コンベクションオーブンのおすすめ13選！庫内サイズとデザインで選ぶ

コンベクションオーブンのおすすめな選び方7つ

いざコンベクションオーブンを購入しようとネットで調べたり、家電量販店に行ったりしても、各社いろいろな製品が販売されていて、どれを選べば良いのか迷ってしまいませんか？

そこでまずはどこをチェックすればよいのか、選び方のポイントを見ていきましょう。

1.どんなレシピが作れるの？機能をチェック

コンベクションオーブンの主な機能には「コンベクション・グリル・オーブン・スローベーク」があり、それぞれ得意とする料理が違ってきます。また、製品によっては解凍機能がついているものもあるので、急いでいるときにはとても便利。

しかし、商品によっては使用できない機能もあるので、まずは自分が何を作りたいのか、どんな機能が欲しいのかをチェックしましょう。　

もちろん、全ての機能がついている高性能な物のほうが、さまざまな料理を作ることができるのでおすすめです。料理に自信がない人も、キッチンに立つのが楽しくなるかもしれません。

2.自宅のキッチンに置けるか心配…サイズをチェック

テレビなどを購入するときもそうですが、家電量販店で見たときは小さく感じたのに、家に置いてみたら想像以上に大きかった、という経験はありませんか？購入前にはきちんとサイズを測って、予定している場所に置けるかどうか確認しましょう。

特に、トースターからの買い替えを検討している人は要注意！コンベクションオーブンはトースターにはないファンがついていたりヒーター数が増えたりする分、サイズも大きくなってしまいます。

もちろん小型のものもありますが、機能が限られてくるために今まで使っていたオーブントースターとさほど変わりがなく、買い替えても意味がなかったという事にもなりかねません。

搭載している機能が多いほどサイズも大型化してしまうので、必ず事前に寸法をチェックしましょう。

3.鍋料理やホールケーキもOK？容量をチェック

サイズと共に庫内の容量も確認しておきましょう。小さいものは5リットル、標準タイプは8リットル、大きいものになると15リットル以上のかんたん操作のものもあります。Lサイズのピザやローストチキンを丸ごと焼きたい場合には、15リットル以上あるほうが良いでしょう。

また、クッキーや唐揚げなどを作ることが多いなら、トースターと同じくらいのサイズがあれば良いかもしれませんが、ホールケーキやシフォンケーキを焼きたいのであれば、20cmほどの高さが必要です。

ストウブやスキレットなどの鍋を使って調理したいのであれば、それらが入る広さのものを選びましょう。

4.別々の料理を同時に作りたい！段数をチェック

コンベクションオーブンはコンパクトなタイプが多いですが、中には2段、3段で使用できるものがあります。複数トレーがあれば、朝の忙しいときでも朝食とお弁当が同時に調理できるので、時短にもなりとっても便利です。

さらに上の段でチキンと野菜、下の段でパイやキッシュを焼くという事もOK。大家族の人、食べ盛りの子どものいる家庭、ホームパーティーなどで人を招く機会が多い人にもおすすめです。

5.後片付けはかんたん？お手入れのしやすさをチェック

意外にも見落としがちなのが、お手入れのしやすさ。グリルや揚げ物など、庫内が汚れやすい料理を作る商品なので、掃除がしやすいかどうかはとても重要です。使ってみたら掃除がしにくく、ベタベタが残って悪臭が…となっては意味がありません。

扉やヒーターまで取り外すことができるものであればお手入れもしやすいし、清潔に使い続けることができます。また、受け皿がホーロー加工になっているものは汚れがつきにくいので掃除がしやすいでしょう。

常にきれいな状態を保つことは、快適に使うことができるだけでなく、製品の寿命にもつながります。そのためにも、後片付けが楽でお手入れのしやすいものを選びましょう。

6.やっぱり見た目も気になる！デザインをチェック

コンベクションオーブンは頻繁に買い替えるものではなく、数年は使い続けるものです。機能ももちろん大事ですが、色やデザインにもこだわってみましょう。

キッチンにおいても違和感がなく、インテリアのように楽しめるもの。おしゃれなデザインであれば毎日使うのが楽しくなり、自然と料理の腕もあがるかもしれません。

7.我が家に最適の価格帯って？価格相場と買うべき値段をチェック

コンベクションオーブンは一番安いものだと、オーブントースターとさほど変わらない値段で購入することができます。高価格なものはそれだけ機能が豊富で大容量になるため、作れる料理の幅も広がるでしょう。

