黒リップは、いつもの口紅に加えるだけで
ガラリとメイクの印象を変えてくれます。鮮やかすぎて浮いてしまう口紅や、使わなくなった口紅にオンするだけで、大人っぽい雰囲気にイメージチェンジできる便利なアイテム。手持ちのリップの色味にかかわらず使えるので、
1本持っているとメイクの幅が広がって重宝しますよ。
おすすめの黒リップが知りたい!
しかし黒リップは、さまざまなメーカーから販売されていて、発色や特徴も異なるため、どの黒リップを選べばいいのか悩みますよね。この記事では、黒リップの魅力と選び方、おすすめ商品をプチプラからデパコスまで紹介します。
黒リップがあるだけで
リップメイクの幅が広がり、個性が出せること間違いなしです。
黒リップの魅力は?
「黒リップ」というと、唇を真っ黒に発色させたり、海外のモデルさんが使用していたりするイメージを持っている人も多いのでは?奇抜な印象で、日本人にはなじみのないカラーですよね。
しかし最近では、口紅の上から使うことで印象をガラリと変える黒リップが日本でも注目されています。日本では
唇を黒くするのではなく、手持ちの口紅の上に黒リップを加えて色に深みを与えるような使い方が人気です。
血色の良すぎる唇本来の色味を抑えたり、口角やリップラインだけに塗って陰影を作ったりと使い方もさまざまです。黒リップが1本あれば、シーンに合わせて雰囲気を変えられるので、幅広いメイクを楽しめます。簡単に
ニュアンスチェンジができるのが魅力ですね。
手持ちの口紅にプラスして楽しめる
手持ちの口紅に黒リップをプラスすることで、ガラリと雰囲気の違うカラーになります。下に塗った口紅の色味に
深みを与えて、大人っぽい雰囲気に変えることができます。
たとえば手持ちの口紅に、
季節感に合わないカラーや自分には明るすぎるカラー、流行が過ぎたカラーなどがあれば、黒リップを加えることで深みのあるスモーキーなカラーにニュアンスチェンジできます。ずっと
使っていなかったリップも復活できるかもしれませんね。
まずは手持ちの口紅に重ねて、モードなリップメイクに挑戦してみてくださいね。
黒リップの種類
黒リップに限らず、
口紅には大きくわけて3つの種類があります。それぞれの特徴と上手に塗るコツも合わせて紹介します。
口紅を塗るときは、どんなタイプでも
最初に保湿ケアをしてから塗るようにしてくださいね。リップクリームなどで保湿した後、ティッシュオフして余分な油分を取り除いて整えておきましょう。このひと手間を加えることで、唇が乾燥したり荒れて皮がむけたりすることを防げますよ。
重ね塗りしやすい「リップスティック」
繰り出して使うタイプの「リップスティック」は、一般的な口紅の形です。オーソドックスなタイプなので、口紅にくわしくない人でもなじみがあるのではないでしょうか。
ツヤ感を抑えたマット系のメイクに仕上げたいなら、スティックタイプの黒リップがおすすめです。発色がいいので唇に深みが出やすく、ミステリアスな印象に仕上がります。
リップスティックタイプは手持ちの口紅の上に重ねるのももちろんおすすめですが、唇に密着するので単体でも発色がしっかりと出て使いやすいです。唇を真っ黒にするモード系メイクを楽しみたいなら、発色が良くマットな仕上がりのリップスティックタイプがおすすめです。ベタつきが苦手な人やモード系で決めたい人におすすめのタイプです。
基本の使い方
リップスティックタイプは塗り方で印象が変わります。
- スティックを繰り出して直接塗る
- 指先に取って塗る
- リップブラシを使って塗る
理想の仕上がりに合った使い方をするようにしましょう。
スティックを唇にあてて直接塗ると、黒リップがしっかり唇に乗って密着します。他のカラーの口紅に重ねても単体で使っても、
しっかり発色するのでおすすめです。
- 黒リップを1〜1.5cmくらい出し、「イー」をするように唇を横に広げる
- スティックのカット面を上唇の口角にあて、唇の山に向かってすべらせるように塗る
- 反対側も同じように、口角から山に向かってすべらせる
- 下唇も同じように口角から真ん中に向かって塗る
指でリップラインを軽く押さえておくと、はみ出しにくくなりますよ。もしはみ出した場合は、綿棒などで拭き取るようにしてください。
指に取ってリップスティックタイプを塗ると、
色味をぼかしてふんわり仕上げることができます。黒がきつくなりすぎず、血色の良すぎる唇の色味を抑えるのに便利です。
- 黒リップを1〜1.5cmくらい出し、使いやすい指先に取る
