【2023年最新版】カードゲームおすすめ40選!人気の心理戦などジャンル別に紹介

カードゲームは頭を使うものが多いので、大人が頭の体操に使うのはもちろん、子供の脳の訓練になることも大きなメリット。欧米では知育に取り入れられたり、家族でプレイしたりすることを推奨している国もあるといいます。今回は、そんなカードゲームのおすすめ商品を紹介していきます。

「ゲーム」と聞くと、どんなものを思い浮かべるでしょうか。最近では家庭用ゲーム機を使用するコンシューマーゲームやスマートフォンで手軽にできるソーシャルゲームが発達し、「ゲーム」というと電子機器を使ったデジタルなものが主流になってきています。
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しかし、「ゲーム」はもとはと言えば主流だったのはトランプなどのカードゲームやチェスなどのボードゲーム。
とくに、カードゲームはプレイできる人数が多く、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむことができ、遊び始めるための費用もほかのジャンルのゲームに比べてかかりません。
画面を使ったゲームのように目や肩が疲れることはほとんどなく、家族や友達同士の親睦を深めるのにも一役買ってくれます。

子供から大人まで楽しめるカードゲーム

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カードゲームは頭を使うものが多いので、大人が頭の体操に使うのはもちろん、子供の脳の訓練になることも大きなメリット。欧米では知育に取り入れられたり、家族でプレイしたりすることを推奨している国もあるといいます。

今回は、そんなカードゲームについて紹介していきます。
カードゲームと一口に言っても、その種類は多く、タイプもさまざまです。そのなかでも、ここではとくにおすすめの40のカードゲームを厳選しました。
ゲームのタイプや上手な選び方についても解説しますので、ぜひお楽しみください。

どんな風に楽しみたい?カードゲームの選び方

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カードゲームには、実にさまざまな種類があります。
市民権を得ているのは、トランプ、花札、それからUNOでしょうか。修学旅行の夜、部屋でクラスメイトと盛りあがった人も多いのでは。

世界中にはさまざまなカードゲームがありますが、その種類を豊富にしている要因はゲームのルール。トランプなら「ババ抜き」や「七並べ」といったゲームが同じカードを使った違うルールのゲームとして楽しめますが、ここで言う「カードゲーム」は「ババ抜き」や「七並べ」が独立したパッケージとルールを持ったものとして個別に販売されているイメージです。一つのパッケージで無数の遊び方ができるトランプは、意外と特殊なカードゲームなのですね。
数字とマークしか使っていないので、汎用性が高かったのでしょう。占いにも使われるくらいです。

ここでは、数多くあるカードゲームを楽しみ方に応じてタイプ別に分類しました。頭脳バトルがしたいのか、記憶力を競いたいのか、はたまたみんなで協力してプレイしたいのか……ゲームしていることをシミュレーションしながらチェックすると、より一層楽しめるのでおすすめですよ。
上手なカードゲーム選びの参考にしてください。

じっくり楽しみたいなら「戦略系」


カードゲームというとたいていは手札があって数字を競って……となるところですが、そのタイプは結果がすぐに出る半面、確率の計算などをする人はいるかもしれませんが、基本的にはあまり頭は使いません。
将棋やチェスのようにじっくりと頭を使って楽しみたいなら、カードゲームは「戦略系」がおすすめです。戦略系カードゲームの大きな特徴は、こちらとあちらで立てているプランの先を読み合う必要があるということです。ボードゲームに似ていますね。
相手が手札を見る表情を観察することが役に立つこともあるなど、総合的に頭を使うという点ではあらゆるゲームのなかでも屈指の頭脳バトルを楽しめます。

また、戦略系カードゲームは自分が立てたプランにマッチするカードが引けない・または配られなければ計画を見直す必要に迫られるので、戦略の良し悪しだけでなく運も味方につけなければ勝てないことも。手札次第では、戦略を立てるのが苦手な人が勝つ可能性も十分にあるところが面白いですね。
勝ち負けがはっきりと付くことも大きなポイントですが、誰が勝つかまったくわからないため何度もくり返し楽しむことができます。

将棋や囲碁などじっくり頭を使うゲームが好きな人にはもちろん、運が勝敗を左右するいわゆる「運ゲー」と呼ばれるゲームを好む人にもおすすめのカードゲームのタイプです。

みんなで勝利を目指す「協力系」


一般的なカードゲームは、自分以外のプレイヤーはすべて敵という、傍から見ればシビアな環境で行われます。
基本的には勝敗を決めるスポーツのようなものなため、当然と言えば当然ですね。
しかし、そんなピリピリとしたムードが苦手な人が多いこともまた事実です。そんな人におすすめなのが、「協力系」のカードゲームと言えるでしょう。

協力系カードゲームの最大の特徴は、チームに分かれてプレイしたり、場合によってはプレイヤー全員でゴールに向かってゲームを進めたりするのが遊び方の基本だという点です。勝ち負けにこだわってプレイする必要のあるほかのカードゲームと違い、集まった家族や仲間で和気あいあいと楽しむことができます。

この協力系カードゲームはプレイする際に仲間を持つことが前提なため、プレイヤー同士がコミュニケーションや達成感を通じて共感し合い、仲良くなれるのも重要なメリットです。初対面の人ともすぐに打ち解けられ、普段会話の少ない家族で遊べば一気に食卓が明るくなるかもしれません。

勝敗にこだわることが苦手な人や、ゲームを通じて誰かと仲良くなりたい人には断トツでおすすめのカードゲームのタイプです。また、コミュニケーションスキルに自信があったり、そこを磨きたかったりする人にも実はおすすめ。

ルールがシンプル「記憶力系」


カードゲームというと駆け引きや運の良し悪しをイメージする人も多いのでは。
昔から楽しまれて来た伝統的なカードゲームといえばやはりこの「記憶力系」でしょう。
代表例はなんといっても神経衰弱。トランプで神経衰弱を楽しんだことのある人は多いと思いますが、あの遊びやすさ・お手軽さが、記憶力系カードゲームの大きな特徴です。記憶力系カードゲームはルールがとてもシンプルで、使うカードの種類が少ないため、複雑なルールに抵抗を覚える人や小さな子供にもおすすめできるタイプです。たいていは数字や記号、絵などがカードに描かれているだけで、カードそのものに機能や効果が設定されているケースはほとんどありません。
カードゲームに親しみを覚えていない人であっても、簡単に、気軽に楽しむことができます。頭の体操としても存分に使えるため、記憶力を鍛えたいと考えている年配の方にも大いにおすすめしたいところです。世代を問わずに大人数でプレイできるため、家族でカードゲームに興じたい人や、なにかの集まりでレクリエーションとしてゲームをしたいと考えている人にもおすすめです。
記憶力テストのために一人でプレイするという遊び方も、マニアックですがおすすめのカードゲームのタイプですよ。

カードゲームの醍醐味「心理戦系」


カードゲームと聞くと頭を使うというイメージを持たれる人が多いでしょう。
そのなかでも、「戦略系」カードゲームは頭脳戦という印象が強いですが、それをも上回る頭脳バトルを繰り広げられるのが、この「心理戦系」です。戦略系の運要素が排除されたようなタイプで、駆け引き要素が強いことが最大の特徴。

心理戦系のカードゲームは、相手との会話がプレイにおける重要な位置を占めます。わざと手札をばらしてみたり、それが嘘であったり……こちらの考えが相手に読まれているのではないか・あちらの考えをこちらは上手く読めているのか、そうしたことが結果になって現れるため、そのスリルは間違いなくすべてのカードゲームのタイプのなかでも屈指です。心理戦系カードゲームは、難易度や面白さをアップするためなのかルールが複雑なものが多いというのも特徴の一つです。覚えることがたくさんあって、それを駆使して相手とやり合うということですね。
楽しむためには、かなりの理解力と記憶力が求められますが、慣れてしまえばその辺りはOK。
コミュニケーション能力に自信のある人はもちろん、白熱した真剣勝負を楽しみたい人にもおすすめのカードゲームのタイプです。

