ハンドソープと言えば泡タイプが主流になっていますが、いつも使っているその泡ハンドソープに満足していますか?手は、もっともばい菌の付きやすいパーツなので意識して洗...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>ハンドソープと言えば泡タイプが主流になっていますが、いつも使っているその泡ハンドソープに満足していますか?手は、もっともばい菌の付きやすいパーツなので意識して洗っている人は多いものの、肌荒れしたり殺菌効果に疑問を感じる人も…。この記事では泡ハンドソープの種類によって違う殺菌力や手肌をいたわる成分などの特徴や使用感などを紹介しながら、ベストな商品を見つけるヒントになれば嬉しいです。
ママアイテム編集部
すばやく出せて洗いやすく、泡切れも早い「泡ハンドソープ」が人気です。ハンドソープを選ぶ時には次の4つのポイントをチェックしておくと、より効果的な手洗いができますよ。
常にいろいろなものに触れる手には、どうしても雑菌がついてしまいます。そんな雑菌の付いた手で食事したり調理をすると食中毒の原因にも…。食中毒を防ぐためには、殺菌力のある泡ハンドソープを選ぶことが大切です。
これらはハンドソープに多く配合される成分で、殺菌力が高い「界面活性剤」の一種です。たっぷりの泡で包みながら菌をしっかりと殺菌します。
肌がデリケートな人や小さな子どもは、殺菌力の高いハンドソープを使っていると手荒れに悩まされることがあります。皮膚トラブルを我慢して使い続けてしまうのはよくありません。
保湿成分を配合していたり、アミノ酸系のハンドソープを使いましょう。肌に優しいので、手荒れを起こさずに手指を清潔にすることができます。
泡がそのまま出てくるので、子どもから大人まで使いやすい泡ハンドソープ。でもその香りが好みでなければ、手を洗う度に不快な気分になってしまいます。
特に、子どもはニオイにとても敏感…。化粧品や香水のような強いニオイだと拒否感を覚える子も少なくありません。手洗いの習慣を身に付けさせるきっかけとして「何度でも洗いたくなる好きな香り」はとても効果的だと言われています。
もちろん、大人にとっても手洗いの度に良い香りがするのは嬉しいものですよね。好きな香りで手洗いを楽しい時間にしましょう。
ハンドソープボトルには、とてもおしゃれなデザインのものが増えています。外国製のものなどは特に美しいものも多く、お店で見かけて思わずひとめ惚れ!ついつい衝動買いしたくなりますよね?
でも、いざ持ち帰ったら洗面所の幅に合わなくて置けなくて、幅を把握していても高さが合わずに、棚などにつっかえてしまって泣く泣く断念…などということにもなりかねません。
洗面所のスペースの広さを把握しておき、ボトルサイズは要チェックです。
泡ハンドソープは多くのメーカーから発売されていますが、自信を持っておすすめできるのは、やはり次の3つのメーカーです。それぞれの主力ハンドソープもチェック!
