ひとつあると意外と便利なバターケースを、おすすめのポイントごとに見ていきましょう。調理の際に使うだけでなく、朝食のパンやおやつのパンケーキなど、バターを使うとき...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>
ひとつあると意外と便利なバターケースを、おすすめのポイントごとに見ていきましょう。
調理の際に使うだけでなく、朝食のパンやおやつのパンケーキなど、バターを使うときにあると便利なものがバターケースです。
購入した時の箱に入ったままだと使いにくいバターを、お気に入りのバターケースに入れて使ってみませんか。
デザインだけでなく材質や大きさ、実用性にもこだわった人気のおすすめ商品を選んでみました。ぜひあなたのお気に入りを見つけてくださいね。
エキサイトおすすめアイテム編集部
食卓にあるとうれしいバターケース。バターは温度変化に弱く、空気に触れることで酸化しやすくなり劣化の原因となります。バターをおいしく食べきれるように、使う量や頻度に合わせてケースの大きさを選ぶことも大切です。
バターケースは材質や大きさにより使い心地も見た目も違います。好みに合わせて選べば普段の食事も楽しく豊かな時間になるでしょう。
バターケースに適している素材には木製、琺瑯(ホーロー)製、陶磁器製、ガラス製などがあります。
木製は外気の温度変化を受けにくいので固くなりにくくバターの扱いが楽になります。
琺瑯性は金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼きつけたもので、汚れが落ちやすく衛生的な材質です。
陶磁器製とガラス製はやや重く割れやすいので注意が必要ですが、食器と同じ感覚で扱えるので食卓に馴染みやすいく、ひとつだけでなくいくつか欲しくなる材質です。
普段購入しているバターがぴったり入るサイズのケースがおすすめです。
一般的なスーパーで購入できるバターは150g、200g、450gのものが多く、このサイズのバターが入るケースを選ぶと良いですね。
バターを使う機会が少ない人や小さめの冷蔵庫を使用している人もいるでしょう。
細長いコンパクトなバターケースは冷蔵庫の中でも置き場所を取らず、バターがおいしいうちに使い切ることができます。この場合はバターをケースに合わせてカットし、残りをラップなどで密閉して冷凍しておくのがおすすめです。
購入した時のまま銀紙に包んで使っている人やタッパーなどで代用している人はいませんか。あると便利なのに意外と持っていない人も多いので、自分で購入するのはもちろん、プレゼントにも喜ばれます。
木製や陶磁器製のバターケースは少し値が張るものなのでなかなか自分では購入しないこともあり、プレゼントとして贈ると喜ばれます。
木製のものはメープル、ウォールナット、サクラなどの材質ごとに色や質感が違い、選ぶのも楽しいものです。また、陶磁器製は食器感覚で使えてテーブルに馴染むものなので、贈り先の相手の好みに合うものを選べば喜ばれるでょう。
バターケースのおすすめブランドとして下記の2つのメーカーを紹介します。どちらもキッチン雑貨のコーナーや雑誌でお馴染みの、こだわりの製品を作るメーカーです。
保存容器やポットで有名な、琺瑯といえば真っ先に思い浮かべるメーカーです。『安心して使える生活の道具としての琺瑯』を創業以来80年以上真摯な姿勢で作り続けている永年のファンも多いメーカーです。
琺瑯は一見金属製のようですが、金属の表面にガラスをふきつけたものなので独特のツヤが清潔感を感じさせ、汚れ落ちもよく匂いも付きにくいため保存容器に適した材質です。
プラスチック家庭用品やキャラクター製品を扱う企業です。
あるとうれしいアイデアグッズや弁当箱、水筒などの家庭用品を多く扱っているので、会社名を知らなくても身近なところでスケーター社の製品を使っているかもしれません。
平均的な大きさのバターが入るサイズで、美味しく保存できる材質、ライフスタイルに合うデザインというポイントを中心に選びました。
店頭やネット上では様々な商品が販売されていますが、バターケースとして求められる条件を満たしていると思われる商品を選びました。
