ランドリー収納のおすすめな選び方4つ
賃貸や築年数の経った家の場合、備え付けの収納がなくて使い勝手が悪いこともしばしば。特に、形の悪いランドリースペースの場合、デッドスペースがかなり多く、もったいないですよね。そんな無駄なスペースを生かしたり、使い勝手を良くしたりなど、目的に合った選び方を4つ紹介します。
1.デッドスペースを生かす!置く場所に合わせてサイズを選ぶ
今、ランドリースペースを想像して、どこかスキマや空間はありませんでしたか。洗濯機の上・洗面台の横・洗濯機の横など、実は使ってないスペースって結構ありますよね。ランドリー収納にはサイズも形状もデザインも全く違う、家庭ごとに合わせられるものが本当にたくさんあるんです。そして、洗濯機上のスペースを使いたいなら、ランドリーラックがベスト。主に、置き型と突っ張り式の2種があるので、洗濯パンの幅や洗濯機のサイズに合わせて選ぶといいでしょう。洗濯機上のスペースを利用したくない、もしくはもうすでに使っていて増やしたいという場合には、可動式のワゴンタイプにするといいですよ。軽々動かせるので邪魔にならず、スペースを有効利用できます。20cm程度のスキマがあるけど細くて棚が置けないという人にも、小スペース対応の可動式ラックや引出しがあるので、活用できそうですね。
2.タオルなど毎日使うものを入れるなら取り出しやすさで選ぶ
バスタオルやフェイスタオルは毎日使うものだからこそ、取り出しやすい場所に置いておきたいですよね。棚の中に入れてしまうか、思い切って見せる収納にするべきか悩みどころです。タオルの種類が統一されているなら見せる収納でオシャレにできますが、贈り物や粗品でもらったタオルを使用しているとなかなか使えないですよね。バスタオルの使いやすさと収納の見栄えの良さから考えて選ぶのもひとつの手ですよ。
3.統一感ですっきり見せる!シンプルなデザインを選ぶ
色や形を揃えて統一感を出すことが、ランドリースペースをすっきりとまとまりのあるように見せる秘訣。生活感のあるものはなるべく隠し、見せても絵になるものをオシャレに飾りながら収納するというのもすっきり見せるコツなんです。かご・コンテナ・ラックはもちろんですが、タオル類も同じ色でそろえることができたら、より一層統一感も出せ、見せる収納にもつながります。ですが、タオル類を一新させるというのはなかなかハードルが高いので、出来る範囲で自分に合った使いやすい収納を見つけたいものです。
4.生活感を隠すならおしゃれなカゴや布を使った収納を選ぶ
ランドリースペースに限らず、家の中でごちゃついている場所というのは、基本的に生活感が丸出しになっているからだと知っていましたか。そうならないようにするために、見せる収納を利用しておしゃれなカゴや布を使えば簡単に生活感を隠すことができるんです。見栄えのいいおしゃれなカゴやケースを配色と配置を考えながら設置すれば、あとは中にものを入れるだけ。雰囲気を出したいなら一番良い方法だと思います。ランドリーラックなら、上からカーテンや布を吊り下げて洗濯機ごと隠してしまってもいいですよね。一瞬にして全てを隠せてしまいますよ。
ランドリー収納のおすすめメーカー・ブランド
ランドリー収納に限らず、家具や収納の大型収納から生活雑貨など、私たちの生活に欠かせないアイテムを取り揃えている二大巨頭を紹介。いつもお世話になっている人も多いのではないでしょうか。やはり収納と言えばこのブランドですよね。
1.ニトリ
言わずと知れた『ニトリ』は“お値段以上”のアイテムが豊富。一世を風靡したミニスキレットも記憶に新しいです。食器や衣類、寝具にも力を入れていて、生活に欠かせないブランドとなっています。ランドリー収納に関しても、多彩なラインナップを展開。『ニトリオンライン』では税抜き7,000円以上で送料無料になるので、大きな買い物があるときは店舗へ行くよりネットショップで購入するのをおすすめします。ただし、配送までに結構時間がかかることがあるので、急ぎのときは近くの店舗での購入が安心でしょう。
2.アイリスオーヤマ
数々のヒット商品を生み出している『アイリスオーヤマ』。犬用のプラスチックサークルや犬小屋を一番最初に作ったのも、衣類を収納するクリアケースを開発したのも、このアイリスオーヤマなんです。今ではどの家庭でも普及している大ヒットロングセラー商品を数多く輩出している同社だからこそ、ランドリー収納のレパートリーも盛りだくさん。園芸用品・収納・ペット用品など、暮らしを豊かにする素晴らしいアイテムが取り揃えられているメーカーですよ。
今回の商品の比較ポイント
各家庭のランドリースペースの大きさや間取りによって、設置できるランドリー収納の種類も変わってくると思います。そこで、サイズ・重さ・色・耐荷重の4つをメインに、設置方法やタイプの違う10アイテムをそれぞれ比較しました。設置したいランドリースペースに合う収納が見つかるといいですね。
*本体サイズ
*重さ
*カラー
*耐荷重
今、編集部がおすすめするランドリー収納はコレ!
