【最新版】おすすめマットレス22選!素材やタイプ、メーカーについても解説

安眠の強い味方、マットレス!安眠は健康な生活を送る上でなくてはならないものです。疲労は毎日の仕事やストレスだけでなく、休日にレジャーや買い物を楽しんだ後でも容赦なく襲い掛かってきますから、まさに油断大敵。日々の暮らしを不安定にしないためにも、ただでさえストレス社会と

安眠の強い味方、マットレス!

安眠は健康な生活を送る上でなくてはならないものです。疲労は毎日の仕事やストレスだけでなく、休日にレジャーや買い物を楽しんだ後でも容赦なく襲い掛かってきますから、まさに油断大敵。日々の暮らしを不安定にしないためにも、ただでさえストレス社会と呼ばれる昨今、睡眠環境の整備は全ての方にとって必須でしょう。

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日本人の寝床と言えばなんといっても布団ですが、古いものだったりあまりにも廉価なものだったりすると、畳や床の硬さが体にダイレクトに響いてしまって、起きた時に体が痛くなってしまいますよね。そんな悩みを解決してくれるのが、ベッドでおなじみのマットレスです。マットレスは布団とは違い、厚みと素材・そしてその特殊な構造によって、体をうまく支えて快適な睡眠を提供してくれます。また、ベッドに乗せるものだけがマットレスではありません。単体でも使えて、折り畳みができるタイプなら収納や持ち運びも楽。中には巻取り式のものもありますので、車中泊やキャンプに持っていけるものもあります。

そこで今回は、近年活躍の場がグッと増えてきているマットレスの中から厳選したおすすめの22モデルをご紹介したいと思います。合わせておすすめの枕やマットレスの上手な選び方、メンテナンスの方法についても詳しく解説して行きますので、ぜひお楽しみください!

マットレスの上手な選び方(タイプ編)

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マットレスというと「ベッドに付属している大きなクッション」という印象が強い方も大勢いらっしゃることでしょう。あの、人が寝転がるためにシーツを敷く部分ですね。それで全く間違いではないのですが、マットレスはそれ単体だけでも十分に寝具の役割を果たせます。

そんなマットレスですが、いざ購入しようという時になると、様々な種類があってどれにしようか迷ってしまうものです。汎用性の高い寝具だけに参入する企業がとても多く、どこも力を入れて開発を進めていますので、カタログを眺めただけだとどれも良いモノに見えてしまうからですね。実際に触ってみても、寝心地の第一印象が悪い製品はほとんどありませんから、下準備が無いままですとどれがご自身にピッタリなモデルなのか分かりかねてしまうと思います。

そこで、ここではマットレス選びの際の悩みを軽減すべく、上手な選び方について解説して行きます。まずはマットレスをタイプ別に見て行きましょう。各タイプごとに得意とするシチュエーションや使われている素材が違いますから、長時間使った時の寝心地も大分変って来ます。マットレス選びのキモはこの部分だといっても過言ではないので、注意深くチェックすることをおすすめいたします!

高級寄りでフィット感が強い「ポケットコイル」


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ベッドの上で飛び跳ねて遊んだことのある方は少なくないことでしょう。あれはベッドのマットレスにバネが入っているからできることで、マットレスにはスプリング(バネ)を備えるものとそうでないものとがあります。ここでご紹介するのはバネが入っているタイプのうちの一つ、通称「ポケットコイル」。何本ものスプリングコイルが独立して配置されているおかげで体が「点」の集合によって支えられるため、非常に優れたフィット感を使用者にもたらします。専門的な言葉を使うなら「体圧分散性が高い」ということになりますね。

ポケットコイルマットレスは各スプリングコイルが独立している関係で通気性に優れるのも大きなポイントです。ベッドで使うにしろ単体で使うにしろ、マットレスを含む全ての寝具にとって重要なのは湿気をためこまないかどうか。ジメジメしたままですと、そのうち汚れが目立ったりカビが生えてきたりして、衛生的に良くありません。ですが、このポケットコイルタイプのマットレスであれば、マットレス本体を適度に空気が通過しますので安心。もちろんお手入れは必要ですが、より清潔にマットレスを使い続けたいならおすすめはこのタイプです。また、ポケットコイルタイプのマットレスはそのスプリングの配置のおかげで、横揺れしないという特徴も持っています。寝返りを打った時などに、ベッドが揺れてしまう心配が少ないのです。地震が起きていると勘違いして夜中に目覚めてしまうこともありません。不意な寝床の揺れは安眠の妨げになりますから、その点でもポケットコイルタイプは非常にありがたいですね。ですので、二人での使用に向くタイプとも言えます。

ポケットコイルタイプの唯一の難点は、この構造を採用するマットレスが比較的高価格なことでしょうか。高級ブランドのマットレスに多く見られる構造で、言ってみればプレミアムなのです。が、高額なだけあって寝心地はまさに抜群の一言。予算との相談になりますが、マットレスの購入をお考えの全ての方に一度は検討をおすすめできるタイプです。高級モデルに多いだけあって、耐久性も高いですよ。

頑丈で比較的安価な「ボンネルコイル」


こちらの「ボンネルコイル」も、マットレスにスプリング(バネ)が内蔵されているタイプです。ボンネルコイルタイプのバネは、それぞれが独立しているポケットコイルタイプとは違い、数百個にも及ぶスプリングコイルの全てがひと繋がり。マットレスの表皮を取り除くと、網の目のようにバネが張り巡らされています。

ボンネルコイルタイプのマットレスの特徴は、なんといっても耐久性が高いこと。それぞれのバネが連結されている関係で、一か所が負担を負う場面が少ないのでしょう。ポケットコイルタイプの頑丈さも特筆ものですが、それに匹敵するタフさを備えています。加えて、このボンネルタイプのマットレスはポケットコイルタイプのものに比べて安価なことも忘れてはいけません。耐久性が高くリーズナブルなので、初めてのマットレスを選ぶならこのタイプを選択肢に加えることをおすすめいたします。体圧分散性が低いので寝心地は若干硬めですが、その分寝返りを打ちやすいという評価もありますよ。

ボンネルコイルタイプの弱点は、体を点ではなく面で支えるという構造上、揺れが起きやすいというところです。ですので、基本的には一人での使用に向くと言えるでしょう。最近のマットレスはそこまで横揺れの酷いものはほとんど見受けられなくなりましたが、睡眠中の振動が気になる方はポケットコイルタイプを選んでおくのがおすすめです。

バランス重視で選ぶなら「高密度スプリング」


ポケットコイルタイプのソフトさとボンネルタイプの硬めな寝心地を両立させたいと考える方におすすめなのが、この「高密度スプリング」タイプです。構造はボンネルコイルタイプと似ていますが、使っているコイルの数はより多く、凝った造りになっています。高密度スプリングを採用する高級ブランドのマットレスの中には、一本の銅線を連続して編み上げるという非常にコストのかかったやり方で作られるモデルもありますから、決してデコレーションされた安物ではありません!

