ダイエットが簡単にできると話題のもち麦のおすすめ商品について徹底調査しました!いつものご飯に混ぜて炊くだけで、ダイエット効果だけではなく健康効果も期待できるもち...
ダイエットが簡単にできると話題のもち麦のおすすめ商品について徹底調査しました!いつものご飯に混ぜて炊くだけで、ダイエット効果だけではなく健康効果も期待できるもち麦は、テレビで紹介されると一時期品薄状態になるほどに。生産が追いついた今はもち麦を始める絶好のチャンスなのですが、たくさんの種類の中からどれを選んでいいのかわからないという声も良く聞こえてきます。そのモヤモヤを解消すべく、この記事ではもち麦の選び方をわかりやすくガイドしていきます。美容と健康にもっとも役立つもち麦を見つけましょう!
ママアイテム編集部
もち麦には商品ごとに個性があります。それをちゃんと見極めることが効果を実感するための第1歩。これをふまえた選び方のポイント3つを見ていきましょう。
もち麦は、その姿がお米に似ているせいか国産だろうと思う人が多いのですが、流通しているものの多くは外国産です。
生産場所が中国・四国地方や九州の一部に限られ、流通量が少ないため、多くをアメリカやカナダなどから輸入しています。
では、国産と外国産で何が違うのでしょう?
種類や精製方法の違いですべてに当てはまるわけではありませんが、国産もち麦は表皮が柔らかく、6~7分程度の精製で良いので栄養素が多く残るとされています。そのため、色は茶色っぽくなります。
一方、外国産のもち麦は表皮が硬い品種なので、完全に精製しなければいけません。そのため栄養素が残りにくく、色も白っぽいという特徴があります。
メリットとしては、価格が国産に比べて手頃という点です。
国産もち麦の種類には、「ダイシモチ」「キラリモチ」「イチバンボシ」「ユメサキボシ」「ビューファイーバー」といったものがあります。品質にこだわるなら、こうした銘柄に加えてJASマークが付いているものを選ぶと安心です。
もち麦の特徴は、なんといっても「β-グルカン」が豊富に含まれている点です。
β-グルカンとは多糖類の一種で、胃や腸で消化されずに食物繊維と同じ働きをします。
そのため、便秘の改善に役立ち、同時に不要なコレステロールを吸着して排出する働きがあるとも言われています。
また、血糖値の上昇を緩やかにするので肥満や糖尿病の予防にも効果が期待されています。もち麦がダイエットに有効とされるのもこの点です。
もう一つ注目したい成分は「ポリフェノール」です。
ポリフェノールは強力な抗酸化作用を持ち、細胞の老化を防ぐ作用で注目されている成分。もち麦の表皮にはこのポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれているので、なるべく表皮が残ったものを選ぶのがおすすめです。
アントシアニンは紫色の色素なので、育つにつれ表皮がだんだんと紫色に変化していきます。そして収穫時期になると茶色に変化します。国産のもち麦が少し茶色っぽいのはこのためです。
中には紫色の状態で収穫した「紫もち麦」という種類もあるので、ポリフェノール効果を狙いたい人にはこちらもおすすめです。
もち麦の賞味期限はおよそ1年で、比較的長く持ちます。そうなると大袋で買って保存しておきたくなりますが、できれば食べきれる量をこまめに買う方がおすすめです。
なぜなら、もち麦の保存場所は高温多湿を避けられる冷暗所なので、お米と同じように冷蔵庫での保存が理想。そうなると場所を取り、他の食材が入りにくくなってしまいます。また、お米に少量混ぜる使い方をするので、意外と減りません。
割高にはなってしまいますが、小袋で買い、食べきったら買い足すという方が、いつも鮮度の良い状態で食べられて無駄にもしません。
もち麦はどんなメーカーが扱っているのでしょう?いくつかピックアップして紹介します。
「おいしく食べやすい麦ご飯」の開発を中心に麦商品を展開するメーカー。社名は「白麦」を意味しています。
もち麦商品は通常タイプ以外に、チンするだけで食べられるものやそのままサラダやスープに混ぜて使えるレトルトタイプも展開。もち麦の普及に広く貢献しています。
「体にやさしい、おいしい健康」をテーマに掲げ、雑穀米を中心に商品を展開するメーカー。
国産にこだわり、1,500軒を超える契約農家から届く食材を原料としています。もち麦は表皮をすべて取り除かない精麦で栄養を残す工夫がされています。
