【2025年最新】着物買取相場着物全種類の値段&価格を紹介

    着物買取の相場メイン画像

    今回は着物の買取相場について解説をしていきます。

    この記事をご覧になられている方はお手持ちの着物を売却しようと考えている方も多いかと思います。大切にしていた着物を手放すのであれば、まずは着物の価値を正しく把握しておくことが重要です。

    この記事では某大手買取店の元課長の筆者が実際に査定に出して比較したデータを元に着物の買取相場について解説をしていきます。

    まず、最初にお伝えしておきたいのですが着物の買取相場で数万円~と書いてあるサイトの情報は残念ながら広告に誘導するためのほぼ100%嘘の情報です。実際には正絹の訪問着で状態の良いもので1,000~5,000円ほどの買取価格になる事が多いです。数万円の買取価格が付くのは訪問着であれば森口華弘や久保田一竹、品川恭子等のごく一部の着物になります。

    目次

    【種類別】着物の買取相場一覧

    着物買取相場一覧表

    まずは一覧表で着物の種類別の買取相場を確認していきましょう。中古の流通相場の列では国内のオークションで流通しているリユース着物の実際の相場をまとめてみました。例えば訪問着では最低の落札価格は1円で、最高の落札価格は400,000円、平均の落札価格は31,960円という事になります。

    一方で中古買取相場の列では流通相場から計算した買取相場をまとめてみました。

    着物の種類別の買取相場

    着物の種類別の買取相場

    訪問着や振袖は需要があり、比較的高い買取金額になる可能性が高いです。一方で喪服については需要が低く、無料引き取りや買取不可になる可能性もあります。

    基本的には販売されている価格のおおよそ1~4割程度が買取相場になります。ただし、リセール価格が高い着物や未使用の着物についてはその限りではなく、最大で6~7割程度の金額になる可能性もあります。

    着物の種類想定買取金額中古流通相場
    訪問着1,000円~200,000円平均31,489円(~最高400,000円)
    留袖1,000円~60,000円平均14,871円(~最高120,000円)
    振袖1,000円~100,000円平均22,347円(~最高200,000円)
    喪服0円~1,000円平均1,987円(~最高4,754円)
    付け下げ100円~20,000円平均5,010円(~最高63,800円)
    0円~5,000円平均10,236円(~最高19,000円)
    浴衣0円~20,000円平均9,992円(~最高27,000円)
    色無地0円~15,000円平均8,205円(~最高49,800円)
    更紗0円~13,000円平均9,568円(~最高43,000円)
    七五三着物0円~20,000円平均3,439円(~最高57,000円)
    打掛0円~10,000円平均9,809円(~最高40,000円)
    アンティーク着物0円~12,000円平均9,809円(~最高60,000円)

    ※あくまでも中古着物の相場ですので、新品である場合や、有名な作家物である場合は査定額もかなり高くなる可能性があります。

    着物の帯の買取相場

    着物の帯の買取相場

    帯の中で最も格が高いのが丸帯、次いで袋帯、名古屋帯、半幅帯の順になります。

    ただし、買取金額も格式順になるかというとそういうわけではなく、買取価格が一番高くつきやすいのが袋帯、次いで名古屋帯といった形になります。

    半幅帯は価格が付きづらい傾向にあるので、覚えておきましょう。

    着物の種類中古買取相場中古流販売相場
    丸帯3,000円~200,000円平均35,434円(~最高844,000円)
    袋帯3,000円~180,000円平均32,892円(~最高726,182円)
    名古屋帯2,000円~12,000円平均24,146円(~最高181,000円)
    半幅帯900円~3,500円平均11,092円(~最高41,000円)

    ブランド着物の買取相場

    ブランド着物の買取相場

    ここでは通常の着物より金額が高いブランド着物の買取相場について掲載をしていきます。

    着物の種類中古買取相場中古流販売相場
    大島紬1,500円~70,000円平均15,100円(~最高155,000円)
    塩沢紬500円~4,000円平均4,900円(~最高19,800円)
    牛首紬2,000円~25,000円平均21,500円(~最高60,000円)
    京友禅2,000円~80,000円平均円22,000円(~最高170,000円)
    加賀友禅2,000円~90,000円平均19,000円(~最高180,000円)
    結城紬2,000円~95,000円平均124,000円(~最高187,500円)

