SSDは近年急速に普及が進んでいる記憶装置ですが、どれも同じに見えるのでおすすめ商品がわかりにくいですよね。「そもそもSSDとHDDって何が違うの?」「どこをチ...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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SSDは近年急速に普及が進んでいる記憶装置ですが、どれも同じに見えるのでおすすめ商品がわかりにくいですよね。
「そもそもSSDとHDDって何が違うの?」
「どこをチェックすれば商品ごとの違いがわかるの?」
「どのメーカーのものが人気なの?」
といった疑問を解決するために、ママアイテム編集部は専門家にヒアリング調査をしてみました。
今回、専門家からのアドバイスを受けて、おすすめの選び方や選ぶべき商品も一目瞭然に!
SSDのことをまったく知らないという人も、賢く選ぶことができるようになりますよ。
ママアイテム編集部
SSDはPCやアプリケーションの起動が高速になり、作業効率も上がる記憶装置です。必要なソフトのみ保存する、動画をたくさん保存するなど用途によって選び方が大きく変わります。
まずはHDDとの違いや、なにを基準に商品を選ぶべきかを一つひとつ見ていきましょう。
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)は、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)の後継品ともいわれます。あらゆる面でSSDが優れていますが、どちらにもメリット・デメリットが存在します。SSDとHDDの特徴を見てみましょう。
SSD | HDD | |
---|---|---|
起動速度 | 速い | 遅い |
動作音 | 無音 | カリカリという書き込み音がする |
容量 | 少ない | 多い |
価格 | 高い | 安い |
SSDを搭載すると起動速度が早くなるので、作業効率がアップします。HDDのような磁気ディスクではなくメモリーチップに記憶させるので、SSDは書き込み音がなく静かに動くこともメリットですね。
ただし、容量と価格ではHDDが優れています。SSDは普及が増えたことで段々と安くなってきたとはいえ、大容量のSSDは価格が高いのが現状です。
そのため、速い起動速度と大容量のデータ保存を実現させたいのであれば、CドライブにSSDを使用し、DドライブにHDDを使用するか、外付けHDDを併用するという形を取りましょう。工夫次第で2つの良いとこ取りが可能です。
SSDは「ノート用」「デスクトップ用」と分類されているわけではありません。もともとHDDが入っていた場所にSSDを入れるので、使用しているHDDと同じサイズのものを選ぶことになります。
あなたのPCに使用されているHDDのサイズは、PCの説明書などで確認することができますよ。一般的なノートPCには2.5インチのSSDが使えることが多いですが、これは専用のケースを使えばデスクトップPXにも使用することができます。
HDDをSSDに交換する場合、何もデータが入っていないSSDにOSをインストールしてバックアップデータを復元するか、HDDのデータをSSDに移行するかのどちらかになります。
SSDはある程度余裕を持たせておいたほうが速い速度で起動できるので、それなりに余裕がある容量を確保する必要があります。
大部分の保存をHDDで行うとしても、120〜180GB程度では少なくなるかもしれません。容量の半分ほどはOSに使われることになってしまうので、不要なファイルはすぐに削除するなどこまめに容量を確保しなければいけません。
そのため、快適に使用するには250GB以上のものがおすすめです。容量が200GB以上あれば、写真や動画などのデータも多く保存することができますよ。
HDDを使用せずにSSDだけでたくさんの動画を保存する、ゲームをたくさんインストールするという場合は、500GB以上の大容量のものを選ぶと良いでしょう。ただし、容量が大きくなればその分価格も高くなるので、お財布と相談しながら決めてくださいね。
コントローラとはメモリの読み書きやデータのやり取りを行うパーツのことです。SSDの性能は、コントローラがフラッシュメモリにどれだけアクセスできるかによって変わってきます。できるだけ高性能のコントローラが搭載されたSSDを選ぶと良いでしょう。
代表的なコントローラは、Intelの「CH29AE41AB0」や、Marvellの「88SS1074」、Samsungの「S4LN058A01-8030」などですね。
