硯買取専門店おすすめ【5選】買取相場から高価買取のコツまで解説

書道をする際に欠かせないアイテムの一つが硯ですが、実用向けの硯だけでなく観賞用や美術品として価値が高い硯も多数存在します。

飾る機会がない、使うのはもったいない硯を持て余している方のために、本記事では硯の買取情報を解説します。

硯を高く買い取ってくれる買取業者や、少しでも硯を高く売るコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

硯買取専門店おすすめ【5選】

硯の買取を専門的におこなう買取業者は少ないですが、そのなかでもとくにおすすめの買取店をピックアップしました。

それぞれの買取業者のおすすめポイントや買取査定の特徴などをチェックし、自分の持っている硯をより高く買い取ってくれる業者を選びましょう。

福ちゃん

買取方法	店頭買取、出張買取
各種手数料	全て無料
対応エリア	店頭買取：宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪市、兵庫県、広島県、福岡県 出張買取：全国

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福ちゃんの特徴・おすすめポイント

編集部コメント

福ちゃんは、これまでに10年以上、800万点以上の買取実績がある、大手の買取専門店です。

買取品目や硯などの書道具、茶道具、さらに古美術品や骨董品まで多岐に渡り、古くても価値があるアイテムの見極めが得意なスタッフが丁寧に査定に対応してくれます。

特に日本全国から申し込める出張買取に力を入れており、公式サイトからの予約もスムーズです。

女性や高齢者の方でも安心して利用できるよう、女性スタッフが同行してくれるレディースプランも無料で利用できるので、申込時に依頼してみましょう。

福ちゃんは現在創業10周年を記念したキャンペーンを大々的におこなっています。

通常時よりも買取金額が30％アップするので、この機会に使わなくなった硯などの書道具をまとめて査定してもらいましょう。

公式サイトからは、買取対象である書道具や古美術品、骨董品の一覧や、実際に買い取ったアイテムの一覧なども掲載されています。

一点からでも出張買取は依頼できますが、買取店数が多いほど査定金額も高くなるので、硯のほかに査定してもらえそうなアイテムがないかぜひチェックしてみてください。

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バイセル

買取方法	店頭買取、宅配買取、出張買取
各種手数料	全て無料
対応エリア	店頭買取：宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、福岡県 宅配買取：全国 出張買取：全国

