「そろそろ老眼鏡が必要?」と考え始めたら、どのように選ぶのがおすすめなのでしょう。大手百貨店の眼鏡売り場に長年お勤めの方に、チェックしたいポイントや人気の老眼鏡...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>「そろそろ老眼鏡が必要?」と考え始めたら、どのように選ぶのがおすすめなのでしょう。
大手百貨店の眼鏡売り場に長年お勤めの方に、チェックしたいポイントや人気の老眼鏡を男女別・価格別に詳しく聞いてきました。
納得のいく老眼鏡選びをお手伝いします。
ママアイテム編集部
「老眼鏡は好きな眼鏡のデザインが選べそうにない」というイメージを持っている人はまだ多いではないでしょうか?
今では多種多様なフレームや様々な価格帯の老眼鏡が登場しており、その中から色々なライフスタイルの人が満足できる老眼鏡が選べるようになっています。
自分のライフスタイルに合う老眼鏡を、5つの選び方を参考にチェックしてみてください。
家でくつろいでいる時は特に老眼鏡の必要性を感じなくても、外出先で手元がぼやけてしまい困る時があります。例えばカード会計でサインをする時や細かい商品説明を見たい時などです。
仕事で小さい文字を見る人も老眼鏡が必要ですよね。
また、「家ではほとんどメガネを使っているが外出時はコンタクトレンズを装着する」という人も多いかと思います。コンタクトレンズを使用したときに、近くが見えず困ったという経験がある人は多いのではないでしょうか。
そういった人はコンタクトレンズの装着時や外出時用に携帯用の老眼鏡を用意しておけば、いざという時でも困らずに済むでしょう。 生活スタイルを考えてみて、主に外出先で多く老眼鏡を使いそうだなという場合は、鞄の隙間に入れておける折り畳み式やスティック状のスリムな老眼鏡がおすすめです。
過去に伊達メガネや普通のメガネをかけたことがある人は、顔と眼鏡のバランスが悪い・なぜだか合っていないと感じたことはありませんか?
何が原因なのかというと、自分の目の位置に合っていないメガネを選んでいたからなのでしょう。
メガネをかけてバランスが良いと感じるのは、ズバリ黒目が眼鏡の真ん中に来ることです。
老眼鏡ももちろん同じ選び方をします。ここでバランスの良いメガネの見方を紹介しましょう。
ブリッチとよばれる「眼鏡のレンズ部分の左右をつなぎ鼻の上に来る部分」から「耳にかける部分」であるテンプルまでを直線でつなぎ、その位置を横のラインとします。そしてレンズの中心部分を縦のラインと見立て、縦と横のラインが交わるところに黒目が来るメガネが自分に合うメガネということになります。
老眼鏡を選びに行く際には、ぜひ覚えておいてチェックしてみてください。
せっかく老眼鏡を新調するなら、自分のフェイスラインに合ったものや弱点をカバーしてくれる形を選ぶという方法があります。いつもよりあか抜けたメガネ美人になりますよ。
フェイスラインは気になるけれど自分が好きなタイプのフレームがある場合は、もちろん好みを優先しても大丈夫です。それに「こうなりたい」という印象があるなら、印象を第一にフレームを選ぶのも楽しいですね。
フレームには以下のような種類がありますので、「これは」と思ったらメガネを試着しにお店に足を運んでみてください。
老眼鏡選びでチェックすべきポイントのひとつに価格があります。価格相場を調べてそれぞれの相場と特徴をまとめました。
まずはどんな値段でどういった老眼鏡が販売されているかを研究してみましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格コム | 101円~1,999円 ハンディルーペ 度付きレンズ | 4,480円~12,600円 多種多様のフレーム 標準仕様レンズ | 24,800円~34,020円 日本製フレーム 高機能レンズ |
楽天 | 383円~1,000円 度付きレンズ標準装備 | 3,240円~4,000円 多種多様のフレーム 選べるレンズ | 33,640円~48,438円 ブランドフレーム 高級レンズ |
Amazon | 540円~1,000円 度付きレンズ標準装備 | 3,983円~7,999円 様々なフレーム ブルーライト軽減等 | 30,218円~91,211円 海外高級ブランド 薄型レンズ |
老眼鏡やメガネを販売しているお店は街やCMで見聞きする機会も多いですが、実際にどんなお店なのでしょうか?