DRAMとは、SSDの高速通信をフリーズなしで実現するために搭載されたメモリの種類のことです。一時的にデータを保存し、すぐに取り出すことができるので、フリーズを回避することができます。
DRAMで高速書き込みができるようになるので、高速起動が最大のメリットであるSSDではDRAMが搭載されているのは常識といわれてきました。しかし、最近ではコスト削減のためにDRAMレスのSSDが増えてきています。
SSDのパーツとして、NANDフラッシュメモリがあります。フラッシュメモリにはNAND型とNOR型がありますが、データの書き込みが高速でできることが売りのSSDにはNAND型が使われているのです。
NANDフラッシュメモリはデータが実際に保存されている場所で、セルと呼ばれる区画に情報を保存しています。1つのセルにどれだけの情報を保存できるかによって、NANDフラッシュメモリは、以下の4種類に分けられます。
特徴 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
SLC (シングルレベルセル) | ・1つのセルに1ビット ・企業向けSSD | ・寿命が長い ・エラー発生率が少ない | ・一般向けにしては高価 ・低容量が多い |
MLC (マルチレベルセル) | 1つのセルに2ビット | ・SLCより低コスト ・TLCより丈夫で、エラーやリスクに対応 | SLCと比べて制度や耐久性は劣る |
TLC (トリプルレベルセル) | 1つのセルに3ビット | ・一般向けでは安い ・大容量でも安い | MLCより耐久性が劣る |
QLC (クアッドレベルセル) | ・1つのセルに4ビット ・2018年から製造開始予定 | 一般向けでは最も安くなる予定 | TLCより耐久性が劣る |
最も優れた性能といえるのは、SLCです。しかし、一般人が買えるような価格のものではないので、基本的にはMLCかTLCを選ぶことになるでしょう。SLCより信頼性は下がりますが、MLCよりも耐久性があってリスクにも対応できるMLCがおすすめですよ。
耐久性がよくない、書き込み可能回数が少ないものはそれだけ頻繁に買い換えなければいけないので、安いからと安易にQLCやTLCを購入すると、結果的に「安物買いの銭失い」になるかもしれません。注意してくださいね。
SSDは容量や性能によって価格が大きく異なります。そのため、安いからといって容量の少ないものを選ぶと使いづらいでしょう。参考として、最安値価格帯から売れ筋価格帯、高級価格帯に分けて見ていきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
金額 | 〜5,000円 | 7,000〜2万円 | 3万円〜 |
特徴 | 16〜32GB | 200〜500GB | 500GB〜1,000GB |
使い勝手が良く容量も多いSSDは、大体1万円前後〜2万円ほどで購入できます。3万円を超えると容量もかなり多く、動画やゲームをたくさん保存するのでなければ持て余してしまうかもしれません。
上の表はあくまでも目安です。500GB以上でも2万円以下で買える商品もあるので、チェックしてみてくださいね。
2014年に登場した新しい接続規格「M.2」は、SSDの速度をさらに高速にすることができます。従来のSATA接続だけでなく、より高速になるPCI Express接続を可能にするので、PCI Express接続のものを買えば起動や通信の速度はかなり速くなりますよ。
ただし、性能が優れている分発熱量が大きいので、連続で使い続けると温度が高くなってしまいます。温度が高くなると安全装置が働き速度が落ちてしまうので、極端に負荷をかけるのは避けましょう。
SSDはPC内に組み込むパーツなので、PC関連機器を製造するメーカーがおすすめに挙げられます。特に優秀な商品を販売しているのは、以下の3つのメーカーです。
アメリカに本社を構えるIntelは、世界的に有名な半導体素子メーカーです。カリフォルニア州にある自社工場にはIntelの歴史がわかる博物館が併設されているほどの有名企業で、世界CPU史上では80%近いシェアを誇ります。
韓国最大の財閥であるサムスングループは、サムスン電子という電子製品メーカーを展開しています。サムスンという名前は、携帯電話などで知っている人も多いのではないでしょうか。
フォーチュン・グローバル500というグローバル企業を評価するランキングでは、2014年に13位にランクインしています。
Western DigitalはHDDやフラッシュメモリーを製造している企業です。HDDは耐久性にも優れていて評判が良く、その信頼はSSDにも確実に受け継がれています。
商品を比べるために、今回は以下の項目を記載しています。どの商品のどこが優れているのか、確認してみてくださいね。