ドキドキ感がたまらない「騙し合い系」


頭を使うカードゲームのタイプと言えば、やはり代表的なのは「戦略系」と「心理戦系」。
運も絡めた総合的なゲームとして楽しみたいなら前者、よりシビアな頭脳バトルが楽しみたいなら後者がおすすめですが、そのなかでも、さらに「嘘」と「駆け引き」に重点を置いてプレイしたいのであれば、おすすめなのは「騙し合い系」です。騙し合い系カードゲームの心理戦系と少し違うところは、ポイントを競うのではなく嘘を見抜けるかどうかを争うことをゲームの主軸とする点です。プレイヤー全員が嘘をつくこともあり、正直なことを言っている人がいる場合もあります。
部分的に嘘を絡めてももちろんOKです。
論理ゲームのようですが、ここにカードの要素が加わることで魅力が大きくアップしています。いつ嘘が見破られるかわからない緊張感と、相手の嘘を見抜けた時の快感はほかの追随を許しません。
数あるカードゲームのタイプのなかでも、最も駆け引きと探り合い要素の強いタイプです。心理戦系を好むような人のなかでも、とくに嘘をつくのが得意な人や、逆に嘘を見抜くのが得意な人におすすめです。
相手の矛盾を突くのが得意な、論理的な思考力の高い人にもおすすめのカードゲームのタイプと言えます。

多人数でプレイできる「パーティー系」


テレビゲームだと、大画面かつ大人数でプレイできるものがありますよね。いつでも人気のジャンルです。
なんと、カードゲームのなかにも、そうした大人数でのプレイに特化したタイプが存在しています。その名も「パーティー系」。ある程度の人数が集まる場で遊ぶのに、最もおすすめできるカードゲームのタイプの一つです。

パーティー系カードゲームは大人数特化型なため、旅行や飲み会の場でも大活躍してくれます。ユニークなルールを採用しているものが多く、自然とプレイヤー同士の会話の機会も多くなるため、ゲームとしてはもちろん、コミュニケーションツールとしても優秀です。また、このパーティー系カードゲームは能力やスキルを競うようなところが少なく、勝敗にこだわらずに楽しめることも大きなポイントです。ともすれば場がギスギスしてしまうこともあるのがカードゲームを含めたゲーム全体の特徴ではありますが、パーティー系カードゲームはルールも内容もソフトなものが多く、レクリエーションとしての性格が強いので、皆でのんびりと楽しみたい人におすすめです。
また絵柄がポップなものが多いので、子供にもおすすめなケードゲームのタイプと言えるでしょう。

【戦略系】おすすめカードゲーム13選

「カードゲームと言えばやっぱりバトル!」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。実際に、ほとんどのカードゲームには多かれ少なかれバトル要素が組み込まれています。
勝敗を決めるのがゲームの基本なため、当然のことではありますね。

カードゲームを選ぶ時に、この勝敗の要素が強いか弱いかを重要な基準にする人は少なくありません。
そして、とくに一対一のカードゲームを好む人の場合は、勝敗要素の強いカードゲームを選ぶことが多いといわれています。
漫画やアニメの影響もあって、カードゲーム=一対一のゲームというイメージが強まっているのか、勝ち負けがはっきりと決まるタイプに対する支持はかなりのもの。ここでは、そんないわば「勝ち負け系」のカードゲームのタイプのなかでも一番人気とも呼べる戦略系のなかから、厳選したおすすめのゲームを13種類紹介します。どのカードゲームも魅力的なルールを採用していて、当たり前のように頭を使わせに来るため、プレイしていくうちに白熱することは請け合いですよ。
揃えた手札によって勝敗が左右されるケースもあるだけに、ギャンブルの要素が強いゲームを探している人もここをチェックすることをおすすめします。

ドミニオン


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ドミニオンは、アメリカ生まれのカードゲームです。プレイ人数は2~4人、対象年齢は14歳以上から。2008年に誕生してから急速にファンを増やしたカードゲームで、オンラインでも楽しむことができます。
ロールプレイング的な要素が強く、RPGが好きな人にはとくにおすすめできるカードゲームです。各プレイヤーが小国の領主として互いに領土を拡大し合い、最終的に最も多くの領土を獲得したプレイヤーが勝ちとなります。
プレイヤーの領地はデッキとして表現され、山札から任意のカードを購入してデッキを作ることでゲームを進めて行きます(購入といってももちろんお金はかかりません)。
「王国カード」と呼ばれる多彩な効果を持つカードの組み合わせ方で戦略を練りますが、通常のトレーディングカードゲームと違い、使えるカードはあくまでもパッケージに入っているものだけなため、強くなるためにレアカードを求めて費用をかける必要はまったくありません。
ただし、別売りの拡張パックでゲームの機能を広げることはできます。
史上初のドイツゲーム三冠を達成するなど、世界的に人気のあるカードゲームなため、システム的にもよく練られ、くり返し遊べることは間違いなし。戦略系カードゲームを検討しているすべての人に、まずはチェックすることをおすすめしたいカードゲームです。

宝石の煌き


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宝石の煌めきは、2014年からSpace Cowboys社によって発売されているカードゲームです。プレイ人数は2~4人、対象年齢は10歳以上で、平均プレイ時間は約30分ほど。
登場からまだあまり時間の経っていない若いカードゲームですが、ドイツゲーム大賞にノミネートされるなど世界各地で人気が高く、英語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語の各言語版が登場当初から発売され、日本語版も2015年にはリリースされました。プレイヤーはルネサンス期の商人という設定になっていて、名前のとおり宝石の鉱山や採掘物の輸送手段、販売網などの物件を購入しながら勝利に近づいていきます。
ある点数まで到達したプレイヤーが一人でもいれば、そのラウンドを最終としてゲームは終了。最後に最も高い得点をマークしているプレイヤーの勝利となります。
ゲームシステム担当とカードデザイン担当にカードゲーム業界の著名人を採用する力の入れようで、シンプルなルールながら遊びごたえも見ごたえも十分です。商売による勝ち負けを競うので、商業系に興味のある人にはぜひおすすめしたいタイトルです。
宝石の名前が多く出てくるので、ジュエリーや鉱石が好きな人も楽しめますよ。
対象年齢が低めなので、子供にも十分おすすめできるカードゲームと言えるでしょう。

ガンナガン


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ポップなパッケージが目を惹くカードゲームの紹介です。
ガンナガンは、名前からも予想できるとおり、銃を題材にしたカードゲーム。
平均プレイ時間は約10~30分、プレイ人数は2人です。対象年齢は12歳以上と少し高めなため、ハードな戦略ゲームを楽しみたい大人におすすめできるでしょうか。プレイヤーは2つのデッキを持ち、それが2丁の拳銃であるという設定になります。プレイヤー自身にはパッケージに描かれているようなサイボーグ少女のキャラクターが割り当てられ、能力カードや技能カードを用いて互いの「ライフ」と呼ばれるポイントを削り合い、最終的にどちらかのライフか山札がゼロになるまでゲームは続きます。

デッキが二つあるというのが斬新で、世界観の設定も合わせてなかなか珍しいタイプのカードゲーム。キャラクターがポップなのも日本発祥のカードゲームらしくて親しみが持てますよね。
アニメや漫画が好きな人との親和性も抜群なため、ソーシャルゲームとはまた違ったアナログゲームの楽しさに手軽に触れたい人にもおすすめです。

マグノリア


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スタンダードな戦略系カードゲームの紹介です。
カードのデザインに著名なクリエイターを採用していることでも評判で、カードゲーマーから厚い支持を得ている作品。対象年齢は10歳以上、プレイ人数は2~5人です。平均プレイ時間は10~20分と少し短めなため、同じゲームをくり返し遊びたい人におすすめできます。

プレイヤーはカードゲーム内で王国の指導者としてほかのプレイヤーと対峙します。
この時、プレイヤーの手足となって働くのはエルフやドワーフなどの多種多様な生き物・種族です。ファンタジーが好きな人におすすめできる要素ですね。
ロード・オブ・ザ・リングのような世界観のなかで、互いの戦略をぶつけ合うことができます。このカードゲームはカードの運ももちろんですが、なによりも勝利するために重要なのはカードの配置の仕方。合戦における陣形のようなものと考えるとわかりやすいでしょうか。
戦争シミュレーションゲームが好きな人にも大いにおすすめできるタイトルです。
最近そうした戦争シミュレーションものはソーシャルゲームの世界で流行中ですが、カードを使ってアナログでも楽しめることを示した快作でしょう。
難しいゲームだと思われがちですが、対象年齢は10歳からなため子供にもおすすめできますよ。

