春から入学する子供のために、おすすめの学習椅子はないか探している方もいると思います。長く使うものなので、座り心地が良く、耐久性があるものを購入したいものですよね。本記事では、有名進学校で採用されている学習椅子や嫌でも理想のS字カーブをキープできる学習椅子を紹介します。
ママアイテム編集部
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
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5千円前後 | 3万円前後 | 10万前後 |
・最低限の機能 ・耐久性、座り心地に難あり | ・調整機能あり ・座り心地だけでなくデザインも良い | ・細かな調整機能あり ・メッシュ素材が多く、蒸れずに快適 |
本記事では、下の6ポイントでおすすめの学習椅子を選定しました。これらを押さえておけば、快適に使える学習椅子を見つけることができるでしょう。
今、一番おすすめできる学習椅子はアーユルチェアーの「オクトパス」です。もしかすると、一見して座り心地が悪そうと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、座ってみるとびっくり。自然と背筋が伸びて、勉強、仕事に集中できること間違いなしの逸品ですよ。
学習にはメリハリが必要、集中して行うのが一番と考える人は多いのではないでしょうか。だらだらと背もたれを揺らしながら勉強しても、案外効率が上がらないものです。
アーユルチェアーの素晴らしいところは、自然に集中を促してくれるところです。座るだけで背筋が伸び、正しい姿勢を取り続けることができます。結果として、集中力があがり、能率が高まります。
ところで、欧米人と日本人では骨盤のタイプが違うことをご存知でしたか。アーユルチェアーは日本人の骨盤に合わせた学習椅子という特徴をもっています。
坐骨の2点で座る姿勢を保つ画期的な学習椅子なので、骨盤が立ち、理想の背骨のカーブを描くことが可能です。このため、子供に良い姿勢を身に付けさせたいと考える方に特におすすめの商品です。
オクトパスは、アーユルチェアーのラインナップのなかで標準タイプに位置付けられている椅子です。そして、最も人気が高い商品でもあります。
また、座面だけでなく、腰あての高さを調整することができるのもポイントが高いです。中学生、高校生では体も大きく変わってきますので、このような調整機能があるかどうかはとても大切なチェックポイントですよ。
正しい姿勢で座ることは、子供だけでなく、大人になってもメリットがあります。このアーユルチェアーに変えただけで「スタイルが良くなった」など、嬉しいおまけがあった女性の口コミがあるほどです。
受験生を持つ親なら、子供が頑張っているのをできるだけサポートしてあげたいと考えますよね。では、どの学習椅子が受験勉強に適しているのでしょうか。
ポイントとしては、正しい姿勢で「前傾姿勢」を取れるタイプということになります。
最近では一部の学習椅子も、パソコンをするときにとる「後傾姿勢」に合わせて作られているものがあります。しかし、受験勉強ではまだまだ参考書とノートというのが一般的です。このため、次のような学習椅子がおすすめです。
アーロンチェアは、学習椅子、またはワークチェアというジャンルにおいて「王様」のような存在といえるでしょう。現在の高級学習椅子の特徴である、人間工学・座面などがメッシュ素材・多くの調整機能、などのベースになっている椅子です。
現在も人気が全く衰えることはありませんが、それは、座り心地の良さと性能がトップクラスであることに変わりがないからです。また、受験生に適した前傾姿勢に変えることができますし、ゆったり目にリクライニングすることもできます。
なお、何らかの理由で腰痛を患ってしまった受験生にも、アーロンチェアがおすすめです。このアーロンチェアは、腰痛持ちの方達からも非常に評価が高いことで有名だからです。
人生をかけて頑張っているのですから、せめて勉強に集中できる環境を作ってあげたいものですよね。
バランスチェアとは、座面と膝で体重を支えることにより、乗馬をしているような姿勢で座るタイプです。座ると自然と背筋が伸びることから人気があります。また姿勢改善を行いたい人や、腰痛持ちの人からも支持されています。
バランスチェアのもっとも大きなメリットは、意識しなくても理想のS字カーブで座ることができるということです。それ以外の姿勢は座り心地が悪いため、自然と理想的な正しい姿勢をとるように設計されているのです。
子供がこのような姿勢で勉強してくれるのがベストですが、ソファーに寝ころがってゲームをしていたり、不自然な体勢で漫画を読んだりしているなら、バクボーンチェアに座ってするよう促してはどうでしょうか。これだけでも姿勢改善に効果的です。
VARIER(バリエール)は北欧のメーカーです。バランスチェアではSTOKKE(ストッケ)が有名ですが、VARIERはそこから設立された会社です。このため、バランスチェアの分野では世界的に有名で、最も権威があるといえるブランドです。
バランスチェアが子供の姿勢に与える良い効果が評価され、現在でも小学校に採用されるなどしています。バランスチェアに座れば、姿勢が良くなるだけでなく、眠くなることがほとんどないため、学習用としてはぴったりと言えるでしょう。
木製ですが、耐久性に全く問題はありません。北欧らしい温かみを感じるデザインもおすすめです。