バターをカットする面倒な作業が楽しい作業に変わります。
200gのバターを一度に20等分にカットできるバターカッター付きです。本体の上に常温に戻したバターを置き、付属のバターカッターを上から下へ押さえつけると20等分、ひとつ約10gにカットできます。
10gずつにカットされていると、いつものお料理だけでなくお菓子作りやパン作りの際にもすぐに使えて便利です。また、トーストやパンケーキ1枚にもちょうど良い量ですね。
カットした後のバターカッターはそのままの状態で蓋をして、バターと一緒に保存することが可能です。バターカッターだけ紛失してしまうという心配がありません。付属のバターナイフもケース内に収納できる点も便利です。
透明のケースは清潔感があり、バターの残量が一目で確認することができるのもうれしいです。
一度使うと手放せなくなる、満足度の高いバターケースです。
バターを使う時に面倒なのがバターをカットする作業。バターを使う度に包丁でカットするのも面倒ですが、使い始めにいくつかにカットしておくにも大きさが不揃いになってしまうと気分の良いものではありません。
こちらで紹介するのはバターを均等にカットできるカッター付きのアイデア商品です。
200gのバターを約5gの薄切りに、450gのバターを約10gのブロックのカットできます。ケースの上にカッターをセットしバターを載せて、上から蓋で押さえつけてカットします。
ケースの中にカットされたバターが落ちるので、蓋をかぶせてそのまま保存できます。この商品はケースが大き目なので、450gのバターをカットし保存するのに最適です。
本体のスライドトレーにバターを乗せて、カットしたい厚さになるまでトレーを引いて、セットされた刃で必要な厚さにカットできます。本体横に10,20,30,40gのメモリが付いているので調理の際にも便利です。
バターカッターの強度がしっかりあるため、バターを常温に戻さず冷えて固いままでもカットすることができます。またバターの横にバターナイフ(別売)を収納するスペースがあるので、フタをしてそのまま保存できます。
少し高価になりますが、ぜひ手に入れたいのが木製のバターケース。手にしっとりと馴染む心地良さは、使う度に心を和ませてくれます。
使用木材により色味や雰囲気が変わります。天然素材なので商品それぞれに違う木目が見られ、使い続けるうちに色艶が味わい深いものになり、愛着がわく商品となるでしょう。
また、木は断熱性が高いためケース内のバターが冷え過ぎず、室内で使う際にも室温で柔らかくなりにくく、冷蔵庫から出してすぐのバターも固くなり過ぎずに使いやすいという利点もあります。
職人の丁寧なつくりとこだわりが見た目にもわかるバターケースです。まっすぐにカットされた長方形のケースの角は面取り加工がされているので、持ち運びの際にも手にしっくりと馴染みます。
ケースと蓋は完全な密封性はありませんが、ぴったりと合わさることで空気が入りにくくバターの劣化や冷蔵庫内のにおい移りを防ぐので安心です。他のサイズもあるので、ライフスタイルに合わせてケースのサイズを選べます。
使用する際には、容器をひっくり返して底板になった蓋を台にしてバターを載せて、バターナイフでカットするという使い方がお勧めです。
木製ケースなので冷蔵庫から出したばかりでもバターナイフが入りやすいのも嬉しいですね。
良質の山桜を使用した東屋のバターケースは、色合いや木目も美しくどんなテーブルウエアとも相性が良いでしょう。
舟形のケースがシンプルでもあり可愛らしいと評判のダスホルツのバターケース。見た目の大きさに反してケースそのものは軽いのもうれしいですね。
無垢材をくりぬいて作られているため木目が美しく木の質感も生かされています。ケースの内側のカーブの懐かしい感じも心を和ませてくれます。
ケースの上下を逆にして保存することもできます。上下を逆にすると舟形とは違った雰囲気を楽しむことができます。市販の200gのバターがちょうどぴったりと収まります。
日本の観光地のお土産屋さんで見かける工芸品ような素朴さが魅力です。