- 上唇の真ん中のあたりから口角に向かって伸ばす
- 下唇も同じように、真ん中から口角に向かってすべらせるように塗る
最初に乗せた場所が一番色味が出る場所。そこから外側に伸ばすことで、キレイなグラデーションが作れます。最後に唇の上下真ん中あたりにポンポンと乗せると、自然な立体感のある魅力的な唇が作れますよ。
リップブラシを使うと、
口角やリップラインをはっきりと描くことができてキレイに仕上がります。
- リップスティックを1〜1.5cmくらい繰り出す
- リップブラシに口紅をたっぷり含ませる
- 口角から中央に向かって、上下のリップラインを縁取っていく
輪郭から少しはみ出してオーバーリップに描くのがおすすめです。
ボリューミーな唇を演出「リップグロス」
プルンとした立体感とツヤ感を演出する「リップグロスタイプ」は、
発色がやわらかく、やさしい印象になります。一見、濃く見えても唇にのせると薄づきなので、マットなスティックタイプと比べると
黒リップに抵抗がある人も使いやすいのではないしょうか。唇の縦ジワを目立たなくして、濡れたようなシアーな仕上がりになるので、
はじめて黒リップを使う人はリップグロスタイプがおすすめですよ。
リップグロスを塗るときは、
多くつけすぎるとコッテリとした唇になって悪目立ちしてしまいます。自然に仕上がるリップグロスの使い方のポイントを紹介します。
- チップに適量を取って唇の真ん中にのせる
- 左右外側に向かって広げる
真ん中は少し厚めに載せて、外側を薄く伸ばすと自然な立体感ができますよ。伸ばすときにリップブラシを使うとキレイに仕上がります。唇からはみ出したリップグロスは、綿棒などで取り除きましょう。
落ちにくい「ティント」
「ティントリップ」は
、落ちにくい口紅として人気が高まってきています。ティントとは「染める」という意味があり、唇にのせることで唇を染め上げてつけたての発色を持続させます。
ティントリップは唇の「ph」や「水分量」に反応して発色するリップなので、唇の状態によって色づきが変わるのも魅力。食事をしても落ちにくいため、メイク直しの手間が減るのはうれしいですね。
一般的なリップと比べて落ちにくいティントタイプの黒リップなら、何度もメイク直しの必要がなくしっかり色づきます。
メイク直しができないときや、食事をするときにはティントタイプがおすすめ。
ティントタイプには
- ウォータープルーフタイプ
- グロスタイプ
- スティックタイプ
- ウォータータイプ
などさまざまな種類があります。仕上がりもツヤのあるものからマットなものまで幅広くあるので、好みの種類や質感から選ぶようにしましょう。落ちにくいティントタイプなら色もちも良く崩れにくいので、
マスクメイクにもおすすめですよ。
ティントリップは落ちにくいからこそ塗り方が大切。つけすぎるとムラになりやすいので、
少量ずつつけるのがポイントです。を塗る前には、唇の保湿ケアをしっかり行っておきましょう。
スティックタイプは、下唇の真ん中にティントリップを載せて、左右外側に向かって伸ばしていきます。このとき口角を上げて微笑みながら塗っていくと、塗り残しがなくキレイに仕上がりますよ。上唇も同じように、真ん中の山の部分から口角に向かって広げていきましょう。
グロスタイプのティントリップは、ひと塗りで伸ばすのではなく、
ちょんちょんと色をのせていくようなイメージで広げていくと失敗しにくいです。上下の唇が塗り終わったら、指の腹で唇の上をポンポンとなじませるのがうまくなじませるコツです。このひと手間を加えるだけで、発色が濃くなりすぎずナチュラルな仕上がりになりますよ。
質感によって仕上がりが変わる
黒リップは質感によっても仕上がりの印象が変わります。どんなメイクにしたいのか、まずは仕上がりをイメージして選ぶようにしましょう。
初心者におすすめはツヤ感のあるタイプ
ツヤ感のあるタイプは、唇にふっくらとしたボリュームを作り、ジューシーに見せてくれます。男性受けもよく、パーティーシーンにもおすすめですよ。
ツヤ感のあるタイプのリップはどちらかというとかわいらしい印象ですが、黒リップなら
かわいくなりすぎず、ヘルシーな色気と落ち着いた大人の華やかさを演出できます。黒リップ特有の強く刺激的な印象をやわらげて、柔らかい印象を与えます。
唇全体に塗るのももちろんですが、唇の真ん中にツヤのある黒リップを重ねづけしても立体感がでて、さりげない色っぽさをアピールできます。発色が柔らかく薄づきなので、初心者でも使いやすくておすすめです。
