一般的な肌と比べて刺激を受けやすい超敏感肌さん。肌に直接触れるスキンケアやヘアケア製品を選ぶのにも慎重になりますよね。種類はいろいろあるけど、どんなものを選べばいいのかわからなくて悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では超敏感肌向きのスキンケアの選び方とおすすめ19選をご紹介します。
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>一般的な肌よりも刺激をうけやすい超敏感肌は、スキンケア用品や化粧品選びに一苦労しますよね。
肌にあわないものをつけてしまうと、ピリピリといたみを感じたり赤くなったり、肌トラブルを引き起こすこともあります。
どんな商品を選んだら刺激を感じにくいのか迷っている人のために、超敏感肌向きスキンケアの選び方の解説と、おすすめ商品をピックアップしました。
顔に使用する化粧水や日焼け止めはもちろん、シャンプーやボディソープなど幅広いジャンルの商品を厳選したのでお見逃しなく!
エキサイトおすすめアイテム編集部
超敏感肌タイプの人は一般的な肌よりも刺激をうけやすいため、スキンケア用品を慎重に選ぶ必要があります。超敏感肌向けの選び方を3つのポイントにわけて説明するので、商品選びのときに注目してみてください。
一口に超敏感肌といっても人によって度合いがさまざまで、肌トラブルの種類も異なります。
敏感肌は一般的な肌よりも化粧品や紫外線などの外的刺激を感じやすく、痛み・赤み・かゆみなどの肌トラブルがあらわれるのが特徴です。
敏感肌がさらにひどくなると超敏感肌になり、すこしの外的刺激でもつよく感じ、刺激をうけてすぐに肌荒れや赤みをおこします。衣服や髪の毛が肌にあたっただけでも痛みを感じることも少なくありません。
敏感肌や超敏感肌は皮膚をまもる機能が低下することによって、引きおこされるといわれています。肌をまもるために必要な皮脂や水分が少なくなり敏感肌になるため、乾燥肌の人が敏感肌になりやすいのも特徴的。
たまに、オイリー肌でも刺激を感じるという人がいますが、その場合は純粋な脂性肌ではなくインナードライとよばれる脂性乾燥肌の可能性が高いです。
刺激になる成分は人によってそれぞれちがうため、ここでは一般的に刺激になりやすいといわれているものを例として紹介していきます。超敏感肌がさけたい成分は以下のとおりです。
これらがすべてではないですが、敏感肌が刺激を感じやすい成分なので使用しないにこしたことはありません。これらの成分は生活用品のなかにあたりまえのように使われているため、よく目にする成分ばかりですね。
さきほどもいいましたが、全員が全員刺激を感じるとはかぎらないため、商品を使用するま前に自分の肌にあうかパッチテストをおこなうことをおすすめします。
また、配合されている成分や添加物の種類が多いほど、肌トラブルをおこす可能性が高くなるので、できるだけ配合成分が少ないものを選ぶという選択肢もおすすめです。
肌をまもるバリア機能は、肌がうるおっている状態でこそ力を発揮するため、肌の乾燥を放置したままではバリア機能が向上せず外的刺激を感じやすいままです。
乾燥と敏感肌にはとても深い関係があるので、敏感肌を改善させるためには肌の保湿が欠かせません。以下の保湿成分が配合されているスキンケア用品を積極的に選びましょう。
超敏感肌向けの商品はさまざま販売されていますが、なかでもとくにおすすめのメーカー・ブランドは以下の3つです。どのメーカー・ブランドも、肌にやさしい低刺激タイプのスキンケアラインを展開しています。
Arougeは製薬会社で研究開発されたスキンケア用品をメインにあつかうブランドです。主に皮膚病薬の研究に力をいれているため、肌荒れや赤みなどの肌トラブルでなやむ人に向いています。
