【2023】カーバッテリーおすすめ27選!選び方や性能ランクの見方も紹介

自動車を動かすうえで絶対に必要な「カーバッテリー」ですが、種類が非常に多く、タイプもさまざま。そこでこの記事では、おすすめのカーバッテリーを厳選。性能ランクの見方や交換方法も紹介します。

自動車の部品・部分の中で最も重要なものは何かと聞かれたら、エンジンと答える方は多いのではないでしょうか。少し自動車に詳しい方なら、タイヤと答えるかもしれません。確かにガソリン車はエンジンが無ければ動きませんから、エンジンはとても大事です。一方タイヤも、自動車の性能を決定付けると言われるくらい重要な部品です。直接地面と接する部分だけに、乗り心地を始めとする自動車の質感的な部分の大半はタイヤが左右すると言って良いでしょう。ですが、それらにも勝る最重要部品が、自動車には存在します。誰もが一度は名前を聞いたことがあるでしょう……カーバッテリーです。

カーバッテリーの役割とは

カーバッテリーの役割は大きく分けて三つ。一つ目はエンジンの始動です。カーバッテリーが上がってしまってエンジンがかからなくなるというケースは珍しくありませんよね。このことから、カーバッテリーが無ければ現代の自動車は全く機能しないということが分かります。

二つ目はライトやワイパー、エアコンなどに代表される電装品への電力供給とその制御です。もしエンジンの始動が手動の車があっても、カーバッテリーが無ければ安全・快適なドライブは望めないでしょう。

三つ目は車載コンピューターへのエネルギー供給。現代の自動車は動力源を問わず電気系統を介して動き、その制御は内蔵しているコンピューターが行いますが、このコンピューターの動力源はカーバッテリーです。自動車というとガソリンで動くイメージですが、実際には現代の自動車は車というよりパソコンや家電製品に近く、その証拠に運転支援機能やインフォテインメントシステムがかなり発達していますよね。

自動車を動かす上で必ず必要なカーバッテリーですが、その種類が非常に多く、またタイプも様々であることをご存じの方はあまり多くないのが現状です。それもそのはず、最近のカーバッテリーは汎用性の高いものが多いので、とくに選び抜かなくても自動車を動かすだけであれば支障が無いケースが多いからです。が、大雑把なカーバッテリー選びはカーバッテリーにも愛車にも負担をかけてしまう可能性が大!各カーバッテリーにはそれぞれ得意分野があり、載せるべき車種も厳密には違います。自動車に本来の能力を十分発揮させるためには、適切なカーバッテリー選びが不可欠なのです。

今回はそんなカーバッテリーについて、おすすめの27モデルをご紹介するとともに、各タイプの特徴や上手な選び方も解説して行きます。有名メーカーのご紹介も合わせて行いますので、ぜひ参考にしてみてください!

カーバッテリーの形式の見方

カーバッテリーには、それぞれ形式と呼ばれるタイプ分けが存在します。正確にはJIS形式と呼ばれますが、この形式によってそのカーバッテリーを載せるべき自動車がおおまかに分かるのです。現代の路上には様々な種類の自動車が溢れていますし、各ご家庭の自家用車も非常にバリエーションが豊富ですので、このカーバッテリーの形式の見極めはとても重要です。ここで失敗してしまうと愛車が傷んでしまいますし、逆にこの部分で正しい選択を行えれば、車もカーバッテリーも長持ちしますし快適なカーライフが送れます。

カーバッテリーの形式は本体に記載されている他、モデル名にも記されていることが多く、読み方さえ覚えてしまえば見分けは非常に簡単です。ですので、ここではカーバッテリーの形式の見分け方と、それぞれの形式に合った自動車のタイプについて解説して行きます。カーバッテリーの基礎知識とも呼べる部分ですので、じっくりチェックするのがおすすめですよ。

標準車(充電制御車含む)


充電制御車を含む標準車に適応したカーバッテリーのJIS形式には、例えば下記のようなものがあります。

55B24R

最初の二桁の数字は、性能のランクを示すものです。カーバッテリーの総合性能は低温時の始動性能と容量によって決まり、この最初の二桁の数字が大きいほど性能が良いことを示します。この数字は50未満なら2刻み、50以上は5刻みの表示で、一般的には60を超えると高ランクと言われます。

次のアルファベット1文字は、カーバッテリーを横に短い面から見た時のサイズを表しています。AからHまであり、サイズとの対応関係は以下の通りです。厳密には各メーカーによって微妙に異なりますので、おおまかな数値としてチェックしていただければと思います。
画像出典:一般社団法人電池工業会


続く二桁の数字は、カーバッテリーの長い方の横幅の外寸です。単位はcmですので、この例の場合は24cm幅ということになります。通常はAやBなどの基本サイズと合わせてB19などと呼ばれ、その例ですと「短側面127mm×200mmおよび長側面127mm×190mm」ということを表します。

最後のアルファベット1文字は、+-端子の極性位置を示しています。少し言葉が難しいですが、要はカーバッテリーの+端子がどこにあるかということです。カーバッテリーの横幅の短い方のうち、本体プラス側から見て+端子が左側にあるならL、右側にあるならRと表記されます。この例の場合はRですから、+端子は右側です。

これらのことから、「55B24R」というJIS形式のカーバッテリーは「性能ランク55、短側面127mm×200mmおよび長側面127mm×240mm、端子右側」であることが分かります。最初は分かりづらいですが、慣れるとすぐに読めるようになりますので、カタログやネットでカーバッテリーを探しながら読み取りの練習をするのがおすすめですよ。