モンスターメーカー


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パッケージを見て有名なRPGのタイトルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。このモンスターメーカーは、1988年から発売されている古いカードゲームですが、パッケージのイラストからもわかるとおり中身は今風になっているため、レトロ趣味の人にしかおすすめできないカードゲームというわけではありません。

特徴は、なんと言ってもその細かく作り込まれた設定にあると言えるでしょう。
ルール自体はオーソドックスな戦略系カードゲームのものなのですが、とにかく設定が凝っています。人間を始めとするさまざまな種族のほか、七柱の神々、一つの大陸、王国、皇帝などなど……ファンタジーが好きな人にはたまらないでしょう。
登場キャラクターもネット上の百科事典に個別のページが作られてしまうほど多く、もはやカードゲームの域を完全に超えて一つのファンタジー作品と化しています。カードゲームとしては対象年齢8歳以上と年齢に関係なく楽しめ、プレイ人数も2〜6人と戦略系としては多めなので、ファンタジー好きな人にはもちろん、オーソドックスなカードゲームを探している人にもおすすめしたいタイトルと言えるでしょう。

カーニバルモンスターズ


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いかにも本格派といった雰囲気のカードゲームの紹介です。
数多くのモンスターがカードとして登場するので、ファンタジーやRPGが好きな人にとっては見ているだけでも楽しいタイトルでしょう。舞台設定なども凝っているため、そういった人にはぜひおすすめしたいカードゲームと言えます。

舞台は、帝国内で名高いモンスターの専門家が集まる王立モンスター協会。
プレイヤーはこの王立モンスター協会に入会すべく、モンスターを集めて展示する「怪物園」を作るために互いに競い合うこととなります。
フィールドを回ってモンスターを捕獲することはもちろん、モンスターの住みやすい土地を獲得することも重要な要素。多くの土地を並べることにより、より強力なモンスターが展示でき、勝利に近づけます。

プレイ人数は2~5人。対象年齢は12歳以上と、ルールが少し複雑なためか高めです。平均プレイ時間も45分なため、プレイ時間が伸びがちな戦略系カードゲームのなかでもさらに長め。
ファンタジーや育成系のゲームが好きな人にはもちろん、じっくりと時間をかけて戦略を戦わせたい人にもおすすめのカードゲームですよ。
内容が重厚なわりには準備時間がほとんどかからないというのも大きな魅力の一つです。

ポイントサラダ


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パッケージをぱっと見ただけでは、幼稚園にも置いてありそうなカードゲームですよが、その中身は本格的な戦略系カードゲームです。
プレイ人数は2~6人で、対象年齢は12歳以上と見た目からは想像できない高さ。
遊ぶにあたって高い戦略性が求められることがよくわかります。
平均プレイ時間は15~30分と標準的ですが、ゲームの密度の高さが評判となり、アメリカのゲームイベントであるGenconでは即完売してしまいました。
戦略系カードゲームを探している人は、ぜひチェックすることをおすすめします。プレイヤーは用意された野菜カードを用いて、より評価の高いサラダを作ることを求められます。
これだけ聞くと簡単なゲームに思えますよね。実際に、ルール自体は単純です。
しかし、その得点の仕方はなんと100通り以上。カードの種類は108で、それぞれに違う得点の方法が記入されているという気合いの入りようです。RPGのキャラクターが野菜に変わり、内容がより奥深くなったようなカードゲームと言えます。
多くの選択肢を吟味しながら戦略を立てるタイプの人にはぜひおすすめしたいタイトルです。
戦略系カードゲームの本質的な楽しさを存分に味わうことができますよ。

Geminoa(ジェミノア)


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2020年に登場した、新しいカードゲームの紹介です。
綺麗なイラストが描かれたパッケージが印象的で、興味を惹かれますよね。対象年齢は12歳以上から。平均プレイ時間は10~20分と比較的短めで、くり返しゲームをプレイしたい人におすすめです。
プレイ人数が1~2人と少ないのもこのカードゲームの大きな特徴。1人でも楽しめるので、頭の体操に使いたい人にもおすすめできます。

プレイヤーは、さまざまな前世を持ったキャラクターとしてゲームを行います。
歌姫であったり暗殺者であったりとその背景は多種多様で、その記憶を呼び起こすことでゲームを有利に進めていくという内容。
デッキのなかから不要なカードを排除するとプレイヤーがさらに有利になるという独特なシステムを持っていて、そこがこのゲームの支持される要因になっています。イラストを担当しているのは現在活躍中のイラストレーターで、アニメや漫画などのポップなカルチャーとの相性は抜群。
そうした文化に親しみを持つ人にとっては、用語や設定もなじみやすくておすすめです。
登場してまだ間もないカードゲームなため、流行らないうちに味わっておくのも良いですよ。イラストが綺麗なため観賞用に購入するというのもアリです。

UNO(ウノ) フリップ


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修学旅行の定番、UNO(ウノ)。手札が最後の一枚になっても「ウノ」と言わなければあがれないことで有名な、世界的に人気のカードゲームですよね。
こちらの「UNO(ウノ) フリップ」はそんなUNOの進化版。
フリップとは「裏返る」という意味で、その名のとおり、このUNOはカードの両面を使ってプレイします。
フリップカードと呼ばれるものが場に出たら、その時点ですべてのプレイヤーの手札が裏返って「ダークサイド」に突入!
従来の「ライトサイド」で揃えた手札が意味をなさなくなり、まったく違うダークサイドでの手札で戦わなければならなくなります。
この大逆転はいつ起きるかまったくわかりません。
トランプの大富豪における革命のようなものが何度も起きる可能性があり、そのスリルは満点です。ダークサイドはルールがハードになることも大きな特徴。宣言された色が出るまでカードを引き続けなければならない「ダークカラーワイルド」や、引き札の山から5枚引かなければならない「ダークドロー5」など、ライトサイドと比べて過酷な状況が重なります。
それだけに、白熱した戦いが繰り広げられることは必至。
対象年齢は7歳以上、プレイ人数は2~10人と遊びやすく、基本的なルールはUNOと同じですが、奥は深く、本格的な戦略系カードゲームを探している人にも十分おすすめできる内容です。また、パッケージ自体はシンプルなために本体価格がほかのカードゲームと比べて大幅に安いことも見逃せないメリットと言えるでしょう。

ダブルナイン


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可愛らしさのなかにそこはかとない不穏な雰囲気を残すパッケージが印象的なカードゲームの紹介です。
イラストのシンプルさに呼応するように、対象年齢は8歳以上と低めの設定です。プレイ人数は2~4人、プレイ時間も10~20分と、手軽に戦略系カードゲームを楽しみたい人におすすめなカタログスペック。
価格も控えめで、手を伸ばしやすいですね。

カードの枚数が20枚と少なく、小さな子供でも遊びやすい設計になっています。
遊び方も簡単で、2枚の手札のなかから1枚を選んで場に出すだけ。
自分の場にあるカードの数字が99に近くなればなるだけ有利で、これがタイトルであるダブルナインの由来になっています。

ルールは単純ですが、それぞれのカードには効果があったり組み合わせの妙があったりと、楽しみ方が無限大。拡張パックを購入すればプレイの幅はさらに広がります。基本のパックで中身を極めるもよし、拡張パックを使ってさらなる進化を遂げるもよし。
簡単に始められて長く楽しめるカードゲームなため、凝ったルールよりも自分の頭をどれだけ使えるかに興味を持つ人におすすめです。また、
イラストのポップさに惹かれて購入したとしても損はしません。デザインを気に入って……という動機で手を伸ばすのもおすすめですよ。