ポーラオルビスグループが展開しているDECENCIAは、敏感肌のスキンケアを専門にあつかうブランドです。独自の特許技術である「ヴァイタサイクルヴェール」というバリア膜で、外的刺激から肌をまもってくれます。
ACSEINEは皮膚生理学にもとづいて開発された敏感肌向けスキンケアをあつかうブランド。大人ニキビや成人型アトピーなど、成人してからの頑固な肌トラブルについて研究開発をおこなっているのが特徴です。
超敏感肌向けのスキンケアを選ぶうえでいちばん大切なことは、刺激を感じない低刺激成分のものを選ぶことですが、そのほかには内容量にも注目しましょう。
スキンケア用品のほとんどに使用期限の表示がされていないため、ひとつの商品をできるだけ長持ちさせようとする人もいます。
しかし、成分によっては開封後に劣化が進行してしまうものもあるので、ふるくなったスキンケア用品を使用するのはおすすめできません。大体2ヶ月から3ヶ月で使いきれる容量のものを選びましょう。
昨今、敏感肌になやむ人がふえているため、販売店に多くの超敏感肌向け商品がならんでいます。
数ある商品のなかでも、今いちばんおすすめするスキンケア用品は、製薬会社ならではの商品を展開しているArougeのトラブルリペアリキッドです。
Arougeのトラブルリペアリキッドは、肌荒れをおさえる有用成分であるグリチルリチン酸2Kなどが配合されているため、すでに肌荒れがおきている肌にむいているスキンケア用品。
米ヌカエキスや植物性スクワランなどの植物成分が4種類配合されていて、荒れている部分を集中ケアしてくれます。
また、保湿成分であるビオセラミドなどもふくまれているため、保湿効果も同時に期待できるのがうれしいポイントです。これ1本で保湿液と美容液の2つの役割をはたしてくれます。
アルコールや鉱物油など、超敏感肌がさけたい成分は配合されていません。弱酸性タイプで敏感肌の人によるパッチテストや、アレルギーテストなども済んでいる商品なので、超敏感肌の人でも手にとりやすい商品ですね。
肌の赤みはもちろん、ニキビ・吹き出物・ザラつき・かゆみなどの、肌トラブルでなやんでいる人におすすめです。
洗顔やクレンジングは使用する商品や方法で、悲鳴があがるほど肌にダメージをあたえます。
肌に化粧品がのこっていると、毛穴詰まりなどを引きおこしやすくしてしまうため、洗浄力の高いものでしっかりオフする人が少なくありません。
しかし、超敏感肌にとっては洗浄力の高い商品は刺激がつよすぎるため、ピリピリと痛みを感じてしまうこともあります。刺激をさけるために、超敏感肌むきの洗顔・クレンジングを選ぶようにしましょう。
LA ROCHE POSAYのミセラークレンジングウォーターは、「ミセラーテクノロジー」とよばれるフランス発祥のテクノロジーが採用されているのが特徴的。
外側は水によくなじみ、内側はよごれを吸着する構造になっていて、よごれを落とした場所から保湿成分でしっかりケアしてくれます。
超敏感肌向けに弱酸性で、アルコールフリー・パラベンフリー・オイルフリーの設計になっています。さらさらとしたテクスチャーのウォータータイプのクレンジングなので、こすらずかんたんにメイクオフできるのがうれしいポイント。
また、ふきとるだけでOKなので水で洗いながす必要がないのも魅力です。寝室でもサッとメイクオフできるため、クレンジングが面倒に感じる人や、オフをわすれて寝てしまう人などにおすすめです。
dプログラムの「エッセンスイン クレンジングオイル」は、オイルタイプのクレンジングなので、化粧が濃いしっかりメイクの人におすすめ。毛穴にはいりこんだ化粧も、オイルで浮きあがらせてきれいにおとします。
超敏感肌向けにアルコールフリー・鉱物油フリーの低刺激設計になっているため、肌にかける負担を最小限におさえられているのが特徴です。
