【2023年最新版】ドライビンググローブでハンドル操作が快適に!人気メーカーとおすすめ商品20選

ドライビンググローブをすることで、ハンドル操作がスムーズになったり、運転の負担が軽くなったりします。様々な種類が販売されているため、素材やメーカー、デザインなどから自分好みのものを選びましょう。この記事ではドライビンググローブのメリットや、チェックしたい素材とポイントを紹介します。

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ドライビンググローブは「使わなくても運転に支障がない」と考える人も多いですが、クールなドライビンググローブを着用しているドライバーを見て「格好良い」「ハンドル操作に影響はあるのか」など、興味や疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。


ドライビンググローブをすることで、ハンドル操作がスムーズになったり、運転の負担が軽くなったりします。様々な種類が販売されているため、素材やメーカー、デザインなどから自分好みのものを選びましょう。


この記事ではドライビンググローブのメリットや、様々な商品のなかから選ぶ際にチェックしたい素材とポイントを紹介します。また、おすすめのメーカーや人気商品を紹介するので、参考にしてみてください。


ドライビンググローブとは

ドライビンググローブは、自動車やバイクを運転する際に着用するグローブのことであり、指先まで覆うタイプのものと指の部分がカットされているタイプがあります。ドライビンググローブはハンドルを握った際に、ハンドル操作をしやすいように着用するアイテムです。


例えば、革でできているドライビンググローブは、手の形状にフィットするうえに手汗を吸収することが特徴です。そのため、ハンドルがベタついたり手汗でハンドルが滑ったりしにくくなり、操作が快適になるでしょう。ハンドルを握りやすくなることで、危険な状況もとっさに回避できる可能性が高いです。


ドライビンググローブはハンドルを操作しやすくなるだけではなく、運転しやすいように工夫されている商品が多く、運転の疲労も軽減されます。レバーやハンドルを操作する際に力を込めなくても良いよう、レバーやハンドルを握りやすい設計になっています。集中力が必要なドライビングをする際や、長時間運転する場合は体や手、腕の疲れを感じることもあるでしょう。ドライビンググローブで手の疲労を解消することによって、事故を起こす危険性も低くなります。


ドライビンググローブをするメリット

ドライビンググローブを着用することには、様々なメリットがあります。ドライビンググローブのメリットを理解して、自分の運転方法や悩みに適した商品を選ぶことが大切です。


そこで、ドライビンググローブの主な6つのメリットを紹介します。


ステアリング操作をしやすくなる


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ドライビンググローブを使うことで、ハンドルを握りやすくなります。また、滑りにくいためステアリング操作(ハンドル操作)が滑らかで軽くなることがメリットです。また、急にハンドルを切らなければならない場合でも、ハンドルを握っているときと比較してスピーディーに対応できるでしょう。


ハンドル操作のほか、シフトレバーも操作しやすいことが特徴です。運転をする際のハンドル操作は安全運転をするうえで極めて重要なため、ドライビンググローブがハンドル操作をサポートしてくれることは大きなメリットだといえるでしょう。


手の疲労を軽減してくれる


ドライビンググローブを着用すれば、ハンドルを握った際に不要な力を入れずにハンドル操作を行えます。理由は、ハンドルを握りやすくなるためです。ドライビンググローブは手の平のパーツにクッション性がある素材が使用されることが一般的であり、ハンドルと手の間の衝撃が緩和されます。


長時間車の運転をしていると、ハンドル操作をする際に手や足、全身に疲れを感じたことがある人も多いでしょう。長時間ハンドルを握り続けることで手や腕に疲れが溜まりますが、ドライビンググローブで衝撃を緩和できれば、疲れを軽減できることがメリットです。長時間、長距離の運転をする人にとって大きなメリットになるでしょう。


また、シフトレバーやハンドルを握る際に余計な力を入れずに操作できることで、運転をする際に精神面でも余裕ができます。手の疲れを緩和できることは、長時間ハンドルを握る人にとっては大切なポイントであり、事故を予防することにもつながるでしょう。


手汗によるハンドルの滑りを防ぐ


車を運転している時だけではなく、日頃から手汗をかきやすい人もいるでしょう。手汗は自律神経が関係しており、新陳代謝を促す交感神経が活発になった状態の時に汗の分泌を促すエクリン腺が活性化し、発汗します。しかし、何かに集中しているかどうかや気温、時間帯によっても手汗の量は変わることが特徴です。


自動車の運転をしている際に手汗が出る人は、気温や集中度合いで新陳代謝が活性化され、交感神経が活発になっている状態が続いているのだといえます。ドライビンググローブは手汗を吸収する効果が期待できるため、手汗によりハンドルが滑り、ハンドル操作を誤るリスクを軽減できます。寒い時期に自動車の中と外の気温差が大きい時や、暑い時は手汗をかきやすいですが、ドライビンググローブを着用すれば手汗を気にせずハンドル操作に集中できます。