1891年に小林富次郎商店としてスタートした老舗メーカー。洗剤や石けん、歯磨きなどのトイレタリー用品や医薬品、化粧品も展開しています。キャラクターのライオンちゃんは1983年生まれ。殺菌成分配合のハンドソープ「キレイキレイ」は1997年に誕生しました。
1940年設立。日本をはじめとするアジアで「手洗い講座」を開催するなど、手を洗う習慣=すこやかな暮らしにかかせないということを伝える活動もしている、トイレタリーや化粧品の大手メーカー。泡タイプのハンドソープ「ビオレu」は2004年に誕生しました。
1959年設立。サラヤのヤシノミ洗剤は40年以上のロングセラー商品。洗濯・台所洗剤、ボディケア、ヘアケア、オーラルケアを展開。ピュアな無添加石けんと天然ハーブから作られた、「アラウ.」シリーズは2003年に誕生しました。
一日に何度も使うことの多い泡ハンドソープですが、手肌に合わないとせっかくの手洗いがストレスになってしまいます。
成分による刺激の強さ、好みの分かれる香りについてなどを確認してから購入したいものですね。
手をきれいに洗って殺菌することは、泡ハンドソープの役割として一番の基本ですが、殺菌ばかりが先行してしまうと手が荒れてしまうことも…。殺菌もちゃんとしてくれて、肌ダメージも防ぐものがおすすめです。
スーパーやドラッグストアでもよくみかける商品なので、多くの人が知っている、あるいはもう使っているかもしれませんが、やはりコチラがイチオシです。
殺菌成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)を配合したキメの細かい泡が、手全体を包み込んで隅々まで洗浄・殺菌・消毒します。
しかし、殺菌のし過ぎは肌がもともと持っている「ばい菌バリア」機能まで奪い取ってしまうことも。このばい菌バリアは常在菌と呼ばれていて、皮脂膜となって肌を守ってくれている大切な存在です。
キレイキレイ泡ハンドソープなら、そんな常在菌を守りながら手洗いすることが可能な処方なのでどもから大人ま安心して毎日手洗いできます。
また、意外な盲点である「ポンプヘッド」の汚れ。手を洗う前に押すポンプヘッド部分には実はおびただしい量のばい菌が付いてしまいます。でも、抗菌ポンプヘッドを採用しているので「菌がいない状態を長時間キープ」することができるのでいつも清潔。
ボトルは白色を基調としていますが、サイドには内容量(液量)がわかるようにウインドウストライプ(透明になっている)になっているので、「そろそろ詰め替えなくちゃ」と買い時もわかる便利な優れものです。
泡ハンドソープは何にしたらよいか今一つピンと来ない…という人にもまずはコチラを使ってみることをおすすめします。
ハンドソープの種類は本当に多いのですが、いつも定番化しがちな商品でもあります。それぞれの殺菌効果の強さや肌への刺激性だけでなく、香りや仕様の違うものもあるので、この機会にいつもと違う泡ハンドソープを選んでみるのもよいかもしれませんね。
小さな子どもの手に付くのは、泥んこや食事の手づかみ食べなどの汚れだけではありません。少し大きくなってくると、クレヨンや油ねんどなどの「頑固な油汚れ」がプラスされます。
花王では「油かいじゅう」と称しているくらい、そんな頑固な手の油汚れに苦戦するママと子どもたちの悩みをしっかり受け止めて、スッキリと汚れを落とせるこの商品を開発しました。
キメの細かい殺菌ミクロン泡が、爪やしわの間にも入り込んで汚れを簡単に浮かせて落とします。油汚れを1回ですっきり落とせるので、肌をゴシゴシこする刺激を与えずに済み、快適な手洗いができます。
さっぱりとしたマイルドシトラスの香りで気分もリフレッシュ!素肌と同じ弱酸性なので、お肌をいたわりながら優しく洗い上げて香りを残しません。
なんと、泡ハンドソープの中でも特に画期的な「自動ディスペンサー」です。出てくる泡の色もそれぞれ違い、ピンクやグリーン系などがあります。
その泡の色は洗い終わりには色が白色に変わり、汚れが落ちたサインになります。その様子を見るのも楽しく、子どもの手洗い嫌いを直せるかもしれません。
自動ディスペンサーは手をかざすことによってセンサーが反応。直接手を触れずに自動で泡が出てくるのでとても衛生的なうえ、質感のよい泡で「もう普通の泡ハンドソープには戻れない!」というファンも多い商品です。
有効成分サルチル酸がしっかりと殺菌しますが、手指に優しい弱酸性で保湿成分入り(ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸、植物抽出成分)。手荒れを防いでくれるから子どもが毎日使っても安心です。
