介護用パジャマのおすすめ12選!ストレスを減らすために着せ方と素材で選ぶ

介護が必要になった時、パジャマは今までと同じものを使っていますか?比較的自立しているのならそれも良いですが、介護度が上がっていった時に介護する側とされる側のどちらのためにも、介護用パジャマの使用をおすすめします。専門家がおすすめする12選のパジャマをご覧ください。

介護が必要になった時、パジャマは今までと同じものを使っていますか?比較的自立しているのならそれも良いですが、介護度が上がっていった時に介護する側とされる側のどちらのためにも、介護用パジャマの使用をおすすめします。普通のパジャマから介護用パジャマに変えるだけで、着替えのストレスを少しでも解消することができます。進化する介護用品を上手に使って、介護のストレスを減らして欲しいです。専門家がおすすめする12選のパジャマをご覧ください。

ママアイテム編集部


介護用パジャマのおすすめな選び方5つ

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介護用パジャマにも色々なタイプのものがあります。ここではそれぞれのタイプを紹介するので、最適な介護用パジャマを選んで下さい。

1.寝たきり?補助だけ?介護度に合った着せ方・タイプをチェック


パジャマの形には一般的な上下セパレートのタイプ、上下がつながったつなぎタイプ、病衣のような寝間着タイプがあります。

上下セパレートタイプやつなぎタイプでは、一般的な前開き以外にも脇や袖、足のサイドがファスナーで開くものがあります。フルオープンできるパジャマなら足や腕を通す必要がありません。

寝たきりでも見た目が気になるなら、セパレートタイプのフルオープンパジャマがおすすめ。また認知機能が低下し、オムツいじりや不潔行為があるならつなぎタイプがおすすめですよ。

日常生活動作のレベルや体の硬さにあったパジャマを選びましょう。

2.マジックテープ?ホック?留め具をチェック


パジャマの留め具には何があるでしょうか。

まずボタンに代わってマジックテープを使用したものがあります。マジックテープなら介護される側も自分でできる場合があり、介護する側も簡単です。

また認知機能が低下し、パジャマを脱いでしまう場合にはホックの留め具にすることで、脱ぎにくくすることができます。ただ、介護する側も面倒にはなってしまいます。

もちろん、マジックテープやホックだけが使われているわけでなく、ファスナーやボタンと合わせて作られているパジャマもあります。

状況に応じた留め具を選びましょう。

3.着心地も考えて肌ざわりが良いかをチェック


介護を必要とする人には敏感肌の人も多いため、肌触りの柔らかいものを選びたいです。

特に寝たきりの場合は、しわや縫目の圧迫が床ずれの原因になるケースもあるので、しわになりにくく、臀部など体重のかかる部分に縫目がこないものがおすすめです。

肌ざわりももちろんのこと、縫い目やしわについてもチェックすることが大切です。

4.洗濯の手間を考えるなら生地の丈夫さと洗濯方法をチェック


介護度が上がるにつれて、パジャマで過ごす時間が増えていき、さらに失禁や食事の食べこぼしでパジャマを洗濯する機会も増えていきます。

そのため、洗濯表示を必ずチェックしましょう。洗濯機で簡単に洗えるものがおすすめです。

5.春夏秋冬、季節に合わせて生地の素材をチェック


歳を重ねていくと、自分で体温調整ができなくなっていく傾向にあります。季節に応じてパジャマを交換することで、体温調整をしましょう。

そのため、夏は吸汗速乾性がよく熱のこもらない素材のパジャマ、冬は保温性が高い素材のパジャマをチェックします。

介護用パジャマのおすすめメーカー・ブランド

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介護用パジャマはその時になるまで、探す機会もなくどのようなメーカーがあるのか知らない人も多いのではないでしょうか。ここでは、介護用パジャマのおすすめメーカーを紹介します。