充電制御車とは


省燃費車(いわゆるエコカー)には「充電制御システム」と呼ばれる省燃費機能が搭載されています。ですので、充電制御車とは省燃費車のことと考えて良いでしょう。

カーバッテリーはエンジンが回転する力を用いて充電されます。この時に働くのは、エンジンに付いているオルタネーターと呼ばれる発電機です。通常の自動車のオルタネーターはエンジン回転中は常に稼働していますが、充電制御システム搭載車は一定時間オルタネーターを停止させることでエンジンの負荷を減らして燃費を向上させます。

このシステムは燃費向上には役立つ一方、カーバッテリーにとっては充電と放電が短い間隔で繰り返されるので正直なところあまり好ましいものではありません。スマートフォンやパソコンのバッテリーで考えると分かりやすいかと思います。放電は9割方充電が完了してから・放電はバッテリー残量15%付近まで行うのが充電池の扱いの基本です。充電・放電を短時間のうちに繰り返したり過充電を行ったりすれば、充電池の性能は早く劣化してしまいます。

ですがご安心ください。この負荷の大きな充電制御システムに対応すべく、各メーカーはカーバッテリーの性能を大きく向上させてきましたので、今ではそうした高性能カーバッテリーを手ごろな価格で購入することができるようになりました。ですのでカーバッテリーを選ぶ際には、ご自身の車が充電制御システム搭載車かどうか確かめてみることをおすすめします。

アイドリングストップ車


最近の自動車には運転支援システムと同じく当たり前のように搭載されるようになったアイドリングストップ機能。「アイドリングストップ」は和製英語で、英語圏では「start-stop」または「stop-start」システムと呼ばれるのが一般的です。交差点で停車するとエンジンが止まり、発進時に再びエンジンがかかる車を目にする機会が増えましたが、あの現象がいわゆるアイドリングストップです。

アイドリングストップ搭載車用のカーバッテリーは、理由は後述しますが、標準車向けのものとは異なり、形式表記も違ってきます。例えば、以下のような形式表記があったとします。

M-65R

中央の二桁の数字は、標準車用カーバッテリー同様に性能ランクを示します。この例では65ですので、高性能な部類に入るでしょう。

末尾のアルファベットは、これも標準車用のものと同じく端子の向きです。が、アイドリングストップ車用のカーバッテリーの場合、ここの表記があるのはR(端子右側)のモデルのみで、L(端子左側)の場合は表記されません。

そして先頭のM。これはカーバッテリー本体のサイズを表しています。J、K、M、N、P、O、S、T、U、V、W、Xの12種類で、標準車用のモデルとのサイズ対応は以下のようになります。
画像出典:Usappy


ちなみに、アイドリングストップ機能は充電制御システム同様、通常のカーバッテリーにとっては大きな負担となります。自動車に限らず全ての電化製品に言えることですが、電力が最も必要になるのは起動時です。その際に、電池の電圧を一気に上げなければいけません。アイドリングストップ機能はこの作業をカーバッテリーに何度も行わせますので、必然的にアイドリングストップ対応カーバッテリーでないと劣化が大幅に早まってしまうのです。また、何度もスタートとストップを繰り返すわけですから、エンジン周りへの負担も相当なものになります。こうした面からアイドリングストップ機能に関しては見直す動きが出て来ており、実際にトヨタ自動車などは2020年ごろからアイドリングストップを搭載しないモデルを展開して注目を集めています。

なお、アイドリングストップ搭載車はエンジン周りを始めとする駆動系に耐久性の高いパーツを採用しているため、通常の使用で運転に不具合が出ることはほぼ無いと思われますのでご安心ください。

このように、アイドリングストップ機能は一般的なカーバッテリーとは非常に相性が悪く、この機能に対応するカーバッテリーは従来製品とはまったく異なります。ですので、アイドリングストップ搭載車にお乗りの方は、カーバッテリー選びの際にお目当てのモデルが標準車用などの従来製品でないかどうか念入りにチェックすることがおすすめです。

ハイブリッド車


日本車と言えばハイブリッドと世界的に認識されているくらい、ハイブリッド機能は日本国内では有名かつ人気のある機能です。トヨタ自動車が初代プリウスに採用して以降、省燃費システムの最右翼として大活躍中。最近では外部との電力のやり取りが可能なPHEV(いわゆるプラグインハイブリッド車)も普及してきており、その勢いはとどまることを知りません。

そんなハイブリッド車もまた、動くためには専用のカーバッテリーを必要とします。ハイブリッド機構は充電制御システムやアイドリングストップ機能よりもさらに複雑かつカーバッテリーに負担を強いる仕組みですので、特別な製品が不可欠なのです。

ではここで、ハイブリッド車に対応したカーバッテリーの形式表記の例を見てみましょう。

S34B20R

先頭のS以外は、標準車用のカーバッテリーの形式と見方は同じです。この表記ですと、性能ランク34で端子右側のB20サイズのカーバッテリーということになります。

先頭のSはカーバッテリーが制御弁を備えていることを表します。以下で解説しますが、ここがハイブリッド車用カーバッテリーの特殊なところです。

ハイブリッド車はカーバッテリーが二つ必要


ハイブリッド車はエンジン駆動を助けたりEV走行を可能にしたりするための駆動用バッテリーと、標準車のカーバッテリーと同じく電気系統に関わる補機バッテリーを搭載します。ここでご紹介しているのは補機用バッテリーです。ハイブリッド車の駆動用バッテリーは非常に高価で、メーカー純正品ですと国産のものでも20万円前後、外国ブランドの高級車になりますと100万円を超えるものまであります。なので、駆動用バッテリーが弱って来た時の交換費用はかなりのもの。ハイブリッド車の中古車価格があまり高くないのは、駆動用バッテリーが劣化したまま交換されていない車両が市場に散見されるからだとも言われています。