※コチラの詰め替えは自動ディスペンサー専用なので、他の詰め替え容器に入れても泡状にはなりません。
乾燥肌や敏感肌に悩む人にとっては、泡ハンドソープに香料や保湿成分などが少しでも入っていると反応してしまう場合も多く、なかなか安心安全なものが見つからない!というケースも…。
石けんづくり一筋のミヨシ石けんが作ったコチラなら「石けんオンリーの優しさ」を肌で感じることができるでしょう。
石けん成分だけで作られた無添加の柔らかい泡ハンドソープなので、肌がデリケートな人や子どもが毎日使っても肌荒れしにくいという声が多いのです。
手荒れの原因になる殺菌成分も入っていませんが、石けんが本来持つ力ですっきり清潔に洗い上げます。洗い流すときもヌルヌルせず泡切れも〇。手指に香りが付かないので、料理を作る時や食事前の手洗いにもおすすめです。
サラヤと言えばヤシノミですよね。コチラもヤシノミ生まれの植物性石けん洗浄成分100%で洗える手肌に優しい泡ハンドソープ。しかも泡切れが早くてすすぎ時間は通常のハンドソープの約半分で済みます。
「時短」になるだけでなく、毎日毎日の手洗いに使われる水の量も1ヵ月でなんと500ml入りのペットボトル1,080本分もの節約になる計算に!使われている石けん成分は排水後もすばやく分解されて環境も汚さないので「時短・節約・エコ」と3拍子揃っています。
汚れ落ち能力にもとても優れていて、油汚れがすぐに落とせることや、他の泡ハンドソープではスッキリと落ちなかったニオイなどもスッキリ解決できたと高評価です。
感染症予防のために手洗いは必要だとわかっていても、何を使っても手荒れしてしまう人にとっては手洗いが苦痛になってしまうことがあります。痛みやかゆみに耐えながら手洗いをしていませんか?
ふわふわもこもこの無添加泡で、優しく包み込んで洗ってみましょう。必要以上に手の皮脂まで取ってしまう殺菌系のハンドソープのような「辛さ」を感じずに手洗いができるようになりますよ。
手荒れが悪化すると手の甲がひび割れて血がにじんでいた人や、着色料や香料に敏感に反応してしまう人でも安心して使える、石けんメーカーが作った泡ハンドソープです。
植物性のきめ細かな泡ですっきりと洗い上げ、シソ&ローズマリーの天然エキスが優しく素肌をいたわりながら、ラベンダー油とライム油が洗っている時に優しく香ります。グリセリンで保湿するので乾燥させません。
自然由来の強すぎない香りなので、キッチンで使う人も多い泡ハンドソープです。
肌への刺激の原因になりやすい殺菌剤であるエタノールを始め、高級アルコール系の合成界面活性剤、リン酸塩や香料、着色料なども一切使っていません。
刺激を感じずに安心して手洗いができる処方なので、家族で使って子どもの手洗い習慣を楽しくしてあげられる泡ハンドソープです。
使いきりでなく取っておける詰め替え容器なので、残りを保管できるのも便利です。
ミューズシリーズの中ではもっとも肌にしっとり感を与えてくれるのが、この泡モイストです。少しの泡でもスッキリと洗い上げ、しっとり保湿するのに表面はサラサラとしてベタつかないのが嬉しいもっちり泡。
そして、何と言っても大きなその見た目。ありそうでなかった”さくら色”の泡です。原液は濃いピンクなので、透明容器に入れるとちょっとハンドソープじゃないみたいに見えるかも。香りも柔らかなフローラル系で、香りが好きでリピートするという人も多いそうです。
天然由来の洗浄成分と、ヒアルロン酸、ビタミンC誘導体、緑茶抽出成分という3つの保湿成分配合で手に優しく刺激が少ないので、小さい子でも手洗い楽々。しょっちゅう手を洗う人でも手荒れしにくいと高評価です。
病院の洗面所などで見かけたことのある人もいるかもしれない、イソプロピルメチルフェノール配合で、殺菌力が高いのにお肌にも優しい優れものの泡ハンドソープです。
泡切れの早さでも定評があり、通常の泡ハンドソープではぬるつきを感じやすかった人が使うと、汚れをしっかり包み込んでくれる泡なのに、流れる水に手を入れるとスッと消えていくことにちょっと感動するかも。
清潔感あふれる石けんの香りも強すぎずにとても爽やかです。洗っている時は香りますが、洗い流した後はスッと香りも消えるので気になりません。保湿剤PG(プロピレングリコール)が手をやさしく保護します。
料理をしていると、手に食材のニオイがついてなかなか取れなくて困った経験のある人は多いですよね?そこで、いつもの泡ハンドソープを使っても…なんだかクサイ!そんな「料理臭」が気になること、ありますよね?