ランドリースペースが狭くて収納場所が増やせなかったり、逆に広くてどれを設置したらいいか分からないなど、悩みはいろいろありますよね。今回最初におすすめする編集部イチオシのアイテムは、少し余裕のあるランドリースペースにぴったりな棚です。
ニトリ「ランドリーストッカー フロンティア」
ニトリ ランドリーストッカー フロンティアtarget
*本体サイズ/H1800mm×W300mm×D400mm
*重さ/-
*カラー/ホワイト・ダークブラウン・ローズ
*耐荷重/-
これ一本で全てが収納できる
一番上の開き戸には洗濯洗剤やボディソープなどのストック入れ、上から二段目の扉なしの棚にはタオル類を見せて収納できます。三段目の引出しにはドライヤーや歯ブラシのストックなど、細かなものを収納するのにちょうど良い深さ。そして一番下はワイヤーバスケットが内臓されていて、外から洗濯物を入れられるようになっています。洗濯物を溜めていても外からは隠れて見えず、生活感がでないのが良いですよね。ランドリースペースをすっきり見せてくれ目隠しにも使える優れもの。棚の一番下は空洞になっているので、体重計などを収納しておくのにも便利ですよ。スリムサイズなのに大容量の棚は、設置できるスペースがあるならぜひ使って欲しいアイテムです。
狭い隙間をバッチリ活かせる!スリムタイプのおすすめランドリー収納3選
狭いからと言ってデッドスペースをそのまま放置していませんか?スリムタイプの収納なら、すっぽり入って狭いスペースも活用できてしまうんです!諦めていたスキマを収納スペースに変えてあげましょう。
1.ニトリ「スキマ収納 キュアトロ」
*本体サイズ/H1500mm×W350mm×D440mm
*重さ/-
*カラー/ホワイト
*耐荷重/-
見せる収納の決定版
幅350mmのスキマ収納にぴったり。4段あるので細いスキマも有効活用できますよね。洗剤の入れ物を変えて、わざと見せるように飾ればインテリアとしても溶け込みます。また、カゴやケースを設置してその中に収納するようにすれば、中はごちゃついていてもすっきりとした雰囲気にしてくれます。ランドリースペース以外にもリビング・キッチン・書斎でも使えるので、使わなくなっても別の用途で使用できる使い勝手の良さがオススメポイント。真っ白で清潔感のあるシンプルなつくりなので、イメージ的にはランドリースペースにぴったりです。
2.クロシオ「鏡面すきま収納タオルストッカー」
*本体サイズ/H1780mm×W250mm×D310mm
*重さ/21.5kg
*カラー/ホワイト
*耐荷重/-
スキマの幅に合わせて選べる3種類
本体幅が200mm・250mm300mmの3種類から選べるスリムタオルストッカー。4段の棚と5段の引出しで必要なものは全て片付けられます。200mmのスキマさえあれば大容量の棚を設置できるので、かなり重宝しそうですよね。上下分かれているので引越しや移動のときにも動かしやすくて便利です。また、下の引出しは完成品ですが、上部の棚は組み立て式なので注意してください。棚の部分には扉はありませんが、かごやケースに入れたり、突っ張り棒でカーテン風に布を垂らしても目隠しになりますよ。
3.平安伸銅工業「ランドリーサイドラック」
*本体サイズ/H700mm×W200mm×D430mm
*重さ/2kg
*カラー/ホワイト
*耐荷重/10kg
洗濯機の横スペースを最大限に利用
頻繁に使う洗濯用品や洗剤類は洗濯機のすぐ横に置いておきたいものですよね。でも、洗濯機横の幅が狭くて棚が置けない、もしくは直置きになってしまうという悩みも。そこで、扱いやすい位置に置いておきたいというのを可能にしたのが、このワイヤーラックなんです。スリムな場所に最適なワイヤーラックは、ホワイトで清潔感があるシンプルなつくりに。一番下は高さがあるものを置けるのでボトルやリフェルなどを収納できます。引き出せるタイプで、二段階式のストッパーがついているのが安心ポイント。引き出しすぎて落としてしまったりという心配もありません。
移動できるから掃除も楽々!ワゴンタイプのおすすめランドリー収納3選
