今おすすめのスニーカーについて、ファッションの専門家に徹底リサーチしてきました。合わせやすさや歩きやすさ、レディース・メンズ別のおすすめなど、こだわりの視点から...
今おすすめのスニーカーについて、ファッションの専門家に徹底リサーチしてきました。合わせやすさや歩きやすさ、レディース・メンズ別のおすすめなど、こだわりの視点から12足のスニーカーを厳選しました。今買うべきスニーカーをお見逃しなく!
ママアイテム編集部
普段スニーカーを選ぶ時、どんなことを意識していますか?ちょっとしたポイントを押さえるだけで、快適に履けるうえ、スニーカーが長持ちするんですよ。
ここでは、知っているようで知らない『スニーカーのおすすめな選び方』を5つ紹介します。
スニーカーは、ヒールや革靴と違い底がフラットなため、「気に入ったものならサイズが大きくても買ってしまう」という人は意外と多いようです。
しかし、サイズが合わないと歩きづらいだけでなく、ふとしたタイミングで転んだりケガをする恐れがあるので、自分に合ったサイズかをしっかりチェックしましょう。
中には、『足が小さくバランスが気になるのでいつも大きめのスニーカーを履いている』という人もいるかもしれませんが、大きめサイズを選ぶ場合でも、中敷きを使うとある程度フィット感が調整できるか?靴の横幅と足幅が違い過ぎないか?というポイントだけでも気を付けると、ずいぶん歩きやすくなりますよ。
スニーカーは”歩きやすい靴”ではありますが、だからと言って靴の中や足が蒸れないわけではありません!
足の蒸れが気になる場合は、透湿性能のある素材を使ったスニーカーを選びましょう。
透湿性能とは、汗や湿気を外に逃がして、べたつきや蒸れを軽減させてくれる性能のことです。
スニーカーに使用される透湿性能の高い素材として『ゴアテックス(GORE-TEX)』が有名で、アディダスやニューバランスといった一流メーカーでも使用されています。
また、ゴアテックスは透湿性とともに防水性にも優れているので、スニーカーだけでなくレインウエアや医療現場でも使われています。
ただゴアテックスを使ったものは価格が高くなる場合が多いので、普段使いのものなら『メッシュ』素材のものを選ぶだけでも十分効果があります。
ひとつ気を付けたほうが良いのが、メッシュ素材は優秀ですが、デザインによっては冬場は寒くて履けないこともあるので、その点も考慮して選びましょう。
「軽い雨くらいならスニーカーで外出したい」という人は、防水性能もチェックしましょう。
一般的に『スニーカー=丈夫でいつでも履ける』というイメージが浸透していますが、使われている素材によっては、雨の日に履いて出歩けば、一発で傷んで駄目になる可能性もあります。
特に、ゴムソールの変色やレザー部分の縮み・割れは起こりやすいので、防水性能があるかどうかは事前に必ずチェックしましょう!
下記表は防水性能が付いていない場合の雨に対する強さを示す表です。スニーカーの購入時や外出時の目安にして下さい。
スエード | レザー | キャンバス | ナイロン | 合皮 | |
---|---|---|---|---|---|
雨への強さ | 皮が伸び、形が変形する可能性あり | 皮が固くなり変形する可能性あり | 布自体は強いが、泥汚れが落ちにくくなる | 比較的強く乾きも早いが、雨をはじいてくれない | 多少の雨ははじくが、その後陰干しなどは必要 |
※雨への強さを表すもので、防水性能を表すものではありません。
突然の雨で皮やスエードが濡れてしまった場合は、型崩れしないよう新聞などを靴に詰め、水を吸わせながら頻繁に交換してください。そのまま放置すると型崩れの原因になります。
普段ガンガン履きたいなら、いつものコーデに合わせやすい色やデザインを選びましょう。
さまざまなタイプのスニーカーが出ているので、一目ぼれしたデザインやフィーリング優先で選びたくなってしまいますが、スニーカーだけが浮いてしまっては、せっかくのお気に入りも履けずじまいで終わってしまいます。
自分の定番コーデや手持ちのワードローブを考えて、スニーカーと合わせられるか事前にシュミレーションしてみましょう。
スニーカーと言えども今は立派なオシャレアイテムの一つです。
値段もピンからキリまでありますが、それぞれの価格帯と特徴について見てみましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
~4.780円 | 4.980~13.900円 | 14.000円~ |
昔ながらのオーソドックスなデザインが多い | 定番人気のロングセラー商品が多い | 一流メーカーや、高級素材を使ったものが多い |
スニーカーは価格の幅がとても広く、ブランドもののスニーカーとなれば、10万円を超えるものも珍しくありません。
そして売れ筋価格帯はあるものの、デザインや性能が気に入れば、価格に関わらず購入する傾向が強いことが分かりました。
「安くてすぐ駄目になる」「高いけど長持ちする」ということもあるので、コストパフォーマンスをよく考えて購入するとさらに良いでしょう。
スニーカーのブランドやメーカーは数えきれないほどありますが、その中から”性能・品質・人気”ともに揃ったおすすめのブランドを、3つ紹介します。
アメリカ・オレゴンに本社を置くスポーツメーカーで、1964年に設立されました。
ナイキの前身BRS社は、高品質で低価格の日本製スニーカー:オニツカタイガーの輸入販売をしていましたが、後にオニツカタイガーの技術者を引き抜き、福岡のアサヒシューズで生産したスニーカーを『NIKE』として販売スタートさせました。
1908年にアメリカ・ボストンで設立されたブランドで、元は雨や雪でも作業可能なラバーシューズの製造開発をしていました。
バスケットボールシューズとして生まれた定番”キャンバスオールスター”は、今年で発売100周年となります。
1906年にアメリカ・ボストンで、元は偏平足などの矯正靴を製造するブランドとして設立されました。
足の解剖学や運動生理学などの深い理解とノウハウを生かし、1960年代にランニングシューズの製造をはじめました。
*サイズ
*防水性能
*透湿性能
スニーカーを選ぶ時に、まず一番に求めるものは何ですか?
