日々の活動を測定する、活動量計のおすすめの選び方をうかがってきました。「活動量計と歩数計ってどう違うの?」と思っている方や、効率よくダイエットしたい方必見!歩数...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>日々の活動を測定する、活動量計のおすすめの選び方をうかがってきました。「活動量計と歩数計ってどう違うの?」と思っている方や、効率よくダイエットしたい方必見!歩数や消費カロリーの記録だけではなく、心拍数を測定したり、GPSで距離を測ったり、製品によっては睡眠パターンを計ってくれるものもあるようです。伺ったお話を元に、編集部おすすめの活動量計を13種類ピックアップしました。これさえ読めば、きっとあなたのニーズにぴったり合った活動量計が見つかるはずです。
ママアイテム編集部
活動量計は歩数計と似ていますが、歩数だけではなく日々の活動による消費カロリーを計測するものです。ウォーキング、ジョギングなどの運動以外にも、家事、仕事、安静時などの活動による消費カロリーも計測します。
そのため正確に測定するためには、常に身に着けている必要があります。身につける方法は大きくは2つに分けられます。それぞれの特徴をチェックして、ご自身に合ったものを選びましょう。
クリップタイプ | リストバンドタイプ | |
特徴 | 胸ポケットなどの衣服につけるクリップ型になったもの | 手首に巻き付けて使用するリストバンド型になったもの |
メリット | 目立たない ファッションの邪魔をしない 腕につけなくてもよい | 数値を確認しやすい バイブレーションを肌を通して感じられる |
デメリット | 肌に密着していないので、機能が制限される 紛失しやすい | 作業の邪魔になることもある ファッションに合わない場合がある |
おすすめのタイプ | シンプルな機能があればいい人 腕につけたくない人 | よくスポーツをする人 腕につけても邪魔に感じない人 |
活動量計は基本的には、使用を開始したその日から電源を切ることがありません。つけっぱなしで使用するものなので、電池やバッテリーのもちが悪いとしょっちゅう取り換えや充電をしなければなりません。
商品によっては、最大1年間取り換えの必要がないものもあります。バッテリーや電池のもちの長さも、製品選びのチェック項目に入れておきましょう。
日頃よく運動をする方は運動管理がメインになるでしょうし、ほとんど運動をしない方は生活管理がメインになるでしょう。ご自身の生活スタイルに合わせて、運動管理と生活管理のどちらを重視したいのかを決めておきましょう。
運動管理重視の方は防汗機能付きのものなら安心ですし、スイムトレーニングを行う方は防水機能付きのものが良いでしょう。
活動量計は、言葉はあまり良くありませんが「ピンキリ」です。あまり聞いたことがないメーカーの安価な製品では、測定が正確ではなかったり、突然データが消えてしまったりするなどということも。
せっかく活動量計を使用して日々の活動を測定するのですから、正確なデータを知りたいですよね。そのためには信頼のあるメーカーのものを選ぶほうが安心です。
長期間のデータを管理する場合、本体の記録機能だけではなくスマホやパソコンとのデータ連携が便利です。特にiPhoneやandroidなどのスマホとデータ連携していると、いつでもどこでも手軽にデータが確認できるのでおすすめです。
毎日身につけるものなので、デザイン性も重要です。特にリストバンドタイプは、他人からも目につきやすくファッションを左右します。またファッション性だけではなく、サイズによってはパソコンの使用や細かな作業をする場合に邪魔になることも。
ご自身の生活になじむデザイン、サイズのものを選ぶことで「いつの間にかつけるのを止めてしまった」という失敗を防ぐことができます。
活動量計の価格相場をご存知ですか?先ほどもお伝えした通り、活動量計の価格はピンキリです。求める機能によっても価格帯は異なります。
製品選びの参考になるよう、大手通販3社の最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯をそれぞれ確認しておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | ~5,000円 | 約18,000円 | 20,000円~ |
楽天 | ~3,000円 | 約6,000円 | 30,000円~ |
Amazon | ~3,000円 | 約5,000円 | 20,000円~ |