なお、手汗がついたドライビンググローブは外に干して乾燥させることが大切です。手汗をかきやすい人は、洗濯できるタイプのドライビンググローブを使用すると良いでしょう。手汗を吸収していても、清潔に使用できます。


紫外線をカットしてくれる


夏には、手や腕の日焼けが気になる人も多いのではないでしょうか。ドライビンググローブは、手の甲だけではなく腕まである長いタイプのものを使用すれば、腕の日焼けも防止できます。運転する機会が多かったり長時間運転したりする人は、腕まで覆うことができるタイプのドライビンググローブを選びましょう。


紫外線にはUVAと呼ばれる波長が含まれており、自動車の窓ガラスを通り抜けて皮膚に影響を及ぼします。そのため、短い時間運転をするだけでも肌の奥に紫外線のダメージが蓄積し、シミの原因になるため注意しなければなりません。


ファッションアイテムとして楽しめる


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ドライビンググローブは、ハンドル操作をサポートするために役立つだけではなく、運転する気分を盛り上げる効果もあります。自分好みのデザインのドライビンググローブを着用したり、洋服のコーディネートに合うものを選んだりするだけで、ドライブ以外にも楽しめる要素が増えるでしょう。


ドライビンググローブはシックなデザインのものが多いですが、素材にこだわることで着用した際の雰囲気が変わります。気分に合わせて使い分けられるよう、様々な素材やカラーのドライビンググローブを持っておくと良いでしょう。


ドライビンググローブの種類と素材

ドライビンググローブは、デザインや素材のバリエーションが豊富です。商品選びのポイントにもなる、種類と素材から確認していきましょう。


指先まで覆うフルカバータイプ


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ドライビンググローブとして販売されているものの多くは、指先までを覆うフルカバータイプのものです。フルカバータイプのドライビンググローブはデザインのバリエーションが多く、素材も様々なものから選べるため、自分好みの商品を探しやすいことがメリットだといえるでしょう。


指先までのフルカバータイプは厚みがあるものや滑り止めが付いているものなど機能性も豊富で、自動車を運転する際の自分の悩みに合わせたものを選べます。例えば、ハンドル操作をしていて手が疲れる場合には、ハンドルとの間の衝撃を緩和できる厚みがあるタイプ、ハンドルを握る際に滑ってしまい、「ドライビンググローブを着用していても滑るのでは?」と不安がある場合には、滑り止めが付いているタイプを選ぶと良いでしょう。


また、指先までのフルカバータイプは手の平だけではなく指先に汗をかいた場合にも吸収できるため、ハンドルが滑る心配がありません。長時間運転をする人や手汗をかきやすい人に最適であり、安全にハンドル操作をするという面でも高い効果が期待できます。


指先が出る半指タイプ


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指先が出る半指タイプは、指先がカットされているドライビンググローブであり、指を動かしやすいため細かい作業をしたい場合に最適です。手袋をした状態ではスマートフォンの操作や、財布から小銭を取り出す、パスケースを取り出すなどの細かい作業をする際に不便だと感じたことがある人も多いでしょう。


指先が出る半指タイプのドライビンググローブであれば、スマートフォンを操作する際に手袋を外す必要がなく、ストレスを感じにくいでしょう。また、ドライブの途中でコンビニに立ち寄る場合も、手袋をした状態で商品を取ったり小銭を取り出しやすかったりすることがメリットです。


顔や体が痒い場合も、手袋を指まで覆うタイプのグローブをした状態では掻きにくく、グローブを外さなければなりません。ドライビンググローブを着けたり外したりするのが煩わしいと感じる場合には、指先が出るタイプのものを使用しましょう。スマートフォンに対応しているドライビンググローブもありますが、グローブのサイズや素材によってはスムーズに操作できないことがあります。指先の細かい動きで煩わしさを感じたくない人は、指先が出るドライビンググローブを選びましょう。


さらに、指先が出ているため、夏でも暑さを感じにくいことが魅力です。夏用のドライビンググローブはメッシュ素材を使用して蒸れないように工夫されていたり、紫外線カット加工が施されていたりするものが多いです。


加えて、第1関節まで覆われるため、タイトなタイプを着けても関節に生地が食い込むこともありません。手の平でしっかりとハンドルを握れるため、ドライビンググローブとしての役割は十分に果たすでしょう。


指先が出るタイプは、自分の手にフィットしやすいことも特徴です。指先が出るため動きが制限されず、着用している人の手の動きに合わせて素材が収縮します。特に、革製のドライビンググローブは、使用すればするほど手になじみ、素材の変化を楽しめるでしょう。


腕まで覆うタイプ


ドライビンググローブのなかには、肘の部分まで覆える商品も販売されています。半袖を着用する機会が多いときには二の腕までの長いドライビンググローブ、七分袖を着用する機会が多い場合には肘までのものを選びましょう。収縮する商品もあるため、コーディネートに応じて長さを変えることも可能です。使う場面や、自分好みの長さのドライビンググローブを購入しましょう。


