「WGC-メキシコ選手権」以来2週ぶりの試合出場となる松山英樹が、現地時間4日(水)に今週の「アーノルド・パーマー招待」が行われる会場のベイヒルC&L入り。午前中に18ホールをプレーしたプロアマなどで、感触を確かめた。
国内女子プロの“ドレス女王”決定戦!みなさんのお気に入りは…?
前日は風邪の影響で、「ずっと寝込んでいました」という状態。月曜日の夜から体調がすぐれず、翌日には頭痛なども発症した。「毎年ここでは調子がおかしくなる。何でかな」と首をかしげた松山。
この会場では、世界中で広がりを見せている新型コロナウイルスについても言及。「どこへ行ってもコロナの話題が出ているので、逃げても…という気持ちはある。自分が良いプレーをして何か励みになれば。
今夏の開催を控えている東京五輪への影響についても、「やっていいのか悪いのか、分からないですよね。でも、どこでやっても人が多く集まれば感染すると思うし」と慎重に状況を見届けている。日本では女子ツアーが2試合中止になるなど、その影響が大きいことももちろん耳にしており、「こればかりは仕方ないことだと思うけど、(五輪ランクの)上位にいる選手はね…。奈紗ちゃん(畑岡奈紗)はアメリカでやっているけど、あとの上位を争う二人(渋野日向子、鈴木愛)はどうなのかなと。はがゆい気持ちで見ていると思う」と出場権を争う国内女子選手の心中をおもんぱかった。
米国内では、感染予防策としてメジャーリーグやNBAでハイタッチなど接触を極力避ける動きが出ているが、これについても「子供に求められたら断るわけにはいかないというのはあります。屋外の競技なので感染する可能性は少ないのかもしれないけれど」など葛藤はつのる様子。「ティッシュをあまり買いだめしないようにしたいと思います(笑)」と、日本での状況も踏まえつつ切り返した。
そのなかで今松山がすべきことは、やはり目の前の試合に集中すること。6年連続で出場する大会は、これまで予選落ちはなく、2016年には6位タイにも入っている。しかし「なかなかうまくプレーさせてくれないというか、自分の思ったショットを打てない。
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