サンフランシスコに本部を置く、大手ヘルスケアデバイスメーカー。2007年に共同創業者であるエリックとジェームが、センサーおよびワイヤレス技術の発展により、健康やフィットネス分野に活用することで、運動レベルの向上に役立てることができると確信し、立ち上げたメーカーです。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアにオフィスを持つグローバル企業です。ウェアラブル・スポーツ系のデバイスを多く発売し、ゴルフ、ランニング、サイクリング、車載ナビ、登山トレッキングナビ等、GPSを使った商品を数多く手掛けています。
1977年以来、革新的な技術力と心拍数計の分野をリードし続けている、フィンランドのリーディングカンパニーです。スポーツで活躍する製品を多く扱い、機能性・デザイン性ともに高クオリティを誇るブランドです。
1923年創業。近年では健康的な食事を提供する社食やトレーニングジムが話題になりました。活動量計やトレーニンググッズ、体重計、体組成計などの健康関連グッズや、クッキングスケール、タイマーなど、「運動」「くらし」を「計る」製品を数多く世に送り出しています。
着用タイプ
歩数,距離,カロリー
対応機種
睡眠計
バッテリータイプ
バッテリーの長さ
防水機能
心拍計の有無
ライフスタイルの記録だけではなく、日常的にスポーツを行っていて、その記録を録りたい方におすすめの活動量計を5つまとめました。スポーツに適した活動量計なので、こちらでピックアップした5つの製品は、全てリストバンドタイプになります。
消費カロリーはもちろん、GPS機能(走行距離が測定できる)の有無や防水機能、心拍計の有無も用途によってはチェックしておきたいですね。それぞれの特徴を比較して、生活スタイルに合ったものを見つけてください。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:ANT+対応デバイス
睡眠計:×
バッテリータイプ:充電
バッテリー:9時間~9週間
防水機能:50m完全防水
心拍計機能:○
普通の腕時計のような装着性、上下左右の三角のボタンの操作性も良く、運動時はもちろん24時間つけていたくなる活動量計です。GPSの精度もよく、ランニング後の距離の測定に最適。また、心拍計機能がついているので、運動後に運動強度を確認できるなどトレーングに役立ちます。
通知機能はメール、ライン、着信など必要充分で、バッテリーのもちもよくストレスなく使用できます。
これら以外にも、トレーニング後のダメージ回復時間を教えてもらえることや、ダイエットアプリとの連携、ダウンロードできるアプリが豊富であることなど、愛用者からも高評価を得ています。
残念な声として多かったのが、バッテリーの残量が少ない場合や充電をしながらだと、Bluetoothによるスマホとのペアリングがなかなかうまくいかないということ。購入時はバッテリーの残量が少ないので、まずは充電してからのペアリングがおすすめです。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:ANT+対応デバイス
睡眠計:×
バッテリータイプ:充電
バッテリー:約8日間
防水機能:50m完全防水
心拍計機能:○
サイコン(サイクルコンピューター:自転車に取り付けて速度や走行距離、消費カロリー、心拍数などを測定する機械)代わりに購入したという方が多い活動量計です。サイコンだと自転車専用になりますが、活動量計であればロードバイクはもちろん、ランニング、登山、ウォーキングなどのその他のシーンでも活躍します。
充電速度も2時間足らずで0から100%になり、バッテリーのもちも良好。GPSの精度も高く、ディスプレイも大きくて見やすいと評判です。
ただ、数名の方が心拍を測定するための出っ張りで手首に跡が残ったり、肌に炎症を起こしたりということがあったようです。対処法として、密着させるためにきつめに巻くのではなく、ゆとりをもって巻くと良いとのこと。その方法でも心拍センサーは感知する、とのことでした。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:PC、スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:充電
バッテリー:約2週間
防水機能:耐水性30m
心拍計機能:○
ジムでのトレーニングや水泳、ジョギングなどの運動時はもちろん、日々の健康管理など、生活を360°全体からサポートしてくれる活動量計です。
アプリを活用すると、トレーング後に平均心拍数、最大心拍数、消費カロリー、脂肪燃焼度を教えてくれるので、効率よくダイエットや健康管理ができます。さらに、「素晴らしいトレーニングでした!」と褒めてくれる言葉に引き続き、そのトレーニングが体にどのような変化をあたえてくれるのかも教えてくれ、「褒めながら伸ばす」アプリでモチベーションが保てそうです。