1.竹虎


竹虎は神奈川県に本社を置き、創業100年を超える老舗の医療用品メーカーです。

高齢化が進むなか、人々の生活を豊かにするために医療・福祉用品を日本人の体形や環境に合わせた商品を自社開発、又は国内外のメーカーと提携開発しています。

2.七福


山梨に店舗をかまえる七福は、高齢者向けの衣料品や介護用品を取り扱うメーカーです。

毎月7日と29日は「七福の日」、全品10%オフになるのだとか。七福は介護する人を応援していますよ。ネット販売も行っているのでチェックしてみて下さい。

3.グンゼ


大阪に本社を置くグンゼはインナーを中心とした繊維メーカーです。

グンゼのパジャマは着心地の良さを追求し、多様化するライフスタイルに応じたブランドを展開しています。介護パジャマに限らず、自分のライフスタイルに合ったパジャマが見つかるはずです。

今回の商品の比較ポイント

快適な介護用パジャマを選ぶ為に確認しておきたい比較ポイントです。介護する人、介護される人ができるだけストレスフリーになるものを選ぶ手助けにして下さい。

  • サイズ展開
  • 素材

今、編集部がおすすめする介護用パジャマはコレ!

一番のおすすめには、比較的介護度の高い方向けのパジャマが選ばれました。介護を楽にするアイデアが満載です。

竹虎「フドーねまき3型」


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アイデアが詰まった多機能パジャマ

竹虎のフドーねまき3型はつなぎタイプのパジャマです。

右足首から胸元までファスナーで開け閉めができるので、寝たきりでも着脱が楽にできます。さらに右足首から左足首にかけてファスナーが付いていて、股下が全開になるのでオムツ交換の時にもパジャマが邪魔になりません。

そして右足首のファスナートップ部分はワンタッチホックで、簡単に外せないようになっています。認知症でも勝手にパジャマを脱いでしまうことを防ぐことができます。

フドーねまき3型の良いところは、機能だけではありません。デザインバリエーションも豊富で、地味にならない色柄がストレスになる介護を少しでも明るくしてくれるはずです。

厚手の秋冬用と薄手の夏用があるので、1年間快適な眠りをサポートできますよ。

いつまでも女らしく!おしゃれな女性用の介護用パジャマおすすめ4選

介護はする人もされる人もストレスを抱えてしまうものです。介護される人の自尊心を守り、介護する人のストレスを軽減するようなパジャマがあるといいですね。

女性の場合は女性らしい明るいデザインのパジャマがその手助けをしてくれるはずです。

1.mamy care「介護用パジャマ」


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フルオープンが便利な女性用パジャマ

mamy careは、Chou Chou selection が扱っているオリジナルブランドです。

一見すると普通のセパレートタイプのパジャマに見えますが、前を留めているのはボタンではなくマジックテープです。そのため、前を開いたり閉めたりするのがとっても簡単。

実は両腕・両足のサイドもマジックで留めてあるので、フルオープンが可能です。オムツ交換や清拭・着衣の交換にとても便利ですよ。

ドットのデザインやカラーも可愛らしく、見た目には一般的なパジャマと変わらないため、きっと喜んでくれるはずです。

2.ハナサンテラス「介護用パジャマ」


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介護用に見えない飾りボタンの付いたパジャマ

ワンタッチテープ仕様は開け閉めが簡単なだけでなく、飾りボタンが付いていることで一見して介護用には見えないのが魅力。
綿混のスムース素材が採用されていおり、一年中快適に過ごすことができます。袖口のゴムのおかげで動きやすさも抜群です。

3.米七「和ざらし ガーゼ 寝巻き上着とパンツセット 」


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甚平風のデザインがオシャレな女性用パジャマ

福岡県にある米七はオリジナル手ぬぐいの製造・販売を行っている会社です。

そんな米七の「和ざらし ガーゼ 寝巻き上着とパンツセット 」は甚平風のデザインに女性らしい花柄のパジャマです。ローケツ染めの花柄は可愛くなりすぎないデザイン。高齢者でも抵抗なく着ることができます。

