今回おすすめするのは、ジェルネイルのマストアイテムである硬化用のライト。セルフネイルをはじめてみたい!と意気込んでみても、いざ調べてみるとラインナップが豊富でど...
今回おすすめするのは、ジェルネイルのマストアイテムである硬化用のライト。
セルフネイルをはじめてみたい!と意気込んでみても、いざ調べてみるとラインナップが豊富でどれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
とくに、UVライトとLEDライトはどちらも口コミ人気が高いので、比較が難しいアイテム。
そこで今回は、専門家から聞いた話をもとに、ジェルネイル用ライト選びに役立つ3つのポイントや、タイプ別おすすめライト10選、ライト購入時の気になる疑問と回答についてまとめてみました。
ママアイテム編集部
ジェルネイルにはUVライトでのみ硬化するもの、LEDライトでのみ硬化するものがあり、もし使いたいジェルが決まっている場合は、まずはどちらのライトで硬化するものなのか確認してみましょう。
決まっていない場合でも、次の3つのポイントをおさえることで、ライトだけでなくジェルネイル選びの目安にもなりますよ。
セルフネイルを手軽にはじめてみたいという場合、LEDライトに比べて安価なUVライトを手始めに検討される方も多いと思います。
また、自作ネイルパーツ作りにも人気のレジンはUVライトでのみ硬化するので、すでにLEDライトをお持ちの方にもおすすめのアイテム。
このUVライトを選ぶにあたり、おさえておきたいポイントはワット数です。ワット(W)とは消費電力を表す単位のことで、UVライトが光を発するときに実際に使われる電力を示しています。
UVライトで硬化するジェルネイルは、ワット数が大きくなるほど硬化しやすくなるため、短時間で硬化させるにはよりワット数の大きなUVライトがおすすめです。
市販されているライトは9Wから60Wまで幅広くありますが、36Wのライトが主流となっています。ほとんどのジェルネイルメーカーでは、UVライト使用時の硬化可能時間の目安に36Wを基準にしているので、36Wあれば十分でしょう。
一方、LEDライトはワット数ではなく波長で選ぶのがポイントです。
電球に用いられるLEDライトを思い浮かべていただけるとイメージしやすいと思うのですが、LEDは少ない消費電力で強い光を発生させるものなので、小さなワット数でも硬化するのに十分なパワーがあるものとなっています。
LEDライトの波長に着目してみると、市販されているLEDライトには波長域が400nm(ナノメートル)未満のUV-LEDライトと400nm以上の可視光線LEDライトがありますよね。
UVライトの波長域は315nmから400nmnなので、400nm未満のLEDライトはUVライトとしての機能も搭載しているのが一般的です。
各メーカーのジェルごとにそれぞれ硬化可能な波長域があるので、これに合わせてLEDライトを選ぶようにしましょう。
ジェルネイルの道具をはじめて揃える場合に、意外と見落としがちなのがライトの大きさ。実物を手にとってから買う場合はともかく、ネット通販でいきなり購入してみたら思いのほか大きかったと驚く人も多いものです。
自宅で使うことがメインならば5本指がすっぽり入り、ハイパワーな商品が多い設置タイプのものがおすすめ。持ち運ぶことを想定しているならば、軽量でかさばりにくい小型タイプが便利ですね。
セルフネイルを楽しむ女性は増えたものの、ジェルネイル用ライトを販売しているブランドやメーカーには明るくないという方も多いと思います。
そこでおすすめのブランド・メーカーを2つピックアップしてみました。
1983年に日本初の本格的ネイルスクールを開校し、2003年にはネイル業界初となる国際アカデミー賞を受賞するなど長い歴史と実績をもつネイルスクールが運営する会社です。
取扱商品にはネイルスクールで実際に使われているプロ仕様のアイテムも多く取り揃えられており、また購入後のアフターフォローが充実している点でも人気があるんです。
横浜市中区に本社を構え、ネイル用品をはじめとして女性のトータルビューティーを支えるさまざまな美容用品の開発・販売をしている会社です。
ネイルサロンを運営し、社内は女性社員が半数以上を占めるなど、女性の声をリアルに反映しやすい商品開発環境が特徴です。
今回はこれまでご紹介した3つのポイントとライトの種類を比較検討しながら、編集部おすすめの商品を選びました。
*消費電力
*波長域
*サイズ
*ライトの種類
まずは今回紹介する商品のうち、編集部が自信をもっておすすめする商品を紹介いたします。
それは、ころんとした女心をくすぐるフォルムながらも、活躍シーンを選ばない多機能なジェルネイル用ライト「24W KEDSUM UV LEDネイルドライヤー」です。
今回、おすすめの商品を選定するにあたり重視したのは、セルフネイルの敷居を下げることができる汎用性の高い商品であることです。
ジェルネイル選びで悩むのなら、色や柄・パーツといったデザインについてのワクワク感であって、このジェルネイルは手持ちのライトでもきちんと硬化するのかではないですよね。
その点「24W KEDSUM UV LEDネイルドライヤー」は、LEDにも対応した二重光源なので、どんなジェルを選んでも大丈夫。
もちろん、UVライトとしての機能を備えているので、将来的にネイルパーツをレジンで作ってみたいというときでも新たにUVライトを購入する必要はありません。
しかも、設置タイプにはめずらしいUSB給電もできるライトなので、コンセントが近くにないというときでも、パソコンやモバイルバッテリーから給電することもできます。
