【2022年】車用アロマディフューザーおすすめ11選|生活の木など人気ブランドの香りを紹介

車のにおいの問題を手っ取り早く解決してくれる、おすすめの「車用アロマディフューザー」を紹介します。車内の香りをアレンジすると雰囲気も気分も大きく変わり、人を乗せるのが楽しみにもなるため、チェックしてください。

車内のにおい、気になりますよね。とくに、他の人の車に乗せてもらった時や公共の交通機関を使った時などは、ほとんどの人が良し悪しに関わらずにおいを意識した経験があるかと思います。良いにおいがしていると気分が良くなり、反対にあまり好みでない香りが漂っていれば車酔いなどの原因になりますよね。

もちろん、これは自分の車にも当てはまることです。<車内のにおい一つで運転中の気分や集中の度合いには差が出てきます。また、自分のにおいは自分では分からないと言いますが、まさにその通り。他の人が乗った時に、気になるにおいがしていてはせっかくのドライブが台無しになってしまいます。

そんな悩ましい「車のにおい」の問題を、手っ取り早く解決してくれるアイテムが「車用アロマディフューザー」。短く「ディフューザー」と呼ばれることもあるもので、簡単に言ってしまえば車用の芳香剤です。

車用アロマディフューザーとは

実は厳密に言うと、車用アロマディフューザーと車用芳香剤は少しだけ違います。

車用アロマディフューザーを含むアロマディフューザーは、人工的な香りではなく天然成分由来の精油を採用することが特徴です。雨の多い時期や蒸し暑い日などにはエアコン等のにおいが気になりますが、通常の芳香剤の香りだとそうしたにおいと相性が悪い場合、車内が薬臭くなってしまうことがあります。それに比べるとアロマディフューザーは、香りが強すぎずナチュラルなことが特徴なので、気になるにおいと上手く調和して車内を快適に保ってくれやすいのです。また、車用アロマディフューザーは中身を詰め替えて違う香りを楽しめたり、個性的な見た目のものであればその外観を生かしてインテリアグッズとして使えたりと、汎用性が高いことも魅力です。

車用アロマディフューザーの種類

車用アロマディフューザーの種類は大きく分けて二つ。車用消臭剤やカーチャージャーなど、他の車用アイテムと似たようなタイプ分けになります。

シガーソケットに差し込むタイプ


車用アロマディフューザーの二つの種類のうちの一つが、シガーソケットに差し込むタイプです。文字通りシガーソケットに車用アロマディフューザーの本体を接続するタイプで、車用充電器として最近人気の出てきているカーチャージャーによく見られる方式ですね。

シガーソケットに差し込むタイプの車用アロマディフューザーのメリットは、車内であまり目立たないこと。インテリアデザインの特徴のある車種に乗っていたり、カーアイテムで車内を好みに演出したりしている場合、余計なグッズは調和を乱すことに繋がってしまうため、これはメリットです。

また、シガーソケットに差し込むタイプは全体的に見てコンパクトなものが多く、車内のスペースを無駄に占有しないことも特徴です。スポーツカーや旧車などスペースがタイトな車種だと、車内には多くの物を置くことができません。そんな中でも、気になるにおいを消し去って好みの香りを漂わせるには、このタイプの車用アロマディフューザーが最適というわけです。

ミニマルなデザインを逆手に取る形で、ディフューザーとしてだけでなくインテリアアイテムとして活用できるところもシガーソケットに差し込むタイプの良いところです。あまり目立つことはありませんが、ワンポイントとして特徴的な色や形の車用ディフューザーを車内に設置しておくと、一気に車内が華やぎます。そのことを意識してか各メーカーがさりげなく、しかしオシャレなデザインのモデルを続々と投入しているため、好みの見た目の物を探してください。

エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプ


開口部がある程度大きく、クリップなどで挟みやすいエアコンの吹き出し口は、車用消臭剤や芳香剤の絶好の設置ポイント。もちろん、車用アロマディフューザーも取り付けられます。

エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプの車用アロマディフューザーは、エアコンの風に乗せて香りを車内の隅々にまで届けられるというメリットがあります。とくに、夏場と冬場はエアコンの稼働率が高まるためおすすめです。

また、エアコンの中はカビやほこりが溜まりやすく、気になるにおいの温床になりやすいのですが、車用アロマディフューザーが傍にあることでそのにおいを軽減・撃退してくれるという嬉しい効果もあります。