素材は二重ガーゼになっていて夏は涼しく冬は暖かい、オールシーズン使うことも可能です。

甚平風のパジャマは前が大きく開き、袖口も広いため着脱も簡単です。比較的介護度の低い方におすすめですよ。

4.trust map「介護パジャマ」


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オールシーズン対応の女性用パジャマ

trust mapの「介護パジャマ」も一見すると普通のセパレートパジャマです。派手過ぎない花柄のデザインが可愛いですね。

mamy careの「介護用パジャマ」のようなフルオープンにはなりませんが、袖口やウエストが大きく開くため着脱が楽です。

特にズボンは両ウエスト部分から股部分まで大きく開くのでオムツ交換にも便利になっています。

留める部分はすべてマジックテープになっているので、高齢者でも簡単に留められ、介護するにも簡単。両者に優しいパジャマです。

楽々介護!介護する側にも優しい男性用の介護用パジャマおすすめ3選

介護する側、される側が楽になれるパジャマをみんなが探しているはず。男性ならではのデザインや機能を持ったパジャマを紹介します。参考にしてみて下さい。

1.アビリティーズ・ケアネット「多機能パジャマ 愛情」


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男性用多機能パジャマ

東京に本社を置くアビリティーズ・ケアネットは心身に障害がある人達の自立と社会参加実現を目的としてスタートした会社です。

そんなアビリティーズ・ケアネットの「多機能パジャマ 愛情」はその名の通り介護を楽にするいろいろな機能があります。

まず、胸から袖口、両ウエスト部分から両裾へ、両開きファスナーでフルオープン。寝たままでも、車いすに座った状態でもオムツ交換ができます。

他にも栄養チューブなどが収納できる、大きめのポケットや尿器固定ループ付きなど……気の利いたパジャマといえるでしょう。

2.七福「イージー オン・オフ療養パジャマ」


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気配りがすごい男性用パジャマ

七福の「イージー オン・オフ療養パジャマ」はチュニック調のデザインで比較的どんな体型でも合わせやすいパジャマです。

左袖から左裾にかけてフルオープン、留めやすい大きめのスナップボタンで、医療処置がある高齢者に負担を与えないデザイン。

ロングバックサイド設計でベッドでの、後ろ身頃のズレ上がりを防止してくれます。

デザインも介護をイメージさせない爽やかな色や柄、形です。細かいところまで気配りがされている男性用パジャマですよ。

3.グンゼ「らくらく応援シリーズ紳士長袖・長パンツ」


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自立を促すのにおすすめなパジャマ

グンゼの「らくらく応援シリーズ紳士長袖・長パンツ」は比較的介護度の低い方におすすめ。見た目には普通のパジャマと変わりません。

しかし実はボタン部分はマジックテープになっているので、ボタンを留められない方も、これなら自分で着ることができます。

しかも腕が楽に通せるように袖ぐりはゆったりとした設計。ウエストゴムの長さは調節が可能ですよ。

ソフトキルトで肌触りも良く、着るのも簡単なので自立支援につながるパジャマです。

脱ぎ着が簡単!寝巻タイプの介護用パジャマおすすめ2選

介護パジャマの王道と言えば、寝巻タイプではないでしょうか?

病院で使われている病衣の多くが寝巻タイプであることを考えると、処置や看護がしやすいからという理由もあるはずです。そんな寝巻タイプの介護用パジャマおすすめ2選をご覧ください。