夏は若干暑いと感じることがありますが、通気性が高い商品もあります。車の中にいても手や肘の部分まで紫外線の影響を受けやすく、長時間運転すると日に焼けてしまい、シミといった肌トラブルが起こることに不安を覚える人も多いでしょう。女性だけではなく、男性も日焼けをしたくない人が多いです。紫外線の影響を受けたくない場合には、肘まで覆うことができるタイプで紫外線カット加工が施されているものを選ぶと安心です。遮光率やカット率が記載されているため、紫外線カット機能が高いものかどうかをチェックしましょう。


また、日焼け予防の目的で肘までドライビンググローブを使う場合には、カラーも重要です。紫外線を予防するためには、紺や黒といった濃いカラーのドライビンググローブを選ぶことがポイントです。指先まで覆うフルカバータイプや、指先が出る半指タイプと合わせて持っておくと良いでしょう。


長く使える「本革製」


本皮でできたドライビンググローブは、長時間使用していると自分の手の動きや大きさに馴染むことが特徴です。使い始めたばかりの段階では若干硬いと感じますが、一定期間使っていると硬さは気にならなくなるでしょう。


本革のドライビンググローブは、長く使えることが大きなメリットです。本革専用のクリームを使ってメンテナンスをすれば、10年ほど使用できますよ。合皮とは異なり、本革は繊維が詰まっているため、革のメンテナンスに関する知識が無い人が行なっても剥げたり破けたりしにくいことが魅力です。リーズナブルな価格の合皮でできたドライビンググローブを何度も買い替えるのであれば、価格が高くても本革のドライビンググローブを購入し、長期間使ったほうがコストパフォーマンスが良いでしょう。


また、本革は長期間使うことで見た目の変化を楽しめることも魅力です。人間も、年齢を重ねるとシワやシミが増えたり肌の色が変化したりしますよね。本革も同様に、長期間使うことで味わいがある、魅力的な質感に変わるのです。一般的には色が濃く、使う人の手の動きに合わせてグラデーションができます。世界にひとつだけのドライビンググローブに変化するといった楽しみ方もできるのです。「ひとつの商品を大切に使い続けたい」という人に適しているでしょう。


しかし、本皮と一口に言っても様々な種類があり、アパレル商品に使用されているものはおよそ10種類あります。

  • 鹿
  • 山羊
  • ワニ

本皮製の商品の多くは羊や鹿が使用されていますが、サメや豚などが使われることもあります。また、本革の種類ごとに柔らかさや質感、耐久性なども差があり、使い続けることでどのように変化するのかにも違いがあるため、革ごとの特徴を理解しておくと自分好みのドライビンググローブを選びやすいでしょう。


こまめに洗濯したいなら「ナイロン製」


手汗をかきやすい人や、洗濯をして衛生的に保ちたい人は、ナイロン製のドライビンググローブを使うのがおすすめです。ナイロン生地は、石油を使った合成繊維を指します。


繊維には様々な種類がありますが、基本的には天然素材を使った天然繊維と、科学的に加工や合成を行った化学繊維に分かれます。天然繊維として有名なのは綿や麻といった植物繊維や、ウールやシルクといった動物繊維だといえるでしょう。化学繊維は製造方法によって異なり、合成繊維、再生繊維、半合成繊維、無機繊維に分かります。ナイロンは合成繊維として扱われており、ナイロンの他にも合成繊維としてはウレタン、ポリエステル、アクリルなどが挙げられます。合成繊維の多くは身近な商品に使用されているため、目にしたことがある人も多いでしょう。


ナイロン製のドライビンググローブの特徴は強さや耐久性があり、摩擦に強く、綿と比べて約10倍の強度があるとされています。化学繊維としてはポリエステルも摩擦で劣化しにくいことが特徴ですが、ナイロンのほうが強度があり、ドライビンググローブを始めとした様々な商品に使われています。


また、ナイロンは軽量なことが魅力です。天然繊維を使った商品と比較しても非常に軽く、ポリエステルと比べてもナイロンのほうが軽い素材です。そのため、ハンドルを握ったり手を動かしたりするドライブシーンと相性が良く、ドライビンググローブにも多く使用されています。ナイロン製の商品は安っぽく見えるというイメージを持つ人も多いですが、近年ではカジュアルでオシャレなデザインの商品も増えています。


さらに、ナイロンは弾力性が高い素材です。ナイロンは元に戻る力が強く、弾力性があるため型崩れしにくく、ドライビンググローブを長期間使用できるでしょう。弾力性や摩擦への強度があることから、ナイロン製のものは耐久性も高いです。


強い力を加えても破れにくく、油や水といった汚れも弾く素材。海水が付着しても劣化しにくいため、様々なドライブシーンで活用できるでしょう。薬品の影響も受けにくく、カビが生えた場合でもエタノールや酸素系漂白剤を使って除去することが可能です。化学繊維のポリエステルも耐久性は高いですが、ポリエステルは衝撃に耐える力が強いため、弾力性があるナイロンとは特徴が異なります。