*容量
*サイズ
*厚さ
*NANDフラッシュメモリの種類
*インターフェイス
*設置場所
*読込速度
*書込速度
まずは、今回紹介する商品の中で、最もおすすめのSSDはこちらです。
高速でデータの読み込みや書き込みができて、ストレスなくPC作業ができると話題なのがサムスンの「960 EVO M.2 MZ-V6E250B/IT」です。
NANDフラッシュメモリの種類であるV-NANDはサムスンが新しく開発したもので、生産性と耐久性を同時に上げることができるといわれています。耐久性に優れ、高速性もあるので、一般向けのNANDフラッシュメモリとしては非常に優れているといえるでしょう。
高性能な分発熱量がすごいという意見が多く見られるので、気になる人はPCに搭載する際にヒートシンクを追加するのが良さそうです。ただし、負荷の大きなソフトを頻繁に使用するわけではないのであれば、そこまで気にならないという意見もあります。
データをすばやく読み込んでくれるSSDが欲しい人は、読込速度が速い商品を選びましょう。読込速度が速いと、OSやソフトの起動、データの開封などが速くなりますよ。
さきほど紹介したサムスンのSSDと基本性能は同じですが、容量が2倍の500GBなのが「960 EVO M.2 MZ-V6E500B/IT」です。容量が多くなった分1万円ほど価格は高くなりますが、空き容量を気にせず動画の保存をしたいという人にはピッタリです。
発売されてから1年ほどしか経っていないので、何年程度壊れずに使えるかはまだわかっていません。しかし、従来品よりも耐久性が向上しているとサムスンが発表しているので、長く使えるのではないかといわれています。
実際に購入者から「壊れた」「使えない」などの否定的な意見は見られません。先ほどの商品と同様、使う頻度によっては高温になってしまうことがあるので、注意してくださいね。
SSDがどんどん普及してきているとはいえ、まだ安くて高性能の商品はそこまで多くないのが現状です。しかし、安くて容量も多く高性能というSSDがSK hynixから販売されています。それが、「SL308 HFS250G32TND-N1A2A」です。
2017年1月に発売された比較的新しい商品ですが、「価格の割に良い仕事をする」と高評価を集めています。数値を見ると高速性を売りにしている他の商品に劣るように思えますが、実際に使ってみると十分速いです。
1万円以下で購入できることもあって、価格と使用感を考えるとコスパの良い商品といえるでしょう。発売されてからそこまで経っていないので耐久性に関する情報は少ないですが、メーカーの3年保証があるので安心ですね。
近年SSDへの参入を始めた中国の会社Palit Microsystemsが2017年4月に日本市場で発売したのが、「GFS-SSD240 ドスパラWeb限定モデル」です。読み込みも書き込みもハイスピードで行うことができるので、通信に時間がかかって持て余すことが減ります。
SSDを長く使用するためにPalitが提供している管理ツールがあるので、公式サイトから無料ダウンロードして使えば、エラーや温度などの状態が簡単にわかります。管理ツールが充実していることから、初めてSSDを使用するという人にもおすすめですよ。
アプリの立ち上げやネットサーフィンなどがサクサクできるようになり、購入前よりもずっと快適に使えるようになったという喜びの声が多く見られます。
データをインストールしたり、移動やコピーをしたりすることが多いのであれば、書込速度が高いものを選ぶとストレスなく作業ができますよ。
世界的有名企業Intelは、2017年8月に「545s SSDSC2KW256G8X1」を発売しました。サイズ・厚さともに多くのPCに使用できるもので、使い勝手の良いSSDとなっています。
起動時間が半分以下になった、インストール時間が短くなったという嬉しい声がたくさん見られます。世界的に実力が認められているIntelの技術力の高さによるものですね。Intel製品だから安心してSSDに乗り換えられたという人も多いですよ。
5年という保証期間の長さが耐久性の高さを証明しているといえるでしょう。長くIntel商品を使用してきた人からの信頼の厚さを裏付けるような保証期間の長さや、充実したサポート体制が高評価です。
アメリカのPCパーツ・周辺機器製造メーカーであるCorsair(コルセア)は、「Force Series MP500 CSSD-F120GBMP500」という圧倒的な高速性を誇るSSDを販売しています。
120GBと容量はそこまで多くないので、動画を大量に保存したり大容量ゲームをたくさんインストールしたりはできません。そのため、OSの起動などにこのSSDを使用して、容量をたくさん必要とするアプリやファイルは別途HDDに保存するなどの工夫が必要ですね。