ハイブリッド車用のカーバッテリー、いわゆる補機バッテリーは、通常のカーバッテリーと価格はそこまで変わりません。ただし、補機バッテリーは他のタイプのカーバッテリーと比べて電力量が少なく、単体でエンジンのオルタネーターを動かすことができません。ですのでバッテリーが上がって動けなくなっている車があっても助けてあげることができません。また、補機バッテリーはオルタネーターは動かせないものの電気系統への電力供給は一手に引き受けていますので、補機バッテリーがエネルギー切れを起こすとハイブリッド車は動けなくなります。ハイブリッド車にお乗りの方は、この部分で注意が必要です。

補機バッテリーは通常、車室内やトランクルームに設置されます。そのため、バッテリー内で発生するガスが車内に漏れ出ないよう、前の部分でご紹介した制御弁が付いているのです。

わからなければ同じものを選ぶと安心


カーバッテリーの形式表記を最初から全て覚えきるのは困難ですし、正確に覚えていない状態で製品選びをしてもし間違えてしまったら大変です。なので、もしお乗りの車にぴったりなカーバッテリーの形式が分からない場合は、今お使いの、または新車時に純正で付いていたカーバッテリーを選ぶことをおすすめします。

カーバッテリーのメーカーとモデル名が分かったら、形式表記の意味は分からなくても、そっくり同じ表記のものを選べばそれでOkです。

現在お乗りの車が中古車で、搭載されている社外品のカーバッテリーが弱ってきた場合、交換するにあたって100%安心安全なのは、やはり新車時のカーバッテリーを選ぶことでしょう。メーカー純正品は高価ですが、その車種に最も合ったモデルをメーカーが設定しているわけですから、間違いは起こらないと考えて良いでしょう。

また、中古車を購入する際はカーバッテリーの状態を事前によくチェックすることもおすすめします。とくにハイブリッド車(この場合は駆動用バッテリー)やアイドリングストップ車の場合は要チェックですよ。

カーバッテリーの選び方

カーバッテリーには様々な形式があることはご紹介しましたが、ご自身のお車に合った形式が分かった後はカーバッテリーそのものを選ばなければいけません。ところが、カーバッテリーはその種類が非常に多く、同じ形式であっても性能や使い勝手は千差万別。いざどれか一つを選ぼうとしても、迷ってしまうことがほとんどでしょう。

そこで、ここでは上手なカーバッテリーの選び方について、項目別にご紹介して行くことにします。ぜひ参考にしてみてください!

電気容量は大きいほうがおすすめ


基本的に、カーバッテリーは電気容量の大きいモデルがおすすめです。同じシリーズであっても電気容量は違うものがラインナップされているというケースは多く、言ってみればこれはグレードのようなもの。42や60といった形式表記のところでご紹介した数字が大きいほど、電気容量も大きくなります。

一部ではカーバッテリーの電気容量が大きくなる=性能ランクが上がるとオルタネーターへの負担が増えて燃費が悪化するという意見もありますが、高性能バッテリーは充電受け入れ性能も高く、容量がゼロになるまで放電してしまわない限りはオルタネーターへの負担は増えないどころか、逆に減ります。

カーバッテリーの電気容量を増やすことには、カーナビ等の電装品を増やせる/高性能化できる・オーディオの音質が向上する・長時間放置してもバッテリー上がりを起こしづらくなる・交換頻度が減る・低温時のエンジン始動性が上がるなどのメリットがあります。とくに後半の二つは非常にありがたいものです。カーバッテリーは場合によっては高価な買い物となりますが、高性能なモデルであれば放電の深度が浅く、劣化が遅いのが特徴。交換頻度が劇的に減り、経時的に有利ですまた、電池は総じて低温・高温に弱く、とくに冬場はエンジンがかかりにくいケースも多々。ですがハイパワーなカーバッテリーを搭載すればその心配はいりません!

高性能なカーバッテリーを選ぶことのデメリットは、経済的な負担と車両の総重量が増えること。とはいえ、カーバッテリーの性能ランクが一つ上がった時の価格差は5000円程度、重量差も1~3kgほどです。ですので、予算が許すのであれば、お目当てのカーバッテリーのシリーズを決めたなら、その中でできるだけ高性能なモデルを狙うことをおすすめします。

端子の向きが合っているか


カーバッテリーの端子には向きがあるというご紹介はすでにしてありますが、これには理由があります。車側のバッテリー端子のうち、マイナス端子は必ずボディに近くなるように設計されていることです。これは、万が一事故等の衝撃でボディが損傷した際、ボディの金属部分とカーバッテリーのプラス端子が接触するのを防ぐための設計。もしもカーバッテリーのプラス端子とボディの金属部分が接触した場合は、強烈なショートを起こして車両火災・爆発の原因になってしまいます。

ですので、カーバッテリーを購入する際は、バッテリー側の端子の向きが車のものと一致するかどうか必ずチェックしてください。カーバッテリー形式末尾のLRで判断すればOKなので簡単ですね。表記が無い場合はRですから端子は右向きです。

ごく稀に、端子が左右逆のままでカーバッテリーを装着している車両があります。確かに、そうした形で無理やり接続することは可能と言えば可能なのですが、リスクを考えるとあまりにも危険です。また、カーバッテリーはできるだけご自身で購入することをおすすめします。他の方に購入してもらったり、中古品を譲ってもらったりした場合、端子の向きが逆だと無駄になってしまうからです。