さらに、エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプの車用アロマディフューザーは、設置方法が直感的に分かるので使いやすいというのもポイントです。車用アロマディフューザーはシンプルなアイテムなだけに、購入したらすぐに使いたいものです。そんな時に、このタイプであれば特別な注意を払うことなく簡単に使い始められるため、初心者にもおすすめできます。

効果別アロマオイルの選び方

車用アロマディフューザーは、どんなタイプやモデルのものであれ、香りの元となるアロマオイルを必要とします。中には、元から入っていた香りのボトルを交換することで違う香りを楽しめるモデルもたくさんあるため、使っているうちに購入当時と香りの好みが変わって来ても対処できるところが嬉しいですね。

眠気を覚ましたい


眠気覚ましに車用アロマディフューザーを使いたい場合は、すっきりするタイプの香りを選ぶのがおすすめです。具体的に挙げると柑橘系、ローズマリー、ジュニパー、ミント、ユーカリなどです。眠気覚まし効果のある香りとして、一番人気なのは柑橘系です。オレンジやシトラス、レモンなど、メーカーやモデルによって呼称はさまざまですが、共通しているのはすっきりとした第一印象とよどみの無い後味。アイスやゼリーなどのスイーツのフレーバーとしても人気なだけあって、各メーカーが最も力を入れてくる香りでもあります。

眠気覚まし効果のある香りとして柑橘系と双璧を成す人気を誇るのはミント系でしょう。ミント味のガムや飴は受験生やビジネスマンの強い味方ですが、それは強い眠気覚まし効果があってこそ。昔からの人気は根強いものがあり、親しみを覚える人も多いので、車に乗せる人のことを考えた時に、無難な選択肢としておすすめできる香りでもあります。

ローズマリーやユーカリなどの少しエキゾチックな香りも、刺激的で眠気覚ましには持ってこい。>普段こうした種類の香りが身近に無い場合には、車内が気分転換の場にもなります。メジャーではありませんが、おすすめの香りですよ。

車内の臭いを消したい


車用アロマディフューザーは基本的には芳香剤に近いアイテムですが、消臭剤としての効果を期待する人も多いです。実際、消臭効果も併せ持った車用アロマディフューザーは多く見られます。手っ取り早く消臭効果も得たい人は、そうしたモデルを選べばまず間違いありません。

しかし、香りそのものに消臭効果を期待する場合は、選び方が少し変わってきます。車用アロマディフューザーの香りで、気になるにおいを上書き・減退させるということなので、そうした効果のある香りを知っておかなければなりません。

消臭効果のある香りとして世界的に有名なのはユーカリの葉のものです。ユーカリには殺菌効果があり、香りにも収集効果があります。またユーカリの香りは最近人気急上昇中で、モダンなイメージもあって受けが良く、単に車用アロマディフューザーのオイルとしてもおすすめですよ。

レモングラスの香りにも、消臭効果が期待できます。これはレモンの香りとは少し違って、ハーブティーのフレーバーに近いもの。すっきりとした清涼感のある嗅ぎ心地が特徴で、眠気覚まし効果もありますよ。汎用性が高くおすすめなので、見つけたらチェックしておくと良いでしょう。

乗り物酔いを防ぎたい


車に乗る際に最も不安なものの一つが車酔いですよね。運転している人はあまりならないと言われていますが、同乗者は例え揺れなどが無くても、体調次第でなってしまうことがあります。

車用アロマディフューザーで揺れ由来の車酔いを防ぐことは難しいですが、体調による酔いには効果的です。また、車内のにおいも車酔いとの関係があるため、快適な香りを漂わせることで車内環境を改善し、車酔いの防止につなげることは可能です。

車酔い防止効果が期待できるとして有名なのは、消化器官の緊張をほぐす効果を持つペパーミント・胃の調子を整える効果のあるカルダモン・不安感を取り除く効果のあるベルガモットなどです。また、揺れによる車酔いを自律神経の不具合と解釈するなら、自律神経の調子を整える効果のあるローズマリーもおすすめできます。

