PCにゲーム画面を映してプレイしたり、実況したりできるキャプチャーボードは、どれがおすすめなのでしょうか。
キャプチャーボードの選ぶ基準と、おすすめ14選をご紹介します。商品選びに役立つキャプチャーボードの疑問にもお答えします。
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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どういう基準で選べば良いの?PS4やSwitchにも使える商品はどれ?iPhoneに対応しているものもある?などの疑問を解決するために、専門家にヒアリング調査を行いました。
この記事を読めば、キャプチャーボードの選び方やおすすめ商品14個の情報がバッチリわかります。これからゲーム実況を始めたいという人や、友達とSkypeしながらゲームを楽しみたいという人、必見です。商品選びに役立つ情報をたくさん獲得してきました!
ママアイテム編集部
キャプチャーボードは「ゲーム実況の生配信」や「PCに画面を映してプレイ」などができる優れものです。なにに使用するかによって、選び方が変わってきます。
キャプチャーボードは、ゲーム機とPCを繋ぐことができます。PCの画面にゲーム画面が映るようになるので、攻略サイトと見比べながらサクサクプレイができるようになります。
また、PCがあればTVの前にいる必要がないので、友達とSkypeをしながらプレイをしたり、好きなBGMを好きなタイミングで変えたりすることも可能です。TVが不要でゲームができるというのが、最大の特徴でしょう。
そして、キャプチャーボードを使うとゲームを録画することができます。付属アプリの録画ボタンを押すだけで、録画ができてしまうのです。自分の声を入れることもできるので、オリジナルの動画を作ることができます。
キャプチャーボードを使用して録画した動画をYouTubeやニコニコ動画などに投稿することで、ゲーム実況動画の投稿者となれるのです。配信の際には、別途配信ソフトが必要になります。
キャプチャーボードを使用する場合、キャプチャーソフトというものが必要になります。キャプチャーソフトがなければ使えないと思ってください。
キャプチャーソフトは、キャプチャーボードを購入すると付いてくるCD-ROMに入っていることがあります。しかし、最近ではメーカーの公式Webサイトからダウンロードするというケースが多くなりましたね。
キャプチャーソフトにはメーカー純正ソフトと非公式ソフトがありますが、非公式ソフトは後ほど説明するエンコードの種類のうち、ソフトウェアエンコードでしか使用できません。
キャプチャーソフトの基本機能は、ゲーム機の映像をPCで見られるプレビュー機能、録画ができるキャプチャー機能、静止画像として保存できるスクリーンショット機能があります。
そのほかにソフトによって、YouTubeに簡単にアップロードできる機能やライブ配信機能、動画編集機能などが付いているものがあります。これらは必要不可欠ではないので、自分にとって必要だと思ったら選ぶようにしましょう。
キャプチャーボードをPCに接続する方法は、USB接続とPCI Express接続があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを確認しておきましょう。
USB接続 | PCI Express接続 | |
特徴 | PCのUSB端子にキャプチャーボードを繋げる | デスクトップPCのカバー内にキャプチャーボードを取り付ける |
使用できるPC | ノートPC、デスクトップPC、液晶一体型デスクトップPC | 通常のデスクトップPCのみ |
メリット | ・USBが使用できれば、どのPCにも使える ・差すだけで簡単 | PC周りがスッキリする |
デメリット | ・PC周りにスペースが必要 ・種類が違うと動作不良を起こす | ノートPCや液晶一体型デスクトップPCでは使えない |
PCI Express接続はいかにもPCの部品という見た目をしているので、初めて見る人は難しそうに感じるかもしれません。しかし、正しく行えばデスクトップPCのカバーを開けることも、キャプチャーボードを差し込むことも難しくありません。PCが壊れることもないので、安心してください。
USB接続はデスクトップPCだけでなく、ノートパソコンや液晶一体型デスクトップPCにも使用することができる万能型です。USBは多くの人が使い慣れているので、操作がわかりやすいという安心感がありますね。
また、ゲーム機とキャプチャーボード接続する際には、ビデオ入力端子の種類が重要になってきます。
特徴 | 接続できるゲーム機 | |
HDMI端子 | ・最近のゲーム機用 ・超高画質 | PS4、Switch、Wii U |
