除毛クリームのおすすめ8選!デリケートゾーンに使える商品など厳選

デリケートゾーンの脱毛に、刺激の強い除毛クリームを使うのは不安という人は少なくないですよね。剃刀で処理をしてチクチク感に悩まされていた人必見!
低刺激にこだわった除毛クリームと、使い方のポイント、デリケートゾーンに使えるおすすめ商品をご紹介します!

デリケートゾーンの脱毛に除毛クリームを使う人はそれほど多くないはずです。

毛のタンパク質を溶かす薬品であるがゆえ、肌トラブルを心配するのは当然のこと。もちろん、多くの商品はデリケートゾーンへの使用はNGですが、なかには、低刺激性にこだわった特別なアイテムもあるのをご存じでしょうか?

肌荒れを起こさず、つるつるの肌を持続させるには、使い方のポイントと守るべき注意事項があります。

今まで、Vラインの剛毛をカミソリで処理していた人、チクチク感に悩まされていた人は必見!驚くほど滑らかな肌が手に入ります。

ママアイテム編集部

除毛クリームをデリケートゾーンに使う前に知っておきたいこと

除毛クリームは、本当にデリケートゾーンに使用可能なのでしょうか?トラブルを避けるために必ず知っておきたいポイントと注意点があります。


1.基本的にはビキニライン(Vライン)のみの使用が可能

デリケートゾーンは、一般的にVライン、Iライン、Oラインを指しますが、除毛クリームの使用部位に関しては、Vラインのみの使用が可能です。


除毛クリームは、化学成分によりムダ毛を溶かして除毛するという仕組みです。皮膚への影響が最小限に抑えられているといえ、皮膚のタンパク質にも少なからず影響を与えます。


とくに、膣は粘膜そのものなので、薬剤が直接触れることは危険。成分のチオグリコール酸カルシウムが粘膜に付着すると、強いかゆみ、ただれ、最悪の場合は出血を引き起こしてしまいます。


除毛クリームは、やや強めのアルカリ性です。万が一、膣内に除毛クリームの成分が入ってしまうと、酸性である膣内のPHが乱れ、さまざまな感染症にかかりやすくなる可能性があります。


Iライン、Oラインは徹底的に避けて使用するようにしてください。


2.メリットは痛みのなさや仕上がりのきれいさ

除毛クリームは、仕上がりの良さと痛みのなさがメリットです。テープワックスやエステでの医療脱毛は、除毛時に多少の痛みを伴います。デリケートゾーンなので、他人に見られるのは恥ずかしいという人もいるでしょう。


その点、除毛クリームはほとんど痛みを伴わず、自分のペースで好きな時に行うことができます。


クリームが毛穴まで入り毛を根元から溶かすので、カミソリ使った時のようなチクチク感はなく、すべすべの肌触りに仕上がります。

3.デメリットはケア頻度が多く肌質に合わない人もいる

除毛クリームは、あくまでも表面の毛を溶かすことに特化しています。毛根細胞が残っている限り定期的に除毛を繰り返す必要があります。ケア頻度は、カミソリで剃った時よりも若干少なくなる程度と考えましょう。


また、準備や片づけ、アフターケアなどに時間がかかる、特有の匂いが気になるという人もいるようです。


除毛クリームには、毛を溶かす成分が含まれています。塗布後、放置しておくと成分が肌に浸透、肌の表面をジワジワと溶かしていきます。人によっては、この成分が刺激となり肌荒れを起こすことも。


とくに、敏感肌や乾燥肌、体調不良時、生理時は使用を避けるようにしましょう。


除毛クリームのおすすめな選び方5つ

「全身に使用可能」という言葉に惑わされ、パッケージやブランドだけでアイテムを選んでいませんか?


自己責任で行うセルフ除毛だからこそ、成分を吟味して、肌に合ったアイテムを選ぶことが重要になります。選び方の5つのポイントを解説していきましょう。


1.自己判断はNG!デリケートゾーン使用OKなものを選ぶ

通常、除毛クリームには、あし用、腕用など、使用部位が明記されています。注意書きをしっかり確認し、あし用・腕用のものをデリケートゾーンに使用しないようにしましょう。


