【2023年】ネックスピーカーおすすめ20選!音質と着け心地にこだわった人気モデル

耳の周りに器機があるのをストレスに感じる人におすすめなのが「ネックスピーカー」。一時生産が追い付かなくなったこともありましたが、現在では取り扱うメーカーや種類も増え、入手困難になることはなくなりました。この記事では、おすすめのネックスピーカーを紹介します。

音楽や映画を鑑賞するとき、イヤホンやヘッドホンを使う方は多いのではないでしょうか。
自分の耳だけに音を届け、作品の世界へ没頭する時間は楽しいですよね。

画像出典:SHARP

でも、そうしたオーディオデバイスはかさばるのが難点。

最近はBluetoothのおかげでコードレスのタイプも増えてきましたが、耳の周りに器具があるのをストレスに感じる方もいらっしゃるでしょう。


そんなあなたに、おすすめのアイテムが「ネックスピーカー」。
臨場感と立体感のあるサウンドを提供してくれるにも関わらず、身体的な負担をほとんど伴わない夢のようなデバイスです。

おすすめのネックスピーカーが知りたい!

ネックスピーカーはテレビ番組で紹介されるなり人気が沸騰し、一時は生産が追い付かなくなったこともありました。

現在では取り扱うメーカーや種類も増え、入手困難になることはなくなりましたが、結果として選択肢も増えすぎてしまい、いざ購入しようと思った時に迷ってしまう事態に。

この記事では、ネックスピーカーの魅力やお役立ち機能とともに、厳選したおすすめの20モデルを紹介します。

上手な選び方についても解説していきますので、ぜひ、ネックスピーカー購入の際の参考にしてみてください。

肩に掛けるだけ!ネックスピーカーの魅力

画像出典:audio-technica

ネックスピーカーの一番の魅力は、なんと言っても体への負担が極めて少ないことです。
装着方法は肩にかけるだけ。軽量なものが多いので、肩こりの心配もほぼありません。

これだけでも、すべての方におすすめしたいアイテムと言えますね。

また、両手が塞がらないため、音を聞きながらほかの作業をスムーズに行うことができます。

基本的にコードレスなため移動も自由。

たとえば、洗い物をしながら音楽を聞いたり、電話をしながら映画を鑑賞したり、といったことがとても快適に行えます。

ネックスピーカーの形状は理にかなっており、ソファに座った際などに頭が背もたれ部分に着いても、耳の周辺に違和感を覚えることがありません。

映画鑑賞中などはずっと正面を向いているわけにはいきませんから、これはうれしいですね。
襟巻のように装着しますので、後ろへのけ反ったり激しく動いたりしない限り落下しづらいというのも大きなメリットです。

それでは、ネックスピーカーがもたらしてくれるメリットについて、もう少し深く掘り下げていきます。

イヤホンやヘッドホンとは一味違う魅力を感じ取っていただければ幸いです。

圧迫感が少なく長時間快適に使える


イヤホンは、耳に器具を挿入するためどうしても耳の穴が圧迫されてしまいますよね。

いまでは耳にかけるタイプのものがありますが、こちらも長時間使用していると耳の付け根が痛くなってしまいます。

ヘッドホンは耳の穴への負担はあまりありませんが、その代わりこめかみ部分や耳そのものを締め付けてしまいます。

この辺りは細かい血管や神経が集中していることもあり、負担をかけすぎると体調不良の一因になることも。

ネックスピーカーは、それらの問題をバッチリ解決してくれます。

軽いデバイスを肩に乗せるだけですから、どこも圧迫しませんし血流も妨げません。
長時間の使用も快適そのもの。

ヘッドホンやイヤホンを長く使ったあと、着用部分が痛くなることはありませんか?ネックスピーカーは、そうした不快感とは無縁です。

耳を塞がないため周囲の音が聞こえる


ネックスピーカーは首周りに装着するデバイスなため、耳を塞ぐということがありません。
イヤホンやヘッドホンの場合、臨場感を演出するために雑音を防がねばならず、その結果として耳の穴をほぼ完全に塞いでしまうような製品があふれています。

それはそれで十分理解できるのですが、とくに家庭内で使用するなら、やはり周囲の音には気を配っていたいですよね。

>パートナーやお子さんに呼ばれても気づかない……なんていうことになったら、場合にっては一大事。

しかし、ネックスピーカーであれば耳元でリアルな音を楽しみつつ、周りへの配慮も怠らずに済みます。

自分だけがハードロックを聴きながら、誰かとお喋りも不自由なくできるということです。

「なにをするにも『音』が欠かせない!」という方には、本当におすすめできるアイテムです。

【用途別】おすすめネックスピーカーの選び方

画像出典:JVC

ネックスピーカーにはさまざまな種類があります。たくさんの選択肢を前にすると迷ってしまいますよね。
そんな悩みを解決すべく、ネックスピーカーの上手な選び方について紹介します。
鍵になるのは用途と機能。使い道によっておすすめの機能が違うため、ご自分がどんなシチュエーションでネックスピーカーを使いたいのか想像しながらチェックしてみてください。

テレビと接続したいなら送信機付きモデル


テレビの音声をネックスピーカーで楽しみたいなら、送信機付きのモデルを選ぶのがおすすめです。
テレビは、Bluetoothによるワイヤレス送信に対応していないものが多いのがその理由。

「深夜番組を観たいど、家族が寝ているから大きな音を出せない」
「コンサート映像を楽しみたいけど、集合住宅だから迷惑がかからないか心配……」
そうした不安とも、送信機付きのネックスピーカーを選べばさよならできますね。
長時間での使用でも体への負担がほとんどかかりませんし、仕事や課題を仕上げながらでも快適に、しかも時間を問わず、テレビ音声を楽しめます。
テレビ接続のための送信機は、ネックスピーカーを選ぶ際、最も重視すべき機能ともいえそうです。

スマホやパソコンと接続したいならBluetooth対応モデル


スマートフォンやパソコンからの音声を楽しみたい場合は、Bluetoothに対応したネックスピーカーを選ぶのがおすすめです。
動画サイトやSNSの音源のなかには、自分ひとりだけで聴きたいものもたくさんありますよね。

スマートフォンをネックスピーカーを接続した場合、電話の呼び出し音やメッセージの通知音はきちんと使用者に聞こえますのでご安心を。
連絡を見落とすことなく、音声に集中することが可能です。

お使いのスマートフォンがiPhoneの場合は「AAC」、androidの場合は「aptX」や「aptX HD」に対応しているネックスピーカーを選ぶことをおすすめします。
接続がスムーズにできますし、音声の乱れや遅延もなく快適に使用できるでしょう。

テレビ会議や通話に使いたいならマイク機能付きモデル


ネックスピーカーには、マイク機能を備えたものもあります。
スマートフォンと接続しての通話はもちろん、最近ではすっかり主流になってきたテレビ会議やオンラインミーティングにもおすすめの機能です。
コードレスで両手が空くため、ほかの作業をしながら通話や会議が可能。
耳が塞がらないためインターホンの呼び出しに気づかないなどの心配もありません。

スマートフォンを肩と耳で挟んで通話した経験はありませんか?
慣れていないと本体を落としてしまいますよね。
マイク機能付きのネックスピーカーなら、その心配はゼロ。
メモを取る際も、両手が自由なためペンを持った手で紙がズレてしまうこともありません。
地味ですが大きなメリットです。