加えて、ナイロンは洗濯や水洗いをしたうえで正しい方法で保管をすれば、虫に食われる可能性も非常に低いでしょう。洗濯をする際にも縮んだりシワになったり、色移りしたりといった心配がなく、お手入れしやすい素材です。使うたびに洗濯をして清潔さを維持したいという人に最適でしょう。



  • 気軽に使いたいときはナイロン製
  • シックなコーディネートに合わせたりおしゃれさを重視したりといった場面では本革製

など、使い分けるのがおすすめです。


ドライビンググローブの選び方

ドライビンググローブにはさまざまな種類のものがあり、選び方が分からない人も多いでしょう。ここではドライビンググローブの選び方のポイントを紹介します。


ポイントになるのはサイズ素材。どのような場面でドライビンググローブを使うのか、イメージしながらチェックしてくださいね。


本革製なら少し小さめのサイズ


本革のドライビンググローブは、使用すると伸びるため、小さいサイズのものを選ぶと良いでしょう。


ただし、小さいサイズを選ぶのは、裏地がないドライビンググローブのみです裏地がついている本革製のドライビンググローブは長期間着用していても伸びることはないため、裏地がついている本革製のドライビンググローブを使いたい場合には自分の手のサイズに適したものを選びましょう。


長時間するなら少し大きめのサイズ


長い時間ドライビンググローブを着用していると、手が圧迫される感覚が不快だと思う人もいるでしょう。


手にフィットすることよりも、ドライビンググローブを着けていることを気にせずに運転したい人は、少し大きいサイズのドライビンググローブを選びましょう。若干大きめのサイズだったとしても手汗をしっかり吸収できる商品が多く、長い時間つけていても不快に感じずに運転することが可能です。


車の運転で使うなら薄い生地


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生地が薄いドライビンググローブは、自分の手にフィットし、ハンドルを握った際やレバーを操作した際の違和感が軽減されます。車を運転する際にはレバーやハンドルを操作しなければなりませんが、生地が薄いタイプなら操作性がよく、手汗もしっかり吸収できるため快適に着用できます。


長い時間車を運転する場合は、圧迫感が軽減されることもメリットだといえるでしょう。


バイクの運転で使うなら厚い生地


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バイクを運転する際には、雨や風で体に負担がかかります。雨や風から体を保護するためにも、厚めの生地のドライビンググローブを選びましょう。厚い生地のものを使えば、風の影響を受けにくいため快適に運転できます。また、寒い時期は保温効果も期待できるでしょう。
しかし、夏には手汗をかきやすかったり暑さを感じたりするため、ドライビンググローブは季節ごとに生地の厚みを使い分けるのがポイントです。


縫い目が少ないほうがおすすめ


ドライビンググローブは手の甲と手の平の生地を縫って作るため、グローブの内側もしくは外側に縫い目があります。普段運転をするなかで縫い目を意識する人はあまりいませんが、使用感を左右する重要なポイントです。


グローブの内側に縫い目があると、ドライビンググローブを着けている間は指や手に縫い目があたる状態になります。縫い目が指や手に当たることが気になりハンドル操作に集中できなかったり、安い価格のものは縫い目で手や指が擦れて怪我をしたりすることがあります。


ドライビンググローブの外側に縫い目があると、手や指に直接縫い目があたりませんが、縫い目が引っかかり指を動かしにくくなることがあります。ドライビンググローブには必ず縫い目がありますが、内側と外側どちらに縫い目があったほうが良いかを検討したうえで、縫い目が少ないものを選びましょう。


ドライビンググローブの人気ブランド・メーカー

ドライビンググローブを発売するメーカーは数多く存在しますが、特に人気のあるメーカーを紹介します。日本のメーカーもあるので、外国産が良いのか、国産が良いのかなどを決める際の参考にしてください。


フィット感が魅力「DENTS(デンツ)」


DENTSは、イギリスに本社がある高級グローブメーカーです。1777年に、ウスターシャー州ウスターに創業しました。イギリスにある本社の2階はグローブミュージアムになっており、歴史上の有名な人物が着用した着用したグローブが飾られています。DENTS製のドライビンググローブはデザインがシンプルで、特徴が無い革製のグローブに見えるでしょう。しかし、実際に着用すると指や手を動かしやすく、手にしっかりフィットします。


1組のドライビンググローブを作る際には16ものパーツを32の手順で作りあげるオリジナルの製法で、繊細に作られていることが特徴です。「DENTSのドライビンググローブをつけた状態でも本を読める」といわれているほど手にフィットするため、ハンドルやレバーを操作しやすいでしょう。高級感がある質感のため、高級車のドライバーには特に最適なメーカーです。


職人がひとつひとつ手作り「CACAZAN(カカザン)」


CACAZANは、グローブ職人として活躍する出石尚仁氏のブランドです。全国のグローブ生産量のおよそ9割を占める香川県の工房をメインに、ドライビンググローブだけではなく様々なグローブを作っています。