イライラを落ち着かせたい


運転中の気分が、いつでも優れているとは限りません。仕事で嫌なことがあったり、プライベートが上手くいっていない時期だったり、はたまた長い渋滞に巻き込まれてしまっていたり原因はさまざまですが、そうした運転中の気分の乱れは、ちょっとした不注意や過激な運転の元であり、事故の要因の一つでもあります。
この危険かつ厄介な運転中のイライラも、車用アロマディフューザーで軽減することができます。たかが香りだと思われるかもしれませんが、アロマテラピーを始めとして、香りによるメンタルケアは世界的な支持を得ている優れた療法の一つです。これを車内でできるのであれば、やらない手はありません。

運転中のイライラを落ち着かせるのに効果的な香りは、サンダルウッド・ネロリ・ヒノキなどです。全体的に樹木やハーブ系の香りが多いのが特徴ですね。イライラを落ち着かせるためには刺激よりも癒しが求められるため、穏やかな香りが効果的です。あまり刺激的・スパイシーな香りだと、イライラしている時には落ち着きよりも興奮を促してしまうため、運転中に気分が乱れることの多い人は樹木系・ハーブ系の香りの車用アロマデュフューザーを選ぶことをおすすめします。

アロマオイルの補充の仕方でも選べる


車用アロマディフューザーのアロマオイルの補充の仕方は、大きく分けて二種類。

一つ目は、そのモデル専用のアロマスティックやパッド、カートリッジなどを使う方法。この方法は、補充が楽で確実なことがセールスポイントです。用意した詰め替え用のボトルが対応していない、というアクシデントに見舞われる可能性がゼロなので、安心感は抜群です。その代わり、使っているモデルに対応している形のものしか選べないため、香りの選択肢は必然的に少なくなります。

二つ目は市販のアロマオイルを補充できるタイプです。こちらのタイプは車用アロマディフューザーの種類に関わらず、一般的に市販されているアロマの中から好みの香りを選んで補充できるため、香りの選択肢が多いことがメリット。型式やメーカーに囚われることなく、自分好みの香りを追求できます。デメリットは、アロマオイルの補充に少々手間がかかること。モデルによっては本体に水を入れた後にアロマオイルを注ぐなど、一定の作業が必要になってきます。

車用アロマディフューザーの人気メーカー

車用アロマディフューザーは、自動車に関するアイテムの中でも、多くのメーカーが手掛けている人気商品の一つです。それだけにバリエーションが豊富で、用途を決めても選ぶ際には一苦労ということも。そんな時は思い切ってメーカーから攻めてみるのもおすすめです。

レクサスのショールームにも導入「アットアロマ」


アットアロマは、アロマテラピー全般に関する事業を営む日本のメーカーです。一般的な知名度はあまり高くないかもしれませんが、アロマ関連の世界では有名。アロマ専業メーカーでありながら直営ストアを持っていたり、アロマ空間デザインの専門家を育成するためのスクールを開いていたりと、その道の第一人者と言っても過言ではありません。アットアロマのアロマオイルは100%天然素材からできていることが特徴なため、ナチュラル志向の人にはおすすめです。また世界中から選りすぐったオイル原料を使い、国際的な精油規格の基準に適応するよう品質管理に努めるなど、原料以外のところでも製品にしっかりとコストをかけてくれているため、品質重視の車用アロマディフューザーを探している人にもおすすめできます。アットアロマはアロマ関連の総合メーカーですが、創業時からとくに力を入れているのが「アロマによる空間のプロデュース」です。車内という限られた空間を、上手に演出してくれます。車との相性の良さは、日本が誇る高級車ブランド「レクサス」のショールームの香りを、このアットアロマが担当していることからもよく分かります。

エレガントな空間を演出「Millefi(ミッレフィオーリ)」


ミッレフィオーリは、1994年創業のイタリア・ミラノに本拠地を置くフレグランスメーカーです。イタリアといえばファッションの国・デザインの国ですが、オシャレには香水が付き物。そんなわけで、イタリアはハイブランドの商品から手ごろなものまで香りに関する分野では世界的に有名です。

「エアーデザイン」をコンセプトとするミッレフィオーリは、フレグランスのマーケットリーダーを自称しています。家庭用アロマディフューザーを始め、世界初のカプセル型ディフューザーやもちろん車用アロマディフューザーなど、幅広いラインナップを揃えてグローバルに展開中です。天然素材100%のものからハイテクな超音波ディフューザーまで手掛ける技術力は、業界内屈指のものですミッレフィオーリの車用アロマディフューザーは、さまざまな香りが選べることはもちろん、ソフトな見た目でどんな車内空間にもフィットしてくれるということも特徴です。デザインに定評のあるイタリアの商品だけに外観にもこだわっているため、インテリアアイテムとしての機能も抜群。香りだけでなくディフューザーの見た目にもこだわりたい人には、このミッレフィオーリのモデルがおすすめです。