とくに、使用部位が明記されていない「全身用」をデリケートゾーンに使用する人もいるようですが、あくまでも自己判断・責任となり、安全とは言えません。


デリケートゾーンに使用可能なものは、肌に刺激の少ない成分が使われていることがほとんどで、一般的な除毛クリームとは肌への優しさが大きく異なります。


リスクを避けるなら、「デリケートゾーンに使用可」と明記されているものを選ぶようにしましょう。基本的にはVラインのみに使用できると考えてください。


2.デリケートゾーンはとくに肌が敏感!肌に優しいものを選ぶ

デリケートゾーンは粘膜に近いため、肌がとくに敏感です。価格の安さやメーカーの知名度に惑わされずに、肌に優しい成分が配合されているかを見極めましょう。


除毛成分はチオグリコール酸カルシウムが一般的ですが、それ以外の化学成分はできるだけ少ない方が望ましいです。


デリケートゾーンに使えるものは、刺激を抑えるために、肌をケアする植物エキスや保湿成分などがたっぷり配合されている傾向があります。


また、全てが安全とは限りませんが、厚生労働省の厳しい審査をクリアした医薬部外品かどうかも合わせて見てみましょう。


3.しっかり毛も取り除きたい!除毛・抑毛効果が期待できるものを選ぶ

低刺激処方の中でも、1回でしっかりと毛を取り除けるものがベストです。除毛力が低いと、頻繁に使用することになり逆に肌に負担がかかります。


男性用の除毛クリームは、除毛力が強いため濃い目の剛毛でもすっきりと除毛できますが、敏感肌や女性は避けた方がよいでしょう。


また、大豆イソフラボンやザクロなど、除毛後の発毛を抑える成分がプラスされているものが好ましいです。


4.粘膜部分への付着を防ぐ!テクスチャーが硬いものを選ぶ

除毛クリームは、基本的にVラインのみの使用となります。Vラインの脱毛をしている際に、液がIラインに流れ、成分が粘膜に触れてしまうと、大きなトラブルに繋がりかねません。


ローションのような緩めのテクスチャーではなく、硬めで、ピンポイントに塗布できる吸着型、またはクリームタイプのものを選んでください。

5.除毛後の肌ケアに大事な美容・保湿成分配合のものを選ぶ

除毛クリームを使用すると、皮膚表面の油脂が溶けて肌が乾燥しやすくなります。放置すると肌荒れや乾燥肌に繋がるため、除毛後の肌ケアはとても重要。


除毛クリームは、除毛成分の他に肌をケアする保湿成分や美容成分が配合されているものを選びましょう。コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、アロエエキス、その他植物エキスなどが挙げられます。


これらの成分は除毛後の角質層に潤いを与えます。乾燥を防ぐとともに、刺激を受けた肌を労わりメラニンの発生による黒ずみの沈着化を抑えます。


女性用、デリケートゾーン用の除毛クリームには、一般的なものよりも保湿・美容成分が多く含まれている傾向があります。


今回の商品の比較ポイント

除毛クリームを購入する際は、この2つのポイントを確認しましょう。とくに、デリケートゾーンに使用できるアイテムは限られています。


敏感肌向け、低刺激処方であっても、使用可能部位がNGであれば、その部位に使用できません。


*内容量
*使用可能部位


今、編集部がおすすめするデリケートゾーンの除毛クリームはコレ!

デリケートゾーンの除毛には、低刺激であることが基本。敏感肌でも安心して使える優しい処方でありながら、効果が持続するという点がおすすめの理由です。


背中の産毛から剛毛なすね毛まで、あらゆる毛に対応できるので、1本持っていて損はありません!

ディーレジーナエピプレミアム「除毛クリーム」

画像出典:Amazon.co.jp


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*内容量:150g
*使用可能部位:脇、あし、ビキニラインなど

全身に使えるロングセラーの除毛クリーム

2009年よりロングセラーで愛される除毛クリームで、ビキニラインを含む全身に使用できます。除毛剤とボディクリームの1つ2役をこなす優れもので、除毛後は保湿がいらないほどのしっとり感が続きます。


通常の除毛クリームは毛だけを除去するので、3日~1週間程度で新たな毛が生えてきますが、このアイテムは毛を作る毛乳頭までもを除去するという特徴があります。1回使用したら、比較的長くツルツルの状態が続きます。


もちろん個人差がありますが、使い続けることによって毛が細くなり、目立たなくなってくるでしょう。「肌がモチモチになる」「刺激が少ない」「敏感肌でも使える」という使い心地を評価する声が多数。


ヘラ不要で全身に使用できるので、1本は常備しておきたいアイテムです。


ただ、極端に長い毛やアンダーヘアの剛毛は、1回で除毛しきれないケースがあるようです。目安時間ぎりぎりまで放置したほうが綺麗に除毛できるかもしれません。


デリケートゾーンに使えるおすすめ除毛クリーム4選

ビキニラインのアンダーヘアに使えるアイテムはそれほど多くはありあせん。液だれしない、肌ケア成分が配合されているなど、さまざまな条件をクリアした除毛クリームを厳選しています。


肌への優しさと、剛毛でも綺麗に除毛できる強力さを兼ね備えている点がポイントです。

1.veet「バスタイム 除毛クリーム」

画像出典:Amazon.co.jp

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*内容量:150g
*使用可能部位:脇、あし、ビキニライン

ローズの香りで楽しく除毛!