睡眠中に体が過度に沈み込むようなことはなく、かといって硬くて不快なわけでは決してない……まさにポケットコイルタイプとボンネルコイルタイプのいいとこ取りです。加えて、耐久性の高さも両者からきちんと引き継いでくれているのが嬉しいポイント。価格もポケットコイルタイプに比べると親しみやすいですので、様々な要素のバランスを重視してマットレスを選ぶならこの高密度スプリングタイプがおすすめです。

長持ちで薄型なことが多いことから、ホテルや寮での採用も増えてきているというこの高密度スプリングタイプもマットレス。良いことばかりなのですが、しいて言えばポケットコイルタイプに比べると(若干ですが)横揺れしやすいことがデメリットでしょうか。ですので、二人よりも一人用に向いています。寝返りの揺れで隣の方を起こしてはいけませんからね。

コシのある寝心地が特徴の「高反発」


マットレスというと、一般的には「バネを備えているもの」という認識が強いのではないでしょうか。しかし、最近のマットレスにはバネを備えず、素材(おもにウレタンかファイバー、もしくはラテックス)の力だけで弾力と強度を得ているタイプも存在しています。その中の一つがこの「高反発」タイプ。文字通り反発力が非常に強く、その程度は指で表面を押すとすぐに元に戻るほど。非常にコシのある寝心地が特徴です。

体重の重い方や硬めの寝心地を求める方には、この高反発タイプは大いにおすすめできます。就寝中に最も体重がかかるのは腰の部分ですが、そこの沈み込みが少なくて済むので寝返りが打ちやすく、快適な睡眠体験が得られますよ。不自然な姿勢を強いられることもほとんどありません。また、バネを備えないため本体があまり重くなく、移動や保管が比較的楽なことも見逃せないメリットです。

高反発タイプのマットレスの難点は、長時間同じ姿勢が取りやすいだけに一定の格好で寝続けてしまうことが多くなることでしょうか。場合によっては血行不良を招いてしまうこともあるので、そこの部分だけは注意しておきたいところです。現在は各モデルに適切な反発力が設定されていますので過度な心配は必要ないでしょうが、安定感が災いしてしまうケースもあるということですね。

包み込まれるような安心感が人気の「低反発」


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枕のCMで耳にしたという方は多いのではないでしょうか……「低反発」。頭をふんわりと包んでくれるような使い心地をアピールする時に使われるフレーズですが、マットレスにもそれに相当する「低反発」タイプというものがあります。「高反発」タイプの反対で、就寝中の体に合わせて体重のかかっている部分が沈み込み、適切なフィット感を演出します。重たい部分は深く、軽い部分は浅く沈み込みますので、より自然な就寝姿勢を取りやすいことが最大のメリット。優しい寝心地を求める方には、この低反発タイプがおすすめです。

就寝中の寝返りは大事な動作ですが、これが多すぎて寝つきが悪いとう方も大勢いらっしゃることでしょう。そんな方々にも、この低反発タイプがおすすめできます。決して寝返りが打ちづらいというわけではなく、反発力が弱いので回数が減るというだけの話なのですが、その効果は抜群だと言われています。

低反発タイプのデメリットは、重さの影響を大きく受ける形式だけに、体重の重い方にはあまり向かないことでしょうか。就寝中に体が沈み過ぎてしまいますので、よりハードな高反発タイプかボンネルコイルタイプを選ぶのがおすすめです。

ファイバーについて


高反発および低反発タイプのマットレスに使われる素材として、有名なのがファイバー(繊維)です。メーカーの中には独自の合成繊維を開発して採用しているとこともありますね。

ファイバー素材のメリットは、ソフトな寝心地と水洗いできるメンテナンス性の高さ、それと通気性の良さでしょう。柔らかな素材ですので、特に腰痛の悩みを抱える方にはおすすめできる素材です。

ファイバー素材は通気性が高いだけに冷気もよく通してしまうため、冬の使用にはあまり向きません。また、繊維全般の特徴として熱には弱いので、アイロンがけや熱いシャワーでの洗浄を行いますと劣化が早まってしまいます。基本的には夏場の涼しい寝床作りにおすすめの素材と言えるでしょう。

ウレタンについて


バネを備えないマットレスの素材としてファイバーと並んで有名なのがウレタンです。ウレタンの特徴は安価なことと反発力に幅があること。高反発タイプも低反発タイプも、ウレタンで賄えてしまいます。

ウレタンは安価ですが、かつては高級車のメルセデス・ベンツのシートにも使われていた素材ですし、タフさで世界的に有名な腕時計「G-SHOCK」のケースにも採用されている優れもの。ベンツもG-SHOCKも耐久性がセールスポイントのブランドですから、ウレタンは非常に丈夫なマテリアルだということです。

ウレタンのデメリットは通気性の悪さ。そのため、じめじめした状況で放っておいたり、濡らしたままで放置したりするとカビが生えて不衛生になってしまいます。ですが、裏を返せば、お手入れさえしっかりしてあげれば、長持ちする素材だとも言えます。高品質なマットレスであってもウレタンを採用するものは価格が控えめですので、コストパフォーマンスを重視するならおすすめの素材と言えますよ。

ラテックスについて


スプリングを持たないマットレスの素材として、近年注目されている素材がラテックスです。ゴムの樹から採れる液体を凝固させて作る素材ですので、分かりやすく言うなら「実質ゴム」。あたりは非常にソフトなのにも関わらず反発力が強く、バランスの取れた寝心地を提供してくれます。高反発・低反発の両タイプに適応する素材ですが、ラテックスを採用している場合はよりいいとこ取りに近いタイプになっていると考えて問題ないでしょう。

ラテックスのメリットはバランスの取れた寝心地だけではありません。天然成分なので人体を含む環境に負担が少ない上、ゴム特有の耐久性の高さが手伝って非常に長持ち。また、ゴムは抗菌作用を持つ素材でもありますので、ダニが付く心配がなくとても衛生的です。

ラテックスのデメリットは、通気性が悪いことと、場合によってはゴムのにおいが気になるところ。といっても通気性の悪さは冬場だと逆にありがたいこともありますし、ゴムのにおいはモデルによってはほとんど気にならないケースも多いですよ。ただ、これに加えて重量がかさむという弱点もあり、こればかりはどうにもなりません。それだけ密度の高いしっかりとした素材ということなのですが、その重さはウレタンの約2.8倍。移動や収納にはそれなりの腕力が必要です。また、生産・加工に手間がかかる素材ですので、ウレタンやファイバーに比べて高価でもあります。しっかりとしたマットレスを、ある程度の予算を投入して購入したい方におすすめの素材と言えるでしょう。

マットレスの上手な選び方(サイズ編)

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マットレス選びで最も重要なのはタイプや素材ですが、それに次いで大事なのはやっぱりサイズ。シングルやダブルという言葉は宿泊施設でよく聞きますが、これについてあまりよく知らないという方も少なくないのではないでしょうか。例えば「ダブル」と「セミダブル」の違いについて、詳細に理解している方は少数派でしょう。

マットレスは購入するサイズを間違うと使えないケースがあります。分かりやすいところでは、ベッドのサイズと合わない場合ですね。その他、マットレス単体で使うということになりますと、サイズについて理解しないうちに購入すれば使用者の体格に合っていなかったり部屋のサイズとマッチしていなかったりといったケースも出てきます。

ですので、ここではマットレスの上手な選び方について、サイズの面から掘り下げて行きましょう。サイズの規格はどのマットレスでも基本的に同じですから、以下では項目ごとに最初に寸法を提示することにします。サイズごとにあまり知られていない事実やメリットがありますから、ぜひ注意深くチェックしてみてください。マットレス選びが格段に楽になりますよ。

一人用なら「シングル」


幅97cm ×長さ195cm最もメジャーなサイズと呼べるのがこの「シングル」です。通販サイトを覗いてみても大体検索結果の上の方で見つかりますし、どのメーカーのモデルも必ずラインナップしているサイズでしょう。このシングルサイズは、部屋のサイズであれば6畳以下、使用人数で言えば1人用と言えます。ワンルームにお住まいの方や一人暮らしをされている方におすすめのサイズですね。横幅の規格は約97cm。1mを切りますので搬入がしやすく、引っ越しや模様替えが楽なことが最大のメリットです。軽量なものも多いですから、一人で移動させる・収納することも十分に可能。女性の方でも扱いやすいモデルが多く見つかるでしょう。シングルサイズのマットレスは単体だと幅が狭く見えて小さなイメージがありますが、二つ並べるとキングサイズを上回るベッドに変身します。この二台使いは大きな部屋や二人での使用に際して、コスト面で大きく貢献してくれますよ。シングルサイズのマットレスは安価なことが多く、加えて前述の搬入のしやすさがありますから、同居する方が増えた時の買い足しが容易です。寝室を分けるのも簡単ですね。

