【2024年最新】レア硬貨一覧＆価値まとめ｜プレミア硬貨や価値のある年号

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この記事では価値のあるレア硬貨を一覧でご紹介しつつ、それぞれの価値について詳細にご説明をしていきます。

『世の中にはどんなレア硬貨があるんだろう？』
『手持ちの硬貨の中に高く売れるものはあるのか？』

等、レア硬貨についての疑問を解消していきます。この記事のポイントは以下になります。

レア硬貨の種類一覧

まずはレア硬貨にどんなものがあるかを一覧で確認していきましょう。

種類	価値のある発行年	価値のあるエラー
1円	昭和23～25年、昭和28～31年、昭和30年、令和元年	傾打エラー
5円	昭和24年～33年、平成22年～25年	穴無しエラー
10円	昭和32年～33年(ギザ十)、昭和61年後期	平等院鳳凰堂のデザイン違い
50円	昭和62年、平成21年・23年・24年・25年・31年	穴無しエラー
100円	昭和39年、平成13年	ヘゲエラー
500円	昭和62年・64年	ギザ無しエラー
紙幣	–	記番号の珍しいもの、印刷エラー

基本的にレア硬貨というものは、以下の3種類になります。

• 特定の年代のもの
• エラー
• 記念硬貨

以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1円玉

昭和30年は1円玉がはじめて発行された年のため、比較的価値が高くなります。
平成23～25年はキャッシュレス化が進んだため発行数が少なく、価値が高いとされています。
平成26～27年は消費税8%への変更で1円の需要が増えたたため発行数が増えましたが、その後キャッシュレス化が再び推奨され、令和に至るまで発行数は減少傾向にあります。

価値のある発行年	価値
昭和30年	1,000円～2,000円
平成23～25年	200円～300円
平成28～31年	300円～1,000円
令和元年	1,500円～5,000円

1円のエラー硬貨について：
1円のエラー硬貨でプレミアがつくものは残念ながら存在していません。

5円玉

昭和24年～33年に発行された5円玉は文字が楷書体で書かれており、現行のものとデザインが異なっているので価値が上がっています。
また、5円玉も1円玉と同様にキャッシュレスの影響で平成22年以降は発行数が減少しており、価値が比較的高くなっています。

価値のある発行年	価値
昭和24～33年	200円～500円
平成22～25年	200円～500円

5円のエラー硬貨について：
5円のエラー硬貨では以下のようなものがあります。いずれも価値がありますが、穴が開いていない5円玉は特に価値があります。
・穴ずれ…通常の位置(真ん中)以外に穴が開いている
・穴が開いていない…本来開いているべき穴が開いていない
・フデ5…書体が楷書体＋裏面の『国』が旧字体

穴ずれの5円は20万円以上の価値になる事も

上記はテレビ東京のなんでも鑑定団で鑑定された5円玉ですが、鑑定額は20万円でした。このように、エラ―硬貨はかなりの高値で取引されることもあり、ロマンがあると言えますね。

10円玉

10円玉で特に価値が高いのが昭和61年の10円玉です。10円玉は昭和62年に新しいデザインに切り替わる予定だったのですが、誤って61年に新しいデザインが発行されてしまったからです。
新しいデザインは平等院鳳凰堂の中央の階段の上部が縦の線と結合している(階段の淵が繋がっている)形になっています。

また、昭和61年以外で価値のある10円玉はいわゆる淵にギザギザがある通称”ギザ10″です。ギザ10は昭和26年～昭和33年に発行されましたが、昭和32～33年が発行枚数が少なかったため、比較的価値があります。とはいえ、使用済みのものでは数十円ほどの価値になり、あまり高価にはなりません。一方で未使用の場合は数万円の価値になり、買取の場合も高価買取に期待する事が出来ます。

価値のある発行年	価値
昭和32～33年ギザ十	10円～200円 ※未使用20,000円～40,000円
昭和61年後期	20,000円～30,000円

10円のエラー硬貨について：
10円のエラー硬貨では以下のようなものがあります。
・昭和61年後期…平等院鳳凰堂のデザインが一部異なる
・角度のズレ…表と裏に刻印されたデザインの角度がズレている