専用バッテリーか必要な車種もある


車の中には、専用のカーバッテリーを必要とするものもあります。その代表例が、大型トラックやバン、バスなどの大型貨物車両や配送車などです。これらの車は停車と発進・加速を一般的な自動車の何倍も繰り返さなくてはならないため、車両本体にだけでなくカーバッテリーにも大きな負担をかけます。なので、非常にハイスペックなカーバッテリーが専用品として用意されているのです。バッテリー形式は「85D26L」や「105D31R」など。60で高めと言われる性能ランクが80を超えていることからも、その圧倒的な実力がお分かりになるかと思います。

また、ポルシェのスポーツタイプやフェラーリ、ランボルギーニといった高性能スポーツカーや高級ブランドの車種も、総じて高性能なカーバッテリーを搭載しています。これらの車たちは走行性能が第一ですので、カーバッテリーにコストをかけてあげないと本来の実力を発揮できません。

最新のプラグインハイブリッドカーのカーバッテリーも高性能な傾向にあります。消費電力が大きいことに加え、非常に高度な電装システムを備えていることがその理由。基本的に、高額な車両にはハイクラスなカーバッテリーを搭載するのがおすすめということです。車種を限定して「適合バッテリー」というキーワードだけで調べると多くのカーバッテリーがヒットしますが、その中でぴったりなものはごく少数。よほど高性能なものでない限り、高額車には純正カーバッテリーか標準装備品を装着するのが無難です。

カーバッテリーのおすすめメーカー

カーバッテリーについての知識をたくわえても、いざどのモデルを選ぼうかという段階になると、どれにしようか迷ってしまうということもあるかと思います。性能やサイズは吟味できたけれど、対応しているカーバッテリーが多すぎてどれも同じに見えてしまう……そんな時には、思い切ってメーカーから攻めてみるのもおすすめです。

日本は世界でも有数の自動車大国ですので、カーバッテリーのメーカーが多くあります。日本の製品はどの国でも評判が良いですから、間違いないカーバッテリー選びをしたいならまずは日本のメーカーをチェックするのがおすすめです。

また、海外にも有名なカーバッテリーメーカーが幾つもあります。とくに高性能車・スポーツカーの開発や販売は海外、中でもドイツの得意とするところ。そうした車種にお乗りの方は、海外メーカーも同時にチェックするのがおすすめです。

そこで、ここでは厳選したおすすめのカーバッテリーメーカーを4つご紹介したいと思います。どのメーカーも自動車ファンの間では非常に有名で、かつ実績も伴うところばかり。それぞれ特色がありますから、好みに合わせて選んでみてください!

世界シェアトップ「GSユアサ」


GSユアサは株式会社ジーエス・ユアサコーポレーションが展開する事業会社の一つで、自動車用および産業用各種電池・電源システム・受変電設備・照明機器・紫外線応用機器・特機機器の製造・販売を主な業務としています。母体の日本電池は1895年に日本初の鉛蓄電池を開発した人物が立ち上げた老舗中の老舗で、まさに電池産業のパイオニア。鉛蓄電池の分野全体では世界3~4位のシェアを誇りますが、カーバッテリーの分野に限ると国内1位・世界2位とさらに存在感が増します。とくに国内ではシェア1位であることからも分かるように圧倒的な人気で、展開している製品のバリエーションも豊かです。

GSユアサのカーバッテリーは高品質なことで知られ、自動車ファンからの支持も厚いので幅広い方におすすめできます。メインのシリーズは「ECO」シリーズで、中でも欧州発の世界規格を日本向けにアレンジして開発された「ECO.R.ENJ」は汎用性の高さが抜群。標準車からハイブリッド車まで、全ての車種に対応します。また欧州車専用の「EU」シリーズも、とくにドイツ車ユーザーの方から人気です。最上級・量販店向け・サンデードライバー向けとランクがしっかり分けられており、モデル選びにも迷いません。

支持率ナンバーワンメーカーだけに保証も充実しており、その期間は標準で24か月または走行距離4万km。これだけの長期があれば安心して使い続けられますね。なお、保証対象は国内で使用されている「GSユアサ」ブランドのカーバッテリーに限られるようですので、そこだけご注意ください。母体が世界的なメーカーですので展開しているブランドが多く、海外で販売されている製品を購入する方が一定数いるため、メーカーHPにもその旨が記載されています。

人気がある・高品質・充実のアフターサービスと三拍子そろっていますので、カーバッテリーを選ぶ際にメーカーからチェックして行くなら、GSユアサは選択肢に入れることを強くおすすめできるメーカーです。

コスパに優れる「ATLAS BX(アトラスビーエックス)」


ATLAS BX(アトラスビーエックス)は、韓国のメーカーである韓国電池が世界的に展開しているバッテリーのメーカー/ブランドです。韓国初のメンテナンスフリーバッテリーを開発するなど本国内ではバッテリー技術の先駆者的存在で、1944年の設立以降勢力を拡大し、現在では世界130か国に製品を輸出するまでになっています。韓国は電池技術に優れた国で、電気自動車用のバッテリーメーカーとして有名なサムスンやSKエネルギー、LG化学などを抱えていますから、その中でも早くから品質に定評を得ていたアトラスビーエックスはおすすめのメーカーと言えます。