コンポーネント端子 D端子 | ・高画質 ・HD非対応ゲーム機に繋いでも画質は変わらない | PS3,2、Wii U、Wii、PSP-3000,2000 |
S端子 | ・古いゲーム機用 ・コンポジット端子よりは画質良い | PS3,2,1,Wii(U),GC,N64,SFC,PSP-3000 |
コンポジット端子 | ・黄色 ・古いゲーム機用 ・画質は悪い | S端子と同様 |
HDMI端子は最近のゲーム機に使えると記しましたが、PS3には接続しても画面表示や録画ができません。PS3を使用する場合は、コンポーネント端子かD端子を使用しましょう。
キャプチャーボードには、エンコード方式がソフトウェアとハードウェアの2種類あります。
エンコードとは、大きすぎるファイルサイズのデータを圧縮することです。ソフトウェアタイプの場合、キャプチャーボードの価格が安いです。さらに、遅延がほとんどないのでPC画面を見ながらゲームをプレイすることも可能です。
ただし、PCに負荷がかかるので、昔ながらの低スペックのPCを使用している場合は注意が必要です。
一方ハードウェアタイプは、キャプチャーボードの価格が高いです。そして遅延が発生するので、PC画面を見ながらプレイするのは諦めるか、別途遅延対策を行う必要がありますね。
ただし、ハードウェアタイプはPCに負荷がかからないので、低スペックのPCでも使用できるというメリットがあります。このように両者には明確な違いがあるので、用途やPCのスペックに合わせて選びましょう。
キャプチャーボードとPCを接続する方法は、USB接続とPCI Express接続に分けられます。USB接続はポートに差し込めば完了するので問題ないですが、PCI Express接続は初めての場合難しく感じてしまうかもしれませんね。
しかし、特に難しいことはありません。手順を説明すると、まずはデスクトップPCをシャットダウンして電源ケーブルを抜き、カバーを外します。その後キャプチャーボードに付いているカバーを外して、所定の場所に挿入するだけです。
詳しい挿入場所はPCによっても異なるので、商品説明書などをよく確認した上で行いましょう。取付自体は指定された場所にはめ込むだけなので、難しくはないです。故障を避けるために、PCのシャットダウンと電源ケーブルを抜くことは忘れないでください。
映像を美しく撮るためには、解像度やフレームレートの値を確認しておく必要があります。解像度は最近4K対応テレビなど、かなり美しく映るものが普及しています。しかし、キャプチャーボードでは4Kレベルの解像度の高さは必要ないことが多いです。
なぜかというと、4Kで録画をするとファイルサイズが大きすぎて、容量が大きくなったりPCへの負荷が高くなったりするからです。また、視聴者側が4K対応のモニターを使用していなければ、せっかく4Kで録画しても意味がないですよね。1080pのものを選べば負担なく高画質を楽しむことができます。
そして、フレームレートとは単位時間あたりに処理される静止画像の数のことです。多くの場合30フレームと60フレームに分けられます。60フレームの方が静止画像数が多いのでスムーズな動画になりますが、その分容量は大きくなります。
保存したいゲーム映像が速い動きのアクションゲームなどであれば、60フレーム対応のキャプチャーボードがおすすめです。
キャプチャーボードは世間的にメジャーな商品ではありませんから、価格帯もよくわかりませんよね。価格情報を確認しておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
金額 | 〜5,000円 | 1万〜3万円 | 5万円〜 |
特徴 | ・コンポジットやS端子がほとんど ・操作は簡単 | ・HDMI端子メイン、アナログが付いていることも | ・業務用でハイレベルな録音や編集ができるものが多い |
初めてキャプチャーボードを購入する人であれば、5千円以内で入門用の使いやすい商品が買えます。まずは基本の使い方をマスターしたいという場合は、入門用商品を使ってみるのもおすすめです。
業務用のものであれば、何十万円もする商品もザラにあります。しかし、家庭用でゲーム実況やプレイ動画の保存などをメインに使用するのであれば、高くても数万円程度で高性能の商品が購入できます。
キャプチャーボードを製造・販売しているのは専門のメーカーが多いので、普段はあまり見かけることがない名前が揃っています。特におすすめなのは、以下の3つです。
台湾に本社がある会社で、キャプチャー・オーディオ製品を製造しています。
ゲーム実況を始めるにあたって必要なものは、基本的にAVERMEDIAで揃います。公式キャプチャーソフトもかなり優秀です。