ドライビンググローブは、縫う工程や素材のカットなどを別の工房で行うことが多いですが、ACAZANは布の裁断から縫い合わせるまで全ての作業をひとつの工房で行います。素材ごとに異なる特徴に合わせて職人が縫い合わせ、全ての工程を行うことで、フィット感と耐久性が高いCACAZANのドライビンググローブが仕上がります。


また、CACAZANのドライビンググローブはパーツを1枚の革から全てのパーツをカットする製法が採用されています。グローブの製造を海外で行なったり、CADデータで革を切ったりする技術が使われることが増えているなかで、1枚の革からパーツを切る職人は減少しています。CACAZANでは、「皮からパーツを切り出す作業がフィット感に直結する」と考えており、ひとつひとつ違う革の特徴を見極めて、最も良い部分から職人が手作業でパーツを切っています。複数のパーツを縫い合わせるドライビンググローブは、縫い合わせかたが複雑で職人技が求められます。パーツや工程ごとにミシンを変えて作るため、CACAZANの工房には数種類のミシンが用意されています。


CACAZANのドライビンググローブは、バッグに使用される革用の糸を使っていることが特徴です。通常はドライビンググローブに使うことはないものですが、CACAZANではドライビンググローブの使用頻度が高い人のために、耐久性が高い糸を使用しています。また、革用の糸は仕上がりがきれいなことが魅力です。そのため、ドライビンググローブのデザイン性も高く、ファンが多いのだといえるでしょう。


上質でしなやか「MEROLA(メローラ)」


MEROLAはイタリアのグローブ、ネクタイのメーカーであり、1870年にナポリで創業されました。140年以上の歴史がある老舗のブランドで、世界中の著名人に愛されています。また、「ローマの休日」で使われたことでも有名になりました。


MEROLAのドライビンググローブは、トレンドを問わず使えるクラシカルなデザインですこだわりの革とオリジナルの技術を持った職人が作ったドライビンググローブは高級感があり、フィット感も抜群でしょう。


また、商品のバリエーションが多いため、女性でも選びやすいメーカーだといえます。レザータイプや半指タイプなどが販売されているため、自分好みのデザインを選びやすいです。長期間使えるドライビンググローブを探している人に最適でしょう。


ヴィンテージカーが好きな人におすすめ「Vintage lovers(ヴィンテージラバーズ)」


Vintage loversは手に馴染む質感が特徴で、レバーやハンドル操作をした際に感触が手に伝わることが魅力です。


サイズはメンズサイズのほかレディースサイズもあり、手にしっかりフィットするため手が大きく見えるといったデメリットもありません。他のメーカーやブランドと比較してヴィンテージデザインに仕上げられており、オリジナリティーのあるデザインを多く取り扱っています。ヴィンテージカーを運転している人や、ドライビンググローブのデザインを重視したい人に最適でしょう。


ドライビンググローブおすすめ20選

様々なブランドから、こだわりの商品が発売されているドライビンググローブ。ここでは、その中からおすすめの20商品を紹介します。ドライビンググローブ選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてください。


Dents Aberdeen


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こちらは、クラシックで滑らかな質感が特徴のドライビンググローブです。コントラストがあり、個性的なデザインともいえるでしょう。伸縮性があるため手や指を動かしやすく、裏地がないため手にしっかりフィットします。


弾力性と強度が高いため丈夫な商品であり、長い期間同じドライビンググローブを愛用したい人におすすめです。


DENTSペッカリーグローブClifton


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1枚の革から良質な部分を切り抜いて作られた、1枚仕立てのドライビンググローブ。ある程度厚みがありますが柔らかさも兼ね備えているため、手にしっかりフィットする感覚があるでしょう。職人が手作りしていて、細かい部分まで手作業で作られたことを感じられるデザインであり、愛着をもって使えますね。


デザインがファッショナブルで手の甲には若干のたるみがあるため、ハンドルを握っても圧迫感を覚えにくいでしょう。皮が薄いため、ハンドルから伝わる振動も適度に感じ取ることが可能で、スポーツドライビングをしたい人にもおすすめです。デザイン自体はシンプルなため、ドライビンググローブとしてだけではなく、日常のカジュアルシーンでも活用できるでしょう。


DENTS Delta(5-1011)


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上質な羊の皮を使った、ブラックのドライビンググローブです。使う期間が長くなるほど変化を楽しめる本皮であり、ボタン式なので洋服の袖の生地が傷みにくいこともポイントです。


使い始めたばかりの段階ではサイズが若干きつく、羊の革の独特の臭いがします。しかし、高級な革製品の特徴でもあるため、サイズ感や独特の匂いも楽しみましょう!