とはいえ、基本機能は揃っていながらも2段調理が可能なものが、オーブンレンジよりも安く購入できるので人気のようです。

何にポイントを置くかで最適な商品は変わってくるので、じっくり比較検討して自分にベストなコンベクションオーブンを選んでみてください。

コンベクションオーブンのおすすめメーカー・ブランド

コンベクションオーブンは各社さまざまな商品をだしていますが、なかでもおすすめのブランドをいくつか見てみましょう。

1.デロンギ

オイルヒーターなどの暖房機器、エスプレッソマシンなどのコーヒー機器、フードプロセッサーなどの調理家電製品を扱うイタリアのメーカー。

コンベクションオーブンは高性能で使いやすい上に、スタイリッシュなデザインなので人気です。 >

2.シロカ

キッチン家電、生活家電、寝具などを取り扱う2000年創業のメーカーです。「心豊かな暮らしを築く－ていねいに、うつくしく、こだわって」がコンセプト。

どんな部屋にも合うシンプルなデザイン、使いやすい便利な機能、製品全てが手頃な価格であるのが魅力です。

3.日立

TV、暖房器具、調理器具、エステ家電など幅広いアイテムを取り扱っていますが、エネルギー消費の少ない製品をつくる、製品を回収して資源として活用するなど、事業を通して環境問題の解決に貢献しようというビジョンを掲げています。

今回の商品の比較ポイント

それでは、いよいよおすすめのコンベクションオーブンを見ていきますが、まずは比較するポイントをきっちり押さえておきましょう。

• サイズ

• 重量

• 温度調節

• 消費電力

今、編集部がおすすめするコンベクションオーブンはコレ！

家電量販店の販売員に「イチオシの商品は？」と尋ねると、自分の家でも使っているというデロンギのEO14902J-Wをすすめてくれました。

おすすめのポイントなどぜひ参考にしてみてください。

デロンギ「スフォルナトゥット・クラシック コンベクションオーブン EO14902J-W」

頼れるパートナー！キッチンに立つのが楽しくなる

白いボディに黒の扉、そしてひときわ目立つ赤いダイヤル。キッチンに置いたらそれだけでテンションが上がりそう…。そんなおしゃれなデザインに惚れて購入する人も多い人気の商品です。

もちろん、デザインだけでなく機能満載の最新機種で、性能にも大満足という声が多いのが特徴です。コンベクション、オーブン、グリル、スローベークの機能がついているので、肉料理やお菓子作り、魚の煮つけのような和食まで何でもOK。

さらに、解凍機能まで搭載しているので、忙しい人には強い味方となってくれます。しかも、これらの料理が3つのダイヤルのかんたん操作でできてしまうので、料理が苦手だった人でもキッチンに立つのが楽しくなってしまうほど。

庫内も14リットルと広く、トーストなら一度に4枚焼くことが可能です。2段調理もできるので、たくさん作る時や数種類を同時に調理したいときにも便利。また、付属の30cmのピザストーンを活用すれば、家でお店のようなカリッとしたピザも楽しめます。

商品名のスフォルナトゥットとは、イタリア語で「何でもオーブンから取り出す」という意味だそうです。まさに、毎日の食卓からパーティー料理まで何でもおいしく仕上がるので、一度使えばもうなくてはならない存在になってくれるでしょう。

多機能でオシャレ！多段調理が出来るおすすめデロンギ製コンベクションオーブン3選

イタリアの家電ブランド、デロンギのコンベクションオーブンは、おしゃれなデザインもさることながら、業務用顔負けの高火力と性能の良さで圧倒的な人気を誇っています。

どれを購入するか迷っていたら、まずは操作もかんたんなのに多機能と評判のデロンギの製品からチェックしてみてください。

1.デロンギ「スフォルナトゥット コンベクションオーブン EO12562J ファミリーサイズ」

かんたん操作で絶品の仕上がり！

白と黒のボディで、どんなキッチンにも合うシンプルなデザインが魅力。デロンギのコンベクションオーブンの中でもスタンダードなモデルで、解凍・保温機能も搭載していて、その名の通りファミリーにはピッタリの商品です。