腕、足、脇の下、ビキニラインに使用できる除毛クリームです。女子の心をくすぐるようなピンク色のカラフルなパッケージで、クリームにもほのかなローズの香りが付き。バスタイムが楽しくなりそうなアイテムです。


除毛後は、ティッシュでクリームをふき取るのが一般的ですが、こちらには、両面が使えるスポンジが付いていて、ティッシュやタオルを使わずにこれ1個でケアが完了します。


バスルームで使用することを想定し、万一、クリームに水がかかっても成分が流れにくい処方がされている点にも注目しましょう。


毛穴の近くから毛を除毛するので、チクチク感は皆無。保湿力の高いシアバターが配合されているので、除毛後はまるでクリームを塗った後のようにツルスベです。


veetの除毛クリームは女性に圧倒的な支持を得る人気のアイテム。肌がツルツルになり、エステに行ってるの?と聞かれたという人も。「ビキニラインに使用しても刺激が少ない」、「短時間でしっかり除毛できる」という声がありました。


一方で、乳首付近に使用したら、ヒリヒリとした刺激を感じたという口コミもありました。こちらのタイプは、ビキニラインに使用はできますが、乳首を含むその他のデリケートゾーンには使用はできませんので注意してください。

2.TBC「エピリムーバー」

画像出典:Amazon.co.jp

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*内容量:200g
*使用可能部位:脇、あし、ワキ、ビキニライン


エステ発の除毛クリーム。付属のスパチュラが使いやすい

脱毛やボディシェイプ、フェイシャル、ブライダルエステなどで女性の美をトータルサポートし、全国にサロンを持つエステティックTBCが自宅でもきれいな素肌を維持し続けられるようにと開発した除毛クリームです。


毛の主成分であるタンパク質を溶かす働きがある成分を配合し、気になる太い毛でも毛先を丸く処理できるため、カミソリ処理と比べて、なめらかな触り心地が期待できます。


さらに、6種の植物エキスやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれ、香りはローズ・ピオニー・フリージアをイメージしたやさしいフローラルが採用されています。


液だれしくいテクスチャで、バスルームだけでなくリビングなどの室内でも使用できます。専用のスパチュラが付属しているので、塗るときに手を汚しにくいのもポイント。

3.フィーモ「エピDX PLUS」

画像出典:Amazon.co.jp


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*内容量:500g
*使用可能部位:脇、あし、ビキニライン

男女兼用で使える大容量の除毛クリーム

エステサロンと共同開発した高品質の除毛クリーム。500gの大容量で、ビキニラインを含むさまざまな部位に使うことができます。


低価格のものは成分が気になってしまいますが、主成分はグリコール酸カルシウムで、他の除毛クリームとほぼ変わりません。一括大量仕入れによりコストを抑えているそうで、仕上がりの良さはエステ並みです。


ホホバ油、植物性スクワラン、大豆エキス、茶エキス、尿素などが配合され、除毛後の肌荒れをケアしてくれる点も大きなポイント。肌馴染みがよく、高い保湿効果のある成分が厳選配合されています。


どんな除毛クリームでも1週間ほどたてば、毛が生えてきます。長く使うことを考えれば、肌に優しく、容量が多いものがベストと言えるでしょう。


口コミには「たっぷりで気兼ねなく使える」、「肌荒れせず、ごっそりと除毛できた」、「匂いが少ない」という感想がありました。


一方で、洗い流す際に、熱めのお湯を使ったら、刺激を感じたという声も。このアイテムに限ったことではないですが、塗布後は、肌が敏感になっている状態なので、必ずぬるま湯で流すようにしましょう。


【おまけ】デリケートゾーン以外に使えるおすすめ除毛クリーム4選

手や足のムダ毛を綺麗に処理できるおすすめ除毛クリームを厳選。こちらのアイテムは、デリケートゾーンは避けるように記載されている商品なので、くれぐれも使用しないようにしましょう。

1.一番星「除毛クリーム エピサラ」

画像出典:Amazon.co.jp


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*内容量:100g
*使用可能部位:谷間、うなじ、腕など


敏感肌でも使える保湿除毛

デリケートゾーンと脇に使用することはできませんが、それ以外のほぼ全身に使用できる優しい処方の除毛クリームです。腕やすねなどの剛毛はもちろん、うなじや谷間などの、産毛が多い部分にも使用できます。