可動するワゴンワイプのランドリー収納なら、狭いランドリースペースでも移動するだけで広く使えて便利ですよね。シェルフやストッカーなどの棚を設置できない場所にはワゴンタイプでかしこく収納スペースを増やしましょう。
1.アイリスオーヤマ「メッシュカート」
*本体サイズ/H680mm×W250mm×D400mm
*重さ/1.96kg
*カラー/ホワイト
*耐荷重/-
小さくてコンパクトな超軽量型
小さくて小回りも利くコンパクトサイズのメッシュワゴン。移動も軽々できるので家事動線の邪魔になりません。ランドリースペースだけでなく、リビングやダイニングで使用したり、キッチンでもお菓子ボックスや調味料ワゴンとして活躍してくれそうですよね。250mmの幅なので、スキマ収納にもぴったりです。組み立て式なので苦手な方は注意してください。同シリーズでは3段と4段に2パターンがあり、4段タイプは高さが850mmあるので、より多く収納できますね。
2.レクエア「ランドリーバスケット3段」
*本体サイズ/H1090mm×W450mm×D350mm
*重さ/2.5kg
*カラー/アイボリーと・ブラウン
*耐荷重/-
洗濯のときに大活躍
洗濯のときに重宝しそうな3段バスケット。一番下にはもちろん洗濯かご。真ん中と一番上も穴あきメッシュの通気性のよさそうなバスケットになっています。洗濯物を出すとき、服・靴下・下着・タオルと何種類かに分別できて、洗濯機を回す前の仕分けも楽になりそうです。洗濯後も洗濯機から取り出すときに仕分けしておけるので、干すときもかなり便利になりますよ。上段と中断のバスケットには洗剤を置いておくスペースとしても利用できますし、一番下の洗濯籠は取り外しできるので、洗濯を干しに上階へ上がる際にも問題なく使えます。
3.不動技研「スマートワゴンFit」
*本体サイズ/H885mm×W450mm×D125mm
*重さ/1.85kg
*カラー/ホワイト
*耐荷重/-
スキマにすっぽり。超スリムタイプ
奥行き125mmで超スリムなスキマ収納ワゴン。サイズは4種類あり、幅が450mmの3段・4段、550mmの3段4段で、それぞれ高さが違います。2Lのペットボトルが収納できるサイズなので、ランドリー収納だけでなく、キッチン収納としても使えます。また、シンプルなデザインなので、リビングやダイニングでも違和感なく使えるカメレオンアイテムなんですよ。組み立て式ですが、ポリプロピレン製で軽く組み立てやすいので、女性でも簡単に作れます。ねじもなども不要なので安心して組み立てられますよ。
収納棚にタオルや洗剤もしっかり収まる!ラックタイプのおすすめランドリー収納3選
ランドリースペースと言えば、洗濯機上のスペースはどのように使っていますか。デッドスペースになってはいませんか?今、洗濯機上のスペースに何もない状態なら、ぜひラックタイプのランドリー収納で有効活用してください。
1.アイリスオーヤマ「ランドリーラック」
*本体サイズ/H1925mm×W655~925mm×D410mm
*重さ/16.1kg
*カラー/ホワイト・ブラック
*耐荷重/各棚ごとに5kg
伸縮タイプで簡単設置
洗濯パンや洗濯機の幅に合わせて伸縮できる設置幅は、ある程度のサイズを把握していればいいので、買ったときにサイズが違っていたなどの失敗を防げます。ラックの幅はねじで簡単に調整できるので、ちょっと幅を変えたいときにも楽に変更できますよ。組み立て式ですが、詳しい説明書が入っており、分かりやすく解説がされていると思います。伸縮部分には天板がありませんが、パイプハンガーとして利用でき、スプレーボトルをひっかけたり洗濯物を一時的にハンガーにかけたりと、使い道は無限大。サイド部分はメッシュパネルがついているので、こちらにもいろいろと引っかけれられて便利そうですよね。
2.平安伸銅工業「ランドリーラック」
*本体サイズ/H1820mm×W600~930mm×D530mm
*重さ/-
*カラー/ホワイト
*耐荷重/15kg
ハンガー?それとも目隠し?
