空気入れにおすすめはあるのかな?そんなあなたの疑問にお答えします。空気入れと一言でいっても、自動車のタイヤ、自転車のタイヤからボール、浮き輪などのレジャー用品、エアベッドなどの大物…空気を入れるものは多種多様にあります。それぞれの用途に合ったおすすすめの空気入れをここで見つけてください。機能性・操作性はもちろんのこと、持っているだけでも自慢したくなるデザイン性にまでこだわった空気入れがあることをを知って下さい。
ママアイテム編集部
空気入れのおすすめな選び方4つ
空気入れは、空気が入れば何でもいいわけじゃありません。空気を入れるものによって、かかる時間や労力に大きな差が出ます。どんな空気入れが良いのか選ぶ基準を4つ挙げましたので参考にしてみて下さい。
1.入れやすさが違う!ハンドルの長さをチェック
空気を入れる時に、押したり引いたりするポンピングの回数が多い時ほど、ハンドルの長さは重要です。ハンドルが短いと持ちにくく疲れやすいです。ハンドルの長さは、しっかり握れる長めで大きい方が使いやすく疲れにくくなっています。長めで安定感のあるハンドルを選びましょう。また、本体の長さも注意して選びましょう。短いものはコンパクトで携帯性は良いですが、同じ量の空気を入れるのでも長いものに比べてポンピングする回数が増えるので、その分疲れやすいです。よく考慮して選びましょう。
2.アイテムに合わせて選ぼう!ヘッドの形をチェック
空気を入れる際、アイテムに合わせてヘッドの形を合わせる必要があります。せっかく空気を入れていても、ヘッドの形状が合わず、空気が漏れてしまっては台無しです。ヘッドは、空気入れと空気を入れたいものをつなぐ口金のことです。ヘッドの形には、主に「英式」「仏式」「米式」の3種類がありますので使用したいアイテムにはどのヘッドが良いか確認して選びましょう。
英式
いわゆるママチャリ・シティサイクルで使用されているタイプです。イングリッシュバルブ、ウッズバルブ、ダンロップバルブとも呼ばれます。
仏式
クロスバイクやロードバイクで主に使用されているタイプです。フレンチバルブ、プレスタバルブとも呼ばれます。
米式
マウンテンバイクで主に使用されているタイプです。自動車やオートバイなどでも使用されています。アメリカンバルブ、シュレーダーバルブとも呼ばれます。またこの他に、ボールなどに空気を入れる用の針になっているタイプや、浮き輪などのレジャー用品に接続できる用のアダプターもあります。
3.安心・安全な商品を使いたい!SGマークの有無をチェック
SGマークは、Safe Goods(安全な製品)の頭文字からなるマークで、一般財団法人製品安全協会が消費生活製品の安全性を厳しくチェックし認められた製品にのみ付けられています。特に空気入れなどのメンテナンス用品は、安全性の確認ができない、または粗悪なものを選ばないためにも、SGマークのついたものかどうかチェックしてみましょう。
4.自動車のタイヤには電動が便利!手動・電動をチェック
自動車のタイヤの空気を手動で入れるとなると大仕事です。空気入れには手動のものと電動の2タイプあります。手動は人の力でポンピングして空気を入れるもの、電動は電源を入れると自動で空気を入れることが出来ます。自動車タイヤだけでなく、プールやベッドなど大きなものに空気を入れる時は電動が断然おすすめです。電動にはもちろん電源が必要なので使う場所を選びますが、それさえクリアできるなら億劫になりがちな大きなものへの空気入れも簡単に出来て活躍間違いなしです。
空気入れのおすすめメーカー・ブランド
空気入れにはどんなメーカーやブランドがあるのか、よく知られているブランドを3つご紹介します。
1.TOPEAK(トピーク)
TOPEAKは、台湾を本社に持つ世界中で高いシェアを誇る自転車のアクセサリーブランドです。イエローとブラックをブランドイメージに持ち、シンプルでおしゃれなデザインとユーザーに「使ってみたい」思わせる凝ったギミックで固定ファンも多いブランドです。
2.FIELDOOR(フィールドア)
FIELDOORは、「FIELD」+「DOOR」で人と外をつなぐ扉を意味しています。誰もがアウトドアを身近に感じられるよう、自然を楽しめるモノづくりを提案しているアウトドア用品ブランドです。より使いやすく、手軽に、を追求した商品開発に力を入れています。
3.メルテック
メルテックとは、大自工業株式会社のブランドです。主にバッテリー充電器やインバーター、コンバーターなどの自動車用品を販売しています。ホームセンターなどでよく取り扱われており、リーズナブルで便利な商品を数多く販売しています。
今回の商品の選定ポイント
空気入れには用途に合ったヘッドの形があります。それぞれの空気の注入口に合うヘッドの形をしているか、手動なのか電動なのか、使用したいものに合わせて選びましょう。
*ヘッドの形
*操作性
今、編集部がおすすめする空気入れはコレ!