日本の一部上場企業です。主にデジタル家電や周辺機器の製造・販売を行っています。
初心者も簡単にゲーム実況を始められる手軽なキャプチャーボードが販売されています。
オーストラリアに本社を構え、アメリカやイギリス、シンガポール、日本に支社を持っています。
プロ仕様のカメラで有名な会社ですが、キャプチャーボードの評判も良く、愛用者が多いですね。主に中級者〜上級者をターゲットにしています。
今回は、以下の6点をメインに商品を選びました。
取付
最大ビットレート
キャプチャフォーマット
インターフェイス
接続端子
エンコード方式
まずは、今回紹介する14個の商品のうち、最もおすすめなキャプチャーボードを見てみましょう。
取付:外付
最大ビットレート:1536kbps
キャプチャフォーマット:MPEG-2
インターフェイス:USB2.0
接続端子:S端子、コンポジット端子
エンコード方式:ソフトウェア
簡単に接続や設定ができて、疑問があった場合はネットで調べればすぐに解決できるという、初心者におすすめのキャプチャーボードです。入門用の定番といわれているくらい、メジャーな商品。
接続端子がコンポジット端子やS端子なので、画質の悪さに関しては目をつむる必要があります。レトロゲームの実況がしたいけれど、どんなキャプチャーボードを購入すれば良いかわからないという場合は、迷わずこの商品を購入しましょう。
付属のソフトはかなり使えるというわけではありません。そのため、アマレコTVなどの非公式キャプチャーソフトを別途ダウンロードして使うことをおすすめします。実際にゲーム実況で使用するという人の多くはアマレコTVを使い、自分の声も録音できるようにしています。
PS4などの新しいゲーム機は、HDMI端子で繋いで高画質の録画ができます。対応しているキャプチャーボードの中から、おすすめ3つを紹介します。PS3の場合は別途分配器が必要になるなど、工夫しなければならない点がありますから注意してくださいね。
取付:外付
最大ビットレート:ー
キャプチャフォーマット:AVI
インターフェイス:USB3.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
PS4やSwitchなど、最新ゲーム機のプレイ画面を録画することができます。高画質で録画した動画を圧縮せずにそのまま転送できるので、画質を劣化させません。高画質のゲーム実況動画を投稿したいのであれば、かなりおすすめの商品といえるでしょう。
PS3のゲーム画面も、付属のキャプチャーソフトを使用すればPCに表示することができます。ただし、そのままでは表示できるだけで録画ができませんので、別途録画ソフトを使用して録画をする必要がありますね。
静止画キャプチャーもボタン1つでできるので、お気に入りの場面を逃さず正確に保存することができます。多くの非公式キャプチャーソフトで動作確認が取れているので、好きなものを使える選択肢の多さも魅力です。
スピードが命のゲームをしていて遅延が気になるという場合は、さらにディスプレイを追加で繋ぐと遅延が起こりにくいです。そこまで気にならないという人も多いですが、スムーズな動きを重視するゲームをプレイするのであれば、ディスプレイを繋いでみてください。
取付:外付
最大ビットレート:60Mbps
キャプチャフォーマット:H.264
インターフェイス:USB3.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
付属のキャプチャーソフトで高画質の録画ができるキャプチャーボード。PS4やWii Uなどの新しいゲーム機のプレイ動画であれば、高画質で撮れておすすめです。
音声ミックスが可能になっているので、ミキサー不要で好きな音楽と自分の実況を同時に録音することができます。自分の声とプレイ動画を録画してから、あとで音楽を乗せるという手間がなくなります。ライブ配信にも最適です。
録画した動画はYouTubeなどにボタン1つでアップすることができるので、素早く攻略動画を投稿できます。コンポーネント接続もできるので、PS3やPS2、Wiiなどの録画もできます。
取付:外付
最大ビットレート:36Mbps
キャプチャフォーマット:MPEG4 H.264
インターフェイス:USB2.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ー
一般的なキャプチャーボードと違って、テレビとゲーム機を使ってプレイしているところをそのまま録画できる商品。
SDカードやUSBに映像を録画できるので、パソコンでプレイしなくてもゲーム動画が保存できます。しかも、ヘッドセットマイクが付属しているので、プレイ画面だけでなく実況している自分の声も同時に録音できるのです。パソコン不要で実況動画を完成させられるのは、とてもお手軽ですよね。