女性に人気「生活の木」


「生活の木」は、日本の渋谷に本拠地を置くハーブとアロマセラピー関連の事業を主力とするメーカーです。旧名は「陶光・生活の木」で、創業は1955年という老舗。ハーブとアロマに関する商品開発を中心に、カルチャースクールやアーユルヴェーダサロンの経営・ハーブ産地訪問ツアーの実施など、幅広い活動を通してナチュラルな文化と体験を広めています。

原宿・表参道発祥のメーカーらしく、その意識の高さは特筆もの。アロマの原料は全て国内外の提携農園から調達しており、その中でも厳選した精油・植物油を使っています。徹底的に材料にこだわったアロマオイル作りが魅力なため、品質重視で車用アロマディフューザーを探している人は、生活の木をチェックするのがおすすめです。

生活の木の車用アロマディフューザーは、香りの良さはもちろんのこと、シンプルかつオーガニックなデザインも魅力的です。エアコンに取り付けるタイプのものが多い印象ですが、薄くて細い形状のものが目立ちます。そうなると、カラーによっては設置していても分からないくらいの周囲への溶け込み方をするため、ディフューザーをこっそり使いたい人にはおすすめ。逆に、少しカラーで遊べばワンポイントにもなります。

なお、生活の木が提携している農園の所在地は国外ならガーナ、チュニジア、ブルガリア、フランス、エジプト。国内だと沖縄、高知、北海道です。どこも豊かな自然に恵まれた場所で、ナチュラルな文化も根付いているため安心安全ですね。女性人気が高いのも納得で、ゆえに女性にもおすすめできるメーカーです。

ネブライザーが充実「ENERG(エナジー)」


ENERG(エナジー)は2017年に創業した新進気鋭のメーカーで、アロマディフューザーと加湿器を主力商品としています。創業1年後の2018年にはアロマディフューザーと加湿器合わせて4万台を売り上げているため、それだけでもの成長率を誇る優良企業だということが分かります。

エナジーの中のアロマ専用ブランドである「E’s Aroma」は100%天然・本物のアロマを追求することを信条とし、厳選した材料をオーストラリアで30年続く老舗の工場で加工するなどそのこだわりは一級品。「英国認証機関認定審議会」の認定基準を満たしていることからも、その信頼性・安全性の高さがうかがえます。

エナジーは加湿器を得意とするだけあって、車用アロマディフューザーの中でもネブライザー式のモデルに注力していることで知られています。ネブライザーはフレグランス成分を霧状にして室内に拡げる機械で、もともとは医療用の機器です。ネブライザータイプの車用アロマディフューザーは車内に満遍なく香りが行き届くだけでなく、保湿効果に優れ、見た目もスタイリッシュなことがメリット。くり返し使えるタイプでコストパフォーマンスも良いため、初めて車用アロマディフューザーを購入したい人にもおすすめです。

自動車メーカーからも販売


車用アロマディフューザーは多くのメーカーが開発・製造している人気商品ですが、自動車メーカーからもリリースされています。

メーカーとユーザーとの距離が近いこともあって幅広い需要にこたえられるものが多く、選択肢も多いことが特徴です。用意されている香りのバリエーションはもちろん豊富で、デザインもさまざまなものがあります。メーカー純正アクセサリーを好む人や、安心感・安定感を重視した車用アロマディフューザー選びをしたい人には、まず自動車メーカーが作るモデルをおすすめしたいところ。乗っている車とディフューザーのメーカーを一致させて探せば、ほぼ失敗はしないでしょう。

自動車メーカーは車用アロマディフューザーには車種を指定したモデルが多いのも特徴です。年式・型式まで指定されているものもありますね。そうしたモデルは取り付け部分の最適化やインテリアとの調和にまで配慮して作り込まれているため、安心感の高さは競合モデルの比ではありません。車用アロマディフューザーを探している全ての人は、まず乗っている車種で検索するのがおすすめですよ。

