より快適な介護生活を送るのであれば、介護用のテーブルを取り入れるのがおすすめです。介護用のテーブルは、サイズが違うのはもちろん、高さ調整の仕方やテーブルのタイプ...
より快適な介護生活を送るのであれば、介護用のテーブルを取り入れるのがおすすめです。介護用のテーブルは、サイズが違うのはもちろん、高さ調整の仕方やテーブルのタイプ・収納スペースの有無などの違いもあるので、ベッドの大きさや配置場所に合わせて選べるようになっているのが特徴。今回はママアイテム編集部が特におすすめなものを9種類集めてみました。どのテーブルを選んでいいか迷ってしまうという人にも分かりやすいように、介護テーブルのおすすめな選び方やよくある疑問点なども詳しくお伝えしているので、購入のときに役立ててみて下さい。
ママアイテム編集部
まずは、介護用テーブルのおすすめな選び方を全部で5つ見ていきましょう。どこを1番重要視したいのかを、あらかじめ確認しておくことが大切です。
介護用テーブルにはいくつか種類がありますが、一般的によく使われているのはサイドテーブルもしくはオーバーテーブルです。
サイドテーブルは片側のみに脚があるテーブルで、オーバーテーブルは両側に脚があります。どちらのテーブルも上下の高さ調節や脚にキャスターが付いているものがほとんどで、ロック機能も付いている場合が多いです。
テーブルの昇降方式は主にボルト式とガス圧式の2パターンが主流。ボルト式は、ボルトを穴に固定して高さを調整するタイプで、ガス圧式はガスの圧力によってテーブルを昇降させるタイプとなっています。
介護で使う物なので、安全性や強度もとても重要視したい部分です。物を乗せたときのテーブルはしっかりとしているのかやグラつきがないかなど、選ぶときに確認しましょう。
介護テーブルによっては、棚や物を置けるスペースが付いているものもあります。そのため、おむつやタオル類などの介護に必要なものがベッド周りでごちゃついてしまうというという場合には、収納スペース付きのものを選ぶのがおすすめです。
ここでは介護テーブルの価格相場を見ていきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
〜10,000円 | 10,000〜20,000円 | 20,000円〜 |
主にこのような価格相場になっています。この中では、しっかりとした造りの売れ筋価格帯〜高級価格帯の介護テーブルが人気な傾向にありますよ。
この商品の比較ポイントとして、以下の4つを挙げました。これらのポイントを基準に介護用テーブルを比較していきましょう。
今、ママアイテム編集部が一番おすすめする介護用テーブルとして、KGTのサイドテーブルを厳選しました。
高さは5cm間隔で調整可能となっているので、背丈に合わせて使いやすい高さに変えられる介護用テーブルです。サイドテーブル横には新聞や雑誌などを始め、テレビのリモコンや小物類をたっぷりと収納できるポケットが付いています。
また、足元には尿取りパッドや着替え・タオルなどを収納できる網ラックが付いているので、介護に必要な物をひとまとめにしておくことが可能。脚にはキャスターが付いているので、別の場所に移動するときやお掃除のときにも便利です。
介護テーブルだけとしてではなく、小型机としてやソファー横のサイドテーブルとしても使用可能となっているので、用途に合わせて使い分けることもできます。
この介護テーブルはサイドテーブルタイプですが、脚がとても太いのでかなりしっかりとした造りになっていて、安定感も抜群。カラーはブラウンなので、どのようなお部屋でも合わせやすく馴染みやすいです。
ここでは、移動させるのがとても簡単な介護用テーブルを見ていきます。今回は、ニトリ・山善・パラマウントベッドの3ブランドのものをピックアップしてみました。
とてもシンプルなデザインなので、介護用だけでなく身の回りのテーブルとしても使うことができ、補助テーブルとしてデスク周りに使用することやカウンターとしての使用もおすすめされています。
カラーはダークブラウン・ホワイト・ミドルブラウン・ライトブラウンの4色展開となっていて、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができますよ。
ベッドサイドテーブルの中でも比較的小さめでコンパクトなタイプのテーブル。また、ベッドの下に網棚が付いているので雑誌や本をちょっと置きたいというときにも便利です。
あらかじめ組み立ててあるので、わざわざ自分で組み立てる必要がないという部分でも人気となっています。
この介護用テーブルを購入したユーザーからは、「ちょうどいいサイズ感で使いやすい」「キャスターが小さいですが、カーペットを敷いている部屋でも引っかかったりせずにスムーズに移動できる」などの評価がありました。