基本的には入浴中や就寝中も24時間つけっぱなしでOK。睡眠時間と睡眠の質も知ることができるので、ダイエット・健康管理に役立つ活動量計です。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:PC、スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:充電
バッテリー:約2週間
防水機能:耐水性30m
心拍計機能:○
多様な時計の文字盤は全部で9種類。高解像度カラー&タッチスクリーンが装備されています。
スマホとのBluetooth接続時には、着信、SMS、カレンダー通知をしてくれるので、重要な電話のとり逃しや予定の見逃しがありません。また、スマホに入っている曲の再生、一時停止、音量調節ができ非常に便利です。
歩数、移動距離、消費カロリーなどの活動の記録や、4段階の睡眠ステージ解析による自動睡眠記録搭載で、今まで以上に健康に気遣うようになったという声が多数。
軽くておしゃれ、ベルトの取り換えも可能なので、男性だけではなく女性にもおすすめです。コンパクトなので長袖のシャツにもきちんと納まるのもうれしいですね。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:PC、スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:電池
バッテリー:約1年間
防水機能:あり(水泳可能)
心拍計機能:別売り
毎日身につけるものだからこそ、ファッショナブルなベルトにこだわった活動量計。ブラックとホワイトの2色展開で、お好みやファッションに合わせて選ぶことができます。
日常的な動きの基本である、ステップ、距離、カロリーはもちろん、時刻、日付、週間運動量を表示。別売りの心拍計を使用することで、心拍を表示することもできます。また、一定時間動きがないとムーブバーが表示され、こまめな運動促進を知らせてくれますし、睡眠の記録も行ってくれます。
付けているだけで、ウオーキング、ランニング、サイクリング、水泳、エリプティカルトレーニングを自動的に判別して記録してくれる機能もありますが、腕をぐるぐるまわすなどの紛らわしい運動をすると、水泳と認知されることもあるようです。
詳細で正確なデータを取りたいというよりも、比較的リーズナブルな製品で日常的な運動量や睡眠の記録を録りたい方、充電が面倒に感じる方、ファッショナブルな活動量計をお探しの方におすすめです。
生活管理に最適な活動量計を4つピックアップしました。運動管理メインではないものの、日常的にスポーツを行うのか、運動といえばたまに歩くか走るだけなのかなどによって、選ぶべき製品が変わってきます。
健康を気にする方は、ぜひ睡眠管理機能が付いた製品をえらんでください。睡眠の質は自分ではわかりませんが、活動量計を使用することで睡眠の質を知り、対策を練ることができます。その他、防水機能の有無や心拍計の有無などの違いもチェックしてくださいね。
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:充電
バッテリー:5~6日
防水機能:生活防水
心拍計機能:なし
健康管理を目的としたライフスタイルにぴったりの活動量計です。歩数、距離、消費カロリーはもちろん、のぼった階段の階数まで記録するので、積極的に階段を利用するモチベーションが保てそうです。また、夜は睡眠サイクルを記録して、朝になれば目覚まし機能で起こしてくれるなど、24時間休むことなく活動を記録します。
サイズは男性の親指程で、胸ポケットに入れてもボトムスのポケットに入れても邪魔になりません。クリップもしっかりしており、少々ぶつかったりこすれたりする程度では外れることが無く安心です。
インナーにつけているという方、女性の場合はキャミソールやブラジャーにつけているという方もいらっしゃいました。
使い勝手が良く、利用者の満足度も高い活動量計です。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:電池
バッテリー:約6カ月
防水機能:50m防水
心拍計機能:なし
全8種類のカラーバリエーションがあり、一見するとブレスレットのようにも見える、デザイン性が高い活動量計です。時計との重ね付けも気になりません。2016年にはグッドデザイン賞に選出された実績もあり。
スマホの着信やLINEの通知は、バイブレーションとライトで知らせてくれます。また、スマホのカメラシャッターの操作や、音楽アプリのコントロールも可能です。
電池式で約半年間交換不要。50m防水機能付き、なおかつ軽量なので装着感もよく、付けていることを忘れるという方が多数です。
心拍を測定・記録することはできませんが、基本的な日中の活動と睡眠管理ができればよいという方におすすめの活動量計です。
装着タイプ:リストバンドタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:パソコン、スマホ