男性でも女性でも使いやすい実用的な空気入れながら、デザインもおしゃれで目につくところに置いておいてもOKな空気入れです。面倒に思える空気入れも、おしゃれだと気分も上がりますね。すぐに使えるところにおいておけば活躍すること間違いなしです。
TOPEAK「JoeBlow Sport II」
*ヘッドの形:仏式・英式
*操作性:手動
使いやすさにこだわった一品
パッド付大型ハンドルで手の大きい男性でも持ちやすく、脚部分が広めに作られているので安定性も抜群です。そして、ポンプが軽いので力のない女性でも楽に空気を入れられます。ヘッドは仏式と英式に対応し、装着が簡単なスマートヘッドが採用されているので空気注入口に接続しやすいのも魅力です。ミッドマウントの最大160Psiまで測れるダイヤル式エアーゲージも付いているため、空気を入れる目安も見やすく分かりやすいです。本体はL137×W250×H675㎜、重さ1.4Kgとすこし大きめサイズですが、そのぶん安定した使いやすさがあります。そして、イエローとブラックのスタイリッシュなデザインをしているので目につくところに置いておいても邪魔になりません。
ボールや自動車のタイヤなどの空気充填におすすめ!電動空気入れ2選
手動で空気を入れるには、力が必要だったり時間がかかってしまう、ボールや自動車のタイヤなどの空気を入れるには、電動の空気入れがおすすめです。スイッチを入れるだけで空気が入るので簡単・楽ちんに空気入れができます。ほとんどのものにエアケージが付いているので空気圧の調節が必要なものも安心です。
1.AUPERTO「エアコンプレッサー」
*ヘッドの形:米式・3種のアダプター付属(自動車、自転車、ボール等に対応)
*操作性:電動
自動車のシガーソケット接続式で電源確保
自動車のシガーソケットにそのまま接続できるので、電源確保の難しい野外での空気入れにも役立ちます。電気コードは3mと十分な長さがありますので、自動車の後ろのタイヤにも安心です。夜間の緊急な空気充填にも備えて、ライト機能付きです。圧力単位をKPA,PSI,BARという3つの単位から選べ、ワンタッチスイッチでスタートボタンを押すと空気充填が開始されます。自動車は、12V モデル、SUV、スポーツカーなどに対応しています。3種類のアダプターノズルが付属しているので、自動車タイヤだけでなく、バイクや自転車、ボールなど多用途に使用できます。
2.メルテック「エアーコンプレッサー」
*ヘッドの形:米式(ネジ式エアーノズル、ボール・浮き輪用アダプター付属)
*操作性:電動
オートストップ機能付きで便利
自動車のシガーソケット接続で電源を確保し、空気が充填できます。空気圧はデジタル表示で分かりやすく、バックランプ付きですので夜間でも見やすく安心して使用できます。設定空気圧で止まるオートストップ機能付きなので簡単に空気を充填できるのと、空気圧チェックにおすすめです。電源コードの長さは3m、エアーホースの長さは60cmと十分な長さがあり、自動車の後ろのタイヤにも余裕をもって使用できます。また、電源コードもエアーホースも本体内に収納できるのでコンパクトでかさばらないのも魅力です。自動車タイヤだけでなく、付属のアダプターを使用すれば、ボール・浮き輪などにも空気充填ができますのでアウトドアなどのレジャーにもおすすめです。
自転車に乗るなら必需品!おすすめ空気入れ4選
ロードレーサーなど自転車を趣味とする方が増えていることもあり、自転車用関連の商品はは多種多様でデザインにもこだわったものが多くあります。カッコいい自転車ならアクセサリも自分好みのものを選ばれている方も多いでしょう。メンテナンス用品である空気入れもカッコいいものを選びたいという方へおすすめの空気入れです。
1.BIRZMAN「MAHA APOGEE IV PP-BR-100」