まつ毛エクステに使用されるシアノアクリレート系のグルーに対応しているのもうれしいポイントですね。
しっかりメイクをしているけれど、敏感肌で刺激のつよいクレンジングは使えないという人におすすめです。
ACSEINEのフェイシャルソープADは、オレイン酸やラウリン酸などの刺激成分をカットされた肌にやさしい石けん洗顔です。成分の種類が少なくシンプルな構造になっています。
肌に石けんが残りにくいため、洗いあがりがさっぱりしているのにも関わらず、洗顔後につっぱる感じがしないのも特徴です。肌に必要なうるおいはしっかりキープし、毛穴のよごれなどをおとします。
無香料無着色タイプで、超乾燥肌の人も使用しやすいアルコールやパラベンは使用されていない低刺激石けんです。
hifmidのソープaは石けんでありながら、保湿成分であるセラミドが配合されているのが大きな特徴です。
動物由来である天然型セラミド1・2・3がふくまれているため、洗いあがりがなめらかでつっぱりを感じないのが敏感肌にとってうれしいポイントですね。
ネットで泡立てると弾力のあるもっちりとした泡ができあがります。キメのこまかい泡は、毛穴の奥のよごれをしっかり吸着し、きれいな肌へとみちびきます。洗顔後につっぱりや乾燥を感じる人におすすめです。
b.glenのクレイウォッシュのメイン成分は、天然クレイ成分であるモンモリロナイト。この成分はよごれを吸着しておとす特徴をもっているため、一般的な洗顔とちがって泡立てる必要がありません。
マッサージするように肌になじませるだけでいいので、肌への負担がとても少ないのが超敏感肌におすすめの理由。なめらかなテクスチャーで摩擦がおこりにくくなっています。
さらに、モンモリロナイトはよごれを吸着するだけでなく、被膜作用とよばれる効果で肌のうるおい成分を外ににげないよう、蓋をする効果が期待できるのもポイントです。
吸着するものと肌にのこすものを見極めて洗いあげるため、洗顔後は肌がつっぱることなくほどよくしっとりしているのが特徴的。洗顔後にカサカサしてしまう人におすすめです。
超敏感肌にとって乾燥は敵です。洗顔後はとくに乾燥しやすい時間なので、水気をふきとったあとはすぐに化粧水と保湿クリームでうるおいをあたえてあげましょう。
ここからは、超敏感肌でもつかいやすDECENSIA(ディセンシア)「つつむローションセラムEい化粧水や保湿クリームを5つ紹介します。
DECENSIAのつつむローションセラムEは、肌にうるおいをあたえるだけでなく、水分が外ににげないようふせいでくれる保水機能をアップしてくれる特徴をもつ化粧水です。
ヒト型セラミドや5種類のアミノ酸で肌を保湿し、エモリエントプール成分でうるおわせた水分が蒸散しないように肌の水分をまもります。
よくのびる濃厚なテクスチャーで、肌がぷるっとうるおうのが特徴的。なじませていくと肌が吸いつくようにもっちりとしてきますよ。
ローションセラムEをふくめたつつむシリーズは外的刺激からまもり、肌のうるおいをととのえる敏感肌向きのラインなので、乾燥が気になる超敏感肌におすすめです。
ACESINEのADコントロールローションは、水分が少なくカサついた肌にたっぷり補給してくれるローションタイプの化粧水です。シンプルな成分構成ですが、保湿効果が高く角質層のすみずみまで、しっかり保湿してくれます。
界面活性剤やパラベンを使用せず低刺激タイプに設計されているため、ピリピリとした刺激を感じやすい人でも使いやすい化粧水です。
ローションではありますが、水のようにさらさらとしたテクスチャーなので、肌にぬったときにベタベタしないのもうれしいポイント。赤みがおきたりピリピリと痛みを感じる人にもおすすめです。
無印良品のスキンケアは、肌質ごとにこまかくシリーズわけされているので、自分の肌にあわせて購入しやすいと評判。
