スマートフォンにつなげて大画面で映像を楽しめるモバイルモニターは、持ち運びもできて便利です。パソコンにつなげてデュアルディスプレイとしても活用でき、仕事の商談や...
スマートフォンにつなげて大画面で映像を楽しめるモバイルモニターは、持ち運びもできて便利です。パソコンにつなげてデュアルディスプレイとしても活用でき、仕事の商談やプライベートでの交流にも役立ちます。モバイルディスプレイとも呼ばれていて、ゲームを接続して楽しめる機種もあるんですよ。ディスプレイサイズも大小さまざまなので、使い勝手によって選択の幅が広がります。ディスプレイの美しさを左右する解像度の高さと操作のしやすさから、自分にぴったりのモバイルモニターを選びましょう。失敗しないおすすめの選び方・メーカーを中心に、ぜひ使ってほしい厳選の8アイテムをピックアップしてみました。
ママアイテム編集部
サブディスプレイとして重要な役割を担っているモバイルモニター。ゲームモニターの代わり・スマートフォンのモニター拡張・パソコンとのデュアルディスプレイなど、使い方は千差万別です。
何を重視してモニターを選んでいくのか、下記をチェックして納得のいくアイテムを見つけましょう。
見やすさで選ぶなら、やはり大きいサイズのモニターが良いと思っていませんか。接続媒体が違うと表示の仕方も変わってきます。
モバイルモニターは7インチ程度から15インチ以上とサイズの幅が広いので、用途に合った選び方をすることが大事です。
外出時にノートパソコンでの作業効率を上げたい時は、12インチ以上のものにすれば文字も潰れず仕事もしやすくなりますよ。
出張先で作業スペースがあるのなら、ノートパソコンと同サイズのものを使用すると良いでしょう。おそらく14~15インチ程度になるかと思います。
スマートフォンの画面を大きくしたいなら7インチ~10インチ程度の小型タイプがぴったり。あまりに画面が大きすぎると文字や画像が潰れたり粗くなってしまいます。
グレア・ノングレアというのは、液晶画面の表面処理のことです。光沢のある液晶画面をグレア、光沢のないものをノングレアと言います。
大きな違いは“見え方”で、グレアは光沢があるためディスプレイのカラーも鮮やかでコントラストが高いです。黒も引き締まって見えるので、画像や映像を映し出すのに向いていますね。
スマートフォンを接続して映像を楽しんだりゲームをしたりするのに向いているタイプです。ただし、光沢のせいで反射が強く、画面に自分の姿などが移りこんでしまうことも。蛍光灯や太陽の光なども反射しやすい傾向にあります。
キズがつきやすいので、掃除に気を使わないといけないという点も懸念材料になりますね。
ノングレアに関しては、光沢がないので映り込みが少なく済みます。画面以外の視覚情報が入りにくいので、目の負担も軽く済みますよ。
ですが、発色はグレアに劣るので、書類製作を行うパソコン業務のサブディスプレイなどとして使うのに向いています。
解像度は数値が大きいほどディスプレイをより鮮やかに、きめ細かく細部まで表現してくれます。その中でもフルHDは解像度が1920×1080ピクセルのことを言います。
従来の解像度よりも数値が大きく、ひとつの画面を1920×1080のマスに分けて色を表現しています。そのため、きめ細かい表現が可能になり、映像をより美しく楽しめるようになりました。
高い解像度と映像美を誇るフルHDは、デジタル機器との相性が良いのが特徴。モバイルモニターにつなげば、ゲームや映像を高画質に映し出してくれます。ただし、元の画像や映像の解像度が低い場合はそのまま映し出されます。
モバイルモニターは、タブレット端末のようにバッテリーを搭載している充電式とアダプター供給の2種類があります。
持ち歩いて使用するなら、断然バッテリー搭載型のものを選ぶ必要がありまよね。充電すればどこでも使えるので外出時に使用できます。
アダプター供給は、主にAC電源やUSBから供給され、電源を確保しないといけません。USB供給の場合は、ポートが2つ以上ないと端末との接続ができない場合があるので注意が必要です。
自宅で使用するならアダプター供給式でも良いでしょうが、USB供給は電力供給にムラがあり画面が暗くなってしまうかもしれません。
AC電源供給は電力をしっかりと確保しながら供給してくれますが、どちらも外出時に使用するには向いていませんね。
パソコンやゲーム機、スマートフォンを接続する時に使う端子にも種類があります。まず簡単に接続できるのが、私たちが日頃使っているUSB端子。USBケーブルをつなぐだけで接続できる万能な端子です。
次に、パソコンやゲームを接続する時に使うのがHDMI端子とVGA端子。VGA端子はD-Sub15ピンとも呼ばれるもので、デジタル映像をアナログ変換して端末へ送る役割をしています。フルHDの解像度も出力可能なのでモバイルモニターへの出力も問題なく行えますよ。