蓋がケースにぴったり合うのできれいな箱型になり、どこに置いても違和感がありません。
シンプルな形に柔らかい色合いがどんな食卓にも似合いそうです。もちろん一般的な200gのバターがぴったり入るのでバターケースとしても申し分がなく、付属のバターナイフがケースと同じ材質で作られているのも統一感があり良いですね。
バターの保存容器に一番求められることは、バターの風味や品質を保つこと。
バターケースは冷蔵庫に保存することが多いので、冷蔵庫内の他の食品のにおいが移らないように気を付けなければなりません。また、バターは空気に触れることで酸化し香りも落ちてしまうので、密閉ケースで保存するのが理想です。
以下におすすめの密閉バターケースを紹介します。参考にしてみてください。
雑誌のお料理特集やお気に入り商品を紹介するページなどでよく見る商品です。
愛用者が多い理由には、清潔感があり汚れやにおいが付きにくい、サイズ展開が豊富、などがありますが、こちらが一番使いやすいサイズです。
シール蓋を使うことで密閉性が高くなり、バターを良い状態で保存できます。また、シール蓋は別売りされているので永年の使用でのべたつきや紛失の際にも買い替えることができるのもうれしいですね。
バターを料理で使うことが多いという場合には、使いやすいサイズにカットした状態でこの容器で保存して、テーブルに出すときには必要量だけテーブルウエアに合わせた小皿に出して使う、というのもおすすめです。
バターを保存するのに適したパッキン付きの保存容器です。でも固いままのバターは使いにくいですよね。このバターケースに付属のふわふわナイフは、独特の溝がついているので固いバターも力を入れずにふわふわに削ることができます。
冷蔵庫から出してすぐにパンにバターを塗ることができるバターナイフは、容器の内側に収納することができるので、忙しい朝でもすぐに取り出してストレスなくバターを使うことができます。
シンプルで冷蔵庫での出し入れがしやすいので、パン食派の方の冷蔵庫には必需品になりそうな商品です。
食卓で使うことが多い方には、テーブルウエアと相性の良い陶器・磁器製のバターケースがおすすめです。
陶器・磁器製のバターケースは適度な重みと安定感があります。バターをすくうときにも片手を添える程度の力加減でも楽にバターをすくうことができます。
市販の200gのバターがぴったり収まる、すっきりとしたデザインが魅力です。
蓋にはシリコンパッキンが装着されているので、陶磁器どうしが重なるときの音やひび割れの心配がありません。
テーブルに置いたときにどんな食器や料理とも違和感なく馴染むシンプルなデザインとカラーは、冷蔵庫の中でも邪魔になりません。
波佐見焼のこのバターケースは、バター専用にしてしまうにはもったいないくらい高級感があります。瑠璃色の手描きの模様は味わいがあり、洋食器だけでなく和食器にも馴染むデザインです。
ブルームシリーズには他にもたくさんのテーブルウエアがありますから、食卓をこのブルームシリーズで揃えたらとても素敵ですね。
バターケースの約半分サイズのジャムケースもあるので、バターケースとジャムケースだけでも一緒にテーブルに並べてみてはいかがでしょうか。
食器や保存容器としても使えますし、少し値の張るものなので、プレゼントにも喜ばれそうです。
表面がガラス質のホーロー(琺瑯)と本体と蓋がガラス製のバターケースを紹介します。
どちらの商品も表面がツルツルしているので、においが移りにくく汚れ落ちも良いので清潔に使用できます。また、ある程度の重さがあるの安定感もあります。
清潔感のある白い琺瑯にサクラの木蓋がおしゃれで人気の商品です。
度々雑誌やブログなどで紹介されるだけあって、丸みを帯びたケースと味のある木蓋の厚みが絶妙なバランスです。もちろんどんなテーブルウエアとも相性が良いです。
木蓋の密封性は高くありませんが、木の適度な重さで表面をふさぐのでそれほど気にしなくてもよいでしょう。
このバターケースも、木蓋をひっくり返したうえにバターを載せればカットしやすくなります。このサイズは200gのバター用ですが、450gのバターが入る大きいサイズもあります。