なお、シングルサイズのマットレスは横幅の関係から寝返りを打つのが多い方にはあまり向きません。就寝中によく動く方は、シングルよりも大きなサイズのマットレスを検討するのがおすすめですよ。

ちょうど良いサイズ感の「セミダブル」


幅120cm ×長さ195cmシングルサイズの横幅を20cm以上延長し、ゆとりを持たせたのが「セミダブル」です。体格的な面や寝方の関係でシングルサイズが向かない方や、少し広めなマットレスで余裕を持って就寝したいという方におすすめです。シングルサイズと比べてそこまで巨大ということではありませんので、ワンルームにもぎりぎり設置できますし、搬入も困難にはならないでしょう。

寝返りを打っても落ちてしまう心配をしなくて済むというのが、セミダブルサイズのマットレスの最大のメリット。シングルサイズのコンパクトさをほぼ維持したまま、使い勝手が良くなっています。平均的な体格の方にとっては十分な広さですから、これより大きなサイズを検討すべきケースは特に一人暮らしの場合は少なく、結果的にお部屋を広く使うことができますよ。

また、セミダブルサイズのマットレスは二台並べることで240cmという巨大な横幅を得られますから、家族が川の字になって使うことも十分に可能です。このサイズのマットレスは価格が親しみやすい水準にとどまることも多いですから、家族が増えて買い足す場合でも安心ですね。非常に扱いやすいので、マットレスの購入をお考えの全ての方に検討をおすすめしたいサイズと言えるでしょう。

ゆったりくつろげる「ダブル」


幅140cm ×長さ195cmセミダブルサイズでもまだ満足できないという方のために、横幅がさらに延長されたサイズがあります。それが「ダブル」。その名の通り、二人での使用に耐えるサイズです。こちらの方が先に開発されたのでしょうが、実際に見かけることが多いのはセミダブルサイズのマットレス。平均的な日本人の体格にはセミダブルサイズで十分なのでしょう。しかし、それだけにダブルサイズのマットレスの持つゆとりはかなりのもので、一人での使用でしたら十分過ぎるほどの広さに感じるでしょう。手足を伸ばしてくつろぎたい方には、このダブルサイズがおすすめです。

一人で広い空間を使い切りたい方にはもちろんですが、二人でコンパクトに就寝スペースを運用したい方にもダブルサイズのマットレスはおすすめです。二人用と考えるとコンパクトですので、小さめな寝室にも無理なく設置できますし、収納も楽。このサイズのマットレスが一台あれば、一人暮らしでなくなるタイミングでも買い足しの必要は無いケースが多いですから、結果としてコスト面で他のサイズよりも有利になります。

また、シングル~ダブルまでが一般的なマットレスやベッドのサイズと言われていることから分かる通り、シングルやセミダブルと同じ感覚で後付けのアクセサリーを選べるのも大きなメリットです。特にベッド用のマットレスとして使う場合ですが、選べるフレームの種類が多いこと・ボックスシーツやベッドパッドの選択肢が豊富なことは、サイズが大きくて汎用性が高いだけにアドバンテージになりますよ。

「クイーン」と「キング」はかなり大きめ


クイーン:幅160cm×長さ195cmキング:幅180cm×長さ195cm欧米の住宅で使われるような「クイーン」や「キング」サイズは、一人で使うにはかなり大きく、平均的な日本人の体格ですと二人で寝てもまだまだ余裕があるレベルです。マットレス単体で使うというよりもベッドに乗せて使うことを前提として作られているケースが多く、対応するベッドのフレームも高価になる傾向にあります。えてして高級ということですね。見た目も豪華ですから、ベッドメイキングをきちんと行うとSNSで非常に映えます。

クイーン・キングサイズのマットレスは、対応するベッドはもちろん、マットレス自体も高級な造りになっているケースが多く、プレミアムなマットレスを求めている方はぜひチェックすべきサイズでしょう。一人で使うには大きすぎるという意見もありますが、広い空間を占有するのは贅沢かつ気持ちの良いものです。当然寝心地も抜群なモデルが多いですから、購入してみて損をすることは少なくて済みそうです。
このレベルの大きさのマットレスを検討する際には、設置するスペースと予算の確保に留意してください。百歩譲ってお金は貯めれば良いとしても、スペースの不足だけはどうにもなりませんから、収納場所の用意も合わせて考えておくのがおすすめですよ。

高身長な方には「ロング」も


幅97~180cm × 長さ207cmシングルからキングまで、マットレスの各サイズの長さは約195cmで統一されています。身長が180cm程度まででしたらそれで十分にOK。ですが、身長が高い方にとっては窮屈に感じてしまうことも……そんな時のために用意されているのが「ロング」サイズです。2mを越える長さは相当な体格の持ち主であっても寝そべることができる水準。高身長ゆえにマットレス選びにお困りの方には、強くおすすめしたいサイズです。

ロングサイズのマットレスは、シングルからキングまでの全てのサイズの横幅を選べることも大きなポイント。仮にキングサイズの横幅である180cmを選択すれば、とてつもなく大きなベッドが作れます。その分スペースは必要ですし費用もかかりますが、豪華な寝室を演出したい方にはおすすめですよ。

広い就寝スペースを確保できる方に限られますが、ロングサイズのマットレスを二台並べるのも大きな寝床を作るという点においてはおすすめです。キングサイズよりもさらに広い空間ができますので、非常にゆったりとした睡眠が約束されるでしょう。

マットレスの上手な選び方(収納編)

マットレスは最小のものでも長さは195cm。非常に大きな家具ですので、収納性に関しても十分に考慮しなくてはなりません。机や棚のように常時使うものではありませんから、自室がコンパクトな方ですと普段は片付けておきたいと思うのではないでしょうか。単純な大きさで言えば搬入のしやすさならシングルサイズが随一ですが、保管のしやすさはクイーンやキングサイズでない限りそこまで差は付きません。

実は、マットレスは形状ごとに三つのタイプに分かれます。よく見るのはベッドに乗せるタイプの一枚板のようなものですが、それだけではありません。三つのうちのどのタイプを選ぶかによって、活用の仕方も変わってきます。

そこで、ここでは収納性の観点からマットレスの形状を深掘りしていくことにします。お使いのお部屋やお住まいのサイズによっておすすめなタイプは違いますから、よく確認していただけたらと思います。マットレスを選ぶ際に、構造やサイズよりもまずここから攻めて行くと選択肢を絞りやすいという説もありますよ!

一般的な「据え置き」タイプ


よく見る一枚板のような形状のマットレスが「据え置き」タイプです。ベッドに乗せるために開発されたモデルは、このタイプであることがほとんどでしょう。表面に段差がなく、内部の構造にも凝れますので、寝心地は抜群。高級なマットレスもこのタイプが多い印象です。

この据え置きタイプは、収納性に関してはあまり優れていません。ベッドに乗せない場合の保管方法は押し入れにしまうか壁に立てかけるかのどちらかがほとんどですが、前者は出し入れに手間がかかりますし、後者ですとマットレス本体が歪んでしまいます。となると、床や畳に置きっぱなしというのが最善の保管方法です。部屋のスペースを大きく占める他、湿気がこもらないように定期的なお手入れが必要ですね。

一般的には、据え置きタイプはベッドと一緒に使うのがおすすめです。ただ、最近は軽量で形の歪みにくい据え置きタイプのマットレスも多数見られるようになったのが嬉しいところ。特に薄型のモデルは取り回しに優れますので、マットレス単体での使用も楽です。