プレイ動画を撮るためのキャプチャーボードが欲しくて、パソコンでの編集は面倒だと考えている人に特におすすめです。一方、ゲーム実況ではなくSkypeや攻略サイトを使用しながらPCでゲームをしたいのでキャプチャーボードが欲しいと考えている人には向きませんね。
HDMI端子でPS4やSwitchに対応しているだけでなく、AVケーブルも付属しているのでレトロゲームにも使えます。PS3もAVケーブルを使えば録画できます。
大人気で売り切れ続出・品薄状態が続くSwitchは、まだ手に入れていない人も多いので、ゲーム実況が好評です。そんなSwitchに対応したキャプチャーボードのうち、特におすすめなのが以下の3つです。
取付:外付
最大ビットレート:60Mbps
キャプチャフォーマット:H.264
インターフェイス:USB3.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
Switch対応で画質が優れているキャプチャーボードの中でも、比較的価格が安く購入しやすいのがAVERMEDIAの「CV710」です。同レベルの画質を提供してくれるAVERMEDIAの他商品と比べて華やかな機能は付いていませんが、録画機能は優れています。
付属のキャプチャーソフトが優れているので、購入後はそのまま使用できる手軽さも魅力です。物足りないと感じる場合は、対応している非公式アプリケーションを使うこともできます。
コンポーネント端子を使えば、古めのゲーム機も繋げられるのが嬉しいところですね。さらに、PS3専用ケーブルがついているので、PS3のゲームプレイ動画も録画できます。1台で多くのゲーム機に対応しているキャプチャーボードが欲しいのであれば、この商品がおすすめです。
取付:内蔵
最大ビットレート:60Mbps
キャプチャフォーマット:ー
インターフェイス:PCI-Exp
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
通常のデスクトップPCを使用していて、Switchなどの最新ゲーム動画を録画したい人に適しています。比較的新しい商品ですが、売れ筋ランキングでは上位をキープしている実力派。
ゲーム機はもちろん、iPhoneのスマホゲームアプリやHDMI出力のビデオカメラで撮影した映像を、ライブ配信することができます。ゲーム実況だけでなく、リアルタイムで共有したい風景なども簡単に配信することができるのが魅力ですね。
PCI Express接続なので、通常のデスクトップPC以外では使用することができません。ノートPCや液晶一体型デスクトップPCを使用している人は、USB接続の別商品を購入するようにしましょう。
取付:内蔵
最大ビットレート:ー
キャプチャフォーマット:AVI
インターフェイス:PCI-Exp
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
高画質でデスクトップPC周りをスッキリさせられるPCI Express接続のキャプチャーボードが欲しいという中級者以上の人におすすめの商品です。
キャプチャー機能は素晴らしいと高評価を得る一方で、PCに差し込んでも認識されないことが多いのが難点ですね。公式サイトや先に購入した人たちのブログに対策方法が書かれているので安心ですが、少々手間がかかります。
無事認識されればコスパの良い素晴らしい商品なのですが、差し込めば確実に認識してすぐに使用できるキャプチャーボードが欲しいという初心者には向きませんね。高画質で低価格の商品が欲しいのであれば、購入を検討してみても良いでしょう。
Wii Uも比較的新しいゲーム機なので、HTMI端子を繋いで高画質で録画することができます。
取付:外付
最大ビットレート:ー
キャプチャフォーマット:MPEG4 H.264
インターフェイス:USB
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ハードウェア
便利な高性能でなくて良いから、普段使用しているTV画面でゲームができて、そのまま録画ができる機械が欲しいなぁと思っている人へ。その要望を叶えるキャプチャーボードです。
PC不要でゲームのプレイ動画が録画できるので、いつもゲームをしている感覚で使用できるのが魅力です。PCを通さないので、もちろん遅延もなくスムーズに操作できます。USBに保存した動画は、PCに取り込んで編集ソフトで仕上げることになります。
録画してボタン1つで投稿できたりするような便利機能は付いていませんが、TVに表示されているプレイ画面をそのまま動画として高画質で保存できます。追加機能があまりない分価格が抑えられているので、PCレスで録画をしたい人にはピッタリです。