また、オンラインミーティングでは、会議中に所用が入ってしまうことがありますよね。
そうしたシチュエーションでも、マイク機能付きのネックスピーカーがあればコミュニケーションが途絶えてしまうことはありません。

通話に使うならノイズキャンセリング機能もチェック


周囲の雑音にクオリティが左右されづらいネックスピーカーですが、通話や会議に使うとなると、少しの外乱でも活動に支障が出てしまう可能性があります。

そんな時には、ネックスピーカーにノイズキャンセリング機能が付いているかどうかを調べてみてください。
完全に外界の音を遮断してくれるわけではありませんが、マイク部分が雑音を可能な限り軽減してくれるため、ノイズキャンセリング機能非搭載のモデルと比べて通話のクオリティの違いは歴然です。

とくにネックスピーカーをビジネスで活躍させたい人には、このノイズキャンセリング機能のチェックをおすすめします。

ゲームに使うなら映像と音声のズレを防げる低遅延モデル


画像出典:SONY

ゲーム音声をネックスピーカーで堪能したいなら、低遅延モデルがおすすめです。
最近のゲームはグラフィックの動きが激しいものも多く、それに合わせて音声も流れるため、映像とズレが生じてしまうと不快ですし興ざめです。
しかし、低遅延モデルであれば快適に不自由なく、動作の多いゲームを楽しむことができます。

低遅延モデルとひとくくりにいっても、メーカーによって使うシステムは微妙に異なります。
基本的な仕組みはどれも同じですが、メーカーごとに特色を打ち出していますので、低遅延モデルどうしの比較をする際にチェックしてみると良いでしょう。

音声のズレは、動画サイトやSNSでも場合によっては起きるため、ゲームに使用しないという人にであっても、この低遅延モデルのメリットは大きいものです。
人気の動画のなかにはアクションが多いものもあるため、映像と音声の連携が乱れてしまうと魅力が半減してしまって残念ですよね。
しかし、低遅延モデルなら、そうした心配をせずにムービーを楽しむことができます。

低遅延機能は、ネックスピーカーの購入を考えているすべての人に検討をおすすめできる機能と言えるでしょう。

臨場感重視なら振動機能付きモデルもおすすめ


ゲームや映画をよりリアルに楽しみたいなら、振動機能付きのネックスピーカーがおすすめです。
重低音が鳴った時を中心に、ゲームのコントローラーに伝わるような振動を首元に伝えてくれます。
振動音は小さいため騒音被害が出ることはありません。
作品により深く没入した方にもおすすめです。

外出先でも使うならイヤホン付きモデル


ネックスピーカーは首元から音声を流すため、微量にですが周囲にも音が聞こえます。
家庭内で使用する分にはまったく問題ないレベルですが、電車のなかを始めとする公共の場では使いづらいのが正直なところ。

そうした問題を解決してくれるのが、イヤホン付きのネックスピーカーです。
イヤホンジャックを備えることにより、外付けのイヤホンから音声を聞くことができます。
付属のイヤホンを使うのはもちろん、音質にこだわってプレミアムなイヤホンを接続するのもよいでしょう。コードが短いものを選べばかさばるのを防げます。

ネックスピーカーは基本、耳周りへの負担が少ないことがメリットですが、公共の場では少しの音漏れでも迷惑になりかねません。
そのため、外出先でもネックスピーカーを使用したい方には、このイヤホン付きモデルをおすすめします。
もちろん、早朝の散歩など周囲に人がいないシチュエーションであれば、イヤホンを外してネックスピーカーからの音声を楽しめます。
そう考えると、安全装置的な意味でイヤホン機能を検討するのもおすすめと言えます。

ネックスピーカーの音質は3つのポイントをチェック

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ネックスピーカーはオーディオデバイスなので、音質は最も重要なチェックポイントの一つです。
体への負担が軽く、自由度が高くても、ノイズ混じりの音声ではは意味がありませんよね。

「耳に直接当たっていない状態で、音声はクリアなまま鼓膜に届いてくれるのだろうか……」
そうした心配をされる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、音楽やセリフが周囲の雑音に邪魔されてしまわないか、なんとなく不安になります。
パソコンのスピーカーとなにが違うんだよ、と思われるのも無理はありません。

しかし、ネックスピーカーは各メーカーの開発努力の結果、高性能なイヤホンやヘッドホンと同等以上の音質を獲得するに至っています。
加えて、首の周りから音が出るという特性上、サウンドの立体感や臨場感はイヤホンやヘッドホンを上回るほど。
そんな進化を遂げたネックスピーカーについて、「音」という観点からおすすめ機能を見ていきましょう。

音の大きさは「ワット数」


ネックスピーカーのスペックのなかに、ワット数(単位はW)というものがあります。
これは、ネックスピーカーがどれくらい大きい音を出せるかに関しての指標です。

ワット数の値が大きいほど、そのネックスピーカーは音量が大きく、低音の再現性も高いことになります。
映像作品や音楽にとって、低音は最も重要な音。ロック音楽であればベースやドラムの音ですね。
ここがはっきりと流れるかどうかで、迫力や臨場感に差が出てきます。
とはいえネックスピーカーの特性上、音の出る場所が耳とかなり近いので、2〜6W程度が一般的です。

また、エンターテインメント作品に限らず、通話や会議といった一般的な用途の中でも、低音は大事です。
人間の耳は、低い音を聞き取りづらいといわれています。
小さな声は低くなりがちですしね。
相手がなにを言ったか正確に把握するためにも、ネックスピーカーには低音を重視してもらいたいところですし、私たちもそこを大事にしながら選びたいものです。

重低音を楽しみたいなら「パッシブラジエーター」搭載モデル


臨場感と立体感を演出してくれるのは、音のなかでも重低音と呼ばれるものです。お腹に響くような音ですね。
音楽ならリズムを司る音に相当し、作品の聞こえ方に大きな影響を及ぼします。

この重低音を高音質かつリアルに楽しみたいなら、パッシブラジエーター機能を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。

パッシブラジエーターとは、電磁気回路を取り除いたスピーカーユニットのこと。
スピーカー本体内部の空気振動を利用し、音響の演出を行います。
通常のスピーカーユニットは電気信号で振動板を駆動させることで音声を出力しますが、その際に本体内で発生する空気振動で音を鳴らすというシステムです。
パッシブラジエーターのユニットは、常に一定の周波数で共振します。そのため低音域を強調することに強く、迫力のある重低音を再現することができるのです。

無駄な電力を使わずに音質を向上させることのできるパッシブラジエーターですが、唯一の難点は搭載しているネックスピーカーが比較的少ないこと。
お値段も少々張るかもしれません。
しかし、音質が命のオーディオデバイスですから、重低音を高音質で楽しみたいという人におすすめしたい機能です。

Bluetoothの音質を左右する


Bluetoothでネックスピーカーに音声を送信する際、元のデバイスがデータを圧縮するという工程をコーデックと呼びます。
Bluetooth接続のできるネックスピーカーは多いですが、無線接続において心配なのはやはり音質。
このコーデックの種類が、Bluetooth接続時のネックスピーカーの音質を左右します。

それぞれのコーデックには圧縮率があり、それにより遅延と音質に差が出てきます。
ネックスピーカー自体のスペックもサウンドのクオリティを左右しますが、Bluetooth接続の場合は、どのコーデックに対応しているかが大事になるのです。

