おすすめの子供靴ってどんなもの?またメーカーとは?日々成長する子供の靴は履きやすいものが一番ですが、デザインも妥協したくないですよね。教育・食育といった「育」と...
おすすめの子供靴ってどんなもの?またメーカーとは?
日々成長する子供の靴は履きやすいものが一番ですが、デザインも妥協したくないですよね。
教育・食育といった「育」という言葉のなかに「足育」があるのを知っていますか?
子供の足はまだまだ未熟で合わない靴を履き続けていると、柔らかい足は変形してしまい歩き方まで変わってしまう危険性が!
そこで、たくさんある子供靴の中から何がいいのか、詳しい専門家に教えてもらいました。
子供の靴選びで失敗しない必見の情報です。
ママアイテム編集部
靴選びで一番大切なことは「靴のサイズ」ですが、他にも気になることは沢山ありますよね。そこで、購入時にチェックしておきたい5つのポイントをまとめました。
幼児期には足の指を十分に動かしておかなければいけません。これを怠ってしまうと、ふくらはぎの筋肉や指の健が弱くなってしまい、転びやすくなったり歩行時に疲れやすくなってしまいます。酷い場合は内臓にまで影響を与えてしまう可能性が。
そのようにならないためにも、つま先が広い靴を選びましょう。つま先が広いと指を自由に動かすことができます。
ふだんよく履く靴は機能性を重視することが、「子供の成長を助ける靴」といえますね。
「おしゃれは足元から」もちろん子供だって一緒です。ブーツやサンダル、バレエシューズやローファーなど。子供の靴でも大人顔負けのものは沢山あります。
靴はコーディネートの一部。外出のときはふだんとは少し違ったものを履かせたいですよね。
しかしこのようなデザイン性のある靴は、公園遊びや運動には不向きです。ふだんから履かせていると、足の成長にもよくありません。
「お出掛け用」と「ふだん用」を使い分け、使用場面に応じた靴を選びましょう。
足のサイズは個人差がありますが、年齢や身長に応じた平均的な靴のサイズというのは、なかなか把握していないものです。そこで、0~12歳までの子供靴の平均サイズを表にまとめました。
年齢 | 身長 | 靴のサイズ |
---|---|---|
0~3歳 | 60~95cm | 8~15cm |
3~6歳 | 95~115cm | 8~15cm |
7~9歳 | 115~125cm | 19~21cm |
10~12歳 | 130~145cm | 22~24cm |
足の平均的な成長速度は、0〜3歳の時期で3ヶ月~半年に「0.5~1cm」ほど、3歳から12歳の時期は個人差がありますが、半年~1年で「0.5~1cm」ほどと言われています。
「0〜3歳」は3ヶ月に1度、「3〜12歳」は半年に1度ほど、靴のサイズの見直しをしてあげるとよいでしょう。
子供靴も大人と同じで、安いものから高いものまであります。ひと昔前だと「値段=質」となっていましたが、今は必ずしもそうとは限りません。安いものでも高品質なものがたくさん出てきました。
しかし「値段相応」という言葉も間違いではありません。ブランドによっても相場は変わってきますが、それぞれの価格帯がどのような特徴があるのかを表にまとめました。
最安値 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | ~2,000円 | 2,000円~5,000円 | 6,000円~ |
特徴 | ・サンダルや上靴 ・ノーブランドが中心 ・セール品 | ・有名メーカー ・小学生向け ・デザインにもこだわり有 | ・ハイブランドが中心 ・天然皮革など、素材にこだわっている |
メリット | ・何足も買える値段 ・足に合えばお得 | ・耐久性がある ・足にフィットしやすい ・人気商品が多い | ・耐久性は抜群 ・人とかぶらない ・高級感がある |
デメリット | ・耐久性に欠ける ・足に合わない場合が多い ・素材に問題 | ・洗い替え用を買うには少し厳しい値段 ・人気で売り切れが多い | ・ふだん履きには不向きなものが多い |
沢山ある子供靴のメーカー。そのなかで人気がある5つのメーカーをあげてみました。機能やデザインなど、各メーカーならではのこだわりをみてみましょう。
1968年に設立された、アメリカのメーカー。ワッフルソールやAIR(エアー)、Lunarlon(ルナロン)といった独自の技術を持ち、世界的に有名なアスリートも多数愛用しています。
子供靴ではその技術を用いた「ダイナモフリー」が有名で、機能性はもちろんデザイン性にも優れ、人気を誇っています。
1906年にアメリカで開業した老舗スポーツシューズメーカー。社名の頭文字である「N」が目を引くデザインで、世界中から根強い人気を誇るブランドです。