    作家着物の買取相場

    作家着物の買取相場

    ここでは作家物の着物の買取相場について掲載をしていきます。

    着物の種類中古買取相場中古流販売相場
    品川恭子50,000円~120,000円平均300,000円(最低165,000円~最高594,000円)
    桂由美3,000円~12,000円平均32,000円(最低9,000円~最高123,000円)
    森口華弘2,200円~8,000円平均22,900円(最低12,000円~最高34,000円)
    久保田一竹3,300円~12,800円平均32,500円(最低16,500円~最高70,000円)

    【種類別】着物の買取相場を詳しく解説

    ここでは着物の種類別により詳しい買取相場を説明していきます。

    訪問着の買取相場

    訪問着の買取相場

    訪問着は着物の中では最も高価買取が期待できる着物の1つです。しかしながら素材が正絹であるか、作家物であるか、伝統工芸品であるか等で買取価格は大きく左右されるので、まずはそれらに該当している訪問着であるかが重要です。作家物でも一部のものは1万円を超える買取金額になる事もありますが、正絹の訪問着で状態が良いものであれば数千円程度の買取金額と覚えておくと良いでしょう。

    訪問着で多い買取金額は2,000円~40,000円ほどになります

    訪問着

    上記はオークションでの訪問着の流通金額です。中古で流通している訪問着で直近1カ月の最高額は品川恭子の訪問着で400,000円、次いで森口華弘の訪問着が350,000円、久保田一竹の訪問着で300,000円となりました。作家物の中でもランクがあり、これらの作家物で証紙も付いていれば数万円以上での買取価格も期待できます。

    実際に筆者が訪問着を買取依頼した金額は…

    実際に筆者が所有する画像の訪問着を売ってみました。商品はブライダルデザイナーの桂由美の訪問着です。気になる価格は”4,500円”でした。このレベルの訪問着でおおよそこれくらいの水準になります。

    訪問着で数万円以上の高価買取が期待できるのは品川恭子、森口華弘、久保田一竹などの作家物で、次いで森口邦彦(森口華弘の息子)、田中勲、百貫華峰などが挙げられます。

    留袖の買取相場

    留袖の買取相場

    留袖は買取相場としては訪問着について高くなりやすい着物です。実際には柄が流行の柄であるか、正絹の着物であるか、丈が長いものであるか等が査定のポイントになります。

    留袖で多い買取金額は500円~20,000円ほどになります。

    留袖

    上記はオークションでの留袖の流通金額です。中古で流通している留袖で直近1カ月の最高額は銀座”きしや”の色留袖で袋帯とセットのもので120,000円でした。五つ紋、比翼仕立ての逸品となります。次いで高額だったのは鵜飼手描き友禅絽色留袖で、アンティーク大正ロマンの逸品。こちらは110,000円でした。

    留袖で5,000円以上の高価買取が期待できるのは友禅染の留袖や袋帯とセットのもの、あとは正絹かつ新品のものが高く売れやすい傾向にあります。作家物ですと本加賀友禅作家の村田幸司や杉浦伸のものが高価になりやすいです。

    振袖の買取相場

    振袖の買取相場

    振袖は成人式の着用で有名な着物ですが、訪問着と同程度の高い買取金額が期待できる着物の1つです。今風の華やかな柄や、着丈が大きい着物であれば査定金額のUPも期待できます。半面、柄が昔の人が着るような地味目のものであったり、状態が悪いと査定金額は下がることになります。

    振袖で多い買取金額は1,000円~40,000円ほどになります。

    上記はオークションでの振袖の流通金額です。中古で流通している振袖で直近1カ月の最高額は 大彦二代目である「野口真造」の江戸染繍友禅の 振袖で、長襦袢と西陣川島丸帯とのセットのもので200,000円となりました。次いで皇室献上作家である「藤井寛」の豪華手描き振袖で166,000円に。

    実際に筆者が振袖を買取依頼した金額は…

    実際に筆者が所有する画像の振袖を売ってみました。商品は辻が花という技法で染められた正絹の振袖で、作家物などではない商品です。気になる買取価格は”2,700円”でした。柄が近代的ではなかったので、そこが買取価格が低く出た要因になります。

    振袖で1万円以上の高価買取が期待できるのは作家物の振袖(野口伸造や藤井寛など)や新品の振袖、帯とセットのものなどになります。

    喪服の買取相場

    喪服の買取相場

    喪服は正直に言ってしまうと買取が非常に難しい部類の着物になります。”喪服は買取不可”とはっきり出している業者もあるくらいで、理由としては着用機会が極端に少なく、リセール価格が出ずらい事が理由に挙げられます。

    喪服で多い買取金額は0円~1,000円ほどになります。

    上記はオークションでの喪服の流通金額です。中古で流通している喪服で直近1カ月の最高額は喪服用の絹の反物3本セットで4,754円でした。喪服そのものは買取が難しい可能性も高いですが、新品であったり、反物等であれば売れる可能性もあります。