収納性に優れる「折りたたみ」タイプ


三つ折りになるマットレスを目にしたことはありませんか? そうしたマットレスは「折りたたみ」タイプに分類されます。据え置きタイプと違って簡単にコンパクトになるので、収納性が一気に高まります。主流の三つ折りタイプですと、たためば単純計算で長さが70cm弱まで短縮できますから、これならお部屋のスペースを圧迫せずに済みますね。一度たたんでしまえばそのまま一般的な布団のように床に置いておいても良いですし、縦方向の剛性が確保されますので壁に立てかけてもOKです。

折りたたみタイプはマットレスに継ぎ目がありますので、モデルによっては就寝中に段差や溝が気になることもあるというのがウィークポイントでしょうか。また、連結部分に劣化があると故障の原因になることも。継ぎ目に関しては多くのモデルが就寝中のデメリットの解消につとめていますが、パーツの弱り方については定期的なケアで対応していくことになるでしょう。とはいえ、簡単に故障するような構造のマットレスはメーカーの信用に関わるだけに現在の市場にはほとんど出回っていないでしょうから、過度な心配はいらないでしょう。収納性としっかりした寝心地を両立したい方におすすめのタイプです。

持ち運びに便利な「巻取り」タイプ


マットレスは大きな家具だというご紹介をすでにしていますが、その前提を覆すようなものが実は存在しています。それは、マットのように丸めてしまえる「巻取り」タイプ。このタイプは非常に先進的で、マットレスというよりも布団に近い……のですが、布団よりもずっと薄くて軽量なことが大きな特徴。しまうのも立てかけるのも簡単な他、持ち運びもできますので引っ越し時の負担が大きく軽減されますし、車中泊用に車の中に備えておくこともできます。
据え置きタイプや折りたたみタイプに比べると、寝心地が硬めなことがデメリットと言えばデメリットでしょうか。薄いことがその要因ですが、この薄さは天日干しなどのメンテナンスの際に大きな効果を発揮してくれます。そう、この巻取りタイプはお手入れも非常に楽なのです!

巻取りタイプのマットレスはスポーティーなものが多いことでも最近人気を集めています。その上使いやすく、安価なモデルも多いとあって、特に若い方からの支持が厚い傾向にありますよ。手軽に収納できて持ち運びも可能なマットレスをお探しの方や、常に身軽でいたい方におすすめのタイプと言えます。

マットレスの上手な選び方(厚さ編)

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マットレスのサイズについては以前の項でかなり細かく解説しましたが、厚さについてはほとんど触れませんでした。というのも、マットレスの厚さはサイズとは別に掘り下げる必要があったのです。マットレスは厚さによっておすすめできるシーンが細かく分かれています。どの厚さを選ぶかによって使い心地が全く異なってきますから、サイズがご自身やお部屋にぴったりだったとしても、厚さがマッチしなければ満足な結果は得られません。ですが、マットレス選びの際にはどうしてもサイズ、そしてタイプが優先されますので、厚さについてはフィーリングで決められてしまいがち。最近のマットレスはどれも高品質ですからちょっとした厚さのミスマッチは取り返してくれますが、それでは少しもったいないですよね。そこで、ここでは意外と忘れられがちなマットレスの厚さについて、詳しく解説して行きたいと思います。新しい視点が加わって、ワンランク上のマットレス選びができるようになりますよ!

トッパーに最適な7cm以下


寝具関連の言葉で、トッパーというものを聞いたことのある方はいらっしゃるでしょうか? ご存じない方のために簡単に説明すると、トッパーとはマットレスや布団の上にもう一枚重ねて使うマットレスのことです。重ね使いで上に来るもののことですね。

7cm以下のマットレスはかなり薄いので、基本的には単体での使用には向きません。他のマットレスの上に敷いて使うのが一般的で、寝心地の向上をその目的とします。現在使用中のマットレスの感触をさらに高めたい方におすすめの厚さです。
7cm以下のマットレスにも反発力の強弱やスプリングの形式の違いはもちろんありますので、求める寝心地や下に重ねるマットレスの特性と合わせて吟味するのがおすすめです。

コンパクトさが売りの8〜9cm


8〜9cmの厚さのマットレスは、単体での使用に耐える最も薄いタイプです。重ね使いの必要がない最小サイズですので、コンパクトかつ軽量に仕上がりますから、運搬性や収納性に優れます。

二段ベッドやロフトベッドといった囲いの低いベッドでは、厚いマットレスだと体が柵からはみ出してしまい、寝返りを打ってベッドから落下してしまうリスクが高まります。しかし、この8~9cm厚のマットレスであればそうした心配は無用です。この薄さですとお使いの方によっては就寝時の底付き(マットレス使用時に沈み込んだ部分が床やベッドフレームの底に付いてしまうこと)が気になるというケースも出てきますので、そうした際にはもう一枚マットレスを買い足して重ね使いするのがおすすめです。

一般的なウレタン製のマットレスは10〜14cm


ウレタン製のマットレスの標準的な厚さにあたるのが、この10〜14cmのレンジです。かなり余裕のある厚さですので、就寝時に底付きの心配が少ないのが特徴。フローリングの床でも安心して使えます。

10〜14cm厚ですと一枚での使用に十分耐えますから、特にウレタン製のマットレスの購入をお考えの方におすすめです。また、重ね使いの下の段に敷くマットレスとしての適性も十分以上。より薄いマットレスと合わせて抜群の寝心地を提供してくれるはずです。

ウレタン製のマットレスを単体で使いたい方・マットレスを直接床に敷いて使いたい方、また、すのこベッドを使いたい方にもおすすめの厚さと言えるでしょう。最も汎用性が高く、ラインナップも豊富なので選び甲斐があります。

上級なウレタン製のマットレスに多い15〜19cm


ウレタン製マットレスの標準的な厚さは10〜14cmですが、より上級でコストのかかったワンランク上のモデルにはこの15〜19cmの厚さが採用されています。より寝心地が良く、汎用性もさらに高まっているので、ウレタン製マットレスを検討している方はチェックしてみるのがおすすめです。

15〜19cm厚はウレタン製マットレスとしては厚型ですが、ポケットコイルタイプやボンネルコイルタイプといった金属製のバネを備えたマットレスの中ではかなりの薄型。基本的にマットレスは素材が同じならばより厚い方が寝心地もより良いのですが、薄い方が収納性や搬入性には優れます。なので、バネを備えたマットレスをお探しで、かつ取り回しのしやすいモデルをお求めの方にもこの厚さはおすすめできます。

コイル式の格安マットレスに多い20〜24cm


ポケットコイルタイプやボンネルコイルタイプの中で、比較的な安価なモデルはこの20〜24cm厚なことがほとんどです。基本的にベッドフレームと合わせて使うことが前提とされていますので、床への直置きにはあまり向きません。ベッドでの就寝を考えていて、かつコイル式のマットレスをリーズナブルに購入したい方におすすめできる厚さです。
なお、バネを備えないマットレスがこれ以上の厚さになることはほぼありません。

一般的なコイル式マットレスなら25〜29cm


バネを備えたマットレスの中で最も普及している厚さと言えるのが、この25〜29cmです。比較的手の届きやすい価格帯に位置していながら上質な睡眠を得られるモデルが多く、激戦区です。コイル式のマットレスの購入を考えている全ての方に、おすすめできる厚さですよ。
このレンジも、基本的にはベッドフレームとセットでの使用を前提として作られているものがほとんどです。重ね使いにも向きますね。また「高級モデルと同等の寝心地を確保しつつ価格は控えめ」というモデルが多く見られる厚さでもありますので、コストパフォーマンスを追求するなら大いにおすすめできます。