とくに、スマートフォンとの連携を考えた場合、コーデックは重要な要素。
コーデックは送信側と受信側の双方が対応形式を合わせる必要があります。
Androidのスマートフォンはすべてのコーデックに対応していますが、iPhoneの場合は「SBC」と「AAC」という方式にしか対応していません。
iPhoneユーザーは、ネックスピーカーを選ぶ際にコーデックの形式をチェックすることをおすすめします。

コーデックの種類は?
現在、コーデックには「SBC」「AAC」「aptX」「aptX HD」「aptX LL」「LDAC」の6つの種類があります。

iPhoneであれば「SBC」と「AAC」に対応しており、後者のほうが音質は優れています。

「aptX」は「AAC」よりもさらに高音質、
「aptX HD」は最大48kHz/24bitに対応する「aptX」の拡張版です。
「aptX LL」はそこに低遅延要素が加わったもの。
ネックスピーカーとスマートフォンの連携を考えると、Android機を選ぶのが場合によってはおすすめといえそうです。

最後の「LDAC」は、SONYが独自開発した圧縮方式で、ハイレゾ音源もクリアに送信できる最新のシステムです。

コーデックについてネックスピーカー側に特別な記載が無い場合、その製品が対応している形式は「SBC」です。
そうしたモデルは音質はまずまずで、比較的リーズナブルな傾向にあります。

フィット感と重量をチェック

画像出典:audio-technica

ウェアラブル端末の一種であるネックスピーカーには、装着時の快適性を求められます。
基本的には軽量でスマートなデバイスですが、製品によっては微妙な差も。
たとえば、重量は100g以下の軽量なものから、400gを越えるヘビー級のものまでさまざまです。よく見ると、フォルムもモデルによってだいぶ異なります。

体に着けて扱うものですから、軽量であるに越したことはありません。
薄型だったり細かったりするフォルムのものは、そのぶん、肩への負担は減りそうですね。
あまりにもペラペラな設計だと、破損してしまわないか少し心配になりますが、そこはメーカーごとに耐久性に関して責任を持って開発してくれています。明らかにおかしな製品は市場には出てこないでしょう。

ただし、本体が軽いからといって、そのネックスピーカーが装着感に優れているとは限りません。
加えて、首周りの形も人によって異なるので、「この形が一番」とも一概に言えません。
ネックスピーカーのフィット感と重量の重要性について、深掘りしてみることにしましょう。

肩に乗せた時に違和感がないか


肩に乗せたときの違和感は、使用時の一番のストレス。最も排除したい要素の一つですね。
ご自分の首周りにネックスピーカーのサイズが合っているかどうか、よくチェックしてみることをおすすめします。
フォルムと自分の体型をあわせて考えると、なおよいでしょう。

ネックスピーカーを自転車に乗る時や軽いランニングの際に使用するなら、自分の体にきちんとフィットするかという要素は一層大事になります。
正しくフィットしていない場合、ネックスピーカーの落下に繋がってしまうからです。

製品によっては、ネックスピーカー本体に柔軟性のある素材が使用されている場合もあります。
そうしたモデルを選べば、ねじったり広げたりといった操作がかんたんに行え、フィット感も増すでしょう。
また、万が一落下してしまった場合でも、固い素材よりも柔らかい素材のほうが衝撃に強いため、基本的に素材はソフトなものがおすすめといえます。

軽さ・音質・バッテリー持ちのバランスがだいじ


ネックスピーカーに限らず、すべての工業製品にいえることですが、軽量になればなるほど機動性は上がりますが、耐久性は落ちる傾向にあります。

搭載できる機能も減ります。
これは仕方のないことですが、着けやすいだけでクオリティには不満が残るとなると本末転倒。
重いネックスピーカーには、そうなるだけの理由があるということですから、無条件に選択肢から外すことは避けましょう。
また、ネックスピーカーの場合、ある程度の重量があったほうが快適だというケースもあります。

なによりも軽快感を重視したいということであれば、重量を中心にネックスピーカーを選ぶのがおすすめです。
しかし、「もう少し重量を増やしたら高音質なスピーカーを内蔵したモデルが買えるかも」「もっと大きなバッテリーを積んだものが欲しいな」といった願望が出てくると、重量ばかりを見ているわけにも行きません。

あくまでも着けやすさが最優先ではありますが、自分が求める機能を削ることなく上手にネックスピーカーを選ぶために、軽さに加えて音質やバッテリーといった要素を総合的に検討するのがおすすめ。
高性能なモデルはどうしても重くなりがちですが、それは軽量モデルと相対的に見た場合に重いということかもしれませんし。

電波の到達距離もチェック


Wi-Fiルーターと同じような理屈で、ネックスピーカーにも伝播の到達距離が設定されています。
たいていは5~10m前後でしょうか。
テレビ視聴やウェブ会議にネックスピーカーを使用したい場合は、家のなかを移動しながら使うというシチュエーションも考えられますので、電波の到達距離を長めに設定しているモデルを選ぶことをおすすめします。

ほかにもチェックしておきたい機能

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ネックスピーカーのさまざまな機能を紹介してきましたが、ほかにもお役立ち機能はたくさんあります。
これまでは、スピーカーとしての基本的な性能や、電子機器としてのスペック、身に着けるアイテムとしての快適性といったものが中心でした。
携帯型音響機器としてネックスピーカーを見た場合の実用性に関わる部分ですね。

ここでは、より広い視野でネックスピーカーを見た時に、実用面で効果を発揮してくる機能を紹介します。
スマートフォンや腕時計でも問われるような、道具として大事な要素も含まれています。
人によっては毎日使う製品ですから、スピーカーとしてだけでなく、一般的なツールとしても優れていてくれたほうがうれしいに決まっていますよね。
長く使えるかどうか、耐久性は高いかどうかなど、気になる要素はたくさんあるはずです。
モデル選びの際にチェックするべき、3つの機能についてじっくり見ていきましょう。

長時間の連続再生が可能か


ネックスピーカーは基本的にはコードレス・ワイヤレスであるため、本体に内蔵されたバッテリーを動力源としています。
ほとんどのモデルは充電式でポータブルなバッテリーを搭載しているため、充電してもすぐに電力が無くなってしまうようになったらバッテリーを交換する形になります。

ネックスピーカーの連続再生時間は10時間前後が主流となっています。
これだけあれば、普通の使用には十分だということでしょう。
外出先でも使用したい人や、大き目な音量で音声を楽しみたいという人は、それ以上の長時間再生なモデルを選ぶのがおすすめです。
一度充電すれば20時間程度連続再生できるというロングランなネックスピーカーもあるためぜひ検討してみてください。

また、連続再生時間とあわせて重要なのが、急速充電に対応しているかどうかです。
>バッテリーが切れても、急速充電可能なモデルであれば充電時間を取られません。
加えて、ネックスピーカーのなかには、スマートフォンのように特定の場所に置いておくだけで充電できる無接点充電対応モデルもあります。
電源コードやアダプターが煩わしいと感じる人にはおすすめです。

外で使うなら防水・防滴機能付きがおすすめ


外出先でもネックスピーカーを使いたい場合、最も心配しなくてはいけないのは、音漏れによる周囲への迷惑です。
しかし、外付けのイヤホンやヘッドホンで解決できるそれとは違い、水や埃はネックスピーカーのような電子機器にとっては大敵。
ネックスピーカーのなかには高度な防水・防塵機能を備えたモデルが多くあり、価格もそこまで上乗せされません。
天気が急変することも多い昨今ですが、いきなりの雨に襲われても防水機能のあるモデルなら故障を防げます。
散歩中に音楽を聴いていて、大型車両に砂埃を巻き上げられても、防塵機能搭載機であれば品質を損なう危険性も少なくなります。