バイセルの特徴・おすすめポイント

編集部コメント

バイセルは、硯などの書道具や骨董品の買取に力を入れている買取店です。

これまでに3,700万点以上の買取実績があり、創業以来多数の出張買取、宅配買取、店頭買取の経験があります。

日本全国に店舗を拡大中で、買い取ったアイテムは高島屋などの百貨店で販売しています。

多数の流通ルートを確保しているので、在庫を抱えにくく高く売りやすいという点もバイセルの特徴です。

豊富な査定実績と流通ルートから、相場に見合った適切な査定ができ、さらに買取金額アップのキャンペーンも豊富に用意されています。

さらにバイセルでは、それぞれのジャンルで専門の査定スタッフが対応してくれるので、硯などの書道具、古美術品をまとめて売る際にも安心してお任せできます。

書道具は作家や作られた時代、産地、どのような経歴を持つアイテムかなど、総合的に判断して査定金額を決定する必要があります。

バイセルの査定スタッフならそれぞれの価値を見逃さず、適正な金額を提示してくれますよ。

ひび割れや金継ぎがある硯などの書道具も査定、買取が可能なので、他社で断られたり安い金額にしかならなかったアイテムもバイセルに相談してみましょう。

骨董品買取 栄楽堂

買取方法	出張買取、宅配買取
各種手数料	全て無料
対応エリア	宅配買取：日本全国 出張買取：東京都・神奈川県・埼玉県など関東エリアを中心

骨董品買取 永楽堂の特徴・おすすめポイント

編集部コメント

栄楽堂は骨董品や古美術品の買取販売を専門とする店舗です。

美術商としてその長い歴史をスタートさせて以来、硯などの書道具から近代の紙幣、勲章など、さまざまなアイテムの鑑定をおこなってきました。

現在は宅配買取と出張買取で査定に対応しており、宅配買取であれば日本全国どこからでも無料で査定を依頼できます。

出張買取の場合は関東圏内であれば速やかに対応してくれるので、売りたいものが大量にある、できるだけ早く換金したいという方は出張買取も利用してみましょう。

公式サイトには硯などの書道具を始め、掛け軸や絵画、食器、レトロカメラなど買取品目一覧が掲載されています。

不要になった硯などの古いアイテムをまとめて処分したい方は、栄楽堂に相談してみましょう。

古美術 永澤

買取方法	店頭買取、出張買取、宅配買取
各種手数料	全て無料
対応エリア	出張買取：日本全国 宅配買取：日本全国 店頭買取：東京（月2回土曜日）

古美術 永澤の特徴・おすすめポイント

編集部コメント

永澤は年間買取点数50万点以上の実績を誇る古美術品の買取販売の老舗店舗です。

店頭買取だけでなく、宅配買取や出張買取にも対応しているので自宅近くに買取店がないという方でも気軽に利用できます。

永澤の代表者は、自身も古美術品のコレクターであることから古美術品に対する知識も豊富で愛情も深く、どんな品物でも丁寧に査定をしれくれます。

また、独自に築き上げた豊富な流通ルートがあるため買い取った硯などの古美術品を速やかに販売でき、在庫を抱えにくいです。

その分査定金額を高く設定できるため、他社で安く見積もられた硯であっても高い金額での取引が期待できるでしょう。

骨董品美術品買取 五宝堂

買取方法	宅配買取、出張買取
各種手数料	全て無料
対応エリア	出張買取：東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県を中心 宅配買取：日本全国

骨董品美術品買取 五宝堂の特徴・おすすめポイント

編集部コメント

五宝堂は硯などの書道具のほか、絵画や掛け軸、陶磁器といった古美術品の買取販売に特化した専門店です。

専門店ならではの確かな目利きで、どのようなアイテムでも価値をしっかり見出し適切な金額で引き取ってくれます。

硯などは作者や産地がわからないアイテムでも、専門的な視点から査定してくれるので思わぬ価値が見つかるかもしれません。

公式サイトには過去に買い取った品物の一覧や参考買取価格も掲載されているので、自分が売りたいアイテムがどれくらいの金額で取引されているのかをチェックしてみましょう。