    喪服は残念ながら買取不可の業者が多いですが、処分の可能性も含め、ザゴールドへの相談がおすすめです。

    付け下げの買取相場

    付け下げの買取相場

    付け下げは訪問着よりも格式が低く、小紋よりは格式が高い着物で、結婚披露宴やパーティー、お茶会など様々な場で着用される着物です。買取金額については訪問着よりはやや控えめな値段になる事が多いです。付け下げは訪問着や大島紬に比べるとやや価格が付きづらい傾向にある着物です。ただし、新品や作家物であれば高価買取も期待できるため、油断はできません。

    付け下げで多い買取金額は500円~5,000円ほどになります。

    上記はオークションでの付け下げの流通金額です。中古で流通しているもので最高額は作家物(斉藤三才)の道長取りに唐花の付け下げで、63,800円でした。他に高価な付け下げは京都の呉服店であるぎをん斎藤の付け下げ(58,000円)や、正絹で絽織の手描き付け下げ(52,000円)、作家物(坪田茂州)の着物(48,000円)が高い金額が付きやすい傾向がありました。

    付け下げで高価買取を狙うには、作家物であるか?有名呉服店の商品であるか?が重要な要素の1つになります。他の着物と同様に証紙がある場合は忘れずに一緒に査定に出しましょう。

    袴の買取相場

    袴の買取相場

    袴は男性用の着物と、女性が卒業式で着るものが多く出回っています。正直なところ、袴は訪問着や留袖などの用途が広い着物に比べるとやや価格が付きづらい傾向にあります。

    袴で多い買取金額は500円~3,000円ほどになります。

    上記はオークションでの袴の流通金額です。中古で流通している袴で直近1カ月の最高額は男性用の中古の袴(紋付、羽織や襦袢とセット)で19,000円、2尺袖の女性用袴(卒業式用、黒地に桜や菊模様)で16,800円でした。

    袴を売るなら卒業式前の1~3月あたりが比較的高価買取になりやすいと言えます。

    浴衣の買取相場

    浴衣は新品で化学繊維の商品が安く購入出来てしまうため、正直なところ数千円で買った化学繊維(ポリエステルなど)の浴衣で着用済みの場合は買取金額にはあまり期待する事が出来ません。

    浴衣で多い買取金額は0円~10,000円ほどになります。

    上記はオークションでの浴衣の流通金額です。中古で流通している浴衣で直近1カ月の最高額はCOMME CA DU MODE(こむさでもーど)の中古美品の浴衣で27,000円となりました。こういったブランド浴衣の場合は買取も可能な可能性は高いです。

    浴衣の場合は正絹のものがほとんどありませんので、それも買取金額が控えめになる理由の1つです。

    更紗の買取相場

    更紗はインド発祥の木綿布の事を指します。更紗もやはり訪問着などと比較するとやや買取価格は控えめになる傾向があります。

    袴で多い買取金額は0円~13,000円ほどになります。

    上記はオークションでの更紗の流通金額です。中古で流通している更紗で直近1カ月の最高額は前田仁仙の作家物の着物で43,000円でした。また、新品の袋帯で同じく前田仁仙の作家物が52,000円と帯の方が着物よりも高く売れるケースもあります。

    更紗の作家物では前田仁仙以外に山本寛斎の着物などがあります。

    七五三着物の買取相場

    七五三着物は正絹で未使用のものであれば数千円~1万円以上の買取金額も期待できる可能性があります。ただ、化学繊維のものでも時期や種類、状態によっては高く売れる可能性はあるため、一度査定に出してみるのが良いでしょう。

    七五三着物で多い買取金額は0円~20,000円ほどになります。

    上記はオークションでの七五三の流通金額です。中古で流通している七五三着物で直近1カ月の最高額は正絹の新品未使用の女の子用の着物で、57,000円でした。使用済みの着物ですと化繊の美品の7歳用の着物で28,500円というものがありました。

    七五三の時期は一般的には11月15日とされており、9月~10月に高く売れる傾向があります。

    打掛の買取相場

    打掛についても他の着物同様正絹の着物や新品の着物、状態の良い着物は買取金額が高くなりやすい傾向があります。

    打掛で多い買取金額は0円~4,000円ほどになります。

    上記はオークションでの打掛の流通金額です。中古で流通している打掛で直近1カ月の最高額は花嫁衣裳の正絹の色打掛で40,000円というものがありました。

    打掛は結婚式、婚礼衣装で使われるものが買取対象になる場合が多く、季節によってそこまで買取金額に差はありません。

    アンティーク着物の買取相場

    アンティーク着物とは明治時代、大正時代、昭和時代などの戦前に作られた着物を指します。こちらも他の着物と同様に正絹のものや着丈の長い着物が買取金額が高くなりやすい傾向があります。