睡眠計:○
バッテリータイプ:充電
バッテリー:約5日間
防水機能:生活防水
心拍計機能:あり
ユーザープロフィールと心拍に基づいて、体内に取り込まれる酸素量を算出することができる機能が付いており、全身の持久力や健康の指標となり運動効率のアップに役立ちます。
また面白い機能として、「呼吸ガイド」がついています。これは、心拍数に基づいて作られるガイドで、個人用にカスタマイズされたガイドを見ながら深呼吸を行うことで、ストレスの軽減やリラックス効果の向上に役立ちます。
ソフトなのでフィットしやすく装着感も◎。別の製品では手がかぶれていたという方も、こちらの製品では大丈夫だったそうです。またバンドの取り外しが可能なので、バンドを外して洗うことができ清潔に保てるのもいいですね。
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:スマホ
睡眠計:×
バッテリータイプ:電池
防水機能:なし
心拍計機能:なし
Bluetooth機能搭載なので、スマホにかざしてデータを転送することで簡単にデータを管理することが可能です。Bluetooth機能搭載のスマホユーザー向けの活動量計です。
また、タニタのBluetooth対応の体組成計を持っている方に特におすすめです。合わせて使うことで体の変化が一目でわかり、なおかつ最新の組成データに更新されるので、より精度が高い測定が可能となります。
従来の製品より処理能力が2倍に向上しており、運動も歩く、走る、生活、安静などとしっかり区別したうえで、消費カロリーや脂肪燃焼量を表示します。
装着方法は胸ポケットに入れる、スライドクリップを使い襟元やベルトなどに装着する、市販のネックストラップを活用し衣服の内側に入れる、の3種類があります。コンパクトでかさばらない、ディスプレイにキズが付きにくいという声もありました。
スマホを持っていない方や、データをグラフ化や記録する必要はないという方におすすめの、シンプルな機能&デザインの活動量計を4種類まとめました。
ダイエットのための目標消費カロリーと、1日あたりの消費カロリーや達成度、歩数がわかればそれでいいという方におすすめです。シンプルな活動量計には、操作が簡単でリーズナブルというメリットもあります。
日々の活動のモチベーション維持や、活動量が知りたい方はこちらをチェックしてみてください!
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:パソコン、スマホ
睡眠計:×
バッテリータイプ:電池
バッテリー:最長6カ月
防水機能:あり
心拍計機能:なし
クリップ型のコンパクトな活動量計。胸元につけてもよし!ポケットにつけてもよし!一度装着すれば、つけていることをわすれるほどの小ささです。
歩数、距離、消費カロリーを記録し、ワイヤレスでスマホやパソコンに自動同期します。友達や家族と一緒に持って、数値を競いあいモチベーションを高め合ってもいいですね。
ブルー、チャコールグレー、ライム、マゼンダと4色から好みのものを選べ、こぶりでかわいらしいので持っているだけで運動が楽しくなりそうです。パートナーと色違いで持って、一緒に健康管理に役立ててもいいですね。
かなり小ぶりなので、「つけたまま洗濯をしてしまって買い替えた」という方もいらっしゃいます。その点だけは充分に注意しましょう。
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:×
睡眠計:×
バッテリータイプ:電池
防水機能:なし
心拍計機能:なし
タニタのカロリズムは種類が豊富です。カロリズム LADYの特徴は、女性の体のリズムに合わせて最適なダイエットプランを作成してくれること。女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、エストロゲンの分泌が活発な時がダイエットに最適な時期なのです。
時期に合わせてダイエットの目標設定が変わったり、ダイエットチャンス期の残り日数や月経からの経過日数も表示してくれたりと、まさに女性のための活動量計です。
カラーバリエーションは、パールピンク、パールミント、パールホワイトの3色。女性らしいデザインに惹かれて選んだという方も多いようです。
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:×
睡眠計:×
バッテリータイプ:電池
防水機能:なし
心拍計機能:なし
引き続きタニタのカロリズムから、大人キレイを目指す方に最適な活動量計です。現状維持、マイナス0.5kg~マイナス2kgまでの0.5kgごとの合計5コースの目標設定で、無理なくダイエットを成功へと導きます。