また、この防水・防塵機能は屋内でも重宝します。
洗い物や掃除中に使用する場合、ネックスピーカーは水や埃に直接触れる可能性が高くなります。
「トイレに落としてスマートフォンが水没した……」なんて話もありますね。
そうしたケースでも、防水・防塵モデルであれば、残念な思いをする可能性を大幅に減らせます。
ネックスピーカーを耐久性という面で見た時ときに、真っ先にチェックすることをおすすめしたい機能です。

家族や友人と楽しめる2台同時接続機能


家族や友人など、ほかの人と一緒にテレビやスマートフォンの音声を楽しみたいなら、2台同時接続機能を備えたネックスピーカーがおすすめです。

ネックスピーカーの長所のひとつに、首元でサウンドを展開することにより音声の臨場感と立体感を演出できるというものがあります。
しかし、このメリットを享受できるのはネックスピーカーの使用者のみなため、家族で映画鑑賞中に自分だけが快適なサウンドに浸っている、なんてことにも。

2台同時接続機能を搭載するネックスピーカーを選べば、大切な方と素敵なサウンドを共有できます。
そのためには2台のネックスピーカーを購入する必要がありますが、楽しいことをするなら1人よりも2人のほうがより充実した時間を過ごせるでしょう。

また、2台同時接続機能付きのネックスピーカーの隠れた利点として、音声出力中のテレビやスマートフォンの音量を大きく削減できることが挙げられます。
とくに集合住宅では、騒音トラブルが問題になることもありますが、ネックスピーカーで音声を共有すれば深夜の映画やライブ鑑賞も近隣を気にすることなく楽しめるのです。

ネックスピーカーのおすすめメーカー

ネックスピーカーの知識を増やすと選択肢は狭まりますが、自分だけの一台を選ぶとなるとまだまだ迷ってしまうもの。
どのモデルも素敵に見えてしまって、決め手に欠けてしまうかもしれません。
そんな時は、思い切ってメーカーで選ぶのもおすすめです。
ネックスピーカーは音響装置ですが、この分野では日本が伝統的に世界で強く、国産ブランドを選択しやすいのが魅力。
日本人の体型や用途に合わせた設計のネックスピーカーを販売しているところが多いですし、品質も軒並み高いといえます。
もちろん、海外ブランドにも価格や性能面で大きなメリットがありますよ。

数あるなかから選りすぐった6つのネックスピーカーメーカーを紹介します。
音響機器以外の分野で活躍しているところも多く含まれますから、名前を聞いたことのあるメーカーもあるかもしれませんね。
そうしたちょっとした親しみを、購入の切り口にするのも一つの手としておすすめです。

軽量のAQUOSシリーズが人気!着け心地重視なら「SHARP(シャープ)」


家電メーカーとしてあまりにも有名なSHARP。
高品質な製品を次々と生み出し、テレビや冷蔵庫など、さまざまな分野で世界的な名声を得ています。
身近なところでは、スマートフォンのAQUOSシリーズをご存じの人も多いでしょう。

そんなSHARPは、ネックスピーカーもAQUOSシリーズの名前で製造しているのです。
ネックスピーカーとしてのAQUOSシリーズの特徴は、なんと言っても軽さと快適な装着感。
とにかく軽量設計で、ほかのメーカーと比べてもその重量の軽さは突出しています。
また、肩幅の狭めな日本人に向けて作られているのか、首と肩にぴったりフィットすると評判です。

軽いと機能が限定されるのではないかという懸念がありますが、そこは天下のSHARP。心配には及びません。
ラインナップの連続再生時間は軒並み15時間前後とかなり長く、一日中使ったとしてもバッテリー切れの可能性は極小。
電子製品に贈られる賞のネックスピーカー部門で表彰されたモデルも多く、それでいて価格が比較的リーズナブルなのもチェックしたいポイントです。

軽くて装着感に優れ、かつ高品質なネックスピーカーを国産メーカーから購入したい人はぜひ押さえておきたいメーカーですね。

音と振動で臨場感を味わえる「SONY(ソニー)」


続いても超が付くほどの有名メーカーの登場です。
SONYと聞いてなにを思い浮かべるでしょうか。
家電製品はもちろん、世界的に有名なゲーム機であるプレイステーションシリーズは多くの人が知っているのではないでしょうか。
音響機器のメーカーとしても名高く、イヤホンやヘッドホンの分野でも評価の高いモデルを次々送り出しています。

そのSONYが手掛けるネックスピーカーを、おすすめできないわけがありません。
さまざまなタイプのネックスピーカーをSONYは製造していますが、それらに共通して言えるのは、どれを選んでも圧倒的な臨場感を持つサウンド体験を提供してくれるということです。

サイズや重量はモデルによって違いますが、人間工学に基づいた設計により、どの製品も長時間使用に耐えるフォルムを備えていることもおすすめしたい理由の一つ。
また、2台同時接続機能を備えたモデルが多いことや、ほとんどのシリーズに低遅延機能を搭載していることも大きなポイントです。

比較的高価格帯のモデルが多いですが、性能を考えると良心的なプライスだと言えます。
有名メーカーの安心感と、プレミアムなサウンド体験を同時に求めている人におすすめしたいメーカーですね。
ちなみにSONYは、「ネックスピーカーの元祖」ともいわれています。いわゆる先駆者ですね。

老舗音響機器メーカー「JBL(ジェービーエル)」


JBLは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、世界的な音響機器メーカーです。
パラゴンという、最高級スピーカーが有名で、製品のクオリティはまさにワールドクラス。
フォードやトヨタ自動車といった高級車にカーオーディオを供給していることからも、その実力がうかがえます。

そんなJBLが作るネックスピーカーは、超高級品だと思われる人も多いことでしょう。
しかし、JBLのネックスピーカーは、その音質や機能の高さと裏腹に価格がリーズナブルなのです。
プレミアムな音響機器メーカーのモデルがコスパの高さで有名というのも不思議な話ですね。

また、製造しているネックスピーカーのデザインはシンプルかつスタイリッシュなものが多いです。
同じくアメリカのブランドであるiPhoneの無駄のないデザインと通じるものがあります。

創業70年を超える老舗だけに、蓄積されて来たモノづくりのノウハウは膨大なもの。
そこから生み出される製品を、リーズナブルに体験したい人におすすめです。

重低音の響きのよさが人気「Bose(ボーズ)」


名門マサチューセッツ工科大学で誕生した、音響機器メーカー「BOSE」
こちらもアメリカのブランドですが、車載オーディオのメーカーとして耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

BOSEの特色は、周囲に迎合しない独特な開発手法にあります。
音質に対して、一般的なものとは異なる独自の製品基準を作り、それを追求することで世界的な名声を確立しました。
たとえば、低音を強調するためにはスピーカー本体を大きくする必要があると言われていたところを、「acoustic mass理論」と呼ばれるオリジナルな方法を用いて重低音重視な小型スピーカーを開発しています。独立独歩な実力者ですね。
現在は、音響機器以外にも産業用機器や自動車のサスペンションの開発に携わるなど、その技術力を広範囲で遺憾なく発揮しています。