アトラスビーエックスのカーバッテリーの特徴は、なんと言っても優れた技術を生かした特殊な極板。母体の韓国電池は、極板を修理・販売することから事業をスタートしています。その影響なのか、アトラスビーエックスは極板に関しては世界的な第一人者。新カルシウム合金を採用し、減液特性・自己放電特性を高めたカーバッテリーは耐久性とパワーの両面で他メーカーの製品に対して大きなアドバンテージを得ています。また、鋳造式一体型ストラップという個性的な構造を用いて振動耐性と高い始動性能も獲得していますので、アトラスビーエックス製のカーバッテリーは総じて使いやすく長持ちなのです。

加えて、アトラスビーエックスを語る上で忘れてはならないのが圧倒的なコストパフォーマンスの高さでしょう。カタログには定価が載っておらず、事実上のオープン価格なのですが、代理店経由で販売されている製品はおしなべて安価。競合モデルよりもかなりお手頃で、格安かつ高品質なカーバッテリーをお求めの方には大いにおすすめできます。リーズナブルな価格帯のモデルであっても保証期間は約2年と長めなものが多いですから、安心して使えるところもポイント。対応車種も広く、日本車専用のラインもありますので、検討しやすいメーカーと言えます。

ブルーバッテリーが人気「Panasonic(パナソニック)」


日本の電機メーカーと言えばやはりPanasonic(パナソニック)。家電や乾電池のイメージが強いメーカーですが、カーバッテリーの分野でも活躍しています。大メーカーならではの安心感と、そのブランド力に恥じない高品質なラインナップが魅力です。

パナソニックのカーバッテリーとして人気なのが、2006年に登場した「カオス・ブルーバッテリー」シリーズです。販売開始の年に日刊自動車新聞の用品大賞を受賞して早くも名声を確保したこのシリーズは、年々改良が重ねられ、今ではプレミアムな国産カーバッテリーの代表的存在となりました。2014年からはユーザーが選ぶ「みんカラ パーツオブザイヤー バッテリー部門」の1位を独占し続けており、市場シェアではGSユアサに譲るものの、コアなファンからの支持と品質への評価は常に安定しています。

ブルーバッテリーシリーズは電気容量が競合モデル比で業界最高水準。製品寿命が平均より1.2倍長く、減液スピードが遅いためバッテリー液補充のインターバルも長く取れます。メンテナンスの頻度を抑えられることも大きな魅力ですよね。爆発等の破損事故を防ぐ特殊な設計と、耐腐食合金を採用した本体の頑丈さもポイントです。加えて大パワーなカーバッテリーならではのメリットとして、カーオーディオの音質が大きく向上することも挙げられます。この点はメーカーHPにも載っているくらいですから、明確なセールスポイントなのでしょう。ですので、車内で音楽鑑賞を楽しみたい方にもパナソニックのカーバッテリーはおすすめできます。欧州車専用のモデルも豊富ですので、輸入ブランドを愛用する方にももちろんおすすめできますよ。

耐久性に定評のある「BOSCH(ボッシュ)」


「BOSCH(ボッシュ)」という名前を聞いたことがあるでしょうか?少し自動車のことを知っている方ならば、ピンと来るビッグネームです。それもそのはず、ボッシュ(正式名称は「ロバート・ボッシュ」)は世界最大の自動車部品メーカー。1886年の創業以来、あらゆる自動車メーカーに部品を供給し続けています。自動車メーカーの多くは部品を内製せず外部から調達することが多いので、ボッシュは自動車業界の屋台骨を支える存在と表現しても過言ではないでしょう。本社はメルセデス・ベンツやポルシェと同じドイツのシュツットガルトにありますが、日本国内にも関東地方を中心に大きな拠点を幾つも構えています。

ボッシュのカーバッテリーの魅力は、その耐久性の高さにあります。生まれ故郷のドイツでは速度無制限区間のあるアウトバーンがいまだに現役ですので、車自体にもカーバッテリーにも、大パワーとタフさが求められるのでしょう。また、ドイツは冬になるとかなり寒くなる地域が多いため、ボッシュのカーバッテリーは総じて低温始動性に優れています。その影響からか、温度変化による劣化も競合モデルと比べてしづらく、結果として長持ちです。完全メンテナンスフリーのモデルも多くあり、高品質かつ手間いらずのカーバッテリーをお探しならボッシュは強くおすすめできるメーカーと言えます。

ドイツのメーカーだけに、欧州車専用のラインナップが充実しているところも隠れた魅力の一つ。輸入車が増えて来て、日本カーオブザイヤーの大賞をメルセデス・ベンツやボルボの車種が取るようになった現在、ボッシュのカーバッテリーの需要もまた増すばかりです。もちろん国産車専用のモデルも多く、とくにハイブリッド車専用の補機バッテリーの耐久性の高さは評価されています。加えて、驚異の3年保証を実現した「ハイテックシルバー」シリーズも大人気。2年でも長いとされる保証期間がさらに1年上乗せされているというのは、相当な自信の表れです。すでに押しも押されもせぬ大メーカーですが、その進化にとどまる気配はありません。価格帯は少々プレミアムですが、性能と耐久性の究極的な両立を求めるなら、ボッシュのカーバッテリーは大いにおすすめです。

カーバッテリーおすすめ27選

知識を身に付け、メーカーまでチェックし尽くしても、まだまだ迷う余地のあるのがカーバッテリー選びの悩ましいところです。魅力的なモデルが多すぎることが最大の理由なのですが、1台の車に搭載できるカーバッテリーは1つだけ。そこで、ここでは最終的なカーバッテリー選びに困ってしまった時のために、厳選したおすすめの27モデルをご紹介したいと思います。どれもユーザー人気の高い製品ばかりで、各々に特徴がありますから、ご自身のニーズと照らし合わせて入念にチェックしてみてください!