添加物なしの自然食品にこだわった商品を販売するメーカー。体のために旬のものや雑穀を食べることも推奨しています。
もちろんもち麦は国産で、お米に近い形に加工しているため、麦が目立ちにくいという特徴があります。
これから紹介するおすすめのもち麦は、次の3点を比較ポイントとして選びました。細かい点もしっかりチェックして、後悔のない商品選びをしましょう。
たくさんの商品の中から今一番おすすめしたいもち麦はこちらとなりました!どんな商品なのか、さっそく詳しく見ていきましょう。
50gずつ小分けにされたはくばくの「もち麦ごはん」です。お米1合に対して1袋を加えれば3割炊きのもち麦ご飯が炊きあがります。
もっともち麦の量を多くしたいなら、2本加えれば5割炊きに。簡単に調節できるのが便利ですね。もちろん、もち麦だけで炊飯することもできます。
もち麦のプチプチ感を楽しむためには、長く浸水しないことがコツなので、タイマーセットはなるべくならしない方がおすすめです。
また、もち麦は洗わずそのまま投入できるのも便利。浸水時間も不要なので忙しい時でもすぐにセットできます。
この便利さは続けやすさに多いに貢献してくれますよ。面倒になって続けられないというのは良くあるパターンなので、めんどくさがり屋の人は重宝するはずです。
さらに、ご飯と一緒に炊くだけでなく、15分ほど茹でて「茹でもち麦」にして食べるのもおすすめ!サラダのトッピングにしたり、スープに加えたりと食べ方のアレンジが広がります。飽きずに食べられそうなのが良いですよね。
原料のもち麦はアメリカ・カナダ産ですが、安全のために設けた厳しい基準をクリアしたものだけを使用しています。また、もち麦には遺伝子組み換えの品種は存在しないので、その点も安心です。
続いては「国産もち麦」のおすすめを紹介します。生産量が少なく貴重な国産品は栄養面でも優れています。こだわりたい人は要チェックです!
国産にこだわるべストアメニティが販売しているのがこちらの「国内産 もち麦」です。一見して、他のもち麦に比べて濃い茶色をしていますが、その理由はポリフェノールが多く含まれる表皮をあえて残しているためです。
かといって食べにくいのでは困るので、食べやすさと栄養のちょうど良いバランスを見極めて精麦されています。栄養価の面ではかなりおすすめのもち麦です。
一般的にもち麦は浸水させるとプチプチ感が減ってしまうので、すぐに炊くのがおすすめですが、この商品は表皮が多く残っているので浸水させた方がおいしく食べられます。夏場で30分、冬場で1~2時間が目安です。
表皮に含まれるポリフェノールのせいか、炊くと香ばしさが出るのも魅力。少量でもモチモチ、プチプチ感が楽しめると好評です。
はくばくの国産100%のもち麦です。上の方で紹介した小分けタイプの「もち麦ごはん」はアメリカやカナダといった外国産でしたが、こちらは生産、加工ともに国内で行われたもの。安全性や品質によりこだわる人におすすめです。
現代人には食物繊維が足りないと言われていますが、これは大麦をはじめとする雑穀を食べなくなったことが原因の一つとも言われています。
もち麦には100gあたり13gもの食物繊維が含まれているので、毎日の食事に取り入れることで無理なく不足分を補うことができます。古き良き食生活を簡単に再現できる点が良いですね。
風味も良く、外国産のもち麦にまれに感じる匂いもないので、初めてもち麦を食べる人にもおすすめです。
自然食材にこだわるオーガライフのもち麦は、国産であるのはもちろん、日本全国の生産農家から直接仕入れたこだわりの商品です。生産者がわかっているので安心感が増しますね。
白米の約20倍以上とも言われる食物繊維で、腸内環境を整えたり、ダイエット効果を狙ったり、美肌になることも期待できます。
野菜を毎日たくさん食べるに越したことはないですが、それが難しい時にご飯で食物繊維が摂れれば心強いですよね。
お米だけでなく、ひき肉に加えてハンバーグや餃子にするアレンジもおすすめです。モチモチした食感で良く噛むようになるのも健康効果の一つかもしれません。
国産もち麦の生産量はとても少ないのですが、生産農家は家族が食べるために作り続けてきた人が多いと言います。ここから推測できるのは、もち麦が体に良い食材であるということ。私たちもその恩恵にぜひあずかりたいですね。