50円玉

50円玉の発行年の中で価値の意高いものは昭和62年のものです。この年は50円玉が一般向けに発行されず、コレクター向けの貨幣セット販売のみがされた状況でしたので、希少性が高くなっています。

また、平成21年以降の50円玉もキャッシュレスの影響で発行数が少なくなっており、比較的価値が高いです。

価値のある発行年	価値
昭和62年	200円～500円
平成21年、23～25年、31年	200円～500円

50円のエラー硬貨について：
50円のエラー硬貨では以下のようなものがあります。
・穴がずれている…中心以外に穴が開いているもの
・穴が開いていない…本来開いているべき場所に穴が開いていない

50円玉のエラーコインの中にはなんと115万円の価値のものも…

上記の50円玉は第111回入札誌「銀座」で落札されたLot番号560の昭和62年の50円玉ですが、なんと115万円の落札価格になりました。ただし、この50円玉は一般に流通しない特年の50円玉でありなおかつエラーコイン、未使用という条件が揃っての価格であったので、残念ながらお財布の中にあるようなものではありませんでした。

100円玉

100円玉の中で価値の高いものは昭和39年のものと言われています。一般的に100円玉の素材は銅とニッケルで作られていますが、昭和32年～41年にかけて鋳造された100円玉には銀が60%ほど含まれています。さらに、昭和39年は発行数が少なかったため、比較的価値が高いと言われています。
また、平成13年は100円玉の発行数がかなり少なかったため、こちらも価値が比較的高いです。

ただ、100円玉自体の発行数が他の貨幣よりも高いため、どちらも大きな価値とはいえず、数倍程度の金額になります。

価値のある発行年	価値
昭和39年	200円～500円
平成13年	200円～400円

100円のエラー硬貨について：
100円のエラー硬貨では以下のようなものがあり、10倍以上の金額が付く事も。
・ヘゲ、プレスエラー…淵にゆがみが出来ているもの

プレスエラーの100円は10倍以上の価格にも。

上記はプレスエラーのある100円ですが、オークションでは1,000円以上の価格で取引されていました。

500円玉

500円の中で比較的価値が高いのは昭和62年と64年のものです。
昭和64年は1週間しかなかったので希少価値が高いとされていますが、それでも新品の状態で額面の1.5倍くらい程度の価値となります。また、昭和62年のものも発行数が少なかったため額面よりやや高めの金額になります。

上記のように年代では金額はあまり付きづらいですが、500円のエラーコインは希少性が高く、傾打エラーなどは2万円以上の価値になります。

価値のある発行年	価値
昭和62年	500円～800円
昭和64年	500円～800円

500円のエラー硬貨について：
500円のエラー硬貨では以下のようなものがあります。
・傾打エラー…表と裏のデザインでズレが生じているエラー
・バリ取りエラー…縁に製造時のバリ(金属を加工する段階で出来る突起)が残ってしまっているもの。
・年号打刻抜け…年号の部分が打刻されていないもの

紙幣

紙幣の場合は硬貨とは異なり、年代というよりも特定の紙幣番号やアルファベットのものが高値で取引されます。

また、印刷エラーや裁断ミスのエラー紙幣も比較的高価に取引されます。

価値のある紙幣	内容
印刷エラー	・紙幣への印刷がズレてしまっているもの ・印刷が裏映りしてしまっているもの
裁断ミス	・通常と異なる位置で裁断されてしまっているもの ・4隅のいずれかに切れ端がついている(福耳紙幣)
特徴的な紙幣番号やアルファベット	・数字部分がぞろ目のもの ・数字部分がきりの良い番号になっている

2000円札のJ/Lエラーは20万円以上の価値に

紙幣の有名なエラーでは2000円札のJ/Lエラー(JL券)というものがあります。これは左上と右下の記番号がJとLで異なってしまっているもので、オークションでは20万円以上で取引されています。