モード系メイクならマットタイプ
ツヤがなくキリっとしたマットタイプは、ツヤ感タイプとは反対に光沢感のない質感です。他のタイプのリップと違って、
発色がよく落ちにくい特徴があります。マットタイプはひと塗りでこなれ感がでて、モードな顔立ちにアップグレードしてくれます。
色味がはっきり出るマットタイプの黒リップは難しいと思われがちですが、
他の色の口紅やリップに重ね塗りをすれば使いやすいです。華やかなレッド系やピンク系の口紅にマットタイプの黒リップを重ねることで、
ミステリアスな印象にガラリと変えることができますよ。クールな印象のメイクやはっきりとしたメイクが好きな人にもおすすめ。ツヤ感タイプのリップがかわいらしい雰囲気なら、マットタイプは大人のシックな雰囲気を演出します。
マットタイプは乾燥が気になる人も多いですが、最近はうるおい成分が配合された保湿にこだわった製品も多く販売されています。初心者でも、
マットよりほのかにツヤがでるセミマットのリップなら使いやすくておすすめです。
透け感のある発色ならシアーなタイプ
シアータイプとは、透け感のある発色のリップのことです。ツヤ系タイプとの違いが分かりにくいですが、透明感あふれるシアータイプは
ほんのりと色づくところが特徴です。濃いめのカラーでも色味が強く出てこないので、
普段選ばないビビッドなカラーでも挑戦しやすいですよ。
もともとの唇の色を活かしてリップメイクができるので、ナチュラルな仕上がりが好きな人にもおすすめです。単体で使っても唇の血色をほどよく抑え、他のリップと合わせても自然になじみます。
派手になりすぎず保湿力も高いので、乾燥しがちな唇がリップクリームなしでうるおうのもうれしいポイントです。奇抜なカラーの黒リップでも、発色がナチュラルなのでシーンを選ばず選べますよ。透け感とやわらかい色味の透明感ある発色は、デートにもおすすめ。
華やかにしたいならラメ・パール入り
ラメやパールが入っているリップは、
唇に輝きと華やかさを与えてくれます。キラキラと見せるだけではなく、
唇をうるうるにしてくすみを飛ばす効果もあります。
ラメの大きさは、微細なものから大粒までタイプもさまざま。パールが多く大粒のものほど華やかな印象になります。微細なラメやパールがさりげなく入っているリップを選べば、ナチュラルな仕上がりのメイクにピッタリですよ。
唇のくすみを飛ばしてうるおいを与えてくれる点も魅力。キラキラとした輝きは角度や光の具合でも変わるので、パーティやイベントなどワンランク上のメイクを楽しみたいときにおすすめです。
唇全体になじませるとラメ感やパール感が強くなりすぎて派手な印象になってしまうので、注意が必要です。唇の真ん中にのせてから、指などで広げるように伸ばすとナチュラルに仕上がりますよ。リップラインをしっかりなぞるよりも、
あえてぼかすのがポイントです。
またラメやパール入りのリップを塗った後は、
ティッシュオフすることでさりげない抜け感がでるのでおすすめです。ラメやパールが目立っていて気になるようなら、手持ちの口紅の上に重ねるのではなく、先にラメやパール入りの黒リップを唇にのせた上に手持ちの口紅を塗るようにするとなじみやすくなりますよ。
プチプラからデパコスまで|おすすめ黒リップ13選
それでは、プチプラからでパココスまで使いやすく魅力的なおすすめ黒リップを紹介します。
CLARINS(コンフォート)コンフォート リップオイル08
フランス生まれの高級スキンケアブランドCLARINS(クラランス)の「コンフォート リップオイル08」は、ブランドオイルのノウハウを活かした
トリートメント効果抜群のオイルリップ美容液です。ホホバオイルやヘーゼルナッツ種子油など、植物由来の保湿成分が配合されているので一度塗るだけで長時間うるおいを持続します。
とろりとしたテクスチャーですがベタつきはなく、
ツヤ感のある光沢と保湿力を兼ねそろえています。唇にツヤとうるおいを与えながら、内側から押し上げるようなプルンとした弾力のある魅惑的な唇に。オーガニックアサイーが配合されて、まるで美容液のように高いトリートメント効果があります。
深みのあるブラックベリーは、甘さの中にもミステリアスでなまめかしい印象が宿るカラーになります。
色気が漂う大人っぽい雰囲気に仕上げたい人におすすめ。発色がナチュラルでツヤ感もあるので、黒リップ初心者にも使いやすいですよ。
UZU(ウズ)38C/99F -4 ブラック