人それぞれにこだわりはあるかと思いますが、『履き心地の良さ』『デザインの良さ』『合わせやすさ』を重視する人は、きっと多いのでははないでしょうか?
ここでは、履き心地の良さ・デザインの良さ・合わせやすさも抜群な、今、一番おすすめの一足を紹介します。
スニーカー選びに迷ったら、まず一番にこちらをチェックしてみてください!
”TANJUN”とは日本語で『シンプル』という意味を持つ言葉にちなんで名づけられています。
その名の通り、継ぎ目のない洗練されたアッパーは、すっきりシンプルだけど、どこかエレガントでモダンな印象です。
収縮性のある優れたメッシュ素材は足も蒸れにくく、「通気性が良くて暑い季節には最高」「軽くて通気性抜群」というレビューが非常に多く見られます。
また「想像以上の軽さで履きやすい」という、靴の軽さに満足する声もとても多いです。
しかし、メッシュ素材で通気性は良いですが、雨の日は水が染み込みやすく向きません。冬場も足元が少し寒く感じるそうなので、気温の高い季節に特におすすめなようです。
今やスニーカーは『ただの運動靴』ではありません。タウンユースは勿論のこと、おしゃれに欠かせないアイテムの1つとなっています。
しかし、おしゃれのつもりで履いていても、チョイスや履きかたを間違えると『ただの運動靴』に逆戻りしてしまうのも事実……。選び方が難しいアイテムでもあります。
ここでは、合わせやすいのにおしゃれなレディーススニーカーを4つ紹介します。これを選べば、『運動靴』になる心配はありません!
履き心地に定評のあるニューバランスの中でも、M1400は足幅が広いと言われる日本人の足にピッタリフィットするデザインです。
とてもシンプルで何にでも合うデザインですが、滑らかなスエード素材と落ち着いたカラーリングは、おしゃれで洗練された印象を演出します。
100%Made in USAで、職人が全てハンドメイドで仕上げます。「とても丁寧に縫われていて履き心地が良く歩行が楽」「履き心地もデザインも最高で他の靴が履けない」などのレビューからも品質の良さが伺えます。
実はM1400は一度製造中止になったデザインですが、再販への要望がとても強く、数年を経て再製造されることになった人気の商品です。
*サイズ:22-29cm
*防水性能:△
*透湿性能:〇
初めて名前を耳にする人もいるかもしれませんが、『ワンミックス』は中国のシューズブランドで、低価格で性能の良い靴を製造販売しています。
ニット素材を採用したアッパーは通気性と柔軟性に優れ、吸汗性の良いインソールは着用時の蒸れを解消してくれるため、快適でストレスの少ない履き心地です。
「有名メーカーのAir商品は高くて買えないけど、これはお手頃なのに履き心地が良く満足」という声にある通り、ソールのエアクッションが足への衝撃を和らげて、膝や腰への負担も軽減してくれるそうです。
ただ「ソールが濡れると凄く滑る」という気になるレビューも見られるので、雨の日や濡れた場所を歩く時には注意が必要かもしれません。
オールスター生誕100周年を記念して発売された『ALL STAR 100』シリーズから、スカジャン(スーベニアジャケット)をイメージしてデザインされたのがこちらの商品です。
キャンバス地に施されている虎柄は、日本の伝統織物である『西陣織』で刺繍されており、”Japan”の赤文字とともに存在感と高級感が漂っています。
発売間もないうちに完売したショップも多く、今後コレクターアイテムになる可能性も高い商品で、オールスター特有の合わせやすさは残しながらも、ほかの人とは違ったオシャレや個性を演出してくれそうです。
レディースサイズは比較的まだ在庫があるようなので、サイズが無くなる前に早めの購入をおすすめします。
靴の先まで一体織となった”3D立体通気メッシュ”採用で、熱がこもりにくく、足先まで蒸れずに快適な履き心地なのが特徴です。
アウトソールはエアクッションで、走りやすさも歩きやすさも抜群で「毎日1万歩以上歩くが、クッション性が良く足裏が楽」「通気性もクッション性も良い」という履き心地の良さが伺えるレビューが多く見られます。
また、防水性も多少あり「小雨なら履いても大丈夫」という声もありました。
一方で、靴底の耐久性を問題視する声が多く「底がなくなって靴下が見えた」「靴底の黒いゴムがボコボコはみ出た」などの声もあり、使用状況によっては長期使用に問題があるようで、「値段が安いので履き潰し用」という人もいました。
メンズスニーカーと言えば、レディーススニーカー以上におしゃれアイテムとして定番化しているのではないでしょうか?