そうしたメーカーですから、もちろんネックスピーカーもそろえています。
通常のスピーカーでもおなじみの凄まじく高音質な重低音。サウンドの屋台骨となる部分が強調され、迫力のある音響体験を約束してくれます。
価格は少しプレミアムなものが多いですが、独自の哲学の魅力と品質の高さを見れば良心的。
重低音重視の人に、ぜひおすすめしたいメーカーです。

低価格で試しやすい「JVCケンウッド」


家庭用オーディオ機器で有名なJVCケンウッド。
無線機器メーカーとしても、とくにアマチュア無線を嗜まれる人のあいだで著名ですよね。
「ケンウッド」の名前で認識されることが多いですが、現在は会社としてではなくブランドとして存続しており、正式名称は「JVCケンウッド」です。

音質に定評のあるメーカーで、スバルやホンダといった有名な自動車メーカーの車載オーディオはこのJVCケンウッドが手掛けていました。
オーディオがブームとなった頃には、オーディオ御三家の一角に数えられて大活躍。
現在でも、その伝統を受け継いでハイクオリティな製品群を世に送り出しています。

当然、このJVCケンウッドもネックスピーカーを製造しているわけですが、その特徴は手ごろな価格。
しかし、性能が他と比べて劣っているわけではありません。
音質はもとより、着け心地も機能もバッテリーの持ち具合も、どのモデルを見ても第一線級。
とくに、軽量設計とロングランなバッテリーは人気の秘訣にもなっています。

しかし、ほかのメーカーのネックスピーカーと比較するとお値段はワンランク下。
リーズナブルなネックスピーカーを探している人には、このJVCケンウッドのモデルをおすすめしないわけにはいきません。

iPhoneユーザーなら「Pioneer(パイオニア)」


戦前にルーツを持つ老舗中の老舗、Pioneer。
自動車ファンにはおなじみのメーカーです。

このPioneerは、カーオーディオやカーナビゲーションシステムを始めとする車載電子機器を専門に扱うメーカーです。
ほかの電器メーカーと比べると小規模ですが、「選択と集中」により技術を磨き上げてきており、その製品のクオリティの高さは世界的に評価されています。

また、その技術力を応用して50インチのプラズマディスプレイやDVDレコーダーを民生用機器として初めて発売したり、PC用光学ドライブをPCメーカーに供給したりするなど職人気質なメーカーでもあります。

そんなPioneerが手掛けるネックスピーカーの最大の特徴は、iPhoneとの連携でハイクオリティなサウンド体験に浸れること。
iPhoneはコーデックの関係でネックスピーカーとはあまり相性が良いとは言えません。
しかし、PioneerのネックスピーカーはiPhoneでも連携できる高品質なACC(コーデックの種類)に対応しており、従来のスペックの高さも合わせて、満足度の高い音響を約束してくれます。
iPhoneユーザーでネックスピーカーを検討されている人には、ダントツにおすすめのメーカーと言えるでしょう。

【2023年最新版】ネックスピーカーおすすめ20選

登場以来、その数を増やし続けるネックスピーカー。
そのなかから厳選したおすすめの20モデルを紹介します。
どれを選ぼうか迷ったときにぜひお役立てください。

SHARP(シャープ) AQUOSサウンドパートナー AN-SX7A


画像出典:Amazon
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まずはおなじみのSHARPから、高品質なことで有名なAQUOSシリーズのネックスピーカーの紹介です。
重量280gと比較的大型に分類されるモデルで、連続再生時間は13時間とかなりのロングラン。
充電完了時間は5時間と設定されていますから、寝ているあいだに充電を終えることが可能です。
電波の到達距離も10mと十分。家庭内でのヘビーユーズにも軽々と対応してくれます。

本体が大型なだけに、パッシブラジエーター構造を用いた高度な設計を採用できており、中高音から重低音までに至る、幅広い音域で変わらないサウンドの迫力がセールスポイント。
加えて、さらに重低音を強調するダイナミックモードと、ニュースや通話など人の声を聞きとりやすいボイスモードを備えます。
エンターテインメント以外の用途についてもきちんと考慮されており、実用的ですね。
2台同時接続機能も搭載しているため、高品質なサウンドを共有することも可能です。

スマートフォンのGoogleアシスタントやSiriにも対応しているため、音声検索が可能です。
もちろんハンズフリー通話にも対応していますから、操作時にも両手が空いた状態を持続できます。
国産ブランドの高性能なネックスピーカーを探している人におすすめのネックスピーカーです。

SHARP(シャープ) AQUOSサウンドパートナー AN-SS1


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こちらは、SHARPのAQUOSシリーズのなかで軽量・コンパクトモデルに分類されるネックスピーカーです。
サイズも18cm×18cmとかなり小型なのですが、注目なのはその重量。
88gと、なんと100gを切っています。
ネックスピーカーは長時間の使用が想定されることも多いため、かさばらないことと軽量なことは大きなメリットと言えるでしょう。
軽いほど良いとは限りませんが、こちらのモデルは機能も充実しています。

電波の到達距離が10mあるため、家のなかを歩き回りながらの通話もまったく苦になりません。
コンパクトな設計と合わせて、ネックスピーカーをある程度アクティブに使いたい人におすすめできます。
軽量なことを活かして、ランニングやサイクリングに連れ出しても楽しいかもしれませんね。

また、このモデルのさりげない美点として紹介できるのが、小型にも関わらず高いバッテリーの持久力です。
音楽の連続再生時間は14時間、通話時間は17時間とかなり長く、軽量級のモデルとしてはもちろん、全体的に見てもロングランです。
一日中使ったとしてもバッテリーがまだまだ元気という場面が多くなるでしょう
加えて充電完了時間も2時間30分と短く、少しの用を済ませているあいだにフルパワーまで回復してくれます。

SHARP(シャープ) AQUOSサウンドパートナー AN-SS2


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スタイリッシュなフォルムが美しいこちらのネックスピーカーは、SHARPのAQUOSシリーズのコンパクトモデルです。
88gの超軽量設計は長時間の使用を考えている人にうれしい要素。
人間工学に基づいた設計により首や肩周りへのフィット感も素晴らしく、ストレスのない音響体験を提供してくれます。
日本のメーカーの製品なため、アフターケアの心配がいらないのも頼もしいですね。

こちらのネックスピーカーは生活防水仕様となっており、水場での使用にもある程度なら耐えることができます。
洗いものの最中に音楽を楽しむことはもちろん、その気になればアウトドアに持ち出してのサウンド体験も可能です。
電子機器は一般的に水に弱いのですが、こうして防水性を備えてもらえると活躍の場を広げることができてありがたいですよね。

音楽の連続再生時間が16時間とトップクラスの持久力を持つこともこのモデルの大きなポイントです。
二日連続での無充電使用にも十分に耐えてくれるスペックなので、ネックスピーカーをメインの音響機器として使いたい人にはぜひおすすめしたいモデルと言えます。
人の音声を聞き取りやすくするクリアボイス機能を搭載していたり、遅延の少ないコーデックである「Qualcomm aptX Low Latency」に対応していたりと実用面でもまったく隙がありません。

SONY(ソニー) ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1


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ネックスピーカーの産みの親とも呼ばれるSONYから、ハイスペックなモデルの紹介です。
本体重量は335gとヘビー級ですが、人間工学を駆使した独自設計により、重みを感じさせない快適な着け心地を実現しています。
大型モデルのなかでは21cm×205cmと、比較的コンパクトなサイズなのも〇。
高機能なネックスピーカーは重くなりがちですが、こうして装着感に配慮してもらえると、ためらいなく購入を検討できますよね。