ラマ


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いかにも欧米風のコミカルなパッケージが特徴的なカードゲームの紹介です。
対象年齢は8歳以上、プレイ人数は2~6人。平均プレイ時間は長くても20分ほどなため、小さな子供をプレイヤーに含めてもくり返し楽しむことができておすすめです。カードは1から6までの6数字とラマカードの合計7種類。
手札から1枚を場に出す、山札から1枚引いて手札に加える……ここまでは一般的なカードゲームと変わりませんが、そのラウンドから抜け出すには、最後に場に出されたカードと同じカードか、そのカードよりも一つ大きな数字のカードを場に出さなければなりません。
ただし、6の後には6またはラマカード、ラマカードの次にはラマカードまたは1のカードを出せることがポイント。ラマカードが鍵になるというわけです。

誰かの手札がなくなるか、全員がラウンドを抜けたら失点を計算します。
残った手札が失点としてカウントされ、失点が最も多いプレイヤーの負け。
手札を効率的に減らす必要があるという点ではUNOに似ていますが、ラウンドを抜けることができるぶん、戦略性はより高まっています。シンプルな構成ながら奥が深く、戦略系のカードゲームを探しているすべての人に検討をおすすめできるタイトルと言えるでしょう。

街コロ


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日本人としては親近感を覚えずにはいられないパッケージのイラストが可愛らしいですね。
この街コロは、もちろん日本発祥で、製造も日本で行われているというこだわりの一作。日本製のカードゲームで遊びたいという人には大いにおすすめできるタイトルです。
対象年齢は7歳からとかなり低めなため、小さな子供のいる家庭にもおすすめできます。
プレイ人数は2~4人、平均プレイ時間も30分程度とオーソドックスなものなため、敷居の高さもまったくありません。

サイコロを振ってゲームを進めるという点では、カードゲームというよりも双六に近いでしょうか。しかし、用意されているカードは108枚と、かなり本格的なボリューム。
自分の街を育ててコインの獲得を目指して行く、一見単純ながら何通りもの勝ち方がある奥深いカードゲームです。
サイコロの運とカード運用の戦略性が合わさった、戦略系カードゲームのお手本とも呼べる構成で、長く楽しむことができます。双六が好きな人には、サイコロの要素があるだけにもちろんおすすめできます。また、対象年齢が低いため子供と楽しみたいという人にもおすすめ。
運に左右される面が大きいので、大人と子供の差が付きづらく、年齢差があってもワイワイ盛りあがれますよ。

ブレイドロンド


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パッケージイラストの繊細な描き込みが印象的なカードゲームの紹介です。
大人向けな雰囲気がありますが、対象年齢は8歳と低めなため、小さな子供にも実はおすすめできます。プレイ人数は1~2人と少人数向けで、1人でカードゲームを楽しみたい人にはぜひチェックすることをおすすめしたいタイトルでもあります。

手札は7枚のみで、プレイヤーはそれを駆使して戦うことになります。
カードにはそれぞれ剣と効果が割り振られ、それらの組み合わせで能力が発揮できたり効果が現れたりと、手札の枚数こそ少ないですが内容的には十分エキサイトできます。
対戦の場合は一対一になるので、じっくりと戦略を練ることができるのもポイントですね。

専用のダイスが6つ付属していることから、運要素の強さもうかがえます。
戦略を立てるだけでは勝てず、カードの運に加えてサイコロの目の出方でも勝敗が左右されるため、従来のオーソドックスな戦略系カードゲームよりも、さらにスリリングな展開を求める人におすすめのタイトルと言えます。始め方は簡単ですが、1人でもプレイできるだけにやり込み要素も大きく、やればやるだけ深みにはまっていくことでしょう。

【協力系】おすすめカードゲーム4選

カードゲームの基本は、最終的に勝敗をきっちり付けることですが、勝敗要素の強いカードゲームは、例え一時的にであっても、仲の良い人たちが敵同士になるということで、勝負が白熱するにしたがって……ということも。
そうしたやり合いが好きな人もいれば、そうでない人も当然少なくないわけです。

そうした人にとって、ありがたいのは協力系のカードゲーム。
ちょっとした空き時間でのレクリエーションや、初対面の人が集まって親睦を深めるためのコミュニケーションにも大いに役立ってくれます。
対戦ではなく協力がメインなため、子供の協調性を養うことにもひと役買ってくれますね。

ここでは、そんな協力系カードゲームのなかから、厳選した4つのゲームを紹介します。
相対的に見て種類が少ないこの協力系カードゲームですが、決して人気がないということではなく、単に勝敗にフォーカスしたものが主流だというだけのことです。
どれを選んでも皆で楽しめるため、仲良くカードゲームに興じたい人にはぜひここをチェックすることをおすすめします!

ito(イト)


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玄人好みそうなパッケージですが、親しみやすい協力系カードゲームの紹介です。
対象年齢は8歳以上と小さな子供でも遊べるので、家族で楽しむにはもってこい。プレイ人数も2~10人なため、大人数が集まった時のレクリエーションにもおすすめです。
平均プレイ時間は30分程度となっていて、そこまでの長丁場にはならないため、使いやすいカードゲームと言えます。

1から100の数字が書かれたカードが1人に1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト」というルールに沿って、プレイヤーは自分のカードの数字を自分の言葉で表現し合うというこのカードゲーム。
カードを小さい順に出して全員のカードを出し切る「クモノイト」は完全協力型、会話のなかで足して100になりそうなペアを見つける「アカイイト」は協力系の要素に裏切り要素がプラスされています。
一粒で二度美味しいというわけですね。数字を自分の言葉で表現して相手に伝えなければいけないため、協力系カードゲームのなかでも、とくに会話のスキルが重要になってくるタイプでしょう。表現力に自信のある人はもちろん、ゲームを通じて子供の会話スキルや表現力を高めたいと考えている人にもおすすめのタイトルです。

ザ・マインド


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アメリカの3Dアニメ映画のポスターのようなパッケージが印象的なカードゲームの紹介です。
プレイ人数は2~4人と、協力系カードゲームのなかでは少なめな設定。じっくりとコミュニケーションを楽しむことができます。対象年齢は8歳以上なため、幅広い年齢層で楽しむことが可能。平均プレイ時間20分前後というお手軽さも魅力で、飽きずに何度も遊ぶことができるでしょう。

このカードゲームの特徴は、プレイヤー全員が一つのチームとしてゲームに臨む必要があるということです。参加者はラウンドごとに、指定された枚数の手札を、カードの番号が徐々に大きくになるように捨てて行きます。
この時、カードを捨てる順番は一定ではなく、「いま手札を出したい」と思ったプレイヤーがカードを捨てるシステムになっているのが面白いところ。
誰がいつカードを捨てるかについて相談してはいけないというユニークなルールも加えられています。対戦相手が自分自身である、というコンセプトの元に開発された異色のカードゲームです。協力系のなかでも、コミュニケーションを禁じられているという点で特異な存在と言えます。
一風変わったカードゲームを探している人には、ぜひチェックすることをおすすめしたいところです。

ザ・ゲーム


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おどろおどろしいパッケージが衝撃的ですが、対象年齢は8歳以上なため安心してください。
プレイ人数は2~5人、平均プレイ時間は20分前後と、遊びやすい仕様のカードゲームの紹介です。プレイヤーたちが「悪魔バスター」となり、悪魔の眷属たちを退治していくというRPG的なカードゲームです。
協力系のなかでもバトル要素が強く、冒険ものを好む人にはとくにおすすめできます。プレイヤーたちは自分の番が回って来たら手札のなかから数字の書かれたカードを場に出すのですが、この時、お互いにどの数字のカードを出すのか相談してはいけません。
数字の並び方で悪魔を倒すルールなため、プレイヤー同士が空気を読み、お互いを思いやらないとゲームを上手く進行する手段が無くなってしまうという、ユニークなカードゲームです。バトル要素のあるカードゲームというと時にギスギスした雰囲気を演出してしまいますが、このタイトルの場合は真逆で、和気あいあいとしていないとゲームにならないという究極の平和仕様。パッケージイラストノハードさとは裏腹に、協力系カードゲームのなかでもとくに思いやりが求められるタイプなため、穏やかな性格の人におすすめできるのではないでしょうか。

ザ・クルー


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2020年のドイツゲーム大賞の各部門を総なめにしたという超人気作の紹介です。対象年齢は10歳以上、プレイ人数は2~5人と平均的なもの。平均プレイ時間は20分なため、ちょっとした時間でも楽しめる仕様となっています。

