多様です。まずは、定番と言われる組み合わせを試してみて、自分の好みにあったものを見つけてみてください。
今回紹介したおつまみは、手軽に身近なスーパー・コンビニで手に入ったり、通販で取り寄せできるものばかりなので、気軽に試すことができるでしょう。
ぜひ試してみてお気に入りのワインとのマリアージュを楽しんでくださいね。