VARTA(バルタ)「シルバーダイナミック 570901076」


画像出典:Amazon.co.jp


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VARTA(バルタ)はドイツのカーバッテリーブランドで、手ごろな価格で高品質なモデルを提供してくれるため多くのファンがいます。ここではそんなバルタのラインナップから、扱いやすくリーズナブルなカーバッテリーをご紹介します。
輸入車、とくにドイツ車には純正でこのカーバッテリーが搭載されていることが多く、そうした車種にお乗りの方には大いにおすすめです。対応メーカーはアウディ、ポルシェ、ボルボとなっていますが、アウディとポルシェはともにフォルクスワーゲングループだからか、フォルクスワーゲンブランドの車種でも問題無く使えるようです。

初期充電の無償化や24か月または走行3万kmまでの保証も付いていますので、安心して使えるモデルと言えるでしょう。

VARTA(バルタ)「輸入車バッテリー SILVER DYNAMIC AGM 595 901 085」


画像出典:Amazon.co.jp


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こちらは上でご紹介したモデルのバージョン違いで、高品質かつ保証が優れているというメリットは変わりません。適合メーカーはメルセデス・ベンツおよびBMW。ドイツ車の本命とも呼ぶべき二大メーカーに対応していますので、多くの方におすすめできるモデルと言えるでしょう。

BOSCH(ボッシュ)「PS-Iバッテリー 輸入車バッテリー PSIN-7C」


画像出典:Amazon.co.jp


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こちらは天下のボッシュが展開する信頼性の高いカーバッテリーです。メンテナンスフリーな設計が嬉しいですね。欧州車専用だけにパワーがあり、寿命も長いことが魅力。独自技術が盛りだくさんで使い勝手は非常に良好ですから、輸入車ユーザーの方におすすめです。

AUQA DREAM(アクアドリーム)「充電制御車対応 CAR BATTERY AD-MF 110D26L」


画像出典:Amazon.co.jp


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格安ながら性能は競合メーカーの高級モデルを凌ぐほどの、非常にお買い得なカーバッテリーのご紹介です。始動性と容量の大きさは同クラスでは間違いなく業界最高峰。防爆フィルターの採用により高い安全性を確保しており、衝撃と振動に強いのも大きな魅力です。カルシウムすず合金プレートを備えているので製品寿命も長いですから、コストパフォーマンス重視のカーバッテリー選びをされる方におすすめしたいモデルと言えます。

GS YUASA(ジーエスユアサ)「ECO.R Revolution アイドリングストップ車対応 ER-N-65/75B24L」


画像出典:Amazon.co.jp


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業界トップシェアを誇るGSユアサから、アイドリングストップ車に特化したカーバッテリーのご紹介です。カーバッテリーにとって負荷の高いアイドリングストップシステムに対応すべく、耐久性が従来モデル比で大幅に高められたこのモデル。急速に充電できるクイックチャージシステムを備え、省燃費にも貢献しています。腐食と変形に強い「ウルトラロングライフ構造」の採用も見逃せないポイントで、アイドリングストップ車にお乗りの方には大いにおすすめしたいモデルです。

ATLASBX(アトラスビーエックス)「Dynamic Power AT(MF)95D26R」


画像出典:Amazon.co.jp


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高いコストパフォーマンスが魅力のアトラスビーエックスから、日本車専用のカーバッテリーのご紹介です。性能ランクが95と非常に高く、それでいて1万円を切るほどのリーズナブルさはお買い得の一言。カーバッテリーの性能を上げることにデメリットはほとんどありませんから、ワンランク上のカーライフを望む方におすすめの一台です。

ATLASBX(アトラスビーエックス)「Dynamic Power AT(MF)60B24L」


画像出典:Amazon.co.jp


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こちらは、上でご紹介したシリーズのスタンダードタイプです。耐久性と安全性の高さはそのままに、電力容量を若干抑えて価格を大幅に引き下げています。カーバッテリーの購入費用をできるだけ低くしながら、品質もしっかり確保したい方におすすめです。

古河電池「FURUKAWA AS-40B19L Altica STANDARD」


画像出典:Amazon.co.jp


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バッテリー専業の古河電池から、軽自動車向けのカーバッテリーのご紹介です。高性能化が進む軽自動車に対応すべく、高い耐久性と24か月または4万kmまでの保証を組み合わせた充実の一台。それでいて非常にリーズナブルな価格を実現していますので、軽自動車ユーザーの方には強くおすすめできます。

VARTA(バルタ)「Silver Dynamic アイドリングストップ車用 60B20L」


画像出典:Amazon.co.jp


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バルタから、アイドリングストップ車専用のカーバッテリーのご紹介です。日本ではドイツの部品メーカーといえばボッシュですが、何を隠そうそのボッシュの下請けとしてカーバッテリーを製造しているのはこのバルタ。品質はボッシュ製品そのものながら、価格はバルタならではのお手頃さというのが最大の魅力です。コストパフォーマンスに優れた高性能カーバッテリーをお求めの方におすすめできます。

昭和電工マテリアル株式会社「Tuflong Premium JP AK-42/55B19L」


画像出典:Amazon.co.jp


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こちらのカーバッテリーは、標準車からアイドリングストップ車に至るまで、幅広いレンジをカバーしてくれるモデルです。充電受け入れ特性が従来モデルの1.8倍というのも大きなポイントで、これによりオルタネーターにかかる負担が大幅に減り、燃費の向上につながります。標準車にお乗りの方には、とくにおすすめできる一台です。