最上級の30cm以上


30cm以上の厚さのマットレスは、間違いなく最上級。ほぼ例外なくコイル式、それもポケットコイル式なことが多く、スプリングに加えて詰め物もしっかりと詰め込まれています。だからこその圧倒的な厚さであり、密度の高さからくる寝心地は抜群の一言。厚みがあるので見栄えが良く、お部屋の雰囲気も一気に華やかになります。その分価格は高めですが、そのデメリットを補って余りある使い心地の良さと見た目の良さが手に入りますので、本格的なマットレスが欲しい方には強くおすすめできる厚さです。この厚さのマットレスも、ベッドフレームとの併用が一般的。作りのしっかりとしたフレームを用意してあげると、より使い心地が向上します。高級ブランドはこの厚さで多くのモデルを展開しますから、上質なマットレスが欲しい方はぜひ検討してみてください。

保証期間の長さもチェック

マットレスは消耗品ですから、自分でできるお手入れの他にメーカーによる修理が必要なケースも出てきます。特にコイル式のマットレスの場合は中のバネが経年劣化で弱って来ますので、定期的なメンテナンスが欠かせません。そうやって手をかけてあげることで、マットレスは長持ちし、より体になじんで行きます。
メンテナンスをより手軽に、かつリーズナブルに行うためにも、マットレスの保証期間の長さは要チェック項目です。保証期間内かつ保証の範囲内の不具合であれば、基本的に無償で修理してもらえます。またどんなものでもそうですが、保証期間の長さはメーカーが自社製品に持っている自信の見極めどころでもありますので、同スペックのモデルであれば保証期間がより長い方が信頼性もより高いケースが多いと言えるでしょう。

マットレスの有名メーカー

マットレス選びの際に、用途やタイプを吟味し尽くしても迷ってしまう場合には、思い切ってメーカーから攻めてみるのもおすすめです。マットレスは世界中で需要のある商品ですので、有名なメーカーが国内外に多いのが特徴。どのメーカーも、ライバルたちに埋もれないようにと独自のカラーを打ち出し、高品質なマットレスを市場に供給しています。
そこで、ここでは数多のマットレスメーカーの中から、厳選した9メーカーをご紹介したいと思います。テレビCMでおなじみの名門から知る人ぞ知るマニアックなメーカーまでバランス良く揃えてみましたので、ぜひマットレス選びの参考にしてください。

知名度抜群な「フランスベッド」


フランスベッドは1949年創業の日本のメーカーです。フランスの会社であると誤解されることの多いメーカーですが、その名前の由来は「なんとなくオシャレだから」「語呂が良いから」というなんともほのぼのとしたもの。テレビCMでもおなじみで、親しみやすさと知名度は抜群です。フランスベッドは1949年創業の日本のメーカーです。フランスベッドが有名なのは名前だけではありません。コイル式の中でもバランスに優れた高密度スプリングタイプのマットレスを製造するのは、なんと日本のメーカーの中ではフランスベッドだけ!日本のメーカーらしく高品質かつリーズナブルなことにも定評があります。コストパフォーマンスに優れたマットレスをお探しの方や、日本メーカーの高密度スプリングタイプのマットレスが欲しい方には強くおすすめしたいメーカーです。

一流ホテル御用達「シーリー」


シーリーはアメリカに本拠地を置くマットレスメーカーで、本国ではシェアナンバーワンを誇ります。日本国内で販売されるシーリーのマットレスは日本のメーカーがシーリー本社とのライセンス契約の元で作る日本製のものが多く、日本人の体格・体質にマッチしたマットレスでシーリーの高度なテクノロジー(プレッシャーリリース等)が満喫できます。

シーリーは高級ホテル御用達の最高級ブランド「スターンズ&フォスター」も手掛けており、そのマットレス製造技術はまさに折り紙付き。整形外科医とのタイアップで磨き上げた使い心地は1881年創業の老舗の名に恥じないものです。プレミアムなマットレスをお求めの方には大いにおすすめですよ!

日本製の素材にこだわる「イッティ」


イッティは日本に本拠地を置く美容・健康商品のメーカーで、マットレス事業には「雲の安らぎ」というブランドで参入しています。徹底して日本製の素材にこだわっており、品質の高さで評判です。
「雲の安らぎ」の特徴はなんといっても体に優しい寝心地でしょう。特に腰への負担に関して造詣が深く、「腰に優しいマットレスランキング」では各部門で1位を独占。人気力士の一人である千代丸関を始めとする、腰を大事にしなければならない方々から厚い支持を受けています。
優しい寝心地のマットレスをお探しの方や、腰に不安のある方、スポーツ選手などにおすすめできるメーカーです。各モデルが比較的リーズナブルな点も見逃せません。

コイル技術で有名な名門「シモンズ」


シモンズはアメリカに本拠地を置く老舗のベッドメーカーですが、日本で有名なシモンズはその子会社です(現在は「ニフコ」という日本の会社の傘下に入っています)。画像出典:Adobe Stock

マットレス・ベッドの製造は品質を重視する観点から全て日本の工場で行っており、高品質な製品製造スキルを買われて他メーカーの高級ブランドのモデルの委託生産も手掛けていることでも有名。特にポケットコイルタイプのマットレスに関しては業界屈指の製造クオリティを誇り、国内外の多くのホテル・旅館等での採用が目立ちます。
上質なポケットコイルタイプのマットレスをお探しの方には、強くおすすめしたいメーカーです。

NASA公認の「テンピュール」


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テンピュールはスウェーデンに本社を置くマットレスと枕のメーカーです。会社としては高級メーカーであるシーリーと合併し、「テンピュール・シーリー」を名乗っています。現在、あのNASAから「認定技術」ロゴの使用を許可された唯一の寝具メーカーであり、宇宙空間でも使える耐久性と快適性を兼ね備えた高品質なマットレスで市場を席捲中です。テンピュールのマットレスに使われるのは、NASAが宇宙飛行士のために開発した「ヴィコエラスティックホーム」を基にスウェーデンのファゲダーラ社がアレンジを加えて商品化した非常に特殊な素材です。体温と体圧を感知して均等に沈み込む低反発な素材で、この機能は他メーカーには当然ながら見られません。
低反発タイプのマットレスをメーカーで選ぶなら、このテンピュールがダントツにおすすめですよ。

アスリートに人気の「マニフレックス」


マニフレックスは、イタリアに本社を置く世界最大の寝具メーカー。全ての製品がイタリア製であり、かつ他社に一切の委託を行わない自社一貫生産体制を貫く姿勢が人気の理由です。テンピュールが低反発マットレスの王様なら、マニフレックスは高反発マットレスの帝王といったところでしょうか。もちろん全てのタイプのマットレスを高水準で製造できますが、中でも独自素材を採用する高反発タイプのクオリティの高さは抜群で、世界各国のトップアスリートたちから絶大な支持を集めています。
高反発タイプのマットレスをお探しの方にはもちろんですが、世界最大の寝具メーカーだけだけに、寝具を一つのメーカーで統一したい方にもおすすめです。

独自素材に強みを持つ「エアウィーブ」


エアウィーブは日本に本社を置く寝具メーカーで、スローガンは「"The Quality Sleep"(眠りの世界に品質を)」。高反発タイプのマットレスの製造で特に有名で、フィギュアスケートの浅田真央さんを起用したテレビCMは記憶に新しいですね。
日本航空(JAL)のファーストクラス・ビジネスクラスや石川県の有名旅館「加賀屋」、パリオペラ座バレエ学校、宝塚歌劇団「すみれ寮」などのハイレベルな現場で採用されていることから、そのエアウィーブのマットレスの品質・信頼性の高さは明らかでしょう。また、三つ折りタイプのマットレスを初めて導入したのもこのエアウィーブと言われています。高品質かつ収納性にも優れたマットレスをお求めの方に、おすすめできるメーカーです。

