人参やタケノコ、海老、れんこん、シイタケなど、さまざまな具材を組み合わせてつくるちらし寿司の素のおすすめを徹底調査。彩り豊かなちらし寿司ですが、ひな祭りのときだ...
人参やタケノコ、海老、れんこん、シイタケなど、さまざまな具材を組み合わせてつくるちらし寿司の素のおすすめを徹底調査。
彩り豊かなちらし寿司ですが、ひな祭りのときだけ食べるものと思っていませんか。
つくるのに手間がかかるし、材料を買い揃えるのが面倒と感じている人もいるでしょう。
そこで苦手意識のある人でも簡単につくれる、ちらし寿司の素のおすすめを厳選してレポートします。
紹介するのは、今一番おすすめのちらし寿司の素や定番人気のもの、優しい味にほっこり和む京風ちらし寿司の素、国産にこだわった安心素材を使用しているタイプ、たまには食べてみたい高級な商品です。
いろいろと試して、自分だけのお気に入りをみつけてくだ
ママアイテム編集部
まずは、ちらし寿司の素のおすすめな選び方について一緒にみていきましょう。
殆どのちらし寿司の素は、白ご飯に別包装されている具材とすし酢を混ぜるだけでつくれます。もちろん自分で錦糸玉子やイクラ、海老などの具材をトッピングしてもOK。
ひな祭りはもちろん、ホームパーティーや持ち寄り食事会、お祝いの席にもピッタリの料理と言えるでしょう。では選び方のコツとは?
ちらし寿司をつくるときに大切なのは、何人分必要かということです。ちらし寿司の素に入っているレトルトパウチですが、容量はそれぞれ異なります。大人数なら瓶入りや多めに入っているもの、少人数なら中が小袋で分かれているものが便利です。
ちらし寿司の素を使用した人の口コミをみると、2人前用でつくったけど味が濃く感じるという声もありますので、味見しながらご飯を足して調整するようにしましょう。
ちらし寿司の素は具材の品目数によって、五目ちらしや十目ちらしなど呼び方が変わります。具材にちりめんじゃこが入っているものが京風ちらしで、優しい味つけのものが多いようです。
十目ちらしは五目より具材が多く、さまざまな食感や味わいを楽しめるでしょう。いろいろな食材を盛り込むことで健康を願う意味もあり、お祝いの席で食べるものとして定着していきました。
ちなみにちらし寿司が誕生したのは、今から350年ほど前だと言われています。当時の備前(現材の岡山県)藩主の池田光政氏が、おかずは汁もの以外1つのみという「一汁一菜令」の倹約令を出したのですが、それに反発した庶民がおかずをご飯に混ぜたのが始まりだそうです。
選び方がわからないという人は国産の具材にこだわったものや、具と調味料が別になっているもの、酢加減の好みなど、自分のこだわりに最適なタイプを選ぶとよいでしょう。
また蟹やフグといった高級食材を使用しているタイプもあるので、来客時のおもてなしに利用するなど、さまざまなシーンに応じてリーズナブルなものと高級なものを使い分けるのもおすすめです。
ここで紹介する商品を選定したポイントは、内容量など4つに注目しています。また先に紹介したちらし寿司の素のおすすめな選び方も考慮して、厳選してみました。
まず最初に一番おすすめの商品から紹介していきます。国産にこだわった具材がたっぷり入った大人なちらし寿司の素です。
国産にこだわった10種類の具材が入った豪華なちらし寿司です。手づくりしたものに近い、ちらし寿司本来のおいしさが楽しめるでしょう。
すし酢と具材が別々になっているので、お酢と具材の味わいが損なわれません。ピックアップした具材の他にも、ごぼうや昆布は国内で生産されたものばかりです。
食べ方は2人前の場合で例えると温かいご飯500gと、すし酢1袋、煮しめ具1袋を用意しておきましょう。4人前の場合は、それぞれの材料の倍量を準備してくださいね。
好みで錦糸玉子やイクラ、海老、絹さやなどを盛りつけると色どりよく仕上がるでしょう。ご飯は少しかための方が、おいしくできあがるようです。内容量は4人前で、すし酢1袋が1つと具材袋が2つ入っています。ただしゴマはついていません。
利用している人は「お酢が少し効いていて大人な感じのちらし寿司を楽しめる」「具材たっぷりで上品な感じでおいしい」と話し、リピート買いしているようです。
続けて定番人気のちらし寿司の素のおすすめを2つピックアップ。パッケージデザインが彩り豊かな商品と、手づくり感のある五目寿司が味わえるちらし寿司の素です。