豆と雑穀の専門店「すずや」が販売しているのがこちらのもち麦。国産は国産でも、徳島県産のもち麦と産地が限定されています。
もともと、もち麦はもち米の作付けが難しかった地域で代わりに生産されていたものだと言います。徳島もその地域の一つで、もち麦でお餅やお団子を作っていたそう。
もち麦人気が急上昇した今では、貴重な生産地域として名前が上がるようになりました。消費者としても、どこで作られたものかがわかっているとより安心ですよね。
また、もち麦の食べ比べをしてみると、同じ国産でも産地によって味わいに違いがあります。この商品は、よりプチプチ感が感じられおいしいと好評なんですよ。
さらに、色からもわかるように表皮がかなり残っているタイプです。歯ごたえもあり、β-グルカンやポリフェノールといった栄養素もしっかり残っていそうですね。
もち麦の生産地の一つ、九州は熊本産のもち麦です。白っぽい色なので、お米と一緒に炊いても目立たちません。ご飯の白さにこだわる人にはおすすめの商品です。
色が白いということは、他の料理にも使いやすいということ。スープやサラダの彩りを壊すことなくトッピングとして使えます。
手順は簡単。15~20分ほど茹でてから水洗いしてぬめりけを取ればOK。多めに茹でて冷蔵庫で保存もできます。
ご飯の代わりとして、チャーハンやカレーライスにしてもOK。炊飯時間がないときに重宝しそうですね。
良い意味で目立ちすぎないもち麦なので、おかずを選ばないのも良いところです。白米と同じように食卓になじんでくれるでしょう。
もし匂いが気になるときは、自然塩を少し入れて炊いてみるのがおすすめだそう。ミネラルも取れて一石二鳥になりますね。
香川県産のもち麦です。もち麦にはいくつか品種があるのですが、こちらはその中でも代表的な「ダイシモチ」という品種。1997年に四国農業試験場で開発されたものです。
名前の「ダイシ」は、この試験場があった場所が弘法大師が誕生した善通寺市にあったことが由来だそう。「弘法大師が唐から麦の種を持ち帰った」という伝説が残る古くからの麦の生産地です。
ダイシモチは他の品種と比べてβ-グルカンが豊富で、同じもち麦の「イチバンボシ」と比べると1.6倍ものβ-グルカンを含んでいます。だから食物繊維がたっぷり。腸内環境を整えたい人に特におすすめです。
また、匂いがまったく感じられないという口コミが多いのも特徴の一つです。他のもち麦を食べて匂いが気になって続かなかったという人にぜひ試してほしい商品です。
マクロビオティック商品を扱うオーサワジャパンのもち麦には、有機JASマークが付いています。有機JASマークとは、農薬や化学肥料を使わずに生産された食品に付けられるもので、農林水産省による認定マークです。
つまり、このもち麦はそれだけ品質が高いということ。食の安全性にこだわる人には特におすすめできます。
茶色い見た目でもわかるように、精麦の度合いは低めです。その分、表皮に多く含まれるβ-グルカンやポリフェノールをしっかり摂ることができます。香ばしさも楽しめますよ。
ただ、内容量は1袋150gとかなり少なめです。手元に届いてびっくりしてしまう人もいるようなので、少し注意が必要かもしれません。品質と価格との兼ね合いに納得がいけば良い買い物になるでしょう。
自然食品の専門店「創建社」が販売するもち麦です。このもち麦の特徴は「米粒麦」だという点。お米そっくりの形に加工されています。
そのため、通常のもち麦と比べて粒が小さくなります。お米と一緒に炊いたときに目立たたず、食べやすさも増すので、初めての人でも違和感なく食べることができるでしょう。
家族の健康のためにこっそりもち麦を利用したい人にも向いていそうです。
また、粒が小さい点は他の料理に使いやすいメリットになります。ひき肉と一緒にハンバーグや餃子に混ぜても気付かれないかもしれません。
その反面、粒の小ささから食べ応えがないと感じる人も。プチプチ感も控え目になるので、これまで違うタイプのもち麦を食べていた人は満足度が下がってしまうかもしれません。
岡山県産のもち麦です。岡山県ももち麦の有名生産地。麦の生産自体が盛んで、ビール原料となるビール麦の生産も大々的に行われるなど、品質の良さには自信を持っています。
見た目は濃い茶色で、表皮がかなり残っていることがわかります。これは栄養素をしっかり確保するために5~7割で精麦しているからだそう。プチプチ感や食べ応えも比例して高まるので、もち麦好きにはたまらない食感でしょう。