パッケージを見ればわかるとおり、このカードゲームの舞台は宇宙です。
プレイヤーたちは宇宙を探索しながら50ものミッションに挑み、最終的に「第9惑星」を発見する、という壮大なストーリーが設定されています。
ゲームを始める前からストーリーが気になってしまいますね。
ミッションに失敗するとプレイヤー全員の負け=ゲームオーバーとなってしまうのもユニークなところで、なかなか結末にたどり着けないというケースも。このカードゲームの特徴は、協力系であるにも関わらず、なんと会話を一切禁じられていること。プレイヤーたちはワンチームとして、まるで通信の切られた宇宙空間でミッションをこなすように、言葉無しでの協力を強いられます。
ゲームを上手く進行させるためには、お互いの手札の出し方を良い意味で読み合うことが不可欠。
バトル要素抜きでこうした心理面を強調するカードゲームは珍しく、変わった内容のタイトルを探している人にはとくにおすすめできるでしょう。

【心理戦系】おすすめカードゲーム9選

最終的に勝敗が決するのがカードゲームを始めとするゲームの醍醐味の一つですが、そこまでの過程の楽しみ方が無数にあるのもまた、ゲームの魅力です。ディスプレイのなかで競うものもあれば、スポーツのように体を使うものもあります。

数あるゲームのなかでも、カードゲームは意外と少ない対面式。人対人の勝負のなかに、カードという要素が入ってより面白くなります。
もちろん、大事になってくるのはお互いのコミュニケーション。そのコミュニケーション能力をフルに活用してやり合うのが、心理戦系カードゲームですよね。読み合いと駆け引きが好きな人には、まず最初におすすめしなければならないカードゲームのタイプです。

ここでは、コミュニケーションバトルとも呼べる心理戦系カードゲームのなかから選りすぐった9つのゲームを紹介します。どれも白熱した頭脳バトルが楽しめるのでおすすめですよ。
コミュニケーションスキルに自信のある人はもちろん、直接顔を合わせての対人スキルを強化したい人も、ここをチェックすることをおすすめします。
楽しみながらスキルアップでき、自信も深まるかもしれません。

オリフラム


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重厚な雰囲気のパッケージイラストに圧倒されるカードゲームの紹介です。タイトルのフォントが有名ファンタジー映画のロゴを彷彿をさせますね。プレイ人数は3~5人と、プレイヤーが3人いないとゲームができない変わった仕組みを採用しています。
対象年齢は10歳以上、平均プレイ時間は20分前後と、ボリュームや難易度は親しみやすい範囲です。

2020年フランスゲーム大賞受賞作で、欧米ではかなりの人気を誇る本作。ルールはとても簡単で、手札から1枚のカードを選んでカードの列のなかに配置し、全員が並べ終わったらカードの効果が順番に発揮されていくというだけのものです。
プレイに使うカード自体も6~7枚と少なく、とにかく遊びやすいのがこのゲームの最大のメリットと言えるでしょう。お互いがカードを読み合うことで点数を競い、最終的に最も多くの得点を記録したプレイヤーの勝ちという、これまたシンプルなシステムを採用。大人気になるだけあって奥の深いゲームですが、間口の広さもまた一級と言えます。
心理戦系カードゲームの入門版として、こうしたタイプのカードゲームを探しているすべての人におすすめできるタイトルですよ。

ラブレター


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欧米風のレトロなパッケージイラストが目を惹きますが、このカードゲームの開発者は日本人です。2013年のゲームイベントでは、日本発の本格的な心理戦系カードゲームとして大いに話題になった作品で、今でも根強い人気を誇っています。
対象年齢は一般的な範囲の10歳以上ですが、平均プレイ時間が5~10分とかなり短いのが特徴。手軽に楽しむことができます。

プレイヤーは、とある国の美しい王女に恋をした若者という設定。
どうにかして王女に近づき、ラブレターを渡そうとプレイヤーたちは先を競って奮闘するのですが……という舞台設定はいかにも日本的で、親しみやすさを感じますよね。
心理戦系カードゲームのなかでもとくに推理要素が強く、ミステリー好きな人にもおすすめできます。2012年の日本ボードゲーム大賞でも大賞を受賞したという輝かしい実績を持つカードゲームなため、当然、入手して損をすることはありません。心理戦系のカードゲームが欲しいけれど国産のものはないのかな、と考えている人にはもちろん、推理バトルを楽しみたい人にもおすすめですよ。

宿命の旅団


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カートゥーン系のパッケージイラストが欧米的な雰囲気を醸し出していますが、このカードゲームは日本発祥です。世界基準で開発されているので、こうしたビジュアルになっているのでしょう。
対象年齢が12歳以上と少々高めなのが特徴で、ルールの複雑さを物語っています。
プレイ人数は2~5人と一般的な範囲ですが、平均プレイ時間が30分前後と長めなため、じっくりと心理戦を楽しむことができますよ。

プレイヤーは「旅団」と呼ばれる9人のユニークな仲間たちを率いて旅をし、最も長い旅行記を作った者が勝者になるというルール。共に旅をする仲間として9枚の団員カードのなかから4枚を選び、「能力の宣言」と「打消し」という二つの効果を使ってゲームを進めて行きます。
ほかのプレイヤーから「打消し」を宣言されると自身の計画がとん挫してしまいますが、この妨害がいつ入るのかは当然ながらわかりません。

カードは全部で118枚、ルールブックも2冊と、ボリュームのあるカードゲームです。本格的な心理戦が楽しめるため、シリアスな頭脳バトルをしたい人にはぜひ検討することをおすすめしたいタイトルです。

犯人は踊る


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昔ながらのミステリー小説風なパッケージイラストが魅力的な、心理戦系カードゲームの紹介です。対象年齢は10歳以上なため、子供でもプレイできます。プレイ人数が3~8人と心理戦系カードゲームとしては少し多めなのが嬉しいところで、頭脳バトルを大人数で楽しみたい人にはおすすめです。
プレイ時間が平均して10分前後というのも、遊びやすくて好感が持てますよね。たった一枚の犯人カードを、最終的に誰が持っているか当てるというシンプルなルールのこのカードゲームですが、犯人カード以外のカードの効果がかなりの曲者ぞろいなのがこのタイトルの大きなポイントです。
指定した誰かの手札をすべて見られる「目撃者」や、1人を「君が犯人だ」と告発できる「探偵」、犯人カードをほかのプレイヤーに渡してしまうことができる「情報交換」や「取り引き」など、特色のあるカードが満載。
本格的なサスペンスが手軽に楽しめますよ。推理小説が好きな人や、論理的な思考力に自信のある人にとくにおすすめできるカードゲームですが、各カードの効果が理解しやすく、簡単に遊ぶことができるので、ババ抜き感覚で楽しみたい人にもおすすめの一作と言えます。

XENO(ゼノ)


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重厚なファンタジー作品を思わせるパッケージイラストが、渋みを感じさせる心理戦系カードゲームの紹介です。プレイ人数は2~4人なので心理戦系のタイトルとしては一般的ですが、特徴的なのは平均プレイ時間です。これが3~10分とかなり短く、短期決戦タイプのカードゲームと言えます。
手軽に楽しめるので、心理戦系のカードゲームを探している人はチェックするのがおすすめです。プレイヤーは皇帝の圧政に苦しむ国と人々を見守る存在として設定されていて、その行動によって国の未来が変わります。
皇帝に逆らう者は処刑されてしまうというルールがあるため、プレイヤーは自分が何者であるかを隠しながらゲームを進めることになります。
登場人物のカードは全部で10種類ですが、プレイヤーが持てるカードは1枚のみ。
最後まで生き残ったプレイヤーが勝者です。
シンプルなルールと遊びやすい仕様に加えて、リーズナブルな価格で手に入ることもこのカードゲームの大きなメリットと言えます。本格的な頭脳バトルを楽しみたい人にはもちろん、手軽に心理戦系のタイトルを入手したい人にもおすすめしたいカードゲームです。