そして、今主流になっているのがHDMI端子。こちらはデジタルの信号をデジタルのまま送信します。映像や画像情報の転送スピードが速く、映像に乱れなどがありません。
1.0から年々バージョンアップを繰り返し、バージョンが上がるごとに解像度や転送スピードが速くなっています。そうすることによって、より綺麗により美しくディスプレイに映し出してくれるのです。
調べていく中で気になってしまうのが価格相場ですよね。サイズが違えば価格も変わってきますが、今回は全サイズから最安値価格帯・売れ筋価格帯・高級価格帯の3つを調査したので購入時の参考にしてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
8,500円~ | 18,400円~35,000円 | ~530,000円 |
モバイルモニターの最安値は8,500円から。かなりリーズナブルな価格から販売されていますね。
売れ筋価格帯の中でも、2万円台後半の商品がもっとも購入されているようでした。
高級価格帯の最高が53万円なのですが、こちらは業務用にも使用できるアイテムです。美しい映像と高性能な機能を全て盛り込んでいる最高品質のモデルになっています。
美しい映像を映し出す高品質なディスプレイを求めるなら、それに特化したメーカー・ブランドのアイテムを選びたいですよね。
パソコン・パーツ・周辺機器・スマートフォンなどを製造している台湾のメーカーです。マザーボードなどの基盤製造を得意としていて、家庭にパソコンが普及する前から日本へ輸出を行ってきました。
当時から性能の良さが受け入れられていたというのが分かりますね。また、高品質なのにリーズナブルに手に入ることから、近年ASUSの製品の普及率が日本でもかなり増えてきています。
コンパクトな製品が多く、ミニノートパソコン(B5サイズ以下)やコンパクトデスクトップパソコンなど、手軽にパソコンを楽しみたい人に愛用されています。
モバイルモニターも製品に関してもハイクオリティーなので、多くの人に使われています。
パソコン本体・周辺機器・関連機器を扱うショップ。クオリティーの高い映像美を体感できるディスプレイを販売しています。
オシャレなディスプレイケースも販売しているので、映像のクオリティだけでなく製品アイデアにも富んでいます。
創業してまだ数年ほどしか経っていないモバイルモニター・タッチモニターを専門に扱うメーカー。製品の開発方針として軽量化と省電力設計に力を入れているので、持ち運びに便利な製品がたくさんあります。
製造の全工程と使用部品の全てにおいて台湾製にこだわっている同社。こだわりのある製品開発をしてるからこそ、素晴らしいクオリティの製品が誕生するんですね。
持ち運びに重要なモニターサイズと重量はもちろんですが、動画やゲームを楽しみたいならスピーカーが内臓しているかというのは欠かせないチェックポイントですよね。
この3項目を中心に製品詳細とおすすめポイントを紹介します。
一番おすすめするなら、薄くて軽くて軽量なアイテムがイチオシ。持ち運びに便利で大画面のモニターは仕事用に重宝しますよ。
ノングレアで目が疲れにくく、15.6インチの大画面なのでビジネスシーンにぴったりです。
パソコンとの接続はUSB端子で行え、パソコンからそのまま電源供給するのでケーブル1本で出力と電源供給が行えます。
ノートパソコンのバッテリーを使用すると早く消耗していまうので注意が必要です。USB3.0に対応しているので処理速度も早く行え、電源の供給もスムーズでしょう。
WVGAで800×480の画面なのでアスペクト比5:3になり、16:9のHD仕様の動画を再生すると余白が生まれる可能性も。
ノングレア・大画面・アスペクト比のどれを取っても、事務仕事には向いていますがゲームや動画再生にはあまり向いていないタイプになっています。
綺麗な映像やゲームを高画質で楽しみたいという人のために、フルHD対応のモニターをピックアップ。
ぜひおすすめしたい2アイテムを選んでみました。これで、より美しい映像を楽しむことができますよ。
電源はUSB供給ですが、ポートが2個ついているので電源供給を確保しながら別のUSB接続も可能。
HDMI・D.P・VGAのマイクロポートが付いているので入力は可能ですが、接続時にはオスがマイクロUSB端子になっているものか、変換ケーブルが必要になります。
スピーカー内臓で音楽も楽しめるほか、ヘッドホン端子も付いているのでまわりに迷惑をかける心配もありません。
ここまで高性能だと、バッテリー式ではないのが非常にネックな部分ではありますね。パソコンとUSBケーブルを接続すれば、電源を供給しながらデュアルディスプレイ・サブディスプレイとして活躍してくれます。
バッテリー内蔵型のモバイルモニターは、コードに邪魔されずどこへでも持ち運びが楽に行えます。新幹線や飛行機などの移動中にも重宝しますよね。
携帯性に優れた大容量の長持ちバッテリーで無駄な時間をなくしましょう。