さらに、電源はセンサーでコントロールされており、最長99秒までカウントできるタイマーも本体上部に表示されるので、硬化時間のチェックや電源のオンオフで慌ただしいネイル時間から解放されることうけあいです。
また、商品のサイズは横幅、高さともにフットネイルも楽しめるサイズなので、指先から足先までジェルネイルを楽しめますよ。
ここからはサイズごとに、おすすめのジェルネイルライトをお届けします。
まずは根強い人気の設置タイプのジェルネイル用ライトからです。人気の理由はなんといっても一度の施術で複数の指を硬化させることができること。
ジェルネイルは前処理が終わってからも、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの塗布、未硬化ジェルの拭き取りとステップが多いので、硬化時間の短縮は気になるポイントですよね。
内部構造にリフレクトミラーを採用することで、UV蛍光管(9W)4本の光を親指から小指までムラなく照射することを実現したこちらの商品。36Wの高出力なので硬化までの時間も短くて済むのが特徴。
また、底板が取り外したり引き出したりできるようになっているので、フットネイルはもちろんレジン作りのときに、底板を引き出してレジンを取り出すことができるので大変重宝します。
底板が外せることで蛍光管の交換が楽なのも嬉しいですね。
本体上部には120秒のタイマーとスイッチが付いており、操作はとてもシンプルなので購入してすぐに使い始めることができます。
ジェルネイル硬化用ライトはすでに持っているけど、レジンでネイルパーツを作りたいのでUVライトを探しているという方にもおすすめです。
スタイリッシュでビビッドな赤い本体が印象的なこちらの商品。
通常、UVライトは定期的な蛍光管の交換が必要ですが、personal-αの「ネイル硬化ライト」はLEDでUVの波長域をとらえているので、UV蛍光管を搭載しておらず半永久的に交換の必要がありません。
ライトは本体内部上の手前と奥、左右の4箇所に設置され、ムラなく照射できるよう設計されているから、10秒から30秒という短時間での硬化が可能になっています。
また、電源にセンサーを搭載しているので、指先を差し込むだけでオンオフの切り替えができ、さらなる時間短縮効果も期待できますね。
気になるサイズですが、設置タイプとしてはやや小さなつくりになっているものの、しっかりと5本指を入れることができ、底板が取り外せるのでフットネイルも大丈夫。
コンセントを本体から取り外しができるので、収納しやすいのも好印象な商品です。
重さ約0.4kgと設置タイプながらも小柄で軽量なこちらの商品。購入者からは「小さいのにフットネイルもできる」「旅行に持っていきやすい」「小ぶりで場所をとらず収納できる」などの声が多く寄せられています。
注目の機能面では、光源はUVとLEDに対応した二重光源、電源は自動センサー搭載と使いやすい仕様になっています。
硬化時間については「硬化が早い」という声の方が多い印象ですが、「なかなか硬化しない」という声も聞かれますので、使うジェルや厚みによるちがいもありそうです。
手の下にアルミホイルを敷いたら硬化しやすくなったという声もありますので、試してみるのもおすすめです。
本体上部には30秒と60秒から選べる使いやすいデジタルスイッチのタイマーがついています。
ジェルネイルの初心者さんにとくにおすすめなのが、ジャパンネイルの「ジェルネイルキット n2」です。
ライト単独での販売はないものの、付属のライトできちんと硬化するジェルがセット内容に含まれているので安心してはじめることができますね。
注目のライトは、日本製のLEDを採用し、波長が405nm±5の可視光線LEDライトとなっており、肌に優しい光源なのが特徴。また、内部構造をペンタゴンタイプ(五角形)にすることでムラなく照射できるつくりになっています。
ライトは24Wと36Wから選べますが、LEDライトは波長がチェックポイントになること、また購入者の方からも「24Wで十分」という声がほとんどのことから、消費電力が少なくて済む24Wをおすすめします。
旅先や外出先で手軽に使いたいのであれば、コンパクトで持ち運びに便利な小型ライトがおすすめです。
1台目は設置タイプ、2台目は小型タイプといったように2台持ちをすると、より快適なジェルネイルライフを送れるようになるので、ぜひ商品の検討に加えてみてください。
本体サイズなんと9.5cm×2.9cmというとても小さなサイズながらも、仮硬化の目安が10秒、完全硬化の目安が30秒というパワー抜群のこちらの商品。
本体下部に足が付いているので、これを引き出したり折り畳んだりすることで、手で支えることなく使うことができます。
USB給電なので、外出先でリフトしてしまったネイルの修繕をする場合などにさっと取り出して使うことができてしまいます。ただ、本体が軽量なだけにコードを接続すると倒れやすいのが難点。使用時にはちょっとしたコツが必要となりそうです。
バッグにすっぽり収納できる手のひらサイズのライトでありながら、UV・LEDどちらにも対応した二重光源が嬉しいこちらの商品。
スリムな本体から足を引き出して使う形状になっているため自立させて使うことができ、幅もしっかりあるので、人差し指から小指まで4本の指が一度に硬化できるのが特徴です。
Eseiのライトの一番のおすすめポイントは、つるんとした可愛らしいボディに搭載されたタッチパネル。
セルフネイル中でも、ボディに軽く触れるだけで電源のオンオフを切り替えたり、45秒または90秒のタイマーが設定できたりしてしまう機能性の高さは使い勝手抜群!