車用アロマディフューザーおすすめ11選

車用アロマディフューザーのバリエーションはさまざまで、用途を絞り込んでいても選ぶのは大変です。そこで、ここでは数ある車用アロマディフューザーの中から厳選したおすすめの11モデルを紹介します。

Millefiori(ミッレフィオーリ)「カーエアーフレッシュナー」


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シンプルな見た目の、扱いやすい車用アロマディフューザーの紹介です。アロマ関連の第一人者であるミッレフィオーリのモデルで、「今までにない発想の車内用ディフューザー」と銘打たれているため、革新的な車用アロマディフューザーを探している人におすすめです。

エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプなため、購入してすぐに直感的に使い始めることができるのもポイント。風に乗せて香りを車内にまんべんなく届けられるというアドバンテージもあるため、扱いやすさという点においては優れています

この車用アロマディフューザーはリフィルで中身を入れ替えることができるので、香りをチェンジしながら何度でも使えることもおすすめポイント。基本的な香りは「オキシゲン」と呼ばれるもので、清潔感と甘さのバランスが絶妙なムスク系のタイプです。落ち着いた香りなので運転中にリラックスでき、イライラ防止効果も期待できます。癒し系の香りの車用アロマディフューザーを探している人も、チェックしてください。

ENERG(エナジー)「アロマディフューザー」


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誠実な商品開発と幅広いラインナップが特徴のエナジーから、とくに強みを持っているネブライザータイプの車用アロマディフューザーの紹介です。

黒いボディと緑のアロマオイル部分のコントラストが美しく、インテリアグッズとしても機能してくれそうなところがおすすめポイント。しかし、この車用アロマディフューザーの魅力は見た目だけではありません。

このモデルに代表されるようなネブライザー式の車用アロマディフューザーは、エッセンシャルオイルを空気中の微粒子に変換することで香りを効率よく空間内に拡げます。さらに、アロマオイルと水を混ぜるタイプではなく、オイルだけで機能するため、わずらわしい水の管理はしなくてOK。また、少量のアロマオイルを効率的に使えるため頻繁なオイル交換の必要も無く、長く安心して使えます。これは加湿器に定評のあるエナジーならではの魅力ですよね。

スマートフォンやタブレットにも採用されていて汎用性の高いType-C充電を採用しており、充電効率・エネルギー効率が高い点も見逃せません。また、30分間、60分間、120分間、時間制限無しという4段階の時間設定と噴霧ON・連続運転・噴霧OFFの組み合わせは64種類。使う人やシチュエーションに合わせて、その都度カスタマイズができます。車内空間の広さも同時に考慮できるため、これは役立つ機能です

有効芳香面積(香りを広げられる範囲)は100平米と広く、車内だけでなく家庭内でも使えます。汎用性の高さは全ての車用アロマディフューザーの中でも屈指のもの。またこの後で紹介しますが、車用アロマディフューザーは車の中に放置し続けると不具合を起こすので、長く駐車する場合は車外に持ち出さなければなりません。そうした際に競合モデルは冷暗所に保管しておくしかありませんが、家庭内で使えるため宝の持ち腐れになりません。そう考えるとコストパフォーマンスの高さも注目に値します。ネブライザー式の車用アロマディフューザーにありがちな騒音の懸念も、従来製品と比較して作動音を25%もカット。車内でも家庭内でも安心して使えます。

極めつけはメンテナンス性の高さ。お手入れは簡単で、5mlのエタノールを精油瓶に入れて本体にセットし、起動させればそれでOK。残った香り成分が揮発して、すぐに中が綺麗になります。これだけメリットの多い車用アロマディフューザーを見つけるのはなかなか大変なので、多くの人におすすめできます。

アットアロマ「車用アロマディフューザー ドライブタイム・レザー」


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高級自動車メーカーとのコラボでも有名なアットアロマから、コンパクトで使いやすい車用アロマディフューザーの紹介です。93m×23mmという極めて小さな本体は重量も25gと軽く、使わない時にはバッグなどの中に入れて運ぶことが容易です。車用アロマディフューザーは未使用時には車内に放置してはいけないため、この持ち運びやすさはおすすめポイントです。

著名なプロダクトデザイナーが設計しただけあって、小さいながらもスタイリッシュなことも魅力の一つ。さらに、本体はなんと本革仕様。さすがに高級ブランドとのタイアップをしているメーカーですね。高級車の内装には本革が使われることが多いですが、この車用アロマディフューザーなら、そうした車内に設置しても安っぽさは出ず、逆にインテリアとマッチして高級感を演出してくれるはずです。