もうすぐ創業100年の老舗「日本ベッド」


1926年創業の、日本最古のベッドメーカーが日本ベッドです。一番の老舗だけにベッド作りのノウハウの蓄積量は他メーカーの追随を全く許さず、製品の納入先にはなんと皇室や迎賓館も含まれるというのですから、そのクオリティの高さは日本一と呼んで差し支えないでしょう。ベッドメーカーとして圧倒的な実績と権威を持つ日本ベッドは、もちろんマットレスも作っています。一つ一つ丹念に作り上げたポケットコイルを1200個も組み合わせた超高密度構造「シルキーポケット」は特に有名で、その寝心地はまさに世界最高峰。極上のマットレスをお求めの方に、自信を持っておすすめできるメーカーです。

布団と言えば「西川」


ベッドが日本ベッドなら、布団は西川。名前を聞いたことのある方は非常に多いことでしょう。起源はなんと1566年まで遡れてしまう老舗中の老舗で、布団メーカーとしては1940年代から2019年までの間に幾つかの会社に分かれていましたが、現在は「西川」に統一されています。分社化していた当時の社名や通称である「東京西川」、「京都西川」、「西川リビング(大阪西川)」などは、今でもブランド名として健在ですね。
元が布団メーカーなだけに、日本人の体格に合わせたマットレスを作るのはお手の物。高級なものからリーズナブルなものまで幅広くそろえてくれていますので、布団での寝起きが多かった方には特におすすめできるメーカーですよ。

マットレスのおすすめ22選

用途や部屋の広さ、収納スペースをよく考慮して選んだつもりでも、結果としてマットレスの購入候補が絞り切れないケースはあります。各種テクノロジーが発展した現在は各商品の見た目や感触、カタログスペックは正直なところ少し触れた程度ではどれも同じようなもの。もちろん、悪い意味ではありません。どのモデルも、非常に高品質になってきているということです。マットレスの選び方はタイプで絞る方法や形状から攻めて行くやり方が一般的です。メーカーから攻めるのも良いでしょう。しかし、それでも迷ってしまった時のために、ここでは厳選したおすすめのマットレスを22モデルご紹介したいと思います。どのモデルも非常に人気のある商品です。安心と信頼の日本メーカーのものから海外の有名ブランドのものまで幅広くピックアップしましたので、ぜひマットレス選びの参考にしてみてください!

イッティ 雲のやすらぎプレミアム 高反発 マットレス


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イッティのマットレス「雲のやすらぎ」シリーズから、人気の高反発タイプのモデルのご紹介です。凸凹加工のアルファマットが体圧分散によく貢献してくれるので、反発力の強いマットレスながら寝心地が過度に硬くなりません。詰め物には最高級のフランスロレーヌダウンを使用しているので冬場は特にあたたかく、それでいてリバーシブル設計なため夏場の湿気の多い時期でも通気性は抜群。おまけに防菌・防ダニ・防臭効果のある素材を使っているので衛生面への配慮も抜かりありません。マットレスの購入をお考えの多くの方におすすめできる、万能なモデルと言えます。

SOMRESTA(ソムレスタ)マットレス PREMIUM


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2020年のグッドデザイン賞を受賞した、非常にスタイリッシュなマットレスのご紹介です。ウレタン製のマットレスですが、コイル式でおなじみの高密度タイプでもあります。その反発力の強さは驚異的で、JIS規格の3倍の24万回圧縮試験の結果、復元率はなんと99.6%。耐久性の高さが自慢のウレタン製マットレスですが、その中でも群を抜いてタフなモデルです。
ウレタンのデメリットである蒸れやすさは、防臭防菌効果を併せ持つ独自開発の素材で克服しています。見た目が良く、丈夫で、メンテナンス性も高いとなれば、おすすめしない理由が無いでしょう。

Avenco ポケットコイル シングルマットレス


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こちらの高反発タイプのマットレスは、ポケットコイルタイプであることも手伝って、極厚な26cmのボリュームが自慢です。冷感素材を組み合わせた表皮は夏場は特に心地よく、寒くなれば厚型マットレスの特徴である保温性が発揮されて暖かく過ごせます。

骨格に竹炭を採用したおかげで、消臭効果に加えて湿度調整する「調湿効果」も併せ持つに至ったこのモデルは、厚いマットレスをお探しの方に特におすすめできる一台です。また、ポケットコイルタイプとしてはかなり手ごろな価格も大きな魅力と言えますね。

エアウィーブ スマートZ01


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各界からの厚い支持でおなじみのエアウィーブから、洗濯できる三つ折りタイプのマットレスのご紹介です。高反発タイプで厚さは9cm。コシのある寝心地とコンパクト設計ゆえの取り回しの良さがセールスポイントです。総重量が9kgと軽量ですので、女性の方でも比較的楽に動かせます。
洗濯の際には中材もカバーも洗えますので、激しく汚してしまっても安心です。こうしたお手入れのしやすさはマットレス選びにおいて大事な要素の一つですので、管理の用意なモデルをお探しの方には大いにおすすめできるモデルですね。

イッティ 雲のやすらぎ 極マットレス 高反発コイル 13層


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イッティのフラッグシップ「雲のやすらぎ」シリーズから、ポケットコイルタイップの上級マットレスのご紹介です。厚さは27cmとかなりのボリュームで、13層もの複雑構造の採用により快適な睡眠体験を提供してくれます。通気性確保のために、本体の両サイドに合計四つもの通気口があることにも注目です。扱いに腕力が必要な大型・厚型のマットレスにとって湿気は大敵。ですがこのモデルなら、吸湿性に優れた素材を使用していることも合わせて湿気対策は万全です。ワンランク上のマットレスをお探しの方におすすめのモデルですよ。

Inofia(イノフィア) ポケットコイルマットレス 極厚


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高密度ウレタンとポケットコイルの併用で優れた寝心地を実現したマットレスのご紹介です。22cmの厚さはコイル式のマットレスの中では扱いやすく、取り回しに優れたモデルをお探しの方におすすめできる要素と言えるでしょう。スプリングコイルが並列に配置されていることから通気性に優れますから、湿気の多い時期にも安心して使えます。ウレタンが使われていることのデメリットを上手く解消していますね。加えて、肌触りと伸縮性に優れたウールを表面に使っていますので感触の良さは特筆ものです。親しみやすい価格も非常にありがたいですね。

エア・リゾーム ピロートップポケットコイルマットレス ホロウ


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600個近いスプリングコイルを使用した贅沢なポケットコイルタイプのマットレスのご紹介です。構造自体は間違いなく高級モデルのそれですが、価格は非常にリーズナブル。ポケットコイルタイプの優れた寝心地を手軽に味わいたいという方には、強くおすすめできるコストパフォーマンスに優れた一台です。
通気性に優れたメッシュ素材の生地は、全ての季節を通して快適性を保ちます。湿気に強いのでカビや細菌の繁殖も防いでくれますよ。また80000回の耐久テストをクリアした驚異的なタフさも魅力の一つで、それだけ頑丈かつハイコストな造りでありながらこの価格帯に収まっているというのはまさに驚愕の一言。セミダブルという使いやすいサイズも嬉しいですね。

フランスベッド フォールドエアー


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名門フランスベッドから、メーカー自慢の高密度コイル式を採用しながら折りたためてしまうという、非常に扱いやすいマットレスのご紹介です。スタイリッシュなカラーリングも目を惹きますね。シックなお部屋を演出するのにも一役買ってくれそうです。
ドビー織りの表面素材には防ダニ・抗菌防臭加工が施されており、一年を通じて清潔感が維持しやすいことも大きな魅力。これだけの高機能マットレスでありながら折りたためるモデルというのは珍しく、品質の良いマットレスをコンパクトに収納したい方には強くおすすめできます。