ここで、おすすめな有名チェーン店4つがどのような会社なのかをみてみましょう。
眼鏡市場は株式会社メガネトップのグループ店です。レンズ一式価格を採用しています。スポーツ用の「i-アスリート」や軽量の「ゼログラ」など、オリジナルフレームが好評です。 メガネ・コンタクトや小物、ケア用品の販売はもちろん、近年では補聴器の取り扱いにも力を入れています。
株式会社ジンズは、群馬県と東京都に本社を置くメガネチェーン店です。「レンズの追加料金¥0」や「Airframe」で一躍有名になりました。
Zoffは、株式会社インターメスティックがフランチャイズ展開する眼鏡の量販店です。標準レンズ付きでセット価格5,000円から12,000円まで揃っています。
株式会社メガネスーパーは、神奈川県小田原市に本社をおくメガネ、コンタクトレンズなどの販売を行う全国チェーン店の業界大手企業です。
これから以下の点を比較しながら、おすすめの老眼鏡を紹介していきます。 必ずチェックしておきたいポイントを5つ挙げました。どのような老眼鏡なのかが具体的にわかるようになっています。
「万が一のときに備えて、外出するときはいつでも老眼鏡をバッグに忍ばせておきたい」という要望に応えるのが、これから紹介するおすすめの老眼鏡です。
とにかく携帯性に優れており気軽に持ち歩けるものばかりを5点、プロの視点から厳選しました。
JINSおなじみのAirframeに+1.0のレンズがセットされた老眼鏡です。ビジネスにもカジュアルにも最適なネイビーのスクエアタイプです。
今期はメガネケースにもなる引き出し式の紙箱に、携帯に便利な薄型ケースとメガネ拭きも一緒にパッケージされ販売されています。思い立ったらすぐ店頭で購入できる気軽さが嬉しいですね。 しかも耳に当たる部分はソフトラバーを使っているので痛くなりにくく、自分で簡単に調節が可能になっています。店舗でフィッティングする手間が不要なので、忙しい人は通販で購入しても大丈夫です。 レンズはブルーライトカット機能があり、パソコンやスマホを長く見ていても疲れにくいのが最大のおすすめポイントです。 この老眼鏡はネイビーを含めて5色展開をしています。さらにスクエアタイプの他にウェリントンタイプもあるので、お好きなフレームを選んでみてはいかがでしょう。
とにかく薄くて軽いため、老眼鏡デビューの人はこのメガネから試してみることをおすすめします。
使い勝手の良さから会社に置いておく用と家用、バッグに入れておく用にと複数買いしたという口コミが多数ありました。
折りたたむとわずか2mmの薄さになる、独特の形が美しい老眼鏡です。メガネの生産で有名な福井県鯖江市から生まれました。
サイズは普通のメガネの表示ではなく、顔の表面に来るメガネの幅が155㎜、フレームの高さが40㎜、カーブを描いているテンプルの部分は直線で145㎜となります。 立体的な造りであるメガネの構造そのものから見直し、デザイナーと技術者が努力を重ねた結果、「着物の帯にも挟める薄くて軽い老眼鏡」が完成しました。 長財布に入れたり本に挟んだり、もちろん胸ポケットや常にバッグに入れておいたりと携帯性は抜群です!日本のものづくりの技術から生まれた良い物を長く使いたい方に愛されています。
「ぜひこの素敵な老眼鏡を」とお母さまやお父様にプレゼントしたという声が多い一品です。
なんと長さ13cm×厚さ7㎜と細ーく畳める老眼鏡です。この商品は黒ですがクリアカラーなので一見するとボールペンと見間違えるほどで、ペンケースにも余裕で入ってしまいます。
この小ささならどこでも持ち歩き可能です。
テンプルが360度回る不思議な設計は、ギミック好きの人の心をくすぐるかもしれませんね。綺麗な色の展開なので何色も集めたい人や、気軽なプレゼントにも好評です。 レンズの高さが14㎜となっており普通の老眼鏡に比べると若干狭めですが、「老眼鏡を外さずに視線を外して遠くを見ることができるので便利」という声もありました。