低価格で高品質で人気のコスメブランド、フローフシの新ブランドとして誕生したUZU(ウズ)の「38C/99F -4 ブラック」は、トリートメント効果の高い黒リップです。
うるおい菌ともいわれる肌の常在菌に働きかける乳酸菌を、1本のリップのなかに300億個も配合。唇フローラが整うことで、みずからうるおい続ける健康的な唇に導きます。
体の巡りにフォーカスしたフローフシ独自の天然ミネラル成分が配合されているので、使い続けるうちに体温が上がったような
38度の血色感を与えます。すっぴん唇にほんのり上気したような色香が漂い、かさつきやくすみが気にならなりません。
黒リップのなかに配合されたさりげないラメやパールが、唇に上品な輝きをプラスします。
薄くつければスモーキーな印象に、
たっぷりつければミステリアスな印象に。つけ方で雰囲気が変わるのも魅力ですね。どんな色味とも相性ばっちりですが、とくにボルドー系カラーと合わせると、色気のあるエレガントな唇になりますよ。
色素沈着しないピグメントのみを採用。紫外線カットもできるので、バリア機能が弱くダメージを受けやすいデリケートな唇を守ります。
CANMAKE(キャンメイク)ユアリップオンリーグロス 04ブラック
リーズナブルなのに高品質なコスメで人気のCANMAKE(キャンメイク)「ユアリップオンリーグロス 04ブラック」は、唇の水分に反応して色味が変わる
ティントタイプの黒リップです。自分だけの自然なカラーに変化する点が魅力ですね。
リンゴ酸ジイソステアリルやトリエチルヘキサノインといった
美容エモリエント成分を92%配合しているので、これ1本で唇をしっかり保湿してかさつきをケア。唇をケアしながらリップメイクが楽しめますよ。
SPF15、PA+なので紫外線からデリケートな唇を守ります。
時間と共に発色が強くなり落ちにくくなるティントタイプなので、食事のときでも落ちにくくておすすめ。
1度塗りだと薄づきでナチュラルなくすみピンクですが、重ね塗りすることで少しずつ発色していきます。塗り方で印象が変わるので、その日の気分やシーンに合わせて調整できますよ。プチプラでコスパもいいので、はじめてダークな大人色に挑戦する人にもおすすめの黒リップです。
KATE(ケイト)カラーセンサーリップティントN
カネボウ化粧品からセルフメイクブランドとして誕生したKATE(ケイト)の「カラーセンサーリップティント」は、唇の水分に反応して色づく
ティントタイプの黒リップです。唇によって発色の仕方が違うので、自分だけの特別なカラーを楽しめますよ。
みずみずしいツヤ感のオイルティントは、
唇にのせた直後はスモーキーな印象のくすみピンク。
時間が経つと落ち着いたクリアレッドに変化します。ナチュラルな印象の落ち着いた色味なので、仕事でも使いやすいです。
ホホバオイルやアーモンドオイルなど、保湿成分が配合されているのでメイクをしながら唇を乾燥から守ります。食事などをしても落ちにくいので、メイク直しの手間が減ってデートにもぴったり。つけたての発色が持続するので、長時間の外出にもおすすめです。
MAGIC LIP GLOSS(マジックリップグロス)ディープブラック
口紅の上に重ねることで魅力的な唇を演出。明るいカラーの口紅にプラスすると、落ち着きのあるダークな印象に。重ねるごとにニュアンスが変わって、メイクを幅広く楽しめます。
単体で使ってもそこまで強く色味がでないので、
血色のよすぎる唇のくすみメイクにもおすすめです。水添ポリイソブテンやリンゴ酸ジイソステアリルが配合されているので、保湿力が高く唇のバリア効果も期待大。デリケートな唇をやさしく守ります。
ふわふわのチップがテクスチャをたっぷりキャッチして、
ぷるぷるな唇になるグロスタイプの黒リップです。ワントーン落ち着いたメイクにおすすめ。プチプラでツヤ感があるナチュラルな仕上がりになるので、初心者でも使いやすいですよ。
MISSHA(ミシャ)マジカルティント ミステリアスブラック
韓国コスメのMISSHA(ミシャ)が販売している「マジカルティント ミステリアスブラック」は、保湿成分であるハチミツエキス配合で、メイクをしながら唇をかさつきや乾燥から守りやさしくケアします。
SPF15だから紫外線もしっかりカット。
時間が経つにつれ
薄墨のような黒から、大人っぽい落ち着いたピンクカラーに変化します。口紅の上からグロスとして使えば、ワントーン落ち着いた印象に。唇の水分に反応して発色が異なるので、自分だけのカラーを楽しめますよ。自分に合った色味に発色するので、自分らしいカラーがわからないと悩んでいる人にもおすすめの黒リップです。