敏感肌向けシリーズの化粧水でも「美白タイプ」「高保湿タイプ」「さっぱりタイプ」「しっとりタイプ」など、目的別に展開されているのが大きな魅力です。
超敏感肌はひどい乾燥をおこしている場合が多いため、高保湿タイプがおすすめ。岩手県釜石の天然水をベースに、ヒアルロン酸・リピジュアR・スベリヒユエキスなどの保湿成分や肌保護成分がたっぷり配合されています。
弱酸性で無鉱物油の化粧水は、乾燥やストレスによってトラブルをおこした敏感な肌をやさしくケアしてくれます。目的にあわせて化粧水を選びたい人におすすめです。
NOVⅢのモイスチュアクリームは、天然型セラミドが配合された高保湿タイプのクリームです。セラミド3や天然保湿因子のアミノ酸など、バランスよく配合したサポート成分でバリア機能が低下して敏感になっている肌をサポート。
こくのある濃厚テクスチャーのクリームなので、化粧水でうるおいを与えたあとに、このクリームで蓋をしてあげることによって、水分を外ににがしません。
また、クリームで蓋をすると外的刺激からもまもってくれるため、超敏感肌におすすめです。
FANCLの乾燥敏感肌ケアクリームは、独自成分であるスキンバリア成分が配合されています。スキンバリア成分は肌の表面をやさしくつつみ、外的刺激や乾燥から肌をまもる役割をはたしてくれます。
乾燥によってひきおこされるかゆみや痛みをおさえられるようにアプローチ。さらに、トリプルガード成分で紫外線などの刺激もブロックしてくれるのもうれしいポイントです。
肌をまもる機能を高めるだけでなく、保湿機能も高いクリームなので保湿面をカバーしたい人にもおすすめ。セラミド2のはたらきを促進させるアセチルヒドロキシプロリンも配合されていますよ。
化粧下地は化粧のりをよくしたり化粧くずれをふせいでくれるだけでなく、乾燥や紫外線といった外的刺激から肌をまもる役割もあります。化粧下地や日焼け止めを使用して外的刺激をふせぎましょう。
直接肌にぬるものなので超敏感肌の人には、できるだけ摩擦をさけてぬれるテクスチャーで、低刺激タイプの化粧下地や日焼け止めがおすすめです。
DECENCIAの「アヤナス リンクルO/L BBエッセンス」は色でカバーするのではなく、独自の光のメーク効果でシワによる影を飛ばしてくれのが最大の魅力。化粧下地・UVカット・毛穴補整・保湿・外的刺激カット・エイジングケア・薄付きなどの役割ももっています。
一般的なBBクリームよりも機能が多いため、朝のメイクに時間をかけたくない人にぴったりです。
これ1本でたるみ毛穴やくすみを目立たなく補正して、明るい肌へとみちびいてくれます。年齢をかさねるごとにおこる肌トラブルに悩んでいる人にもおすすめですよ。
保湿成分や美容成分がたっぷり配合されていて、しっとりとしたテクスチャーなので肌への負担がすくないのも超敏感肌におすすめの理由のひとつです。
NOVは臨床皮膚医学にもとづいてつくられたスキンケアを展開しています。ベースコントロールスムースUVは超敏感肌はもちろん、にきび肌やエイジング肌のトラブルもカバーしてくれる化粧下地。
日本人の肌になじみやすいピンクベージュカラーで、のびのよいテクスチャーなので肌なじみがとてもいいです。色がついている化粧下地ですが、スッとのびて厚化粧になりにくいのがうれしいポイント。自然でなめらかな肌にしてくれますよ。
また、グロッシーパウダーとソフトフォーカスパウダーの2種類のパウダーがふくまれていて、肌の凹凸をカバーしてつやのある肌へとみちびきます。
スクワランやヒアルロン酸Naなどの保湿成分も配合されているため、乾燥によって引きおこされた敏感肌におすすめ。紫外線吸収剤などは使用せず、超敏感肌でもつかいやすい低刺激性タイプです。
ETVOSの「ミネラルインナートリートメントベース」は、どんな肌色にもなじむ透明感のある化粧下地なので、顔が白くなったり化粧が浮いてみえないのが特徴です。ほどよく肌にツヤをあたえて、ナチュラルなしあがりにしてくれます。