このネックスピーカーは、スピーカー部分が縦に長く、この設計が使用者を包み込むような臨場感のあるサウンドを生み出す源泉となっています。
分割振動を起こしにくいうえ、高音域の再生を得意とする小口径振動板を採用することで、そこに磨きをかけていますね。
重低音を強調できるネックスピーカーは多いですが、高音も得意とするモデルは意外と少ないため、この部分も大きな強みの一つと言えます。

パッシブラジエーターや低遅延機能、2台同時接続機能などの役立つ機能も当たり前のようにすべて搭載。
有名メディアでも紹介されるほど人気のあるこのネックスピーカーですが、特筆すべきは30mという驚異的な電波到達距離です。
家庭内での移動を伴う使用は言うに及ばず、オフィスでも十分活躍してくれるネックスピーカーと言えるでしょう。
プレミアムな音響体験を安心の高品質で楽しみたいすべての人におすすめです。

SONY(ソニー) 首かけ集音器/テレビ用スピーカー SMR-10


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シンプルな外観がいかにも使いやすそうなネックスピーカーですね。
SONYのモデルのなかでは比較的高価格帯に位置する、上級機と言えるでしょう。
細さが特徴的な本体は、折りたたんで収納したり持ち運んだりが可能です。
旅行先に持って行きたくなった時でも、破損を心配する必要がなさそうなのがうれしいポイント。

90gの軽量設計で、一日中装着していてもほとんど疲れを感じさせません。
連続使用時間も15時間とかなりの長さなため、ハードな使用にも十分に耐えてくれます。

また、こちらのネックスピーカーはイヤホンとイヤホンジャックを備えています。
公共の場にも、ためらうことなく持ち出せますね。
付属のイヤホンはコードが短いタイプなので、使用時にかさばる心配もありません。

ノイズキャンセリング機能やハウリング防止機能のほか、通話中の自分の声を抑えて会話をしやすくする機能も搭載されています。
SONYが「マイボイスキャンセリング」と呼ぶこの機能のおかげで、スマートフォンでの通話中によくある“自分の話す声が聞こえてしまって不快”という現象が起きません。

ハイスペックなネックスピーカーを探している人にはもちろんで、通話に使う機会が多くなりそうな人にもおすすめしたいモデルと言えます。

JBL(ジェイビーエル) SOUNDGEAR BTA


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見るからに高級感のある、おしゃれなネックスピーカーの紹介です。
カラーバリエーションは黒とグレーの二色のみですが、明らかな直線がどこにも使われていないフォルムはとてもスタイリッシュ。
柔らかな素材を表面に使用することでマットな質感を生み出すと同時に、首の皮膚に本体が触れた際の不快感や摩擦を軽減しています。

これはJBLが初めて開発したネックスピーカーシリーズのなかの1モデルです。
老舗の高級オーディオメーカーが総力を挙げて開発しただけあり、迫力のある重低音や長い駆動時間など、さすがのハイスペックを誇ります。
通信距離は充実の10mを確保。フル充電までわずか2時間と、機動力もトップクラスです。
高級機だけに重量は370gとかなりのヘビー級ですが、人間工学に基づいた設計は、長時間の使用でも疲れを感じさせないと評判です。

また、特筆すべきはその価格。
全体的に見れば高価格帯に位置しますが、備えている機能や性能を見てみると、ほかのメーカーの同スペックのネックスピーカーよりも低いプライスタグを掲げています。
スタイリッシュなネックスピーカーを探していらっしゃる人にはもちろんですが、重量級の高性能機をお得に手にしたい人にもおすすめです。

BOSE(ボーズ) SoundWear Companion speaker


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独自のサウンド哲学で突き進むBOSEから、高級機の紹介です。
音質にこだわるメーカーのネックスピーカーではありますが、このモデルは徹底した使い心地への配慮でも定評があります。
ウェーブガイドテクノロジーと呼ばれる技術を使って作られた本体は、肩と首周りにぴったりとフィット。
柔軟性があり、ねじっても拡げても大丈夫です。
さらに表面には肌に優しいソフトタッチなシリコン素材を採用し、装着感を高めています。

もちろんBOSEのネックスピーカーですから、音質も最高級。
さまざまなテクノロジーが使用され、なかでも注目なのは重低音の演出方法。
11インチのウェーブガイドをネックバンドに2つ搭載することにより、空気を反対側のポートに押し出すことで迫力ある重低音の出力に成功しています。
また、独自のデジタル処理方法を採用することで、周囲への音漏れ(とくに低音の漏洩)を防ぎます。さすがに技術屋のBOSEです。

耐久性もピカイチで、防水機能を備えるのはもちろんのこと、ソフトな素材のカバーが付属しており、これを本体に装着することで破損や静電気の発生を防ぐことができます。
繊細な電子機器だけに、こうした工夫が施されているのはうれしいものです。

高級機に分類されるネックスピーカーを探している人は、チェックしてみることをおすすめしたいモデルです。

JVCケンウッド ウェアラブルワイヤレススピーカー CAX-NS1BT-W


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スピーカー部分のゴールドのラインが綺麗なネックスピーカーです。
カラーバリエーションはこのほかにブラックがあり、そちらはラインがレッドに変わります。
シンプルなデザインが多いネックスピーカーのなかで、ワンポイントなおしゃれはファッション性という点で効いてきます。
こういうちょっとした心配りはうれしいですよね。

本体重量は88gで、ネックスピーカーとしては最も軽量な部類に入ります。重量物を肩に乗せておくというのは、やりすぎれば肩こりや体調不良の原因にもなってきますので、この軽さは大きなメリット。長時間ネックスピーカーを使用したいと考えている方におすすめできるポイントです。また、コンパクトな設計ですから、肩幅の狭い女性やお子さんにもおすすめできるでしょう。

このネックスピーカーは、ファッショナブルで軽量なほか、超が付くほどのロングランという強みを持ちます。
その連続再生時間は驚異の20時間。パッシブラジエーター搭載の高性能機であることも考慮すると、この持久力は凄いです。
そのわりには、JVCケンウッドのモデルらしく価格も手ごろ。
ネックスピーカーを試してみたいと考えている人にも、おすすめできる製品です。

JVCケンウッド ウェアラブルワイヤレススピーカー SP-A7WT-B


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見た目はシンプルそのものですが、評判の良いネックスピーカーの紹介です。
その人気の源は、83gという超軽量な本体設計。
通常、ネックスピーカーは本体重量が100gを切ればかなりの軽量機とされるのですが、こちらのモデルはその基準を15g以上下回っています。
1円玉(1枚1g)15枚肩にのっかると思うと、かなり差がありますよね。
それだけのウェイトが削り取られているからこその、このシンプルな外観なのです。

小型ながらパッシブラジエーターを搭載することで、迫力のある重低音を実現できています。
これだけの軽量モデルだと性能的には我慢を強いられるケースも多いのではないかと考えてしまいがちですが、このモデルに限ってはその心配はなさそうです。
通信距離は10m、低遅延コーデックに対応していますので、音声の途切れなどのストレスに悩まされることもほぼないでしょう。

超軽量・小型ネックスピーカーでありながら、連続使用時間は15時間と大型の高級機並みのロングラン設定です。
扱いやすさだけでなく、日常的にハードに使用することをきちんと考えて作られていますね。