華やかな桃色のちらし寿司がつくれるので、お祝いや誕生日、パーティーの席にもピッタリのちらし寿司の素です。内容量は家族で楽しめる2人前×2回分が入っていて、4人前作れます。梅ごまは別添です。
パッケージデザインが他のちらし寿司の素と比べて彩り豊かで、店頭でつい手が伸びてしまうかもしれません。具材は人参・干ぴょう・タケノコ・椎茸などが入っています。
海老やイクラ、錦糸玉子、絹さやなど好みの具材を上に盛りつけると、より一層おいしさが引き立つでしょう。
リピーターは「豪華に見えるしおいしく味わえて簡単にできるので便利」「色がつくので華やかで子どもから大好評」と話し、気に入っている様子です。
大きめにカットされた人参・れんこん・椎茸・干ぴょう・タケノコと、5種類の具材がたっぷり入っているので食べ応えのあるちらし寿司の素です。
醤油の使用量を控えて米酢と粕酢がほどよくブレンドされた合わせ酢なので、酢飯が薄色に仕上がるのも食欲をそそるポイントと言えるでしょう。
米酢&粕酢は瓶の中に一緒に入っていて、出してご飯に混ぜるだけでOK。それなのに手づくり感のある五目寿司ができあがるのも人気の証です。
食べた人は「急な来客時に便利で味もおいしい」「いなり寿司の寿司飯に使ってみましたが本当においしかった」と語り、重宝しているようです。
ここでは、優しい味にほっこり和める京風ちらし寿司の素のおすすめを一緒にみていきましょう。3年連続モンドセレクション金賞を受賞した商品や、生湯葉を使用した野菜&ちりめんじゃこなど具だくさんなものです。
2007年~2009年まで3年連続でモンドセレクション金賞を受賞した京風ちらし寿司の素です。京風と聞くだけで良さげなイメージを持つ人もいるのでは?
京都の味つけと言えばあっさり優しい味が特徴ですが、まさにその通りで、加えておいしい点も魅力的です。ちりめんじゃこ・セリ・菜の花などの具材が入っているのも、京都ならではと言えるでしょう。
彩り豊かなちらし寿司の素なので、ひな祭りをはじめ入学祝いや誕生日パーティー、普段の食卓など活躍するシーンはいろいろとあります。
食べた人は「昔おばあちゃんがつくってくれた飽きがこない感じの自然なおいしさ」「正直すしの素は不自然な味で苦手だったけど、これは本当においしいです。 さりげなく炊きたての飯粒に寄り添う案配を感じる」と話し、他とは違うと感じているようです。
生湯葉が使用されているうえ、野菜やちりめんじゃこなど具材が盛りだくさんな京都出身の女将こだわりのちらし寿司の素です。ほんのりと甘めで優しく上品な味つけも魅力の1つ。
材料は素材にこだわっており、湯葉は滋賀県産大豆、タケノコ・椎茸・人参・れんこん・凍り豆腐・干ぴょう・ちりめんじゃこは国産のものが使用されています。
徹底的にこだわった本格派の湯葉ちらし寿司が、自宅で手軽に楽しめるのも魅力と言えるでしょう。1人前の個包装なので、食べたい時に食べたい分だけ使えるのも便利です。
愛用者は「酢の加減がまろやかでほんのり甘めで湯葉や丁寧に炊き込まれた椎茸、高野豆腐が上品でおいしい」「生湯葉の食感が絶妙」と語り、おもてなしの際に欠かせないようです。
こんにゃく・干ぴょう・人参などの9種類の具材で旨みたっぷり、かつ彩り鮮やかなちらし寿司の素です。さまざまな食感を楽しめるうえ、春らしさを感じられる一品と言えるでしょう。
酸っぱすぎず、じゃこの旨みが楽しめる上品でまろやかな味に仕上がっています。じゃこの風味を味わいつつ、ほんのり甘いちらし寿司が好みの人におすすめです。
つくり方は、あたたかいご飯に混ぜ込むだけでOK。簡単な料理ではないちらし寿司ですが、これなら鮮やかで具材たっぷりの一品が手軽にできあがります。
口コミでは「具がおいしく酢の加減もバッチリで、手づくりのような味に仕上がっている」「酸っぱすぎず甘すぎず上品な味わいで、仕出し屋のちらし寿司みたいで家族に大好評」と話し、満足しているようです。
ここでは、国産にこだわった安心素材のちらし寿司の素のおすすめについて一緒にみていきましょう。越前小京都の有機純米酢を使用した商品と、五目を国産原料に限定したタイプです。
香りが華やかで、かつ味わいがまろやかな五目ちらし寿司の素です。人参・れんこん・無漂白干ぴょう・椎茸をはじめ国内産野菜と、国内産大豆の油揚げなどの具材を使用。それらを有機栽培の国内産米で作られた越前小京都の有機純米酢で仕上げています。