もちろん、アロマを基本とした空間プロデュースに長けるアットアロマの車用アロマディフューザーなので、芳香剤的な使い方も可能。オイルパッドが2枚付属しているため、実用性も十分です。ちなみに、ドイツの高級車メーカーであるアウディの純正モデルと同じタイプ。エンブレムが入っていないので一般用ではありますが、実はそうした隠れた魅力も持っているモデルです。

生活の木「ドライブアロマライト」


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オシャレかつナチュラルなコンセプトと製品展開で、とくに女性からの支持が厚い生活の木から、ソフトなフォルムが魅力的な車用アロマディフューザーの紹介です。メーカーのコンセプトに寄せているのか、本体のカラーはナチュラル系。硬派なスポーツカーや高級車よりも、カジュアルなコンパクトカーや軽自動車に似合いそうです。車用アロマディフューザーを気軽に試してみたい人にはおすすめです。

交換用のアロマオイルカートリッジが2つ付属しているのは嬉しいポイント。パッドも3枚付いています。生活の木ならではのリラックスできる香りで車内を演出してくれるうえに、これだけアフターケアの面でも整っていると、購入のハードルが低くなりますよね。作動中に点灯するLEDライトの明かりも控えめで柔らかいため、夜間ドライブの際に車内の雰囲気を損なうこともありません。

この車用アロマディフューザーは12V車(いわゆる一般乗用車)専用で、24Vのトラックやキャンピングカーなどの特殊車両には使えないのでその部分だけは注意が必要です

Pafexikuto「車用空気清浄機」


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一風変わった近未来的な見た目の車用アロマディフューザーの紹介です。厳密にはディフューザーと言うよりも空気清浄機なのですが、付属のアロマオイルが控えめながらリラックスできる香りで車内を演出してくれるので、芳香剤的に使っても問題ありません。

ドイツ製の高性能ファンを採用することにより、電動タイプのディフューザーとしては異例の35db以下という静音性を誇ります。使用中の騒音はとくに車内が静かな高級車や大型車だと目立ってしまい、雰囲気や集中を損なうため、この静音性の高さはおすすめポイントです。また、家庭内でも使用できるため、睡眠中に寝室で使っても静かなので助かりますよ。

動作電力はわずか2.5Wと高効率・省エネルギーなため、車のバッテリーをいたずらに消費してしまう心配もいりません。高性能ファンも備えているためエアコンの近くに設置せずとも自動で車内に香りを行き届かせてくれ、空気清浄機能でタバコや食べ物、水カビのにおいを簡単に一掃してくれます。なお、この機能は車のエンジン状態によって自動的に出力が調整される優れものなので、運転者が逐一作動状況を気にする必要はありません。さらに、この車用アロマディフューザーには二台の電子端末を同時に充電できるカーチャージャーとしての側面もあります。急速充電にももちろん対応しているため、汎用性の高さは全ての車用アロマディフューザーの中でもまさにトップクラス。一粒で二度、三度とおいしいモデルなので、多くの人におすすめできます。

caramira「アロマディフューザー」


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シンプルな見た目が清潔感にあふれる車用アロマディフューザーの紹介です。車のドリンクホルダーに設置するタイプですが、細くてコンパクトなので車内スペースを占有しません。車内がタイトな車に乗っている人にも、おすすめできるモデルです。

特殊な空気圧縮噴射技術を採用することにより、精油に水を加えることなく使えるのが嬉しいポイント。この技術は精油を直接ナノサイズの微粒子にして噴霧するもので、60平米までの広範囲をカバーできます。香りが車内を満たすのに数分とかからない即効性も魅力で、使い始めたらすぐに効果を実感できますよ。また、空気清浄機能も併せ持っているため、通常のディフューザーと違ってにおいを上書きするだけでなく、根本から空気を綺麗にしてくれることも特筆すべき点と言えます。

なんとワイヤレス充電に対応しており、バッテリー容量も2000mAhとちょっとしたスマートフォン並の大容量を誇ります。連続稼働時間は80時間と極めて長く、フル充電には3時間ほどしかかかりません。また、10mlのオイルボトルと互換性があるため、好みの香りのオイルを入れて使う際に選択肢が多いのもメリット。もちろん車内だけでなく家庭内でも使えるため、車内に放置してしまう心配も減ります。汎用性が高く高機能な、おすすめモデルです。