起動時の速度を上げられれば良い、基本的に保存はHDDにするという人にはおすすめの商品です。書き込み速度も同容量の他社製品と比べると圧倒的に優れています。その分高温になりやすいので、取付時にヒートシンクを設置するのが良さそうです。
crucial「MX300 CT275MX300SSD1/JP」は、大容量でスピードも速いことに加えて、HDDからの乗り換えも簡単に行えるSSDとして人気を集めています。
商品を購入すると付いてくる紙に、公式クローンソフトのダウンロードURLが記載されています。そのクローンソフトを使えば、簡単にHDDのデータをSSDに移行することができますよ。乗り換えがうまくいくか心配な人も安心ですね。
PC本体を買い替える前にSSDを試したところ、起動やダウンロードが劇的に速くなって買い換えずに済んだという人もいるくらいです。PCの動作が遅いなど不調を感じている人は、PCの修理や買い替えをする前にこのSSDを試してみてはいかがでしょうか。
crucial「MX300 CT275MX300SSD1/JP」は、大容量でスピードも速いことに加えて、HDDからの乗り換えも簡単に行えるSSDとして人気を集めています。
商品を購入すると付いてくる紙に、公式クローンソフトのダウンロードURLが記載されています。そのクローンソフトを使えば、簡単にHDDのデータをSSDに移行することができますよ。乗り換えがうまくいくか心配な人も安心ですね。
PC本体を買い替える前にSSDを試したところ、起動やダウンロードが劇的に速くなって買い換えずに済んだという人もいるくらいです。PCの動作が遅いなど不調を感じている人は、PCの修理や買い替えをする前にこのSSDを試してみてはいかがでしょうか。
SSDはHDDに比べて、消費電力が少ないのが特徴です。なんとHDDの半分ほどの電力消費量ともいわれているんですよ。中でも特に消費電力を抑えられるSSDを3つ挙げます。
Western Digitalの「WD Black PCIe WDS256G1X0C」は、特に電力消費量が少ないSSDです。消費電力が少なくても、256GBという大容量と2050MB/sという読込速度を誇ります。抑えるべきところをきちんと抑えて、しっかりと効果を発揮した商品といえるでしょう。
読込速度・書込速度ともに使用時によってバラバラという意見が目立ちましたが、数値がバラバラでも動作が速いことに変わりはありません。SSDの中でも特に速いM.2なので、スピード性の高さはお墨付きですね。
5年間の保証が付いているので、耐久性にも優れているといえるでしょう。何かあったときも安心です。
Palit Microsystems「UVS10AT-SSD120 ドスパラWeb限定モデル」は、120GBという容量の商品の中では安いSSD。しかし、性能は優れているのでコスパが良いという評価が高いです。
「古いPCが蘇った」「PCを買い換えなくて良かった」など、起動やシャットダウンにかかる時間が少なくなったという感想がたくさん見られます。スピードが速くても消費電力は少なく、SSDが熱くなることも少ないのがうれしいですね。
容量はそこまで大きくないので、OS起動用など限定した使い方をするのが良さそうです。動画やゲームの大量保存には向かないので、気をつけてくださいね。
PCでゲームをする人は、HDDからSSDに取り替えることでゲームのインストール時間やロード時間が短くなり、快適にプレイすることができます。
ゲームが大好きでPCでもよくプレイするという人にとって、SSDやHDDの容量不足は致命的。容量だけの問題であれば安くHDDを導入することもできますが、起動時間を速くしたいのであればSSD、特にcrucial「MX300 CT1050MX300SSD1」がおすすめです。
ゲームが好きでインストールや通信の回数が多い人には、1050GBという大容量はピッタリでしょう。ここまで容量が大きければ、残量を気にしてこまめにデータを消したりする必要もありません。
しかし、ゲームをしない人にとっては容量が大きすぎて価格の割に使いこなせないという残念な結果に。SSDをどこまで利用するか、そ本当にこれだけの容量が必要かどうかはよく考えてから購入しましょうね。
内蔵型のSSDはPC周辺が散らからないのがメリットです。しかし、カバーを外して取付け作業をするのは少々ハードルが高いという人は、外付け型のSSDを利用するのもおすすめですよ。
そしてMacなどスタイリッシュなPCには、外付けSSDもおしゃれにしたいもの。性能が良くてデザイン性もある外付けSSD3つを挙げていきます。