宝石パウダーの反射力で、ぷっくりとした魅力的な唇を作れます。
ティントタイプなので色もちも良く、透明感のあるツヤ感が持続。一見、強そうに見えるゴールドのラメは、さりげなく肌になじんで大人っぽい印象になりますよ。
筆タイプのアプリケーターは、唇のカーブにしっかりフィットして細かい部分まで描きやすいです。重ねて塗ることで色味が濃く変化していきます。プチプラで色もちが良く、うるおいを守る黒リップを探している人におすすめです。
MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)ピュア・ピュア・キッス NEO 96 ブラックフィルター
大手化粧品メーカー資生堂のメイクアップブランドMAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)の「ピュア・ピュア・キッス NEO 96 ブラックフィルター」は、
美容液のような保湿力がある黒リップです。ツヤ感のある仕上がりで、しっかり発色します。
シアバターや月見草油、ヒアルロン酸などのうるおい成分がたっぷり入っているので、保湿力があり唇の荒れやかさつきを防ぎます。美容液のようなみずみずしい感触で、唇そのものをぷるぷるのツヤ感のある仕上がりにグレードアップ。
ブラックフィルターは、重ねるだけで手持ちの口紅が深みのある色味に変わり、簡単にニュアンスチェンジが可能です。
コンパクトサイズなので、ポーチに忍ばせやすく持ち運びにも便利。プチプラだから挑戦しやすいので、はじめての黒リップに不安もあるけど流行りだから挑戦したいという人におすすめですよ。
COFFRET D'OR(コフレドール)コントゥアリップデュオ06
シェードカラーのスティックタイプと、ライトカラーのリキッドタイプが合わさったコントゥアリップです。カネボウ化粧品から誕生したコスメブランドCOFFRET D'OR(コフレドール)は、上質なトータルメイクシリーズを取り揃えています。
影を作るシェードカラーと、
自然な光を与えるライトカラーでふっくらと立体感のある唇に仕上げます。使い方は簡単。シェードカラーを上下の唇の輪郭に沿って縁を描き、内側まで唇全体に塗ります。次にライトカラーを上下の唇の真ん中になじませればOKです。
シェードカラーは細身のペンシル先が、ななめ形状で描きやすい繰り出しタイプ。ライトカラーは唇に液をのせやすいフラットなチップタイプだから使いやすいですよ。これ1本で
リップライナー、口紅、グロスまでトータルリップメイクが完成します。
ヒアルロン酸や水溶性コラーゲンなど、唇を乾燥から守る保湿成分を配合。リップメイクをしながら乾燥やかさつきを防いでうるおいが持続します。
光を与えるとゴールドに輝くヌーディシェードパールが、唇になじんで自然な立体感を演出。女優さんやモデルさんのような
立体感のあるグラマラスな唇が簡単に作れます。
ブラックが強めなので仕事には不向きかもしれませんが、ミステリアスな大人の雰囲気が欲しい人におすすめですよ。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク)リップフラッシュBK01
シアバターをぎゅっと凝縮しているので唇を保湿しながらぷるんとうるおうツヤ感をプラス。価格もリーズナブルなので、
初心者でも挑戦しやすい黒リップです。
口紅に重ねると深みが加わり、ガラリと印象が変わります。真っ赤な口紅に重ねると、深みのあるボルドーの大人っぽい印象に。オレンジ系の口紅なら、落ち着いたシックな印象に仕上がります。
捨てようと思っていた口紅の救済におすすめですよ。
手持ちの口紅に重ねて塗ることで、ニュアンスを変えてツヤのある仕上がりに。
フルーティな甘い香りがあるので好みが分かれるかもしれませんが、どんなカラーのリップとも合わせやすく1本あると重宝しますよ。
blancharme(ブランシャルム)リッププランパーグロス
美容インフルエンサー・しろくまちゃんがプロデュースするblancharme(ブランシャルム)の「リッププランパーグロス」は、高保湿でかさつきのない
ふっくらとした唇に導くリップグロスです。
唇がふっくらと
ボリュームアップするプランパー効果で、気になる縦ジワを目立たなくしてハリと弾力のあるぷるんとした唇へ導きます。繊細なラメが上品に華やかに輝きをプラス。いつものリップをより魅力的に、ニュアンスチェンジしてくれます。