横幅は伸縮するタイプで、600~930mmの洗濯機に対応しています。これだけの範囲があれば、ほぼどのメーカーの洗濯機にも対応しているのではないでしょうか。2段のメッシュ棚になっているので、バスケットやケースに入れて収納するのをおすすめします。ハンガーパイプ付きなので、ちょっとかけておいたりするのに便利ですし、フープカーテンを付ければ目隠しにもなりますよ。同シリーズでは、棚が1段とランドリーバスケットのタイプ・棚が1段とランドリーバッグのタイプ・棚が3段タイプ・棚が2段タイプの計4種類から選べるので、使い勝手が良さそうなものを用途に応じて選べます。
3.ビーカム「ランドリーラック」
*本体サイズ/H1940mm×W660~920mm×D460mm(下)500mm(上)
*重さ/-
*カラー/シルバー×ホワイト
*耐荷重/-
安定感のある極太パイプ
棚板の高さは、7cm間隔で11段階に調節できるます。そのため、洗濯機や収納するものの高さを確認しながら位置を決められるのがいいですよね。棚板は横幅10cmのプラスチック製の板を並べているだけなので、取り外してバスケットを乗せたりできる、カスタマイズの自由度がおすすめポイント。一般的なランドリーラックの太さが約19mmなのに比べて、ビーカムのランドリーラックは約25mmと極太なパイプを使用しています。そのため、安定感のあるずっしりとした存在感があり、安心して使えます。ハンガーパイプ付きなので、ちょっと衣類をかけておくのにも、カーテンを付けて目隠しをするのにも便利です。
ランドリー収納を購入時の気になる疑問・質問
ランドリー収納を購入しても、収納方法がおざなりだとオシャレに片付けられなかったりしますよね。そうならないためのワンポイントアドバイスは必見です!
Q1:おすすめのランドリー収納のアイデアは?
収納するときに考えないといけないのは、取り出しやすさと片付けやすさです。特に、タオルなど使用頻度の高いものは、あえて見せる収納にしてしまうといいでしょう。色や柄、形を合わせると統一感が出てすっきりと見せられすよ。ただし、色がバラバラでも買い換える必要はありません。タオル種類にもよりますが、並び方を変えてグラデーションをつけるようにすると綺麗にまとまってくれると思います。たたみ方にも気を使うと、見た目もグッと変わってきますよ。細かいものはケースに入れて収納すると見た目にもすっきり綺麗です。重ねるタイプのものだと、収納力もアップし一石二鳥。メイク道具やドライヤーなどは一式まとめて揃えておくと、持ち運びも片付けもしやすくて毎日スムーズに準備ができますね。
Q2:洗面台や洗濯機の周りに隙間が無くてランドリー収納が置けないときは?
そんなときは、場所を選ばないワゴン式のランドリー収納が便利。ランドリースペースを利用するときには外にだしておいたり、邪魔にならない場所に置いておけます。また、洗濯機上のスペースが開いているなら、ラックタイプのランドリーラックを設置すれば、かなりの容量を収納できるようになりますよ。
まとめ
最近ではDIYブームの影響からか、ランドリーラックやワゴンをハンドメイドしてしまうアクティブな方も増えていますよね。「本当は自分も作ってみたいけど……」「自分の理想があっても作るのは苦手」という方も多いはず。市販されているランドリー収納でも、使い方やアレンジ次第でかなりオシャレなランドリースペースになるんです。せっかく収納を増やすなら、ただ片付けるだけでなくオシャレですっきりとした、まとまりのある空間にしたいですよね。そんな理想を実現するためのお手伝いが出来たらいいな、と思います。