ハゲタカのえじき


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ユニークなパッケージイラストと物騒なタイトルのギャップが面白いカードゲームの紹介です。
対象年齢は8歳以上なため、家族みんなで楽しむことができるタイプのタイトルと言えます。平均プレイ時間も15分程度なため、手軽に遊ぶことができますね。プレイ人数も2~6人と、心理戦系のタイトルとしては十分な範囲です。

1から15までの数字の書かれたカードを使って、得点を競うだけのシンプルなシステム。ただし、なかに含まれている「ハゲタカカード」が曲者で、これが「プラス」であるか「マイナス」であるかによって獲得できる数字が変わってくるため、プレイヤー同士の駆け引きが過熱するという仕組みです。

1988年のゲーム大賞にノミネートされてから、ずっと人気が継続しているロングセラーモデル。海外版は絶版になりましたが、日本のメーカーが日本語版は継続して販売してくれています。
トランプのゲームを発展させたような親しみやすいルールのゲームなため、遊びやすく覚えやすいため、小さな子供や年配の方にもおすすめできるでしょう。

ミラリス


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ポップかつ幻想的なパッケージイラストに目を惹かれる心理戦系カードゲームの紹介です。
少々大人向けのタイトルかと思いきや、対象年齢は8歳以上と年齢を問わず楽しめるのが嬉しいところ。プレイ人数は3~6人で、カードゲームとしては中規模なクラスと言えるでしょう。平均プレイ時間は10~20分なため、疲労を感じずに楽しむことができそうです。

ゲームは全部で8つのラウンドに分かれ、プレイヤーはゲーム開始時に獲得している「ドルミール」と呼ばれる通貨を使ってゲーム世界のなかを旅します。
「ドルミール」を使うと場を移動できますが、ほかのプレイヤーに同額の「ドルミール」を使われてしまうとなにもできなくなるというユニークなシステムが心理戦を加熱させる仕組みです。
一度使った「ドルミール」は再利用不可能というのも、崖っぷち感を演出する上で役に立っていますね。ゲームの舞台が幻想的なため、ファンタジーが好きな人にはおすすめしたいカードゲームと言えます。イラストがとても綺麗なため、ビジュアル的な面を気に入って購入するのも良いでしょう。内容と見た目の両方で楽しめるタイトルです。

5211


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いかにも頭を使わせそうなパッケージデザインが斬新な心理戦系カードゲームの紹介です。
サイケデリック風な見た目は海外メーカーを思わせますが、このゲームの作者は日本人。対象年齢は8歳以上とほぼ誰でも遊べる親切な仕様で、プレイ人数は2~5人なため心理戦系タイトルとしては十分な範疇。
平均プレイ時間も20分に設定されているため、手軽に楽しむことができますよ。

ゲームの舞台は南の島。山札がなくなるまでプレイヤーたちはカードを引き続け、最終的に一番多くの得点を稼いだ者が勝ちです。カードには色と数字が記されていて、これによって得点がゼロになったり増えたりと、プレイヤーを悩ませます。
複雑化したUNOのようなものでしょうか。
はったりや行動の読み合いが勝敗を決する、シンプルですがシビアなゲームです。

ルールは「1~2分で説明できる」とメーカーがうたっているとおり、小さな子供から100歳のお年寄りまで(公式発表です)楽しめる、汎用性の高い心理戦系カードゲームです。手軽にカードゲームが楽しみたいという人にはもちろん、トランプやUNOでは満足できなくなってしまった人にもおすすめのタイトルですよ。

ニムト


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カードゲーム大国のドイツから、ユニークなパッケージデザインが楽しい心理戦系カードゲームの紹介です。親子でカードゲームを楽しむ文化のあるドイツらしく、対象年齢は安心の8歳以上。プレイ人数は2~6人なため、ある程度のメンバーが集まった場でも楽しむことができるでしょう。
平均プレイ時間は25分と一般的なもので、カードゲームに慣れていない人にもおすすめできます。

こちらのバージョンはカードゲーム要素のみの「ニムト」に加えてボードゲーム要素が加わっていて、単なる心理戦にプラスして運ゲームとしての楽しさも楽しめる仕様になっています。読み合いと戦略立てだけでは勝つことができず、プレイに最適な年齢幅や間口を広げてくれていると言えるでしょう。

基本ゲームと上級ゲームの2タイプが1つのパッケージで楽しめるのも大きなポイント。ドイツでの人気タイトルということで、システムに対する信頼性も高く、誰にでも安心しておすすめできるカードゲームと言えます。
子供の教育にカードゲームを取り入れる傾向のあるドイツの作品なため、小さな子供のいる家庭にもおすすめですよ。

【騙し合い系】おすすめカードゲーム5選

有名なトランプを使ったカードゲームのなかに、ポーカーがありますよね。
あのポーカーを対人でプレイする際に、最も重要なのはブラフ、つまり騙しの技術だとされています。
ポーカーは勝敗を運に強く左右されるゲームなため、いつでも自分にとって一番良い手札が揃えられるわけではありません。というより、たいていは弱い役しか揃わないものです。
「自分は強い役を揃えたぞ」と相手に信じさせるためにあらゆるアクションを起こすのですが……そうしたやり取りが好きなら、騙し合い系カードゲームは存分に楽しめるでしょう。戦略系に含まれている運の要素と、心理戦系に含まれている駆け引きの要素をバランスよく備え、そこに「嘘」が加わることで一層魅力を増している騙し合い系カードゲーム。ここでは、そのなかから厳選した5つのゲームを紹介します。
どの種類を選んでもスリリングなカードゲーム体験ができますよ。
騙し合いが好きな人にはもちろん、論理的な展開や思考が好きな人にも、チェックすることを大いにおすすめします。

ワンナイト人狼


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人狼ゲームを知っている人は多いのではないでしょうか。
日本で人気の心理ゲームで、一部界隈では「友情を壊す」などと恐れられていることでも有名ですが、こちらのタイトルにはそのような心配はないので安心してください。
対象年齢は10歳以上なため、子供でも十分に楽しむことができます。プレイ人数は3~7人と、騙し合い系カードゲームとしては標準的な範囲。平均プレイ時間が約10分というところが、手軽そうで目を惹きますね。

通常の人狼ゲームは人狼を当てる過程で脱落者やギスギスとしたやり取りが行われますが、こちらのカードゲームであれば脱落者は出ず、司会者も必要なく、息が詰まるような緊迫したやり取りもありません。友情は壊れませんが、人狼ゲームの名に恥じない「コワ楽しい」会話の機会はしっかり確保されています。

決着までに時間がかからないシンプルな仕様なため、人狼ゲームに対して抵抗を持っている人や、興味はあるけれどなかなか手が出ないという人にはぜひチェックすることをおすすめしたいタイトルです。持ち運びのしやすいコンパクトな設計なため、旅行のお供にもおすすめですよ。

コヨーテ


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ポップアート寄りなパッケージイラストが手に取りやすい、騙し合い系カードゲームの紹介です。
対象年齢は10歳以上、平均プレイ時間は15~30分とゲームのボリュームとしてはミドルクラスですが、プレイ人数が2~10人に設定されているのが大きなポイントです。
高度な騙し合いを大人数で楽しむことができますね。このゲームの楽しいところは、「自分のカードがわからない」という点。プレイヤーは各自1枚のカードを引き、自分にだけ見えないように持たなければなりません。裏返しに持つということですね。
ほかのプレイヤーの数字を頼りに推理を行い、全員が持っているカードの数字の合計を予測して、その値を越えないと思われる数字を時計回りに言って行きます。この時、順番に大きな数字を言って行かなければならないルールがあることに注意。
右隣のプレイヤーが場の数字の合計よりも大きな数字を言ったと判断したら「コヨーテ」と宣言し、その場で全員のカードをオープンにして合計を計算します。
「コヨーテ」の判断が合っていれば宣言した人の、間違っていれば宣言された人の負け。
3回の負けで脱落するというシステムです。

シンプルなゲームですが、くり返し楽しめる中毒性の高さが売り。長く楽しめるカードゲームを探している人におすすめの作品です。

ファブフィブ


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親しみやすいパッケージデザインが人気の、騙し合い系カードゲームの紹介です。
対象年齢は10歳以上なため、小さな子供でも安心して楽しめます。
平均プレイ時間が20~30分と比較的長めに設定されていることから、じっくり取り組むタイプのカードゲームであることがわかりますね。プレイ人数も3~10人と大人数対応型なため、旅行にもおすすめのタイトルと言えます。