高性能なモデルですが、価格は一般的な小型モデルと変わらない良心的なものですので、とくに初心者の人におすすめしたいモデルです。

JVCケンウッド ウェアラブルネックスピーカー NAGARAKU SP-A10BT


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スタンダードなフォルムが安心感を抱かせるネックスピーカーです。
モデル名にもあるように「~ながら」をコンセプトとしているこの製品は、本体重量を88gに抑えた軽量設計で、日常における作業のおともになってくれます。
仕事をしながら・ランニングをしながら・家事をしながら……そうしたシチュエーションでの長時間使用も、100gを切るライトウェイトモデルを選べば快適にこなすことができるでしょう。

小型ネックスピーカーであっても、音響のキモである重低音はパッシブラジエーターを搭載することでしっかりとフォロー。
耳を取り囲むようなスピーカーの配置もあわさり、臨場感と立体感のあるサウンドが楽しめます。
周囲の雑音もうまくキャンセルしてくれるため、散歩中の使用にも向いていますね。

バッテリーの持続時間が長いことも、このネックスピーカーの大きな特徴です。
その長さは20時間と、ネックスピーカーのなかではトップクラスの持久力。
それにも関わらず、フル充電までの時間はわずかに3時間。毎日のヘビーユーズにもしっかりと応えてくれるはずです。

常に音楽と共にありたい人におすすめしたい一台です。きっと、ストレスフリーな音響体験を楽しめますよ。

Pioneer(パイオニア) C9 ワイヤレスネックスピーカー SE-C9NS


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選択と集中による商品開発で魅力的なプロダクトを次々と生み出すPioneerから、スタイリッシュなネックスピーカーの紹介です。
メタル調のパーツが、滑らかなラインを描く本体と調和していて美しいですね。
この部分は本体がホワイトだとゴールドに、ブラックだとシルバーになります。
前者は上品、後者はシックな印象です。
外に連れ出すことを考えた場合、こうしたビジュアル的な要素も、ネックスピーカー選びの大事なポイントになってくるでしょう。

本体表面にUVコーティングが施されており、紫外線や温度変化による劣化に強いことが特徴です。
コーティングの恩恵は、傷の付きにくさや汚れの付着しにくさにも及んでいます。
たとえば、お化粧中に使用していて誤ってファンデーションを付けてしまっても、拭けばすぐに綺麗になるなど。
さまざまなシチュエーションで使いたいネックスピーカーですから、この仕様はうれしいですね。
もちろん防水機能付きで、雨や汗にも強いです。

100gの軽量設計で長時間使用の希望にもきっちり応えてくれるこのモデルですが、いちばんの長所は24時間というケタ外れの連続使用時間。
これだけの持久力を持つバッテリーを備えながら、小型機として成立しているという事実は驚異的です。
外乱に強いロングランモデルですから、アクティブな使用を想定している人におすすめですね。

audio-technica(オーディオテクニカ) ワイヤレスネックスピーカー AT-NSP300BT


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audio-technica(オーディオテクニカ)というメーカーをご存じですか。
英語表記ですが日本のメーカーで、ヘッドホンやイヤホンといったオーディオ機器を専門に開発していることで有名です。
業務用機器製造で名高いAUTEC(オーテック)は、このaudio-technica(オーディオテクニカ)が展開しているブランドです。

そんなaudio-technicaも、ネックスピーカーを世に送り出しています。
このモデルはランクとしては入門版と言えますが、ユーザーへの配慮は高級機並み。
とくに、耳への負担を減らしてくれる最大音量抑制機能(「ヒアリングプロテクション」と呼ばれています)はうれしい機能です。
音楽などを聴いているとついついボリュームを上げたくなってしまい、耳にかなりの負担を強いてしまいますよね。

小型機のなかでも突出した軽量設計にも注目すべきでしょう。
本体重量は、なんと75g。
80g台でも超軽量と呼べるにも関わらず、そこから10g前後のダイエットを敢行。
本体がこれだけ軽ければ、着けていることを忘れてしまいそうです。
前述のヒアリングプロテクションも含めて体への負担が極端に少ない設計なため、女性や子どもにおすすめできるネックスピーカーと言えるでしょう。

audio-technica(オーディオテクニカ) ワイヤレスネックスピーカー AT-NSP700TV


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audio-technica(オーディオテクニカ)のネックスピーカーのラインナップのなかでは、上級機に分類されるモデルの紹介です。
本体の重量は103gと、同メーカーのネックスピーカーとしてはややヘビー級。
それでも100g前後に抑えられていることが素晴らしいですね。
通常、上級な高性能機ともなると重量が嵩み、300gを越えるものも珍しくはありませんから。軽量モデルを作り慣れているゆえの、底力の表れと言えるでしょう。

このモデルのセールスポイントは、つまみ一つで左右の音量バランスを自在に調節できること。
イヤホンやヘッドホンでもそうですが、左右では音量が微妙に異なるケースがありませんか?それが気になってしまう方のための機能です。

また、このネックスピーカーはコードレス充電に対応しています。
充電器にセットするだけでOKなため、コードがかさばりません。充電器そのものもコンパクト。
電池残量や電波の状態を日本語で知らせてくれる機能も搭載しているため、使用時のストレスもグッと減りますね。
徹底してユーザー目線で開発されたことがわかります。

扱いやすさを第一にネックスピーカーを選びたい人におすすめできるモデルです。

多摩電子工業 Bluetoothスピーカー ネックバンド型 TBS59K


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携帯電話関連機器メーカーとして有名な多摩電子工業も、ネックスピーカーを開発しています。
電子機器を取り扱う老舗のモデルだけに、どれを選んでも外れはありません。
音声が出てくるメッシュ構造の部分に大きな面積が割かれており、使いやすさや聞きやすさを感じさせますね。

このネックスピーカーの良いところは、なんと言っても価格が圧倒的にリースナブルな点。
通常、エントリークラスのモデルであっても、有名メーカーのネックスピーカーであれば1万円前後のプライスタグを掲げるものですが、こちらの製品はほぼその半額。
ここまでお手頃ですと、初心者の方におすすめしないわけにはいきませんね。

本体重量は256gとけっこうなウェイトですが、首周りにぴったりとフィットする形状をとっているため、長時間使用も苦にはならないでしょう。
また、大型モデルなだけにバッテリーの持ちが良いのも特徴。
連続使用時間が26時間というのは、全ネックスピーカーの中でも文句なしにトップクラスです。連続通話時間も17時間とかなり長く確保されていますので、外出のお供やウェブ会議のパートナーにも最適です。

Em-Tech(イーエムテック ) マイシアター EM-W100WH


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扱いやすいことで人気のあるネックスピーカーの紹介です。
88gの軽量設計は、一日中使って疲れを感じさせません。
外観は一般的なネックスピーカーと大差ありませんが、むだのないシンプルな構造を用いた結果、こういうビジュアルになったのでしょう。

このネックスピーカーは、音に合わせて本体が振動するタイプ。
映画鑑賞時やゲーム中にうれしい機能ですよね。
その振動に合わせ、首を取り巻くようにして配置されたスピーカーからは、重低音重視の迫力あるサウンドが展開されます。
エンターテンイメント目的でネックスピーカーをお探しの方におすすめできるモデルと言えます。