それだけに、数も種類もレディースのものより圧倒的に多く、気に入ったアイテムを見つけ出すだけでもそれなりの時間がかかるでしょう。
ここではメンズスニーカーのおすすめを4つ紹介します。絶対外さないおしゃれスニーカーを厳選したので、好みに照らし合わせて、それぞれを比較してみて下さい!
あまりにも有名な『アディダス・スタンスミス』は、世界一売れたスニーカーとしてギネスにも認定されています。
元々テニスシューズとして作られているため、ソールのクッション性とグリップ性は抜群で、いくつかあるアッパータイプは、耐水性のあるガラスレザーを使用したものが、実用性と高級感があり人気です。
「予想以上に履き心地が良い」「今まで履いた靴で一番」という高評価が多く、お値段はやや高めですが、「もう数年履いたけど、皮もソールも丈夫で長持ちする」という声もあり、それだけの価値はあると言えるでしょう。
「履き心地が良く子供にも安心」という声も多いですが、実は筆者も、品質が安心できるので自分の子供に履かせています。
90年代後半に社会現象となった『ナイキ・エアマックス』は、スニーカー好きなら知らない人はいない名作で、今でも根強い人気を誇っています。
ナイキ独自のエアーソールはとても軽くてクッション性が良く、アッパーには撥水性と通気性を併せ持つ”ブリーズテック素材”を使用しているため、履き心地・機能性ともに抜群です。
細身で小さめなので1サイズ大きめを選ぶ人がほとんどですが、「最初はキツかったけど、1カ月履いたら今まで履いたどの靴よりもフィットするようになった」というレビューも見られました。
サイズ選びはとても難しいですが、単に造りが小さめの靴だから1サイズ上げればいいとは一概に言えないようです。
バスケットボールシューズの名作となる『エアーフォ―スワン』は、AIR MAXと同様にナイキを代表する人気スニーカーの一つです。
どんなスタイルにも合うクラシックなシルエットで、カラーによって異なるアッパー素材を使用しており、好みによって質感の違いを楽しめます。
「ソールが3cmと厚めでしっかり造られていて良い」「足を包み込むようなしっかりした履き心地が好き」という肯定的なレビューが見られる一方、「アッパーもソールも総じて固い」という否定的な意見もあります。
履き心地には好みがありますが、柔らかい足あたりが好きな人は若干窮屈に感じるかも知れません。その場合、少し大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
ニューバランスの不朽の名作『576』の廉価版(製品の普及目的のため低価格化した商品)として開発された『574』モデルですが、今や定番中の定番として人気が定着しています。
グリップ性に優れたアウトソールを使用しているので、歩き心地がとても良く「長時間歩いても疲れない」「足がラク」というレビューが多かったです。
”足幅が狭く作られているので1サイズ大きめを”という選び方が定番となっていますが、甲が薄い人や足指の付け根が狭い人は靴がゆるくなるので、普段と同じサイズを選ぶのが良いそうです。
574は履き心地が良いうえにカラーが豊富なので、色違いで揃える人も多くいるようです。
おしゃれの定番アイテムとして定着しているスニーカーですが、『普段はめったに履かない。』という人もいるでしょう。
普段履くことが少なければ、数あるスニーカーの中からどんなタイプを選んだら良いのか?迷ってしまうことでしょう。
ここでは、初心者でも履きやすいおすすめのスニーカーを3つ紹介します。
デザインとともに履き心地の良さも重視したので、フラットソールに足を慣らすのにもおすすめですよ。
伸縮性に優れた柔らかい素材を使っているので、足を包み込むような、まるでソックスを履いているかのようなフィット感があります。
柔軟性がある軽いメッシュ素材は、通気性抜群で蒸れのストレスがなく、ストラップを調整すれば好みのフィット感にできるので、普段スニーカーを履かない人でもサイズの失敗をしにくいのも嬉しいポイントです。
スニーカーは、履き慣れないとかかとの固さで靴擦れを起こすことがありますが、「柔らかいので靴擦れしなそう」「ソックスにソールを付けたみたい」というレビュー通り、ソフトで快適に履けそうです。