*ヘッドの形:仏式・米式
*操作性:手動
充填しやすい5度の傾斜
ポンピングしやすいよう考えられた5度の傾斜した本体が特徴の空気入れです。アルミボディーにウッドハンドルというスーマートなデザインも魅力的です。L字型Snap-it-Apogeeを採用し狭いスペースでの充填にも対応しています。減圧バルブ付きなので、正確に空気の充填が可能です。減圧機能は使用できませんが、オプションで英式ヘッドにも対応できます。本体のカラーバリエーションが、シルバー・ゴールド・グリーンと3色あり機能性はもちろんデザインにもこだわっているのが分かります。少し人とは違ったものを持ちたいという方にもおすすめです。
2.パナレーサー「NEW 楽々ポンプ BFP-PSAY1」
*ヘッドの形:米式・英式・仏式
*操作性:手動
名前の通りの使いやすさ
楽々ポンプという名前の通り、軽いポンピングで空気入れが女性にも簡単に行なえます。ヘッドは基本、米式ですが付属アダプターを使用すれば英式・仏式にも対応できます。さらに、ボール用、浮き輪用のアダプター付きで多岐に使用できます。本体の脚元、台座の付け根に小物入れが装備されていて、そこにアダプターを収納できるので、ちいさな付属アダプターも紛失の心配がありません。取っ手や本体がコンパクトな空気入れなので、小柄な女性が使いやすい空気入れになっています。また本体は、イエロー・ブラック・レッドの3色あり好みのものを選べます。
3.GIYO「GF-54」
*ヘッドの形:仏式・米式・英式(仏式・米式はクレバーバルブ、英式はクリップを使用)
*操作性:手動
独自のクレバーバルブを採用
独自のクレバーバルブを採用することによって、仏式、米式はアダプターを介さずにバルブへの装着が可能です。(英式は付属クリップの使用が必要です。)エアーケージがついているので、正確に空気を充填できます。エアーケージは本体の上部に付いているので見やすいのも魅力です。また、ポンピングが楽だという口コミも多くあり力のない女性でも使いやすいようです。本体はスチール製で耐久性があり、カラーバリエーションが、ブラック・ホワイト・ミントグリーン・レッドの4色あります。
4.molten「エアシーホース HPAS」
*ヘッドの形:針
*操作性:手動
コンパクトで携帯に便利
ハンドポンプタイプの空気入れですが、一見空気入れには見えないおしゃれな空気入れです。見た目のかっこよさで評判の良い空気入れですが、もちろん性能もしっかりとしています。コンパクトで持ち運びが簡単ながらも、使いやすく機能的です。二段スライド方式なので、コンパクトですが一回のポンピングでたくさんの空気を入れることが出来ます。グリップ部分が手に馴染む設計になっているので、滑りにくく使いやすいよう工夫されています。本体上部に収納ケースが付いているので、折れやすく紛失しやすい空気針を収納して持ち運びできるので安心です。
浮き輪などにも使いやすいフットポンプ!おすすめ足踏み式空気入れ2選
昔から、海などのレジャーでよく見かけていたフットポンプです。しかし現在は、簡単に空気が充填できたり、コンパクトに持ち運び出来たりと改良されたものがあり、古い足踏み式を想像していると驚くかも知れません。体重をかけて空気を入れることが出来るので、大量に空気を入れる必要があるものでは手動でポンピングするよりも楽に空気が入れられますよ。
1.ロゴス「ベローポンプ 3000 69927615」
*ヘッドの形:英式・仏式・米式対応
*操作性:手動(足踏み式)
一度でたくさん空気が入る