しっかりした厚みのあるガラス製のバターケースも人気の商品です。
においが移らないのはもちろん、中身が見えて清潔感があるのはガラス製ならではです。
筋状のくぼみのあるデザインは光を反射してガラスの魅力を引き立ててくれます。このバターケースがひとつあるだけで、テーブルクロスやランチョンマット、花やフルーツと一緒に、などテーブルコーディネートを楽しみたくなります。
シンプルでナチュラルな雰囲気のバターケースも人気がありますが、華やかさを求めるのならこのガラス製のバターケースはおすすめです。
デザインや素材、サイズなどバターケースを選ぶ時のポイントは人それぞれにありますが、その他にも気になる疑問と回答をチェックしておきましょう。
木製のバターケースの素材には天然木を使用したものが多く、取り扱いには多少の注意が必要です。
油分の多いバターを入れておくので、使っているうちにケースも油で汚れます。
バターを使い終わったら丁寧に洗う必要がありますが、木の質感を大切にするためには、柔らかいスポンジと食器用中性洗剤を使用し40度位までのぬるま湯できれいに洗います。
その後は水気を良くふき取り完全に乾かします。高温や過度の加湿、乾燥は木製品の大敵です。
そのため、食器洗い乾燥機を使用するとバターケースの変形やひび割れを起こすことがあるので、食器洗い乾燥機は使用できません。長く使い続けるためには気を付けたいポイントです。
バターケースを購入するかどうか迷っている場合、長所と短所を理解したうえで検討してみましょう。
バターを使うたびにバターの箱から出して紙をはがし、その後もとに戻すという面倒な作業をする必要がなくなる。
バターケースにバターを入れておけば、蓋を取るだけですぐに使うことができる。あらかじめカットしておけばさらに便利です。
様々な材質のケースがあるので、好みのものを選ぶことで食卓がおしゃれに、生活が豊かになった気分になる。
完全密封の容器でない限り、バターが空気に触れたり冷蔵庫のにおいを吸収してしまうということを完全に防ぐことはできない。
バターの箱に書かれている保存方法を確認すると『要冷蔵(10°C以下)』と記載されています。すぐに使う分は常温保存できますが、それ以外はバターケースに入れた場合も冷蔵庫で保管する必要があります。
一度開封したバターは2週間ほどで使い切ることが理想ですが、使い切れそうにない分は乾燥とにおい移りを防ぐために、ラップでぴったり包みアルミ箔で包むかジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存することがおすすめです。
バターケースはそれほど頻繁に洗うものではありませんが、食器洗い乾燥機が使えると便利です。しかし材質によって使えるものと使えないものがあるので注意が必要です。
ほとんどの天然木製品には食器洗い乾燥機も使うことができません。理由はQ1で説明しましたが木製品には高温や乾燥が大敵だからです。
琺瑯やプラスティック製品はものによっては食器洗い乾燥機を使えるものもあります。製品の取扱説明書で確認してから使用するようにしましょう。
今回紹介したバターケースのうち『曙産業:バターカッティングケース』『キントー:バターケース ホワイト』『白山陶器:ブルーム バターケース』の3つの商品は食器洗い乾燥機を使用することができます。
おしゃれなキッチン雑貨のプロにリサーチした情報をもとに、バターケースのおすすめ12選を紹介しました。材質が違うだけでバターケースの印象がだいぶ変わることがおわかりいただけたと思います。
ライフスタイルに合わせて考えたときに、今までは知らなかった商品が気になったかもしれませんね。
バターケースとしてだけでなく、食品や小物入れとして使えるものもあります。材質によってテーブルの雰囲気が変わるので、2~3個のバターケースを用意して、気分に合わせて使い分けるのも楽しいかもしれません。
まだバターケースを使ったことがない人は、ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。バターを使うことが楽しみになるかもしれませんよ。