13種類の植物オイルとハチミツ、スクワラン、ローヤルゼリーエキスなどの美容成分を贅沢に配合しているから、長時間うるおいが持続。唇に優しい低刺激処方で防腐剤、香料、紫外線吸収剤、合成参加防止剤など
4つの無添加なので敏感肌の人も安心して使えます。
ブラックカラーは、
星空のような輝きをイメージした「プラネタリウム」。色味を抑えて大人っぽい印象になります。手持ちの口紅にのせてニュアンスチェンジを楽しめますよ。仕上がりの美しさはもちろん、成分にこだわっている人におすすめです。
Visee AVANT(ヴィセ アヴァン)リップ& アイカラーペンシル013
「リップ& アイカラーペンシル013」は、その名の通り
リップライナーにもアイライナーにもなるマルチペンシルです。
銀河を思わせるようなパールの入ったブラックは、さりげない輝きが上品で大人っぽい印象になります。
オイル成分が配合されているので、なめらかなタッチでするする描ける鉛筆タイプのカラーペンシルです。目もと口もとにぴったりフィット。汗や水、涙に強い
ウォータープルーフタイプだから落ちにくいのもうれしいですね。
使い方はリップペンシルのように唇の輪郭に沿って描き、唇全体にぼかすだけ。目もとに使いたい場合は、まぶたの際に沿って描き、まぶた全体にぼかします。時間が経つとぼかしにくくなるので、描いたらすぐに指でぼかすようにしてください。目もとにも口もとにも使えるので
汎用性の高い黒リップです。
PEZ(ペッツ)リップクリームカラーブラック
ボトルにラメが散りばめられたポップなデザイン。
大人気のPEZ(ペッツ)リップクリームがスケルトンカラーになって再登場しました。前回よりもほんのり色づきがアップしたので、さまざまなシーンで使いやすいです。
シアバター配合だから保湿力が高く、唇の乾燥やかさつきを防いでうるおいを持続します。リップメイクをしながら唇の保湿ケアもできる優れもの。ハート型パッケージがキュートで、ポーチに入っているだけで気分が上がりそうですね。
「リップクリームカラーブラック」をベースとして使って、上からグロスをひけば洗練されたモードな仕上がりに。グロスが深みのあるカラーに変わりますよ。
レッド系のリップに重ねると、深みのあるモーヴピンクカラーに。
単体で使うと薄いグレーっぽいカラーなので、血色をナチュラルに抑えます。上品な印象になっておすすめですよ。
LB(エルビー)スパイシージェリーリップグロス クリアブラック
手持ちの口紅にカラースパイスを加えて、色味をガラリと変えてくれます。上級カラーにはじめて挑戦する人でも使いこなしやすく、流行りのラインナップを手軽に試せる
リーズナブルさが魅力です。
ミネラルオイル、スクワラン、リンゴ酸ジイソステアリル、オリーブ果実油などさまざま保湿成分が配合されているので、
うるおい効果が抜群です。これまで唇の乾燥がひどく何度もリップクリームを塗っていた人も、こちらを一度塗るだけで長時間うるおいが続きます。
ハチミツのようなぷるぷるのジェリー状のリップグロスは、スパチュラで乗せるから塗りやすく、たっぷりグロスをつけることができます。スパチュラだから下地の口紅のカラーを変えたり汚れたときも、簡単に拭いたり洗ったりすることが可能。清潔に使えるのはうれしいですね。
さりげなくラメが入っているのでかわいさは残しつつ、ブラックを足すことで顔全体が引き締まりミステリアスな色気をまといます。ツヤ感のあるシアーなブラックなので、より発色させたいときは重ね塗りするとよりモードな印象に。プチプラだけど保湿力が高く、深みを足したい人におすすめの黒リップです。
黒リップの使い方のコツ
使いにくいと思われがちな黒リップですが、実はさまざまな使い方があって、
幅広いメイクを楽しめる万能カラーです。黒リップの具体的な使い方と、上手に塗るコツを紹介します。
他の色と重ねて塗る
最もポピュラーな使い方が、手持ちの口紅やグロスに重ねて塗る方法です。もし使っていない口紅があれば、その口紅に重ねて使うことができます。
「口紅を買ったはいいけど色味が鮮やか過ぎて浮いてしまう」
「微妙に色味が合わなくなってきた」「単純にあきた……」
などの理由で
使っていない口紅が、ひとつやふたつはあるのではないでしょうか。
そんなときに
使っていない口紅の上に黒リップをプラスするだけで、ニュアンスを変えて使うことができます。春夏用カラーを使いきれずに秋になってしまった場合、捨てるのはもったいないし次のシーズンまでおいておくと劣化しそうで不安ですよね。そんなときに黒リップをプラスすることで深みのある落ちついたカラーに変わるので、秋冬でも使うことができます。