老眼鏡をかけていて急に遠くを見るとめまいがする時がありますよね。老眼鏡をかけたり外したりが面倒な人にもおすすめです。
zoffの老眼鏡は畳むと薄さ15mmと薄く、携帯性に優れています。重さは15gとかなり軽く長くかけていても疲れにくいので、メガネが初めての人におすすめです。
いわゆる「きちんと感」のある黒のスクエア型フレームは、ビジネスにもカジュアルにも似合います。
レンズはあらかじめセットされており、+1.0~+2.5の種類から選びます。ただし+2.5は販売店舗が限られるので注意してください。 付属の薄型フェルトケースは、出し入れするとメガネを拭く効果があります。メガネ拭きが不要で、これはかなり便利と大好評です。
長めのテンプルは自分で曲げて調節できます。「なぜだかいつもテンプルが短い」とお悩みの人にも向いています。オンラインショップでは既に完売している度数があるので、欲しい人はお店に急ぎましょう。
鼻に乗せてかけるタイプであるこのメガネの別名は「しおり型老眼鏡」。折りたたむと薄さがわずか5mm、しかもテンプルの形状がカーブを描いているので、しおりとして挟んでおける優れものです。 ソファや外出先で本を読もうとしてから老眼鏡を探すのは面倒ですが、この老眼鏡をしおりにしておけば全て解決します。もちろんバッグの隙間に入れておいてもOKです。
しかもレンズ周りのフレームが透明なので、本を読んでいるときに邪魔にならないと好評ですよ。 購入しやすい値段なので、読書好きな方はいくつか用意してみてはいかがでしょうか。
老眼鏡をかけるとフレームにより顔の印象がとても変わります。ファッションや気分に合わせてメガネを選びたいという気持ちは多くの女性が持っていますよね。
ここではフレームがおしゃれなデザインで女性におすすめの老眼鏡を4点紹介します。
先に紹介したZA51R05のカラフルモデルです。フレーム全体が多色使いながらも細かいボーダー柄なので派手になりすぎません。スクエアタイプでお顔も気分も引き締まります。 スリムな老眼鏡ですから仕事のデスクやバッグにと忍ばせておけます。老眼鏡を何本か持っておきたい人や、他の人と同じようなメガネは嫌という人におすすめです。
あらかじめレンズが入っている、zoffの既成老眼鏡の新モデルです。重さが13gと軽くなり、より長くかけても疲れにくくなりました。
旧モデルよりレンズ幅が1mm大きくなりました。さらに紫外線カット機能もプラスされて目に優しくなっています。フレームは透明なイエローのオーバル型で、優しい雰囲気を作り出すフォルムです。 正面から見るとあまり目立たないメガネですが、テンプル部分はキュートなピンクをベースにしたボーダー模様となっており「素敵」との声が!さりげないおしゃれをしたい女性にとてもおすすめです。
こちらは先に紹介した「しおり型老眼鏡 PF-001」の柄違いモデルです。テンプルの部分がクリアベースの華やかなマーブル模様で、見ているだけで気分が上がります。
この老眼鏡を使えば「どこで買ったの?」と声をかけられること間違いなしですね。
茶色いフレームのPF-001は仕事用、カラフルな模様入りフレームはプライベート用などと分けるのもおすすめです。このモデルもレンズ周りはクリアなので、視野を邪魔しない嬉しい配慮がされています。
メタル素材を使いながらも全体が大人可愛いピンクカラーのフレームは、女性らしく固い印象になりません。テンプルに装飾がほどこしてあり、さりげないおしゃれもプラスされています。
オーソドックスでしっかりしたこのメガネは、初めての老眼鏡におすすめです。
老眼鏡選びは男性も迷いますよね。おすすめなのは、ビジネスにもカジュアルにも使えてかつおしゃれなフレームのメガネです。周りの人に自慢できる男性向けのおすすめの老眼鏡4本を選びました。