先ほどのEO14902J-Wが14リットルだったのに対して、このEO12562Jは12.5リットルと若干小さくなりますが、2段調理が可能なので肉を焼きながらデザートのパイを焼くのもお手の物。

また、2段で一度にたくさん作って食卓に並べられるので、育ち盛りの子どもを待たせる心配もありません。

もちろん、ホールケーキも十分焼ける大きさなので、誕生日やクリスマスなど特別な日にも大活躍してくれるでしょう。しかも、コンベクションならふっくら仕上がるので、もうお店で買おうとは思わなくなるかもしれません。

ボタンがたくさんあって使いこなせない…という事もなく、かんたん操作の3つのダイヤルを回すだけで、すべての調理がスタート！あとはオーブンにお任せで、扉を開ければお店のような仕上がりの料理が家庭で毎日楽しめます。

この1台で、身近な人に「腕上げた？」と言わせてみませんか？

2.デロンギ「ミニコンベクションオーブン EO420J-WS」

小さくても頼れる相棒に！

世界最小クラスのコンベクションオーブンです。トースターサイズとコンパクトなため場所を取らず、デロンギらしいシンプルなデザインで他の調理家電と並べても違和感がありません。

小さいといっても1400Wもの高火力で、トーストはもちろん、揚げ物なども美味しく仕上がります。しかも予熱時間が短くて済むのがうれしいところ。下部のトレーを外せばパンくずなどもかんたんに落とせ、内部も掃除できるので清潔に使うことができます。

そしてぜひ活用してもらいたいのが付属のピザストーン。26cm×24cmの角型で扱いやすく、食材から出る水分や油を適度に吸収しつつ高温で加熱するので、外側がパリッと内側はしっとりのピザが焼きあがります。

ピザだけではなくお餅なら網で焼いたように焦げ目がつき、焼きおにぎりも香ばしく仕上がります。ダイヤル2つのシンプルな操作ですぐにできるので、朝食や小腹がすいたときにもササッとできて便利。

もちろん本格オーブン調理も放って置くだけなので、毎日の調理がとても楽になります。8.5リットルと小さいながらも期待以上の仕事をしてくれること間違いなし！きっと頼もしい相棒になってくれるでしょう。

3.デロンギ「スフォルナトゥット パングルメ コンベクションオーブン EOB2071J」

毎日自宅がリストランテに早変わり！

もっと本格的に料理を楽しみたいという人はこちらをぜひ！20リットルというデロンギ最大の容量のコンベクションオーブンなら、丸ごとチキンも楽々調理可能。

ドア部分は安心の二重構造で、庫内の温度が逃げにくくなっています。ガラス面も広く、焼ける様子をのぞきながら出来上がるのを待つのも楽しみになるでしょう。

もちろん、2段調理で一度に大量の料理を作ることもでき、操作も他のオーブンと同じダイヤル操作。いろいろボタンを押す必要もありません。さらに、わかりやすいデジタル表示ディスプレイ搭載で、調理時間やタイマーの設定を細かくできるので便利です。

そして、一番の特徴はパン機能があること。こね、発酵、焼きまでオートプログラムで行うので材料をパンボウルに入れてオーブンにいれるだけでOK。焼き色の調整もできるので、自分好みのパンを焼きたてで頬張ることができます。

前菜からメイン、デザート、そしてパンまでのフルコースが、オーブンにいれるだけで食卓に並べられます。毎日自宅がリストランテに早変わり！家族の帰宅も早くなるかもしれませんね。

トーストから揚げ物まで多彩な活躍！おすすめシロカ製コンベクションオーブン4選

シロカのコンベクションオーブンは、機能が充実していて使いやすい上に、リーズナブルと好評です。デザイン性も高く、サイズも選べるのでひとり暮らしから家族まで幅広く対応できます。

1.シロカ「crossline ノンフライオーブン SCO-502WH」

ノンフライならお任せあれ！

清潔感のある白いボディで、どんなキッチンに置いても違和感なく馴染むシンプルなデザインが魅力です。もう1色レッド（SCO-502RD）がありますが、こちらも派手すぎず落ち着いた色合い。どちらも、他の家電と調和しやいので好みで選ぶと良いでしょう。