内容量は1kgですが、500gの袋が2つと分けられています。重くないので女性が楽に取り扱えるし、品質保持の面でもうれしい工夫ですね。
しかも袋がジッパー付きなので、他の容器に入れ替えたり、使うたびに輪ゴムで結んだりする面倒な手間も不要です。
表皮が残る分香ばしいので、サラダのトッピングにするとアクセントになります。お米と混ぜて食べるのとはまた違う美味しさを味わえるのでおすすめです。
石川商店のもち麦は「キラリモチ」という新品種です。もち麦はポリフェノールを多く含むことから、炊飯して時間がたつと茶色く変色してしまいます。この点を解決しようと品種改良されたのがキラリモチ。ずっと色白で見た目が美しいもち麦です。
色白だからと言って栄養が少なくなっているわけではありません。β-グルカンの含有量は同じもち麦の「イチバンボシ」に比べておよそ1.5倍。モチモチ、プチプチとした食感も従来どおりです。
キラリモチの中でも大粒タイプの商品なので、より食感を楽しみたい人におすすめできます。
さらに、石川商店は手作業で検品をしています。機械では見落としてしまう異物を目視で完全撤去するので、安心して家族に食べさせることができそうですね。
愛媛県産のもち麦です。こちらの商品はもち麦をローラーで押して平たくした「押麦」タイプ。とろろごはんに良く入っているおなじみの形です。
もともと、麦は食べやすくなるように丸く硬いものを押して食べるのが一般的でした。この商品はその方法をもち麦にも応用。平たく加工することで柔らかくなり、浸水しやすくなっています。
その分、もち麦独自のプチプチとした食感は少なくなりますが、それを食べやすいと感じる場合も。お米に混ぜて違和感なくもち麦を食べたい人にはおすすめです。
また、他のもち麦より多めにお米に混ぜても食べやすいというメリットもあります。
プチプチ感は控え目でも、モチモチした食感は十分感じられます。押し麦タイプのこちらのもち麦は日本リビング中部のオリジナル加工。一度試してみる価値はありそうです。
普段の食事に簡単に取り入れられそうなもち麦ですが、もう少し詳しく知りたい点もありますよね。ここでは、みなさんが知りたいと思う疑問に答えます。
商品によって種類も精麦方法もそれぞれなので、パッケージに記載されている通りに炊くのが一番おいしく食べられる炊き方です。
炊き方の記載がない場合は次の手順を参考にしてください。
もち麦と加える水の量は次の表を参考にしてください。
もち麦の量 | 加える水の量 | 出来上がりの量 | |
---|---|---|---|
お米1合 | 50g | 100ml | 1.5合 |
お米2合 | 100g | 200ml | 3合 |
お米3合 | 150g | 300ml | 4.5合 |
アメリカ産のもち麦は「皮麦」と呼ばれる品種で、外側の皮が硬く、食べるには精麦をしっかりする必要があります。そのため、色は白っぽいものがほとんどです。
一方、国産のもち麦は「はだか麦」と呼ばれる品種で、表皮が柔らかくはがれやすいので、精麦の度合いを低くすることができます。そのため、色は茶色っぽくなります。
表皮にはβ-グルカンやポリフェノールなどが豊富に含まれているので、精麦を完全にしていない国産の方が栄養価が高いと言えます。
また、両方を食べたことのある人からの「国産の方が匂いが気にならない」という口コミが多く見られました。
ただ、商品ごとに違いがありすべてに当てはまるわけではないので、気になる商品を見つけたら、成分表示をしっかりチェックして、栄養素の含有量などを比較してみると良いでしょう。
ダイエット効果が話題になり、一時は手に入れるのが困難だったもち麦は、ブームもだいぶ落ち着いて品揃えが豊富になってきました。そうなると、一番良い商品を買いたいと欲が出てくるのが人の常。一目見ただけではわかりにくい商品ごとの特徴をリサーチしたこの記事を参考にして、ぜひ一番自分に合いそうな、家族が喜んでくれそうなもち麦を選んでください。
国産のもち麦は栄養価が高く、茶色っぽい見た目が特徴です。外国産は白く、価格が手頃なのがメリット。また、麦の精製度合いも好みが分かれる点なので、商品選びでは大事なポイントになります。ダイエットのためにも健康のためにも続けることが一番なので、習慣にしやすい商品を見つけてくださいね。