zoffのスリムな老眼鏡ZA51のシリーズで、畳むと15㎜になり胸ポケットに楽々収納できるスリムタイプです。フレーム全体がブラウンベースにイエローカラーが混じり、琥珀調で高級感を感じさせます。 スクエア型なのでビジネスにもプライベートにもおすすめ。新聞や会議資料が見づらくなってきたと感じる人は、まずこの老眼鏡を試してみてはいかがでしょう。
ボールペン?というサイズに小さく畳めるpodreader SG-01BKのレンズの高さが2㎝になり、より見やすくなった老眼鏡です。
畳むとテンプルがレンズをガードしてくれる親切設計ですので、安心して持ち運べるのが嬉しいですね。 お財布に優しい価格で6色展開、となるとやはり何色も買ってバッグやポケット、机にと常備しているという声が多くありました。かけるとクールに見える形ですから、まずは職場に常備しておくのがおすすめです。
こちらはzoffの薄さ15mm、15gのスリム老眼鏡ZA51シリーズです。フレームカラーがスクエア型のホワイトと個性的ですね。
おしゃれ上級者やたまには冒険してみたい人など、いつもと違う自分にチャレンジしてみたい人におすすめします。
胸ポケットに入れると、白いフレームが見えて注目の的です。
薄くて柔らかい素材を使っており、テンプルがとても良く曲がります。しかも軽いので長くかけていても楽な老眼鏡です。畳むと薄くなり、携帯できる薄型ケースが付いています。 クラシックで少し硬い雰囲気になるフレームは6色展開です。
この形ならビジネスシーンでも安心ですね。「ネオクラシック」という名前の通り、クラシカルな形に新しい素材を使ったこの老眼鏡は、メガネにあまり慣れていない方の最初の1本としておすすめします。
老眼鏡を買う前に多くの人が「これってどうしたらいいの?」と思う疑問があります。ここでその疑問を解説していきましょう。
老眼鏡は年齢によって目安になる度数があります。 30後半~45才 ・・・+1.00~+1.50 45~50才 ・・・+1.50~+2.00 50~55才 ・・・+2.00~+2.50 55~60才 ・・・+2.50~+3.00 60~65才 ・・・+3.00~+3.50 65才~ ・・・+3.50~+4.00
これはあくまで目安ですので、必ずこの度数を買わなければならないというわけではありません。
例えば、念のため検眼を受けたところ「実は乱視が入っていて老眼はまだそれほど進んでいなかった」などという場合もあるようです。
可能であれば一度眼科や眼鏡店できちんと視力検査をし、度数を計測してもらいましょう。
老眼鏡は手元30㎝くらいの近い所だけを見るためのレンズを入れたメガネです。
遠近両用眼鏡はレンズの上部は遠くが見え、下部は近くが見えるように調整されているので、遠くも近くも見えるようになります。
近視の人は老眼がある状態で強い度数のレンズにすると、近くの文字が見えづらくなる場合があります。
遠くを見るときは近視用メガネをかけ、近くを見るときはメガネをはずすのは不便ですので、遠近両用眼鏡が必要になるのです。
これまで大手百貨店の眼鏡売り場の方に聞いてきた情報をもとに、価格別・女性向け・男性向けの3つの角度から「プロが本当におすすめしたい老眼鏡13点」をお伝えしてきました。 ほとんどの人は老眼になるのが避けられませんので、いつかは初めて老眼鏡というメガネをかけることになるでしょう。
携帯性に重きをおくかファッション性を大切にするかは好みやライフスタイルによって様々ですが、いつの間にか読めなくなった小さな文字が老眼鏡をかけると綺麗に見えるようになり、生活が便利になります。
さらに新しいメガネファッションが楽しめるようになるのですから、老眼鏡を持つことは良いことづくめですね。 新しい老眼鏡を生活の友に迎えるにあたって、「買ってよかった」と感じていただける自信のある商品を紹介しましたので、ぜひこの記事を参考にしながら老眼鏡を選んでくださいね。