ロゴが入ったマジックテープを留めるだけで安定する子供靴は、子供でも脱ぎ履きがしやすい仕様になっており、個性的なカラーがおしゃれで大人気です。
1949年創業、日本を代表する大手総合スポーツメーカー。1977年に「オニツカタイガー」から「アシックス」に社名と商標を変更。
よちよち歩きからスポーツルーキー期のジュニアまで、「土の上のはだし」をコンセプトに作られた「スクスク」は、足育にとって最高のサポートをしてくれます。
早稲田大学スポーツ科学学術院の監修のもと、丸紅フットウェアのオリジナルブランドとして2000年に誕生。
「子どもたちの足を健やかに育む靴」をコンセプトに作られた靴は独自の機能性で子供の足を守り、リーズナブルな価格設定とデザイン性の高さが魅力です。
ゴムやプラスチックなどの素材を製造・開発する会社で、その技術を用いたシューズ部門も展開しています。
NO.1ブランドの「瞬足」は、メインターゲットとなるジュニアゾーンで「瞬足で正しい
靴選び」を推進する3ウイズ(1E、2E、3E)を販売。デザインも優れており、ジュニア世代に絶大な人気を博しています。
さまざまなシーン別でおすすめする子供靴は、以下に記載している4つの項目を基準に選出しました。
大切な子供のためにしっかりとした靴を選んであげたい!それが親心です。しかし、機能性がよい靴は沢山あり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで、専門家とともに選んだ、もっともおすすめしたい靴を紹介します。
「子どもの足の健全な育成をサポート」をコンセプトに取り組んでいるイフミーの靴は、この時期の子供たちの定番シューズといっても過言ではありません。
早稲田大学のスポーツ科学学術院とのコラボレーションで誕生したイフミー。子供たちの足を研究し、筋肉の動きを最大限に発揮し、足の成長を促すような設計の靴を開発しています。
もちろん科学的な結果だけを参考にしているわけではありません。子供のことを誰よりもよく知っている、ママの立場からの靴づくりも行っています。
イフミーの特徴でもある独自の高機能中敷き「ウインドラスソーサー」には2つのくぼみがあります。このくぼみがあることにより、足のよじれやねじれを防止。正しい姿勢のしっかりした歩行と土踏まずのアーチ形成を助けてくれます。
そのうえ、100%天然由来で長持ちする新技術「キトイオン」の抗菌効果により、何度洗濯をしても雑菌をシャットアウト。いつまでも清潔を保ってくれるのは嬉しいですね。
また、硬さの異なる3つの素材を使用した「スリーステップソール」を採用。
スムーズに曲がるソールによって「やわらかな着地 」「高い安定」「力強い蹴り出し」といった、かかとからつま先まで、自然なローリング運動による体重移動を可能にしてくれます。
履くときに便利な「アウトサイドストラップ」。小さな子供でも脱ぎ履きがカンタンにできるのでおすすめです。
保育園児や幼稚園児も、季節を問わず外で元気に走り回っていますよね。3歳~7歳は体を支えるために大きな役割を果たす、土踏まずの「アーチ」が形成される大切な時期です。
アーチを形成させるには足の指をしっかりと使った正しい歩行が必要となるので、屈曲性のある足に合った靴を選んで思う存分運動をさせてあげましょう。
正しい歩き方を身に付ける、約3歳~7歳までを対象にした「スクスクプレスクールシューズ」シリーズのなかでも人気のモデル。フィット性と屈曲性を高めた機能で、土踏まずのアーチ形成を促してくれます。
また、この年齢の特徴でもあるX脚を予防する機能も搭載。足首が内側に倒れてしまうために起こってしまうX脚ですが、それを防止するため、1枚の布で足首を包み込むような構造で足首へのフィット性を高めました。
そして、まだまだ小さくて不安定なかかとをしっかりと包み込む中敷きを採用。この中敷きは取り替え式になっており、別売りの中敷きにも対応しています。さらに取り外して洗うことができるので、いつでも清潔をキープできます。
通気性のよいラッセルメッシュを使った1本ベルトモデルで、簡単に履くことができます。光触媒を施しているので、太陽光はもちろん蛍光灯の光にも反応し、臭いの元を吸収・分解してくれ衛生的です。
大人のスニーカーでも人気があるニューバランスから、デザイン性も兼ね備えた高性能なキッズモデルが誕生しました。
幼児の足の骨格はすき間があり、まだまだ軟骨の状態。身体を支えるかかと部分の骨も柔らかいので、大人のようにかかとから着地するのは難しいことといわれています。そのため、かかとまわりを靴でしっかりとサポートすることが重要です。
K313シリーズはかかと部分からアーチ部分に、安定性を高める「CR一体型シャンク」を搭載。かかとを立体的に包み込みむことで足のグラつきを抑え、安定した歩行をサポートしてくれます。
