この記事では、もっと耐久性のあるマイクロUSBケーブルを使いたいあなたに、おすすめのケーブルを9種類ピックアップ!新発売のケーブルはとりあえず購入して試さないと...
この記事では、もっと耐久性のあるマイクロUSBケーブルを使いたいあなたに、おすすめのケーブルを9種類ピックアップ!新発売のケーブルはとりあえず購入して試さないと気が済まないケーブルの専門家のを参考に、耐久性と性能の観点から詳しく説明していきます。せっかく買ったケーブルが1カ月もたたないうちに使えなくなるのは悲しいですよね。ここで紹介する商品は、ママアイテム編集部が総力を挙げて選んだマイクロUSBケーブルの決定版!あなたの日常を快適にしてくれる素敵な商品を見つけましょう。
ママアイテム編集部
マイクロUSBを選ぶ際は、必ずあなたに必要なUSBの規格と長さを知っておくべきです。ここでは、あなたにあったケーブルを選べるように5つの選び方を紹介します。
一般的にUSBと呼ばれる規格には、大きく7つの形状が存在します。正確には、USB、mini USB、Micro USBがそれぞれ細分化して7つの形状となっています。まずは、それぞれの種類と用途について確認しておきましょう。
USB | mini USB | Micro USB | |
---|---|---|---|
Type A | 主にパソコンに採用 | デジタルカメラやビデオに採用 最近はあまり見ない | デジタルカメラやビデオに採用 最近はあまり見ない |
Type B | プリンターやスキャナなどに採用 | デジタルカメラやビデオに採用 最近はあまり見ない | スマホやタブレットに採用 |
Type C | ノートパソコンやタブレットに採用 | 規格無し | 規格無し |
現在、主流となっているのはUSB Type A,B,CとMicro USB Type Bです。前者は主にパソコンとその周辺機器に、後者はスマートフォンやポケットWi-Fiなどの小型モバイル機器に多く採用されています。
まずはあなたの端末のコネクタ形状をしっかりと見極めてください。この記事ではMicro USBをメインに紹介しますので、それ以外の形状の人は間違って買わないようにしましょう。
中学生で勉強したオームの法則を覚えていますか。そうです、電圧(V)=抵抗(Ω)×電流(A)ですね。バッテリーを充電するには、電流をバッテリーに流す必要があります。この電流を一度にたくさん流すと急速充電と言う状態になります。
しかし、この電流は一度にたくさん流し過ぎると過電流という状態になり、ケーブルが熱を持って壊れてしまいます。川が氾濫してしまうイメージです。そのため、たくさんの電流を流すことができる丈夫なケーブルが必要となります。
急速充電をしたい時は、ケーブルに書かれているA(アンペア)の大きいものを選ぶようにしてください。2A、3Aなど書かれているはずです。
このことを知らずに0.5Aのケーブルなどを使うと、発熱したりケーブルが溶けたりするだけでなく、機器が壊れることもあるので気を付けておきましょう。
断線の経験がある人は、決して少なくないのではないでしょうか。個人的な意見ですが、スマートフォンの画面が割れている人は大体断線しかかっているケーブルを使っている印象があります。
そもそも、ケーブルが断線する原因は屈曲や圧迫によるものです。ガラケーと呼ばれる時代と比べてケーブルを持ち歩く頻度が多くなったので、カバンの中で屈曲・圧迫を繰り返していたり、充電しながら使用したりとケーブルにかかる負担が増えました。
そんな断線しやすいケーブルに対抗すべく、各社様々な工夫を凝らしたケーブルを開発しています。現在最も断線しにくいと言われているのは、ナイロン素材のケーブルです。摩擦や衝撃などに強く、強度の高い素材です。
その他にも、ナイロン素材をベースに+αの組み合わせで作っていたり、編み方を工夫していたりと様々。耐久性を重視するために、まずはナイロン素材をメインに探してみることをおすすめします。
ケーブルの長さは、目的に合わせて決めるほうが良いと言われています。長すぎる場合と短すぎる場合のメリット、デメリットについて考えてみましょう。
ケーブルが長すぎると、使用している間に引っ掛けてしまったり、カバンの中で絡まったりしやすくなります。
反面、自由度が高いのでコンセントにつなぎながら手元で操作できたり、モバイルバッテリーをカバンに入れたまま充電できるのがメリットです。
ケーブルが短いと、コンセント付近でしか操作ができなかったり、モバイルバッテリーとスマホを一緒に手に持ったりなど、自由度が無くなります。
その代わり、コンパクトに収まるので、ものを引っ掛けたり絡まったりせず、すっきりとした使い方ができるようになります。
目安として、自宅のような移動をしない場所で使う時は長めのケーブルを、外に出て使いたい時には短めのものを選んでみましょう。