RASTP「車用アロマディフューザー」


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木目調の素材と丸いフォルムが親しみやすい車用アロマディフューザーの紹介です。水を使用しないタイプで、使う時にはアロマオイルを充填するだけでOK。癒し系の見た目に加えて使いやすさでもアドバンテージを持つため、ナチュラルな外観の車用アロマディフューザーを探している人にはおすすめできます。

この車用アロマディフューザーはネブライザー式で、2つのミストモードを備えます。15秒間隔で噴霧をするモードと、継続的に噴霧を継続するモードが選べますが、前者のほうが車内に香りが充満し過ぎずおすすめです。ただ、継続可動のほうが省エネ効果は高まるため、そこは好みでOKでしょう。

高性能バッテリー搭載で長時間駆動にもしっかり耐えてくれ、充電時間は短くて大丈夫なため、実用面でも問題ありません。また、家庭内でも使える仕様なので運転中以外の活用もできるため、汎用性の高さに着目した車用アロマディフューザー選びをするのであれば選択肢に加えることをおすすめします。

WY「クリップ式車載アロマホルダー」


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コンパクトかつスタイリッシュで、今最も人気のあるタイプの車用アロマディフューザーの紹介です。エアコンの吹き出し口に付けるタイプとしてスタンダードな外観を持ちますが、色とフォルムが演出する高級感が高く、ディフューザーを目立たせたくない人にもそうでない人にもおすすめできてしまう珍しいモデル。しかし、このモデルの魅力はデザインの良さだけに留まりません。

市販のアロマオイルでしたらほとんどのものが使えるという抜群の汎用性を誇り、選べる香りのバリエーションは無限大。花粉症アロマも使えるため、花粉の時期にはとくに重宝します。一度のアロマオイル補充で平均して2〜3日香りが継続するというタフさも魅力ですね。わずか18gの超軽量設計と相まって、扱いやすいモデルです。

ちなみに家庭内で使う際には、扇風機に取り付けるのがおすすめ。これだけコンパクトだと、扇風機のファンに干渉することなく取り付けることも容易なのでしょう。

アルミ合金を採用した上質な本体と、高い汎用性、加えて電動式でないゆえの圧倒的な扱いやすさ。三拍子そろった、優秀な車用アロマディフューザーです。

Ufun「イオン発生機」


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車のドリンクホルダーにすっぽり収まるサイズの、コンパクトで使いやすい車用アロマディフューザーの紹介です。こちらは商品名にイオン発生機とあるように、厳密に言えばディフューザーよりも空気清浄機に近いデバイスです。とはいえ、香りによって車内空間を快適にプロデュースするという点においては、まさに車用アロマディフューザーです。

花粉やタバコの成分など、気になるにおいや体調不良の元を根こそぎ除去してくれる他、PM2.5のような微粒子の除去にも対応しているため、アロマの効き目が高まります。空気中に有害物質があったのではアロマの効果も台無しですが、これなら安心して使い続けられますね。細菌やウイルスも同時にやっつけてくれるため、健康志向の人にもおすすめです。

駆動音が35db以下と静かなことや、作動ランプが七色のLED電球であることも隠れた魅力。スタイリッシュで高機能ながら、インテリアグッズとしての作り込みにも余念が無いこのモデル、多くの人におすすめです。

Millefiori(ミッレフィオーリ)「カーフレグランス」


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イタリアのアロマの大家と言えばミッレフィオーリ。ここではそのミッレフィオーリから、小型で目立たせずに使うことのできる車用アロマディフューザーを紹介します。エアコンの吹き出し口に取り付けるスタンダードなタイプで、だれでも直感的に使い始めることができるのが魅力。初心者にもおすすめできます。

シンプルな入門タイプですが、なんと付属している詰め替え用のユニット数は100。これだけあれば長い間使い続けることができますね。香りは落ち着きのあるムスクをベースにした「オキシゲン」で、運転中のイライラや興奮を静めてくれる効果が期待できます。