AUQA DREAM(アクアドリーム)「充電制御車対応 CAR BATTERY AD-MF 55B19R」


画像出典:Amazon.co.jp


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メンテナンスフリーが魅力のカーバッテリーのご紹介です。このAUQA DREAM(アクアドリーム)というメーカーのカーバッテリーは、エネルギー効率の高さが特徴で、とくにパワーが必要な大型車に向くとされます。ですのでこのモデルも、トヨタのランドクルーザーやジープ・ラングラーなどの本格的な4WD車にお乗りの方にとくにおすすめできると言えます。

NISSAN(ニッサン)「Vシリーズ 40B19L」


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メーカー名から分かる通り、日産自動車の純正カーバッテリーのご紹介です。言うまでもなく、日産車にお乗りの方におすすめですよ!保証期間が36か月または走行8万kmまでと驚異的に長いのが特徴で、ここに日産の大きな自信が見てとれます。

GSユアサ(ジーエスユアサ)「ECO.R スタンダード EC-40B19R-ST」


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GSユアサ独自の急速充電システムであるクイックチャージに、さらなる磨きをかけたカーバッテリーです。スタンダードモデルだけに価格が非常にリーズナブルで、普通車にお乗りの方でしたらこれで十分。汎用性の高いおすすめモデルです。

GSユアサ(ジーエスユアサ)「ECO.R ハイクラス EC-70B24L-HC」


画像出典:Amazon.co.jp


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こちらは36か月または6万kmという、自動車メーカー純正品に迫るほどの長期保証を備えた充実の一台です。性能ランクが70と高い割には価格が控えめなのも嬉しいですね。週末しか車に乗らない方には、バッテリー上がりを起こしづらいのでとくにおすすめです。

GSユアサ(ジーエスユアサ)「ECO.R ENJ ENJ-375LN2」


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GSユアサの日本車専用のカーバッテリーです。性能ランクから考えると、アルファードクラスの大型ミニバンに向きます。大人数でのお出かけが頻繁な方にとくにおすすめできますよ。

Panasonic(パナソニック)「カオス ハイブリッド車用 N-S42B20R/HV」


画像出典:Amazon.co.jp


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ユーザー満足度ナンバーワンの名をほしいままにするカオスシリーズから、ハイブリッド車の補機バッテリーのご紹介です。性能ランクはスタンダードですが、パワー特性に優れるためオーディオの音質向上も狙える一台。価格は少々プレミアムながら、結果的にはコストパフォーマンスに優れます。

Panasonic(パナソニック)「カオス 標準車(充電制御車)用 N-60B19R/C7」


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カオスシリーズから、パワー効率を高めて耐久性も向上させたカーバッテリーのご紹介です。なんと、その長持ち具合は従来製品の1.6倍! 元々タフだったカオスシリーズが、さらに魅力的になりました。手に取りやすい価格ですので、初めてのカーバッテリー交換にもおすすめです。

BOSCH(ボッシュ)「ハイテックシルバーII HTSS-55B19R」


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完全メンテナンスフリーが自慢の、ボッシュのカーバッテリーのご紹介です。欧州メーカーならではのハイパワー・長持ちモデル。加えて36か月の長期保証も大きな魅力です。多くのメーカーが走行距離も保証条件に加える中、ボッシュは太っ腹かつシンプルに試用期間のみに絞ってきました。つまり3年間のうちでどれだけ乗っても保証付きということですので、走行距離が伸びがちなドライバーの方々にとくにおすすめですよ!

BOSCH(ボッシュ)「ハイテックプレミアム HTP-S-95R/130D26R」


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こちらは、充放電の繰り返しに強いタフな設計のカーバッテリーです。負担の大きな充電制御システムやアイドリングストップ搭載車にお乗りの方に大いにお勧めできる他、性能ランクが非常に高いことから標準車でカーバッテリーをランクアップさせたい方にもおすすめです。

BOSCH(ボッシュ)「ハイテックHV HTHV-S40B20R」


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.欧州車専門というイメージの強いボッシュですが、こちらのモデルのように日本車の、しかもハイブリッドモデルに特化したカーバッテリーも提供してくれています。アクア、プリウス、カローラハイブリッドと人気どころを全て押さえてきていますので、エコカーユーザーの方に強くおすすめしたいモデルと言えます。

BOSCH(ボッシュ)「シルバーX SLX-5K LN1」


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従来の鋳造シルバーに変わって、鍛造シルバー合金を採用した高性能カーバッテリーがこちらです。鍛造になると金属の耐久性は大幅に向上しますから、元々タフだったボッシュのカーバッテリーの魅力はさらに向上しています。とくに輸入車ユーザーの方におすすめです。

昭和電工マテリアル株式会社「国産車バッテリー KT 40B19L」


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軽トラックユーザーの方に向けて開発されたモデルです。ほこりと振動に強い設計が魅力ですよ。軽トラックを始めとする輸送車・運搬車は過酷な環境で扱われることが多いだけに、こうして性能ランクを抑えて耐久性に特化したカーバッテリーが向くケースもあるのです。

ATLASBX(アトラスビーエックス)「国産車バッテリー AT(MF)90D23L」


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極板技術に定評のあるアトラスビーエックスの中でも、新素材を極板に採用したおすすめモデルがこちらになります。インジケーターを備えているので、充電率が一目で分かるのも嬉しいですね。

ATLASBX(アトラスビーエックス)「国産車バッテリー アイドリングストップ車用EFB Technology M-42(B20L)」


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こちらはアイドリングストップ車に最適な高耐久カーバッテリーですが、その長寿命を生かして標準車に搭載することもおすすめです。

