スーパーカー消しゴムを飛ばしたBOXYが帰ってくる!
<a href=http://www.mpuni.co.jp/boxy/index.html>三菱鉛筆のサイトでもキャンペーン中</a>。コピーも「1970・80年代を魅了した“ふるあたらしいブランド”がかつてのヤングと現代のヤングのハートに迫ります」と、イケている。
いつもコネタをお楽しみいただいている30代以降の男性のみなさま、こんにちは。
今日は超なつかしーコネタをお届けします。
しばし子ども時代にタイムスリップしてみてくださいませ。

文房具としてよりも、むしろスーパーカー消しゴムを飛ばす存在として昭和の子どもたちに記憶されている三菱鉛筆のBOXYボールペン。20代以下の方のために念のため説明すると、今のようにニンテンドーDSなんてものがカケラもない時代、子どもたちが、身近にあるものをうまくオモチャにして編み出した遊びがありました。それが、スーパーカー消しゴム飛ばしなのです。ちなみに、スーパーカー消しゴムとは、その名のとおり、カウンタックやらの形をした消しゴムのこと。かつてはガチャガチャで販売され、男の子たちに絶大な人気を誇っておりました。


……などと偉そうに書いてますが、年代的には思いっきりかぶっていても、しょせん女なので、リリアンとかリカちゃんハウス以外の遊びはうまく語れません。ですので、知人の34歳男性に登場していただきます。

――スーパーカー消しゴムで遊びましたか?
遊んだ遊んだ、死ぬほど。
――それはどんな遊びなのでしょうか?
教室の机の上で、相手のスーパーカー消しゴムに自分のをぶつけて、うまく落としたらソレをもらえるっていう相撲形式のゲームだったな。レースっぽい遊びもあったと思う。
――やっぱりBOXYを使ってましたか?
俺が小学校低学年のときには、もうスーパーカー消しゴムを飛ばすっていったらそれ以外ないくらいブランドとして定着していたね。
あの中を改造して、バネをぐーっとひっぱって無理やり元に戻すとよく飛ぶんだよ。それから、スーパーカー消しゴムにいろいろ塗料を塗って加工したり、いろんな工夫したなぁ。
――何だか、ほのぼのとしたいい時代だったようですね。おもちゃをせがまれる親の懐もこれぐらいなら痛まなかったことでしょう。

さて、そんなBOXYシリーズから、3月20日に限定復刻版が発売されることになりました。
これは、製造元の三菱鉛筆が創業120周年であることに加え、BOXYシリーズの生誕30周年を記念してリリースされたもの。
もちろん、最近の昭和ブームも意識しているようです。
このBOXYシリーズ、1975年に発売され、90年代には10アイテムほどもあったといいますが、今は水性ボールペンと油性ボールペンの2アイテムが残るのみとなっています。
今回復刻されるのは、14アイテム。油性ボールペンも、現在発売中のものではなく、当時のデザインそのままの、そう、まさにスーパーカー消しゴムを飛ばしたあのボールペンです。

三菱鉛筆広報によると、この限定復刻版、発売数は公表していないが在庫がなくなり次第終了とのこと。どこで販売しているのかについては、「伊東屋さんなどには置いてあるかと思いますが、詳しい売り場については、当社のお客様相談室などにお問い合わせくださいませ」とのこと。


さぁ、あのころ少年だった男性がた、「お父さんは昔これで遊んでいたんだよ」などと、DSをせがむ子どもにプレゼンするためにも一つゲットしてみてはいかがでしょう? まぁ効果があるかは知りませんが。
(エキサイトニュース編集部 みと)