原産国がメーカーの本拠地と同じイタリアというのも忘れてはいけない大事なポイントです。海外メーカーの中には本拠地のブランド力を武器にしつつ、製造国を変えてコストを下げるところもあります。それはそれで本体価格が下がるので購入しやすくなりますし品質にも問題は無いのですが、こうしてイタリアを前面に押し出すメーカーの製品が同じくイタリアで作られているのは嬉しいですよね。

ニッサン「NOTE(ノート)アロマティックドライブ エッセンシャルオイル」


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自動車メーカー純正の車用アロマディフューザーの中から、コンパクトカーとして人気の高い日産ノートの専用品を紹介します。採用している香りは柑橘系の「ハッピーオレンジ」。スポーティな車づくりが得意な日産のモデルだけあって、爽やかで躍動感のあるフレーバーが魅力です。ノートに乗っている人におすすめできる製品ですが、対象車種は「全車」となっているため、少なくとも日産車に関しては全ての車種に使える可能性があるため、詳しくチェックすることをおすすめします。

この車用ディフューザーのように、各メーカーはとくに人気車種に対して専用のモデルをリリースしていることが多いため、乗っている車種が分かるようならメーカー純正製品を調べてみるのもおすすめですよ。

車用アロマディフューザーを使うときの注意点

車用アロマディフューザーは便利なアイテムですが、使う際に幾つかの注意点があります。ここではその中から代表的な二つのものを紹介しましょう。少しの注意で、車用アロマディフューザーはより快適に使って行くことができます。

車内に置きっぱなしにしない


車用アロマディフューザーは、車内に置きっぱなしにすると故障の原因になります。内部に電気系統を備えたモデルだと、車内が極端な高温や低温になってしまった時に不具合が生じ、次に使い始めた時にショートして発火の原因になることも。夏場と冬場はとくに気を付けて扱うことがおすすめです。

また、アロマの精油は熱や紫外線に弱いことでも知られています。紫外線はカーカバーや屋根などで車を保護すれば防ぐことも可能ですが、駐車中の車内にこもる熱だけは、とくに夏場はどうやっても防ぎようがありません。香りも精油の効果も低下してしまいます。車用アロマディフューザーを使う際には、長く駐車する・直射日光の当たる場所に駐車する場合は車外に持ち出すことがおすすめです。精油の劣化を防ぎ、ディフューザーを長持ちさせることができます。

さらに、車用アロマディフューザーを車内に置きっぱなしにしてしまうと、香りが車内に充満し続けてしまい、次に運転する際に気分が悪くなってしまうこともあります。場合によっては車内に香りが染みついてしまうこともあるため注意が必要です。車用アロマディフューザーは、基本的には使っていない時には冷暗所に保管しておくことがおすすめです。

香りの強さを調節する


車用アロマディフューザーは芳香剤とは違うため、基本的には香りは穏やかで気分を害するようなことにもなりませんが、体調次第ではその香りが負担になってしまうこともあります。とくに、誰かを車に乗せることが多い人は気を遣う必要がありそうです。

車用アロマディフューザーの中には香りの強さを調節できるものも多くあります。そのため、万全を期す際にはそうしたモデルを選ぶのがおすすめです。香りの調節ができれば同乗者への配慮が容易になり、自分の体調が優れない時にも対応できます。香りの強さは通常だとワンタッチで調節可能なので、特別な操作はほぼ必要無いことも嬉しいですね。

また、香りの強さを調節する以外にも、中身の香りを入れ替えることで車内の環境を改善するという手があります。車用アロマディフューザーは中のアロマオイルを交換するとさまざまな香りが楽しめるため、そこを生かして体調にマッチしたものをチョイスすることができます。それに加わる形で、香りの強さを調節できる機能が付いていればなお良いでしょう。

まとめ

車内のにおいに気を遣うのは、自分が運転する際に快適な車内空間を演出するために香りをプロデュースすることはもちろん、誰かを乗せることを想定することも大切です。

そんな時に、役立ってくれるのが車用アロマディフューザーです。手軽に購入・設置ができる上、効果は絶大でモデルによってはくり返し使え、デザインに力を入れているものならインテリアグッズとしても機能します。香りでも見た目でも車内を華やかにできる、優れたアイテムです。

車用アロマディフューザーを選ぶ際の肝は、タイプと用途の見極め。それさえできれば、あとは好みの香りを選べばOKです。メーカーに着目するのも良いでしょう。じっくり吟味して、お気に入りの一台を見つけてください。

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