最初のプレイヤーが0から9までの数字が書かれたカードの山札のなかから3枚のカードを引き、自分だけ確認して裏返したうえで左隣のプレイヤーに渡すところからゲームが始まります。
この時、3枚に書かれた数字を「753」のように3ケタの数字として宣言するのがポイント。
この数字は嘘でもかまいません。これが本当だと判断できたら渡された方はカードを交換して新たに数字を宣言し……といった風にゲームは進行し、どこかのタイミングで嘘がばれるか、嘘を見抜いたつもりで間違えたプレイヤーの負けとなります。シンプルなゲームですが奥が深く、騙し合い系のお手本とも呼べるタイトルです。

ごきぶりポーカー


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カードゲームの本場といわれるドイツから、本格的な騙し合い系カードゲームの紹介です。ユニークなゴキブリのキャラクターが印象的なパッケージですが、8歳以上の子供から大人まで、万人が楽しめる仕様が持ち味です。
プレイ人数は2~6人、平均プレイ時間は20~30分と、騙し合い系としては中規模なゲームと言えるでしょう。

コウモリ、蝿、ネズミ、さそり、ゴキブリ、カエル、蜘蛛、カメムシといった、いかにも嫌われ者なキャラクターたちがカードに描かれ、その内容を騙し合いながら当てていくという内容です。
自分の前に嫌われ者が4枚表になるか、自分の山札が無くなってしまったらその時点で負け。かなりシンプルなルールですが、プレイ時間の長さを見るに奥は相当深いです。

ドイツで人気のカードゲームなため、システム的な部分での信頼性も抜群。カードに描かれたキャラクターの絶妙な表情も見どころなため、騙し合い系のカードゲームを探している人はぜひチェックしてください。

赤い扉と殺人鬼の鍵 BLACK MAZE DEEP


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ホラー・ミステリー調のタイトルロゴにポップ寄りなイラストが合わさって、なんとも不気味な雰囲気を醸し出しているカードゲームを紹介します。怖い物見たさという言葉がありますが、それを想起させる魅力がありますよね。
ホラーチックですが対象年齢は10歳以上。プレイ人数は2~6人と一般的ですが、平均プレイ時間が10分程度と短いことが大きなポイント。手軽に楽しむにはもってこいです。

プレイヤーたちは伏せられたカードをめくり、そこに書かれた指示に従って殺人鬼の潜む迷宮からの脱出を試みます。最終的に「銀の鍵」を3枚集めて「脱出口」を見つければ脱出成功、「殺人鬼の鍵」をめくってしまうと自分が殺人鬼になり、正体を隠しながらほかのプレイヤーをすべて殺害することで勝利となります。

途中まで誰が犯人になるかわからず、殺人鬼が決まった後もスリリングな展開が続きます。短時間で決着の着くシンプルなシステムながら、そのドキドキ感や駆け引きの純度はまるでミステリーの世界に自分が迷い込んだよう。
推理小説が好きな人なら、はまってしまうこと請け合いです。

【パーティー系】おすすめカードゲーム9選

カードゲームには少人数でプレイするものが多いのですが、どうせゲームをするなら大人数でワイワイ盛りあがりたいと考える人は少なくないのではないでしょうか。体に負担が少なく費用もあまりかからないカードゲームを、皆で楽しむことができたら……そんな要望に応えてくれるのがパーティー系カードゲームですよ。

このパーティー系カードゲームは、とくに欧米で人気があるのが大きな特徴で、海外発祥のゲームが多いことも注目すべきポイント。ドイツなどでは、毎年ランキング形式でゲームごとの人気を公表しているのだとか。

それに倣ってというわけではありませんが、ここでも人気のあるおすすめのパーティー系カードゲームを選りすぐって9つ紹介します。
家族で・友達と・飲み会の席で……どれを選んでも、人が集まる場所で必ず活躍してくれますよ。勝敗にこだわらず、カードゲームを使って大人数で楽しい時間を共有したい人には、ぜひチェックすることをおすすめします。

ワードバスケット


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パッケージに「日本語ワードゲームの傑作!」と書かれているとおり、日本発祥のパーティー系カードゲームの紹介です。対象年齢は10歳以上で、パーティー系らしくプレイ人数は2~8人と多めの設定。
平均プレイ時間は10分程度と短いため、子供や年配の方でも集中力を途切れさせることなく楽しむことができますよ。

2019年に大手新聞で大々的に紹介されて話題になったカードゲームで、日本語の面白さを存分に味わうことができると評判です。しりとりが大幅に進化したようなルールの元でゲームが行われ、最終的に一番早く手札を無くしたプレイヤーの勝ち。
頭の回転はもちろん、反射神経も要求される、少しスポーツチックなカードゲームでもあります。日本語に特化したタイトルなので、日本語を学ぶ外国人の方にもおすすめできるカードゲームです。語彙が増えてきたような年齢の子供にとっては、言葉の反射神経を鍛えるうえで有効なので、そうした年齢の子供がいる家庭にもおすすめと言えます。

たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ


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純愛ものの小説のような題名とパッケージイラストが印象的な、パーティー系カードゲームの紹介です。ロマンチックなタイトルに呼応するように、対象年齢は13歳以上と少々高め。
プレイ人数は3~6人で、平均プレイ時間は15~30分程度に設定されています。ある程度じっくりと楽しむタイプのカードゲームと言えるでしょう。

このカードゲームは、カジノのゲームのように親と子が分かれるところに特徴があります。ディーラーのいるゲームに慣れた人には親しみやすくておすすめです。
プレイヤーはカードに書かれた言葉を組み合わせることで、プロポースのセリフを作っていきます。
このセリフを親が判定し、もっとも良いと思ったセリフのプレイヤーに指輪を与えるというシステム。
主観が勝敗に関与してくる、とてもユニークなカードゲームです。パーティー系カードゲームらしく、既存の概念にとらわれない斬新なゲームシステムがセールスポイントの一作。
少し変わったカードゲームや、意欲作が楽しみたい人にとってはピッタリなカードゲームではないでしょうか。

はぁって言うゲーム


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出版社として全国的に有名な、幻冬舎から発売されているパーティー系カードゲームの紹介です。本屋さんのカードゲームらしく、パッケージもタイトルも小説風なところが素敵ですね。
対象年齢は8歳以上なため、小さな子供でも安心して楽しむことができます。

有名なテレビゲームで「ぷよぷよ」というタイトルがありますが、このカードゲームは、そのぷよぷよの開発者によって作られました。演技力が試されるゲームで、例えばあるプレイヤーが引いたカードに「はぁ」が記載されていた場合、プレイヤーには「怒り」や「感心」といったシチュエーションが割り振られます。
プレイヤーはそれに従い、身振り手振りを使わず、声と表情だけでシチュエーションを表現し、ほかのプレイヤーに当てさせなければなりません。頭脳バトルや駆け引きではなく、運と演技力で勝敗が決するゲームなため、場がギスギスしようがないというのは嬉しいポイント。さすがに出版社が作ったカードゲームです。みんなで盛り上がりたい時にはうってつけの一作と呼べそうですね。

ゴリラ人狼


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なにかをひらめいた様子のゴリラと昭和風なタイトルロゴがシュールなパーティー系カードゲームの紹介です。人狼ゲームと聞くとシリアスな心理バトルを想像する人もいるでしょうが、これはパーティー系なため心配無用。
ただし対象年齢は14歳以上と、少しルールは複雑です。プレイ人数は2~21人と驚異的な多さまでカバーしてくれるうえ、平均プレイ時間も短くて5分から長ければ45分までとかなり幅広く、その汎用性の高さはパーティー系カードゲームのなかでも屈指でしょう。