ひとつの口紅を長く飽きずに使えるのでコスパもいいですよ。
下地の口紅を塗った後、ムラにならないように黒リップをポンポンとのせるようにつけるとキレイに色がつきます。黒リップを
塗りすぎると下地の色味を消してしまうことがあるので、量には気をつけましょう。リップスティックタイプの黒リップを使うときは、指やブラシなどを使って少量ずつ唇にのせていけば、うまく発色をコントロールしやすくなります。
単色でそのまま塗る
黒リップ単体でそのまま塗ると、
血色がよすぎる唇の色味を抑えることができます。唇にほどよいくすみ感がでて、
スモーキーな仕上がりになりますよ。
ナチュラルな発色にしたい場合は、リップグロスや薄づきのシアータイプ、ツヤ感タイプなどを使って唇の真ん中からポンポンとのせていきましょう。リップスティックタイプを使うときは、
指に取ってからなじませるとナチュラルに仕上がります。
唇の色を真っ黒にしてモード系メイクに仕上げたいなら、コンシーラやファンデーションなどで唇の色味を消してから黒リップを塗るとキレイに発色します。マットなスティックタイプの黒リップを直接塗ったり、
リップブラシを使って塗るとしっかり色がつきます。
黒は
リップラインのがたつきが目立ちやすいので、リップブラシでキレイに縁を取ってから塗るとキレイに仕上がりますよ。リップラインは少しはみ出したオーバーラインで縁を描いて、唇の中を埋めていくように全体に色を乗せるようにしましょう。黒リップだけが浮いているようなら、輪郭を指でぼかすとなじみやすくなります。
黒リップは、少しの量でもしっかり発色します。そのためつけすぎると唇がテカテカして悪目立ちしてしまうので、
つけすぎには注意しましょう。直接塗る場合、唇に油分が残っているとまばらになることがあるため、ティッシュオフして油分を落としてから塗るとキレイにムラなく濡れます。
口角や輪郭に塗る
黒リップを唇の口角や輪郭に塗ることで、
陰影ができて立体感のある唇になります。また引き締った口もとになり、自然に口角が引き上げる効果もあります。
口角だけに塗るときは、下地の口紅を塗った後に、黒リップを口角やリップラインに塗りましょう。このとき直接つけるよりも
リップブラシを使うとキレイにラインが引けます。はみ出した部分は綿棒などで修正し、下地のリップと黒リップの
境目は指でぼかすのがポイントです。ナチュラルな立体感が出て、キレイに仕上がります。
黒リップと相性のいいカラー
黒リップは、どんな色と合わせるといいのでしょうか。
基本的にはどんなカラーでも合わせやすいですが、より魅力的になる黒リップと相性のいいカラーを紹介します。
ピンク
黒リップと相性のいいカラーのひとつはピンクです。鮮やかなピンクや明るいピンクに黒リップを重ねることで、
深みのあるモーブピンクに変わります。甘くてかわいらしいイメージから、ツヤっぽさを醸し出すしっとりとした雰囲気を演出できます。
仕事ではピンクで上品に、デートでは黒リップを加えて大人っぽい色気を漂わせるなど、シーンによって使い分けると雰囲気がガラリと変わり、魅力的になりますよ。
オレンジ
「オレンジ×黒リップ」も相性がいいです。オレンジ系の口紅の上に黒リップを重ねると、
深みのあるブラウンカラーになります。オレンジ系リップだけだとフレッシュで明るいイメージですが、黒リップをのせることで
媚びない大人の女性にイメージチェンジ。上品で落ち着いたトーンのこなれた印象に仕上がります。
肌なじみのいいブラウンなら、仕事、デート、友達とショッピングなど幅広いシチュエーションで使えておすすめですよ。肌なじみもいいカラーになるので、肌タイプに関わらず合わせやすいです。
レッド
「レッド×黒リップ」も相性はバッチリです。赤い口紅は、毎季どこのブランドからも発売される定番カラー。トレンドに乗って買ってみたものの派手になりすぎたり、浮いてしまったりしてうまく使いこなせなかった女性も少なくないのではないでしょうか。
華やかなレッドに黒リップを加えることで、ピンクと合わせるよりもさらに
ダークでミステリアスな印象に仕上がります
。ボルドーよりもさらに深みのあるバーガンディカラーにイメージチェンジ。ダークな印象のなかに、凛とした強さが宿る魅惑的な唇に仕上がります。モード系メイクに使いたいときや、イベント、パーティなどの華やかなシーンでもおすすめです。
配合されている成分もチェック