ミッドソールには、軽量かつ柔軟で弾力性があるEVA素材をさらに圧縮し、クッション性や持続力をより高めることができる「C-CAP」を搭載。アウトソールはクッション性に加えグリップ力を強化することで、安心してたくさん遊べる靴を実現しました。
耐摩擦性に優れた素材をかかと部などに装着することで、靴の寿命が向上。何度も買い替える必要がないので、経済面から見てもおすすめのキッズスニーカーです
土踏まずの形成が完了するこの時期は動きも激しくなり、靴の消耗もすごいことに。走っている姿を見ても以前とは違いとても力強くなっていることでしょう。
「すぐに潰れてしまうから靴なんてなんでもいい」と思いがちですが、こんな時期だからこそ激しくなった動きから足を守るクッション性をもち、動きやすい靴を選んであげるのが重要です。
樹脂カウンターがかかとのブレを軽減してくれることで、かかとをしっかりホールドし、安定した走りをサポート。親指で力強く蹴られた力をしっかりと路面に伝えることができます。
大人の靴では、ミッドソールが柔らかいものが多いアシックスですが、キッズモデルのレーザービームでは中足部を強化しています。
安定した走りをサポートするために「トラスティック(土踏まず部分にある樹脂の補強)」を搭載。また、ラバースパイクが路面をしっかりとらえてくれるので、走るときの無駄な力を軽減します。
ダッシュをするときは、足の指の力が必要です。つま先にはその力を最大限に活かしてくれる「フレックスグルーヴ(屈曲溝)」を配置した高機能な 子供靴です。
足幅が狭い子供は全体の30%にもなるそうで、細身の足に合う靴はなかなか見つかりません。そこで登場したのが、ナローモデルです。専用の靴型を使い、従来品と比べ足幅を8~10mm細く設計しました。
マラソンシューズにも使われている、通気性の優れた「ラッセルメッシュ」を使用。1枚の布で足を包み込む構造の「キモノフィットタン」により足首のフィット性を高め、正しい歩行へ導きます。
アウターソールには、ランニングシューズにも使用されている耐久性の高い素材「AHAR(エーハー)ラバー」を採用。クッション性にも優れています。
アイダホと同様、光触媒加工を施しているほか、靴の中でかいた汗をすぐに吸収しすばやく拡散させる「ウォーターマジック」も採用されているので、靴を清潔に保つことができておすすめです。
ソールのカラーも含め、全てを黒色で統一しているため場所を選びません。通学はもちろん、冠婚葬祭や発表会まで、幅広く使えるのが魅力的です。サイズも27.0cmまであるので、足の大きな子供も安心ですね。
もちろん、瞬足ならではの機能もしっかりと搭載されています。瞬足の特徴である、トラック競技で左回りのコーナーを攻略するための「左右非対称のソールとスパイク」は、子供たちの「速く走りたい!」という気持ちを応援するもの。
それに加え、軽量化した靴は長く履いていても疲れにくく、アッパーは通気性のよいメッシュ素材で靴の中を快適に保つことができます。そこに合皮をコンビすることで耐久性もアップしました。
ベルクロタイプのストラップはフィット感を調節しやすくなっているため、自分好みの履き心地にすることができるでしょう。
今までは親が選んだ靴を素直に履いていたのに、大きくなるとマジックテープタイプが恥ずかしくなったり、「かっこいい」や「かわいい」ものを求める子も増えます。
これも成長の証ですが、親としては少し寂しい気持ちになってしまいますよね。そこで、機能性も大切だけど、やっぱりデザイン性も重視したい!というよくばりさんのために、おすすめの子供靴2つを紹介します。
大人のスニーカーで、コートモデルとして人気のある「CRT300」のキッズタイプが登場。とてもおしゃれなのに機能性も兼ね備えている、理想的なスニーカーです。
シューレースを施しているようなデザインは、ゴムシューレースとタブの内側にゴムを使用することで脱着がとても簡単に作られている、スリッポンタイプ。
ミッドソールには、クッション性や持続力を高めてくれる「C-CAP」を搭載。元気に走り回る子供たちの足をしっかりと守ってくれます。
なによりもとてもおしゃれなこのモデル。色も豊富にラインナップされています。どの色も使いやすく、どれを選べばよいか迷ってしまうほど。
大人とお揃い、または色違いを選んで「親子リンクコーデ」を楽しむのもいいですね。
ストラップにリボンがついていて、とてもかわいいスリムタイプの瞬足です。男の子に比べ、足の細い子が多い女の子。そんなスリム女子のために、専用のラスト(木型)とソールを採用しています。
幅が狭く甲も低い足にぴったりとフィットするような設計で、快適な履き心地を実現しました。こちらも「左右非対称設計のソールとスパイク」を搭載。