購入者からも「タッチパネルがすごく便利」とこちらの商品をおすすめする声が多く聞かれました。
色は、白・ピンク・緑の淡い色彩が可愛らしい3色から選べるので、お好みに合わせて選んでみてください。
仮硬化の目安が6秒から18秒、完全硬化の目安が30秒とチップ式LEDを採用することで、驚異の硬化時間を実現しているRioRandのコンパクトLEDライト。
重さはわずか50gとバッグに忍ばせても気にならない重さ・サイズ感にもかかわらず、フットネイルにも活用できるスリムなボディが人気の理由です。そのうえ、USB給電用に付属しているアダプターまでも小さなつくりになっていて可搬性も十分。
本体上部にある電源はタイマー機能も兼ねており、30秒、60秒、90秒と3段階のタイマーに切り替えられる直感的な操作性が分かりやすくて嬉しいですね。
なお、購入者からは「レジンが固まらない」という声も聞かれますが、こちらの商品の波長は395nmから405nmとなっているものの、LEDライトとして販売されているものですので、UVで硬化するレジンやジェルは硬化しづらいことがあると思われます。
同じくKireidoから、さらにコンパクトさらに硬化の早い商品として人気なのが「USB式 UV-LEDライト」です。ボディは史上最少サイズの3.5cm×2.5cm、本体重量は18gという極小サイズ。
一般的にネイル用LEDライトで使われているLEDライトは破弾型LEDと呼ばれるものですが、こちらの商品で使用されているLEDは破弾型LEDライトの20倍の高出力を誇るチップ型LEDライト。このチップ型ライトゆえに、サイズ感を度外視したクオリティの高さを実現できているんです。
対応ジェルはLEDで硬化するジェルと先ほどご紹介したKireidoのライトと同じですが、こちらのライトは給電方法がUSB式となっているので、どちらにしようか迷われた場合は、USB給電のことを念頭に活躍シーンを想定すると失敗がないですよ。
これまでご紹介させていただいた商品の中で、気になる商品はありましたでしょうか。ここでは、購入前に問い合わせの多い2つの質問にお答えします。
UVライトで日焼けはします。
UVライトで硬化するジェルネイルは紫外線A波に反応する成分が含まれているため、UVライトは光の波長域が315nmから400nmである紫外線A波を発します。
この紫外線A波は、肌の奥まで届いて日焼けを引き起こし、シワやたるみなど光老化の原因となります。
ジェルネイルを硬化するための照射時間は非常に短時間ではありますが、日焼けが気になる方は光の波長が400nm以上のLEDライトや、ネイル用に指先だけくり抜かれたUVカット手袋の着用などをおすすめします。
ジェルネイルを効率的に硬化するためにはライトが必要です。
合成樹脂を蒸発しやすい揮発性のある成分で溶いたマニキュアとちがい、ジェルネイルは、主に合成樹脂と光重合開始剤からできています。この光重合開始剤は光の照射によって硬化するものなので、光がないと固まりません。
紫外線(UVライト)で固まるジェルであれば太陽光でも固まるので、硬化用ライトがなくても一応できますが、照射時間が長くなり、また天候にも左右されるためおすすめできません。
ジェルネイルには欠かせないアイテムである硬化用ライト。ジェルでセルフネイルを楽しむ人が増えたとはいえ、マニキュアほどの市民権を得ていないだけに、ライト一つとっても商品選びはなかなか難しいですよね。
でも、そうやって選んだ大切なモノに愛着を感じながら、自分や誰かの手元が美しくなっていく様子をみるのは、アイテム選びにかけた時間なんて忘れてしまうくらい嬉しいものです。
ジェルネイルをもっと身近に感じて楽しむことができる素敵な一品が見つかりますように。