    アンティーク着物で多い買取金額は0円~20,000円ほどになります。

    上記はオークションでのアンティーク着物の流通金額です。中古で流通しているアンティーク着物で直近1カ月の最高額は正絹の引き振袖と長襦袢の2点セットで60,000円というものがありました。

    アンティーク着物では作家物はあまりありませんが、伝統工芸品の宮古上布の着物が高い金額で取引されています。また、アンティーク着物帯では丸帯や名古屋帯は1万円以上の買取金額になる事もあります。

    【種類別】着物の帯の買取相場

    ここでは帯の種類別により詳しい買取相場を説明していきます。

    丸帯の買取相場

    丸帯は女性用の帯の中で最も格式が高く、袋帯などと比べても格が高い帯とされています。

    丸帯で多い買取金額は3,000円~200,000円ほどになります。

    上記はオークションでの丸帯の流通金額です。中古で流通している丸帯で直近1カ月の最高額は844,200円で”丸帯 逸品 華文 明綴れ 金糸 金色 正絹 【中古】”というものでした。

    丸帯は他の帯と比べても比較的買取金額が高くなりやすく、数十万円を越える買取金額になる事もあります。着物と同様に正絹のものや、新品未使用のもの、状態の良いもの、金糸を使用したものなどは高価買取になりやすい傾向があります。

    袋帯の買取相場

    袋帯は女性用の帯の中でフォーマル用の第一礼装として着用されるものです。

    袋帯で多い買取金額は3,000円~180,000円ほどになります。

    上記はオークションでの袋帯の流通金額です。中古で流通している袋帯で直近1カ月の最高額は716,182円で”袋帯 逸品 明綴れ 華文 草花 金銀糸 ベージュ 全通 正絹 【中古】”という商品でした。

    袋帯も丸帯と同じく正絹のもの、新品のもの、中古でも状態の良いものが高い査定金額になりやすいです。金額にはかなり幅があり、高価な逸品ですと数十万円の査定になる事もあります。

    名古屋帯の買取相場

    名古屋帯は袋帯を簡略化したもので、「一重太鼓」で結ぶことを前提として開発された帯です。袋 それぞれの違いは帯の形状と長さで見分けることができ、 帯の端が半分になっていれば名古屋帯です。

    名古屋帯で多い買取金額は2,000円~12,000円ほどになります。

    上記はオークションでの名古屋帯の流通金額です。中古で流通している名古屋帯で直近1カ月の最高額は181,000円で”逸品 『岩井香楠子』作 型絵染 正絹 名古屋帯”というものでした。

    名古屋帯は岩井香楠子をはじめとする作家物であれば高価買取になる可能性が上がります。

    半幅帯の買取相場

    半幅帯半幅帯は、袋帯・名古屋帯の半分の幅とコンパクトな帯で小紋や紬、浴衣等の平服とあわせるのに適しています。

    半幅帯で多い買取金額は900円~3,500円ほどになります。

    上記はオークションでの半幅帯の流通金額です。中古で流通している半幅帯で直近1カ月の最高額は41,000円で”米沢『近賢織物』宝来織お洒落半幅帯 紙こぎん四寸”というものでした。

    半幅帯は丸帯や袋帯、名古屋帯と比べると一段階査定額が低くなる傾向があります。

    【種類別】ブランド着物の買取相場

    ここではブランド着物の種類別により詳しい買取相場を説明していきます。

    大島紬の買取相場

    大島紬の買取相場

    大島紬は着物の中では訪問着と並んで高価買取になりやすい着物の1つです。状態が良く、証紙が付いている場合は金額が付く可能性はかなり高いと言えるでしょう。

    大島紬で多い買取金額は1,000円~40,000円ほどになります。

    大島紬

    上記はオークションでの大島紬の流通金額です。中古で流通している大島紬で直近1カ月の最高額は未使用で証紙付きの本場大島紬、泥染&12マルキの商品で130,909円でした。”マルキ”とは経絣糸の本数を表す単位で、マルキの数字が多いほど糸の密度が高くなり、織りが複雑になります。大島紬のマルキ数は7マルキや9マルキが多く出回っているので、当商品のように12マルキの商品は高い金額が付きやすいです。