高価買取になるレア硬貨・レア紙幣の特徴

発行数の少ない年代

硬貨には発行数が少ない年代があります。発行数が少ない年代の硬貨は希少価値が高く、額面より高めで取引される傾向があります。

ただ、未使用でミントの状態であるものと使用済みのものでは価値が大きく変わってしまうため、そこは頭に入れておく必要があるでしょう。

エラーがあるもの

硬貨の場合はあるはずの穴が無かったり、といったもの。紙幣の場合は裁断時のエラー等、エラーがあるものは高値で取引される傾向があります。

エラーの内容によっては非常に高価な査定になる事もあるため、ロマンがあると言えますね。

レア硬貨を高く売るためのポイント

保存状態に注意する

硬貨や紙幣の保存状態は買取価格に影響してきます。直射日光や湿気を避ける事が特に重要で、カビの発生を防ぐためにも長期間密閉状態で保管しないようにしましょう。

以下は買取業者のバイセルのページの引用になりますが、状態が悪い場合でも買取出来る可能性はありますので、元々状態が悪い場合でもあきらめないでくださいね。

お持ちの古銭の状態を拝見してからの判断となりますが、買取価格の変動はございます。ただし保存状態が悪い古銭でも、場合によっては高額で買い取らせていただくことも可能ですのでお気軽に査定をご依頼ください。

バイセル古銭買取公式ページ

自分できれいにしようとするのはNG

古銭の状態が悪い場合でも、自分できれいにしようと掃除するのはやめておいた方が無難です。

以下は古銭買取業者のバイセルの公式サイトからの引用ですが、反対に価値を下げてしまう可能性があります。

古銭買取では汚れている古銭やコインよりも綺麗な方が高値になりますが、あくまで「発行当時のままの状態で綺麗なこと」が条件のため、磨いたり洗ったりしてしまうと後から手を加えたと見なされ価値を下げてしまいます。

ですからもし古銭を売ろうとお考えならば、どんなに汚れていたとしても絶対に洗ったり磨いたりするのはやめましょう。

レア硬貨を高価買取してくれる買取業者

せっかくレア硬貨を売るなら、出来るだけ高く買い取ってくれる業者に売りたいですよね。

ここではレア硬貨を高く買取してくれる買取事業者をいくつかピックアップしてご紹介します。

福ちゃん

買取方法	出張買取、店頭買取
買取対象となる古銭の種類	記念硬貨、外国硬貨、金貨・銀貨、穴銭、大判・小判、古金銀、古紙幣など
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福ちゃんの特徴・おすすめポイント

編集部コメント

福ちゃんは、古銭の買取に力を入れている買取業者です。

古銭以外にも着物や切手、レコード、楽器などを買取しており、出張買取や宅配買取も利用できるので近くに店舗がない場合でも便利に利用する事が出来ます。

女性の方で自宅に男性査定員が来るのが不安な方は事前に女性査定員を指名できるレディースプランもあるので安心して利用する事が可能です。

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バイセル

買取方法	出張買取、宅配買取、店頭買取
買取対象となる古銭の種類	金貨、10万円金貨、大判・小判、古金銀、ミントセット(カバーあり)、銀貨、記念硬貨、プレミア硬貨、穴銭、外国コインなど
入金スピード	即日〜

バイセルの特徴・おすすめポイント

編集部コメント

バイセルは古銭をはじめ着物や切手、毛皮、ブランド品等の買取を行っている事業者です。

買取事業者では数少ない上場企業なので、出来れば安心できる大手企業に頼みたい…という方には一番おすすめな会社になります。

バイセルは公式サイトでも古銭の買取について詳しく解説しているので、ぜひ一度ご覧になってください。

買取大吉

買取方法	出張買取、店頭買取
買取対象となる古銭の種類	大判、小判、海外金貨、古紙幣など
入金スピード	即日〜

買取大吉の特徴・おすすめポイント

編集部コメント

大吉は古銭以外にも貴金属やブランド品、時計などの買取を行っている会社です。

店舗数が多いのが特徴で、なんと全国で850以上の店舗がある大手企業になります。ほとんどの都道府県に店舗がありますが、万が一店舗が近くにない場合でも出張買取や宅配買取が利用できるので安心です。