MEROLAカットオフ ドライビンググローブ ZU93 ラムナッパ


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MEROLAのヴィンテージ・ラムナッパは、濃いブラウンとビンテージデザインのドライビンググローブです。


手の平の生地は、手にしっかり馴染む高級な羊革を使っています。ランボルギーニやフェラーリなど高級車の専用グローブも作っている、経験豊かな職人が裁縫をしたドライビンググローブです。


高級感がありつつ、シンプルなデザインのドライビンググローブを探している人におすすめです。


CACAZANドライビンググローブ DDR-040


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長い時間運転をしていても快適に使える、吸湿性の高さがポイントです。


素材は鹿の革を使用しており、つけ心地も良いでしょう。ドライビンググローブを付けている際の圧迫感が少ないため、初めてグローブを使う人にも最適です。シンプルなデザインのため、どのような自動車とも相性が良いでしょう。他のドライビンググローブとセットで購入し、気分に合わせて使い分けるのがおすすめ


スナップについた「CACAZAN」のロゴは、さりげなくおしゃれさをアピールしたい人にもおすすめできる商品ですよ。


CACAZANドライビンググローブ DDR-071R


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指や手の平全てにフィットし、ドライビンググローブをはめている際にも違和感なく手や指を動かせることが特徴です。マニュアルシフトの耐久性にこだわった商品であり、ハンドル操作をしやすいことが魅力です。


素材は鹿の革を使用しており、裏側には高級繊維を使っているため着け心地が滑らかなことがポイントだといえるでしょう。汚れた際には市販されている革用の洗剤で洗えます。長期間使えることからコストパフォーマンスが良く、ドライバーから人気が高い商品です。


Vintage loversドライビンググローブ VI019001-25


画像出典:楽天市場


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ブラウンとイエローを取り入れた、オリジナリティーのあるデザインのドライビンググローブです。他のドライビンググローブと比較して個性的なため、目立つデザインが好みの人に最適でしょう。個性的ながら、高級感がある雰囲気も特徴です。


羊革を使用しており、きめ細やかな触り心地が魅力のひとつだといえます。手汗もしっかり吸収し、長時間着用していても快適です。


Horn Works ドライビンググローブ861450


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軽量さと、耐久性にこだわって作られたドライビンググローブです。牛革を使用しており、使い続けることで風合いが変わることも楽しめます。ドライビンググローブを使用するほど手になじみ、しなやかできめ細かい質感を楽しめるでしょう。


伸縮性があるため、ドライビンググローブを着けた際に窮屈さや圧迫感は気になりにくいです。長時間自動車を運転していても、安全かつ快適にドライブを楽しめます。デザインは品がありシンプルで、どのような自動車でもマッチし、お洒落に使いこなせるでしょう。


Penguinaceドライビンググローブ スエードタイプ G-203


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もともとは、警察官が使うために開発されたドライビンググローブです。スウェード調で、天然の革を使用したような質感であり、低価格ながら機能性が高いことが魅力です。感触は柔らかいですが手にしっかりフィットし、グリップ力が非常に高いためハンドル操作をしやすいでしょう。天然の革と比較して通気性が高く、夏の時期に手が蒸れることが気になる人や、手汗をかきやすい人に最適です。


また、色落ちしにくく、洗いやすいことも魅力のひとつです。価格はリーズナブルですが、それぞれのパーツの作りがしっかりしており、生地そのものも厚すぎず、ハンドルを握った際にも素手で握っているのとほとんど変わらない感触が高評価を得ています。


Attivoディアスキン ハーフオープンフィンガー グローブ


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ヨーロッパの工場で作られているドライビンググローブで、グローブを着用した際の手のラインが綺麗に出るように丁寧に縫い合わせています。


鹿の革を使用しており、頻繁にメンテナンスをする必要がなく、柔らかさや軽量さが特徴の半指タイプのドライビンググローブです。全て外縫いされており、ワイルドな印象を与えられるでしょう。


袖の部分にはゴム紐が入っているため、手にフィットし、スナップボタンで留めるベルトデザインのポイントになっています。デザインそのものはオーソドックスなため、ドライビンググローブのほか、オフィスカジュアルコーデにも活用できるでしょう。裏と表の指の部分にはパンチングホール、手の平には滑り止めがステッチされています。


アルタクラッセ カプリガンティドライビンググローブ


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日本の老舗メーカーが作った、デザイン性が高く上品で高級感があるドライビンググローブです。


イタリア製の羊の皮を使った半指タイプで、手の平にはスエード素材を使っているため、ハンドルやレバーを操作した際に滑りにくいことが特徴です。ブラウン系のカラーのため、革の重い雰囲気を軽減します。革を使っているため、使うごとに手にフィットするように伸び、味わいが出るでしょう。それぞれのパーツは職人が手で縫っていて、高級感があります。


手の甲は、手の平、指の部分は異なるカラーの革を使い、色の配置にもこだわっています。スウェードはパンチングされていて、通気性が高く蒸れにくいことが魅力です。手の甲にあるステッチで、オリジナリティがあるデザインに仕上がっています。


NAPPAGLOドライブショートグローブ


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鹿の皮を使った、半指タイプのドライビンググローブです。サイズのバリエーションが豊富なため、自分の手に適したものを見つけやすいでしょう。