目標のコースを設定すると、1日に必要な消費目標カロリーと達成度を%で表示してくれるので、日々の活動の目標や目安となります。
「コンパクト」「文字が大きく表示が見やすい」「ピンクがかわいい」「モチベーションが上がる」と好評です。スマホでのデータ管理はできませんが、本体に最大7日分のデータを記録することができます。日々の活動目安と実際の活動量を知ってダイエットへのモチベーションを高めたい方におすすめです。
装着タイプ:クリップタイプ
歩数、距離、カロリー測定:○
対応機種:×
睡眠計:×
バッテリータイプ:電池
防水機能:なし
心拍計機能:なし
1時間あたりの活動量のグラフ、総消費エネルギー量、活動消費エネルギー量、脂肪燃焼量、歩数、歩行距離、歩行時間だけを測定・表示するベーシックな活動量計です。一日の活動量と歩数、消費エネルギーがわかればよいという方に最適です。
シンプルな分、操作も簡単でボタンはたったの3つ。ボタンを押すごとに表示される内容が変わり、上下ボタンで過去7日分の記録を確認することができます。
装着しやすいスライドクリップつきなので、クリップで胸元につける、もしくは胸ポケットに入れて使用できます。
一度初期設定すれば、あとは身につけるだけで日々の活動を数字で確認できます。
私たちが運動を行う目的は、健康管理、ダイエット、ストレス解消、気分転換などさまざまです。その中で、もっとも多いのが「健康管理&ダイエット」のための運動ではないでしょうか。
健康管理やダイエットのために運動を行うのであれば、短期間で効率よく効果を得たいですよね。そのために欠かせないのが活動量計なのです。
運動を効果的に行うには、心拍数を目安にトレーニングするのが一番簡単でわかりやすいです。
最短の時間で効率良く結果を得たいのであれば、 運動中の心拍の管理は欠かせません。
脂肪を燃やすためには有酸素運動が最適だと言われています。ただ、息がゼイゼイするほどの運動強度は「有酸素」ではなく「無酸素」運動となってしまうため、効率よく脂肪を燃焼することができません。
ちなみに、脂肪を燃焼するために最適な心拍数は「最大心拍数×60~70%」と言われており、これを超えると脂肪燃焼の効率が落ちると言われています。心拍数の測定ができる活動量計を使用することで、脂肪燃焼に最適な心拍数での運動が可能となります。
また、消費カロリーを数字で確認することができることにより、消費カロリーと摂取カロリーを照らし合わせることもできますし、消費カロリーを数字で確認することで運動のモチベーション維持にもつながります。
歩数計は一日の歩数を計測しますが、活動量計は歩数以外にも、一日の活動の運動強度や消費カロリーを計測することができます。
歩数計がランニングやウォーキングなどによる「歩数」からのエネルギー計算であることに対し、活動量計はデスクワークなどの仕事、家事、安静時などの非運動時も含めた24時間の消費エネルギーを計算することができます。
一日の消費カロリーがわかることで、どの程度カロリーを摂取すればよいのかという目安を知ることもできますし、「今日はあまり活動しなかったから明日はがんばろう」などと日々の活動のモチベーションに役立てることもできます。
ここまでの説明をご覧いただくと分かるとおり、活動量計はダイエット中の方にもおすすめです。活動量計を使用することで、一日の活動量(消費エネルギー)を数値で知り管理することができます。
ダイエットは「消費カロリー>摂取カロリー」なので、一日の消費エネルギーを知ることで、どの程度の摂取カロリーに抑えるべきなのかが明確になります。また、消費カロリーの変化と体重の変化を照らし合わせることで、1日あたりどの程度の消費エネルギーがあれば痩せられるのかを知ることもできます。
またQ1でお伝えしたとおり、心拍数を測定できる活動量計を使用すれば、ただやみくもに運動するのではなく、脂肪燃焼に最適な心拍数での運動が可能となり効率よく脂肪を燃焼させることもできます。
ダイエットは自分の体を良く知ることが大切です。そのサポートをしてくれるのが活動量計なのです。
ひと口に活動量計といっても、種類によって測定できる数値、機能、またそれによって価格もさまざまだということがお分かりいただけたと思います。自分に合った活動量計を選ぶためには、まずは普段の生活スタイルをしっかりと見直して、必要な機能がついた商品を選ぶことが大切だそう。
たとえば水泳をしない方、入浴中は活動量計を外す方は防水機能はさほど重要ではありません。健康のために自分の睡眠パターンを知り、記録したいという方は、そういった機能がついているものが必要です。
スポーツを日常的にする方は、種目に合わせて最適なものを選ぶ必要がありますし、スポーツをしない方はシンプルな機能の活動量計の方が使いやすいかもしれません。
機能とご自身の生活スタイルを照らし合わせながら、最適な活動量計を選んでくださいね。きっとあなたの健康&ダイエットに役立つはずです。