とはいえ、外出時にも長いケーブルを使いたい場面が多々あるかと思います。最近では、新幹線や夜行バスにも充電用のコンセントがつくようになりました。しかし、短いケーブルだと、スマートフォンが宙に浮いてしまうなんてことも。
そんな時は、巻き取り式のケーブルを持ち歩くようにしましょう。必要な長さの分だけ伸ばせばいいので、ケーブルでものを引っ掛けたり、届かなかったりすることはありません。収納時も、巻き取り式なので絡まる心配がなく、いいことだらけです。
ただし、2点気を付けるべきことがあります。1つは、巻き取り式でも断線する、という点です。巻き取り式はケーブルを巻き付いたケーブルを引っ張って伸ばすので、力を入れすぎると断線することがあります。
もう1つは、長さのバリエーションが少ないという点です。巻き取り式は機械式の仕組みとなっていて、巻き取れる長さに限界があります。そのため、多くの商品が0.6m~1m程度の長さとなっています。
あくまで、お出かけ用に使う程度の認識ですので、状況に合わせてうまく使いこなしてみてください。
マイクロUSBケーブルを扱うメーカーやブランドは、いずれもパソコン周辺機器やモバイルバッテリーなどを扱う会社です。ここでは、有名な3社を紹介します。
Ankerは2011年に創立した家電機器のデザイン、開発、販売を行う企業です。モバイルバッテリーを中心に売り上げを伸ばしているため、充電などの電源に関するノウハウがあります。
ELECOMは、1986年に設立した大阪に本社を置くパソコン周辺機器メーカーです。USBメモリやマウス、キーボードなどを中心にスマートホンのカバーなどにも手掛けており、コストパフォーマンスにも優れた商品を展開しています。
Owltechは、神奈川県海老名市に本社を置く、コンピュータおよび周辺機器の製造・販売を行うメーカー。1992年に設立して以来、コンピュータだけに限らず、スマートフォンのアクセサリなどにもいち早く携わりつづけています。
今回は、一番大事なコネクタの形状と状況に合わせて使える長さの2つのポイントを比較項目にあげました。この2つのポイントと自分の目的が合っているかを判断しながら、気になった商品を見てみてください。
*コネクターの形状
*長さ
今回おすすめするUSBケーブルは、抜き差しがしやすい高耐久ケーブル。Micro USBは上下があるので、やはり挿し間違いしやすいコネクタです。
このケーブルは、コネクタが特徴的な形をしているので、端子を見なくても手に持っただけで判別が可能。間違えずに挿せるのでストレスなく使うことができます。
ELECOM「マイクロUSBケーブル MPA-AMBS2U08」は、長さ0.8mのUSBケーブル。一番の特徴は、コネクタ部分の形状にあります。コネクタが断線する原因の1つに、コネクタがつかみにくく、ケーブルを引っ張って抜いてしまうことがあります。
このケーブルのコネクタは、端子を抜きやすいように指が引っかかりやすい形状をしているので、ケーブルを引っ張らなくても抜きやすくなっています。ぐっと力を入れても安定しているので、安心して扱えると好評のようです。
また、この形状によって上下の向きも分かりやすいのが嬉しいポイント。挿しこむときにも、1回で挿しこむことができるので、ストレスなく扱うことができます。
ケーブルの被覆は、高耐久メッシュを採用。曲げやすく伸縮性があるので、長い間使い続けることができます。ただし、一般的なケーブルよりは少し硬めなので、初めて使う人は慣れないかもしれません。
電流は、2Aまで対応しているので、急速充電を行うことができます。スマートフォンや充電器、モバイルバッテリーなどが1A以上の出力ができるものに使うようにしましょう。
スマートフォンの充電が切れてしまう!1時間だけ時間があるから、今の内にちょっとでも充電をしたい!スマホを使っている人のほとんどが経験したことのある出来事でしょう。
そんな時は、急速充電ができるケーブルを使いましょう。急速充電をするには、急速充電に対応したスマホ、充電器、そしてケーブルが必要です。日常使いはもちろん、いざと言う時のために持っていて絶対に損はしないアイテムですよ。
Anker「PowerLine+ Micro USB」は、1万回の折り曲げテストに合格した高耐久ケーブル。一般的なケーブルの10倍以上の回数折り曲げても、断線することはありません。硬さと柔らかさのバランスがちょうど良いので、取り回しも問題なしです。
一番の特徴は、実は付属のポーチ。高級感のあるフェルト製でキーケースのようなかたちをしているので、ケーブルを綺麗に収納することができます。必要な長さの分だけ取り出して使えば良いので、机の上でも邪魔になりません。
カバンの中に入れても絡まらないので、このケーブルだ以外にもイヤホンや他のケーブルを一緒に収納できる嬉しさもあります。
USB 2.0規格なので、通信速度に問題なし。急速充電対応なので、1.5A程度までなら問題なく流すことができそうです。明確なAが書かれていないので、過電流にならないようお気を付け下さい。