また、手の平に耐摩耗加工と滑り止めが付いていて、グローブが傷みにくく、ハンドルやレバーを操作する際に滑りにくいため使い勝手が良いことが魅力です。


革質は柔らかく、高級なドライビンググローブと比較すると購入しやすい価格であり、コストパフォーマンスが良いドライビンググローブを選びたい人におすすめです。


スバル計測 サンクス ドライビンググローブE100


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品質が高い鹿革を使用した半指タイプの商品です。キャメル色が明るい印象のため、シックで落ち着いたカラーよりも、明るめのドライビンググローブのほうがコーディネートに合わせやすいという人に最適でしょう。


吸湿性と通気性が高く、1年を通して活用できます。振動を吸収する素材と造りであり、長時間自動車を運転していても疲れを軽減できます。


鹿革を使っているうえに半指タイプのため、手に馴染むまでには若干時間がかかるものの、使用していると手にフィットしてくれる高機能なドライビンググローブです。購入した直後はきつめに感じますが、少しずつ手に馴染みます。ドライビンググローブなのですが、日常のシーンでも使用できるようなデザインに作られていることが魅力です。質感はきめ細やかで、手触りが非常に柔らかく着け心地が良いでしょう。


LEZAX JOYFIT ドライビンググローブ SF-3BR


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こちらもキャメル色で、明るい印象のドライビンググローブです。明るいカラーなので、夜に車の中でドライビンググローブを探しやすいことがメリットです。


半指タイプですが、第一関節までの指のパーツには裏地が付けられておりフィット感があるため、長時間グローブをはめていても快適でしょう。


サイズはフリーですが若干小さめに作られているので、手が小さい男性や、女性に最適です。しかし、手が大きい人でも羊革を使っているため伸縮性があり、手にフィットする可能性は高いでしょう。


LEZAX JOYFIT メッシュ合皮ドライビンググローブ


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合皮を使用しており、価格がリーズナブルなドライビンググローブです。


指先が半指タイプのため、頻繁にグローブを着脱する必要がないので、タッチパネルやスマートフォンを操作することが多い人に便利です。手の平には滑り止め加工がされているため、ハンドルが滑らず運転しやすいでしょう。半指タイプのため長い時間着用していても蒸れにくく、快適に運転できます。


価格がリーズナブルなことから、初めてドライビンググローブを購入する人にもおすすめです。高級なドライビンググローブではありませんが、耐久性が高いことが魅力ですね。風合いにこだわって作られているため安っぽくならず、ファッションアイテムとしてのデザイン性も高いといえます。


Daihatsu Copen ドライビンググローブブラウン


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ダイハツコペンの純正ドライビンググローブです。コペンモデルと呼ばれるおしゃれなシルエットが特徴で、羊革を使っており生地が薄いため、手にフィットしやすいでしょう。裏地もついていることで、より手に馴染むことが魅力です。


ハンドルのウッド部分でも滑りにくく、しっかりと握ってハンドル操作ができるので、安全運転にもつながります。コペンを所有している人だけではなく、おしゃれなカラーやデザインのドライビンググローブを探している人にも最適です。


GSGドライビングレザーグローブ 200812


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黒で統一されたシックなデザインで、鹿の革を使用しています。鹿の革は柔軟性と通気性が高く、使用期間が長くなると手になじみ、質感の変化を楽しめます。縫い目も細く、手に当たる感触も軽減されるでしょう。


半指タイプのため、フルカバータイプでは手や指を動かしにくいと感じている人におすすめです。購入しやすい価格帯ですが機能性が高く、見た目も高級感があります。「いきなり高額なドライビンググローブを購入するには抵抗がある」という人に最適です。


GSGドライビンググローブレザー指ぬき


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こだわって選び抜いた革を使い、職人が手縫いをしてフィット感を生み出しています。本革で作られており、手になじみ柔らかいことや、ドライビンググローブだけではなくフォーマル、カジュアルシーンのコーディネートにも活用できることが魅力です。また、ステッチで滑り止めていて機能性も抜群。


イエローとレッドの2色から選ぶことが可能なため、自分のコーディネートに合わせて購入するか、2色購入して気分に合わせて使い分けると良いでしょう。さらに、裏地がついていないので、手にしっかりフィットします。


ベルト部分は使いやすいスナップボタンです。加えて、スマートフォンを操作したり財布を取り出したりする際にドライビンググローブを取る必要がない半指タイプであり、利便性も高いといえるでしょう。


AntonioMuroloドライビンググローブ フルフィンガー


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1920年イタリアで創業した老舗グローブメーカー、Antonio Murolo(アントニオムローロ)のドライビンググローブです。繊細な作りとおしゃれなデザインで、世界中にファンがいます。


伝統を大切にしながら作られたドライビンググローブは耐久性と弾力性が非常に高く、染めるのに最適な、品質が高い羊の皮を使用。本場イタリアでは、ドライビンググローブとしてだけではなく防寒対策の手袋として使ったり、ファッションコーディネートをする際にアイテムのひとつとして取り入れたりすることもあります。


イタリア製の羊の皮を使っているため軽量でき、きめ細かく柔らかい質感が魅力です。裏地が付いておらず、手にフィットするため、ハンドル操作をしやすいことも魅力だといえるでしょう。手首の部分はスナップボタン式で、グローブを着脱しやすいこともポイントです。