出張買取や宅配買取にも対応しているので、大量の書道具や古美術品の売却先にお困りの方はぜひ五宝堂に相談してみてください。

硯の買取相場

硯の買取相場を解説します。

硯は実際に書道をおこなう際に使われるものから、鑑賞用として美術的な価値が高いものまでさまざまなものがあります。

作られた背景や保存状態、買取点数などによっても査定金額は変動するので、以下で紹介する金額はあくまで参考価格としてお考えください。

硯のなかでも有名で人気がある、和硯と唐硯、作家ものの硯のそれぞれの買取相場を見ていきましょう。

和硯の買取相場

種類	買取相場
赤間硯	3,000～70,000円程度
雨畑硯	1,500～15,000円程度

和硯は、日本で作られた硯のことです。

赤間石、雄勝石、那智黒石、玄晶石、雨畑石などの石が使われているものが多く、なかでも赤間石と雄勝石で作られている硯は日本の伝統工芸品として指定されています。

数が少なく希少価値が高いことから、中古市場でも高い金額で取り引きされることが多いです。

なかでも保存状態がいい和硯、未使用の和硯は買取金額アップが期待されるので、まずは買取査定を依頼して自分が持っている和硯の価値を見極めてみてください。

唐硯の買取相場

種類	買取相場
澄泥硯	2万2,000〜4万6,000円程度
端渓硯	1万5,000〜5万円程度

中国で作られた硯を唐硯といいます。

唐硯は非常に種類が多く、日本にも多数の唐硯が渡ってきていますが、なかでも中国四宝硯と呼ばれる4つの硯は有名です。

澄泥硯、端渓硯、歙州硯、洮河緑石硯が有名で、美術品としての価値が高いため高額査定が期待できます。

製造方法や使われている石によってランク分けがされており、さらに保存状態によっても査定金額は大きく変動します。

なかには現在では採掘が禁止されている石が使われた唐硯もあり、中古市場ではレアなアイテムとして思わぬ金額になる可能性もあります。

作家物の硯の買取相場

種類	買取相場
雨宮静軒	10,000～25,000円程度
細川護熙	20,000～40,000円程度

日本で作られた硯のなかでも有名な作家によって作られた硯は、高額査定の対象です。

古美術品としてコレクターからの需要があるため、買取業者に査定を依頼すれば高額での取り引きが期待できるでしょう。

作家が晩年に作った硯、有名になってから作った硯であれば、より高い金額が期待できますよ。

作家によって、さらにその作家がどの時期に作った硯かによって査定金額は変動するので、まずは買取業者に相談してみることがおすすめです。

硯の高価買取のコツ

硯を高く買い取ってもらうためのコツを紹介します。

自宅に使っていない硯や譲り受けた硯があるものの処分に困ってるという方は、以下の点を参考にしつつ買取業者に査定を依頼してみましょう。

できるだけ早く売る

使っていない硯は、できるだけ早く売ることがおすすめです。

硯は石で作られているため骨董品のなかでも丈夫で長持ちしますが、それでも劣化は進んでしまいます。

どんなに希少な硯でもひび割れたり欠けたりしていると、一気に査定金額が落ちていきます。

また、硯は丈夫ではあるものの、落とすと欠けたり割れたりしやすいです。

粗末に扱っていると余計に劣化が進むので、不要になった、使わないと判断した時点で早めに査定に出すようにしましょう。

保存状態がいいうちに売ることで、より満足度の高い取り引きができるようになりますよ。

付属品も一緒に売る

硯の付属品も一緒に売ることで、買取金額がアップするケースもあります。

作家ものや伝統的な工法、希少な石が使われた硯には、それを証明する証紙や外箱が付属しているものが多いです。

証紙や外箱はその硯の品質を証明するためにも大切で、査定の際にも重要なポイントとなります。

また、中古品として販売する際も証紙は外箱があることで価値が高まり、より高い金額で販売できます。

それを加味して査定金額もアップするので、付属品は忘れないようにしましょう。

硯の他にも書道具がある場合は、まとめて売ることもおすすめです。

複数の買取業者を比較する

複数の買取業者を比較することで、より満足度の高い取り引きができます。

同じ硯でも、買取業者の査定基準や在庫状況、さらにキャンペーン内容などによって査定金額は大きく変わります。

また、親切丁寧に接客してくれる買取業者、説明不足の買取業者など、スタッフによって気持ちのいい取引ができるかどうかも変わります。

買取業者のなかには事前にLINEやメールでおおよその査定金額を教えてくれたり、査定の相談に乗ってくれたりすることもあるので、査定金額だけでなく信頼できる買取業者かなどをしっかり見極めておくといいでしょう。

硯を買取に出す際によくある質問

硯を買取査定に出す前に、よくある質問と回答をチェックしましょう。

買取業者を始めて利用する方や以前買取業者選びに失敗した方は、以下の点もチェックしてみてくださいね。

硯のおすすめの買取方法は？

硯の買取には、出張買取がおすすめです。

出張買取とは自宅に査定スタッフが来てくれる買取方法で、自宅から出ずに取り引きを進めることができます。

店頭買取のように目の前で査定してくれるので安心感があり、その場で現金化できるのも出張買取の魅力です。

また、重たくて取り扱いが難しい硯を持ち歩く必要もなく、交通費などもかかりません。

硯の買取業者は全国的に見ても少なく、気軽に店舗に足を運べないという方も多いでしょう。

ですが、福ちゃんやバイセルなど日本全国に無料で出張に来てくれる業者を選べば、簡単に査定を受けられます。

高く硯を買い取ってくれる業者の特徴は？

硯を高く買い取ってくれるかどうかは、その買取業者の過去の買取実績をチェックすることがおすすめです。

硯の買取実績が豊富にある買取業者なら、過去の経験やデータなどを参考に適正な金額を提示してくれます。

硯は査定が非常に難しく、知識がない買取業者に相談すると安く買いたたかれてしまう可能性があります。

また、硯は一部のコレクターには需要があるものの適切な流通ルートを持たない買取業者にとっては在庫を抱えるリスクが大きいアイテムです。

そのため買取を断られてしまう可能性もあります。

その買取業者の硯の買取実績をチェックするとともに、どのような流通ルートを確保しているかも確認したうえで査定を申し込みましょう。

お稽古用の硯も買い取ってもらえる？

お稽古用の硯は工場などで大量生産されているものが多く、石ではなく樹脂が使われているものも少なくありません。

美術品としての価値が低く、お稽古用の硯は買い取ってもらえない可能性が高いです。

買取金額がつかなかった場合、そのまま無料で引き取ってもらうことも可能です。

ただし、お稽古用の硯であっても貴重な素材が使われていたり、古いのに保存状態がいい硯などは買取金額がつく可能性があります。

価値がわからない硯が自宅に眠っているという方は、まずは査定を申し込んでみましょう。

まとめ

書道で使われる硯のおすすめ買取業者や高価買取のポイントなどを紹介しました。

硯は書道に使われるだけでなく、豪華なものは美術品としての価値もあります。

現在では使うことが禁止されている素材でできた硯もあり、世界中のコレクターから注目されています。

自宅に高価な硯が眠っている、価値がわからない硯が見つかったという方は、硯の買取に対応している買取業者に相談してみましょう。

本記事で紹介した買取業者はいずれも硯の買取実績があるので、まずは気軽に査定を受けてみてくださいね。