クルクル GOKUMIN 高反発 抗菌防臭マットレスMS-01-N


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累計販売枚数20万枚突破の大人気マットレスシリーズから、携帯性優れる巻取りタイプのモデルのご紹介です。やや硬めの寝心地は巻取りタイプらしからぬコシのあるもので、床に敷いても不快感なく就寝できます。持ち運びしやすいマットレスをお探しの方に大いにおすすめできるモデルです。
抗菌・防臭効果のある素材を使用していることに加え、イタリア人デザイナーを起用している点も見逃せません。見た目が質素になりがちな巻取りタイプのマットレスの中にあって、ディティールに凝った外観は個性的です。薄型ですので重ね使いにも向きますよ。

クルクル GOKUMIN プレミアムスプリングマットレス


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ポケットコイルタイプのマットレスとしては異例とも言えるリーズナブルさが魅力のマットレスのご紹介です。上級モデルに採用されるポケットコイル機構を備えながら、価格は非常に親しみやすいもの。上質なモデルを手ごろに購入したい方に強くおすすめしたいモデルです。
このマットレスは、保証期間が8年とかなり長いことも見逃せません。格安モデルだから売りっぱなしかと思いきや、アフターサービスも万全。衛生面へのケアも独自素材でしっかりしてくれていますので、コストパフォーマンスの高さは全モデルを通じて屈指のものでしょう。

新陽トレーディング エムリリー 優反発マットレス


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テレビ番組で紹介されて大いに話題になった、高機能マットレスのご紹介です。青いカラーリングが鮮やかで、スポーティさが演出されています。北欧ブランドのモデルらしくシンプルかつ高品質。硬めの寝心地は、腰や首にちょうどよくフィットする素材使いと設計から来るものです。
水洗いできるカバーは使いやすいですが、お好みのカバーやシーツを使えばアレンジが自在なところも嬉しいですね。扱いやすく価格も手ごろなので、初めてのマットレスにおすすめです。総重量が8kgと非常に軽量ですので、女性や年配の方でも比較的簡単に移動させられるのも大きいですね。

クルクル GOKUMIN プレミアム低反発マットレス


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こちらの巻取りタイプのマットレスは新開発の低反発ジェルメモリー素材を採用することにより、弾力性と復元力に優れたフィット感を実現しています。低反発タイプに分類されるモデルですが決して柔らかすぎず、適度なコシで睡眠中の体をサポートしてくれますよ。
特殊なジェル粒子が組み込まれた本体は夏も冬も変わらず快適。加えて付属のシーツは高級感のあふれるラメ入り仕様。巻取りタイプでありながら竹炭素材を骨格に採用し、衛生面の確保を狙っていることも見逃せません。これだけ使いやすく先進的なモデルであるにも関わらず価格は驚異的な安さですので、巻取りタイプのマットレスをお探しの全ての方におすすめできます。

Dore 超軽量三つ折りマットレス


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こちらのマットレスは三つ折りタイプで収納性に優れていることはもちろん、ある程度のサイズでありながら丸洗いが可能なメンテナンス性の高さをセールスポイントにしています。清潔さを保つことはマットレスを長持ちさせることに繋がりますから、同じマットレスをできるだけ長く使いたいと考えている方は選択肢に加えることをおすすめしたいモデルです。「業界トップランクの国産原料」とメーカーPRにもあるように、素材へのこだわりはかなりのもので、そのおかげか寝心地と通気性の良さは上級モデルに匹敵する水準の高さ。ですが価格は非常に手ごろなので、初めてのマットレスとしても安心して購入できます。

シモンズ ビューティレストプレミアム ゴールデンバリュー


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高級モデルを得意とするシモンズの、ベストセラーマットレスのご紹介です。気軽に購入できる価格帯のものもそろえるシモンズですが、やはり真骨頂はこうしたプライスタグを掲げるマットレスでしょう。その厚さは29.5cmと、高級モデルの名に恥じない堂々としたものです。自慢のスプリング技術により、詰め物に頼らないコイルのみの構造で抜群の寝心地を実現。これは高密度でスプリングコイルを並べられるシモンズならではでしょう。高級モデルの中での人気はかなりのものですので、高品質でラグジュアリーなマットレスをお探しの方には自信を持っておすすめできます。

マニフレックス 高反発マットレス モデル246


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イタリアの名門マニフレックスから、高品質ながら非常に検討しやすい価格帯のマットレスのご紹介です。安価なマットレスでありながらイタリア製というのは嬉しい限りで、製造国にこだわりのある方は購入候補に加えることをおすすめします。独自素材の「エリオセル」は硬めで快適な寝心地を実現しており、その評判は高反発タイプのマットレスに使われる素材としては世界屈指の高さを誇ります。またこの素材は、赤ちゃんがなめても安全という驚きの安全性も魅力。さすがに美食の国で生まれただけのことはありますね。衛生面にも並々ならぬこだわりを持つマニフレックスの製品らしく、ご自宅に届く時には真空ロールに入って来ます!

イッティ 雲のやすらぎプレミアム 高反発 腰痛マットレス 極圧17cm


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イッティの人気シリーズ「雲のやすらぎ」から、特に腰痛に優しいマットレスのご紹介です。こちらのモデルは日々稽古や取り組みで腰を酷使している力士の千代丸関愛用ということで、その信頼性は多くのマットレスの中でも屈指の高さであると言えます。「雲のやすらぎ」シリーズに共通している品質の高さの秘密は、徹底した日本製部品へのこだわりと、国内工場における職人さんたちの丁寧な手仕事。特にこのモデルは腰痛特化型ですから、製造過程もより一層丁寧なものでしょう。現在腰痛にお悩みの方にはもちろん、将来腰に不安を抱えたくない方にも強くおすすめできる一台です。

シーリー マットレス チタンコレクション エバンス2


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高級ホテル御用達のシーリーから、非常にシックなカラーリングが魅力的なマットレスのご紹介です。チタングレーと名付けられた色遣いは高級感の塊。32cmもの極厚サイズはまさに高級モデルで、価格もメーカーの名高さに負けないハイエンドなもの。間違いなく最高峰の一台ですので、予算を確保できる方には強くおすすめしたいですね。
柔らかな寝心地を実現するコイルには、なんとチタン合金を含ませています。劣化しにくく強度の高いチタンは、宇宙工学にも用いられるハイテク素材。天然の銀イオンにより微生物やバクテリアの繁殖を抑制する、独自の抗菌・防臭加工技術も目玉の一つです。ここまで高機能ですと、もう他に言うことは何もありません。

テンピュール クラウドスプリーム21


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シーリーが高級ホテル御用達なら、今や兄弟メーカーとなったテンピュールはNASAのお墨付きがセールスポイント。そんなテンピュールから、ハイエンドモデルと呼べるマットレスのご紹介です。
これだけの価格のモデルですから、何もかもを兼ね備えているのは当たり前。正直なところ、機能面ではどこもかしこも高水準過ぎて紹介することがありません。あえてピックアップする部分があるとすれば、それは10年というとてつもない長さの保証期間でしょうか。まさに世界のテンピュール、格が違います。自社製品に10年の保証を付けるところは高級ブランド多しと言えど非常に珍しく、この安心感のみに注目して購入してしまうのもおすすめです。

アイリスオーヤマ エアリーマットレス


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アイリスオーヤマといえば、コストパフォーマンスに優れた数々の製品ですっかりおなじみの日本のメーカーですね。そんなアイリスオーヤマからも、マットレスが発売されています。丸洗いできる三つ折りタイプで、汎用性抜群ながら価格はかなり控えめです。新生活にもおすすめの一台ですね。ニットとメッシュの合わせ使いにより、冬の暖かさと夏の涼しさを両立している優れもの。また、生産国が日本というのも見逃してはいけないセールスポイントです。国産のお買い得なマットレスをお探しの方には、大いにおすすめできる一台と言えそうです。