バッファロー「SSD-PL480U3-BK/N」は容量も多くスピード性にも優れているので、メインの記憶装置として活躍してくれますよ。「これぞ外付けSSD」という見た目で、色やデザインなどに華やかさはありませんが、シンプルなおしゃれさがあります。
現在外付けのHDDを使っているという人は、保存の速さに驚いてしまうことでしょう。バッファローのHDDと比べても、この商品はデータの保存時間を2分の1にまで短縮させることができるのです。
万が一落としたときなど、衝撃に耐えてデータを守ってくれるので安心です。持ち運び時にかかる振動にも強いです。ただ、耐久性を確かめるためにわざと落下させるのはやめましょうね。
外付けSSDの見た目にもこだわりたいのであれば、PLEXTORの「EX1 Plus EX1-PLUS」がおすすめです。チタンシルバーでおしゃれさを演出してくれる上に、30gという軽量設計で持ち運びも簡単にできます。専用のキャリングポーチに本体と接続用のコードを入れられるので、まとめて管理できるのも嬉しいポイントです。
容量はそこまで大きくありませんが、OSの起動など限定された使い方をするのであれば十分。サブのSSDとして使うのも良いですね。
こまめにバックアップを取っておく必要はありますが、保証期間は5年なので、万が一何かあったとしても安心です。HDDの遅さに困っているのであれば、速いSSDに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
出張が多く、データを外付けSSDやHDDで持ち運ぶ人にとって、耐久性のある商品であることは重要なポイントです。そこで、コンパクトで持ち運びが楽なのに衝撃に強いSSDであるSANDISKの「エクストリーム500 SDSSDEXT-1T00-J25」をおすすめします。
実際に使用している人からは、「以前使っていた他社の外付けHDDは持ち運ぶと壊れやすかったけれど、この商品は全然壊れずデータも守ってくれる」と高評価を得ています。大量のデータを持ち運ぶのであれば、衝撃に強いSSDは必須ですね。
容量はぶっちぎりで多い1TB(1000GB)なので、そうそういっぱいになることはありません。大事な仕事のデータもゲームも動画も、安心して保存することができますよ。
SSDは普段あまり意識して使用することもないので、わからないことも多いはず。気になる疑問点は、購入前に解決してしまいましょう。
データの読み込みと書き込みができるメモリのことをRAMといいます。SRAMもDRAMもこのRAMの一種で、その違いは”データを保存し続けるために動作が必要かどうか”です。
SRAMは何か動作を行う必要はありませんが、DRAMはデータを持ち続けるためにリフレッシュを行う必要があるのです。SSDに使用されるのはDRAMですが、これはSRAMの大容量化が難しく、消費電力が大きいということも影響しています。
基本的にOSの違いによって、SSDの性能に差が出ることはありません。ただし、マザーボードのチップセットはPCの性能を決めるといわれていますので、SSDにも影響を与えます。
チップセットの単体販売などはされていないので、PCを自作する人はマザーボード選びも慎重に行ってSSDの性能をより高めると良いでしょう。
SSDにも寿命はあります。使い方や商品によって寿命は変わってきますが、大体5年程度が目安といわれていますね。
ただし、SSDは壊れなくても2年ほどで買い替えてリフレッシュする、8年ほど使っているなど使用期間は人によってバラバラなので、一概に何年間もつとは言い難いです。
SSDは使用している実感のないときでも、データを書き換えていることがあります。そのため、動作中に急な停電になるとデータが飛んでしまう危険性があるのです。
しかし、基本的には電源が切れてしまう前にOSがSSDに命令を送って動作を停止させてくれるので問題ありません。その場合も、慌てて電源を無理矢理落としたりするとデータが壊れる可能性があるので、再起動で対応しましょう。
保証期間はメーカーや製品によっても異なりますが、大体1〜3年ほど。長いと5年間というものもあります。万が一のことを考えて、保証期間が長いSSDを選ぶというのも賢い選択ですよ。
SSDを導入すると起動やデータの読み込みが高速でできるようになるので、「もうHDDには戻れない」と感じる人も。
また、SSDは容量や性能などをよく考えて選ばなければ、失敗する可能性の高い製品です。まずは、SSDをどのように使っていくかを考えましょう。全てのデータをまとめてSSDに保存するのであれば、大容量のSSDが必要です。
一方、起動に関わるもののみSSDに保存して、大事なデータは別途HDDに保存するのであれば、そこまで大容量のSSDは必要ないでしょう。用途を踏まえたうえで、あなたに合った商品を選んでくださいね。