セラミドやリピジュア®などの保湿成分が配合されていて、スキンケア機能もあるのがうれしいポイント。化粧のりをよくするだけでなく、化粧をしているあいだの保湿ケアも同時にしてくれます。
また、鉱物油や石油系界面活性剤不使用なうえに、シリコン・タール系色素・香料・紫外線吸収剤などの成分も使われていません。そのため、クレンジングを使用せずに石けんとぬるま湯でかんたんにオフすることが可能です。
機能性が高く保湿力もあるため、乾燥によって痛みを引きおこしているタイプの超乾燥肌の人におすすめの化粧下地です。一般的な日常生活には十分の「SPF31PA+++」のUVカット機能もついています。
自然由来の成分をメインにした無添加化粧品を選びたいという人には、アンナトゥーモールのナチュラルUVベースクリームがおすすめです。自然由来の美肌成分や、肌荒れからまもってくれる植物エキスなどがたっぷり配合されています。
しっとりとしたテクスチャーでのびがよく、日本人の肌色になじみやすいカラーをしているため、白浮きする心配がありません。
「SPF27PA++」のUVカット機能もある化粧下地なので、ファンデーションをぬるまえにこれ1本つけるだけで紫外線などの外的刺激から肌をまもってくれます。
また、クレンジング剤を使用せずに石けんのみでかんたんにオフできる化粧下地なので、刺激を感じやすい超敏感肌に向いています。
ここまで顔に関しての超敏感肌向けスキンケア用品を紹介してきましたが、ここからは刺激を感じやすい頭皮におすすめのシャンプーを紹介していきます。
頭皮は顔のように目に見える肌トラブルは少ないですが、洗っている最中に痛みを感じたり髪の毛を乾かしたあとに、フケがでるようであれば超敏感肌や乾燥肌の可能性があるので、敏感肌向けのシャンプーで対策をしましょう。
NOVのヘアシャンプーDは髪の毛だけでなく、頭皮のこともかんがえられて開発された低刺激タイプのシャンプーです。ほどよい洗浄力で、頭皮に必要なものまでをすべて洗いながさないように調節されています。
皮脂やうるおいをとりすぎないので、洗いあがりにかゆみを感じたりフケがでる可能性が低くなります。そして、傷んだ髪の毛を保護する成分も配合されているため、しっとりとまとまりのある仕上がりになるのがうれしいポイント。
無香料無着色でシリコンが使用されていないシンプルな設計のシャンプーです。人によっては髪の毛にきしみを感じることがあるので、乾燥させた後にトリートメントなどで指どおりをよくするのもおすすめですよ。
臨床皮膚医学にもとづいて開発されているシャンプーなので、超敏感肌な人でも使いやすい商品です。
dプログラムのヘア&スカルプシャンプーADは、敏感になった頭皮にできるだけ刺激をあたえないように低刺激設計でつくられたスカルプシャンプーです。つよすぎない洗浄力で必要最低限の皮脂をのこし、頭皮バランスをととのえてくれます。
ノンシリコンタイプのシャンプーですが保水成分がたっぷり配合されているため、トリートメントを塗布するまえでも指どおりがいいのが特徴的。髪の毛がきしみにくいのでパーマやカラーで傷んでいる人にもおすすめです。
スカルプシャンプーは、髪の毛よりも頭皮ケアに特化しているシャンプーなので、頭皮状態を改善したい人に向いています。
ボディソープも化粧品やシャンプーと同様に、刺激のすくないものを選びましょう。また、乾燥しないように保湿成分が配合されている商品を使用するとなおよしです。
ここからは、超敏感肌におすすめのボディソープを2つ紹介します。
FANCLの「モイストボディウォッシュ」はしっとりとした泡立ちなので、摩擦などの刺激をあたえずにやさしく洗うことができます。
たっぷりの泡で体のよごれを落としていきますが、肌に必要なうるおいはのこします。さらに、モモ葉エキスやチャ葉エキスなどの保湿成分も配合されているため、乾燥している肌にうるおいをあたえてくれるシャンプーです。