1.米七「和ざらし ガーゼ 寝巻き 」


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オーソドックスな寝巻タイプパジャマ

米七の「和ざらし ガーゼ 寝巻き 」は見ての通り、オーソドックスな寝巻タイプパジャマと言えます。しかしその色柄は地味になり過ぎないデザイン。

素材は綿100%の二重ガーゼ、軽やかで圧迫感がなく吸汗性にも優れています。オールシーズン使用でき、洗濯も簡単なのが嬉しいですね。

また裾が短めで引っかかりにくく動きやすいので、寝たきりの方だけでなく歩行が可能な方にもおすすめです。

ただし、帯で結ぶタイプなので、皮膚を圧迫しないように注意しましょう。

2.ユニユルク「イージーワンピース」


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家族を笑顔にするパジャマ

株式会社Sydecasが運営するブランド『ユニユルク』は『家族の距離を近づける、語るギフト』をコンセプトにこだわりのある機能的な製品を世の中に送り出しています。

ユニユルクの『イージーワンピース』はまさに贈る人が語りだしたくなる製品の1つです。

この『イージーワンピース』は奥さんやお母さんの介護をしている男性介護者の声から生まれたのだとか。

まず見た目には普通のワンピースを着ているようにしか見えませんが、実は1枚布のような構造で、手を通すなどの動作を必要としません。着脱がとにかく簡単で、介護する側もされる側も笑顔にしてくれるワンピースです。

その他にも、床ずれ防止のため背面に縫目がなかったり、肌を傷つける恐れのあるファスナーを使っていなかったりなど、思いやりの詰まったパジャマですよ。

寝たきりでも着せやすいつなぎタイプの介護用パジャマおすすめ2選

ここでは介護度の高い寝たきりの方のパジャマに注目。認知機能の低下があると、オムツに手を入れ排泄物に触ったり、胃婁があればチューブを抜いたりと介護者も肩を落としたくなるできごとがあります。

そういったことをできるだけ防止するためには、つなぎタイプの介護用パジャマが役立ちますよ。

1.エンゼル「コンビネーション フルオープン型」


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つなぎに見えないデザインが可愛いパジャマ

エンゼルは東京に本社を置く、介護用品やベビーマタニティー用品などの企画から製造・販売を行うメーカーです。

そのエンゼルの「コンビネーション フルオープン型」はつなぎタイプですが、上下でカラーが違うので、一瞬つなぎにはみえません。

さらに首元から裾にむけてファスナーで留めてあり、フルオープン可能なので着脱も簡単です。また、簡単にファスナーを開けられないようなプッシュホック付き。

着心地と作業性を考えた介護用パジャマです。

2.萬楽「マンラク1型ねまき」


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オールシーズンの介護用パジャマ

萬楽は2005年設立の比較的新しい会社ですが、介護寝具用品などの製造や卸販売を行っています。

その萬楽の「マンラク1型ねまき」も首元から裾にかけてファスナーで留めてあり、フルオープン可能なつなぎの介護パジャマです。

ファスナーの先端部はマグネットボタン式。勝手に脱げないようになっています。そして洗濯に対しての耐久性にも優れているのも嬉しいポイントです。

介護用パジャマを購入時の気になる疑問・質問

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介護用パジャマにも形や機能など様々な種類があって悩んでしまいますよね。その中でも特に気になるのが次の疑問ではないでしょうか。

介護するのにパジャマは寝巻タイプかズボンタイプかどちらがおすすめですか?


おすすめのパジャマは状況によります。当然ですが、パジャマを着るのも着せるのも寝巻タイプの方が簡単です。

完全に寝たきりであれば、寝巻タイプか紹介したようなフルオープンになる介護用パジャマのズボンがおすすめです。

つかまり立ちができたり、腰を浮かたりすることができるようであれば、その行為自体がリハビリになるのでズボンタイプがおすすめです。

ただ、介護者がズボンを履かせることに負担を感じるようであれば無理をする必要はありませんよ。

まとめ

介護のパジャマを変えることで、介護ストレスの軽減になるのかと疑問に思う方もいるかもしれません。

ただ、体が不自由な方は体が硬くなってきて、腕や足を通すのが大変な作業になります。場合によっては、しっかり着せることができずに上からかけるようにしている場合もあるのではないでしょうか。

介護用パジャマにすることで、介護者の負担と高齢者の自尊心を守ってくれる手助けになるはずです。

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