西川 エアー SI


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寝具といえば西川という印象をお持ちの方は多いでしょうが、その西川がここまでアバンギャルドな見た目のマットレスを作っていると想像できる方は少ないでしょう。このモデルは、見た目は非常にクールで個性的ですが、中身は人間思いの一台。「日々のセルフケアのために開発された」という特殊立体クロススリット構造により、横向きと仰向けのどちらの姿勢をとっても寝心地抜群です。
本体重量が6kgと抜群の軽いことも隠れたメリットで、これなら女性や年配の方でも安心して購入・運搬できますね。高機能かつ取り回しのしやすい一台を求める方におすすめできます。

サータ マットレス ダブル ペディック 30th アニバーサリー


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日本製にこだわる高級メーカー「サータ」から、ミドルクラスのマットレスのご紹介です。30周年記念モデルということで、力の入った一台です。形式はもちろんポケットコイル。使うコイルの数は778個と、この価格帯・厚さのマットレスの中では圧倒的な多さで、コンパクトなマットレスにワンランク上の寝心地を求める方にすすめです。側面に設けられた通気口のおかげで湿気にも強い造りになっていますから、上質なマットレスにお手入れのしやすさを求める方も検討してみることをおすすめします。

日本ベッド マットレス シルキーポケット


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日本一の老舗日本ベッドから、その名に恥じない高級モデルのご紹介です。自慢のシルキーポケットで、とろけるような寝心地を提供してくれます。ふちが波打たない均整の取れたサイドラインは、しっかりと体を支えてくれる証。骨格がしっかりしていなければ、これだけの綺麗なプロポーションは保てません。総重量は25kgとヘビー級ですが、この重さは重心を低くすることに貢献し、快適な寝心地の源である安定感につながっています。

シーツには抗菌・防臭・防縮加工が施されていますから、衛生面でも安心です。加えて、これらの加工も全て日本国内で行われているというのも嬉しいポイント。純国産の高級マットレスをお求めの方には、まず第一におすすめしたい一台と言えます。

マットレスとセットで! おすすめの枕5選

寝心地の良いマットレスを見つけたら、合わせて枕も探してみるのがおすすめです。「枕が違うと眠れない」という言葉があるように、枕は睡眠において非常に重要なアイテムの一つですから、検討してみてください。
ここではおすすめの枕を5モデルご紹介しておきます。使いやすいものをピックアップしましたので、ぜひお役立てください。

西川 ホテルモードピローGP-1911


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柔らかくて軽い、扱いやすい枕です。西川の製品としてはかなり手に取りやすい価格帯に位置していますので、複数購入しておくのも良いですね。コンパクトなので収納性にも優れます。

西川 睡眠博士シリーズ 横寝サポートまくら


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こちらの枕は横向きで寝ることの多い方におすすめです。ソフトフレーム構造採用ということで、中に骨格があり、高さを微調整できるのが大きな特徴。横向きで寝る時には肩と首の高さの違いが不快感につながることがありますが、このモデルを選んでおけばその心配はありません。価格もリーズナブルですから検討しやすいですよ。

ロフテー ホテルピロー


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一流ホテルや病院に採用される、非常に高品質な枕のご紹介です。枕としては高価格な部類に入りますが、幾つも高級マットレスを見てきたあとだと非常に良心的なプライスに見えてくるのが不思議ですね。
シンプルな見た目ですが、中身は5つのパーツが精巧に組み合わされた複雑なもの。この構造が睡眠中の首をしっかりとサポートしてくれるため、寝返りや就寝姿勢も自由自在。上質なマットレスと合わせて使えば、寝室がスイートルームに変わります。またこのモデルはリバーシブル仕様で、表は「ザクザク」、裏は「モチモチ」な感触が楽しめるのも隠れたセールスポイントですよ。

CCM 空間fitの夢まくら 極


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この枕は一風変わった見た目が特徴ですが、この独特な形状が睡眠中の首から上をしっかり支えてくれます。寝違えて首を傷める方も少なくないですから、そうしたアクシデントが気になる方には大いにおすすめのモデルです。寝返りが打ちやすいのはもちろんのこと、仰向け・横向きに加えてうつ伏せの状態でも快適に眠れるというのは数ある枕の中でも珍しいメリット。カラーバリエーションが多いのも嬉しいですね。また、本体の製造国が日本であることも見逃してはいけないでしょう。

西川 頸椎サポート 洗える枕 ダクロン


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「頸椎サポート」と銘打たれているように、真ん中をくぼませたフォルムで睡眠中の首周りを適切なポジションに保ってくれる枕です。「ダクロンデュラライフ」と呼ばれるタイプの中綿を使用することにより、長時間のふっくら感継続と速乾性の確保も実現している枕ですので、扱いやすさは抜群ですよ。

マットレスを清潔に保つために

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マットレスは使用時に汗を吸いますし、汚れも溜めます。ダニがわくこともありますね。そうなると使用感が損なわれますし耐久性にも影響が出ますので、マットレスは清潔にしておくに限ります。定期的なお手入れが必須ということです。

基本的に、マットレスは未使用時には掛布団をどけて外気に触れさせておいてください。晴れた日には窓を開けて換気をすると、除湿効果が高まります。

洗濯できるマットレスは、週に1~2回のペースで洗濯するのがおすすめです。洗濯できないものは、週に一度は壁などに立てかけて底を外気に触れさせると湿気がよく飛びますよ。
ダニやほこり対策には、月に一度のペースで掃除機がけが有効です。取り回しに優れるハンディクリーナーが使いやすくておすすめですね。

マットレスは同じ面を使い続けると劣化が早く進んでしまうので、2~3か月をメドに裏表をローテーションしてあげると長持ちします。湿気対策にもこの方法は有効ですし、ローテーションの際に掃除機をかけてあげれば効果は倍増です。

マットレスの修理について

マットレスが破れた、穴が開いたといったトラブルは、程度が軽ければ自分で解決することが可能です。保証期間内であればメーカーに修理依頼をするのがおすすめですが、もし保証期間を過ぎていたら自分でメンテナンスしてみるのも手です。布地のほつれ止め液と補修布を使えば、比較的楽に処置できます。以下に、ほつれ止め液と補修布の例を一つずつご紹介しておきますので参考にしてみてください。

KAWAGUCHI ピケ ほつれ止め 33ml


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手のひらサイズで扱いやすいので、おすすめのほつれ止めです。

KAWAGUCHI 薄地ストレッチ用 補修布 アイロン接着


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接着後にドライヤーや洗濯機の使用が可能な補修布です。

スプリングの修理は困難


コイル式のマットレスの場合、スプリングが破損したまま使い続けると健康被害が出てしまいます。コイルがズレているといった軽い程度の故障であればメーカーでなくともリペア業者に頼めば修理してもらえますし、もしコイルの破断などが起きていても保証期間中であればメーカー修理がおすすめです。が、保証期間が過ぎていますと、コイルの大掛かりな修理にはかなりの費用が発生しますので、マットレスを買い替えるのがおすすめです。工賃と部品代、それに送料を合わせると、新品のマットレスが買えるくらいの金額になってしまうのです。就寝中に背中や腰に違和感を覚えたら、コイル部分の故障を疑ってみると修理か買い替え化の判断が早く付けられますよ。

まとめ

マットレスは、今や布団に変わって寝具の王様になろうとしています。ベッドに乗せて使えるのはもちろん、床に敷いても使えますし、巻取りタイプのようにコンパクトなものは持ち運びも簡単にできて便利。引っ越しにキャンプにと大活躍です。家族が増えても買い足しやすいので、一人暮らしから大家族まで対応できる懐の深さも魅力ですよね。

毎年のように寝心地の良いマットレスが発売されるおかげで、選ぶ側としてはどのモデルに狙いを定めようかと一苦労。そんな時には用途とご自身の寝室のスペースが大きな鍵になります。どんなところでどんな風にマットレスを使いたいのか、そこを軸にじっくりと考えて、ぜひお気に入りの一台を見つけて下さい!

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