オーソドックスな足踏み式空気入れです。しかしながら、ヘッドは3種類付いていてボールや浮き輪などアイテムに合わせて使用できます。大きめサイズなので、一度の踏み込みでパワフルな空気入れが可能です。ポンプの差し込み口を変えることで、空気を入れるだけでなく抜くことも出来ます。レジャー先で使用する浮き輪、ボールなどは準備も片付けも簡単にできます。一度にたくさん空気が入るのでビニールプールやエアベッドなど大物にもおすすめの空気入れです。空気入れ自体もつぶした状態にすればコンパクトになり持ち運びも簡単にでき重宝します。ロゴスという有名なアウトドア用品ブランドの商品ですので、耐久性の気になる足踏み式の空気入れですが安心です。
2.BAL「フットポンプ スーイスイ 1921」
*ヘッドの形:英式・米式
*操作性:手動(足踏み式)
コンパクトなのに軽い
サイズW90×D248×H74㎜、重さ1.02kgとコンパクトで軽量なフットポンプながら、軽い力で空気が入り女性でも簡単に使用できます。足踏み部分には、ラバーペダルが採用されているため踏み込みやすいです。700mmのロングホースが採用されていて、27インチの自転車タイヤにも対応します。米式のヘッドですが、英式のクリップなど4種類のアダプターが付属しているため、自転車だけでなく、レジャー用品やボールなど多用途に使用できます。さらに、エアケージも付いているため空気圧管理の必要なロードバイクなどのタイヤの空気入れとしても使用できます。
空気入れを購入時の気になる疑問・質問
空気を入れるのってどうすればいいんだっけ?簡単そうなので直接は聞きにくいけど、自分の方法が合っているのか気になっているあなたへお答えします。
Q1:自転車の空気の入れ方は?
まずは、自転車の空気を入れる部分「バルブ」を確認しましょう。どのタイプのバルブが使用されているかによって空気入れのヘッドを選ぶ必要があります。ここでは、ロードバイクなどスポーツタイプの自転車に多い仏式についてお伝えします。仏式のバルブの場合は、まず先端にあるキャップを取ります。これはママチャリなどのシティサイクル(英式)と同様です。シティサイクルはキャップを外せばすぐ、空気入れのヘッドを装着して空気を入れることが出来ますが仏式はさらにネジを緩める必要があります。仏式はキャップを取るとバルブコアというネジが付いているので、これを半時計回しに回してネジを緩めましょう。もうこれ以上緩められないというところまで回してもネジは外れないので安心して緩めて下さい。緩めたバルブコアを押し込むと空気が抜けていきます。空気を入れ始める前に、バブルコアを押し込んでおくとスムーズに空気が入るので、必ず一度押し込んでおきましょう。あとは仏式専用のヘッドを付けた空気入れを装着します。装着するときには、バルブが曲がってしまわないよう必ず垂直に取り付けます。バルブの先端は非常に曲がりやすいので注意しましょう。しっかりとはまったら、ポンプのレバーを立て接続部をロックします。ロックできたのを確認したら空気を入れていきましょう。空気を入れる時は、エアーケージを見ながら適切な空気圧になるまで入れていきます。適切な空気圧は、タイヤの側面に記してありますのでチェックしておきましょう。最大空気圧のみ記載してある場合には、その9割ほどを目安に空気を入れましょう。空気を入れ終わったら、装着したとき同様にバルブが曲がらないようまっすぐ慎重にヘッドを外します。もと通りにバルブコアを閉めてキャップをつけたら終了です。自転車等のタイヤの空気は走らなくても抜けていくことがあります。特に仏式は抜けやすいので、乗って走っていなくても空気が抜けているものとして、乗る前に必ず空気圧チェックを行ないましょう。
まとめ
自動車のタイヤから浮き輪などのレジャー用品まで、多彩な空気入れを紹介しました。空気をただ充填するだけでなく、空気圧を測れたりと機能の充実したものはもちろんデザインまでこだわったものも多くあります。メンテナンス用品といえど、いえ、だからこそ使用する際に満足できるものを探してみて下さい。あなたの用途に合ったものはもちろんのこと、デザイン性にも注目してみて下さいね。