しかも、低価格帯の商品なのに機能は充実。コンベクション、オーブンなど一通り調理できますが、特に名前の通り、油を使わないノンフライメニューを得意としています。

ノンフライメニューだけでなく、お惣菜の揚げ物もレンジで温めるよりもカリッサクッと美味しくなります。高さが少し低めですが、食パンが4枚並べられるほど広いので手作りピザだって楽勝です。もちろん、市販や冷凍のピザも付属のピザプレートであっという間にお店の味に。

また、その特性を生かして作れる60種類のメニューがのったレシピ本も好評。届いたその日からいろいろな料理を楽しむことがでるので、コンベクションオーブンは初めてという人には特におすすめです。

2.シロカ「crossline ミニノンフライオーブン SCO-601」

コンパクトだけど使い勝手は抜群！

SCO-502よりも一回り小さいコンパクトタイプ。置き場所を選ばないので、一人暮らしはもちろん、人数の多い家庭でも、キッチンの空いたスペースに置いて手軽に使用できます。色も、清潔なホワイトと落ち着いたレッドの2色から選べます。

若干狭いかな、と思える庫内も山形トーストが2枚入り、上下2段の高さ調節が可能。焼き加減の調整や料理によって使い分けができ、使い勝手は抜群です。底板を外せば掃除もかんたんにできることもおすすめポイントです。

コンパクトとはいえ、シロカの従来のノンフライオーブン機能はしっかり継承しているのでさまざまな料理を楽しめます。

ノンフライ料理だけでなくハンバーグ、グラタン、パエリア、さらにクッキーやケーキなどのスイーツ系もかんたんにでき、一口食べればそのおいしさに思わず唸ってしまうほど。

この商品にも60種類が作れるレシピ本がついているので、料理が苦手な人でも心配ありません。1品ずつ試しても2ヶ月は毎日違ったメニューが味わえるし、作っているうちにアレンジしたくなるのでレパートリーもどんどん増えるでしょう。

料理初心者さんも忙しい主婦も、毎日の食事をこの小さいけれど頼れる1台にちょこっと任せてみませんか？

3.シロカ「crossline ノンフライオーブン SCO-401」

ピザプレートが必要ないならこれ！

SCO-502WHとサイズが全く同じですが、若干デザインが違うタイプです。SCO-502WHはドアが黒で他の部分は白1色、もしくは赤1色でしたが、このSCO-401はドアとダイヤル部分も含め全面黒で、後ろは赤という飽きのこない色合いになっています。

ダイヤル部分のデザインも若干違っていますが、異なるのはデザインのみのようで、機能はほぼ同じと言ってよいでしょう。食パンも4枚並べられる広さがあり、3段の高さ調節もできます。パンくずトレーもついているのでお手入れも楽々です。

ただし、付属品に違いがあるので注意が必要。SCO-501WHにはついていたピザプレートはありません。サクッとしたピザを作りたい人や冷凍ピザを美味しく焼きたい人は、別途購入する必要があります。

また、レシピ本も付きますが、52種類とやや減っています。しかし、8レシピ少ないとはいえ十分な種類がのっているので、さほど困ることはないでしょう。

SCO-502WHよりは若干手頃な価格に抑えられているので、ピザプレートとレシピ数を気にしないのであればこちらをおすすめします。

4.シロカ「crossline ノンフライオーブン SCO-213」

最新機種にこだわらないならこれ！

この機種は、現在公式サイトでは販売終了となっているようですが、Amazonなどの通販サイトでは購入できるようです。SCO-502より庫内が0.5cm低いだけでほぼ同じ。色はホワイト、レッド、ベージュから選べます。

デザインは多少レトロな感じがありますが、機能的には充実していて、新機種ではないため低価格なのも魅力。レシピ本がついていないので、コンベクションオーブンが初めての人は戸惑うかもしれませんが、唐揚げなどの揚げ物を調理すればその違いに驚くでしょう。

レシピ本はなくても、本格ピザが楽しめるピザプレートや、他のノンフライオーブンにはついていないもち焼き網が付属されています。最新ではなくてもいいので、手軽にコンベクションオーブンを楽しみたいという人は検討してみる価値はあります。