ムダ毛を根元から根こそぎ除毛しながら、10種類の植物エキスを含んだ美容・保湿成分が肌をケア。


肌を滑らかに保つダイズエキスや、刺激を緩和し肌を整えるアルニカエキス、カモミラエキスなど、西洋ではお馴染みのハーブも配合されています。炎症を起こしがちな毛穴周りをしっかりと整えてくれるでしょう。


通常のムダ毛であれば、わずか5分放置するだけでOK。1回で、ごっそりと取れる強めのタイプです。口コミでは、「本当に5分でムダ毛がごっそり」、「ほんのりラベンダーの香りがいい」という声が。


スパチュラが付属されていたり、ラベンダーの香りが付いていたりと使いやすいさやに考慮しているところは優秀です。

2.SUZUKI HERB「パイナップル豆乳除毛クリーム」

画像出典:Amazon.co.jp

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*内容量:100g
*使用可能部位:わき、足、腕など


ハーブエキスが肌負担を軽減

デリケートで繊細な女性の肌を考えて開発された除毛クリームです。デリケートゾーン、頭、顔以外の全身に使用できる除毛クリームで、脇などの敏感な部位にも使用できます。


敏感肌は、キメが乱れたり炎症を起こしたりと、肌トラブルが心配ではないでしょうか。このアイテムは、あらゆる肌に対応できるように7種類のハーブを加え、より優しい処方にしているのがポイント。


尿素と大豆エキスに含まれる保湿成分が毛穴周りのへの刺激を抑えるので、肌荒れのリスクが軽減されます。


また大豆エキスに含まれるイソフラボンが肌をつるんと滑らかにしてくれるという嬉しい効果も。毛穴の開きや黒ずみ対策がしっかりと考慮されているのにも注目しましょう。


口コミでは、「除毛クリームの印象が変わった!」「ごっそりと取れた」「お手入れの回数が減った」という声が。公式HPによれば、パッチテストをしっかり行えば子どもでも使用ができるそうです。


ちなみに、商品名には「パイナップル」とありますが、成分にはパイナップルエキスは含まれていません。

3.ヴィーナスラボ「タラソボーテエピクリーム」

画像出典:Amazon.co.jp

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*内容量:200g
*使用可能部位:脇、背中など


海の恵みをとじこめたSpa発想の美肌除毛剤

無数のくぼみをもつ海泥(マリンクレイ)が除毛成分を抱え込み、素早く毛穴の奥まで入り込むので、短時間でムダ毛を根元から除毛してくれます。同時にタラソ成分が肌をいたわり、肌への負担を少なく除毛してくれる除毛クリームです。


タラソ成分(海水ミネラル、マリンクレイ、海藻エキス、マリンコラーゲン)配合。


軽めのクリームタイプで、チューブの先端が固めのクッションパフになっているため、塗り広げやすく手も汚れないため、手軽に除毛したいという人におすすめできる1本です。

4.NULL「リムーバークリーム」

画像出典:Amazon.co.jp

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*内容量:200g
*使用可能部位:背中、あし、腕など


剛毛・短毛に悩む男性のためのクリーム

剛毛で悩む男性のために開発された除毛クリームで、ふさふさの濃い毛も1回で綺麗に除毛することができます。


その秘密は、チオグリコール酸カルシウムという除毛成分に加え、毛を溶かす働きのあるパパイン、毛の結合を切断する水酸化ナトリウムが配合されていること。「毛深い」と言われる人におすすめできる強力な1本です。


一方で、保湿成分にアロエエキスを配合し、肌負担を大幅に軽減。女性はもちろん、敏感肌でも使用が可能です。


女性用の除毛クリームと比べ、主な保湿成分がアロエエキスというごくシンプルな処方ですが、実は、お肌を乾燥から守るだけでなく、炎症を鎮めたり傷を癒したりとさまざまな作用を持っているのです。


口コミを見ると、女性の愛用者も多く、「背中がすべすべになった」「痛み、刺激がなかった」という声がありました。200gというたっぷりの容量なので、毛の少ない人や女性なら、かなり長持ちしそうですね。

除毛クリームの使い方や注意点

除毛クリームの使い方や注意点は、メーカーごとに必ず記載があります。ここでは、より安全に使用するためのポイントやコツをより一歩踏み込んで解説します。


除毛クリームに限らず、化粧品や薬品の成分でアレルギーや副作用が出てしまう人はいるものです。トラブルが起きた時の対処法についても見ていきましょう。

1.正しく使いたい!デリケートゾーンの除毛のやり方

まずは、除毛クリームで肌トラブルが起きないか、パッチテストを行います。メーカーの指示に従うのが基本ですが、二の腕などの肌の柔らかい部分に10円玉の大きさで塗布し、洗浄した後24時間ほど経過観察するのが基本です。