取付:外付
最大ビットレート:18Mbps
キャプチャフォーマット:MP4 H.264
インターフェイス:USB2.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ー
ゲーム画面の録画にPCがいらないキャプチャーボードです。PCに繋がないので遅延が起こらず、快適にプレイできます。
ただし、音声はマイクを使ってもゲーム画面と同時に録音することができません。そのため、自分の声で実況をするなど音声を入れた動画を作りたい場合は、音声のみ別撮りして動画と組み合わせる必要があります。
音声を後撮りする手間を省きたいという場合は、価格は高くなりますがIODATAの「GV-HDREC」で音声も同時に録音するのがおすすめ。あとで音声を付け足す作業が苦ではないという人や、単純にプレイ動画を保存したいという人にはこの商品が最適です。
取付:内蔵
最大ビットレート:24Mbps
キャプチャフォーマット:AVI H.264
インターフェイス:PCI-Exp
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ソフトウェア
初めてキャプチャーボードを購入するという人にもおすすめできるくらい導入が簡単です。ドライバとソフトウェアをインストールしてHDMIケーブルを繋ぐと、すぐに録画機能が使えます。
若干の遅延はありますが、0.3秒ほどなので特に不具合を感じないという意見が多いです。内蔵型なのでデスク周りがゴチャゴチャせず、ゲームの妨げにならないのも良いポイント。
メーカーの公式サイトに記載されている推奨動作環境に適していないと、正常に動かないことが多いようです。事前に動作環境を確認して、適している場合に購入するのがおすすめですね。PCとの相性が良ければ、コスパの良い優れた商品といえるでしょう。
最近はスマホゲームアプリもクオリティが高く、攻略動画を動画サイトに投稿したりプレイ動画を保存したりする人が増えています。iPhoneにも対応しているキャプチャーボードを使えば、スマホゲームアプリのプレイ動画も綺麗に保存することができます。
取付:外付
最大ビットレート:ー
キャプチャフォーマット:H.264
インターフェイス:USB2.0 3.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ー
パソコンがなくても録画と簡単な編集ができるキャプチャーボードです。USB接続ができる外付HDDに動画を保存して、パソコンで編集することになります。USBメモリースティックよりも大きいですが、差し込むだけなので簡単に接続できます。
HDMI変換アダプタを使用することで、iPhoneやiPadなどで遊ぶゲームアプリも録画できます。iPhoneと繋ぐ場合も、パソコンは不要です。PC不要にも関わらず、動画を編集できるモードが搭載されているので、リモコンを使えば1秒単位の編集ができます。
マイクで音声を入力することはできないので、音声は別撮りしたものをあとで動画に加えることになります。ただ動画を保存するだけであれば楽ですが、編集を工夫したい人はもう少し編集機能が充実したキャプチャーボードを選ぶのがおすすめです。
取付:外付
最大ビットレート:60Mbps
キャプチャフォーマット:H.264
インターフェイス:USB2.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ハードウェア
PCと接続するタイプか、TV画面をそのまま録画できるタイプか、どちらが良いか迷っているという人におすすめです。PCを使っても使わなくても、ゲーム画面の録画ができます。
単体録画モードでは、スタートボタンを押せば簡単にmicroSDカードに録画することができます。このキャプチャーボードの中にmicroSDカードを入れたままPCに接続すれば、カードリーダーとしても使用できます。MacのPCを使っていて外付けのカードリーダーを持っていないという人でも使えます。
低スペックの古いPCを使用して録画すると、カクカクした不自然な動画になってしまうという意見が見られました。PCのスペックが高ければ、良い動画が撮れるということですね。
せっかく高画質で使いやすいキャプチャーボードを買ったとしても、MacユーザーはキャプチャーボードがMac非対応だと使えません。事前にMacに対応している商品であるか、対応OSをしっかり確認しておきましょう。
取付:外付
最大ビットレート:40Mbps
キャプチャフォーマット:ー
インターフェイス:USB2.0
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ー