口に入りやすい唇につけるものだから、どんな成分が配合されているのか気になります。黒リップを選ぶときは、配合されている成分をチェックするのもポイントです。
敏感肌なら無添加の黒リップ
敏感肌や唇が荒れやすい人なら、無添加の黒リップがおすすめです。香料や着色料、防腐剤や酸化防止剤などの添加物が配合されている黒リップを使っていると、唇が荒れやすくなるので注意が必要です。
また植物アレルギーなどを持っている人なら、オーガニックコスメなどに多くある植物由来成分を配合している黒リップは注意が必要です。植物の中には、かぶれやアレルギーの原因となる成分も含まれているからです。
特定の植物にアレルギーを持っている人は、とくに成分をチェックするようにしてくださいね。アレルギーを持っている人は、成分をチェックしたうえでパッチテストを行ってから使用すると安全です。
唇が荒れやすい人は、口紅を選ぶときに気をつけたい成分が
タール系色素です。タール系色素とは、石炭タールや石油タールを原料にした合成色素のことで、鮮やか着色できる成分です。化粧品だけではなく食品や衣服、医薬品などの着色料として多く使われています。
タール色素の危険性についてはさまざまな意見もあるようですが、日本では安全性を確認して化粧品などに使われているので、あまり気にしすぎる必要はないかと思います。ただアレルギーのリスクはあるので、口紅を塗ると唇がすぐに荒れるという人は、タール系色素が荒れを引き起こしている可能性もありますので、気になるようなら成分をチェックしてみてください。
タール色素の見分け方は難しいのですが、一般的に成分表には「色+数字」で表記されていればそれらがタール色素に該当します。たとえば「橙色205号」もしくは「橙205」や、「青色1号」もしくは「青1」など。唇が荒れやすい人や気になる人は、タール色素を表す「色+数字」の表記がないかも合わせてチェックしておくと安心ですよ。
知らないうちに口の中に入ってしまう口紅やリップクリームを選ぶときは、刺激の強い成分が配合されていない無添加リップを選ぶと安心です。落ちにくさが魅力の
ティントリップには、タール色素が含まれていることが多いので気になる人は避けたほうがいいでしょう。敏感肌や唇が荒れやすい人は、購入する前に刺激が強い成分が配合されていないか、成分をチェックしてから購入するようにしてくださいね。
乾燥肌なら美容成分・保湿成分配合
唇は、
角質層や皮脂膜が薄くてデリケートです。唇はすぐに水分が蒸発し、角質の水分量も少ないので乾燥しやすく荒れやすいという特徴もあります。黒リップを選ぶときは、そんなデリケートな唇のモイスチャーバランスを整える工夫ができるものを選ぶのがおすすめです。
黒リップのなかには、保湿成分や美容成分などが配合されている製品も多く販売されています。保湿成分が配合されていない黒リップを使っていると、
唇が乾燥して縦ジワが目立ってしまうこともあるため注意が必要です。
保湿力の高い製品や美容成分が配合されている黒リップなら、唇のキメを整えて美しく仕上がります。メイクを楽しみながら唇をケアしてくれるのでうれしいですね。
保湿力にを重視するなら、
ホホバオイルやオリーブオイルなどや、コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸、ハチミツエキスなどが配合されている黒リップがおすすめです。ツヤ感のある黒リップのほうが、保湿成分が多く入っています。マットタイプの黒リップにも、保湿成分が配合されている製品もあるのでチェックしてみてくださいね。
また唇も紫外線を浴びると日焼けをしたり、色素沈着を起こしたりする危険もあります。フェイス用やボディ用の日焼け止めは、刺激が強すぎることもあるのでおすすめできません。日焼け止めを塗れない唇は、年中紫外線にさらされてしまいます。
紫外線をカットできる黒リップを選べば、リップメイクをしながらUVケアできるのでおすすめですよ。
まとめ
トレンドに敏感なメイク好きさんから注目を集めている黒リップ。幅広い使い方でリップメイクを楽しめる黒リップは、1本あると重宝します。
季節や年齢を重ねるなかで、同じカラーのリップをいつまでも使い続けるのはなかなかむずかしいですよね。そんなときに黒リップを加えることで、これまでのリップが印象をガラリと変え、復活できるのはうれしいですよね。
黒リップは質感や発色、種類もさまざまでそれぞれに魅力があります。この記事を参考にどんなリップメイクをしたいのか、自分のなりたい印象に合った黒リップを見つけてくださいね。