そして、独自開発されたスキンバリア成分が配合されているのが大きな特徴。この成分が肌を保護するバリア機能が低下している部分にアプローチし、できるだけ外的刺激を肌にあたえないようにしてくれます。
防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤などが使用されていないため、痛みを感じやすい超敏感肌におすすめです。
Curelの泡ボディウォッシュは消炎有用成分が配合されているので、肌荒れをふせぎながら肌のよごれをおとすボディソープです。肌に必要なセラミドなどをまもりながら、不必要なものだけを洗い流します。
このボディソープはポンプをプッシュすると泡状で出てくるので、タオルなどで泡立てる必要がありません。もっちりと濃厚な泡が体をつつみこみ、摩擦をおさえて洗いあげるため、手でやさしく洗えるのがうれしいポイントです。
また、肌への負担を最小限におさえたマイルドな洗浄力。弱酸性で肌がとても敏感な赤ちゃんにも使用できる商品なので、超敏感肌の大人にもおすすめです。
さいごに、超敏感肌向けのスキンケアを購入するときに気になる疑問や質問にこたえていきます。
一般的に敏感肌の原因といわれているものは以下のとおりです。
原因は人によってことなるため、自分の肌や私生活を見直して原因はなにかをみつけましょう。とくに、まちがったスキンケアで敏感肌になる人が少なくないため、スキンケア方法の見直しもおすすめです。
たとえば、クレンジングのときに肌をゴシゴシしたり朝晩洗顔料をつかった洗顔をするほか、毎日過度なパックは肌を乾燥させてしまうので敏感肌にはよくありません。
バリア機能が低下しているので、外的刺激を感じやすいからです。
敏感肌は肌を保護するためのバリア機能が低下することによっておこります。バリア機能が低下すると、普通肌ではふせげる刺激や雑菌・アレルゲンの侵入をゆるしてしまいます。
本来化粧品にふくまれる物質は、バリア機能があるからこそ肌とのバランスをたもっていますが、その機能がうまくはたらかないと化粧品の物質を異物として感知します。
すると、肌がその物質に対してアレルギー反応をおこし、赤みや痛みなどを引きおこしてしまうのです。
効果的な化粧水パックの方法は以下のとおりです。
化粧水パックは、浸透力を高めて肌のおくまで保湿成分や美容成分をとどけることが期待できる方法です。乾燥は肌のバリア機能を低下させる要因のひとつなので、敏感肌からぬけ出したいときは肌をたっぷりうるおわせましょう。
化粧水パックをするときは長くて5分までにしてください。長い時間放置すると水分が蒸発してしまい、肌のうるおいまでも失ってしまうリスクが高くなります。
注意する点は、アルコール系の成分がふくまれている化粧水は使用しないことです。アルコール系の成分は揮発性があるため、化粧水パックにはむいていません。
できれば、セラミドやヒアルロン酸など保湿力の高い物をつかいましょう。
超敏感肌向けのおすすめスキンケア用品と、選び方のポイントを紹介してきましたが、目当ての商品はみつかりましたか?
超敏感肌は生活習慣やスキンケアの仕方によって、誰にでもおこりうる肌トラブルです。肌の角質層がみだれて肌バリアが低下すると、いままで使用できていたものでも痛みを感じます。
肌荒れや痛みなどの敏感肌のサインがあらわれたら、無理せず敏感肌向けのスキンケアラインに乗りかえましょう。無理に別肌質向けの商品を使用しつづけると、敏感肌が悪化して手がつけられなくなってしまうこともあります。
超敏感肌と感じたらこの記事で紹介したスキンケア商品を参考につかってみてくださいね。うるおいをあたえる保湿成分が多く配合されていることと、刺激成分が少ないものを選ぶことがポイントです!