ゴリラとなったプレイヤーたちが、ゴリラ園に入り込んだ密猟者を追い出すというストーリーの元にゲームが進行されます。プレイヤー同士は話し合って作戦を立てることができますが、なんと最初のうちは「ウホッ」しか喋ってはいけません。あとは身振り手振りのみ。
初対面の方とのコミュニケーションが、嫌でも進んでしまう仕様になっています。
ゲームが進むにつれてゴリラは言葉を覚える設定になっていて、プレイヤーも使える言葉が増えていきます。

人狼ゲームと違って和やかかつユニークな雰囲気でゲームを楽しむことができるため、レクリエーション用のカードゲームとしてはダントツでおすすめの一作です。

キャット&チョコレート


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著名作家が書いたエッセイの表紙のようなパッケージイラストがとても親しみやすい、パーティー系カードゲームの紹介です。
対象年齢は8歳以上、プレイ人数は3~6人と、パーティー系カードゲームとしては遊びやすい規模のタイトルですね。
初登場が2014年なので、比較的若いカードゲームと言えます。プレイヤーは山札からイベントカードを引き、そのイベントを手札のなかにあるアイテムカードを使って「どう乗り切るか」宣言します。ほかのプレイヤーはその方法で無事乗り切れるかどうかを話し合い、賛同を得られれば宣言したプレイヤーは得点を得るという仕組みです。

コミュニケーションスキルのなかでも説得力に優れた人が有利なゲームですが、そうでない人もくり返すうちに話術が発達しそうですね。小さな子供が本質を得たことを言うこともあるため、子供と一緒に遊ぶのも楽しいかもしれません。

ドブル


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有名漫画のキャラクターに似たモチーフがパッケージイラストに採用されていて、親しみを覚える人もいるのではないでしょうか。対象年齢6歳以上と、小学校にあがりたての子供でも楽しめる仕様なのが嬉しいところです。
プレイ人数は2~8人なため、ある程度の人数が集まっても安心して使うことができます。
平均プレイ時間は15分程度と短いため、飽きずに何度でもプレイできますよ。フランス発祥の人気カードゲームで、プレイヤーは自分のカードに書かれた内容と共通する内容をほかのカードのなかから見つけ出したり、カードに書かれたミニゲームで競い合ったりしながら得点を重ねて行きます。テレビゲーム顔負けのエンターテインメント性が魅力。
対象年齢がかなり低いため、小さな子供がいる家庭におすすめできるカードゲームと言えます。

ナンジャモンジャ


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ゲームに詳しくない人でも、名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。かなり有名なパーティー系カードゲームです。対象年齢が4歳以上と、低く設定されていることがその大きな要因の一つ。さまざまな場所で、遊び道具として活躍しています。
2~6人で遊べ、平均プレイ時間は15分程度というお手軽さ。
パッケージのイラストもあたたかみがあって良いですね。

ルールは至って簡単です。カードに描かれた不思議な生き物たちにプレイヤーが名前を付け、次にその生き物が場に登場した時にその名前を呼ぶだけ。少しユニークな神経衰弱とも言えます。
小さな子供はもちろん、大人でも十分に楽しめますよね。
子供の感性が発揮されるタイトルなため、家族団らんの機会にとくにおすすめなパーティー系カードゲームと言えます。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~


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歴史の教科書で顔を見たことのある偉人がズラリとパッケージに並んだ、なんともすごみのあるパーティー系カードゲームの紹介です。対象年齢は10歳以上なため、子供の歴史の勉強にも大いに役立つことでしょう。
平均プレイ時間は15~30分とややじっくり型、プレイ人数は2~6人となっています。

プレイヤーは偉人を召喚できるという設定ですが、アクシデントにより偉人のパーツを一部しか召喚できなくなってしまったというオマケ付き。
そこで、偉人のパーツを組み合わせて最高の偉人を作り出そうというのが、このカードゲームの趣旨になります。多くの組み合わせが楽しめる一作で、歴史上の人物の顔や業績も頭に入るため、大人だけでなく子供にもおすすめしたいですね。

ボブジテン


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四コマ漫画風のパッケージイラストが、手に取りやすさに拍車をかけるパーティー系カードゲームの紹介です。
日本語特化型のカードゲームで、小さな子供でも十分に楽しめる設計なため、言語教育の一環として取り入れるのも〇。
価格と内容はかなりボリューミーですが、それだけの価値はあるカードゲームと言えるでしょう。
タイトルからもわかるとおり、このゲームは日本語が大好きな「ボブ」のために、プレイヤーたちがカタカナ語をカタカナを使わずに説明し、辞書作りを助けていくというコミュニケーションゲームです。プレイヤーはボブにカタカナ語を説明し、ボブもまた、プレイヤーにカタカナ語を説明してきます。
お互いの説明力と理解力が求められる、パッケージからは予想できないほど知的なゲームですよ。単なるパーティーグッズとしてももちろんおすすめですが、コミュニケーションスキルを磨くための教材としても役に立ってくれそうな一作です。

迷ったときは定番を選ぶのがおすすめ

カードゲームには多くの種類があって、遊び方も千差万別です。また、それぞれに独自のルールが設けられているため、そのルールと自分たちの愛称も重要なポイント。
そうしたことを考えていると、選ぶべきカードゲームがどんなものなのか迷ってしまいますよね。

好みのカードゲームのタイプはわかっていても、「タイプ別のカードゲームの種類が多すぎて……。」という人ももちろんいますよね。また、好みに合うカードゲームを買い足して行ったらいつの間にか棚の一角がカードゲームで占領されてしまっていた、という事態も起こり得ます。
それはそれでカードゲームが好きなら本望かもしれませんが、カードゲームは種類によってはかなり高価なものもあるため、ほかのゲームと違って安価で長持ちするとはいえ、やはり費用がかさんでくればコストを無視するわけにはいきません。

そうしたケースを回避したいのであれば、一般的に広く名の知れ渡ったカードゲームを選ぶのがおすすめです。選ぶ際の面白味には少々欠けるかもしれませんが、いわゆる「ハズレ」を引く心配がないので安全です。
定番になるのには、それだけの理由があるということですね。

幅広い世代が楽しめる「トランプ」や「UNO」


カードゲーム選びで迷った際には、定番のもの、具体的にはトランプやUNOといった一般的な知名度の高いタイプをチェックするのがおすすめです。年配者から子供までなじみのあるカードゲームなため、パッケージが一つあればどこでも誰とでもゲームを楽しむことができます。

また、定番のカードゲームの良いところは、一つのパッケージで遊べるゲームの数が多い点です。
とくにトランプはそのメリットが大きいですね。
通常、カードゲームは一つの種類につき遊び方のバリエーションが限られているものですが、トランプのように汎用性が高いカードの場合は、一つでいくつものゲームを内包していて、場合によってはプレイヤーがその場で新しいルールを作ることもできます。
はるかな昔から、カードゲームはそのようにして発展してきたのでしょう。

凝った造りと複雑なルール、熱い駆け引きなどもカードゲームの大きな魅力ですが、シンプルで親しみやすく、誰もが知っているゲームもまた楽しいものです。カードゲーム選びに困ってしまった時はもちろん、とくにカードゲームに対するこだわりがなかったり、幅広い世代間でゲームを楽しみたかったりする人にも、トランプやUNOといった定番のカードゲームはおすすめです。

まとめ

カードゲームにはたくさんのメリットがあります。
目や肩といった身体的な部分に負担がほとんどかからないこと、頭を使うものが多いのでプレイしていてためになること、遊ぶためにかかる費用が少なくて済むことなど、どれも健康的かつ魅力的なものです。
電子機器に不慣れな年配の方や子供でも楽しめます。

メリットとともに、バリエーションが豊富なこともカードゲームの大きな特徴。
それぞれに違ったルールと魅力があり、どれを選んでも楽しめることは請け合いですが、最大限に楽しむためには、自分がどんな風にゲームをプレイしたいのか・どんなタイプのゲームが得意なのかを見極めることが大切です。

本格的な頭脳バトルが楽しみたいのか、記憶力を競いたいのか、はたまた集まった仲間とワイワイ盛りあがりたいのか……ありとあらゆる楽しみ人に、カードゲームは対応してくれます。
ぜひ、自分の好みと向き不向きをよく分析して、一番楽しめるカードゲームを選んでください。
そうして考えを深めていくところから、すでにゲームは始まっているのかもしれませんね。

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