バッテリーが強力なことも大きな魅力のひとつで、連続通話時間は17時間。
待ち受け時間に至っては最大750時間と、目を見張るようなロングランモデルです。
軽量設計にも関わらず、エンタメ性に優れ、かつ電池も長持ちですから、欲張りなネックスピーカーと言えるしょう。

kashimura(カシムラ) ワイヤレスネックスピーカー BL-92


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携帯電話用品やカー用品、海外旅行用品などの製造・販売で有名なカシムラのネックスピーカーの紹介です。
日常的にハードに扱われる実用品を開発するメーカーだけに、世に送り出すネックスピーカーも実用性第一のストイックなモデルばかりです。

60時間という常識外れの連続再生時間を誇ります。
通常、15時間を越えれば長いほうで、20時間を越えればかなりのロングランモデルと言えるのですが、こちらのモデルはその約3倍。
ネックスピーカーに積まれるバッテリーの容量は400~500mAhくらいなのですが、これには巨大な2000mAhのバッテリーが載っています。
それでいて、本体重量は300gを切る270g。
ヘビー級とはならずに済んでいますね。
低遅延コーデックに対応してくれていることもうれしいところです。

これだけのハイパワー機でありながら、価格は有名メーカーの同クラスのモデルのほぼ半額。
バッテリーの持久力を考えただけでも、コストパフォーマンスは抜群です。
実用的なモデルをリーズナブルに入手したい人や、バッテリーの持ちを重視する人にぜひおすすめしたいネックスピーカーです。

サンワダイレクト ウェアラブルスピーカー 400-BTSH015


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装着しやすいフォルムが自慢のネックスピーカーの紹介です。
なだらかなラインが首周りにぴったりフィットしてくれて、使用時のストレスを和らげてくれます。
表面のソフトな素材使いも〇ですね。

このネックスピーカーの特徴は、最大待ち受け時間が600時間ということからもわかるバッテリーの強さ。
イヤホンに対応していることも大きなポイントですね。
これなら、公共の場に遠慮なく持っていくことができます。
イヤホンコードが短いため、かさばらないことも大きなメリット。
さらに、イヤホン使用時は連続使用時間が通常の6時間から45時間に増えることもチェックしておくと良いですよ。

最大通信距離は10m、低遅延コーデックにも対応しているなど、そのほかの実用面でも抜かりはありません。
価格と性能のバランスが良いので、コストパフォーマンス重視の人は選択肢に加えることをおすすめします。

LITHON(ライソン) 3Dウェアラブルスピーカー KABS-017B


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入門版としてはほぼパーフェクトに近いネックスピーカーがこちら。
連続使用時間は24時間とかなり長く、通信距離も10mが確保されています。
フォルムも扱いやすく、本体重量も215gと十分の許容範囲内。
フル充電までの時間も3時間30分と短めで、毎日の使用にも応えてくれますが、価格がとてつもなくお手頃なのです。

5000円以下でネックスピーカーを入手するのは難しいですが、こちらのモデルならそれが可能。
必要十分な性能を備えていながら、お財布への負担を最小限に抑えてくれます。

試しにネックスピーカーを体験してみたいな、という人におすすめしたい一台です。

エレコム(ELECOM) 2.4GHzワイヤレスネックスピーカー SP-TVWN01C


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ミドルクラスのネックスピーカーのなかで人気の高いモデルです。
リーズナブルな価格設定が自慢で、初心者の人におすすめしたいモデルと言えます。

本体重量156gと、とてつもなく軽いというわけではありませんが、着け心地に定評があります。
ヘッドホンのような独特の外観が特徴ですが、このフォルムが装着しやすさに一役かっているのです。
ほかにも電源を切り忘れると自動でオフにしてくれるなど、ユーザーへの配慮が多くなされたモデルです。

連続使用時間は7時間と、毎日の使用にはまったく問題ないレベルです。手にしやすい価格を考えると、妥当と言えるでしょう。

IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ウェアラブルスピーカー ブラック MKH-150


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手ごろな価格で使い勝手の良い商品を届けてくれることに定評のある、アイリスオーヤマ。
このメーカーからも、ネックスピーカーが登場しています。
こちらは、奇をてらわないルックスが安心感を抱かせるモデルですね。
見た目でわかるとおりの軽量設計で、本体重量は83g。
ネックスピーカーとしては軽量な部類に入り、長時間使用してもあまり疲れを感じずに済むでしょう。

サイズもかなり小さく、17.9cm×18.4cmと最小クラス。
軽さと合わせて扱いやすさは全ネックスピーカーのなかでも屈指です。
低遅延コーデックに対応していることも、エントリークラスのモデルとしては大きなメリットになりますね。
また、内向きに配置されたスピーカーにより、音量を小さくしている状態でも迫力のあるサウンドを楽しめるなど、細かなところにも工夫が凝らされています。

バッテリーも力強く、待ち受け時間は750時間とトップ級の長さ。
連続使用時間も13時間ですから不足なし。
生活防水機能が付いているので、水周りでの使用や発汗を伴う運動の最中での使用にも十分に対応してくれます。
「良いものをより安く」なアイリスオーヤマのモデルですから、価格も当然リーズナブル。
ネックスピーカーをお探しのすべての人に、おすすめできる製品です。

購入前に知っておきたいデメリット

画期的な発明として、登場当初は入手困難にもなったほどの人気商品であるネックスピーカーですが、もちろんデメリットもあります。
よいところばかりをこれまでピックアップしてきましたが、ここでデメリットについて見ておきましょう。

音漏れするため公共の場で使いにくい


ネックスピーカーは耳に機器を挿入せずに音響体験を提供するため、ごくごく微量ながら周囲への音漏れを起こします。
電車や飲食店などの公共の場では、やはり音漏れはマナー違反になってしまいますよね。
基本的には、周囲に人のいる場面では使いづらいと考えておくのがよいでしょう。

ただ、このデメリットには解決方法があります。
イヤホン付きのネックスピーカーであれば、公共の場でも音漏れを心配することなく臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能。
公共の場にネックスピーカーを使いたい人は、イヤホン付き・またはイヤホンジャックを備えたモデルをおすすめします。

接続回線によっては遅延が生じる


外部との接続によって機能するネックスピーカーにとって、避けられないのはやはり遅延の問題。
ネックスピーカーの接続方法はWi-Fi無線・Bluetooth・有線の3つあり、そのなかで遅延のリスクが高いとされるのはBluetoothの「SBC」「AAC」「Apt-X」。
有線なら心配は少ないですが、それではネックスピーカーのメリットが半減してしまい、イヤホンやヘッドホンに居場所を奪われてしまいかねません。
しかし、このデメリットにも解決方法はあります。
Wi-FiかBluetooth(AptX-LL)、またはBluetooth(FastStream)という接続方法であれば、遅延の心配がごく少なくて済むのです。
これらに対応しているネックスピーカーを選べば、遅延に悩まされるリスクを大幅に軽減することができます。
ただし、どんなに優れた接続方法をとっても、環境によって遅延が発生する可能性は残りますので、そこだけは注意しておきたいところです。

まとめ

イヤホンやヘッドホンとは一味違う装着感と音響体験で、人気沸騰中のネックスピーカー。
モデルごとに個性があり、ラインナップを眺めるだけでも楽しいですよね。

ネックスピーカーを選ぶ際にだいじなことは、使い道をきちんと決めることと、価格と性能のバランスの見極めです。
好みのメーカーのものからチョイスするにしても、ここだけは譲れないポイント。そうすることで、万が一の失敗を防げます。
素敵なモデルが市場にはたくさんあふれていますから、じっくりと吟味して、ぜひお気に入りの一台を手に入れてください。

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