    大島紬の中には白大島という商品があり、白の糸に絣模様が入っていたり、先染めした絹糸を柄締めし、脱色してつくった絣糸を白生地に織りあげられたものを指します 白大島紬は白泥染めという方法を用いて、作成されています。白大島の場合、通常の大島紬よりやや査定価格は下がる印象です。

    どんな着物が高く売れるのか?ポイントを解説

    ここでは着物が高く売れるためのポイントをいくつかご紹介します。

    1.着物の柄が流行のものであるか

    着物の買取業者は買い取った着物を当然ながら販売する事になりますが、当然ながら流行の柄や、明るい柄の着物のほうが売れやすいです。

    あまりにも昔のデザインの着物や、流行のデザインでない着物は売れづらいという事を覚えておきましょう。

    2.着丈が長いかどうか

    着物の着丈があまりにも短いと、それだけ売れる人の幅が狭まるので、査定額が下がる可能性があります。反対に着丈が長い分には調整が可能なので、着丈が長い方が査定額は高まる可能性があります。

    3.正絹の着物であるか

    着物の素材が正絹であるかは査定額に大きく影響をします。ポリエステルやウール等の素材の着物は正直なところ売れづらいです。正絹であるかどうかは慣れている人や査定員であれば触るだけで判別できますが、素材が分からない場合はまずは一度査定に出してみるのも1つの方法です。

    4.状態が良いかどうか

    これは洋服などでも同じですが、状態が良いかどうかは査定額に大きく影響します。カビが生えてしまっていたり、虫食いなどで傷んでしまっている着物は買取を断られてしまう可能性が高いです。

    着物はたとう紙などで包んで保管する、桐たんすに入れるなどして普段から傷まないような管理にしておくことをおすすめします。

    5.証紙があるかどうか

    証紙があるかどうかは査定額に大きく影響します。証紙とは有名人のサインの鑑定書と似たようなもので、その着物の作者や原産地がどこであるか等を示したものになり、その着物のブランド性を証明してくれるものになります。

    6.作家物や伝統工芸品であるか

    その着物が作家物や伝統工芸品であるかも査定額に影響します。森口華弘や品川恭子の着物であれば高価買取を期待する事が出来るでしょう。あとは京友禅や加賀友禅などの伝統工芸品の着物も高い金額がつく事が多いです。

    着物を相場よりも高く売るためにおすすめの業者

    福ちゃん

    引用元:福ちゃん公式

    福ちゃんは、大阪に本社を構える買取業者で、着物に力を入れている事で有名な会社です。

    中尾彬夫妻と鈴木福くんのCMを全国展開しているため、CMを見たことがある方も多いでしょう。福ちゃんは当編集部でも実際に依頼してみましたが、非常に感じの良い好青年な方が対応してくれました。

    着物以外にもアクセサリーやカメラを売ったのですが、本物の金ではないイミテーションのアクセサリーや、それほど有名ではない骨董品でも値段が付いたのが印象的でした。査定員さんに聞いたところ、舞台関係でつながりがあり、買い取れるとの事。

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    バイセル

    引用元:バイセル公式より

    バイセルは全国に展開している買取専門店で、出張買取が一番有名なのでおすすめですが、店舗も全国各地にあるので店頭での買取や、宅配買取もおすすめです。

    福ちゃんと並んで、着物の査定金額は非常に高いです。査定スピードもとにかく早くて正確なので、依頼して間違いない会社といったらバイセルと言えます。

    編集部では出張買取も店頭買取も両方依頼をしてみましたが、とにかく査定員さんの礼儀正しさやマナーの高さが印象的な買取店でした。

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    ザ・ゴールド

    引用元:ザ・ゴールド公式

    ザ・ゴールドは、全国展開している総合買取店で、出張買取、宅配買取、店頭買取すべてに対応している使い勝手の良いお店です。

    店舗は東京は1店舗にしかなく、北海道や東北、信越地方にたくさん店舗を構えています。ザゴールドは査定員さんの研修制度がしっかりしており、マナーや買取価格ともに高水準のお店となっています。

    編集部で査定を依頼した時は珊瑚のかんざしに1万円以上の高い査定額がついたのが印象的でした。

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    この記事の著者

    買取に関する専門記事の執筆・編集を手掛け、これまでに300本以上の記事制作を経験。情報の正確性にこだわり、公式サイトや公的機関(消費者庁や警察庁など)の情報をもとに徹底的なリサーチとファクトチェックを行っています。リユース初心者にもわかりやすい内容を心がけ、安心して参考にできる情報を発信中。本サイトはエキサイト㈱が運営。エキサイト㈱は東証スタンダード市場に上場しています。

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