サンワサプライといえばPCアクセサリで有名ですが、このサンワサプライがインターネット販売ブランドとして立ち上げたのがサンワダイレクトです。高品質でリーズナブルな価格設定という特徴を持つのは同じです。
本商品は、ガス式で無段階の調整が可能であるとともに、膝を載せる部分も4段階に調整できるため、自分に合ったバランスチェアに調整することができます。
また、キャスターはありませんが、脚部先端にローラーが付いているので、部屋の掃除の時など楽に動かせるのも嬉しいポイントです。バランスチェアを試してみようと考えている方におすすめの商品です。
学習椅子は学生のためだけではありません。大人になっても資格勉強や自宅で仕事をしたいという方もいるでしょう。でも、大人になれば機能重視の無機質なものではなく、おしゃれな学習椅子がほしいですよね。
木のぬくもりと、穏やかな色使いがおしゃれな北欧テイストの学習椅子です。座面、背面、木部塗装色も選べるので、インテリアにあったクレシェが見つかるでしょう。おしゃれなのに主張しすぎず、どんなインテリアにもなじむところもおすすめのポイントです。
大人の場合、いわゆる勉強部屋のように学習椅子が主役となることは少ないです。このため、使わないときはあまりスペースを取らないのがベターです。
クレシェとともに、コンパクトなデスクであるカリモク「ボナ・シェルタ」と組み合わせれば、非常に省スペースでおしゃれなデスク周りにできますよ。
また、座面には低反発のウレタンフォームを採用しており、座り心地の良さも評価が高いです。
大人におすすめなのに「子供チェアー」って!?と思った方もいるでしょう。でも、子供用の学習椅子を探していたら、丸っこい木製のデザインのかわいらしさに、つい自分用として購入したくなったという方も多いです。
実は、子供の安全を考慮して、フレームの面取りを丁寧に行っているためですが、これがなんともいえない愛着を感じさせるデザインを生み出しています。
そして、タモ材ならでは温もりある木目も魅力的です。カラーはナチュラル、ウォールナット・ブラウン、ライト・ブラウン、ホワイト、レッドがラインナップしています。
高さ調節があるので、子供から大人まで使うことができるとともに、人間工学に基づいた座り心地の良さも人気の秘密です。
年齢差のある子供が学習椅子を使いまわす場合や、成長の早い子供用では、高さ調節が簡単なのが重要なポイントとなります。また、回転機能がついていたほうが何かと便利です。
ここでは、この2ポイントに焦点をあて、おすすめの学習椅子を紹介します。
カリモクの学習チェアのなかでXT2103モデルは唯一の回転、キャスター付です。また、ガス式で無段階の高さ調節ができるのも、このモデルのみとなっています。
20kgの重さで昇降するように設計されているので、小さな子供でも楽に高さ調節を行うことができるでしょう。
椅子に座ると、キャスターが沈みこむことにより椅子が動きにくくなる構造のため、安定感があります。このような細やかな気遣いはカリモクらしいです。
また、カリモクらしさといえば、美しい木目もそうです。金属だけでは硬い印象になってしまいますが、小さな子供が足を乗せるリング、そしてフレームの一部に木材が使われていることで、柔らかく、おしゃれな学習椅子に仕上がっています。
2018年度版とあるように、年々改良されている実績、評判が高い学習椅子です。このハイブリッド・チェアが優れているところは、ガス式で高さ調整が簡単に行えることに加え、他の部分の調整も行えるところです。
座面の上下を11cm、座面の奥行を11cmの幅で調整することができます。しかも、これらをレバー操作で簡単に行えるようになっており、子供でも簡単に調整できる仕組みになっています。
コイズミではこれを「楽ぴた機能」と呼んでいますが、簡単に調整できる点でこの学習椅子は非常に優れていると言えるでしょう。また、座面は耐久性が高いPCVレザーを使っているのも嬉しいところです。
ニトリの学習イスはバリエーションが豊富です。ここでは、高さ調節が行いやすいCD-143についてご説明します。まず、簡単なレバー操作で高さが無段階に調整できる機能が付いているのが特徴です。
そして、ニトリのCD-143のおすすめポイントは、座面が自動的に前後にスライドするということです。
つまり、姿勢に合わせて楽な姿勢になるように椅子が追従してくれます。調整いらずのこの機能は、高級なワークチェアなどについていますが、この価格帯の学習椅子のなかで備えているものはほとんどありません。
また、子供がクルクルと回転させて遊んだりしないように、座面を固定しているのもユニークで、良く考えられている学習椅子と言えるでしょう。
学習椅子を購入するときに気になるのは、やはり座り心地がよいか、正しい姿勢を取れるかなのではないでしょうか。次のQ&Aを読んでおけば、学習椅子が子供や自分に合っているかチェックできるでしょう。
上半身を支える背骨がS字カーブになっている姿勢です。背もたれに軽くついて上体が真っ直ぐになっています。この姿勢にするには、机との関係が大事です。
おへそを机の天板と同じ高さにし、肘をついた時に90度になるように学習椅子の高さを合わせましょう。
おすすめの学習椅子をご紹介しましたが、目的の学習椅子は見つかりましたか。
慶応義塾高等学校の例をあげましたが、スウェーデンなどでは優れた学習椅子を教育現場に導入することは常識です。学習の能率もあがりますし、身体の発育にも良い影響を与えます。
このため、今回ご紹介したおすすめの学習椅子を購入することは、子供の将来のための非常に有効なサポートとなると言っていいでしょう。この機会に学習椅子を検討してみてはいかがでしょうか。