Antonio Murolo半指 ハーフフィンガー


画像出典:Amazon.co.jp


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シンプルなデザインで、羊革を使用しており、きめ細かい質感が特徴です。職人がひとつひとつハンドメイドしていて、細部にまでこだわって作られています。ドライビンググローブとして活用するだけではなく、洋服のコーディネートに合わせて普段使いもできるでしょう。


手にしっかりフィットして引き締めるため、気分もシャキッとします。また、羊の革の質感を楽しむために、裏地が付けられていません。そのため、少しきつめのサイズを購入しましょう。


ドライビンググローブにはデメリットもある

ドライビンググローブは着用することで様々なメリットを得られますが、デメリットもあります。デザインや素材ごとにいくつかのデメリットがあるため、選ぶ際にはメリットとデメリットを両方確認してから購入しましょう。


生地の素材によっては蒸れる


ドライビンググローブに使っている素材によっては、手汗が多い人や暑い時期にはグローブの中が濡れることがあります。グローブの中が蒸れると、ストレスを感じるでしょう。


また、ドライビンググローブの吸湿性が高く、汗を大量に吸収することで素材が傷むこともあります。そのため、ドライビンググローブを清潔に使いたい場合は、洗えるようなリーズナブルなものや丸洗いできるもの、メッシュ素材を使っており通気性が高いものを選びましょう。


また、蒸れることが気になる場合には、ベビーパウダーや制汗剤を使用するのもおすすめです。手汗が原因でグローブの中が蒸れますが、汗の量を減らすことで蒸れを軽減できるでしょう。ドライビンググローブを着用する前に、ベビーパウダーや制汗剤を手の平に塗って発汗を抑制すれば、グローブの中が蒸れるのを予防できます。しかし、ベビーパウダーや制汗剤は肌荒れを起こす場合があるため注意しましょう。敏感肌や乾燥肌の人は、ハンドクリームを使う方法も有効です。


簡単な対策としては、こまめにドライビンググローブを外して汗を拭く方法が挙げられます。どうしても蒸れが気になる場合には、ドライビンググローブをいくつか持っていき、蒸れが気になった時に新しいものに交換するというのも良いでしょう。


革の場合は手入れに手間がかかる


画像出典:Adobe Stock


ドライビンググローブは、革素材のものはメンテナンスが必要であり、手間と時間がかかります。


また、どのような素材であっても、ドライビンググローブの手の平の部分は手汗を吸収するため、濡れた状態で放置すると雑菌が繁殖し、不快な匂いの発生にもつながります。


また、汚れた状態で放置すると虫食いやカビの発生、劣化にもつながるため注意しましょう。ドライビンググローブは、1カ月に1度または2カ月に1度程度洗濯をするのがおすすめです。革のドライビンググローブは、「洗濯機OK」のマークがあっても手洗いをしましょう。型崩れをしたり風合いが劣化したり、他の洗濯物に色移りしたりすることがあります。汚れをきれいふき取りましょう。革素材は水で洗うと革にヒビが入ったり、硬くなったりします。


そのため、洗剤を水で薄めて、タオルに薄めた洗剤をつけ、しっかりと絞って手袋を拭きます。次に、洗剤を入れてない水にタオルを入れて、しっかりと絞り、洗剤を拭き取ります。最後は、乾燥したタオルで水を拭いて紫外線が当たらない場所で干しましょう。革素材のドライビンググローブは洗濯できませんが、防錆加工が施されている商品であれば、ぬるま湯で洗うことも可能です。ただし、もみ洗いをすると革が縮んだり色落ちしたりするため注意が必要です。部分的に汚れた場合には、消しゴムで落とす方法もありますよ。高級なドライビンググローブを購入し、メンテナンスに不安がある人はクリーニング店に依頼するのがおすすめです。


革製品以外は、ドライビンググローブの洗濯タグをチェックし、水洗い不可のマークがついていなければ自宅で洗濯できます。また、合皮も自宅で洗濯できることが一般的です。メンテナンスの手間を省きたい場合には、布で作られているものや、ナイロン素材のものを使いましょう。布で作られたドライビンググローブは洗濯可能なため、メンテナンスの手間がかからず便利ですよ。


タッチパネル操作を妨げる


指先まで送るタイプのドライビンググローブは、スマートフォンやナビを操作する時にグローブを外さなければなりません。スマートフォンやナビを操作する際に何度も着脱するのは手間がかかると感じる場合は、指先がカットされたものを選びましょう。


まとめ

ドライビンググローブを使うことにはデメリットもありますが、ハンドルやレバーの操作がしやすくなることや、長時間運転することによる手や腕の疲れを軽減するなどメリットのほうが多いといえます。気になる商品がいくつかある場合には、数種類購入して、気分やコーディネートに合わせて使い分けて見るのもおすすめです。
ドライビンググローブを購入したいと考えている人は、様々な製品やブランドから自分好みのものを探してみましょう。

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