実際に除毛を行う際は、部位を清潔にしてから行ってください。シャワーの後や、軽く汚れや汗を拭きとった後が好ましいでしょう。


ただし、お風呂に入りながらの除毛はNG。除毛後は肌が敏感になっているため、湯船には浸からないようにした方がよいでしょう。


除毛クリームを塗布した後は、規定時間を守り、しっかりと洗い流すようにしてください。時間を守らないと、皮膚を傷つけてしまったり、まだらになってしまったりすることがあります。

2.除毛は1日に何度もやらない

除毛クリームは1日1回の使用を基本とし、1日に何度も使用することを避けてください。頻度について、メーカーごとの決まりがあればそれに従うようにしましょう。


除毛クリームを1日に何度も使うと、乾燥、肌荒れ、かゆみ、ただれなどの肌トラブルに繋がります。毎日続けて使用するのではなく、1日~2日置いてから使用するようにしてください。


一般的に、除毛クリームは、1回で綺麗に仕上がるものがほとんどです。もし、2回、3回……と使用しても除毛の効果があまり見られないものは、商品を変えた方がいいかもしれません。

3.表記より長時間放置はしない

除毛クリームは、決められた放置時間があります。メーカーごとに記載されているので、必ず時間、用量を守るようにしましょう。


放置時間が短すぎると成分が浸透せずまだらになりますが、長すぎると肌に負担がかかります。


例えば、「5分~10分ほど放置する」と記載されている場合は、剛毛であれば10分、軟毛であれば5分と、毛の太さや肌の状態によって調節することも可能です。あくまでも規定の範囲内で行いましょう。

4.使用可能部位以外には使わない

除毛クリームは、記載されている使用可能部位以外には使わないようにしましょう。腕や足とデリケートゾーンでは皮膚の薄さが全く異なり、専用のものはそれぞれの部位にあった処方がされています。


除毛クリームは、人体に大きな危険を与える成分は含まれていません。しかし、除毛成分が肌を傷めることがあるので自己判断により使用するのは避けましょう。

5.肌トラブルが起きたら病院へ

除毛クリームで多いのが、成分が合わず、肌荒れ、かぶれ、ただれが起きることです。まれに火傷のような炎症が起きることがあります。


異常が現れた際は部位を綺麗に洗浄し、皮膚科で治療を受けてください。皮膚科ではステロイド薬やかゆみ止め、抗炎症剤などを使用して炎症を鎮めます。市販の軟膏を使うよりも、病院でアドバイスを受けるほうがベターです。

除毛クリームを購入時の気になる疑問・質問

除毛クリームは、購入時にも確認しておくべき点があります。トラブルを避けるために気を付けたいポイントをQ&Aで解説します。

Q1:除毛クリームはどれくらいの効果が得られるの?

何日間くらい効果が続くかは、個人差によりますが、平均して1週間前後が一般的です。


また、部位によっても毛の生えるスピードが違います。デリケートゾーンの陰毛やわき毛は全身の中でもとりわけ早い部位となっていて、1日に0.3mmから0.4mmほど伸びるとされています。

Q2:男性用と女性用の違いは?どっちを使ってもいいの?

男女兼用のものがほとんどですが、男性用、女性と分かれているものもあります。一般的に、男性用とは「剛毛で毛が太い人向け」という意味なので、女性が使用しても問題はありません。


ただし、男性用は除毛効果が強めなので、敏感肌の人は避けた方が良いでしょう。男性用は保湿成分や美容成分があまり配合されていないので、保湿などのアフターケアはしっかり行う必要があります。

Q3:除毛クリーム後はすぐ海やプールに入っていいの?

除毛クリーム後の肌は、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます。塩分が含まれる海水や塩素が多いプールの水は、いつも以上に肌負担となり、乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。


プールや海に入る前の2日前までに除毛を済ませておくといいでしょう。

まとめ

あるアンケートによると、脱毛・除毛の方法で、最も多く使用されているのがカミソリです。続いて、毛抜きなどが続き、除毛クリームを使用している人はそれほど多いわけではないようです。


「薬品が肌に与える影響が怖い」というイメージを持つ人が多いですが、頻繁にカミソリを使うほうが肌の負担になります。肌ケアを兼ねた肌に優しい除毛クリームを選べば、その使い心地の良さに驚くはずです。

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