特に、魚のニオイなどは通常のハンドソープでは太刀打ちできないなんてこともよくあります。「でもキッチン用のハンドソープって刺激が強そう…」と心配な人もいるでしょう。
実際に、頑固な汚れやニオイを取る力に優れたハンドソープだと、ニオイは取れても手がガサガサになってしまうことも!
この泡ハンドソープなら、クエン酸でしっかりとニオイの元から取り除くだけでなく、ヤシ油成分の洗浄力でしつこい汚れもしっかりとオフします。
よく料理をする人がキッチンで使うなら迷わずコチラをおすすめします!
まろやかなでキメの細かい泡はふわふわ。ぬめりを残さずに短時間でサッと洗い流せるのが特徴です。保湿成分であるグリセリンと、きちんと殺菌消毒するグリチルリチン酸塩を配合しているので、低刺激で肌に優しいく手荒れを防いでしっとりとした洗いあがりです。
長年の手荒れや、あかぎれ、手湿疹などに悩む人もキュレルを使っているうちに肌のサイクルが整って荒れにくくなり、手を洗った後に慌ててハンドソープを付けなくてもよくなってきた!という声も。
79%が保湿成分から作られているキュレル泡ハンドウォッシュなら、冷たい水が辛い季節も少し楽に過ごせるようになるかもしれませんね。使い続けたくなる低刺激な泡ハンドソープです。
ハンドソープは泡タイプ!と決めている人もそうでない人も、ちょっと気になる疑問や質問をチェックして購入の参考にしてみてくださいね。
成分にはほとんど違いはありませんが、その「濃度」が違うため使用感も変わります。
つまり、泡タイプは水が含まれているのでふんわりと軽く扱いやすいのですが、殺菌成分は薄くなり、液体ではねっとりと濃い状態で殺菌力が高いものになります。
種類 | 泡ハンドソープ | 液体ハンドソープ |
---|---|---|
メリット | ・泡で出るので使いやすい ・泡切れが早くすすりが楽 ・肌に優しい | ・洗浄力・殺菌力が高い ・強いニオイや汚れが落とせる |
デメリット | ・頑固な汚れは落としにくい ・液体より殺菌力が弱い | ・肌荒れする人もいる ・すすぎに時間がかかる |
こんな人におすすめ | ・子どもや高齢者 ・時短したい人 | ・しつこい汚れを落とす ・魚などのニオイを取る ・肌荒れしない人 |
使えます。泡タイプのボトルの基本構造はほとんど同じなので問題なく使えます。
しかし、香りのあるものなどでニオイ移りが気になる場合は、しっかり中身を使いきってからボトルをよく洗い、雑菌が混入しないように完全に乾かしてから詰め替えるようにしましょう。
ハンドソープの泡タイプは、ふんわりとして手軽に使えることから「軽い使用感だし、なんとなく泡タイプは肌に優しそう…」というイメージを持つ人も多いでしょう。
ゴシゴシこすらなくても洗いやすいのでつい、そう感じてしまいがち。
しかし、香料や殺菌成分で肌に反応が出てしまう人も多く「感染症予防のつもりで洗っていたら手荒れがひどくなって辛い」という声は後を絶ちません。
手荒れがひどいとかゆみや痛みも発生し、あかぎれになって出血してしまう場合もあります。成分が合っていないとそれだけ肌トラブルは深刻化しまいます。
肌に合わないハンドソープを使っている人は早めに使うのをやめ、自分の手肌に合った泡ハンドソープを見つけて、大切な手をずっといたわって行きましょう。