しかしこのタイプは、通常の歩行時(アスファルトやコンクリート等)では10kgほどの重さがかかるとスパイクがへこむため、ソール全体をフラットにしています。そのため、通常の歩行時にも影響はなく、歩きやすい・走りやすい設計になりました。
また、カジュアルな服にも似合う厚底設計。かわいくてかっこいいデザインで、元気でおしゃれな女の子にぴったりなガールズスニーカーです。
足のサイズは人それぞれ。足の幅も人それぞれです。標準幅の靴が多いなか、幅広さんにとってフィットするものを見つけることはなかなか困難ですよね。
そこで陥りがちなのが、ワンサイズアップしてしまうこと。これは横幅は問題ないけれど全長はぶかぶかという状態です。大きい靴は疲れやすく、膝や腰に負担がかかってしまうことも。そこで、ワイドモデルのおすすめ子供靴2選を紹介します。
瞬足を履きたい幅広さんにおすすめのワイドタイプ。脱着もスムーズにできるマジックテープとゴム紐は、フィット感を調節できる優れものです。瞬足ならではの機能性は、ワイドタイプでももちろん搭載。
エスチーターシリーズの3Eワイドモデルはアウトソールのラバー面を最小限に抑えることで、軽量化を実現しました。そして、ぐっと曲がる柔らかいソールは足にかかる負担を軽減してくれます。
また、シューズの背骨部分を硬化プラスチックでしっかりと補強することで、着地時の前後左右のねじれや踵の落ち込みを防止してスムーズな運動をサポートしてくれます。
布素材だと雨に弱いと思いがちですが、スポーツ防水を施しているので水が染み込んでくる心配がありません。
アッパーライニングを袋状に縫製し、縫い目部分にも防水テープを貼っているので、内部に水が浸入しにくい設計になっています。
足の幅が広いからかわいいスニーカーは履けない…と思っていませんか。ワイド設計のレモンパイなら、「かわいい」と「足にフィット」の両方を叶えてくれます。
足にやさしくフィットするカップインソールは、取り外し可能。すぐに乾く素材を使用しているため気軽に洗濯ができ、汚れやすいインソールをいつでも清潔に保つことができるでしょう。
また、靴のアッパー・かかと・ソール部分に車のヘッドライトを反射する素材を装着し、登下校や塾帰りなど、暗い夜道を歩くときのサポートをしてくれます。
機能性はもちろん、デザイン性にも妥協しません。かわいい色使いは女の子に人気の配色になっています。
ところどころに散らばせているハート柄も「かわいい」の要素です。幅広であることを自慢したくなるような、かっこかわいいスニーカーでおすすめです。
子供靴を選んでいるうえで気になる疑問が寄せられてきました。なかでも多かった質問を2つに絞って紹介します。
不安定なよちよち歩きを卒業し、一人でしっかりと歩けるようになる時期に履く靴のことです。安定して歩けるようになったことで、走ったり跳ねたりと、動きも活発に。
とはいえ、まだまだ足の運びをコントロールするには難しいため、靴でしっかりと足を守りながら、正しい歩き方ができるように導いてあげなければいけません。また、この時期から土踏まずが形成されていくので、靴選びは慎重に行いましょう。
土踏まずをしっかり作るには足の指をたくさん動かすことが必要です。つま先が広く、足のサイズよりも0.5〜1cmほど余裕のある靴がいいでしょう。
セカンドシューズは、足を保護しながら成長を促進してくれる、画期的なつくりになっています。
履き口が広く、足を入れやすい靴がいいでしょう。メーカーによっては左右がわかりやすく表示しているものもあります。
小さい子供はとくにどちらが正解かわかりません。上手に履けたと思っても、左右逆なんてこともしばしば。色を変えたりイラストで表示したり、わかりやすいものを選んであげるのもいいですね。
また、かかとに付いているループも大きな役割を果たしています。指が入れやすいように設計されているものもあります。
小学生になるとループは少し恥ずかしいかもしれません。しかし、大きくなっても履きやすさを重視するのは同じです。マジックテープを開けるとガバッと開くもの、ゴム紐タイプはよく伸びるものを選んであげるといいでしょう。
「子供の靴選びは大切」ということは知っていましたが、いざ買うとなると機能性は後まわしになってしまいます。今回、専門家にお話を伺い「足育」は本当に大切なんだということを再認識しました。
現代はネット社会。買い物も商品に触れることなく行うことができる時代です。そのなかで靴もまた然り。しかし、靴は実際に履いてみないと履き心地やフィット感はわかりません。子供の靴はなおさらです。
「足育」をしっかりしないとさまざまなデメリットがあるのですが、今現在目に見えてわかるようなことではないので、忘れてしまいがちです。
子供靴の選び方で子供の成長が左右される、といっても過言ではありません。子供の健康な毎日とすこやかな成長のためにも、正しい子供靴を選びましょう!