Owltech「OWL-CBRJD2CMA12」は、USB Type Cへの変換アダプターが付いたUSBケーブル。最近発売されるスマートフォンやノートパソコンにも、Type Cのコネクタが採用されたものが増えてきました。
そのため、Micro USBとType Cが入り乱れた状態の人も多いのではないでしょうか。そんな時には、この商品のような変換アダプターが付いたものを選ぶのをおすすめします。
別途変換アダプタを購入しても構いませんが、このケーブルには変換アダプタがくっついているので無くなる心配がありません。
また、巻き取り式ケーブルのため携帯性は抜群。旅行のお供に最適です。さらに、最大3Aまで電流が流せるので、高速給電にもばっちり対応済み。Type Cを持っていなくても、将来性を考えて選んでみるのはいかがでしょうか。
SANWA SUPPLY「KU-SLAMCB10」は、経年劣化に強いコーティングがされたUSBケーブル。機器間の通信ができなくなるのには断線以外にも原因があり、その1つが経年劣化によるサビです。
電気を通す金属は、酸素に触れると錆びます。これは物性の特性上どうしようもありません。そのため、この商品は酸素に出来るだけ触れないように、金メッキ処理をコネクタに施しています。
金メッキは裸の金属を錆びにくくする効果があるので、長期間使用していても安定した通信ができるようにしてくれます。断線しなくても通信ができなければケーブルの意味がありません。長期間使える保護されたケーブルを使いましょう。
Syncwire「GREY NYLON BRAID 1M MICRO-USB CABLE 2-PACK」は、強化ナイロン素材を使用した高耐久ケーブル。
被覆には三重のナイロンが編み込まれているので、擦れや衝撃から中身を守ります。1万回の折り曲げテストに合格した信頼のケーブルです。その分少し硬いのですが、実はこれは持ち運びをする人には大きなメリット。
ケーブルが硬いと絡まりにくくなる特徴があります。イヤホンのケーブルが絡まりやすいのは、柔らかく長いのが原因。ちょっとの振動で上下左右に動き回るのですぐに絡まってしまいます。ケーブルが硬いと、この動きが抑制されるので絡まりにくくなります。
もちろん急速充電にも対応。最大2.4Aまで流すことができるので、ほとんどのモバイルバッテリーなどに対応しています。旅先のお供にピッタリな1品です。
ZEEC「microUSB マグネットケーブル」は、Micro USB側の端子がマグネットになった特殊なUSBケーブル。このケーブルは非常に特殊な構造となっていて、Micro USBがケーブルから分離するようになっています。
分離したMicro USB端子は、そのままスマートフォン側の端子に挿し込んだままでOK。この分離した端子にケーブル側の端子を近づけると、マグネットの力によってカチッと勝手に引っ付くようになっているのです。
給水ポットや炊飯器のコードのようなイメージですね。このような仕組みを作ったことにより、端子の抜き差しが実質無くなったので、接続が簡単に行えるようになりました。近づけるだけで勝手にくっついてくれるので、接続するのが楽しいという人もいるようです。
急速充電に対応はしているのですが、端子が少し熱くなる、という意見が多いようです。これはピンが小さいことが原因だと思いますが、使用上は問題ない、という説明もあるので気にならない方は是非使ってみてください。
データ通信を行う場合、物理的な問題が2つあります。1つはコネクタが上手く挿さらない問題です。どんなにソフトが進化しても、コネクタが抜けてしまっては元も子もありません。しっかりと繋げられるものを選びましょう。
もう1つは、机の上での作業性です。長すぎるケーブルを使うと作業の邪魔になってしまいます。逆に短すぎるケーブルを使うと、手元で操作できなくなります。あなたの環境に合わせた長さのケーブルを選ぶようにしましょう。
BUFFALO「BSMPCMB1」は、3mの長さが特徴のUSBケーブル。3mもケーブル長さが必要なの?と思う方も多いでしょうが、実はこの長さが大事なんです。
データ通信をメインに考えると、大抵の場合パソコンとつなぐことになります。デスクトップパソコンとつなぐ場合、USBを挿せるポートは前と後ろにそれぞれあるのが一般的。しかし、前のUSBポートは1個や2個など、数が少ないことがほとんどです。
そんな時は、3mの長いケーブルを後ろのポートから手元に来るように配線してしまいましょう。3mもあるので、綺麗に配線することができるはずです。机周りを配線だらけにせず、整った印象にすることができます。
充電する場合に一番効果を発揮するのは、ベッドでの使用です。ベッドで寝転がりながらスマホを使うとき、1m程度の長さではケーブルが短すぎて体勢を変えることが困難。
3mのケーブルを使うことで、寝返りを打ちながらでもスマホを操作することができます。なお、暗闇での使用は視力低下につながるので、明るくして使うようにしましょう。