また、「入院中の家族のために購入して、サイドテーブルとして使っていて重宝している」「気軽に手が出せる価格で購入できたので、とても満足」などの意見もありましたよ。
口コミ全体的に、介護用としてだけでなく普段使いとしても使用しているという意見が多い印象でした。
脚部が低いタイプのベッドサイドテーブルなので、低床ベッドに対応できるようになっています。高さ調整はガス式になっていて、ベッドとテーブルの間に身体が挟まれないようにする上昇方向フリー機構を採用。
このサイドテーブルを使用しているユーザーからは、「電動ベッド生活の父の介護用に購入した」「テーブルの表面に防汚加工がしてあるので、濡れタオルでさっと拭くだけで綺麗に保てる」などの評価がありました。
また、「介護認定が低いお年寄りであれば、弱い力でも調整できるので便利」「テーブルは軽くても丈夫で不安定感がない」などの意見もあり、介護用としてとても使いやすいベッドだという口コミが多い印象でした。
高さを調整するときの誤操作による天板の急な落下を防ぐ設計が施されているので、安全かつ安心して使うことができます。
口コミでは、「ガタついたりせず作りがいい」「病院にあるサイドテーブルみたいに丈夫で信頼があるので、施設に入った母親のために購入しました」「介護用に母用に購入して、大変重宝しています」などの意見が見られました。
また、「頑丈で安全安心」「頻繁なテーブルの上げ下げや移動など、使いやすくて重宝している」「思っていたよりもしっかりしていて女性でも組み立てやすい」などの口コミもあり、全体的にテーブルのしっかりとした造りや頑丈さが人気になっている印象でした。
ここではしっかりと安定感のある介護用テーブルを見ていきます。今回は、山善・パラマウントベッド・cyberlifeの3ブランドのものをピックアップしてみました。
シンプルなデザインで、お部屋に合わせやすいベッドテーブルです。天板はPVC化粧繊維板なので、汚れにも強く傷つきにくいのでサッと拭くだけで簡単にお手入れができます。
病院で使用されているものと遜色ないぐらいしっかりとしているので満足度も高く、介護用として購入した人からは、「食事のときにトレーに乗せた状態で食べさせていて、不安定で困っていたがこれを使ってみたら全て解消した」という評価があるほどです。
ノブボルトをゆるめるだけという簡単な操作で、使いやすい高さに合わせられるベッドテーブルです。
使用している人からは、「この価格帯でこの質や頑丈さにはとても満足」「病院で使っているようなものが欲しくて購入したら病院のものより高さが合っていて使いやすい」などの評価がありました。
使い勝手はもちろんですが、テーブルの造りや価格帯・サイズ感など、全体的な満足度が高くなっています。
オーバーテーブルの中でもコンパクトサイズとなっているので、さまざまな場面で使用できます。
このベッドテーブルを購入したユーザーからは、「半身不随の母用のトイレ用に使っていて、便器の前に置いて下半身を預けられるようにしている」「キャスターにはロックが付いていて、本体もがっちりしているので簡単に壊れそうにない」などの評価がありました。
コンパクトサイズということもあってか、ベット以外での使用率も高い印象です。
高さ調整だけでなく横幅も調整できるタイプのベッドテーブルなので、とても使い勝手が良く便利です。
高さ・横幅が自由自在なので、夏用・冬用など、布団の厚みを気にせずにオールシーズン使うことができます。また、布団の厚みだけでなくシングルベッド・ダブルベッドなど、ベッドのサイズにも柔軟に対応できるようになっていますよ。
ベットサイドには着脱可能なマガジンラックが付いているので、良く読む雑誌や新聞・本などを収納できる仕様です。S字フックで着脱できるので左右どちらの取り付けも可能で、自分が取りやすいほうを選ぶことができます。
天板部分は身体に合わせた曲線を描いているので、身体にテーブルを近づけても圧迫感がなくゆとりをもって使えますよ。
最後に、介護用テーブルを購入時によくある疑問点をピックアップしてみたのでチェックしてみましょう。
レンタルできます。
介護テーブルは、介護保険を利用してレンタルすることが可能です。介護テーブル以外にも車いすや介護ベッド・手すり・歩行器なども、介護保険を利用してレンタルできるようになっています。
使い勝手の違う介護用のテーブルをいろいろお見せしてきましたが、テーブルを置く場所やお部屋の大きさなどに合わせて使い勝手の良いものを選ぶのがおすすめです。
介護テーブルを取り入れるだけで食事をスムーズに進められるのはもちろん、ティッシュ・飲み物・リモコンなどのよく使うアイテムなどを置いておけるので、必要なときに毎回取る必要が無くなりますよ。
ストレスが溜まりがちといわれている介護生活ですが、介護用テーブルを取り入れて、快適でストレスが溜まりにくい生活を目指しましょう。