8.9インチの小型ディスプレイは手軽に持ち運びできるコンパクトサイズ。映像ケーブルをつなぐだけなので簡単にマルチディスプレイが楽しめます。
HDMI端子も付いていて、HDMIからMiniHDMIへの変換ケーブルも付属良く、買ったその日からHDMI接続のゲームが楽しめます。
スマートフォンやタブレット端末と同じようにmicroUSBから電源供給できるので、ケーブルを差すだけで簡単に充電できますね。
スピーカー内臓&イヤホン端子がついているので、映像とともに音楽も楽しめますよ。
WUXGAは1920×1200の解像度なのでアスペクト比が16:10になります。HDの16:9の映像を見る時は、余白ができるかはみ出して映ってしまうかもしれません。
操作が簡単に行えるタッチパネルの方が現代人には扱いやすいのではないでしょうか。とくに若い世代は、スマートフォンの普及からタッチパネルを扱うほうが楽だという人も多くいます。
Windowsにはタッチパネルに対応しているOSがでているので、デュアルディスプレイにしてもタッチしながら操作できるのはありがたいですよね。
ディスプレイはIPSでグレアパネルを使用しています。そのため、なめらかな映像と美しくてコントラストの効いた映像が楽しめるのが特徴。
最大表示色数は26.2万色と多く、色の表現が綺麗に映し出されます。タッチパネル型のモニターなので、タッチパネルに対応しているOSを搭載したパソコンを接続するとデュアルでタッチパネルを使用でき、仕事効率もあがります。
画像や写真に特化しているタイプなので、映画やゲームなどの娯楽や映像関係の仕事をする人に向いていますね。
HDMI端子・VGA端子・USB端子の入力が可能で、全て端子ケーブルが付属されています。到着してすぐ使えるのはとても便利ですよね。
スピーカー内臓・ヘッドホン端子付きなので音楽を楽しみながらの仕事も可能です。PCに接続すれば液晶タブレットとしても利用できます。
1920×1080の解像度で16:9のアスペクト比の13.3インチモニター。HDの規格と同じなので、余白を作ることなくダイレクトに美しい映像を映し出せます。
モニタースタンド付きなので立てかけながらの使用も可能。タッチしての操作がしやすくなりますね。
HDMI・USB・SVの端子が付いていて各種接続可能になっています。(HDMIはmini端子)
電源供給はAVアダプターになっているので画面が暗くなる心配もありません。本体はスタイリッシュなメタリックデザインで、持っているだけでオシャレ感もアップします。
家族や友人と写真や映像を旅先で鑑賞したい時、15.6インチならみんなで楽しめます。パソコンをつなげることもでき、ゲームにも使えます。
HDMIポートが2つも付いているので、ケーブルを付け替えなくて良いのはメリットですよね。
HDMI・USBケーブルは付属しているので、デジカムやデジカメからダイレクトに出力が可能。撮った動画をその場ですぐに大画面で確認できますよ。
IPSのフルHDでゲームも映画鑑賞も楽しめます。もちろんタッチパネルに対応しているOSを搭載したパソコンとも接続可能です。
タッチパネルなので、スマホゲームを接続して大画面で楽しめるというのも醍醐味ですね。
液晶物質を電流によって向きを変え、光や色を表現するLCD方式を採用した3.5インチのミニモニター。
480×320~1920×1280の解像度に適応していますが、アスペクト比が特殊なのが気になるところ。
各種ケーブルや基盤の設置もできるのでアレンジ性が高く、お試しで改造したいというような上級者向きのかもしれません。
自分好みにカスタマイズしたいならおすすめのアイテムです。
モバイルモニターを購入前に、よく聞かれる質問に答えます。いままで聞けなかった、そもそもどういうものかわからないなんてこともありますよね。
モバイルモニター自体はあくまでモニターなので、タブレットとしては使えません。モニターにはOSが搭載されていませんから、外部から入力がない限り電源を付けると明かりが付くだけでピクリとも動きません。
モバイルモニターをタブレットとして使いたいなら、タブレットをモバイルモニターに接続すれば使用可能です。
ですが、おそらくサイズがそれほど変わらないのであまり意味がないかもしれませんね。
振り返ると、モバイルモニターは用途によってかなり種類が豊富にありましたね。それぞれにあったモニターを使いたいなら、きっちりと調べてから購入することをおすすめします。
おさらいですが、自宅でゲームや映像を楽しむことに使いたいならグレア・IPS・ACアダプタ・HDMI&VGA端子付き・USBポート付きのモニターを。スタンドもついているとなお良いですよ。
外出先で楽しみたいなら、バッテリー搭載のものを選ぶと良いでしょう。仕事で使うなら大画面でノングレアの目に優しいUSB電源供給タイプ型がおすすめです。
用途に合わせて使い勝手の良い自分にあったアイテムを見つけてくださいね。