ただ、小さいサイズの展開がないので、履ける人が限られるのが難点です。
日本国内では”知る人ぞ知る”という感がまだまだ強いブランド”サッカニー”ですが、アメリカでは人気の高い、元祖アスレチックシューズのメーカーです。
軽くて柔らかい素材を使っているので足あたりが良く、靴底はやや厚めなゴムソールなので、クッション性があり歩きやすいと評判です。
スエードとナイロン素材のコンビは、クラシカルでどんなスタイルにも合わせやすく、カラーバリエーションも豊富なので、自分の好みの色が見つけやすいのも嬉しいですね。
若干サイズが小さめなので、0.5センチほど大きめを目安にサイズを選ぶと良いようです。
ちなみに、1cmサイズアップしてしまうとゆるくなる可能性もあります。
エアーハラチは、1991年にランニングシューズとして発売されました。脚の動きに合わせて収縮するデザインで、フィット感が高くとても軽いため、履き心地は抜群です。
靴底の前部分とヒールにラバーを配置しているので、耐久性が高く歩きやすいのも特徴で、足に負荷がかかった時に、ほどよく反発力があることで、足に溜まる疲れを軽減してくれます。
また、エアーハラチは単色デザインの他にツートンのカラーコンビなどもあり、目を引くカラーは「スニーカーを履くとどうも地味になる……」という人にもおすすめです。
ヒール高が4.5cmと高めなので、足元にボリュームが欲しい人や、底がフラット過ぎるのが苦手な人にもおすすめですよ。
いざスニーカーを選ぶ時、普段気にしていなかった『知っているようで知らない疑問・質問』が出てきませんか?スニーカー購入時の『?』は、ここでスッキリ解決しましょう!
洗剤を使って自分で手洗いましょう。
ここでは、スニーカーを手洗いする一般的な方法と手順を紹介します。
*140℃のお湯1Lに対して粉末洗剤5gを溶かし、しっかり溶けたらスニーカーを30分ほどつけ置きします。
*スニーカーのラバー部分をブラシで優しくこすり汚れを落とします。頑固な汚れにはメラミンスポンジを使ってこすると良いですが、強くこすり過ぎて傷付けないように注意しましょう。
*次はキャンバス地に石けんを付けて、汚れを掻き出すようにブラシでこすりましょう。
*全体を丁寧にぬるま湯ですすぎます。石鹸が残るとカビの原因になる場合があるので、しっかりきれいにすすぎましょう。
*すすいだスニーカーにタオルを詰めて、洗濯機で2-3分脱水します。
*脱水したらかげ干しをして、しっかり乾かしましょう。
※この方法では洗えないタイプのスニーカーもあるので、素材や表示をよく確認してから洗ってください。
裸足で足を計った長さにプラスして1~1.5㎝がベストサイズと言われ、靴を履いた状態で足のつま先に1〜1.5cm余裕がある状態が足に良いとされています。
しかし、メーカーによって表示サイズ自体が実寸と違う場合があるので、サイズ表記だけに頼ってしまうとサイズ選びに失敗する場合もあります。
実際店舗で履いてみるのが一番ですが、なかなかお店に行けない人は、履いている人の口コミなどを参考にしてサイズを選ぶのが良いでしょう。
コーディネートの基本として「色を極力4つ以内に絞ると着こなしにまとまりが出る」と言われています。
シャツの黒と黒スニーカーでコーデ全体をまとめ、ポイントでインナーとソックスにボーダーを合わせるのは簡単でおすすめの着こなしです。
また、足元だけが暗い色だと浮いてしまうので、靴以外のアイテムに黒を取り入れると、比較的まとめやすくなります。
ファッションの専門家からリサーチした情報を元に、今おすすめのスニーカー12選を紹介しました。
スニーカーの深い歴史や、多くの研究を重ねて開発された性能を改めて知ることができ、一足のスニーカーに対し、今まで以上に愛着や可能性を感じることができたのではないでしょうか?
スニーカーは、メーカ―やデザインの違いなどによって、その性能に差があるのは当然です。そこで、今回はその中から特に、”履き心地・デザイン性・機能性”に優れた商品を厳選して紹介しました。
今スニーカー選びに迷っている、これからスニーカーに挑戦したい皆さんが、この記事を通して「コレ!」という一足に出会うお手伝いができたら幸いです。