Owltech「OWL-CBJD3SMU」は、長さ30cmのとても短いUSBケーブル。30cmは実際に使うととても短く、すこし中級者向けかもしれません。
30cmのケーブルは、短いことで見た目の印象を損なうことが無く、とてもスタイリッシュな印象を与えてくれる長さです。ノートパソコンに繋いで使っても机の上を圧迫することなく、広々と使うことができます。
モバイルバッテリーにつないでも、ケーブルがひっかかったり絡まったりすることなく使うえる嬉しい長さ。短いので屈曲によるダメージも大きくなりますが、Owltechの技術によって断線に強いナイロン素材をメッシュ状に編み込んでいます。
とてもしっかりしている、と購入者からも評価は上々。カバンに入れて持ち歩いてみてほしい1本です。
Anker「Nylon-Braided Micro USB Cable」は、しっかりと挿しこむことができる安心信頼のUSBケーブル。コネクターを使っていてよく起きる問題の1つに、上手く挿さっていないことがあります。
いつも通り挿したつもりでも、いつのまにかコネクタが緩んでいることはめずらしくありません。この商品は、しっかりと挿しこめることができるのが特徴で、一度挿せばよほどでない限り抜けることはありません。
その分、抜くときに力が必要ですが、耐久性も高く壊れにくくなっているので安心して力を入れて抜いてください。ナイロン素材のケーブルによって、折り曲げてもクセが付きにくい高耐久性を発揮してくれる安心のケーブルです。
ここでは、USBケーブルを購入する前に忘れがちなUSBに関する情報を紹介します。USBケーブルは見た目が同じだったり似ていたりするので、購入の際には必ず形状と性能を確認しておきましょう。
USBには7つの形状がある、というのは一番初めに紹介した通りです。その中で、最も新しい形状なのがUSB Type Cです。大きさはmini USB程度。薄く横に広い形状をしています。
Type Cの特徴は大きく2つあり、1つは上下左右の区別がないことです。これまでのUSBを使ったことがある人は1度は体験したことがある、USB刺さらない問題。1回挿してもダメ、上下逆にしてもダメ、もう1度逆にすると入る現象です。
Type Cには上下左右の区別がないので、この問題が発生しません。
もう1つの特徴は、電源供給が双方向にできるPD対応(PowerDelivery対応)という点です。これまで、電源を送る側と送られる側が明確に分けられていましたが、この規格ではどちらも同じ立場となるので、自由度が高くなりました。
例えば、モバイルバッテリーから充電したり、逆にモバイルバッテリーを充電したりすることができるようになります。(今までは、Type AからType Bへ充電する1方向のみでした。)
これまで、規格ごとに必要だった複数のケーブルも、Type Cで統一することができるようになるので、ケーブル選びが単純化されるメリットがあります。
マイクロUSBケーブルには、充電用、通信用、充電&データ通信用の3種類があります。いずれも外見だけでは判断ができないので、購入するときにはパッケージをよく見て確認するようにしてください。
仕組みについての詳細は省略しますが、どちらか片方しかできないケーブルはその分の作業をケチっているということです。モバイルバッテリー用に使うのに両方できるケーブルを買っても無駄になってしまうので、適材適所となるように購入しましょう。
基本的な機能がある程度だと思っておきましょう。近年の100均商品はクオリティが高いものが増えていますが、大事なデータを扱う場合はやはり保証されているケーブルを使うのが無難かと思います。
また、100均のケーブルには、Q2で紹介したように充電用、データ通信用のどちらかしか対応していないものや、充電速度、通信速度が遅いものが売られていることも多々あります。(100均に限った話ではありませんが)
保証などはさておいても、必ず何用のケーブルなのか、電流は何Aまで流せるのか(0.5Aまたは1A~2A)、データ通信は速いのか(USB2.0またはUSB3.0対応)なのかを確認してから購入することをおすすめします。
耐久性と性能で選ぶ、マイクロUSBケーブルのおすすめ9選をピックアップしましたが、少しでも気になるものは見つかりましたか?
モバイル機器が発売されはじめてすでに20年以上経過しました。その間、実に多種多様なケーブル・コネクターが発売されています。そして、近年、やっと規格が統一され始めました。
人のライフスタイルに合わせて見えないところで進化をし続けているケーブル。見た目がシンプルなだけに、あまり興味をもたない人も多いようです。しかし、スマートフォン以上に皆さんが持っているのもケーブルなのです。
少しでも気になるケーブルがあれば、まずは試してみてください。たった10cmの違いで、あなたのライフスタイルがグッと変わる秘密道具となってくれるはずです。