砂糖は北海道産のてんさい糖、醤油は国内産丸大豆醤油、食塩は平釜でじっくりと煮つめて仕上げたにがりを含むものが使用されており、野菜の旨みを一層引き立ててくれるのも特徴です。
つくり方はご飯に混ぜるだけでOK。本格的なちらし寿司が手軽に楽しめます。優しい酸味だったり、まろやかな味わいだったり、加えて上品で華やかな香りが引き立つ一品です。化学調味料・保存料不使用なのも安心材料と言えるでしょう。
食べた人は「お酢がツンくることもなくてまろやかで大好き」「白米だと2人で2合食べられないけど、この五目ちらしをつくるとペロリと食べきってしまいます」と話し、欠かせない商品のようです。
五目を国産原料の人参・干ぴょう・椎茸・れんこん・油揚げに限定して使用した、まろやか仕立てのちらし寿司の素です。
つくり方は炊き立てのご飯(2合)を熱いうちに大きめの器に移しましょう。具材をご飯全体にふりかけます。うちわであおぎ、よく混ぜ合わせてください。少し冷ますとご飯につやがでます。
器に盛りつけて別添のついている刻み海苔をふりかけて完成です。好みで錦糸玉子・甘酢生姜・絹さやなどを添えてもOK。開封後は1度で使い切ることが大切です。
リピーターは「2合用ですが味がしっかりしついているので3合で丁度いいかも」「醸造酢の自然な味がおいしく、もう1度買おうと思わせてくれる」とつぶやき、購入し続けているようです。
ここでは、たまに食べてみたくなる高級なちらし寿司の素のおすすめについてみていきましょう。高級食材の蟹をふんだんに使用したものや、贅沢なフグ入りの高級ちらし寿司の素です。
昭和8年創業の城下町・石川県金沢を代表する料理旅館として歴史を積み重ねており、名宿として今に至る金茶寮が提供する商品の1つ。
高級食材の蟹をふんだんに使用した、贅沢かつ本格的な高級ちらし寿司の素です。干ぴょう・人参・れんこん・椎茸・油揚げ・水菜・タケノコなど、たっぷり8種の具材をほどよい酢加減で味つけしています。
あたたかく炊いたご飯に混ぜるだけで料亭の味が実現できるのも魅力と言えるでしょう。 買い置きしておけば、急な来客時のおもてなしに一役かうこと間違いナシです。
食べた人は「はじめは頂き物で食べたが、家族にも好評だったので自分で購入するようになった」「ちょっとしたお祝いのときに食卓に出すとテーブルが華やぐ」と語り、重宝しているようです。
贅沢なフグが入った本格仕込みの高級ちらし寿司の素です。野菜も入って具材たっぷりなのも人気の理由でしょう。
ほどよい酢加減の煮きり酢が使用されており、海の幸もたっぷりです。つくり方も簡単で、炊きたてのご飯にさっと混ぜるだけでOK。
好みで錦糸玉子・三つ葉・刻み海苔・紅しょうがなどをのせて食べると、より一層おいしく味わえるでしょう。薄味が好きな人は、2合半~3合ほどの米を炊いて調整しながら混ぜ込んでくださいね。
愛用者は「2合じゃ濃いようで3合でおいしく味わえた」「井上商店のちらし寿司の素は、フグ以外にも鮭・蟹・穴子とあって、どれもおいしく常備している」と話し、リピートしているようです。
ここでは、ちらし寿司の素を購入する際に気になる疑問・質問について回答していきます。疑問を払拭して好みの商品に出会えますように。
いなり寿司の具や、寿司ケーキなどにアレンジ可能です。例えばケーキ型にちらし寿司を敷き詰め、型からお皿に取り出して花状に巻いたハム・スモークサーモンをデコレーションすれば、可愛いケーキ風にアレンジできます。
また薄焼き玉子をちらし寿司に巻きつけて、うずらに顔を書いたり茹でたさやえんどう&人参を花形に切ったりして添えると茶巾寿司の完成です。さまざまなレシピサイトにつくり方が掲載されていますので、ぜひ参考にアレンジを楽しんでみてくださいね。
ちらし寿司を1から手づくりすると、具材それぞれを丁寧につくらないといけません。それがおいしさの秘訣でもありますが、全部の具材を限られた時間でつくるのは大変です。そんなときこそ、ちらし寿司の素の出番と言えるでしょう。
ちなみに京都では、ちらし寿司のことをバラ寿司と呼んでいることを皆さんは知っていましたか。バラ寿司は、京都府北部の丹後地方の郷土料理です。
ここで紹介したように、ちらし寿司の素はさまざまなタイプがあります。いろいろと試して自分好みの味をみつけて、ちらし寿司を身近に楽しみましょう。