高機能で使いやすい！他メーカーのおすすめコンベクションオーブン5選

デロンギ、シロカ以外にも、性能がよく使いやすいコンベクションオーブンがたくさんあります。なかでもおすすめのものを販売員に教えてもらいました。

1.日立「コンベクションオーブントースター HMO-F100」

細かな配慮がうれしい納得の1台

デロンギやシロカと同様に人気が高いのが、この日立から出ているHMO-F100です。コンベクション、オーブン、グリル、スローベークの機能を搭載しているのはもちろん、低温の40℃から250℃まで対応しているのが特徴。

40℃でパンの発酵ができ、焼き上げまで全て1台で行えるので、パン作りをしたい人は必見。ただし高さが10cmしかないので小さめのパン限定になってしまいますが、毎日の食事パンや焼きたてのおやつを食べられるのはうれしいですね。

高さはない分、広さは十分あります。食パンなら4枚、ピザなら10インチ（約25インチ）、さんまは1尾丸ごと焼けるので、たくさん作りたい時や忙しい朝に弁当と朝食を同時に作ることもできてしまいます。

また、付属のオーブン皿がホーロー加工になっているのでお手入れがかんたんなのがポイントです。こびりついた汚れも比較的取りやすいので、掃除のストレスになりません。

さらに、温度やタイマーを細かく設定でき、デジタルでわかりやす表示されます。調理が苦手な人もワンタッチのオートメニューが14種類もあるので、一気に得意料理が増えるでしょう。

ホーロー加工、デジタル表示、オートメニューなど細かな配慮が感じられ、人気が高いのも納得の製品です。

2.アイリスオーヤマ「コンベクションオーブン PFC-D15A-W」

コンベクションオーブンデビューにはピッタリ！

こちらも、トーストが1度に4枚焼ける十分な広さがあり、機能も充実しているコンベクションオーブンです。2段調理はできませんが、取り付け位置を3段階に変えられるので、焼き目をしっかりつけたいときも、大きな肉を焼く時も対応可能。

付属のトレー付の焼き網を活用すれば、ローストビーフや焼き魚も、裏面までムラなく仕上げることができます。油が落ちても、トレーや焼き網が丸洗いできて掃除も楽々！

温度調節も60℃から250℃と幅広く設定できますが、レビューにはそこまで高くならないというものもあるので注意が必要です。トーストなら5分程度で焼けるはずですが、なかには10分近くかかったという声もあるので、少々コツがいるようです。

とはいえ、揚げ物がカラッと美味しくできた、焼き芋を作ったら最高！という声も多いので、ゆったりしたサイズを低価格で購入したい人にはおすすめです。

3.象印「マルチコンベクションオーブン ET-YA30-SZ」

汚れだけではなく、臭いも抑えるこだわりの1台！

オーブンとコンベクション機能のみとなりますが、7本のヒーターを自動で切り替え、素早く庫内を温めて高温状態を保つので、予熱の手間がいらないのが特徴。庫内を温めてから食材を入れなくて済むので時短になります。

トーストもボタン1つで好みの焼き色が選べ、5本のヒーターで素早く仕上げます。待たせない上に、100円のパンが喫茶店のトーストになったと好評！しかも、パン生地発酵コースもあるので、パン作りもできるものをと考えている人は候補に入れてみる価値ありです。

そして、掃除がしやすいのが最大のポイントです。焼き網や受け皿が丸洗いできるだけではなく、ドアも外せるので細部までお手入れできるのがうれしいところ。さらに、プラチナ触媒ユニットで、調理時の煙や臭いまで抑えるという気配りには脱帽です。

また、オーブン料理など、調理中に油が飛び散って気になる…ということはありませんか？その点も、象印にはこだわりあり。この商品には、油飛び散り防止カバーがついいているので、ノンフライ調理時に使用すれば庫内が汚れるのを防いでくれます。