アイドリングストップ機能に対応できるということは高い耐久性とエネルギー効率の証ですので、特別な機能を持たない標準車に搭載するのであれば、そのクオリティの高さはそのまま余裕となって現れます。適切な扱いを心掛ければ一般的な標準車向けのカーバッテリーよりも間違いなく長持ちしますので、ランニングコストを考慮したカーバッテリー選びをしたい方にもおすすめできます。

ACDelco(エーシーデルコ)「輸入車バッテリー LBN1」


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エーシーデルコはアメリカの自動車メーカーであるゼネラルモーターズの一部門。アメリカ製品ならではのタフさが持ち味で、長持ちすることで有名なトヨタ車の純正部品も製造しています。

エーシーデルコのカーバッテリーは総じてハイパワーかつ長寿命で、シボレー・コルベットやキャデラック・エスカレードなどの大排気量アメリカ車ユーザーの方からとくに支持が厚いことで有名です。<こちらのモデルもその例にもれず、大型車にお乗りの方にはとくにおすすめですよ。

ACDelco(エーシーデルコ)「国産車バッテリー SMF40B19L」


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.エーシーデルコのカーバッテリーは、実質ゼネラルモーターズ製というブランド力の高さもさることながら、そのリーズナブルさも大きな魅力の一つです。こちらのモデルも低温時始動に関して非常に高い評判を得ていながら、価格は5000円前後という驚きの安さ。日本車専用という規格も嬉しいポイントです。

Panasonic(パナソニック)「SB N-40B19L」


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パナソニックから、スタンダードなカーバッテリーのご紹介です。パワーを控えめにして価格を抑えてはいますが、カルシウム合金採用でメンテナンス性を向上させている他、寿命判定ユニット「ライフウィンク」を備えていますので交換時期の見極めも簡単。間違いなくお買い得なカーバッテリーのうちの一つと言えるでしょう。

性能的にはミニマムなため、コンパクトカーユーザーの方におすすめできます。24か月または走行4万kmまでの充実した保証も付いていますので、スタンダードモデルといえども安心して使うことができますよ。

よくある質問

ここでは、カーバッテリーが抱かれがちな疑問・質問について解説して行きます。購入すべきモデルが決まっても、もやもやが残ったままではすっきりしませんよね。そうした漠然とした不安を取り除くべくしっかり掘り下げておきましたので、参考にしてください。

カーバッテリー交換時期は?


自動車部品全般に言えることですが、カーバッテリーについても誰もが気になるのが交換時期でしょう。いくら長持ちとはいえそこは電池ですので、いつかは交換しなければなりません。

一般的にカーバッテリーは2~3年で交換すべきと言われますが、実際には少し違います。標準車で2~5年、アイドリングストップ車で2~3年、ハイブリッド車で4~5年というのが正確なところで、乗り方によっても大きく変わって来るというのが現状です。

カーバッテリーには、交換サインがいくつかあります。代表的なものは「エンジンがかかりにくい」「ヘッドライトが暗い」「バッテリー液が変色している」「電圧が下がっている」「(アイドリングストップ車に限られますが)アイドリングストップが使用できない」などです。

カーバッテリーは、車に乗る頻度が少ない・短距離走行や夜間走行が多い・ライトやスイッチがつきっぱなし・電装アクセサリーを多く付けている・低温/高温下での運転などで消耗が早まります。取れる対策としておすすめなのは「週に1度、30分程度はドライブする」「ライトを電力消費の少ない電球に変える」「寒冷地仕様のカーバッテリーを使う・夏場は直射日光を避けて駐車する」など。日頃のケアで、カーバッテリーの寿命は大きく伸ばすことができますよ!

また、定期的な点検と補水を欠かさないこと・バッテリー上がりを起こさないことも、カーバッテリーを長持ちさせる秘訣です。

カーバッテリーの交換方法は?


カーバッテリーは自動車整備工場やディーラーに交換を依頼すると工賃がかかります。なので個人で交換する方も多いのですが、その際にはいくつか注意すべき点があります。

まず、ゴム手袋・スパナ・保護眼鏡・グリスなどの工具を一式そろえてください。とくに手袋と保護眼鏡は安全面から必須。スパナも必要です。

交換手順は「古いカーバッテリーのケーブルをマイナス→プラスの順に外す」→「新しいカーバッテリーを金具で固定する」→「新しいカーバッテリーのケーブルをプラス→マイナスの順に取り付ける」。ケーブルの順番を間違うとショートする可能性があるので十分にご注意ください。

もし作業に不安があるのであれば、無理をせず専門家に頼むのがおすすめですよ。

カーバッテリーの処分方法は?


廃カーバッテリーは特殊ゴミの範疇ですので、冷蔵庫やテレビと同じく自治体では回収してもらえません。処分する際に取れる一番確実な方法は、ディーラーを始めとする業者の方にカーバッテリー交換を頼むこと。そうすれば廃バッテリーも回収してもらえます。工賃は少々かかりますが、これが最も安心です。

ご自身でカーバッテリーを交換した際は、古いバッテリーは購入店に持ち込むのがおすすめです。回収費用は無料なケースが多く、かかっても500円前後。ネット通販でも回収に応じてくれる業者は多く、手数料も実店舗と同水準です。通販でカーバッテリーを購入する際は、廃棄品の回収をしてくれるかどうか確かめることをおすすめします。

まとめ

カーバッテリーは自動車の心臓とも呼ばれるほど重要な部品です。愛車の性能や使い勝手を左右する部分ですので、購入の際にはじっくりとした検証が必須。ぜひ、ここでご紹介した情報をフル活用して、ご自身にぴったりの一台を見つけて下さい!

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