見た目のスタイリッシュさと高性能を兼ね備え、Macの洗練されたおしゃれなデザインとマッチします。Macでも使えるキャプチャーボードの中では高性能で、録画した動画が簡単に投稿できます。
公式サイトからキャプチャーソフトをダウンロードして、動画の編集を行えます。公式ソフトがかなり使いやすいと高評価を集めています。低スペックのPCでも良い感じに使えるという喜びの声も多く見られました。
ゲーム画面表示の際には遅延が発生することはほとんどないので、快適にプレイすることができます。ただし、音声録音時には1秒ほど遅れて録音されてしまうという意見がちらほら見られたので、実況などはタイミングを測って行うのが良さそうですね。
取付:内蔵
最大ビットレート:ー
キャプチャフォーマット:AVI
インターフェイス:PCI-Exp
接続端子:HDMI端子
エンコード方式:ー
名前のとおり4Kの高画質に対応したキャプチャーボードです。MacにもWindowsにも対応していて、高性能な編集ソフトも付いているので動画編集がバッチリ行えます。
HDMIだけでなくアナログ用の端子も付いているので、最新からレトロまであらゆるゲーム機を繋げることができます。特にPS4やWii Uなどの最新ゲーム機は、鮮やかな色とスムーズな動きで素早い動作も逃しません。
Blackmagic Designは主に業務用の製品を取り扱っているメーカーなので、この商品も説明や仕様が専門的になっています。そのため、初めてキャプチャーボードを購入する初心者には向きませんね。ある程度知識のある中級者以上向けの商品といえます。
誰もが使っている家電と違い、あまり情報がないのでわからないことも多いですよね。疑問に思っていることは、購入前に解決してしまいましょう。
コントローラーで操作をしてからその操作が反映されて画面が切り替わるまでの時間差のことです。
テレビに直接ゲーム機を繋いでいるときと比べて、キャプチャーボードを挟んでパソコンに繋ぐときには遅延が発生しやすいのです。そのため、何も対策をしなければ動きの速いアクションゲームなどの操作に支障をきたしてしまいます。
商品によってはPC以外のモニターにも同時に接続することで遅延を解消できるものもあります。プレイするゲームによって導入を検討してみても良いですね。
ブルーレイはDVDの後継品として登場した新しい光ディスクのことです。DVDの5倍以上も記録容量があり、多くの情報を書き込むことができます。情報量が多ければ、それだけ音声も映像も鮮明になるので、ブルーレイのほうが綺麗に映るのです。
キャプチャーボードの中には、DVD・ブルーレイプレイヤーと繋げばPC不要で簡単に映像が記録できる商品もあります。
通常の据え置きゲーム機のような方法では録画や配信ができません。3DSはUSB接続ができないように作られているからです。そのため、専門の業者に頼んで3DSを改造してもらい、USB端子を増やす必要があります。
改造してもらうことで3DSとPCを繋ぎ、ゲーム画面を映すことで録画や配信ができます。改造にはそれなりにお金がかかりますから、安く済ませたいのであればWebカメラで3DSの画面を直撮りするという方法も試してみてください。
同じものです。商品によって異なる名称で呼ばれているだけで、基本的な機能は一緒です。
「ボード」と聞くと板のような本体が付いているイメージがわくので、ケーブルだけの商品はキャプチャーボードとはいわないのではないかと思いますが、そうでもありません。機能に違いはないので、あまり名称にこだわらずに選びましょう。
据え置きゲーム機のような方法でOKです。ただし、PSPにはキャプチャーボードに接続するためのケーブルが付いていないので、新たに用意する必要があります。
黄、白、赤の3色端子があるキャプチャーボードと、同じ3色端子のPSP用ケーブルを購入すれば、普通に繋ぐことができます。
キャプチャーボードを購入すると、ゲームを楽しむ方法が一気に増えます。ただプレイするだけではなく、お気に入りのシーンを録画したり、攻略動画を動画サイトに投稿したり、友達とSkypeをしながらゲームを楽しんだりできるのです。
そんな楽しみが増えるキャプチャーボードですが、周りに使っている人がいなければ、どの商品がおすすめなのかよくわかりませんよね。キャプチャーボードは見た目や価格だけで選ぶと失敗しやすいので、使用環境を考慮して選ぶようにしましょう。
あなたが使用しているPCはデスクトップですか?それともノートですか?接続したいゲーム機はPS4やWii Uですか?それとももっとレトロなものですか?あなたがキャプチャーボードをどう使いたいかによって、選ぶべき商品は大きく異なります。
この記事を参考にしてピッタリの商品を選んでみてください。あなたがキャプチャーボードを使って新しいゲームの楽しみ方を覚えることを楽しみにしています。