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「サギデカ」「私ね、犯罪者の娘なのよ」加害者への思いやりと同情は違う。木村文乃の危うい涙が示した3話

「やり方を変えなきゃいけなくなった。私ね、犯罪者の娘なのよ」

9月14日(土)放送のNHK土曜ドラマ『サギデカ』(NHK総合)第3話。
詐欺を追いかける警察官・今宮夏蓮(木村文乃)は、4歳の頃に両親を亡くしている。今宮の両親は、借金の返済のために詐欺をおこなっていた。今宮は、自分がその詐欺を手伝っていたことをついに思い出した。
イラスト/たけだあや

二人の「詐欺師の娘」と、主人公の危うさ


3話では、2人の「詐欺師の娘」が描かれた。ひとりは、自分が詐欺師の子だということを忘れていながらも、犯罪に惹かれ警察官になった今宮。もうひとりは、自分も詐欺師になった福田亜佐美(古川琴音)。

福田は、都道府県をまたいでキャッシュカード詐欺をおこなっていた。元号が変わったことを理由にキャッシュカードを新しくしなければいけないと言って、老人からカードと暗証番号を受け取る。

住所不定のまま両親を乗せた車で生活していた福田。元々は父親(牧トオル)が詐欺をしていた。特に強制されているわけでもなく、彼女はそれを受け継いでいた。

福田「死ねば良かったのにな。じゃないと、終わらない」

自分に対して「死ねば良かったのに」と言っているようでもあり、虐待をおこなってきた父親に対しての台詞にも聞こえる。

今宮「あなたがいまやっていることは、復讐?」
福田「どうだろう。復讐って言われると少し、違うのかも。なんだろう。言わせたいんだと思う、あの二人に。『あなたがいてくれて良かった』って」

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ライター紹介

むらたえりか

ライター/PR企画者。宮城県出身・女子校育ち。「アオシマ書店」で写真集レビューなどを執筆。ハロプロ、ヒーロー、ベガルタ仙台が好き。

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