庫内の高さが8.5cmと若干低めなのが難点ですが、マイコン自動調理コースもついていて、誰でもかんたんに調理できるのが魅力です。

4.タイガー「コンベクションオーブン&トースター 「やきたて」 KAS-V130-SN」

奥の食材も楽々取り出せる「取りやすいん棚」が◎！

1度にパンが4枚焼ける広さも魅力ですが、ドアを開けると焼き網が前にでてくる「取りやすいん棚」となっているので、奥の物も楽々取り出せる気遣いがうれしいオーブンです。

グラタン皿も2枚並べられるし、10インチ（約25cm）のピザも余裕。高さが10cmなので、パウンドケーキなどは上にくっついてしまうようですが、マフィンなどは美味しく焼けるのでスイーツ作りにも大活躍と好評です。

また、80℃から250℃の無段階温度調節機能がついていて、7つのオートメニューもあるのでボタンひとつでかんたんに本格料理を食卓に並べることができます。

トーストなら枚数の選択の他に冷凍パンも選べ、カチカチのパンもこんがり美味しく焼きあがります。手作りパンを作りたい人も、発酵から焼きまでおまかせあれ。

さらに、蓄熱性の高いホーロー加工のトレイがついているので、オーブン料理もほど良い焼き色で中はふっくらと焼き上げます。このホーロー加工は、汚れも落ちやすくお手入れもかんたんにできるのがポイントです。

KAS-Ｖ130は生産終了となっていますが、Amazonなどでは購入できるようです。最新でなくても構わないという人は、ぜひ検討してみてはいかがですか？

5.ハミルトンビーチ「カウンタートップ コンベクショントースターオーブン」

とにかく大容量が欲しいならこれ！

さすがアメリカ、と思わせる大容量のコンベクションオーブンです。山形食パンも余裕で焼け、ブロイラーラックが付属されているので鶏の丸焼きも楽々できるという驚きの広さ！

ティファールの大きいフライパンまで入るそうなので、コンロで調理してそのままオーブンで仕上げることも可能です。

もちろん2段調理もできるので、大家族やホームパーティなどには重宝するでしょう。ただし、輸入品のため温度表示が華氏になります。しかも、設定がアバウトにしかできないようなので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

それでも本格料理を大量に作りたい人、大きな食材を調理したい人にはとても魅力的な商品と言えます。輸入品のため、注文してから少し時間がかかるようなので、検討している人はその点も考慮すると良いでしょう。

コンベクションオーブンを購入時の気になる疑問・質問

購入を検討しているときに、そういえばこれはどうなの？と、ふと疑問に思うことをまとめてみました。全てをクリアにしてから、お気に入りのコンベクションオーブンを見つけに行きましょう！

Q1：コンベクションオーブンとは何ですか？

庫内にファンがついていて、それによって対流を起こしてヒーターの熱を循環させるオーブンです。温度が一定に保たれるので、短時間で食材を調理することができます。

ちなみに、コンベクション（convection）とは「空気などの対流」を意味します。

Q2：コンベクションオーブンとオーブンレンジの違いは？

一般的なオーブンレンジは上下にあるヒーターで食材を調理しますが、コンベクションオーブンはファンによっておこる熱対流で包み込むように加熱するので、ムラなく食材に熱が伝わります。

肉なら、表面はパリッと中はしっとりジューシーに仕上がるなど、オーブンレンジでは難しい焼き上がりもかんたんにできます。また、熱風調理のため、油を使わずに揚げ物も作ることができ、ヘルシーな料理も得意としています。

Q3：冷凍食品（パン粉がついている状態の揚げ物）は調理できるの？

もちろんできますが、そのまま入れてもうまく仕上がりません。

霧吹きなどで油を拭きつけてから調理すると、こんがりした焼き色がつき、衣もサクッと中はジューシーな絶妙な食感を味わうことができます。

まとめ

家電量販店でいろいろ教えてもらったところ、人気のデロンギの他にも日立や象印など各社からさまざまな機種が出ていることがわかりました。

しかも、使いやすいように細かな工夫が施されているものも多く、サイズや用途に合わせて自分に最適なものを選ぶことができます。

コンベクションオーブンは、オーブンレンジとオーブントースターの良いとこどりの機能を持つので、キッチンに1台あると料理のレパートリーが一気に広がります。

ぜひ選び方やおすすめの製品を参考にして、自分にピッタリのコンベクションオーブンを見つけ、とことん使いこなしてみてくださいね！